JPH10161502A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JPH10161502A
JPH10161502A JP32511696A JP32511696A JPH10161502A JP H10161502 A JPH10161502 A JP H10161502A JP 32511696 A JP32511696 A JP 32511696A JP 32511696 A JP32511696 A JP 32511696A JP H10161502 A JPH10161502 A JP H10161502A
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JP
Japan
Prior art keywords
brush
cleaning
shaft
area
band
Prior art date
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Pending
Application number
JP32511696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kitamura
正彦 北村
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP32511696A priority Critical patent/JPH10161502A/ja
Publication of JPH10161502A publication Critical patent/JPH10161502A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送されるトナー、紙粉が像担持体の軸方向
の端部方向に搬送される構成とすることによりクリーニ
ング不良を防止するクリーニング装置を提供する。 【解決手段】 ブラシの先端を像担持体10の表面に干
渉させ、像担持10の軸と平行に回転自在に配設される
クリーニングブラシ30は、シャフト31に帯状のブラ
シ33を螺旋状に巻いて構成される。クリーニングブラ
シ30はブラシ帯33の巻き方向を右上がりとする第1
の領域30Rと、第1の領域の帯状のブラシの巻き方向
とは逆とする第2の領域30Lを有し、第1の領域と第
2の領域との境界線30aはシャフト31の中央に位置
させる。また、帯状のブラシ33の巻きピッチはシャフ
トの端部にいくほど大きくする。クリーニングブラシ3
0が回転するとき、第1の領域30Rおよび第2の領域
30Lはそれぞれのシャフト端部30b,30c方向へ
の搬送力を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機あ
るいはプリンターのクリーニング装置に関し、特に像担
持体から残留トナーを除去、回収するクリーニング手段
を有する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンターの像担持体上に残留
するトナーを除去、回収するクリーニング装置として、
担持体上に残留するトナーを機械的に撹拌するロール状
のブラシと撹拌されたトナーを掻き落すクリーニングブ
レードとによる装置が知られている。例えば本出願人が
提案した特公平2−29221号公報、特公平2−29
224号公報、特公平2−42230号公報参照。この
種装置に用いられるクリーニングブラシは製造工程上、
繊維を埋め込んだ帯状のものを螺旋状にシャフトに巻付
けて構成されている。ところが、クリーニングブラシは
回転して像担持体のトナーを撹拌すると共に、搬送する
のであるが、このとき、ブラシの巻き付け方向へのトナ
ーを搬送する力が生じる。しかし、開示されているクリ
ーニング装置においてはブラシによるトナーの搬送性は
考慮されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】開示されている装置に
おいては、ブラシの回転により搬送されるトナーは一緒
に像担持体に付着する紙粉も搬送する。回転によるトナ
ーおよび紙粉の搬送方向によっては、用紙の端部に多く
発生する紙の粉がイメージエリア方向に搬送され、紙粉
によるクリーニング不良が発生するという欠点があっ
た。例えば、ブラシの搬送方向が装置前側から後側へと
なっている場合、用紙の手前側の紙粉が後側に運ばれる
こととなり、画像領域に紙粉が多くなりクリーニング不
良の発生につながった。そこで、この発明は搬送される
トナー、紙粉が像担持体の軸方向の端部方向に搬送され
る構成とすることによりクリーニング不良を防止するク
リーニング装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】トナー像を記録媒体に転
写した後に残留する像担持体上のトナー、紙粉を除去、
搬送するクリーニング装置は、ブラシ先端を像担持体の
表面に干渉させて像担持の軸と平行に回転自在に配設さ
れ、シャフトに帯状のブラシを螺旋状に巻いて構成され
るクリーニングブラシと先端を像担持体の表面に接触さ
せてクリーニングブラシの下流側に配設されるクリーニ
ングブレードを有する。クリーニングブラシは第1の領
域と、第2の領域を有し、第2の領域の帯状のブラシの
巻方向は第1の領域の帯状のブラシの巻き方向とは逆と
する構成を具備する。
【0005】また、クリーニングブラシの第1の領域と
第2の領域との境界線はシャフトの中央に位置させる、
あるいはシャフトの端部からの距離が走行される最小サ
イズの記録媒体のサイズより短い位置に形成する。ある
いは、帯状のブラシの巻きピッチはシャフトの端部にい
くほど大きくする構成も有する。そして、クリーニング
ブラシが回転するとき、第1の領域および第2の領域は
それぞれのシャフト端部方向への搬送力を発生させるも
のである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面により
説明する。 実施の形態1 図1はクリーニング装置の要部平面図、図2はクリーニ
ングブラシの正面図、図3は帯体の平面図、図4はクリ
ーニング装置の概要説明図である。クリーニング装置は
感光体等の像担持体10に対向する位置に近接して配設
されている。クリーニング装置は像担持体10上のトナ
ーおよび紙粉を除去、回収するブレード20と、クリー
ニングの補助部材としてのクリーニングブラシ30を有
し、クリーニングブラシ30、ブレード20で除去され
たトナー、紙粉がハウジング50内に収容される構成と
なっている。
【0007】クリーニングブレード20はポリウレタン
ゴム等の弾性体で形成した板状体であって、先端を像担
持体10の表面に接触して配設される。クリーニングブ
ラシ30はブレード20の上流側に配設され、ブラシの
先端を像担持体10の表面に接触させて回転自在に配設
される。そして、転写工程を経た後に像担持体10上に
残留するトナーは、まず、回転するクリーニングブラシ
30により撹拌されると共にブラシ体に吸着される。次
に、像担持体10の回転により下流側に配設されるブレ
ード20で掻き落される。ブレード20により掻き落さ
れたトナーはクリーニングブラシ30上に落下し、クリ
ーニングブラシ30に搬送されて機外に集塵される。
【0008】クリーニングブラシ30はシャフト31と
シャフトに巻付けるブラシ帯33とよりなる。ブラシ帯
33は基布330にポリプロピレン等の合成樹脂繊維束
333を植設し、裏面に接着剤335を塗布して構成さ
れる。このように構成されるブラシ帯33の接着材33
5をシャフト31に当接して螺旋状に巻き付ける。
【0009】このときのブラシ帯33の巻き付け方を説
明する。像担持体10の軸方向に沿って配設されるクリ
ーニングブラシ30はそのシャフト31の軸線方向の中
央部30aを中心として、端部30bまでの間の右半
部、第1の領域30Rは右上がりの螺旋状に巻く。そし
て、中央部30aから他の端部30cまでの左半部、第
2の領域30Lは左上がりの螺旋状に巻く。ブラシ帯3
3の巻き付けピッチpは中央部30a近辺のピッチ
1,ピッチp2は小さく密に巻き、中央部30aから遠
ざかるに従ってピッチpを大きくし、端部30b、端部
30cのピッチpnのピッチpが最も小さいピッチpと
している。このように、クリーニングブラシ30のブラ
シ帯33はブラシ30の中央部分30aを境界として巻
き付け方向を逆とした、境界中央部30aを中心線とす
る逆三角形を形成するように巻き付けている。このよう
に巻き付けることにより、ブラシ帯33の巻き付け方向
がブラシ30の端部30b,30cに向き、クリーニン
グブラシ30が回転したとき、トナー、紙粉の搬送力が
中央部30aから矢印Aで示すブラシ30の端部30
b,30c方向となる。
【0010】ハウジング50内に収容されているクリー
ニング装置において、クリーニングブラシ30とブレー
ド20間にあるトナーや紙粉はブラシ30の搬送力によ
りある方向性を持って運ばれる。ブラシ30の搬送方向
は、ブラシ製造上でのブラシ帯33の螺旋状巻き付け方
向で決定されるものであるから、このクリーニングブラ
シ30は中央部30aから端部30b,30cに向かっ
て搬送される。
【0011】この実施の形態に示すクリーニング装置
は、従来の紙粉がブレードエッジにかみこむことにより
発生したクリーニング不良を改良している。これは、従
来のクリーニング装置のブラシの搬送力が一方向である
ために用紙の端部に多い紙粉が画像領域に運ばれてしま
うことが原因となっていた。しかし、このクリーニング
ブラシ30のトナー、紙粉の搬送方向はブラシ帯33を
中央部付近を中心として搬送方向がそれぞれ外側(端部
方向)に向くように、中央部付近からブラシ帯33の螺
旋状巻き方向を変更させている。この構成により、クリ
ーニングブラシ30は用紙端部に多い紙粉を外側方向に
搬送するので、画像を形成する範囲には入り込まない。
このため、ブレードエッジに紙粉がかみこむことがあっ
たとしても、画像形成の範囲の外側であるために画像欠
陥を発生させることがない。
【0012】実施の形態2 この実施の形態はサイドレジタイプの画像形成装置のク
リーニングブラシの形態であって、ブラシ帯の巻き付け
方を変更している。図3はこの形態におけるクリーニン
グブラシの説明平面図である。クリーニングブラシ30
0はシャフト31とシャフトに巻付けるブラシ帯330
とよりなる。ブラシ帯350は基布330をシャフト3
1に当接して螺旋状に巻き付けている。このクリーニン
グブラシ300はブラシ帯350の巻きの中心300a
をブラシ端部300eから寸法nの位置とする。この寸
法nは走行される記録媒体のサイズ、はがき、B5サイ
ズ、A4サイズにおける用紙端部が通過する寸法n1
寸法n2,寸法n3より小さい寸法とする。
【0013】クリーニングブラシ300のブラシ帯35
0はまき中心部300aを境界として巻き付け方向を逆
とし、第1の領域300R、第2の領域300Lとし、
中心部300aを中心線とする逆三角形を形成するよう
に巻き付けている。このように巻き付けることにより、
走行する記録媒体がはがきであっても、ブラシ帯350
の巻き付け方向が中心部300aを中心として端部30
0eに向き、クリーニングブラシ300が回転したと
き、トナー、紙粉の搬送力が中心部300aから矢印A
で示すブラシ300の端部300e方向となる。このよ
うに、各サイズにおいて、トナー、紙粉の搬送力が中心
部300aから矢印Aで示すブラシ300の端部300
e方向となる。
【0014】この実施の形態に示すサイドレジ方式の画
像形成装置におけるクリーニング装置は、クリーニング
ブラシ300のトナー、紙粉の搬送方向がブラシ帯35
0の中心部300aを中心として搬送方向がそれぞれ外
側(端部方向)に向くので、用紙端部に多い紙粉を外側
方向に搬送し、画像を形成する範囲には入り込まない構
成となっている。
【0015】
【発明の効果】この発明のクリーニング装置はクリーニ
ングブラシの搬送力でトナーや紙粉がそれぞれ軸方向の
端方向である外側に運ばれるため、用紙の端部に多い紙
粉が画像形成部分(イメージエリア)に運ばれることが
なく、紙粉によるクリーニング不良の発生を防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 クリーニングブラシと像担持体との構成を示
す平面図。
【図2】 クリーニングブラシの構成説明図。
【図3】 ブラシ帯の上面図。
【図4】 ブラシ帯の側面図。
【図5】 形態2に示すクリーニングブラシの構成説明
図。
【図6】 クリーニング装置の概要図。
【符号の説明】
10 像担持体、 20 クリーニングブレード、 3
0 クリーニングブラシ、 30a 中央部、 30
b,30c 端部、 30R,300R 第1の領域、
30L,300L 第2の領域、 31 シャフト、
33 ブラシ帯。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を記録媒体に転写した後に残留
    する像担持体上のトナー、紙粉を除去、搬送するクリー
    ニング装置は、 ブラシ先端を像担持体の表面に干渉させて像担持の軸と
    平行に回転自在に配設されるクリーニングブラシと、先
    端を像担持体の表面に接触させてクリーニングブラシの
    下流側に配設されるクリーニングブレードを有し、 クリーニングブラシはシャフトに帯状のブラシを螺旋状
    に巻いて構成される第1の領域と、シャフトに帯状のブ
    ラシを螺旋状に巻いて構成される第2の領域を有し、第
    2の領域の帯状のブラシの巻方向は第1の領域の帯状の
    ブラシの巻き方向とは逆としてなるクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 螺旋状に巻く帯状のブラシのピッチはシ
    ャフトの端部にいくほど大きくしてなる請求項1のクリ
    ーニング装置。
  3. 【請求項3】 第1の領域と第2の領域との境界線はシ
    ャフトの中央に位置させてなる請求項1のクリーニング
    装置。
  4. 【請求項4】 第1の領域と第2の領域との境界線はシ
    ャフトの端部からの距離が走行される最小サイズの記録
    媒体のサイズより短い位置にある請求項1のクリーニン
    グ装置。
  5. 【請求項5】 クリーニングブラシが回転するとき、第
    1の領域および第2の領域はそれぞれのシャフト端部方
    向への搬送力を発生させるよう構成されてなる請求項1
    記載のクリーニング装置。
JP32511696A 1996-12-05 1996-12-05 クリーニング装置 Pending JPH10161502A (ja)

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JP32511696A JPH10161502A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 クリーニング装置

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JP32511696A JPH10161502A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 クリーニング装置

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JPH10161502A true JPH10161502A (ja) 1998-06-19

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ID=18173283

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32511696A Pending JPH10161502A (ja) 1996-12-05 1996-12-05 クリーニング装置

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JP (1) JPH10161502A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002287597A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、およびそれを備える画像形成装置
JP2005284279A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Xerox Corp トナー粒子をその上に有して移動する表面を、クリーニングするクリーニング装置
US6987944B2 (en) 2001-03-28 2006-01-17 Ricoh Company, Ltd. Cleaning device and image forming apparatus using the cleaning device
JP2011133857A (ja) * 2009-11-26 2011-07-07 Ricoh Co Ltd 潤滑剤塗布装置、プロセスユニット、転写装置及び画像形成装置
JP2013182080A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Sharp Corp クリーニング装置及びそれを備える画像形成装置

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