JPH10160330A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH10160330A
JPH10160330A JP31332096A JP31332096A JPH10160330A JP H10160330 A JPH10160330 A JP H10160330A JP 31332096 A JP31332096 A JP 31332096A JP 31332096 A JP31332096 A JP 31332096A JP H10160330 A JPH10160330 A JP H10160330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
steel sheet
magnet
refrigerator
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31332096A
Other languages
English (en)
Inventor
Taichi Tanaami
太一 店網
Haruko Haruta
はる子 春田
Kenji Usui
建司 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31332096A priority Critical patent/JPH10160330A/ja
Publication of JPH10160330A publication Critical patent/JPH10160330A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷蔵庫マグネットパッキン部分の熱漏洩および
熱侵入を低減し、冷蔵庫の消費電力量を低減する。 【解決手段】冷蔵庫マグネットパッキンのマグネット1
7、18が密着する鋼板部分9に切り欠き部14をもう
け、この切り欠き部14に対面するマグネット17、1
8も分割することにより、貯蔵室内の低温側の鋼板9お
よびマグネットと冷蔵庫外周の高温側の鋼板およびマグ
ネット17、18に分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫マグネットパッキン部分か
らの熱漏洩を低減させる方法として、特開平4−369
377号公報に示すようにパッキン内に形成される空気
層に軟質ウレタンフォームを注入し、熱伝導を低減する
製造方法が述べられている。また、特開平6−1801
79号および特開平6−180180号公報では、マグ
ネットパッキン部から箱体内側に離れた位置にパッキン
部とは別部材の軟質樹脂を扉のライナパネルに取付け、
扉を閉じた時に箱体内面と接触し、パッキン部との間に
空気層を形成し、パッキン自身の空気層と2重とするこ
とにより熱漏洩低減効果を高めるとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、パ
ッキン内の空気層の熱伝導低減、パッキン部とは別の空
気層を形成して2重の空気層とすることにより熱漏洩を
低減できるとしている。しかし、この構成は扉を開けた
時に内部のヒレ状の軟質樹脂が見え、製品の外見上良好
と言えない。
【0004】また、パッキン部からの熱漏洩は貯蔵室の
冷気がパッキンの空気層を通過して冷蔵庫外周空気に漏
洩するのに加えて、箱体外法を構成している鋼板が貯蔵
室まで延びているため貯蔵室内の低温空気に接触し、熱
伝導の良い鋼板およびマグネットを冷気が伝導して外気
に放熱する熱漏洩量および結露防止用のホットガスパイ
プにより加熱された熱が鋼板を伝導して貯蔵室内へ侵入
する熱量が大きい。
【0005】本発明の目的は、製品として外見上も良好
としながら鋼板およびマグネットからの熱伝導を遮断
し、熱漏洩を低減させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】箱体内に延びた鋼板に冷
気が接触し、その鋼板内の熱伝導による外気への熱漏洩
を防止するには、熱伝導の途中で熱遮断を行う必要があ
る。
【0007】本発明は、この熱遮断の方法として鋼板の
箱体内と外気側との間に切り欠き部を設け、鋼板を低温
側と高温側に分離し熱の移動を遮断する構成としたもの
である。
【0008】また、鋼板に密着させるマグネットの熱伝
導も鋼板と同様に良いため、冷却された鋼板からマグネ
ットに伝導する熱も低減する必要があり、本発明では、
鋼板の分離部分に対応した位置にマグネットも低温側と
高温側に分割し、熱伝導を遮断する構造としたものであ
る。
【0009】本発明により、箱体内の低温空気はパッキ
ンで構成した空気層により熱伝導を防止すると同時に、
冷却された鋼板からの熱伝導は箱体側と外気側との間に
切り欠き部を設け、切り欠き部に対応してマグネットも
分割することにより遮断され熱漏洩の少ないパッキン部
構造を提供することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1、図2を用
いて説明する。図1は冷蔵庫のパッキン部分を示したも
のであり、1が扉側、2が箱体側を示し、外気4に対し
低温空気3を封止する構造となっている。
【0011】扉1は成形された樹脂5および鋼板6の間
に断熱材の発泡ウレタン7を充填している。一方、箱体
2も樹脂8鋼板9の間に発泡ウレタン10を充填してい
る。また、箱体側鋼板9の内側には鋼板部分に結露を生
じさせないよう、高温冷媒管のホットガスパイプ11あ
るいはコードヒータが埋設されている。
【0012】12は軟質樹脂で成形されたパッキン、1
3はパッキン樹脂に内挿されたマグネットであり、鋼板
9と磁力により密着させている。また、パッキン12は
固定部21を扉1の樹脂5で成形された溝に圧入固定さ
れている。
【0013】図2にパッキン部分の拡大図を示す。本発
明の鋼板9に設けた切り欠き部14はマグネット13の
密着面に位置している。このような構成とすることによ
り、鋼板先端15は冷気3に接触して冷却されるが切り
欠き部14によって熱伝導が遮断され外気4への熱漏洩
とならない。また、ホットガスパイプ11によって加熱
された熱も遮断されて先端15に伝導しないため箱体内
への熱侵入を低減することができる。一方、パッキンに
より構成される空気層16により扉1側への熱漏洩は従
来通りの構成により軽減されている。
【0014】図3はその他の実施例であり、箱体2側の
鋼板9に設けた切り欠き部14の長手方向を境に鋼板先
端15側に位置する貯蔵室側冷気側マグネット18と冷
蔵庫外周側マグネット17に分割したものであり、マグ
ネット18とマグネット17との間に空気層19を形成
させるため、鋼板先端15を介して冷却されたマグネッ
ト18は冷蔵庫外周空気4から分離させることができ
る。このため、ホットガスパイプ11により加熱された
鋼板9を介して高温となったマグネット17からの熱侵
入も軽減させることができる。
【0015】図4もその他の実施の形態であり、鋼板9
に設けた切り欠き部14に対してマグネット20を外気
4側の鋼板9にのみに密着させるよう設置したものであ
り、図3の実施の形態と同様の効果が得られる。また、
マグネット20を鋼板先端15側に密着させるよう設け
ても同様となる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば冷蔵庫のマグネットパッ
キン部分で、マグネットが密着する鋼板部分に切り欠き
部を設け、更に切り欠き部の対向面のマグネットも貯蔵
室側と冷蔵庫外周側とに分割することにより、貯蔵室の
低温空気で冷却された鋼板の熱伝導および箱体内に埋設
されたホットガスパイプにより加熱された鋼板の熱伝導
を遮断でき、外気への熱漏洩、貯蔵室内への熱侵入を防
止し、冷却時間を短縮させ、冷蔵庫の消費電力量を低減
させる。同時に冷却された鋼板およびマグネットから冷
蔵庫外周への熱移動が生じないため冷蔵庫外周の箱体表
面への結露を防止する効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷蔵庫のマグネットパッキン部分を示
す横断面図。
【図2】本発明の冷蔵庫のマグネットパッキン部分の横
断面図。
【図3】本発明の他の実施形態を示すマグネットパッキ
ン部分の横断面図。
【図4】本発明の他の実施形態を示すマグネットパッキ
ン部分の横断面図。
【符号の説明】
9…鋼板、 17、18…マグネット、 14…切り欠き部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱体および扉により貯蔵室を構成する冷蔵
    庫において、扉に取り付けられたマグネットパッキン部
    分に対向する上記箱体の前面の鋼板部分に切り欠き部を
    設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】上記箱体の前面の上記鋼板に設けた上記切
    り欠き部は箱体前面の内部に埋設されたホットガスパイ
    プあるいはコードヒータに対し、上記貯蔵室側に位置す
    る請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】上記箱体の前面の上記鋼板に設けた上記切
    り欠き部を中心にマグネットパッキンのマグネットが上
    記貯蔵室と上記冷蔵庫の外周側に分割された請求項1ま
    たは請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】上記箱体の前面および仕切前面に設けた上
    記切り欠き部に対しマグネットパッキンのマグネットが
    上記冷蔵庫外周の空気側あるいは上記貯蔵室側に位置す
    る請求項1に記載の冷蔵庫。
JP31332096A 1996-11-25 1996-11-25 冷蔵庫 Pending JPH10160330A (ja)

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JP31332096A JPH10160330A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 冷蔵庫

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Family

ID=18039818

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JP31332096A Pending JPH10160330A (ja) 1996-11-25 1996-11-25 冷蔵庫

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JP (1) JPH10160330A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019219082A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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