JPH10159369A - 多目的競技場設備 - Google Patents

多目的競技場設備

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Publication number
JPH10159369A
JPH10159369A JP32296296A JP32296296A JPH10159369A JP H10159369 A JPH10159369 A JP H10159369A JP 32296296 A JP32296296 A JP 32296296A JP 32296296 A JP32296296 A JP 32296296A JP H10159369 A JPH10159369 A JP H10159369A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
bank
arena
seat unit
stadium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32296296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Murano
健一 村野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP32296296A priority Critical patent/JPH10159369A/ja
Publication of JPH10159369A publication Critical patent/JPH10159369A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】バンクを固定式にして走行の支障を無くすと同
時にデットスペースになるバンク部分に観覧席を設置
し、多目的競技場の効率改善を図る。 【解決手段】本発明の多目的競技場設備は、バンク部分
1を観覧席とする多目的競技場設備において、円形また
は楕円形状に構成された自転車競技場の走路部分1の外
周構造物から前記走路部分に設置可能に設けられた席ユ
ニット6のガイド4と、このガイド上を移動される席ユ
ニット6を具備したことを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自転車競技(競輪)
などのスボーツ、各種のイベントの開催などの多目的に
使用される競技場の設備に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平7−247707に示さ
れるように、競技用のバンクをグランドに形成されたピ
ット構造の空間内に昇降可能に配設すると共に、前記空
間の上部を閉塞する移動フィールドを設けたものがあ
る。また、この公開公報の中で従来技術とされているよ
うに、自転車の走路(バンク)を組み立て式にするもの
や、バンク部分は固定式でバンク内部を使用するものな
どがある。また、特開平8−144552に開示された
技術のように、席ユニット自体をゴムローラにて走行さ
せ、バンク部に席を設置することとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平7−247
707に示される設備では、バンクを可動するために
は、そのための労力、分割したときのスペース、さら
に、分割による走行しにくさ等の問題点がある。また、
固定式のバンクでは他の目的に使用したときに、そこが
デットスペースになる。
【0004】また、特開平8−144552に開示され
ている、席ユニット自体をゴムローラ車輪で走行させる
方法では、バンク部走路自体が可動席本体の荷重を受け
ることになり、バンク部の強度、路面の状態により、更
にはバンク部自体の断面形状は必ずしも直線でないなど
のため、ローラで走行させることは現実的でないといっ
た問題がある。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
提案されたもので、バンクを固定式にして走行の支障を
無くすと同時にデットスペースになるバンク部分に観覧
席を設置し、バンク部自体の強度補強がいらず、バンク
走路面にキズをつけることなく、多目的競技場の効率改
善を図ろうとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る多目的競技
場設備は、バンク部分を観覧席とする多目的競技場設備
において、円形または楕円形状に構成された自転車競技
場の走路部分の外周構造物から前記走路部分に設置可能
に設けられた席ユニットのガイドと、このガイド上を移
動される席ユニットとを具備したことを特徴とするもの
である。
【0007】こうして、自転車競技中はガイドを待避さ
せ、競技に支障がないようにすると共に、他の目的に使
用する場合にはガイドを出し、そのガイド上に観覧席ユ
ニットをスライドさせて席として利用できるようにする
ものである。
【0008】そして、前記席ユニットのガイドが前記外
周構造物に回動可能にピン接続され、ピン部での回動に
よりガイドが設置、待避されるようになっている。ま
た、前記席ユニットのガイドが前記外周構造物に伸縮可
能に接続され、外周後方に待避させたガイドがスライド
して走路に設置されるようになっている。また、前記席
ユニットのガイドがフィールド下部にに内蔵され、そこ
からスライドして走路上部に設置されるようになってい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態の一例の
側面図で、図2は本発明の実施形態の一例の上面図であ
る。図1、2において、1は固定バンクであり、2が競
技場の中央フィールド、3が支柱、4がガイド、5がピ
ン、6が観覧席ユニット、7が席、8が柵、9が競技場
構造部、10が競技場固定席、11が競技場外周通路
(コンコース)を示す。
【0010】図2において図示したのは1例であり、観
覧席ユニット6が一部に設けられているが、競技場全周
にわたっても設置できる。観覧席ユニット6の移動は、
ワイヤーで駆動するあるいは、ガイド部に取り付けた
(図示せず)ラックとピニオンギアとで駆動する他、シ
リンダ等の直動機構により実現できる。
【0011】
【実施例】
実施例1 図3、4に示すように、自転車競技中はガイド4を支柱
3に対してピン5で回動させ上方に待避させ、観覧席ユ
ニット6も固定席10の上部に待避させておき、この状
態にて自転車競技を観戦できる。
【0012】また、アリーナ内でのサッカー、陸上競技
等の場合、ピン5に対してガイド4をバンク上に図1に
示すように渡し、固定席10上にあった観覧席ユニット
6をガイド4に沿ってスライドさせ、バンク1の上部を
覆うように設置する。
【0013】観覧席ユニット6をスライド移動する駆動
装置は図示していないが、ワイヤーで上部から引っ張
り、ウインチで駆動するか、ガイドに沿ったラックギア
に対して、観覧席ユニット自体に設けたピニオンギアを
モータ駆動して駆動させるか、観覧席ユニットを直動シ
リンダで駆動するなど、公知の直動駆動方式が利用でき
る。
【0014】実施例2 図5、6に示すように、自転車競技中はガイド4がテレ
スコピック式に上方に引き込まれる機構により待避さ
せ、観覧席ユニット6も固定席10の上部に待避させて
おき、この状態にて自転車競技を観戦できる。
【0015】また、アリーナ内でのサッカー、陸上競技
等の場台、ガイド4をバンク上に図1に示すように伸ば
すことで渡し、固定席10上にあった観覧席ユニット6
をガイドに沿つてスライドさせ、バンク1の上部を覆う
ように設置する。
【0016】観覧席ユニット6をスライド移動する駆動
装置は実施例1と同様であり、ガイド4の引き込み機構
と兼用もできるし、ガイドの引き込み機構を公知の他の
直動機構にて実施できる。
【0017】実施例3 図7、8に示すように、自転車競技中はガイドをフィー
ルド2の地下部分に待避させ、観覧席ユニットは固定席
1Oの上部に待避させておき、この状態にて自転車競技
を観戦できる。
【0018】また、アリーナ内でのサッカー、陸土競技
等の場合、ガイド4をバンク上に図1に示すように渡
し、固定席10上にあった観覧席ユニット6をガイドに
沿ってスライドさせ、バンク1の上部を覆うように設置
する。観覧席ユニット6をスライドする駆動装置は実施
例1と同様である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、観覧席ユニットを競技場
での競技の種類やイベントに対応して、バンク部分を覆
うことにより、臨場感を得られるように配置できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様の一例の全体側面図。
【図2】本発明の実施の態様の一例の全体平面図。
【図3】ガイドがピンを介して回動可能に設けられた場
合の側面図。
【図4】ガイドがピンを介して回動可能に設けられた場
合の平面図。
【図5】ガイド及び観覧席ユニットを上方に待避させた
状態の側面図。
【図6】ガイド及び観覧席ユニットを上方に待避させた
状態の平面図。
【図7】ガイドがフィールドの地下に収納された状態の
側面図。
【図8】ガイドがフィールドの地下に収納された状態の
平面図。
【符号の説明】
1…走路(バンク)、2…フイールド、3…支柱、支持
構造物、4…ガイド、5…ピン、6…観覧席ユニット、
7…席、8…柵、9…競技場構造部、10…競技場固定
席、11…競技場外周通路(コンコース)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンク部分を観覧席とする多目的競技場
    設備において、円形または楕円形状に構成された自転車
    競技場の走路部分の外周構造物から前記走路部分に設置
    可能に設けられた席ユニットのガイドと、このガイド上
    を移動される席ユニットとを具備したことを特徴とする
    多目的競技場設備。
  2. 【請求項2】 前記席ユニットのガイドが前記外周構造
    物に回動可能にピン接続され、ピン部での回動によりガ
    イドが設置、待避されることを特徴とする請求項1記載
    の多目的競技場設備。
  3. 【請求項3】 前記席ユニットのガイドが前記外周構造
    物に伸縮可能に接続され、外周後方に待避させたガイド
    がスライドして走路に設置されることを特徴とする請求
    項1記載の多目的競技場設備。
  4. 【請求項4】前記席ユニットのガイドがフィールド下部
    にに内蔵され、そこからスライドして走路上部に設置さ
    れることを特徴とする請求項1記載の多目的競技場設
    備。
JP32296296A 1996-12-03 1996-12-03 多目的競技場設備 Pending JPH10159369A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32296296A JPH10159369A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 多目的競技場設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32296296A JPH10159369A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 多目的競技場設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10159369A true JPH10159369A (ja) 1998-06-16

Family

ID=18149596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32296296A Pending JPH10159369A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 多目的競技場設備

Country Status (1)

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JP (1) JPH10159369A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015161089A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 可動スタンド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015161089A (ja) * 2014-02-26 2015-09-07 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 可動スタンド

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