JPH10157995A - 搬送台車装置 - Google Patents
搬送台車装置Info
- Publication number
- JPH10157995A JPH10157995A JP31463996A JP31463996A JPH10157995A JP H10157995 A JPH10157995 A JP H10157995A JP 31463996 A JP31463996 A JP 31463996A JP 31463996 A JP31463996 A JP 31463996A JP H10157995 A JPH10157995 A JP H10157995A
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- JP
- Japan
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- self
- propelled
- loading
- materials
- lift
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 全体的な装置重量の軽減や装置全体の小型化
や付帯装置の削除によって製造コストの低減化を図っ
た、搬送台車装置の提供を課題とするものである。 【解決手段】 高速リフトＬＦで搬送される資材等の積
み下し機構を備える自動積下ろし装置２０と、躯体構造
物の床面の定方向への走行を自在とする車両であって、
前記自動積下し装置２０に載荷される資材等を載荷可能
とする荷受け台を有する自走式荷台車１０と、この自走
式荷台車１０の荷受け台に載置される資材等を所定位置
まで載荷搬送する自走式リフト車３０による構成を解決
手段とするものである。
や付帯装置の削除によって製造コストの低減化を図っ
た、搬送台車装置の提供を課題とするものである。 【解決手段】 高速リフトＬＦで搬送される資材等の積
み下し機構を備える自動積下ろし装置２０と、躯体構造
物の床面の定方向への走行を自在とする車両であって、
前記自動積下し装置２０に載荷される資材等を載荷可能
とする荷受け台を有する自走式荷台車１０と、この自走
式荷台車１０の荷受け台に載置される資材等を所定位置
まで載荷搬送する自走式リフト車３０による構成を解決
手段とするものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は場所的制限の多い
高層ビル等の建設工事現場において、高速リフトに搭載
した自動積下し装置と、自走式荷台車と、フォーク部を
備えた自走式リフト車との組み合わせによる搬送台車装
置に関するものである。
高層ビル等の建設工事現場において、高速リフトに搭載
した自動積下し装置と、自走式荷台車と、フォーク部を
備えた自走式リフト車との組み合わせによる搬送台車装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、高層ビル等の建設工事現場では、
躯体構造物の建て方作業が終了に近づくと、各階の内装
工事や設備機器の取付工事が開始されるが、これらの工
事に使用される資材等の搬出入の垂直搬送手段は、本設
のエレベータシャフトの仮設設備として設置される高速
リフトが利用され、各階への垂直方向の資材等の移動が
行われる。そして、各階におけるこれらの資材等の所定
位置までの搬送は、各階に配備される水平搬送手段によ
って行われている。
躯体構造物の建て方作業が終了に近づくと、各階の内装
工事や設備機器の取付工事が開始されるが、これらの工
事に使用される資材等の搬出入の垂直搬送手段は、本設
のエレベータシャフトの仮設設備として設置される高速
リフトが利用され、各階への垂直方向の資材等の移動が
行われる。そして、各階におけるこれらの資材等の所定
位置までの搬送は、各階に配備される水平搬送手段によ
って行われている。
【０００３】高速リフトから資材等を前記水平搬送手段
へ移載する移載手段および水平搬送手段としては、あく
までも仮設として高速リフトが設備されているために移
載場所等の作業スペースが制限され、その作業はハンド
リフタや手押し形式の搬送車による手作業となることも
あり、極めて非効率的なものとなっていた。このような
非効率的な作業を改善するために本願出願人による特願
平６−２０６８９９号に開示提案される「搬送台車」に
おいては、フォークを備えた自走式のリフト車と、連結
部材で連結される２台の自走式荷台車とによって、資材
等の移載や搬送を個別的に区分した装置とすることによ
り、移載や搬送の作業を手作業を要することのない装置
とし、従って効率的な資材等の搬送システムの確立が可
能となる。
へ移載する移載手段および水平搬送手段としては、あく
までも仮設として高速リフトが設備されているために移
載場所等の作業スペースが制限され、その作業はハンド
リフタや手押し形式の搬送車による手作業となることも
あり、極めて非効率的なものとなっていた。このような
非効率的な作業を改善するために本願出願人による特願
平６−２０６８９９号に開示提案される「搬送台車」に
おいては、フォークを備えた自走式のリフト車と、連結
部材で連結される２台の自走式荷台車とによって、資材
等の移載や搬送を個別的に区分した装置とすることによ
り、移載や搬送の作業を手作業を要することのない装置
とし、従って効率的な資材等の搬送システムの確立が可
能となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような搬
送システムを導入する場合作業効率の上昇という効果は
得られるものの反面、使用される搬送台車や周辺装置は
概して大型となるとともに高価なものになるという課題
が生じ、これらの課題の改良が望まれていた。
送システムを導入する場合作業効率の上昇という効果は
得られるものの反面、使用される搬送台車や周辺装置は
概して大型となるとともに高価なものになるという課題
が生じ、これらの課題の改良が望まれていた。
【０００５】例えば、資材等を垂直移動する高速リフト
の昇降部位は、躯体構造物の立地状況や本設のエレベー
タシャフトの配置位置によっても異なった大きさや形状
のものとなり、すべてを統一した規格のものとすること
は困難である。このような異なった規格の昇降部位にフ
ォークを備えた自走式リフト車を収納する場合には、都
度大型化した自走式リフト車や自走式荷台車を高速リフ
トの昇降部位によって移送可能とする形態に係合した改
造が必要であった。また、大型化したこれらの装置を異
なった建設現場へ移送する場合には、その取り扱いには
手間を要するものとなっていた。
の昇降部位は、躯体構造物の立地状況や本設のエレベー
タシャフトの配置位置によっても異なった大きさや形状
のものとなり、すべてを統一した規格のものとすること
は困難である。このような異なった規格の昇降部位にフ
ォークを備えた自走式リフト車を収納する場合には、都
度大型化した自走式リフト車や自走式荷台車を高速リフ
トの昇降部位によって移送可能とする形態に係合した改
造が必要であった。また、大型化したこれらの装置を異
なった建設現場へ移送する場合には、その取り扱いには
手間を要するものとなっていた。
【０００６】そこで、本発明の搬送台車装置はこれらの
問題点を解決すべく、場所的制限の多い高層ビル等の建
設工事現場において、高速リフトで搬送される資材等の
積み下ろし機構を備える自動積下し装置と、躯体構造物
の床面の定方向への走行を自在とする車両であって、前
記自動積み下ろし装置に載荷される資材等を載荷可能と
する荷受け台を有する自走式荷台車と、この自走式荷台
車の荷受け台に載置される資材等を所定位置まで載荷搬
送する自走式リフト車によって分割構成とする搬送台車
装置とすることにより、全体的な装置重量を軽減するこ
とや装置全体の小型化を図ることが可能となり、また、
操舵装置等の付帯装置を削除することによって製造コス
トの低減化を図ることを可能とするとともに、従来と同
様な資材等の移載や搬送の作業が手作業を要することの
ない効率的な資材等の搬送システムの確立を可能とす
る、搬送台車装置の提供を課題とするものである。
問題点を解決すべく、場所的制限の多い高層ビル等の建
設工事現場において、高速リフトで搬送される資材等の
積み下ろし機構を備える自動積下し装置と、躯体構造物
の床面の定方向への走行を自在とする車両であって、前
記自動積み下ろし装置に載荷される資材等を載荷可能と
する荷受け台を有する自走式荷台車と、この自走式荷台
車の荷受け台に載置される資材等を所定位置まで載荷搬
送する自走式リフト車によって分割構成とする搬送台車
装置とすることにより、全体的な装置重量を軽減するこ
とや装置全体の小型化を図ることが可能となり、また、
操舵装置等の付帯装置を削除することによって製造コス
トの低減化を図ることを可能とするとともに、従来と同
様な資材等の移載や搬送の作業が手作業を要することの
ない効率的な資材等の搬送システムの確立を可能とす
る、搬送台車装置の提供を課題とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために、高速リフトで搬送される資材等の積
み下し機構を備える自動積下ろし装置と、躯体構造物の
床面の定方向への走行を自在とする車両であって、前記
自動積下し装置に載荷される資材等を載荷可能とする荷
受け台を有する自走式荷台車と、この自走式荷台車の荷
受け台に載置される資材等を所定位置まで載荷搬送する
自走式リフト車による構成を解決手段とするものであ
る。
を解決するために、高速リフトで搬送される資材等の積
み下し機構を備える自動積下ろし装置と、躯体構造物の
床面の定方向への走行を自在とする車両であって、前記
自動積下し装置に載荷される資材等を載荷可能とする荷
受け台を有する自走式荷台車と、この自走式荷台車の荷
受け台に載置される資材等を所定位置まで載荷搬送する
自走式リフト車による構成を解決手段とするものであ
る。
【０００８】具体的には、前記自動積下し装置は、高速
リフトの開口部に直行して自走によりその進退を自在と
するとともに、進行方向にその形状をＬ字状とする資材
等の積み下ろしを可能とするフォーク部を備え、このフ
ォーク部の昇降を自在とする昇降機構を有する構成とす
ることである。
リフトの開口部に直行して自走によりその進退を自在と
するとともに、進行方向にその形状をＬ字状とする資材
等の積み下ろしを可能とするフォーク部を備え、このフ
ォーク部の昇降を自在とする昇降機構を有する構成とす
ることである。
【０００９】また、前記自走式荷台車は、資材等を載荷
する自動積下し装置が高速リフトより前進し、この資材
等を移載する際に、前記フォーク部が進入しこのフォー
ク部の昇降を可能とする開口部を形成するとともに、荷
受け台に載荷する資材等を前記自動積下し装置の進退方
向とは異なった方向の所定位置に搬送するための自走機
構を有する構成とすることである。
する自動積下し装置が高速リフトより前進し、この資材
等を移載する際に、前記フォーク部が進入しこのフォー
ク部の昇降を可能とする開口部を形成するとともに、荷
受け台に載荷する資材等を前記自動積下し装置の進退方
向とは異なった方向の所定位置に搬送するための自走機
構を有する構成とすることである。
【００１０】さらに、前記自走式リフト車は、所定位置
に停車して荷受け台に資材等を載荷する自走式荷台車の
開口部に進入可能であって昇降を自在とするフォーク部
を有し、このフォーク部で自走式荷台車の資材等を載荷
するとともに、所定位置まで自走により搬送を自在とす
る自走機構を有する構成とすることである。
に停車して荷受け台に資材等を載荷する自走式荷台車の
開口部に進入可能であって昇降を自在とするフォーク部
を有し、このフォーク部で自走式荷台車の資材等を載荷
するとともに、所定位置まで自走により搬送を自在とす
る自走機構を有する構成とすることである。
【００１１】
【発明の実施の形態】この発明に係る搬送台車装置の実
施の形態について、添付する図面に沿って説明を行う。
施の形態について、添付する図面に沿って説明を行う。
【００１２】図１はこの発明に係る一の実施の形態を示
す搬送台車装置の任意階における配置関係を説明する平
面配置図を図示し、図において符号１は搬送台車装置
を、符号１０は自走式荷台車を、符号２０は高速リフト
ＬＦに搭載され資材等を載荷する自動積下し装置を、符
号３０は自走式リフト車を示すものである。この図にお
いて、自走式荷台車１０はそのスタンバイ位置を高速リ
フトＬＦの正面前方位置であって、高速リフトＬＦに搭
載される自動積下し装置２０が前進した際に自走式荷台
車１０の走行移動線と交差する位置に設定されている。
また、自走式リフト車３０はそのスタンバイ位置を自走
式荷台車１０の走行移動線と平行であって、自走式リフ
ト車３０のフォーク部が前進した際に、自走式荷台車１
０の開口部１２へ進入可能とする位置に設定されてい
る。
す搬送台車装置の任意階における配置関係を説明する平
面配置図を図示し、図において符号１は搬送台車装置
を、符号１０は自走式荷台車を、符号２０は高速リフト
ＬＦに搭載され資材等を載荷する自動積下し装置を、符
号３０は自走式リフト車を示すものである。この図にお
いて、自走式荷台車１０はそのスタンバイ位置を高速リ
フトＬＦの正面前方位置であって、高速リフトＬＦに搭
載される自動積下し装置２０が前進した際に自走式荷台
車１０の走行移動線と交差する位置に設定されている。
また、自走式リフト車３０はそのスタンバイ位置を自走
式荷台車１０の走行移動線と平行であって、自走式リフ
ト車３０のフォーク部が前進した際に、自走式荷台車１
０の開口部１２へ進入可能とする位置に設定されてい
る。
【００１３】図２は前記自走式荷台車１０を図示し、
（ａ）は平面図を、（ｂ）は（ａ）のＸ−Ｘ線における
矢視正面図を示し、図において符号１１は自走用の駆動
源（図示せず）を備えた走行車輪を、符号１２は後述す
る自動積下し装置２０のフォーク部２３および自走式リ
フト車３０のフォーク部３３と係合する開口部を、符号
１３は資材等を載荷する荷台を、それぞれ示すものであ
る。
（ａ）は平面図を、（ｂ）は（ａ）のＸ−Ｘ線における
矢視正面図を示し、図において符号１１は自走用の駆動
源（図示せず）を備えた走行車輪を、符号１２は後述す
る自動積下し装置２０のフォーク部２３および自走式リ
フト車３０のフォーク部３３と係合する開口部を、符号
１３は資材等を載荷する荷台を、それぞれ示すものであ
る。
【００１４】図３は前記高速リフトＬＦに進入し資材等
を載荷する自動積下し装置を図示し、（ａ）は平面図
を、（ｂ）は側面図を図示し、図において符号２１はマ
ストフレームであり、符号２２はこの自動積下し装置２
０のベースフレームであり、符号２３は前記マストフレ
ーム２１昇降自在に取り付けられ資材等を載荷するＬ字
形状のフォーク部であり、符号２４はフォーク部２３の
昇降用のシリンダであり、符号２５は自動積下し装置２
０のベースフレーム２２に装備される後車輪２８がドラ
イブチェーン２６を介して駆動し、この自動積下し装置
２０の進退の駆動源の走行駆動モータであり、符号２７
はフォーク部２３の脚部２９に取り付けられた走行用の
前輪を、それぞれ示すものである。
を載荷する自動積下し装置を図示し、（ａ）は平面図
を、（ｂ）は側面図を図示し、図において符号２１はマ
ストフレームであり、符号２２はこの自動積下し装置２
０のベースフレームであり、符号２３は前記マストフレ
ーム２１昇降自在に取り付けられ資材等を載荷するＬ字
形状のフォーク部であり、符号２４はフォーク部２３の
昇降用のシリンダであり、符号２５は自動積下し装置２
０のベースフレーム２２に装備される後車輪２８がドラ
イブチェーン２６を介して駆動し、この自動積下し装置
２０の進退の駆動源の走行駆動モータであり、符号２７
はフォーク部２３の脚部２９に取り付けられた走行用の
前輪を、それぞれ示すものである。
【００１５】図４乃至図５は自走式リフト車３０を図示
し、図４は平面図を、図５の（ａ）は図４のＹ−Ｙ線に
おける矢視正面図を、（ｂ）は側面図を図示し、図にお
いて符号３１は昇降を自在とするフォーク部３３を装備
するマストフレームを、符号３４は載荷する資材等を所
定位置まで搬送するために駆動モータ（図示せず）によ
り走行自在とする走行車輪を、それぞれ示すものであ
る。
し、図４は平面図を、図５の（ａ）は図４のＹ−Ｙ線に
おける矢視正面図を、（ｂ）は側面図を図示し、図にお
いて符号３１は昇降を自在とするフォーク部３３を装備
するマストフレームを、符号３４は載荷する資材等を所
定位置まで搬送するために駆動モータ（図示せず）によ
り走行自在とする走行車輪を、それぞれ示すものであ
る。
【００１６】このような構成とする搬送台車装置による
資材等の搬送について具体的に説明を行う。
資材等の搬送について具体的に説明を行う。
【００１７】図６はフォーク部２３上に資材等の荷Ｍを
載荷する自動積下し装置２０が、ベースフレーム２２に
装備される後車輪２８を駆動して前進させ、自走式荷台
車１０に形成された開口部１２に進入する状態を示すも
のであるが、荷Ｍを載荷する自動積下し装置２０のフォ
ーク部２３の高さ位置は、この図の（ａ）に示すように
自走式荷台車１０の荷台１３の高さ位置と干渉しない高
さ位置までシリンダ２４の作動によって上昇させられて
維持される。（ｂ）に示すように自動積下し装置２０の
フォーク部２３が自走式荷台車１０の開口部１２に進入
して所定位置で停止すると、図７の（ａ）に示すように
フォーク部２３を下降させフォーク部２３上に載荷され
た荷Ｍは自走式荷台車１０の荷台１３部位への移載が行
われる。この移載が完了すると自動積下し装置２０は図
７の（ｂ）に示すように自走式荷台車１０の走行への干
渉が生じない位置まで後退する。
載荷する自動積下し装置２０が、ベースフレーム２２に
装備される後車輪２８を駆動して前進させ、自走式荷台
車１０に形成された開口部１２に進入する状態を示すも
のであるが、荷Ｍを載荷する自動積下し装置２０のフォ
ーク部２３の高さ位置は、この図の（ａ）に示すように
自走式荷台車１０の荷台１３の高さ位置と干渉しない高
さ位置までシリンダ２４の作動によって上昇させられて
維持される。（ｂ）に示すように自動積下し装置２０の
フォーク部２３が自走式荷台車１０の開口部１２に進入
して所定位置で停止すると、図７の（ａ）に示すように
フォーク部２３を下降させフォーク部２３上に載荷され
た荷Ｍは自走式荷台車１０の荷台１３部位への移載が行
われる。この移載が完了すると自動積下し装置２０は図
７の（ｂ）に示すように自走式荷台車１０の走行への干
渉が生じない位置まで後退する。
【００１８】図８の（ａ）は荷Ｍを載荷する自走式荷台
車１０が水平方向の所定位置まで走行し所定位置で停止
した後、マストフレーム３１のフォーク３３を降下させ
るとともに、マストフレーム３１をベースフレーム３２
内で前進させた自走式リフト車３０の待機状態を示すも
のである。その後さらに自走式リフト車３０の前輪３５
の前進により（ｂ）に示すようにフォーク３３を自走式
荷台車１０の開口部１２の停止位置まで進行させる。
車１０が水平方向の所定位置まで走行し所定位置で停止
した後、マストフレーム３１のフォーク３３を降下させ
るとともに、マストフレーム３１をベースフレーム３２
内で前進させた自走式リフト車３０の待機状態を示すも
のである。その後さらに自走式リフト車３０の前輪３５
の前進により（ｂ）に示すようにフォーク３３を自走式
荷台車１０の開口部１２の停止位置まで進行させる。
【００１９】開口部１２の所定位置に自走式リフト車３
０のフォーク３３が達すると、フォーク３３が自走式荷
台車１０の荷台１３の高さ位置以上に上昇し、荷台１３
に載荷される荷Ｍが図９の（ａ）に示すようにフォーク
３３上に移載される。移載を完了し、フォーク３３上に
荷Ｍを載荷した自走式リフト車３０は図９の（ｂ）に示
すようにベースフレーム３２内でフォーク３３を後退さ
せ、その後所定位置まで荷Ｍの搬送が行われる。
０のフォーク３３が達すると、フォーク３３が自走式荷
台車１０の荷台１３の高さ位置以上に上昇し、荷台１３
に載荷される荷Ｍが図９の（ａ）に示すようにフォーク
３３上に移載される。移載を完了し、フォーク３３上に
荷Ｍを載荷した自走式リフト車３０は図９の（ｂ）に示
すようにベースフレーム３２内でフォーク３３を後退さ
せ、その後所定位置まで荷Ｍの搬送が行われる。
【００２０】
【発明の効果】以上説明を行った本発明の搬送台車装置
によれば次のような効果を奏する。
によれば次のような効果を奏する。
【００２１】１）場所的制限の多い高層ビル等の建設工
事現場において、高速リフトで搬送される資材等の積み
下ろし機構を備える自動積み下ろし装置と、躯体構造物
の床面の定方向への走行を自在とする車両であって、前
記自動積み下ろし装置に載荷される資材等を載荷可能と
する荷受け台を有する自走式荷台車と、この自走式荷台
車の荷受け台に載置される資材等を所定位置まで載荷搬
送する自走式リフト車によって分割構成とする搬送台車
装置とすることにより、全体的な装置重量を軽減するこ
とや装置全体の小型化を図ることが可能となる。 ２）また、操舵装置等の付帯装置を削除することによっ
て製造コストの低減化を図ることが可能となる。 ３）さらに、分割構成若しくは小型化を図った装置とす
る搬送台車装置であっても、従来の搬送台車が可能とす
る作業と同様に、手作業を要することのない効率的な資
材等の搬送システムを確立することが可能となる。 という効果を奏する。
事現場において、高速リフトで搬送される資材等の積み
下ろし機構を備える自動積み下ろし装置と、躯体構造物
の床面の定方向への走行を自在とする車両であって、前
記自動積み下ろし装置に載荷される資材等を載荷可能と
する荷受け台を有する自走式荷台車と、この自走式荷台
車の荷受け台に載置される資材等を所定位置まで載荷搬
送する自走式リフト車によって分割構成とする搬送台車
装置とすることにより、全体的な装置重量を軽減するこ
とや装置全体の小型化を図ることが可能となる。 ２）また、操舵装置等の付帯装置を削除することによっ
て製造コストの低減化を図ることが可能となる。 ３）さらに、分割構成若しくは小型化を図った装置とす
る搬送台車装置であっても、従来の搬送台車が可能とす
る作業と同様に、手作業を要することのない効率的な資
材等の搬送システムを確立することが可能となる。 という効果を奏する。
【図１】この発明に係る一の実施の形態を示す搬送台車
装置の配置関係を説明する平面配置図である。
装置の配置関係を説明する平面配置図である。
【図２】自走式荷台車１０を図示し、（ａ）は平面図で
あり、（ｂ）は（ａ）のＸ−Ｘ線における矢視正面図で
ある。
あり、（ｂ）は（ａ）のＸ−Ｘ線における矢視正面図で
ある。
【図３】高速リフトＬＦに進入し資材等を載荷する自動
積下し装置を図示し、（ａ）は平面図であり、（ｂ）は
側面図である。
積下し装置を図示し、（ａ）は平面図であり、（ｂ）は
側面図である。
【図４】自走式リフト車の平面図である。
【図５】（ａ）は図４のＹ−Ｙ線における矢視正面図で
あり、（ｂ）は側面図である。
あり、（ｂ）は側面図である。
【図６】（ａ）は自動積下し装置がベースフレームに装
備される後車輪を駆動して前進させ自走式荷台車の開口
部に進入する状態を示す側面図であり、（ｂ）は自動積
下し装置のフォーク部が自走式荷台車の開口部に進入し
て所定位置で停止した状態を示す側面図である。
備される後車輪を駆動して前進させ自走式荷台車の開口
部に進入する状態を示す側面図であり、（ｂ）は自動積
下し装置のフォーク部が自走式荷台車の開口部に進入し
て所定位置で停止した状態を示す側面図である。
【図７】（ａ）はフォーク部上に載荷された荷が自走式
荷台車の荷台部位への移載が行われる状態を示す側面図
であり、（ｂ）は移載を完了した自動積下し装置が自走
式荷台車から後退した状態を示す側面図である。
荷台車の荷台部位への移載が行われる状態を示す側面図
であり、（ｂ）は移載を完了した自動積下し装置が自走
式荷台車から後退した状態を示す側面図である。
【図８】（ａ）は荷を載荷する自走式荷台車が自走式リ
フト車の正面で待機状態を示す側面図であり、（ｂ）は
自走式リフト車の前輪の前進によりフォークを自走式荷
台車の開口部の停止位置まで進行させた状態を示す側面
図である。
フト車の正面で待機状態を示す側面図であり、（ｂ）は
自走式リフト車の前輪の前進によりフォークを自走式荷
台車の開口部の停止位置まで進行させた状態を示す側面
図である。
【図９】（ａ）は自走式荷台車の荷台の荷がフォーク上
に移載される状態を示す側面図であり、（ｂ）は自走式
リフト車のベースフレーム内でフォークを後退させた状
態を示す側面図である。
に移載される状態を示す側面図であり、（ｂ）は自走式
リフト車のベースフレーム内でフォークを後退させた状
態を示す側面図である。
１ 搬送台車装置 １０ 自走式荷台車 １１ 走行車輪 １２ 開口部 １３ 荷台 ２０ 自動積下し装置 ２１ マストフレーム ２２ ベースフレーム ２３ フォーク部（Ｌ字状） ２４ シリンダ（フォーク用） ２５ 走行駆動モータ ２６ ドライブチェーン ２７ 前車輪 ２８ 後車輪 ３０ 自走式リフト車 ３１ マストフレーム ３２ ベースフレーム ３３ フォーク ３４ 走行車輪 ３５ 前輪 ＬＦ 高速リフト
Claims (4)
- 【請求項１】 躯体構造物の本設のエレベータシャフト
の仮設設備として施工される高速リフトにより資材等の
搬送を行う装置であって、 前記高速リフトで搬送される資材等の積み下ろし機構を
備える自動積下し装置と、躯体構造物の床面の定方向へ
の走行を自在とする車両であって、前記自動積み下ろし
装置に載荷される資材等を載荷可能とする荷受け台を有
する自走式荷台車と、この自走式荷台車の荷受け台に載
置される資材等を所定位置まで載荷搬送する自走式リフ
ト車とからなることを特徴とする搬送台車装置。 - 【請求項２】 前記自動積下し装置は、 高速リフトの開口部に直行して自走によりその進退を自
在とするとともに、進行方向にその形状をＬ字状とする
資材等の積み下ろしを可能とするフォーク部を備え、こ
のフォーク部の昇降を自在とする昇降機構を有すること
を特徴とする、請求項１記載の搬送台車装置。 - 【請求項３】 前記自走式荷台車は、 資材等を載荷する自動積下し装置が高速リフトより前進
し、この資材等を移載する際に、前記フォーク部が進入
しこのフォーク部の昇降を可能とする開口部を形成する
とともに、荷受け台に載荷する資材等を前記自動積下し
装置の進退方向とは異なった方向の所定位置に搬送する
ための自走機構を有することを特徴とする、請求項１記
載の搬送台車装置。 - 【請求項４】 前記自走式リフト車は、 所定位置に停車して荷受け台に資材等を載荷する自走式
荷台車の開口部に進入可能であって昇降を自在とするフ
ォーク部を有し、このフォーク部で自走式荷台車の資材
等を載荷するとともに、所定位置まで自走により搬送を
自在とする自走機構を有することを特徴とする、請求項
１記載の搬送台車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31463996A JPH10157995A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 搬送台車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31463996A JPH10157995A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 搬送台車装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10157995A true JPH10157995A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18055751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31463996A Pending JPH10157995A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 搬送台車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10157995A (ja) |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP31463996A patent/JPH10157995A/ja active Pending
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