JPH10157253A - 印刷制御装置 - Google Patents

印刷制御装置

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JPH10157253A
JPH10157253A JP8320528A JP32052896A JPH10157253A JP H10157253 A JPH10157253 A JP H10157253A JP 8320528 A JP8320528 A JP 8320528A JP 32052896 A JP32052896 A JP 32052896A JP H10157253 A JPH10157253 A JP H10157253A
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control
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JP8320528A
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Hiroyuki Kato
裕之 加藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークに接続された複数の印刷装置の中
から印刷時間が最も短い印刷装置の選択が容易に行えて
ユーザの負担を軽減でき、また、ネットワークに接続さ
れた各機器間の印刷処理の負荷分散が効率よく行える印
刷制御装置を提供する。 【解決手段】印刷制御装置101は、複数の印刷装置1
14のそれぞれから性能に関する情報と現在の状態に関
する情報を収集する収集手段と、複数のクライアント端
末107のうちの1つから印刷データとともにその印刷
要求を受信すると、そのクライアント端末から送信され
た印刷データに関する情報と前記収集手段で収集された
情報を基に複数の印刷装置のうち前記印刷データの印刷
時間が最小となる印刷装置を選択する選択手段と、この
選択手段で選択された印刷装置に前記印刷データを送信
して印刷実行を行うよう制御する制御手段とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された複数のクライアント端末のいずれかからの印刷
要求を受けて、前記ネットワークに接続された複数の印
刷装置のいずれかで印刷を実行するための制御を行う制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ページ記述言語(PDL:page d
escription language)は、ページ
・プリンタの処理単位である「ページ」に文字や図形を
どのように配置するかを指示する言語である。通常、プ
リンタはこの言語で書かれたページ・データを受け取っ
て印刷イメージに展開する。
【0003】PDLを利用する方法は、パソコン側で印
刷イメージまですべて展開してしまう方法に比べて、プ
リンタ側に負荷が分散する。しかも転送データ量が少な
くなるので、結果的に印刷時間が短くなるというメリッ
トがあった。
【0004】ところが、近年のCPUの高性能化にとも
なって、CPUの性能がある程度高い場合には、パソコ
ン側でイメージに展開し、ビットマップ・データをプリ
ンタに送る方が印刷が速い場合も出てきている。
【0005】また、印刷時のスプール設定があるOSで
は、設定は印刷ジョブをスプールするか、スプールせず
にプリンタに直接印刷データを送るか、の2つに大きく
分かれる。スプールする設定の時、スプールするデータ
の形式としてEMF(enhanced metafi
le format)とRAWの2つがある。また1ペ
ージ目のデータをスプールしたら印刷データをプリンタ
に送る、全ページ分のデータをスプールしてから印刷デ
ータをプリンタに送る、の2つがあり、合計で5つの選
択肢がある。
【0006】また、文字の印刷にTrueTypeフォ
ントを使う場合には、TrueTypeフォントのラス
タライズ(アウトライン・データのビットマップへの展
開)の処理方法には主に以下の4つがある。フォント・
データをプリンタが内蔵し、プリンタでラスタライズす
る場合、フォント・データをパソコンから転送し、プリ
ンタからラスタライズする場合、パソコンでフォントを
ラスタライズし、プリンタでキャッシングする場合、パ
ソコンでフォントをラスタライズしプリンタに直接送る
場合、である。
【0007】これらの複雑な設定は、通常デフォルト設
定のままで使用されているのが現状である。なぜならプ
リンタの機能や性能はとどまることなく向上を続けてお
り、個々の機能を1つづつチェックし、それが印刷品質
や印刷速度にどういう影響を与えるのかを調べることは
非常に手間がかかるためである。
【0008】また、1995年7月にコンピュータ、オ
フィス機器、モービル機器の相互運用性、互換性を規定
する「仕様」を作成・普及させることを目的としたサリ
ュテーション・コンソーシアムが国際的業界団体によっ
て設立された。サリュテーション・アーキテクチャ(以
下、SLAと記す)では業界標準のトランスポート層の
上位層に「サリュテーション・マネージャ」を定義し、
クライアントと機能単位(機器が提供するサービスを抽
象化したもの)の間で特性の交換を行うことにより、相
手の機能単位がどのような機能をサポートしているかを
知るサービスを提供する。
【0009】SLAではサリュテーション・マネージャ
間の通信プロトコルである「サリュテーション・マネー
ジャ・プロトコル」と、サリュテーション・マネージャ
と機能単位あるいはクライアントとの間のAPIである
「サリュテーション・マネージャAPI」、機能単位が
サービスを提供する際のクライアントとの間のプロトコ
ルである「サリュテーション・パーソナリティ・プロト
コル」を規定している。
【0010】SLAで、例えば、クライアント端末とプ
リンタ間で交換される印刷機能単位に関する情報として
は、「サポートしている書式(PDLの種類)」、「サ
ポートしている用紙サイズ(A4、B4など)」 ソー
タがついている場合「ビンの数」、「サポートしている
解像度(200dpi、400dpiなど)」、「画面
印刷ができる/できない」などがあり、情報をお互いに
交換することにより相手の機器がどのようなサービスを
提供しているかがわかるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】例えば、SLAのよう
なプロトコルを用いることにより、現在のプリンタの状
態などはリモートのクライアント端末で入手できるが、
それでも、最終的にどのプリンタで印刷するか判断を下
すのは人間で、例えば、プリンタの機能、印刷時間等を
考慮して、印刷するプリンタを指定してやらなければな
らないという問題点がある。
【0012】また、印刷時間と関連して、クライアント
端末から印刷要求がなされてから印刷終了するまでの印
刷処理時間ができるだけ短い方が望ましい。そのために
は、印刷処理の負荷分散をネットワーク上に接続された
機器(印刷装置、クライアント端末等)間で効率よく行
う必要がある。ところが、プリンタドライバで印刷デー
タの展開する場所をパソコン側に比重を置くかプリンタ
側に比重を置くかを指定するが、どう設定すれば一番パ
フォーマンスが上がるかは接続したプリンタとパソコン
の性能によってまちまちであり、設定には試行錯誤が必
要であった。すなわち、印刷処理における負荷分散が効
率よく行えなかったという問題点があった。
【0013】また、複数のプリンタの中から1つのプリ
ンタを選択する際の判断基準となるプリンタの実際の印
刷速度は、パソコンのCPUの負荷状態、プリンタの負
荷状態、印刷しようとするデータの種類などにより一般
的に公称最速値より遅い値になる。特に、LAN内など
の閉じたシステムではシステムの構成要素(パソコンの
台数・性能、プリンタの台数・性能、サーバの台数・性
能など)により印刷速度が変わってくる。これら実際の
印刷速度の性能を明確に知るすべがないため、複数の印
刷装置の中から印刷時間が最も短い印刷装置を容易に選
択することができなかったという問題点があった。
【0014】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであり、ネットワークに接続された複数の印
刷装置の中から印刷時間が最も短い印刷装置の選択が容
易に行えてユーザの負担を軽減でき、また、ネットワー
クに接続された各機器間の印刷処理の負荷分散が効率よ
く行える印刷制御装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷制御装置
(請求項1)は、ネットワークに接続された複数のクラ
イアント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記
ネットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで
印刷を実行するための制御を行う印刷制御装置におい
て、前記複数の印刷装置のそれぞれから各印刷装置の性
能に関する情報および現在の状態に関する情報を収集す
る収集手段と、前記複数のクライアント端末のうちの1
つから印刷データとともにその印刷要求を受信すると、
そのクライアント端末から送信された印刷データに関す
る情報と前記収集手段で収集された情報を基に、前記複
数の印刷装置のうち前記印刷データの印刷時間が最小と
なる印刷装置を選択する選択手段と、この選択手段で選
択された印刷装置に前記印刷データを送信して印刷実行
を行うよう制御する制御手段と、を具備することによ
り、複数の印刷装置の中からどの印刷装置で印刷すれば
一番速く出力できるかを自動的に判断して処理実行を行
うので、ユーザの負担が軽減され、プリンタの負荷分散
も効率的に行われる。
【0016】また、本発明の印刷制御装置(請求項2)
は、ネットワークに接続された複数のクライアント端末
のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネットワーク
に接続された複数の印刷装置のいずれかで印刷を実行す
るための制御を行う印刷制御装置において、前記複数の
印刷装置のそれぞれから各印刷装置の性能に関する情報
および現在の状態に関する情報を収集する収集手段と、
前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷デー
タとともにその印刷要求を受信すると、そのクライアン
ト端末から送信された印刷データに関する情報と前記収
集手段で収集された情報に対しユーザにより指定された
条件を基に重み付けを行って評価値を算出し、この評価
値に基づき前記複数の印刷装置のうち前記印刷データの
印刷時間が最小となる印刷装置を選択する選択手段と、
この選択手段で選択された印刷装置に前記印刷データを
送信して印刷実行を行うよう制御する制御手段と、を具
備することにより、複数の印刷装置の中からどの印刷装
置で印刷すれば一番速く出力できるかを自動的に判断し
て処理実行を行うので、ユーザの負担が軽減され、プリ
ンタの負荷分散も効率的に行われる。
【0017】また、本発明の印刷制御装置(請求項3、
請求項4)は、ネットワークに接続された複数のクライ
アント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネ
ットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで印
刷を実行するための制御を行う印刷制御装置において、
前記複数のクライアント端末のそれぞれから各クライア
ント端末の性能に関する情報および現在の状態に関する
情報と、前記複数の印刷装置のそれぞれから各印刷装置
の性能に関する情報および現在の状態に関する情報を収
集する収集手段と、前記複数のクライアント端末のうち
の1つから印刷データとともにその印刷要求を受信する
と、そのクライアント端末から送信された印刷データに
関する情報と、自装置の性能に関する情報と現在の状態
に関する情報と、前記収集手段で収集された情報を基
に、自装置および前記複数の印刷装置および前記複数の
クライアント端末のうち、前記印刷データの展開時間が
最小となるものを1つ選択する選択手段と、この選択手
段で選択された自装置あるいは印刷装置あるいはクライ
アント端末に対し、前記印刷データの画像展開を実行す
るよう制御する制御手段と、を具備し、前記画像展開の
施された印刷データに対し前記複数の印刷装置のいずれ
かで印刷実行することにより、どの機器で印刷データの
展開を行えば印刷処理が最も速いかを自動的に判断して
処理実行を行うので、ユーザの負担が軽減され、印刷制
御装置(サーバ)/クライアント端末(パソコン)/印
刷装置(プリンタ)間の負荷分散も効率的に行われるよ
うになる。
【0018】また、ネットワーク上に複数の印刷制御装
置が設置されている場合でも、同様に、ユーザの負担が
軽減され、印刷制御装置(サーバ)/クライアント端末
(パソコン)/印刷装置(プリンタ)間の負荷分散も効
率的に行われるようになる。
【0019】また、本発明の印刷制御装置(請求項5、
請求項6)は、ネットワークに接続された複数のクライ
アント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネ
ットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで印
刷を実行するための制御を行う印刷制御装置において、
前記複数のクライアント端末のそれぞれから各クライア
ント端末の性能に関する情報と現在の状態に関する情報
と、前記複数の印刷装置のそれぞれから各印刷装置の性
能に関する情報と現在の状態に関する情報を収集する収
集手段と、前記複数のクライアント端末のうちの1つか
ら印刷データとともにその印刷要求を受信すると、その
クライアント端末から送信された印刷データに関する情
報と、前記収集手段で収集された情報を基に、前記印刷
データの印刷時間が最小となるように、前記印刷データ
の画像展開処理を前記複数の印刷装置および前記複数の
クライアント端末に割り当てる分散割合を算出する算出
手段と、この算出手段で算出された分散割合に従って、
自装置および前記複数の印刷装置および前記複数のクラ
イアント端末に対し、前記印刷データの画像展開を実行
するよう制御する制御手段と、を具備し、前記画像展開
の施された前記印刷データに対し前記複数の印刷装置の
いずれかで印刷実行することにより、印刷データの展開
処理をネットワーク上の複数の機器(印刷制御装置(サ
ーバ)/クライアント端末(パソコン)/印刷装置(プ
リンタ)に分散させることにより、印刷制御装置(サー
バ)/クライアント端末(パソコン)/印刷装置(プリ
ンタ)間の負荷分散が効率的に行われるようになる。
【0020】また、ネットワーク上に複数の印刷制御装
置が設置されている場合も同様である。
【0021】また、本発明の印刷制御装置(請求項7)
は、ネットワークに接続された複数のクライアント端末
のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネットワーク
に接続された複数の印刷装置のいずれかで印刷を実行す
るための制御を行う印刷制御装置において、前記複数の
印刷装置のそれぞれから各印刷装置の性能に関する情報
と現在の状態に関する情報を収集する収集手段と、前記
複数のクライアント端末のうちの1つから印刷データと
ともにその印刷要求を受信すると、そのクライアント端
末から送信された印刷データに関する情報と前記収集手
段で収集された情報を基に、前記複数の印刷装置のうち
前記印刷データの印刷時間が最小となる印刷装置を選択
する選択手段と、この選択手段で選択された印刷装置に
前記印刷データを送信して印刷実行を行うよう制御する
制御手段と、前記選択手段で選択された印刷装置で印刷
が開始されてから印刷が終了するまでの印刷実行時間を
計測する計測手段と、を具備し、前記選択手段は、前記
計測手段で計測された印刷実行時間を基に前記印刷デー
タの印刷時間が最小となる印刷装置を選択することによ
り、印刷処理実行の際の各印刷装置の実印刷時間を計測
して、その統計値を印刷装置の性能を示すパラメータと
して随時フィードバックして印刷装置選択の際の評価値
の算出に用いることにより、予測精度の向上が図れる。
【0022】また、本発明の印刷制御装置(請求項8、
請求項9)は、ネットワークに接続された複数のクライ
アント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネ
ットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで印
刷を実行するための制御を行う印刷制御装置において、
前記複数のクライアント端末のそれぞれから各クライア
ント端末の性能に関する情報および現在の状態に関する
情報と、前記複数の印刷装置のそれぞれから各印刷装置
の性能に関する情報および現在の状態に関する情報を収
集する収集手段と、前記複数のクライアント端末のうち
の1つから印刷データとともにその印刷要求を受信する
と、そのクライアント端末から送信された印刷データに
関する情報と、自装置の性能に関する情報と現在の状態
に関する情報と、前記収集手段で収集された情報を基
に、自装置および前記複数の印刷装置および前記複数の
クライアント端末のうち、前記印刷データの展開時間が
最小となるものを1つ選択する選択手段と、この選択手
段で選択された自装置あるいは印刷装置あるいはクライ
アント端末に対し、前記印刷データの画像展開を実行す
るよう制御する第1の制御手段と、この第1の制御手段
での制御に従って、前記画像展開の施された前記印刷デ
ータの印刷を前記複数の印刷装置のいずれか1つに対し
実行するよう制御する第2の制御手段と、この第2の制
御手段での制御に従って印刷実行する印刷装置におい
て、印刷が開始されてから印刷が終了するまでの印刷実
行時間を計測する計測手段と、を具備し、前記選択手段
は、前記計測手段で計測された印刷実行時間を基に前記
印刷データの展開時間が最小となるものを1つ選択する
ことにより、印刷処理実行の際の各印刷装置の実印刷時
間を計測して、その統計値を印刷装置の性能を示すパラ
メータとして随時フィードバックして印刷装置および印
刷データ展開場所の選択する際の評価値の算出に用いる
ことにより、予測精度の向上が図れる。
【0023】また、ネットワーク上に複数の印刷制御装
置が設置されている場合も同様である。
【0024】また、本発明の印刷制御装置(請求項1
0、請求項11)は、ネットワークに接続された複数の
クライアント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、
前記ネットワークに接続された複数の印刷装置のいずれ
かで印刷を実行するための制御を行う印刷制御装置にお
いて、前記複数のクライアント端末のそれぞれから各々
の性能に関する情報および現在の状態に関する情報と、
前記複数の印刷装置のそれぞれから各々の性能に関する
情報および現在の状態に関する情報を収集する収集手段
と、前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷
データとともにその印刷要求を受信すると、そのクライ
アント端末から送信された印刷データに関する情報と、
自装置の性能に関する情報および現在の状態に関する情
報と、前記収集手段で収集された情報を基に、前記印刷
データの印刷時間が最小となるように、画像展開処理を
自装置および前記複数の印刷装置および前記複数のクラ
イアント端末に割り当て分散割合を算出する算出手段
と、この算出手段で算出された分散割合に従って、自装
置および前記複数の印刷装置および前記複数のクライア
ント端末に対し、前記印刷データの画像展開を実行する
よう制御する第1の制御手段と、この第1の制御手段で
の制御に従って、前記画像展開の施された前記印刷デー
タの印刷を前記複数の印刷装置のいずれか1つに対し実
行するよう制御する第2の制御手段と、この第2の制御
手段での制御に従って印刷実行する印刷装置において、
印刷が開始されてから印刷が終了するまでの印刷実行時
間を計測する計測手段と、を具備し、前記算出手段は、
前記計測手段で計測された印刷実行時間を基に前記分散
割合を算出することにより、印刷処理実行の際の各印刷
装置の実印刷時間を計測して、その統計値を印刷装置の
性能を示すパラメータとして随時フィードバックして、
印刷データ展開処理の分散割合を算出に用いることによ
り、予測精度の向上が図れる。
【0025】また、ネットワーク上に複数の印刷制御装
置が設置されている場合も同様である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0027】図1は、本実施形態に係る印刷制御装置を
用いたシステム全体の構成を概略的に示したものであ
る。
【0028】図1において、本発明の印刷制御装置の機
能を具備したサーバ101は、LAN等の通信回線11
3上の1つのノードとして設置され、複数(ここでは例
えば、2つ)のパソコン107a、107b(以下、こ
れらをまとめてパソコン107とよぶこともある。)、
複数(ここでは例えば、2つ)のネットワークプリンタ
(プリンタ)114a、114b(以下、これらをまと
めてネットワークプリンタ(プリンタ)114と呼ぶこ
とがある。)と相互に通信可能なように接続されてい
る。なお、サーバ101は、1つのネットワーク(物理
ネットワークあるいは論理ネットワーク上に定義されて
る1管理単位のネットワークで、図1の場合、通信回線
113でパソコン107、プリンタ114と互いに通信
可能なように接続されているので、ここでは、これを単
純に1管理単位のネットワークとし、以下、簡単にネッ
トワーク113と呼ぶこともある)に1つ設置されてい
ても複数設置されていてもよい。
【0029】サーバ101は、サーバ全体を制御する中
央処理部(CPU)102を中心に構成されている。こ
のCPU102には、システムバス106を介して、制
御プログラム及び各種データが格納されるメインメモリ
103、磁気ディスク(HDD)104、通信回線11
3との情報送受を行う通信インタフェース105が接続
されている。
【0030】パソコン107は、通信回線113上の1
つのノードとして設置され、パソコン全体を制御する中
央処理部(CPU)108を中心に構成されている。こ
のCPU108には、システムバス112を介して、制
御プログラム及び各種データが格納されるメインメモリ
109、磁気ディスク(HDD)110、通信回線11
3との情報送受を行う通信インタフェース111が接続
されている。
【0031】ネットワークプリンタ114は、通信回線
113上の1つのノードとして各所に設置され、装置全
体を制御する中央処理部(CPU)115を中心に構成
されている。このCPU115には、システムバス11
8を介して、インタフェース116、制御プログラムお
よび各種データが格納されるメインメモリ119、装置
が扱う画像等のデータが一時的に格納されるページメモ
リ120、通信回線113との情報送受を行う通信イン
タフェース121が接続されている。インタフェース1
16は、これに接続されたプリンタ117に対する画像
情報の入出力を制御するものである。
【0032】図2は、サーバ101のメインメモリ10
3に格納されているサーバ101の制御ソフトウエアの
機能を概略的に示したものである。
【0033】図2に示すように、サーバ101の制御ソ
フトウエアの機能は、大きく分けて3つに分かれてい
る。すなわち、パラメータテーブル部(201〜20
4)と判断部212と通信インタフェイス部213から
構成される。
【0034】パラメータテーブル部はプリンタパラメー
タテーブル201、パソコンパラメータテーブル20
2、ユーザパラメータテーブル203、サーバパラメー
タテーブル204の4つのパラメータテーブルから構成
される。それぞれのテーブルの値は通信回線113を介
して送信されてきたパラメータ値が通信インタフェース
部213、パラメータバッファ206を経て格納される
値である。
【0035】判断部212は、正規化部207、優先度
プロファイル荷重付加部208、評価関数判断部209
から構成される。
【0036】正規化部207は、各パラメータテーブル
の値を0〜1に正規化する役割を果たす。優先度プロフ
ァイル付加加重部208は、正規化した値に優先度プロ
ファイルの値を基に付加加重をするようになっている。
評価関数判断部209はプリンタ選択部210と印刷デ
ータ展開場所選択部211から成る。
【0037】プリンタ選択部210では、優先度プロフ
ァイル荷重負荷部208で付加加重された値をまとめ、
最速で出力するネットワークプリンタを決定するように
なっている。
【0038】印刷データ展開場所選択部211では、優
先度プロファイル荷重負荷部208で付加加重された値
をまとめ、最速で印刷データを展開する場所(図1の場
合、サーバ101、パソコン107、プリンタ114の
うちのいずれか1つ)を決定するようになっている。
【0039】プリンタ選択部210、印刷データ展開場
所選択部211で決定されたプリンタあるいは通信回線
113を介して接続された各種情報機器のうちの1つを
指定するための情報データは、通信インタフェース部2
13、通信回線113を介して、その指定された機器に
対し送信される。
【0040】実印刷平均速度算出部205では、パソコ
ン107より得られる印刷指示開始時間、ネットワーク
プリンタ114より得られる印刷終了時間、システム全
体より得られるシステム負荷などの値を基に、実印刷平
均速度を算出するようになっている。ここで算出された
実印刷平均速度は、プリンタパラメータテーブル201
に格納されるようになっている。
【0041】図3は、クライアントとなるパソコン10
7の例えばメインメモリ109に格納されている制御ソ
フトウエアの要部の機能を概略的に示したものである。
【0042】図3に示すように、パソコン107の制御
ソフトウエアの機能は、大きく分けて3つに分かれてい
る。すなわち、パソコン本来の性能に関するパラメータ
テーブル301、ユーザパラメータテーブル302、現
状ステータス計測部303から構成されている。
【0043】パソコン本来の性能に関するパラメータテ
ーブル301には、CPU性能(単位:1秒間当たりの
命令実行回数)、ネットワーク上の各機器に予め割り当
てられている通信用のアドレス情報(例えばIPアドレ
ス)等が予め格納されている。
【0044】ユーザパラメータテーブル302には、ユ
ーザが印刷指示要求を行う際に、ユーザにより指定され
た情報データ、すなわち、ユーザの識別情報(ユーザI
D)、そのユーザが使用した(ユーザにより印刷要求が
発生された)パソコンの識別情報、印刷データを印刷す
る際の用紙の大きさ、印刷データのファイルタイプ(例
えば、PostScript、PCL等のPDLの種
別)およびファイルサイズ、優先度プロファイル(印刷
データを印刷する際の優先すべきパラメータあるいは条
件、例えば、この場合、自分の現在いるパソコン位置か
ら最も近いところに設置されているプリンタから印刷デ
ータを出力したい場合は「位置」と指定し、印刷時の解
像度のよいプリンタで印刷したい場合は「解像度」と指
定し、印刷用紙のサイズは必ず指定したサイズで印刷し
たい場合は「用紙サイズ」と指定する)等が格納されて
いる。
【0045】現状ステータス計測部303では、パソコ
ンの稼働状況を計測して、その値を基に導き出せる、パ
ソコンの現状ステータスに関するパラメータ(例えば、
CPUの負荷、メモリ上にキューイングしているファイ
ルの数、メモリ上にキューイングしているファイルのサ
イズ、そのパソコンの設置されている位置等)、印刷デ
ータのファイルの現状ステータスに関するパラメータを
生成して、それぞれテーブル304、305に記録する
ようになっている。403に記録するようになってい
る。
【0046】テーブル301、302、304、305
に格納されているパラメータは、サーバ101からの要
求があったときに通信インタフェース部306、通信回
線113を介してサーバ101に送出されるようになっ
ている。そして、サーバ101には、通信回線113を
介して接続された複数のパソコン107のテーブル30
1、304に格納されていたパラメータが収集され、パ
ソコンパラメータテーブル202に格納されるととも
に、同じく複数のパソコン107のテーブル302、3
05に格納されていたパラメータが収集され、サーバ1
01のユーザパラメータテーブル203には格納され
る。
【0047】図4は、ネットワークプリンタ114のメ
インメモリ119に格納されている制御ソフトウエアの
要部の機能を概略的に示したものである。
【0048】図4に示すように、ネットワークプリンタ
114のソフトウエアの機能は、大きく分けて3つにの
部分から成り立っている。プリンタ本来の性能に関する
パラメータ401と、現在ステータス計測部402であ
る。
【0049】プリンタ本来の性能に関するパラメータテ
ーブル401には、例えば、プリンタの印刷速度、印刷
時の解像度、印刷可能な原稿のサイズ、パワーセーブ機
能の有無、プリンタタイプ(例えば、モノクロ熱転写、
モノクロレーザ、カラーインクジェット等の種別)等が
予め格納されている。
【0050】現状ステータス計測部402では、プリン
タの稼働状況を計測して、その値を基に導き出せる、プ
リンタの現状ステータスに関するパラメータ(例えば、
現在そのプリンタにおいて印刷待ち状態にある(キュー
イング)ファイルの数およびそのファイルのサイズ、そ
のプリンタの設置されている位置等)を生成して、それ
をテーブル403に記録するようになっている。
【0051】テーブル401、403に記録されている
パラメータは、サーバ101からの要求があったときに
通信インタフェース部306、通信回線113を介して
サーバ101に送出されるようになっている。そして、
サーバ101には、通信回線113を介して接続された
複数のプリンタ114のテーブル401、403に格納
されていたパラメータが収集され、プリンタパラメータ
テーブル201に格納される。
【0052】図5は、サーバ101にて具備されるプリ
ンタパラメータテーブル201の記憶例を示したもので
ある。
【0053】図5に示すように、プリンタパラメータテ
ーブル201は、大きく分けて2つのパラメータから成
り立っている。すなわち、プリンタ本体に係わる性能の
パラメータとプリンタの現状ステータスパラメータであ
る。
【0054】プリンタ本体に関わる性能のパラメータと
しては、印刷速度、解像度、対象原稿サイズ、パワーセ
ーブ機能の有無、プリンタタイプなどがある。
【0055】プリンタの現状ステータスパラメータとし
ては、現在のキューイング数、現在キューイングしてい
るファイルのサイズ、ウオームアップの済み/未済み、
設置位置などがある。
【0056】プリンタパラメータテーブル201には、
通信回線113を介して接続された複数のプリンタ11
4から収集されたパラメータ値が、図5に示すように、
各プリンタ毎に分類されて格納されている。
【0057】図6は、サーバ101にて具備されるパソ
コンパラメータテーブル202の記憶例を示したもので
ある。
【0058】図6に示すように、パソコンパラメータテ
ーブルは大きく分けて2つのパラメータから成り立って
いる。パソコン本体に関わる性能のパラメータとパソコ
ンの現状ステータスパラメータである。
【0059】パソコン本体に関わる性能のパラメータと
しては、CPU性能、各パソコンに割り当てられたアド
レス情報(例えばIPアドレス)などがある。
【0060】パソコンの現状ステータスパラメータとし
ては、現在のCPUの負荷、現在メモリ109上にキュ
ーイングしているファイルの数、現在メモリ109上に
キューイングしているファイルのサイズ、設置位置など
がある。
【0061】パソコンパラメータテーブル202には、
通信回線113を介して接続された複数のパソコン10
7から収集されたパラメータ値が、図6に示すように、
各パソコン毎に分類されて格納されている。
【0062】図7は、サーバ101にて具備されるユー
ザパラメータテーブル203の記憶例を示したものであ
る。
【0063】ユーザパラメータとしては、ユーザID、
そのユーザが現在使用しているパソコンの識別情報、印
刷時の用紙のサイズ、印刷データのファイルのタイプと
そのサイズ、そしてどのパラメータを優先して指定する
かという優先度プロファイル、などがある。
【0064】ユーザパラメータテーブル203には、通
信回線113を介して接続された複数のパソコン107
から収集されたパラメータ値(例えば、パソコン107
に具備されたテーブル305に格納されたパラメータ
値)あるいは、ユーザの指示操作にて(例えば、印刷指
示要求時に)、複数のパソコン107のいずれかから送
信されてきたパラメータ値(例えば、パソコン107に
具備されたテーブル302に格納されたパラメータ値)
が、図7に示した6つのパラメータ値を一単位として格
納されている。
【0065】図8は、サーバ101にて具備されるサー
バラメータテーブル204の記憶例を示したものであ
る。
【0066】サーバパラメータとしては、大きく分けて
2つのパラメータから成り立っている。すなわち、サー
バ本体に関わる性能のパラメータとサーバの現状ステー
タスパラメータである。
【0067】サーバ本体に関わる性能のパラメータとし
ては、サーバに具備されるCPUの処理性能(単位:1
秒間当たりの命令実行回数)、ネットワーク上の各機器
に予め割り当てられている通信用のアドレス情報(例え
ば、IPアドレス)などがある。
【0068】サーバの現状ステータスパラメータとして
は現在のCPUの負荷、現在のメモリ103上にキュー
イングしているファイルの数、現在メモリ103上にキ
ューイングしているファイルのサイズ、設置位置などが
ある。
【0069】サーバパラメータテーブル204には、サ
ーバ101がネットワーク113上に1つしか設置され
ていない場合は、そのサーバのみのパラメータを格納す
ればよいが、複数のサーバが設置されている場合には、
各サーバ(サーバA、B、C)は互いに通信を行うこと
により、自分のサーバパラメータを他のサーバに通知
し、図8に示したような各サーバ毎に分類されたサーバ
パラメータテーブルを構築するようになっている。
【0070】次に、図1に示したような構成のシステム
における印刷処理の全体の処理動作をサーバ101の処
理動作を中心に説明する。
【0071】図9に示すフローチャートは、サーバ10
1で、複数のプリンタ114の中から最速で出力する出
力先を決定する場合の印刷処理動作を説明するためのも
のである。
【0072】まず、ユーザは、ネットワーク113に接
続された複数のパソコン107のいずれかから印刷指示
要求を行う(ステップS1)。この印刷指示要求が発生
すると、メインメモリ109上の印刷データと、同じく
メインメモリ109上のテーブル302に格納されたユ
ーザパラメータが、通信インターフェース111、ネッ
トワーク113、通信インタフェース105を経てサー
バ101内のメインメモリ103上に伝達される(ステ
ップS2)。
【0073】すると、サーバ101はネットワーク11
3内の全てのプリンタ114、パソコン107に対して
ネットワーク113を通してプリンタパラメータとパソ
コンパラメータの送信を要求する(ステップS3)。
【0074】ネットワーク113内の全てのプリンタ1
14、パソコン107はサーバ101の要求に応答し、
メインメモリ上109、119にある各テーブルに格納
されているパラメータをネットワーク113を通してサ
ーバ101のメインメモリ103に送る(ステップS
4)。
【0075】サーバ101はメインメモリ103上に送
られてきた各パラメータを正規化し、優先度プロファイ
ルを元に荷重を積和する(ステップS5)。その際の評
価関数は、次式(1)に示すものである。
【0076】 評価関数 Vm =α1 ・X1 +α2 ・X2 +…αn ・Xn m:プリンタ数 n:パラメータ数 X1〜Xn(0≦X1 〜n≦1):プリンタパラメータ、 パソコンパラメータ、 ユーザパラメータ α1 〜αn:荷重係数(0≦α1〜αn≦1) …(1) 荷重係数αは、ユーザパラメータ中の「優先度プロファ
イル」で指定される値から決定されるものである。
【0077】各パソコン107、各プリンタ114毎
に、式(1)の評価関数を用いて、その評価値を求め
る。
【0078】式(1)の評価値が最もよいもの、すなわ
ち、評価値が最小あるいは最大(最大、最小の選択は荷
重係数αの取り方によって違う)のプリンタ114が印
刷速度の最も速いプリンタであると判断して、そのプリ
ンタ114に対し、メインメモリ103上に格納された
印刷データを送出するとともに、印刷実行を指示する
(ステップS6)。
【0079】ここで、式(1)の評価関数を用いた評価
方法の一例を説明する。
【0080】例えば、印刷データのファイルタイプがP
ostScriptの場合、PostScriptファ
イルを速く展開する、印刷指示要求を行ったユーザの席
から遠く離れたプリンタAと、PostScriptフ
ァイルの展開機能を所持していない(パソコン上でソフ
トウエアでエミュレーションして展開するので展開に時
間のかかる)、その印刷指示要求を行ったユーザの席に
近いプリンタBが存在したとする。すなわち、図5のプ
リンタパラメータテーブル上のプリンタの現状ステータ
スパラメータのうち、「設置位置」から、 プリンタAのユーザからの距離:10m プリンタBのユーザからの距離: 1m となる。この場合、ユーザがPostScriptファ
イルの印刷を指示した瞬間に、例えば、図5に示してい
ないがプリンタパラメータテーブル上のプリンタの現状
ステータスパラメータのうち、「現在のプリンタ負荷」
から、 プリンタAの負荷率:30% プリンタBの負荷率:40% であるとする。
【0081】ユーザは優先度プロファイルを特に指定し
ていないとすると、プリンタA、プリンタBのそれぞれ
の荷重係数αA1〜αA3、αB1〜αB3は、 αA1〜αA3、αB1〜αB3=1.0 となる。この状態での式(1)の評価関数より評価値を
それぞれ求めてみる。
【0082】まず、パラメータ値の正規化を行う。評価
関数の値が最小となるプリンタを選択するように正規化
を行うと以下のような値になる。
【0083】プリンタAの印刷者からの距離:10/1
0=1.0(=XA1) プリンタBの印刷者からの距離:1/10=0.1(=
XB1) プリンタAのPostScript機能:0.0(=X
A2) プリンタBのPostScript機能:1.0(=X
B2) プリンタAの負荷率:0.3(=XA3) プリンタBの負荷率:0.4(=XB3) ゆえに、式(1)の評価関数から、 プリンタAの評価値: 評価関数VA =αA1・XA1+αA2・XA2+αA3・XA3 =1.0・1.0+1.0・0.0+1.0・0.3 =1.0+0.3 =1.3 プリンタBの評価値: 評価関数VB =αB1・XB1+αB2・XB2+αB3・XB3 =1.0・0.1+1.0・1.0+1.0・0.4 =0.1+1.0+0.4 =1.5 となり、VA<VB なので(この場合、荷重係数は値
が大きい方が荷重が大きいということなので、評価値の
値が大きい方がより評価が高いことになる)、プリンタ
Aが最速に出力するプリンタとして選択される。
【0084】一方、優先度プロファイルが先ほどのよう
に指定されてなく(すなわち、荷重係数が一定値(1.
0)ではなく)、ユーザによって設定されている場合を
考える。
【0085】例えば、ユーザがプリンタの設置位置を優
先するプロファイルを設定している場合、「設置位置」
のパラメータに係る荷重係数αA1、αB1の値を大き
くし、それ以外のパラメータに係る荷重係数αA2、α
A3、αB2、αB3の値をそれよりも小さい値とす
る。例えば、 αA1、αB1の=1.0 αA2、αA3、αB2、αB3=0.5 とする。式(1)の評価関数からプリンタA、Bの評価
値を求めると以下のようになる。
【0086】プリンタAの評価値: 評価関数VA =αA1・XA1+αA2・XA2+αA3・XA3 =1.0・1.0+0.5・0.0+0.5・0.3 =1.0+0.15 =1.15 プリンタBの評価値: 評価関数VB =αB1・XB1+αB2・XB2+αB3・XB3 =1.0・0.1+0.5・1.0+0.5・0.4 =0.1+0.5+0.2 =0.8 ここで、VA>VBなので、プリンタBの設置位置がユ
ーザに最も近いプリンタとして選択される。
【0087】次に、図10に示すフローチャートを参照
して、サーバ101で、ネットワーク113に接続され
た全てのプリンタ、パソコン、サーバのうち、印刷デー
タ展開場所を選択する場合の処理動作について説明す
る。ここで選択される印刷データ展開場所は、印刷デー
タの印刷時間(ユーザからの印刷要求が発生してから印
刷出力が終了するまでの時間)が最小となるように印刷
データの展開時間が最小となるものである。
【0088】ここでは、説明を簡単にするために、図1
においてプリンタ、パソコン、サーバはそれぞれ1台の
みとする。また、図5、図6、図9の各パラメータテー
ブルには、それぞれプリンタA、パソコンA、サーバA
のみのパラメータが格納されているものとする。
【0089】図10のステップS11〜ステップS14
までの処理動作は、図9のステップS1〜ステップS4
までの処理動作と同様である。
【0090】図10のステップS15では、サーバ10
1は、メインメモリ103上に送られてきた各パラメー
タを正規化し、優先度プロファイルを元に荷重を積和す
るわけであるが、ここでは、評価関数が図9の場合と異
なり、次式(2)に示すものである。
【0091】 評価関数 W=β1・Vx+β2・Vy+β3・Vz β1+β2+β3=1 Vx:パソコンの評価関数 Vy:プリンタの評価関数 Vz:サーバの評価関数 β1〜β3:負荷係数 (β1、β2、β3)=(1、0、0) (0、1、0) (0、0、1) Vx=k1・X1+k2・X2+…kn・Xn n:パラメータ数 X1〜Xn:パソコン・パラメータ(0≦X1〜Xn≦1) k1〜kn:荷重係数(0≦k1〜Kn≦1) Vy=l1・Y1+l2・Y2+…ln・Yn n:パラメータ数 Y1〜Yn:プリンタ・パラメータ(0≦Y1〜Yn≦1) l1〜ln:荷重係数(0≦l1〜In≦1) Vz=m1・Z1+m2・Z2+…mn・Zn n:パラメータ数 Z1〜Zn:サーバ・パラメータ(0≦Z1〜Zn≦1) m1〜mn:荷重係数(0≦m1〜mn≦1) …(2) となる。
【0092】負荷係数βは、パソコン/プリンタ/サー
バでそれぞれどのくらいの負荷配分するかを表す負荷係
数である。β1〜β3はいずれかが「1」で残りの2つ
が「0」となる値である。「1」の値のもののメモリ上
で印刷データの展開を行うこと(仮定)を表す。
【0093】なお、式(2)において、Vx、Vy、V
zは、式(1)と同様である。
【0094】図10のステップS15では、上記(β
1、β2、β3)の3つの組み合わせのそれぞれについ
て評価値を求め、式(2)の評価関数Wの値が最もよい
もの、すなわち、評価値が最小あるいは最大(最大、最
小の選択はVx、Vy、Vzの取り方によって違う)の
もののメモリ上で印刷データの展開を行うよう決定し、
その旨の指示と印刷データを、その決定先の機器(プリ
ンタあるいはパソコンあるいはサーバ)に対し送出する
(ステップS16)。
【0095】ここで、式(2)の評価関数を用いた評価
方法の一例を説明する。なお、ここでは、評価値の最も
小さい値の機器で印刷データの展開を行うものとする。
【0096】例えば、サーバ101の各テーブルに格納
されているパソコンA、プリンタA、サーバAのパラメ
ータ値が、図11(a)に示すものであるとする。図1
1では、評価値算出に用いられるパラメータ値の一例を
示している。
【0097】図11(b)には、図11(a)に示した
パラメータ値を正規化した結果を示している。ここで、
特に、CPU性能のパラメータ値に関しては、正規化後
の値が0〜1の間に収まるように、適当な値(例えば
「20」)を用いて、次式のように求めている。
【0098】(1/CPU性能のパラメータ値)×20 まず、図11(b)に示した値を用いて、パソコンA、
プリンタA、サーバAそれぞれの評価値、すなわち、V
x、Vy、Vzを求める。なお、ユーザは、優先度プロ
ファイルを特に指定していないとすると、それぞれの荷
重係数は、 K1〜Kn=l1〜ln=m1〜mn=1.0 となる。
【0099】よって、 パソコンAの評価関数:Vx=k1・X1+k2・X2 =1.0・0.7+1.0・0.2 =0.9 プリンタAの評価関数:Vy=l1・Y1+l2・Y2 =1.0・0.4+1.0・0.6 =1.0 サーバAの評価関数 :vz=m1・Z1+m2・Z2 =1.0・0.2+1.0・0.17 =0.37 となる。これらを式(2)の評価関数Wに代入すると、
(1) (β1、β2、β3)=(1、0、0)のとき
(パソコンAで印刷データの展開を行うと仮定した場
合)、 W1=β1・Vx+β2・Vy+β3・Vz =1.0・0.9+0.0・1.0+0.0・0.37 =0.9 (2) (β1、β2、β3)=(0、1、0)のとき
(プリンタAで印刷データの展開を行うと仮定した場
合)、 W2=β1・Vx+β2・Vy+β3・Vz =0.0・0.9+1.0・1.0+0.0・0.37 =1.0 (3) (β1、β2、β3)=(0、0、1)のとき
(サーバAで印刷データの展開を行うと仮定した場
合)、 W3=β1・Vx+β2・Vy+β3・Vz =0.0・0.9+0.0・1.0+1.0・0.37 =0.37 よって、W3<W1<W2となるので、サーバAにて印
刷データの展開を行うよう決定することができる。
【0100】なお、ステップS16での展開処理が施さ
れた印刷データは、例えば、図9に示したフローチャー
トに従ってサーバ101で選択されたプリンタに送ら
れ、印刷が実行される。
【0101】次に、図12に示すフローチャートを参照
して、サーバ101があるプリンタに印刷実行を指示し
た際に、そのプリンタの実印刷速度を測定し、その値を
プリンタパラメータテーブルに格納する(プリンタの性
能を示すパラメータのうち、印刷速度の値にフィードバ
ックする)ことにより、より精度の高い評価値を算出す
ることを目的とする処理動作について説明する。
【0102】説明を簡単にするために、図1においてプ
リンタ、パソコン、サーバはそれぞれ1台のみとする。
また、図5、図6、図9の各パラメータテーブルには、
それぞれプリンタA、パソコンA、サーバAのみのパラ
メータが格納されているものとする。
【0103】まず、ユーザは、ネットワーク113に接
続された複数のパソコン107のいずれかから印刷指示
要求を行う(ステップS21)。この印刷指示要求が発
生すると、メインメモリ109上の印刷データと、同じ
くメインメモリ109上のテーブル302に格納された
ユーザパラメータおよび印刷指示開始時間が、通信イン
ターフェース111、ネットワーク113、通信インタ
フェース105を経てサーバ101内のメインメモリ1
03上に伝達される(ステップS22)。
【0104】すると、サーバ101はネットワーク11
3内の全てのプリンタ114、パソコン107に対して
通信回線113を通してプリンタパラメータとパソコン
パラメータの送信を要求する(ステップS23)。
【0105】ネットワーク113内の全てのプリンタ1
14、パソコン107はサーバ101の要求に応答し、
メインメモリ上109、119にある各テーブルに格納
されているパラメータをネットワーク113を通してサ
ーバ101のメインメモリ103に送る(ステップS2
4)。
【0106】サーバ101はメインメモリ103上に送
られてきた各パラメータを正規化し、優先度プロファイ
ルを元に荷重を積和する(ステップS25)。その際、
各パソコン107、各プリンタ114毎に、式(1)の
評価関数を用いて、その評価値を求める。
【0107】式(1)の評価値が最もよいもの、すなわ
ち、評価値が最小あるいは最大(最大、最小の選択は荷
重係数αの取り方によって違う)のプリンタ114が印
刷速度の最も速いプリンタであると判断して、そのプリ
ンタ114に対し、メインメモリ103上に格納された
印刷データを送出するとともに、印刷実行を指示する
(ステップS26)。
【0108】印刷データとその印刷実行指示を受けたプ
リンタ114は、印刷を開始し、印刷が終了したら終了
通知をサーバ101に伝える(ステップS27)。
【0109】サーバ101は、プリンタから終了通知を
受けたら、印刷開始時間との差を求めて、印刷にかかっ
た時間を計算する。そして、印刷にかかった時間と印刷
枚数、印刷時のシステムの負荷状態から、次式(3)に
基づき実印刷速度Vt を算出する。
【0110】 Vt=(印刷枚数(枚)/印刷にかかった時間(分)) ×(システムの負荷状態を表す係数) …(3) さらに、次式(4)に基づき、プリンタの実印刷速度の
平均値VTを求める(ステップS28)。
【0111】 VT=(Vt+Vt−1+…+Vt−n)/n n:計測した離散時間の数 t:計測した離散時間 …(4) このようにして算出した値VTを、そのプリンタの実印
刷速度として、該当するパラメータテーブルに格納する
(ステップS29)。
【0112】次に、式(3)(4)を用いたプリンタの
実印刷速度の測定方法の一例について説明する。
【0113】サーバ101のメインメモリ103には、
図13に示すような印刷実行の際の履歴テーブルが記憶
されている。図12に示すように、印刷開始日、印刷開
始時間、印刷終了時間、印刷実行時のプリンタA、パソ
コンA、サーバAのそれぞれのCPU負荷率、印刷枚数
が格納されている。
【0114】このテーブル上の値と、式(3)を用い
て、まず、プリンタの実印刷速度を求める。すなわち、
同一のプリンタについて(ここでは、プリンタA)の過
去の履歴を基にここでは、3つの実印刷速度(Vt1、
Vt2、Vt3)を求める。
【0115】なお、式(3)において、「システムの負
荷状態を表す係数」とは、図13のパソコンA、プリン
タA、サーバAのCPU負荷率の平均に、必要に応じて
適当な値(ここでは「2」)を乗じて求める。これは、
負荷の大きいプリンタは、プリンタ能力の割に実印刷速
度は遅くなるので、負荷の大きなプリンタには実印刷速
度に大きな負荷係数を乗じることにより負荷分の補正を
図るものである。
【0116】Vt1の算出の際のシステムの負荷状態を
表す係数は、図13より、 (30+40+20)・2/300=0.6 であり、Vt2の算出の際のシステムの負荷状態を表す
係数は、図13より (20+80+30)・2/300=0.87 であり、Vt3の算出の際のシステムの負荷状態を表す
係数は、図13より (40+50+50)・2/300=0.93 である。
【0117】また、式(3)において、「印刷にかかっ
た時間」とは、図13の印刷終了時間から印刷開始時間
を差し引いた値(単位:分)で、具体的には、図13よ
り、Vt1の算出の際には(40/60)分、Vt2の
算出の際には(30/60)分、Vt3の算出の際には
(30/60)分となる。
【0118】よって、 Vt1=(印刷枚数(枚)/印刷にかかった時間(分))×(システムの負荷 状態を表す係数) =4/(40/60)×0.6 =3.6 Vt2=(印刷枚数(枚)/印刷にかかった時間(分))×(システムの負荷 状態を表す係数) =1/(30/60)×0.87 =1.74 Vt3=(印刷枚数(枚)/印刷にかかった時間(分))×(システムの負荷 状態を表す係数) =4/(30/60)×0.93 =3.72 となる。
【0119】次に、上記3つの実印刷速度(Vt1、V
t2、Vt3)からプリンタの実印刷速度の平均値VT
を求めると、 VT=(Vt1、Vt2、Vt3)/3 =(3.6+1.74+3.72)/3 =3.02(ppm) となる。この値は、図5のサーバ101のプリンタパラ
メータテーブルの例えば、プリンタ本体に関わる性能パ
ラメータのうちの「印刷速度」の値として、フィードバ
ックされ、前述したような評価関数V、Wによる評価値
の算出に用いられることにより、より精度の高い評価値
の算出が可能となる。なぜなら、プリンタの印刷速度と
は、実際の稼働状況に応じて大きく変動するものだから
である。
【0120】次に、このフィードバック値と(2)式を
基に算出された評価値から印刷データを展開する機器を
選択する場合を具体的に説明する。説明を簡単にするた
めに、図1においてプリンタ、パソコン、サーバはそれ
ぞれ1台のみとする。また、図5、図6、図9の各パラ
メータテーブルには、それぞれプリンタA、パソコン
A、サーバAのみのパラメータが格納されているものと
する。
【0121】前述の図10の説明では、印刷データを展
開処理を行う機器として、パソコン、プリンタ、サーバ
うちのいずれか1つの機器を選択するようにしていた
が、以下の説明では、パソコン、プリンタ、サーバの全
てを用いて画像展開をする際の各機器に対する負荷の割
合を決定するものである。
【0122】なお、以下の説明では、評価値がより小さ
い値であるほど評価が高いものとする。
【0123】例えば、サーバ101の各テーブルに格納
されているパソコンA、プリンタA、サーバAのパラメ
ータ値が、図14(a)に示すものであるとする。図1
4では、評価値算出に用いられるパラメータ値の一例を
示している。図14(a)において、プリンタAのパラ
メータの1つとして示したプリンタの実印刷時間は、前
述(図12の説明)のようにして算出されたフィードバ
ック値である。
【0124】図14(b)には、図14(a)に示した
パラメータ値を正規化した結果を示している。
【0125】まず、図11(b)に示した値を用いて、
パソコンA、プリンタA、サーバAそれぞれの評価値、
すなわち、Vx、Vy、Vzを求める。なお、ユーザ
は、優先度プロファイルを特に指定していないとする
と、それぞれの荷重係数は、K1〜Kn=l1〜ln=
m1〜mn=1.0となる。
【0126】よって、 パソコンAの評価関数:Vx=k1・X1+k2・X2 =1.0・0.7+1.0・0.2 =0.9 プリンタAの評価関数:Vy=l1・Y1+l2・Y2+I3・Y3 =1.0・0.4+1.0・0.6+1.0・0.26 =1.0 サーバAの評価関数 :vz=m1・Z1+m2・Z2 =1.0・0.2+1.0・0.17 =0.37 となる。これらを式(2)の評価関数Wに代入する。
【0127】ここで、前述の場合とはことなり、βは、
0.0〜1.0の値をとるものとする。すなわち、例え
ば、β1、β2、β3のそれぞれについて、0.1〜
0.9まで0.1刻みで値をとっていき、その以外の2
つのβの値で残りの負荷を2分するというルールを予め
定めておく。ここで、残りの負荷を2分するとは、パソ
コンとサーバはほぼ同じ動作をすることに基づく。
【0128】このルール従って、評価関数Wによる評価
値を求めていくと、図15に示すような結果が得られ
る。
【0129】図15(a)は、パソコンの負荷係数β1
を0.0〜1.0まで0.1刻みに変化させた場合の評
価関数Wの値を示したものである。
【0130】図15(b)は、プリンタの負荷係数β2
を0.0〜1.0まで0.1刻みに変化させた場合の評
価関数Wの値を示したものである。
【0131】図15(c)は、サーバの負荷係数β3を
0.0〜1.0まで0.1刻みに変化させた場合の評価
関数Wの値を示したものである。
【0132】図15から明らかなように、β1=0.0
5、β2=0.05、β3=0.9のとき、最小の評価
値0.441が得られていることがわかる。
【0133】故に、パソコンについては0.05、プリ
ンタについては0.05、サーバについては0.9の割
合で印刷データの展開処理を分散(負荷分散)するよう
決定することができる。
【0134】印刷データを展開する機器を選択する場合
と同様、上記フィードバック値を(1)式を用いた評価
値の算出に用いて、複数のプリンタから最速に出力する
プリンタを選択する場合にも適用できることは明らかで
あろう。
【0135】以上説明したように、上記実施形態によれ
ば、ネットワーク113に接続された複数のパソコン1
07のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネットワ
ークに接続された複数のプリンタ114のいずれかで印
刷を実行する際、サーバ101において、各プリンタ、
パソコンの性能、現状を示すパラメータを収集して、そ
れらに基づき算出された評価値にから複数のプリンタの
中からどのプリンタで印刷すれば一番速く出力できるか
を自動的に判断して処理実行を行うことにより、ユーザ
の負担が軽減され、プリンタの負荷分散も効率的に行わ
れるようになる。
【0136】また、ネットワーク113に接続された複
数のパソコン107のいずれかからの印刷要求を受け
て、前記ネットワークに接続された複数のプリンタ11
4のいずれかで印刷を実行する際、サーバ101におい
て、各プリンタ、パソコン、サーバを複数設置されてい
るときは各サーバの性能、現状を示すパラメータを収集
して、それらに基づき算出された評価値から、どの機器
で印刷データの展開を行えば印刷処理が最も速いかを自
動的に判断して処理実行を行うことにより、ユーザの負
担が軽減され、サーバ/パソコン/プリンタ間の負荷分
散も効率的に行われるようになる。
【0137】さらに、サーバ101は、印刷処理実行の
際の各プリンタの実印刷時間を計測して、その統計値を
プリンタ性能を示すパラメータとして随時フィードバッ
クして評価値の算出の際に用いることにより、予測精度
の向上が図れる。
【0138】なお、上記実施形態は、適宜組み合わせ可
能であることは言うまでもない。
【0139】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、ネットワークに接続された複数の印刷装置の中から
印刷時間が最も短い印刷装置の選択が容易に行えてユー
ザの負担を軽減できる。また、ネットワークに接続され
た各機器間の印刷処理の負荷分散が効率よく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシステム全体の構成を
概略的に示した図。
【図2】サーバのメインメモリに格納されている制御ソ
フトウエアの要部の機能を概略的に示した図。
【図3】パソコンのメインメモリに格納されている制御
ソフトウエアの要部の機能を概略的に示した図。
【図4】プリンタのメインメモリに格納されている制御
ソフトウエアの要部の機能を概略的に示した図。
【図5】サーバに具備されるプリンタパラメータテーブ
ルの記憶例を示した図。
【図6】サーバに具備されるパソコンパラメータテーブ
ルの記憶例を示した図。
【図7】サーバに具備されるユーザパラメータテーブル
の記憶例を示した図。
【図8】サーバに具備されるサーバパラメータテーブル
の記憶例を示した図。
【図9】サーバで複数のプリンタの中から最速で印刷出
力するプリンタを選択する場合の印刷処理動作を説明す
るためのフローチャート。
【図10】サーバでネットワークに接続された全てのプ
リンタ、パソコン、サーバのうち、印刷データ展開処理
を行う機器を選択する場合の処理動作を説明するための
フローチャート。
【図11】印刷データ展開処理を行う機器を選択する際
の評価値の算出に用いるパラメータ値の一例を示した
図。
【図12】サーバがあるプリンタに印刷実行を指示した
際に、そのプリンタの実印刷速度を測定し、その値をプ
リンタパラメータテーブルにフィードバックすることに
より、より精度の高い評価値を算出することを目的とす
る処理動作について説明するためのフローチャート。
【図13】プリンタの実印刷速度の測定方法の一例につ
いて説明するためのもので、サーバのメインメモリに格
納されている履歴テーブルの記憶例を示した図。
【図14】フィードバック値を用いて印刷データを展開
する機器を選択する際の評価値を算出する場合を具体的
に説明するためのもので、フィードバック値を含む評価
値の算出に用いるパラメータ値の一例を示した図。
【図15】印刷データの展開処理の分散割合を決定する
際に算出される評価値の一例を示した図。
【符号の説明】
101…サーバ(印刷制御装置)、107…パソコン
(クライアント端末)、114…ネットワークプリンタ
(印刷装置)、114…通信回線(ネットワーク)。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数のクライ
    アント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネ
    ットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで印
    刷を実行するための制御を行う印刷制御装置において、 前記複数の印刷装置のそれぞれから各印刷装置の性能に
    関する情報および現在の状態に関する情報を収集する収
    集手段と、 前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷デー
    タとともにその印刷要求を受信すると、そのクライアン
    ト端末から送信された印刷データに関する情報と前記収
    集手段で収集された情報を基に、前記複数の印刷装置の
    うち前記印刷データの印刷時間が最小となる印刷装置を
    選択する選択手段と、 この選択手段で選択された印刷装置に前記印刷データを
    送信して印刷実行を行うよう制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続された複数のクライ
    アント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネ
    ットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで印
    刷を実行するための制御を行う印刷制御装置において、 前記複数の印刷装置のそれぞれから各印刷装置の性能に
    関する情報および現在の状態に関する情報を収集する収
    集手段と、 前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷デー
    タとともにその印刷要求を受信すると、そのクライアン
    ト端末から送信された印刷データに関する情報と前記収
    集手段で収集された情報に対しユーザにより指定された
    条件を基に重み付けを行って評価値を算出し、この評価
    値に基づき前記複数の印刷装置のうち前記印刷データの
    印刷時間が最小となる印刷装置を選択する選択手段と、 この選択手段で選択された印刷装置に前記印刷データを
    送信して印刷実行を行うよう制御する制御手段と、 を具備したことを特徴とする印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続された複数のクライ
    アント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネ
    ットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで印
    刷を実行するための制御を行う印刷制御装置において、 前記複数のクライアント端末のそれぞれから各クライア
    ント端末の性能に関する情報および現在の状態に関する
    情報と、前記複数の印刷装置のそれぞれから各印刷装置
    の性能に関する情報および現在の状態に関する情報を収
    集する収集手段と、 前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷デー
    タとともにその印刷要求を受信すると、そのクライアン
    ト端末から送信された印刷データに関する情報と、自装
    置の性能に関する情報と現在の状態に関する情報と、前
    記収集手段で収集された情報を基に、自装置および前記
    複数の印刷装置および前記複数のクライアント端末のう
    ち、前記印刷データの展開時間が最小となるものを1つ
    選択する選択手段と、 この選択手段で選択された自装置あるいは印刷装置ある
    いはクライアント端末に対し、前記印刷データの画像展
    開を実行するよう制御する制御手段と、 を具備し、 前記画像展開の施された印刷データに対し前記複数の印
    刷装置のいずれかで印刷実行することを特徴とする印刷
    制御装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続された複数のクライ
    アント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネ
    ットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで印
    刷を実行するための制御を行う前記ネットワークに接続
    された印刷制御装置において、 前記ネットワークに接続された他の印刷制御装置の各々
    の性能に関する情報および現在の状態に関する情報と、
    前記複数のクライアント端末のそれぞれから各クライア
    ント端末の性能に関する情報および現在の状態に関する
    情報と、自身の性能に関する情報と現在の状態に関する
    情報を収集する収集手段と、 前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷デー
    タとともにその印刷要求を受信すると、そのクライアン
    ト端末から送信された印刷データに関する情報と、自装
    置の性能に関する情報と現在の状態に関する情報と、前
    記収集手段で収集された情報を基に、自装置および前記
    他の印刷制御装置および前記複数の印刷装置および前記
    複数のクライアント端末のうち、前記印刷データの展開
    時間が最小となるものを1つ選択する選択手段と、 この選択手段で選択された印刷制御装置あるいは印刷装
    置あるいはクライアント端末に対し前記印刷データの画
    像展開を実行するよう制御する制御手段と、 を具備し、 前記画像展開の施された前記印刷データに対し前記複数
    の印刷装置のいずれかで印刷実行することを特徴とする
    印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続された複数のクライ
    アント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネ
    ットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで印
    刷を実行するための制御を行う印刷制御装置において、 前記複数のクライアント端末のそれぞれから各クライア
    ント端末の性能に関する情報と現在の状態に関する情報
    と、前記複数の印刷装置のそれぞれから各印刷装置の性
    能に関する情報と現在の状態に関する情報を収集する収
    集手段と、 前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷デー
    タとともにその印刷要求を受信すると、そのクライアン
    ト端末から送信された印刷データに関する情報と、前記
    収集手段で収集された情報を基に、前記印刷データの印
    刷時間が最小となるように、前記印刷データの画像展開
    処理を前記複数の印刷装置および前記複数のクライアン
    ト端末に割り当てる分散割合を算出する算出手段と、 この算出手段で算出された分散割合に従って、自装置お
    よび前記複数の印刷装置および前記複数のクライアント
    端末に対し、前記印刷データの画像展開を実行するよう
    制御する制御手段と、 を具備し、 前記画像展開の施された前記印刷データに対し前記複数
    の印刷装置のいずれかで印刷実行することを特徴とする
    印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続された複数のクライ
    アント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネ
    ットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで印
    刷を実行するための制御を行う印刷制御装置において、 前記ネットワークに接続された他の印刷制御装置の各々
    の性能に関する情報および現在の状態に関する情報と、
    前記複数のクライアント端末のそれぞれから性能に関す
    る情報および現在の状態に関する情報と、自身の性能に
    関する情報および現在の状態に関する情報を収集する収
    集手段と、 前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷デー
    タとともにその印刷要求を受信すると、そのクライアン
    ト端末から送信された印刷データに関する情報と、自装
    置の性能に関する情報と現在の状態に関する情報と、前
    記収集手段で収集された情報を基に、前記印刷データの
    印刷時間が最小となるように、画像展開処理を自装置お
    よび前記他の印刷制御装置および前記複数の印刷装置お
    よび前記複数のクライアント端末に割り当てる分散割合
    を算出する算出手段と、 この算出手段で算出された分散割合に従って、自装置お
    よび前記他の印刷制御装置および前記複数の印刷装置お
    よび前記複数のクライアント端末に対し、前記印刷デー
    タの画像展開を実行するよう制御する制御手段と、 を具備し、 前記画像展開の施された前記印刷データに対し前記複数
    の印刷装置のいずれかで印刷実行することを特徴とする
    印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続された複数のクライ
    アント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネ
    ットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで印
    刷を実行するための制御を行う印刷制御装置において、 前記複数の印刷装置のそれぞれから各印刷装置の性能に
    関する情報と現在の状態に関する情報を収集する収集手
    段と、 前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷デー
    タとともにその印刷要求を受信すると、そのクライアン
    ト端末から送信された印刷データに関する情報と前記収
    集手段で収集された情報を基に、前記複数の印刷装置の
    うち前記印刷データの印刷時間が最小となる印刷装置を
    選択する選択手段と、 この選択手段で選択された印刷装置に前記印刷データを
    送信して印刷実行を行うよう制御する制御手段と、 前記選択手段で選択された印刷装置で印刷が開始されて
    から印刷が終了するまでの印刷実行時間を計測する計測
    手段と、 を具備し、 前記選択手段は、前記計測手段で計測された印刷実行時
    間を基に前記印刷データの印刷時間が最小となる印刷装
    置を選択することを特徴とする印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続された複数のクライ
    アント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネ
    ットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで印
    刷を実行するための制御を行う印刷制御装置において、 前記複数のクライアント端末のそれぞれから各クライア
    ント端末の性能に関する情報および現在の状態に関する
    情報と、前記複数の印刷装置のそれぞれから各印刷装置
    の性能に関する情報および現在の状態に関する情報を収
    集する収集手段と、 前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷デー
    タとともにその印刷要求を受信すると、そのクライアン
    ト端末から送信された印刷データに関する情報と、自装
    置の性能に関する情報と現在の状態に関する情報と、前
    記収集手段で収集された情報を基に、自装置および前記
    複数の印刷装置および前記複数のクライアント端末のう
    ち、前記印刷データの展開時間が最小となるものを1つ
    選択する選択手段と、 この選択手段で選択された自装置あるいは印刷装置ある
    いはクライアント端末に対し、前記印刷データの画像展
    開を実行するよう制御する第1の制御手段と、 この第1の制御手段での制御に従って、前記画像展開の
    施された前記印刷データの印刷を前記複数の印刷装置の
    いずれか1つに対し実行するよう制御する第2の制御手
    段と、 この第2の制御手段での制御に従って印刷実行する印刷
    装置において、印刷が開始されてから印刷が終了するま
    での印刷実行時間を計測する計測手段と、 を具備し、 前記選択手段は、前記計測手段で計測された印刷実行時
    間を基に前記印刷データの展開時間が最小となるものを
    1つ選択することを特徴とする印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 ネットワークに接続された複数のクライ
    アント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記ネ
    ットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで印
    刷を実行するための制御を行う前記ネットワークに接続
    された印刷制御装置において、 前記ネットワークに接続された他の印刷制御装置の各々
    の性能に関する情報および現在の状態に関する情報と、
    前記複数のクライアント端末のそれぞれから各々の性能
    に関する情報および現在の状態に関する情報と、自身の
    性能に関する情報と現在の状態に関する情報を収集する
    収集手段と、 前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷デー
    タとともにその印刷要求を受信すると、そのクライアン
    ト端末から送信された印刷データに関する情報と、自装
    置の性能に関する情報と現在の状態に関する情報と、前
    記収集手段で収集された情報を基に、自装置および前記
    他の印刷制御装置および前記複数の印刷装置および前記
    複数のクライアント端末のうち、前記印刷データの展開
    時間が最小となるものを1つ選択する選択手段と、 この選択手段で選択された印刷制御装置あるいは印刷装
    置あるいはクライアント端末に対し前記印刷データの画
    像展開を実行するよう制御する第1の制御手段と、 この第1の制御手段での制御に従って、前記画像展開の
    施された前記印刷データの印刷を前記複数の印刷装置の
    いずれか1つに対し実行するよう制御する第2の制御手
    段と、 この第2の制御手段での制御に従って印刷実行する印刷
    装置において、印刷が開始されてから印刷が終了するま
    での印刷実行時間を計測する計測手段と、 を具備し、 前記選択手段は、前記計測手段で計測された印刷実行時
    間を基に前記印刷データの展開時間が最小となるものを
    選択することを特徴とする印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 ネットワークに接続された複数のクラ
    イアント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記
    ネットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで
    印刷を実行するための制御を行う印刷制御装置におい
    て、 前記複数のクライアント端末のそれぞれから各々の性能
    に関する情報および現在の状態に関する情報と、前記複
    数の印刷装置のそれぞれから各々の性能に関する情報お
    よび現在の状態に関する情報を収集する収集手段と、 前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷デー
    タとともにその印刷要求を受信すると、そのクライアン
    ト端末から送信された印刷データに関する情報と、自装
    置の性能に関する情報および現在の状態に関する情報
    と、前記収集手段で収集された情報を基に、前記印刷デ
    ータの印刷時間が最小となるように、画像展開処理を自
    装置および前記複数の印刷装置および前記複数のクライ
    アント端末に割り当てる分散割合を算出する算出手段
    と、 この算出手段で算出された分散割合に従って、自装置お
    よび前記複数の印刷装置および前記複数のクライアント
    端末に対し、前記印刷データの画像展開を実行するよう
    制御する第1の制御手段と、 この第1の制御手段での制御に従って、前記画像展開の
    施された前記印刷データの印刷を前記複数の印刷装置の
    いずれか1つに対し実行するよう制御する第2の制御手
    段と、 この第2の制御手段での制御に従って印刷実行する印刷
    装置において、印刷が開始されてから印刷が終了するま
    での印刷実行時間を計測する計測手段と、 を具備し、 前記算出手段は、前記計測手段で計測された印刷実行時
    間を基に前記分散割合を算出することを特徴とする印刷
    制御装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークに接続された複数のクラ
    イアント端末のいずれかからの印刷要求を受けて、前記
    ネットワークに接続された複数の印刷装置のいずれかで
    印刷を実行するための制御を行う印刷制御装置におい
    て、 前記ネットワークに接続された他の印刷制御装置の各々
    の性能に関する情報および現在の状態に関する情報と、
    前記複数のクライアント端末のそれぞれから各々の性能
    に関する情報および現在の状態に関する情報と、自身の
    性能に関する情報と現在の状態に関する情報を収集する
    収集手段と、 前記複数のクライアント端末のうちの1つから印刷デー
    タとともにその印刷要求を受信すると、そのクライアン
    ト端末から送信された印刷データに関する情報と、自装
    置の性能に関する情報および現在の状態に関する情報
    と、前記収集手段で収集された情報を基に、前記印刷デ
    ータの印刷時間が最小となるように、画像展開処理を自
    装置および前記他の印刷制御装置および前記複数の印刷
    装置および前記複数のクライアント端末に割り当てる分
    散割合を算出する算出手段と、 この算出手段で算出された分散割合に従って、自装置お
    よび前記他の印刷制御装置および前記複数の印刷装置お
    よび前記複数のクライアント端末に対し、前記印刷デー
    タの画像展開を実行するよう制御する第1の制御手段
    と、 この第1の制御手段での制御に従って、前記画像展開の
    施された前記印刷データの印刷を前記複数の印刷装置の
    いずれか1つに対し実行するよう制御する第2の制御手
    段と、 この第2の制御手段での制御に従って印刷実行する印刷
    装置において、印刷が開始されてから印刷が終了するま
    での印刷実行時間を計測する計測手段と、 を具備し、 前記算出手段は、前記計測手段で計測された印刷実行時
    間を基に前記分散割合を算出することを特徴とする印刷
    制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000066856A (ja) * 1998-08-25 2000-03-03 Fuji Photo Film Co Ltd マルチ・プリンタ制御装置および方法
JP2008176773A (ja) * 2006-12-21 2008-07-31 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法、該方法を実行するためのプログラム
JP2009272990A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Konica Minolta Business Technologies Inc ワークフロー実行制御方法、画像処理装置、およびコンピュータプログラム
JP2012011721A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Sharp Corp 画像形成装置
US11122185B2 (en) 2017-08-31 2021-09-14 Fujifilm Business Innovation Corp. Information processing system, image forming system, and non-transitory computer readable medium storing program

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