JPH10156700A - 湿式研磨方法 - Google Patents
湿式研磨方法Info
- Publication number
- JPH10156700A JPH10156700A JP8332866A JP33286696A JPH10156700A JP H10156700 A JPH10156700 A JP H10156700A JP 8332866 A JP8332866 A JP 8332866A JP 33286696 A JP33286696 A JP 33286696A JP H10156700 A JPH10156700 A JP H10156700A
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- JP
- Japan
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- polished
- work
- polishing
- workpiece
- ground
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 研磨中にワークの被研磨面が酸化することな
く研磨される湿式研磨方法を提供することである。 【解決手段】 回転するバフホイールの研磨面とワーク
の被研磨面との間に研磨液を供給しながら、前記バフホ
イールによって前記ワークを研磨する湿式研磨方法にお
いて、前記研磨工程を真空又は窒素ガス中において研磨
する湿式研磨方法である。
く研磨される湿式研磨方法を提供することである。 【解決手段】 回転するバフホイールの研磨面とワーク
の被研磨面との間に研磨液を供給しながら、前記バフホ
イールによって前記ワークを研磨する湿式研磨方法にお
いて、前記研磨工程を真空又は窒素ガス中において研磨
する湿式研磨方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は湿式研磨方法に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来における湿式研磨方法にあっては、
ワークの被研磨面と回転するバフとの間に研磨液を供給
しながら前記バフによって前記ワークの被研磨面を研磨
していた。
ワークの被研磨面と回転するバフとの間に研磨液を供給
しながら前記バフによって前記ワークの被研磨面を研磨
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の研磨方法にあっては、研磨中にワークの被研磨面
が酸化して、酸化被膜を形成しやすく、この結果、研磨
作業の質を向上させにくいという不都合を有した。
従来の研磨方法にあっては、研磨中にワークの被研磨面
が酸化して、酸化被膜を形成しやすく、この結果、研磨
作業の質を向上させにくいという不都合を有した。
【0004】この発明の課題はかかる不都合を解消する
ことである。
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明に係る湿式研磨方法においては、回転する
バフホイールの研磨面とワークの被研磨面との間に研磨
液を供給しながら、前記バフホイールによって前記ワー
クを研磨する湿式研磨方法において、前記研磨工程を真
空又は窒素ガス中において研磨するものであるため、研
磨中においてワークの被研磨面を真空の雰囲気又は窒素
ガス雰囲気中に配置することができる。
に、この発明に係る湿式研磨方法においては、回転する
バフホイールの研磨面とワークの被研磨面との間に研磨
液を供給しながら、前記バフホイールによって前記ワー
クを研磨する湿式研磨方法において、前記研磨工程を真
空又は窒素ガス中において研磨するものであるため、研
磨中においてワークの被研磨面を真空の雰囲気又は窒素
ガス雰囲気中に配置することができる。
【0006】なお、前記湿式研磨方法において、前記ワ
ークの被研磨面に窒素ガスを供給しながら、前記ワーク
の被研磨面を研磨するようにすれば、当該ワークの被研
磨面をケーシング等によって覆わなくても、ワークの被
研磨面に窒素ガスの雰囲気を形成することができる。
ークの被研磨面に窒素ガスを供給しながら、前記ワーク
の被研磨面を研磨するようにすれば、当該ワークの被研
磨面をケーシング等によって覆わなくても、ワークの被
研磨面に窒素ガスの雰囲気を形成することができる。
【0007】
【実施例】この発明におけるワークとしては、例えば、
アルミニウム製車両用ホイール等が挙げられるが、これ
に限定されるものではなく、研磨の対象となるすべての
ものが含まれるものである。
アルミニウム製車両用ホイール等が挙げられるが、これ
に限定されるものではなく、研磨の対象となるすべての
ものが含まれるものである。
【0008】この発明における湿式研磨方法としては、
研磨液を、ワークの被研磨面とバフホイールとの間に供
給してワークの被研磨面を研磨するという通常の湿式研
磨方法が使用される。この場合、バフは単数でも複数で
もよい。又、研磨液は通常使用されるものが該当する。
研磨液を、ワークの被研磨面とバフホイールとの間に供
給してワークの被研磨面を研磨するという通常の湿式研
磨方法が使用される。この場合、バフは単数でも複数で
もよい。又、研磨液は通常使用されるものが該当する。
【0009】ワークの被研磨面を真空の雰囲気中にする
には、例えば、研磨装置全体をケーシング等によって覆
い、その内部を吸引ポンプによって真空状態にすればよ
い。ワークの被研磨面のみを前記ケーシング等に覆うこ
ともできる。
には、例えば、研磨装置全体をケーシング等によって覆
い、その内部を吸引ポンプによって真空状態にすればよ
い。ワークの被研磨面のみを前記ケーシング等に覆うこ
ともできる。
【0010】また、ワークの被研磨面を窒素ガスの雰囲
気中にするには、前記ケーシング内に窒素ガスを充填す
ればよい。
気中にするには、前記ケーシング内に窒素ガスを充填す
ればよい。
【0011】なお、ワークの被研磨面を窒素ガスを充填
したケーシングで覆う代わりに、当該ワークの被研磨面
に窒素ガスを噴射することをできる。
したケーシングで覆う代わりに、当該ワークの被研磨面
に窒素ガスを噴射することをできる。
【0012】
【発明の効果】この発明に係る湿式研磨方法において
は、回転するバフホイールの研磨面とワークの被研磨面
との間に研磨液を供給しながら、前記バフホイールによ
って前記ワークを研磨する湿式研磨方法において、前記
研磨工程を真空又は窒素ガス中において研磨するもので
あるため、研磨中においてワークの被研磨面を真空の雰
囲気又は窒素ガス雰囲気中に配置することができる。
は、回転するバフホイールの研磨面とワークの被研磨面
との間に研磨液を供給しながら、前記バフホイールによ
って前記ワークを研磨する湿式研磨方法において、前記
研磨工程を真空又は窒素ガス中において研磨するもので
あるため、研磨中においてワークの被研磨面を真空の雰
囲気又は窒素ガス雰囲気中に配置することができる。
【0013】よって、この湿式研磨方法を使用すれば、
研磨中にワークの被研磨面が酸化することはないため、
ワークの被研磨面に酸化被膜は形成されず、この結果、
従来よりも研磨作業の質を向上させることができる。
研磨中にワークの被研磨面が酸化することはないため、
ワークの被研磨面に酸化被膜は形成されず、この結果、
従来よりも研磨作業の質を向上させることができる。
【0014】なお、前記湿式研磨方法において、前記ワ
ークの被研磨面に窒素ガスを供給しながら、前記ワーク
の被研磨面を研磨するようにすれば、当該ワークの被研
磨面をケーシング等によって覆わなくても、ワークの被
研磨面に窒素ガスの雰囲気を形成することができる。
ークの被研磨面に窒素ガスを供給しながら、前記ワーク
の被研磨面を研磨するようにすれば、当該ワークの被研
磨面をケーシング等によって覆わなくても、ワークの被
研磨面に窒素ガスの雰囲気を形成することができる。
【0015】よって、この湿式研磨方法を使用すれば、
簡単な装置によって、ワークの被研磨面に酸化被膜の形
成されるのを防止することができるものである。
簡単な装置によって、ワークの被研磨面に酸化被膜の形
成されるのを防止することができるものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 回転するバフホイールの研磨面とワーク
の被研磨面との間に研磨液を供給しながら、前記バフホ
イールによって前記ワークを研磨する湿式研磨方法にお
いて、前記研磨工程を真空又は窒素ガス中において研磨
することを特徴とする湿式研磨方法。 - 【請求項2】 回転するバフホイールの研磨面とワーク
の被研磨面との間に研磨液を供給しながら、前記バフホ
イールによって前記ワークを研磨する湿式研磨方法にお
いて、前記ワークの被研磨面に窒素ガスを供給しなが
ら、前記ワークの被研磨面を研磨することを特徴とする
湿式研磨方法。
Priority Applications (21)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8332866A JPH10156700A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 湿式研磨方法 |
US08/929,785 US20010003696A1 (en) | 1996-11-27 | 1997-09-15 | Wet type buffing method, deposition plating method, work buffing method, work buffing apparatus, barrel buffing apparatus, work surface treating method, work supporting unit for barrel buffing apparatus, and buffing medium |
AU45170/97A AU706377B2 (en) | 1996-11-27 | 1997-11-12 | Barrel polishing apparatus |
CA002220820A CA2220820C (en) | 1996-11-27 | 1997-11-12 | Barrel polishing apparatus |
CA002323328A CA2323328A1 (en) | 1996-11-27 | 1997-11-12 | Barrel polishing apparatus |
CA002323335A CA2323335A1 (en) | 1996-11-27 | 1997-11-12 | Work polishing method |
EP97120302A EP0845327B1 (en) | 1996-11-27 | 1997-11-19 | Buffing apparatus and method |
EP99107517A EP0956925A1 (en) | 1996-11-27 | 1997-11-19 | Barrel polishing apparatus |
DE69729779T DE69729779T2 (de) | 1996-11-27 | 1997-11-19 | Verfahren und Vorrichtung zum Polieren |
ES97120302T ES2222494T3 (es) | 1996-11-27 | 1997-11-19 | Aparato para pulir y metodo. |
EP99107518A EP0956926A1 (en) | 1996-11-27 | 1997-11-19 | Work polishing method |
TR97/01398A TR199701398A2 (xx) | 1996-11-27 | 1997-11-25 | Islak tip parlatma metodu, birikim kaplama metodu, iş parlatma metodu, iş parlatma donanımı, iş yüzeyi mauamele metodu, fıçıda parlatma donanımı iş destek birimi ve parlatma ortamı |
MYPI97005709A MY123830A (en) | 1996-11-27 | 1997-11-26 | Buffing apparatus and method |
CN97122945A CN1078835C (zh) | 1996-11-27 | 1997-11-26 | 抛光方法和抛光装置 |
MXPA/A/1997/009152A MXPA97009152A (en) | 1996-11-27 | 1997-11-26 | Wet type polying method, method of electrodeposition, work polishing method, work polishing apparatus, barrel polishing apparatus, working surface treatment method, work support unit for barrel polishing apparatus, and medium of pul |
BR9706040-2A BR9706040A (pt) | 1996-11-27 | 1997-11-27 | Método de polimento do tipo úmido, método demetalização por depósito, método de polimento depeça, aparelho de polimento de peça, aparelho depolimento de cilindro, método de tratamento desuperfìcie de peça, unidade de sustenção de peçapara aparelho de polimento de cilindro, e veìculode polimento |
KR1019970063481A KR100310583B1 (ko) | 1996-11-27 | 1997-11-27 | 배럴정밀연마장치 |
US09/340,770 US20010041502A1 (en) | 1996-11-27 | 1999-06-28 | Work polishing method |
US09/344,852 US20010003699A1 (en) | 1996-11-27 | 1999-06-28 | Wet type buffing method, deposition plating method work buffing method, work buffing apparatus barrel buffing apparatus, work surface treatingmethod, work supporting unit for barrel buffing apparatus and buffing medium |
KR1020000051039A KR100318999B1 (ko) | 1996-11-27 | 2000-08-31 | 가공물정밀연마가공방법 및 배럴정밀연마장치 |
US09/893,095 US6688953B2 (en) | 1996-11-27 | 2001-06-26 | Barrel polishing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8332866A JPH10156700A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 湿式研磨方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10156700A true JPH10156700A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18259684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8332866A Pending JPH10156700A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 湿式研磨方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10156700A (ja) |
-
1996
- 1996-11-27 JP JP8332866A patent/JPH10156700A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20031126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050705 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051122 |