JP2003311598A - ホワイトサイドウォール研磨方法及びその装置 - Google Patents

ホワイトサイドウォール研磨方法及びその装置

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JP2003311598A
JP2003311598A JP2002122722A JP2002122722A JP2003311598A JP 2003311598 A JP2003311598 A JP 2003311598A JP 2002122722 A JP2002122722 A JP 2002122722A JP 2002122722 A JP2002122722 A JP 2002122722A JP 2003311598 A JP2003311598 A JP 2003311598A
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tire
rim
gas
white
filled
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JP2002122722A
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English (en)
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Kenji Kimiyama
謙二 公山
Makoto Takasu
良 高巣
Takahiro Goto
孝広 後藤
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤのホワイトサイドウォール研磨を効率
的かつ迅速に行うための方法とその装置を提供する。 【解決手段】 搬送されたタイヤ10Tとハーフリム1
0Rとを、リム組装置20にてリム組みし、更に、内圧
充填手段21により、上記リム組みされたタイヤ10T
内に気体を所定の圧力で充填して、気体充填済タイヤ1
0を作製した後、この気体充填済タイヤ10を、回転台
31と、この回転台31を回転させるタイヤ回転手段3
2と、バフグラインダー33a、バフグラインダー駆動
用モータ33b、及び、集塵機33cとを備えたバフ研
磨手段33とを備えたバフ研磨装置30に投入して、気
体充填済タイヤ10のサイドウォール部10sの研磨を
行って、上記サイドウォール部10sに予め埋設されて
いる白ゴム10wを表出させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白色ゴムが埋設さ
れたタイヤのサイドウォール部を研磨して、上記白色ゴ
ムを表出させるホワイトサイドウォール研磨方法とその
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイヤのサイドウォール部には、タイヤ
構造記号,断面幅,リム径呼び,偏平率などを表わすタ
イヤサイド表示や、社名、製品名、規格などの標識、あ
るいは、デザインとしてのマークが設けられている。こ
れらのマークの一部は、ホワイトリボンと呼ばれる白ゴ
ムにより形成され、タイヤの加硫工程中は、タイヤのサ
イドウォール部内に浅く埋設されており、仕上げ加工時
には、上記サイドウォール部の当該部分を含むタイヤ周
上を一律にバフ研磨等により研磨して上記白ゴムの表面
をサイドウォール部表面に表出させるホワイトサイドウ
ォール研磨が行われている。このように、白ゴムをタイ
ヤサイド部表面に表出させ、タイヤをホワイトラインタ
イヤ(または、ホワイトレタータイヤ)に仕上げる方法
としては、従来、リム組みされていない状態の製品タイ
ヤを、ホワイトサイドウォールバフ設備内に搬送し、上
記設備内で上記製品タイヤをハーフリムにリム組みし、
所定の内圧の気体を上記タイヤに充填した後、サイドウ
ォール部のバフ研磨を行う。具体的には、図3に示すよ
うに、バフ研磨装置50内に搬送されたタイヤ10Tを
架台11に取付けられた研磨タイヤ装着リム12に組付
け、この装着リム12に内圧充填手段13により、上記
装着リム12の図示しない気体導入口から上記タイヤ1
0T内に気体を所定の圧力で充填した後、上記装着リム
12が取付けられた架台11を、モータ等のタイヤ回転
手段14を用いて回転させて上記タイヤ10Tを回転さ
せながら、バフ研磨手段15のバフグラインダー15a
を回転させ、上記タイヤ10Tのサイドウォール部10
s表面の黒ゴムをバフ研磨し、白ゴム10wの表面を露
出させる。そして、所定の幅の白ゴム10wのマークが
表出された時点で上記バフ研磨を終了し、上記タイヤ1
0Tを装着リム12から取り外してから、次のタイヤを
上記装着リム12に装着してバフ研磨を行う。なお、同
図において、15bは上記バフグラインダー15aを駆
動するモータ、15cは研磨されたゴム部材を回収する
集塵機である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バフ研磨装置50では、研磨するタイヤ10Tをその度
毎に装着リム12に着脱するようにしているため、作業
性が悪いだけでなく、上記装着リム12に内圧充填手段
13やタイヤ回転手段14とを接続する必要があるた
め、設備が複雑になり、操作も大変であった。
【0004】本発明は、従来の問題点に鑑みてなされた
もので、タイヤのホワイトサイドウォール研磨を効率的
かつ迅速に行うための方法とその装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、自動車用タイヤのサイドウォール部を研磨し
て、上記サイドウォール部に埋設された白色ゴムを表出
させるホワイトサイドウォール研磨方法であって、予め
外段取りにてタイヤをリム組みして内圧充填した後、上
記サイドウォール部を研磨するようにしたことを特徴と
するもので、これにより、タイヤを装着リムに着脱する
ことなく上記サイドウォール部を研磨することができる
ので、作業効率を大幅に向上させることが可能となる。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、サイドウ
ォール部に白色ゴムが埋設されたタイヤのサイドウォー
ル部を研磨して上記白色ゴムを表出させる装置であっ
て、タイヤをリム組みするリム組機と、上記リム組みさ
れたタイヤ内に所定圧の気体を充填するタイヤ内圧充填
機とを備えるとともに、予めリム組みされ内圧充填され
たタイヤのサイドウォール部を研磨する研磨手段と、上
記タイヤを車軸周りに回転させる回転手段とを備えた研
磨装置を備え、予めタイヤをリム組みして内圧充填した
後、このリム組みされ内圧充填されたタイヤを回転させ
ながら上記タイヤのサイドウォール部の研磨を行うもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係るホワイトサイドウォール研磨方法を示す図で、
本例では、まず、搬送されたタイヤ10Tとハーフリム
10Rとを、リム組装置20にてリム組みし、更に、内
圧充填手段21により、上記リム組みされたタイヤ10
T内に気体を所定の圧力で充填して、気体充填済タイヤ
10を作製する。そして、この気体充填済タイヤ10を
バフ研磨装置30に投入して、気体充填済タイヤ10の
サイドウォール部10sの研磨を行う。本例で使用する
バフ研磨装置30は、図2にも示すように、上記気体充
填済タイヤ10を搭載する回転台31と、この回転台3
1を回転させるモータ等のタイヤ回転手段32と、バフ
グラインダー33a、バフグラインダー駆動用モータ3
3b、及び、研磨されたゴム部材を回収する集塵機33
cとを備えたバフ研磨手段33とを備え、タイヤ回転手
段32により回転台31を回転させて、上記気体充填済
タイヤ10を回転させながら、バフグラインダー33a
を回転させて、上記タイヤ10Tのサイドウォール部1
0s表面の黒ゴムをバフ研磨し、上記サイドウォール部
10sに予め埋設されている白ゴム10wの表面を露出
させて、上記気体充填済タイヤ10をホワイトラインタ
イヤ(または、ホワイトレタータイヤ)に仕上げるもの
である。
【0008】本発明においては、バフ研磨する対象は、
上記既にリム組みされ、内部に気体が充填された気体充
填済タイヤ10であるので、バフ研磨装置30は、回転
台31、タイヤ回転手段32、及び、バフ研磨手段33
のみを備えていればよい。したがって、設備が簡素化さ
れるだけでなく、バフ研磨時には、気体充填済タイヤ1
0を回転台31に搭載するだけでよく、また、バフ研磨
後には、タイヤ10Tをハーフリム10Rから外すこと
なく、気体充填済タイヤ10を回転台31から取り外す
だけでよいので、作業を単純化することができる。した
がって、ホワイトサイドウォール研磨を効率的に行うこ
とができ、サイクルタイムを大幅に短縮することができ
る。また、本例では、タイヤ10Tのリム組工程、内圧
充填工程、バフ研磨工程がそれぞれ独立した工程となっ
ているので、予めタイヤ10Tのリム組作業や内圧充填
作業を行って気体充填済タイヤ10を作製し、これをス
トックしておくことも可能なので、例えば、バフグライ
ンダー33aの交換作業や、バフ研磨装置30の清掃作
業などにより、バフ研磨作業を一時的に中断させた場合
でも、従来のように、バフ研磨前にリム組みや気体充填
の作業を新たに行う必要がないので、気体充填済タイヤ
10のホワイトサイドウォール研磨を効率的かつ迅速に
再開することができる。
【0009】なお、上記実施の形態では、気体充填済タ
イヤ10を回転台31に搭載して回転させたが、気体充
填済タイヤ10を回転させる方法はこれに限るものでは
なく、例えば、気体充填済タイヤ10のハーフリム10
Rを内周側から支持する支持手段を設け、この支持手段
をモータ等のタイヤ回転手段32により回転させるよう
にしてもよい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動車用タイヤのホワイトサイドウォール部を研磨し
て、このサイドウォール部に埋設された白色ゴムを表出
させる際に、予め外段取りにてタイヤをリム組みして内
圧充填した後、上記サイドウォール部を研磨するように
したので、タイヤを装着リムに着脱することなくサイド
ウォール部を研磨することができる。したがって、ホワ
イトサイドウォール研磨を効率的かつ迅速に行うことが
でき、作業効率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るホワイトサイドウ
ォール研磨方法を示す図である。
【図2】 本実施の形態に係るバフ研磨装置の一構成例
を示す図である。
【図3】 従来のホワイトサイドウォール研磨方法を示
す図である。
【符号の説明】
10 気体充填済タイヤ、10T タイヤ、10R ハ
ーフリム、10s サイドウォール部、10w 白ゴ
ム、20 リム組装置、21 内圧充填手段、30 バ
フ研磨装置、31 回転台、32 タイヤ回転手段、3
3 バフ研磨手段、33a バフグラインダー、33b
バフグラインダー駆動用モータ、33c 集塵機。
フロントページの続き (72)発明者 後藤 孝広 東京都小平市小川東町3−1−1 株式会 社ブリヂストン技術センター内 Fターム(参考) 3C049 AA06 CA01 CB03 4F212 AH20 VA18 VL23 VQ05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用タイヤのサイドウォール部を研
    磨して、上記サイドウォール部に埋設された白色ゴムを
    表出させる際に、予め外段取りにてタイヤをリム組みし
    て内圧充填した後、上記サイドウォール部を研磨するよ
    うにしたことを特徴とするホワイトサイドウォール研磨
    方法。
  2. 【請求項2】 サイドウォール部に白色ゴムが埋設され
    たタイヤをリム組みするリム組機と、上記リム組みされ
    たタイヤ内に所定圧の気体を充填するタイヤ内圧充填機
    とを備えるとともに、予めリム組みされ内圧充填された
    タイヤのサイドウォール部を研磨する研磨手段と、上記
    タイヤを車軸周りに回転させる回転手段とを備えた研磨
    装置を備えたことを特徴とするホワイトサイドウォール
    研磨装置。
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