JPH10156353A - 水処理装置 - Google Patents
水処理装置Info
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- JPH10156353A JPH10156353A JP32369996A JP32369996A JPH10156353A JP H10156353 A JPH10156353 A JP H10156353A JP 32369996 A JP32369996 A JP 32369996A JP 32369996 A JP32369996 A JP 32369996A JP H10156353 A JPH10156353 A JP H10156353A
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- control valve
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2301/00—General aspects of water treatment
- C02F2301/04—Flow arrangements
- C02F2301/043—Treatment of partial or bypass streams
Landscapes
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Abstract
に好適な所望のpH濃度の弱酸性の軟水を安定に生成す
ることのできる水道水処理装置を提供する。 【解決手段】 水道水を流量調整バルブ10により分割
して、一方は陽イオン交換樹脂の容器20内に通水し、
他方にはバイパス通路30を通過させ、これら容器20
とバイパス通路30からの水を混合して弱酸性の軟水を
得る水処理装置において、さらに、陽イオン交換樹脂の
容器20とバイパス通路30との連結部に混合水のpH
を検出するpHセンサ40を設け、このpHセンサによ
って検出される混合水のpHの値に応じて流量調整バル
ブ10による水道水の各通流量の比率を変化させること
により所望のpH濃度の弱酸性の軟水を安定に生成す
る。
Description
Hを有する弱酸性の軟水を得るための水処理装置に関す
る。
た、カルシウムイオンやマグネシウムイオンを多く含ん
だ硬水と、これらの含有量が少ない軟水とがあり、弱酸
性水は肌や髪のpHに近いことから刺激が少なく、美容
によいとされ、アルカリ性水は健康によいため、飲料や
料理等に多く用いられる。また、硬水はミネラルウォー
タとして飲用に供され、軟水は石鹸の泡立ちがよいた
め、洗濯に適している。
によって要求される水の性質は異なるが、特開平6−3
9374号公報には、電解槽から構成される電気分解器
と、内部に陽イオン交換樹脂からなる軟水槽とを備え、
陽イオン交換樹脂により水の硬度を低下させる軟水器が
開示されている。
有する身体用洗浄水を得る目的で、水道水を電解装置で
電気分解、電気浸透により分離した後、更に、脱塩素装
置により好ましくない遊離塩素を取り除き、弱酸性の遊
離塩素を含有しない身体用洗浄水を得る装置は、特開平
6−39381号公報、特開平4−371291号公
報、特開平4−150994号公報により既に開示され
ている。
槽によって水を電気分解して酸性水やアルカリ水を生成
し、生成した酸性水を主に美容などの用途に使用するの
が通例であり、また、酸性水を生成するときは、電解槽
に入る水の流量や電解するときのアルカリ水との比率に
よって定まるのが普通であった。
れば、弱酸性の軟水を生成することは可能ではあるが、
一般家庭においてこれらの装置を利用する場合には問題
がある。即ち、水を電解槽により電気分解することによ
り酸性水を生成するが、水道水のpH値は地域により異
なるため、これにより生成される酸性水のpH値も異な
ってしまう。ところで、美容などの用途に使用される酸
性水は、常に所望のpHの弱酸性であることが望まし
く、地域により異なることは好ましくない。
本発明の水処理装置は、水道水を分割して、その一方は
通路を介して陽イオン交換樹脂に通水し、他方にはバイ
パス通路を設け、これら通路からの水を流量調整バルブ
により混合して弱酸性の軟水を得る水処理装置に対し、
更に、前記混合水のpHを検出するpHセンサを設け、
このpHセンサによって検出されるpHの値に応じて前
記流量調整バルブを制御するようにした。
を分割して、その一方は通路を介して陽イオン交換樹脂
に通水し、他方は他の通路を介して陰イオン交換樹脂に
通水し、かつ、これら通路からの水を流量調整バルブに
より混合して弱酸性の軟水を得る水処理装置に対し、更
に、前記混合水のpHを検出するpHセンサを設け、こ
のpHセンサによって検出されるpHの値に応じて前記
流量調整バルブを制御するようにした。
を陽イオン交換樹脂に通水する通路を設け、前記通路か
らの処理水に流量調整バルブを介してpH調整薬剤タン
クからの薬剤を混入してして弱酸性の軟水を得る水処理
装置に対し、更に、前記混合水のpHを検出するpHセ
ンサを設け、このpHセンサによって検出されるpHの
値に応じて前記流量調整バルブを制御するようにした。
の構成において、前記pHセンサは前記流量調整バルブ
を得られる水のpHが4から6の範囲に制御することが
好ましい。
図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る水道水
から弱酸性の軟水を生成する水処理装置の構成図であ
る。図1において、処理する水道水はまず流量調整バル
ブ10によって分割され、一方は配管を通して、官能基
末端を水素型にした陽イオン交換樹脂を充填した容器
(カラム)20へ導かれ、他方は、バイパス通路30へ
導かれ、陽イオン交換樹脂によりイオン交換されて酸性
の軟水は、上記バイパス通路30を通過した水と混合さ
れて弱酸性の軟水が生成される。そして、これらの水が
混合された下流には、混合水のpHを検出するためのp
Hセンサ40が設けられ、このpHセンサ40の出力
は、図に破線で示すように、上記の流量調整バルブ10
に出力される。
される水道水を2方向に分割すると共に、その流量比率
をも制御することが可能となっており、この2方向に分
割する水道水の流量比比率は上記pHセンサ40からの
出力によって制御する。
樹脂の容器20によりイオン交換処理を行った酸性水
と、このような処理行わない水道水とを混合して弱酸性
の軟水を得ることとなるが、さらに、本発明では、この
混合水のpHを上記pHセンサ40により検出し、この
値が、例えば4〜6程度になるように、上記pHセンサ
40の出力を入力とする流量調整バルブ10が、その流
量比率を変化してコントロールする。このpH4〜6程
度の弱酸性の軟水は、特に人間の肌や髪のpHに近いこ
とから刺激が少なく、美容によい。
水のpHが異なっていても、上記pHセンサ40と流量
調整バルブ10の働きにより、確実に、所望のpH濃度
(例えば、pH4〜6程度)の弱酸性の軟水が得られる
こととなる。また、上記の水処理装置では、電解槽を使
用せずに、陽イオン交換樹脂により陽イオン交換処理を
行う構成としたことにより、各地域における水道水のp
Hの異なる値により処理量が影響されることなく、所望
のpH濃度の弱酸性の軟水を安定して供給することが可
能になる。
0は陽イオン交換樹脂を充填した容器20の上流の位置
に配置された構成について説明したが、この流量調整バ
ルブ10は、上記の位置に限られず、例えば容器20の
下流側のバイパス通路30との合流点に設けることにに
よっても、上記と同様の機能を発揮することができる。
置を用いて、水道水のpHを制御する試験を行った。こ
こでは、pH7.4である茅ヶ崎市の水道水を上記の水
道水処理装置に導き、流量調整バルブ10により分離さ
れて陽イオン交換樹脂を充填した容器20へ導かれる水
(陽イオン交換樹脂を通過させる水)と、分離されてバ
イパス通路に導かれる水(陽イオン交換樹脂を通過させ
ない水)との比率を変化させ、供給される水道水の各通
流量に対するpHの値を測定した。
(1)(陽イオン交換樹脂を通過させる水):(陽イオ
ン交換樹脂を通過させない水)=5L/min(リット
ル/分):0L/minの時には、通流量が0〜300
(リットル)の範囲でpH3の混合水が安定して得られ
た。(2)(陽イオン交換樹脂を通過させる水):(陽
イオン交換樹脂を通過させない水)=3L/min(リ
ットル/分):2L/minの時には、通流量が0〜2
50(リットル)の範囲でpH4の混合水が安定して得
られた。(3)(陽イオン交換樹脂を通過させる水):
(陽イオン交換樹脂を通過させない水)=2.75L/
min(リットル/分):2.25L/minの時に
は、通流量が0〜300(リットル)の範囲でpH5の
混合水が安定して得られた。
交換樹脂を充填した容器20へ導かれる水と、分離され
てバイパス通路に導かれる水との比率を適宜変化させる
ことにより、所望の弱酸性水を安定して得ることが可能
であることが実証される。同様に、茅ヶ崎市以外の市町
村の水道水を供試水として使用しても、やはり、流量調
整バルブ10により流量比を変化させることにより、所
望のpHを有する混合水が得られた。
理装置の構成図であり、この実施例では、図1のバイパ
ス通路30に代え、流量調整バルブ10によって分割さ
れた他方の水道水を陰イオン交換によりアルカリ性水に
変換する陰イオン交換樹脂を充填した陰イオン交換樹脂
を充填した容器50を設けてている。その他は、上記図
1の構成と同様である。
によりイオン交換処理が施された酸性水と、陰イオン交
換樹脂によりイオン交換処理が施されたアルカリ性水と
を混合することにより所望の弱酸性の軟水を得るが、こ
の混合水のpHはやはりpHセンサ40により検出さ
れ、この値が所望の値の混合水が得られるように流量調
整バルブ10の流量比率をコントロールすることは上記
と同様である。
いて水道水のpHが異なっていても、確実に、所望のp
H濃度の弱酸性の軟水が得られ、また、電解槽を使用し
ないことから、各地域の水道水のpHの異なる値により
処理量が影響されず、所望のpH濃度の弱酸性の軟水の
安定供給が可能となることも上記と同様である。また、
図示の例でも、上記の流量調整バルブ10の位置は、上
記陽イオン交換樹脂を充填した容器20と陰イオン交換
樹脂を充填した容器50の上流の位置に限られず、それ
らの下流側の合流点に設けることも可能であり、これに
よっても、上記と同様の機能を発揮する。
方の水道水を陰イオン交換樹脂を充填した容器50に導
水することによりアルカリ性水を生成することから、例
えば、比較的酸性の強い地域の水道水を所望のpHの酸
性水に変換処理する場合などに好適である。
の水道水処理装置の構成図である。この装置の構成で
は、上記に説明した構成とは異なり、水道水の一部を分
割して、あるいは、これを陰イオン交換処理を行った後
に再び、換言すれば、陽イオン交換樹脂の容器20によ
り陽イオン交換処理を行った水とは異なるpHの水と混
合することに代えて、pH調整薬剤タンク60内に充填
されたpH調整薬剤を、流量調整バルブ10を介して容
器20の下流側に注入して所望のpHの酸性水を得るも
のである。
に、一旦陽イオン交換樹脂によりイオン交換処理を行っ
た酸性水のpHをpHセンサ40により検出し、この値
が所望の値になるように、上記流量調整バルブ10を介
してpH調整薬剤を投入することにより、やはり、地域
により異なる水道水のpHに拘わらず、確実に所望のp
H濃度の弱酸性の軟水が安定的に得られることとなる。
る構成では、使用する地域における水道水のpH値に合
わせ、当該タンク内に充填するpH調整薬剤を予め選択
することにより、効率的な陽イオン交換処理を行うこと
が可能となる。例えば、アルカリ性の強い水道水を供給
する地域では、当該タンク内には酸性にするためのpH
調整薬剤を充填し、あるいは、酸性の強い水道水を供給
する地域では、当該タンク内にはアルカリ性のpH調整
薬剤を充填することが好ましい。
によれば、水道水を陽イオン交換樹脂により処理を行っ
て得られる軟水に、流量調整バルブを介して、それとは
異なるpHの水道水または水道水を陰イオン交換処理し
た水、あるいは、pH調整薬剤を混合して弱酸性の軟水
を得るが、この得られた混合水のpHをpHセンサによ
り検出し、かつ、このpHセンサの検出出力により上記
流量調整バルブによる異なるpHの水の混合比率の調整
を行って、各地域における水道水のpHの違いにも拘わ
らず、所望のpHの弱酸性の軟水を確実かつ安定的に得
ることができる。
る混合水のpHが4から6の範囲に流量調整バルブを制
御することにより、人間の肌や髪のpHに近いことから
刺激が少なく、美容に好適な弱酸性の軟水を家庭などで
も簡単に得ることができる。
の構成を示す図
酸性水を生成した実験の結果を示すグラフ
の構成を示す図
装置の構成を示す図
した容器、30…バイパス通路、40…pHセンサ、5
0…陰イオン交換樹脂を充填した容器、60…pH調整
薬剤タンク。
Claims (4)
- 【請求項1】 水道水を分割して、その一方を陽イオン
交換樹脂を備えた通路に通水し、他方をバイパス通路に
通水し、これら通路からの水を流量調整バルブにより混
合して弱酸性の軟水を得る水処理装置において、この水
処理装置は、前記混合水のpHを検出するpHセンサを
備え、このpHセンサによって検出されるpHの値に応
じて前記流量調整バルブを制御することを特徴とする水
処理装置。 - 【請求項2】 水道水を分割して、その一方を陽イオン
交換樹脂を備えた通路に通水し、他方を陰イオン交換樹
脂を備えた他の通路に通水し、これら通路からの水を流
量調整バルブにより混合して弱酸性の軟水を得る水処理
装置において、この水処理装置は、前記混合水のpHを
検出するpHセンサを備え、当該pHセンサによって検
出されるpHの値に応じて前記流量調整バルブを制御す
ることを特徴とする水処理装置。 - 【請求項3】 水道水を陽イオン交換樹脂に通水する通
路を設け、この通路からの処理水に流量調整バルブを介
してpH調整薬剤タンクからの薬剤を混入して弱酸性の
軟水を得る水処理装置において、この水処理装置は、前
記混合水のpHを検出するpHセンサを備え、このpH
センサによって検出されるpHの値に応じて前記流量調
整バルブを制御することを特徴とする水処理装置。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3に記
載の水処理装置において、前記pHセンサは前記流量調
整バルブを得られる水のpHが4から6となる範囲に制
御することを特徴とする水処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32369996A JP3791073B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32369996A JP3791073B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 水処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10156353A true JPH10156353A (ja) | 1998-06-16 |
JP3791073B2 JP3791073B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=18157620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32369996A Expired - Fee Related JP3791073B2 (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 水処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3791073B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006116502A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Kitz Corp | イオン水生成装置 |
WO2011052530A1 (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-05 | パナソニック電工株式会社 | 水処理装置 |
JP2011229980A (ja) * | 2011-08-12 | 2011-11-17 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 浴室の水改質システム |
JP2011530395A (ja) * | 2008-08-09 | 2011-12-22 | ユード ヴァッサーアオフベライトゥング ゲー・エム・ベー・ハー | 軟化装置用の改造可能な制御ユニット |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP32369996A patent/JP3791073B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011092806A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 水処理装置 |
CN102510838A (zh) * | 2009-10-27 | 2012-06-20 | 松下电器产业株式会社 | 水处理装置 |
JP2011229980A (ja) * | 2011-08-12 | 2011-11-17 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 浴室の水改質システム |
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