JPH10155589A - 椅子における弾力調節装置 - Google Patents

椅子における弾力調節装置

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JPH10155589A
JPH10155589A JP8319192A JP31919296A JPH10155589A JP H10155589 A JPH10155589 A JP H10155589A JP 8319192 A JP8319192 A JP 8319192A JP 31919296 A JP31919296 A JP 31919296A JP H10155589 A JPH10155589 A JP H10155589A
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JP
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seat
backrest
chair
elasticity
view
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JP8319192A
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Atsushi Fukuhara
敦志 福原
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Itoki Crebio Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子における内シェル体8における背凭部1
0の湾曲度を予め変更させて、弾力を硬軟自在に調節す
る。 【解決手段】 長繊維強化樹脂シートの積層体にて座部
9と背凭部10とを連設部13を介して連設して側面視
略L字状に一体的にプレス形成してなる内シェル体8の
背凭部10の左右両側板片21,21にねじの向きを互
いに逆にした雌ねじ部23a,23bを設けこの両雌ね
じ部に螺合した回動軸24を回して左右両側板片21,
21間の距離を伸縮設定し、背凭部10の湾曲度を予め
変更させて、弾力を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製の椅子
におけるシェル体の弾力を調節するための構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】最近の事
務用等の椅子において、実公平6−22288号公報、
実用新案登録公報第2507575号公報、実公平7−
10587号公報等に開示されているように、座部下面
を脚体にて支持するよう構成された外シェルや、該外シ
ェルの内面側に配置されて表面側にクッション体を配置
するための内シェル(座席体)が、椅子における座部と
背凭部とが連設されるように、側面視略L字状に一体的
に形成され、これらの座席体の弾力を調節する装置が開
示されている。
【0003】即ち、このような椅子に座る人が背凭部に
もたれかけるとき、前記座部に対して背凭部が後傾しよ
うとするから、座部の後部と背凭部の下部との連設箇所
等に大きな曲げ応力が作用する。このときの内シェルの
曲げ抵抗力、換言すると座席体の弾性力である、クッシ
ョン性能、ひいては硬さを調節するため、実公平6−2
2288号公報では、前記内シェルと、その裏面側に配
置する外シェルとの間に隙間を形成し、外シェルにおけ
る背凭受部には、一対の支持片が相対的に開閉可能な支
持手段を設け、該一対の支持手段に、前記内シェルにお
ける裏面から後向きに突出する当接手段を当接させる一
方、内シェルにおける座部の後部と、前記支持手段とを
ワイヤ連結し、座部に作用する下向き外力に比例する弾
性変形に応じてワイヤを引張り、または緩めることによ
り、前記支持手段における一対の支持片の開閉隙間を大
小調節するように関連させたものが開示されている。
【0004】また、実公平7−10587号公報では、
内シェルの裏面側に適宜隙間を隔てて外シェル等の支持
体を配置し、該隙間内には多数のリンク片をその長手方
向に沿ってジグザグ状に連結しその交互に位置する連結
部のうち一方の連結部に取付くコロ等の滑動体が支持体
の広幅面に当接滑動し、他方の連結部に取付く滑動体が
内シェルの広幅面に当接滑動するように構成してなるリ
ンク機構を配設し、該リンク機構の一端を前記内シェル
または支持体に枢着し、該リンク機構の他端を内シェル
の裏面に沿って配設した抵抗用のばね体に連結した構成
が開示されている。
【0005】しかしながら、これらの弾力調節装置は構
造が複雑であるため、椅子の製造コストが高くなるとい
う問題があった。本発明は、シェルの厚みの変化が少な
く、外観が良好で、且つ製造コストも低減できるように
した椅子の弾力調節装置を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の椅子における弾力調節装置
は、長繊維強化樹脂シートの積層体にて座部と背凭部と
を連設して側面視略L字状に一体的に形成してなるシェ
ル体において、背凭部の左右両側板片を後向きに突設
し、該左右両側板片間の距離を伸縮することにより、背
凭部の湾曲量を調節する弾力調節手段を有するように構
成したものである。
【0007】そして、請求項2に記載の発明の椅子にお
ける弾力調節装置は、長繊維強化樹脂シートの積層体に
て座部と背凭部とを連設して側面視略L字状に一体的に
形成してなるシェル体において、前記座部から背凭部に
わたってシェル体の裏面側には、座部及び背凭部の裏面
に端部が各々固定された側面視略L字状の弾性支持体を
配置し、該弾性支持体とシェル体との間には、その両者
の間隔を調整可能な弾力調節手段を有するように構成し
たものある。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明の椅子にお
ける弾力調節装置は、長繊維強化樹脂シートの積層体に
て座部と背凭部とを連設して側面視略L字状に一体的に
形成してなるシェル体において、前記背凭部と座部との
連設部に挿通孔を穿設し、背凭部の表面側に一端を固定
し、前記挿通孔を介して座部の裏面に配置した帯体の他
端を当該座部の裏面前部寄り部位の弾性体を介して連結
する一方、前記帯体の中途部をロック及びロック解除す
る調節手段を備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は長繊維強化樹脂シート1,
2を複数枚積層する方向を示す斜視図であって、第1樹
脂シート1および第2樹脂シート2は、例えば、強化用
の長繊維として、直径5μ〜100μ程度のE−ガラス
繊維やカーボン繊維等を用い、マトリックスとして、ポ
リプロピレン、6−ナイロン等のポリアミド樹脂、ポリ
カーネート、熱可塑性エラストマー、結晶ポリマー等の
熱可塑性合成樹脂材、不飽和ポリエステル樹脂、ポリイ
ミド等の熱硬化製合成樹脂材を用い、繊維含有率50%
〜70%のプリプレグシート材(一定方向に引き揃えた
連続繊維間に未硬化樹脂を含浸させたシート状のもので
あって、厚みは200μ程度)に形成されたものを使用
する。
【0010】積層するに際して、図1に示すように、X
方向に沿って長繊維3が伸びるように配設された第1樹
脂シート1に対して、後述する必要な箇所にのみ、前記
第1樹脂シート1における長繊維3が伸びる方向と交差
する方向、例えばY方向に長繊維3が伸びるように配設
された第2樹脂シート2を重ねる。この場合、第1樹脂
シート1と第2樹脂シート2との積層枚数は、必要に応
じて10層〜50層程度とする。
【0011】マトリックスが熱硬化性樹脂の場合には、
SMC(sheet molding compound)法を用い、プレス成
形する。また、マトリックスが熱可塑性樹脂の場合に
は、スタンパブルシート加工法を採用する。図2は、マ
トリックスが熱可塑性樹脂の場合のスタンパブルシート
加工法における積層状態を安定にするための余熱工程を
示し、余熱室内(図示せず)を移動する移動テーブル6
上に前記第1樹脂シート1と第2樹脂シート2とを交互
に積み重ね、且つ所定の平面視形状に裁断された積層体
7を載置し、この積層体7の上方の赤外線ランプ等の加
熱体5からの熱により、200℃〜250℃程度に加熱
する。
【0012】次いで、椅子におけるシェル体8(座部9
と背凭部10とを連設して側面視略L字状に一体的に形
成されたもの、図4参照)に相当する表面形状の下金型
11と上金型12との間に、前記余熱された積層体7を
挟み込み、所定の圧力及び温度(例えば、50℃〜10
0℃)にてプレス成形する(図3参照)。この後、脱型
すると、図4に示すようなシェル体8が一体成形できる
のである。
【0013】このシェル体8では、図4に示すごとく、
前記長繊維3の長手方向が座部9から背凭部10にわた
って延びる方向に配設した第1樹脂シート1と、前記座
部9及び背凭部10のいずれか一方もしくは双方の必要
部位15、16において、前記第1樹脂シート1におけ
る長繊維3の長手方向に対して直交する等交差する方向
に長繊維3が伸張されているようにした第2樹脂シート
2とを積層させた構成となる。
【0014】即ち、曲げ変形量を少なくしたい箇所、例
えば図4における座部9の必要部位15、及び背凭部1
0の必要部位16では、強度強化用の長繊維3の配向方
向が互いに直交する等交差しているから、いずれの方向
に対しても曲げ抵抗力が大きくなり、曲げ変形し難くな
る。他方、座部9と背凭部10との連設部位13(図4
及び図5参照)では、長繊維3の配向方向は、座部9に
対する背凭部10の角度(背凭の後傾角度)θが大きく
なるように曲げ応力が作用したとき、当該長繊維3の長
手方向に沿って引張力が作用するように設定することが
好ましい。換言すると、座部9から背凭部10にわたっ
て長繊維3が伸張しているように設定するのである。
【0015】なお、前記必要部位15,16における長
繊維3の配向の交差角度は90度ばかりでなく、45
度、30度、60度のものを重ねるようにしても良い。
図5に示す椅子では、本発明のシェル体8における座部
9の下面側を脚体17にて支持する一方、シェル体8の
上面側には図示しないクッション体を配置するものであ
るが、ベンチ等に見られるように、本発明のシェル体8
に人が直接腰掛けるような椅子であっても良いし、椅子
の外シェル体もしくは内シェル体に適用しても良いので
ある。
【0016】さらに、本発明のプレス成形は低圧成形で
あるので、シェル体8の表面(上面及び下面のいずれか
一方もしくは双方)に、前記プレス成形時に表皮材(軟
質樹脂または発泡樹脂、もしくは織布材)を同時に張設
したり、シェル体8における第1樹脂シート1や第2樹
脂シート2の積層間に、発泡樹脂シート(図示せず)を
介挿させた状態で、プレス成形するようにしても良い。
【0017】次に、図6〜図12を参照しながら、前記
内シェル体8の弾力調節装置の構成について説明する。
図6〜図7はその第1実施形態であって、内シェル体8
の座部9の下面側は、支持ブラケット20を介して脚体
17が設けられている。内シェル体8における背凭部1
0の左右両側には、後向きに側板片21、21が一体的
に形成されている。この側板片21も前記長繊維3が交
叉して延びるように配置されている。
【0018】そして、この左右両側板片21,21の距
離を伸縮させることより、背凭部10の湾曲量を調節し
て弾力調節するように構成した弾力調節手段22を設け
る。即ち、弾力調節手段としては、左右両側板片21,
21の相対向する部位には、雌ねじ部23a,23bを
固定し、これに両端に雄ねじ部24a,24bを有する
回動軸24を螺合し、回動軸24の中途には、当該回動
軸24を人が回すための操作レバー25が固定さたもの
である。この場合、前記雌ねじ部23a及び雄ねじ部2
4aを右ねじとすれば、他方の雌ねじ部23b及び雄ね
じ部24bを左ねじとする。これにより、回動軸24を
時計方向(右廻り)に回すと、各雌ねじ部に対して雄ね
じ部が進入して、左右両側板片21,21間の距離H2
が図7(b)のように短縮され、背凭部10の横断面の
曲率半径が小さくなるように湾曲量が増大するのであ
り、逆に回動軸24を反時計方向(左廻り)に回すと、
各雌ねじ部に対して雄ねじ部が後退するので、左右両側
板片21,21間の距離H1が図7(a)のように伸長
し、背凭部10の横断面の曲率半径が大きくなるように
湾曲量が減少して平坦化するのである。このように構成
すれば、椅子に座る人が背凭部10の湾曲量が大きいよ
うに予め弾性変形させておけば、当該背凭部10の弾力
が硬いものとなり、湾曲量が小さいときには背凭部10
の弾力は比較的柔らかとなるように任意の段階で調節で
きるのである。
【0019】なおこの実施形態の変形例として、左右両
側板片21,21に各々回動自在に装着した回動軸をタ
ーンバックル(図示せず)にて連結し、当該ターンバッ
クルの回動にて2本の回動軸を介して左右両側板片2
1,21間の距離を伸長調節するように構成しても良
い。図8〜図9に示す弾力調節装置の第2実施形態で
は、内シェル体8の座部9の下面側は、支持ブラケット
20を介して脚体17が設けられている。内シェル体8
における背凭部10の裏面と座部9の裏面とに平板状で
側面視略L字状の弾性支持体26の両端26a,26b
を固定する。この弾性支持体26は、前記長繊維3を長
手方向に沿って配設したガラス強化合成樹脂材等であっ
て良い。そして、この弾性支持体26の長手方向の中途
部に雌ねじ部27を固定し、該雌ねじ部27に螺合させ
たボルト28の基端を、内シェル体8における背凭部1
0と座部9との連設部13の裏面に取付け片29を介し
て回転のみ自在に装着した構成とする。
【0020】この構成によれば、図9(a)に示すよう
に、椅子に座る人がボルト28を回動操作して内シェル
体8の連設部13とその裏面の弾性支持体26との間隔
が大きいように予めセットしておけば、当該内シェル体
8の弾力は比較的柔らかいものとなり、逆に図9(b)
のように、間隔が狭くなるように、ボルト28にて締め
つけると、内シェル体8及び弾性支持体26に予めの弾
性変形付与による抗力が作用して、当該内シェル体8の
弾力が固くなるのであり、この弾力を任意に且つ無段階
に調節することができるのである。
【0021】図10〜図12に示す弾力調節装置の第3
実施形態では、内シェル体8における背凭部10と座部
9との連設部13に横長の挿通孔30を穿設しておき、
前記長繊維3を長手方向に沿って配設したガラス強化合
成樹脂材や、ナイロン繊維による布等からなる可撓性を
有する帯体31の一端31aを背凭部10の表面側に固
定する一方、該帯体31の長手中途部を前記挿通孔30
に通して、当該帯体31の他端31bを座部9の裏面に
設けた支持ブラケット20の前端に一端を固定した弾性
体としての引張りバネ32の他端に連結する。また、前
記支持ブラケット20には、前記帯体31を座部9の裏
面に押圧してロックしもしくはロック解除できる偏心カ
ム33を操作軸34を介して回動可能に装着してなる。
【0022】このように構成すれば、椅子に座る人が操
作軸34のハンドル部35を回して、偏心カム33の先
端等にて、帯体31を座部9の裏面等に押し付けて引張
りバネ32が作用しないようにすると、内シェル体8の
弾力が柔らかくなり、他方、前記偏心カム33を寝かせ
て、引張りバネ32力を帯体31を介して背凭部10に
作用させると、内シェル体8の弾力が固くなるというよ
うに選択できるのである。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の椅子にお
ける請求項1に記載の発明の椅子における弾力調節装置
は、長繊維強化樹脂シートの積層体にて座部と背凭部と
を連設して側面視略L字状に一体的に形成してなるシェ
ル体において、背凭部の左右両側板片を後向きに突設
し、該左右両側板片間の距離を伸縮することにより、背
凭部の湾曲量を調節する弾力調節手段を有するように構
成したものである。
【0024】従って、弾力調節手段にて前記左右両側板
片間の距離を伸長させた状態にセットしたときには、背
凭部の湾曲量が少ないから、シェル体、特に背凭部の弾
力が柔らかである。他方、弾力調節手段にて前記左右両
側板片間の距離を縮小させた状態にセットしたときに
は、背凭部の湾曲量が大きくなるから、シェル体、特に
背凭部の弾力が固くなるのである。そして、その弾力の
大小は、弾力調節手段による前記左右両側板片間の距離
の設定だけで任意に且つ無段階に調節できるという効果
を奏するのである。
【0025】そして、請求項2に記載の発明の椅子にお
ける弾力調節装置は、長繊維強化樹脂シートの積層体に
て座部と背凭部とを連設して側面視略L字状に一体的に
形成してなるシェル体において、前記座部から背凭部に
わたってシェル体の裏面側には、座部及び背凭部の裏面
に端部が各々固定された側面視略L字状の弾性支持体を
配置し、該弾性支持体とシェル体との間には、その両者
の間隔を調整可能な弾力調節手段を有するように構成し
たものある。
【0026】従って、椅子に座る人が弾力調節手段を操
作してシェル体の連設部とその裏面の弾性支持体との間
隔が大きいように予めセットしておけば、当該シェル体
の弾力は比較的柔らかいものとなり、逆に、間隔が狭く
なるように、セットすると、シェル体及び弾性支持体に
予めの弾性変形付与による抗力が作用して、当該シェル
体の弾力が固くなるのであり、この弾力を任意に且つ無
段階に調節することができるという効果を奏するのであ
る。
【0027】さらに、請求項3に記載の発明の椅子にお
ける弾力調節装置は、長繊維強化樹脂シートの積層体に
て座部と背凭部とを連設して側面視略L字状に一体的に
形成してなるシェル体において、前記背凭部と座部との
連設部に挿通孔を穿設し、背凭部の表面側に一端を固定
し、前記挿通孔を介して座部の裏面に配置した帯体の他
端を当該座部の裏面前部寄り部位の弾性体を介して連結
する一方、前記帯体の中途部をロック及びロック解除す
る調節手段を備えたものである。
【0028】このように構成すれば、椅子に座る人が調
節手段にて、弾性体が作用しないようにロックすると、
シェル体の弾力が柔らかくなり、他方、前記弾性体の伸
縮作用があるようにロック解除すると、シェル体の弾力
が固くなるというように選択できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1樹脂シートと第2樹脂シートの長繊維の配
向方向を示す斜視図である。
【図2】積層体の余熱工程を示す断面図である。
【図3】積層体をプレス成形する工程の断面図である。
【図4】シェル体の斜視図である。
【図5】椅子の概略側面図である。
【図6】弾力調節手段の第1実施形態の斜視図である。
【図7】(a)は図6のVII −VII 線矢視で示す背凭部
の左右両側板部間の距離が長い状態の断面図、(b)は
同じく背凭部の左右両側板部間の距離が短い状態の断面
図である。
【図8】弾力調節手段の第2実施形態の斜視図である。
【図9】(a)は図8のIX−IX線矢視で示す内シェル体
とその裏面の弾性支持体間の隙間が大きい状態の断面
図、(b)は同じく隙間が小さい状態の断面図である。
【図10】弾力調節手段の第3実施形態の斜視図であ
る。
【図11】図10のXI−XI線矢視断面図である。
【図12】図11のXII −XII 線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 第1樹脂シート 2 第2樹脂シート 3 長繊維 7 積層体 8 内シェル体 9 座部 10 背凭部 13 連設部位 17 脚体 20 支持ブラケット 21 側板片 22 弾力調節手段 23a,23b 雌ねじ部 24a,24b 雄ねじ部 24 回動軸 25 操作レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長繊維強化樹脂シートの積層体にて座部
    と背凭部とを連設して側面視略L字状に一体的に形成し
    てなるシェル体において、背凭部の左右両側板片を後向
    きに突設し、該左右両側片板間の距離を伸縮することに
    より、背凭部の湾曲量を調節する弾力調節手段を有する
    ことを特徴とする椅子における弾力調節装置。
  2. 【請求項2】 長繊維強化樹脂シートの積層体にて座部
    と背凭部とを連設して側面視略L字状に一体的に形成し
    てなるシェル体において、前記座部から背凭部にわたっ
    てシェル体の裏面側には、座部及び背凭部の裏面に端部
    が各々固定された側面視略L字状の弾性支持体を配置
    し、該弾性支持体とシェル体との間には、その両者の間
    隔を調整可能な弾力調節手段を有することを特徴とする
    椅子における弾力調節装置。
  3. 【請求項3】 長繊維強化樹脂シートの積層体にて座部
    と背凭部とを連設して側面視略L字状に一体的に形成し
    てなるシェル体において、前記背凭部と座部との連設部
    に挿通孔を穿設し、背凭部の表面側に一端を固定し、前
    記挿通孔を介して座部の裏面に配置した帯体の他端を当
    該座部の裏面前部寄り部位の弾性体を介して連結する一
    方、前記帯体の中途部をロック及びロック解除する調節
    手段を備えたことを特徴とする椅子における弾力調節装
    置。
JP8319192A 1996-11-29 1996-11-29 椅子における弾力調節装置 Withdrawn JPH10155589A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002032267A1 (fr) * 2000-10-16 2002-04-25 Kokuyo Co., Ltd. Chaise
JP2013000447A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Kokuyo Co Ltd 椅子

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