JPH10155531A - 点字対応キャリングケース - Google Patents

点字対応キャリングケース

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Publication number
JPH10155531A
JPH10155531A JP8322766A JP32276696A JPH10155531A JP H10155531 A JPH10155531 A JP H10155531A JP 8322766 A JP8322766 A JP 8322766A JP 32276696 A JP32276696 A JP 32276696A JP H10155531 A JPH10155531 A JP H10155531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braille
button
carrying case
band
buttons
Prior art date
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Pending
Application number
JP8322766A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Nagura
倉 誠 名
Kazuya Miyazono
園 和 哉 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8322766A priority Critical patent/JPH10155531A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目の不自由な人でも携帯電話装置のボタン操
作を確実にできるようにする。 【解決手段】 点字対応キャリングケースの透明な前帯
12の表面に、携帯電話装置のすべてのボタンか、また
は使用頻度の高いボタンに対応する点字シートを形成す
る。例えば最上段の点字シート19には電源ボタン
「P」とファンクションボタン「F」、2段目の点字シ
ート20には発信ボタン「O」、点字シート21には終
話ボタン「□」、3段目以下には「0」から「9」での
数字に対応する点字を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話装置を保
護する携帯用キャリングケースに係り、特に、キャリン
グケースに点字を施した点字対応キャリングケースに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話装置が急激に普及してお
り、ビジネス用は勿論のこと、パーソナルニーズへの対
応も必要となってきている。また、インフラの充実によ
り、携帯電話装置が視覚障害者への救済ツールとしての
期待が高まっているものの、視覚障害者用の携帯電話装
置は現在市販されているものはなく、特開平5−102
909号公報や実開昭63−26161号公報等にその
技術が開示されているのみである。また、携帯電話装置
を保護するためのキャリングケースについていも、ユー
ザから要求があり、携帯電話装置本体の形状に合わせて
各種様々なものが販売されている。
【0003】図6は従来の視覚障害者用の携帯電話装置
の一例を示すものである。図6において、携帯電話装置
本体1には、視覚障害者がボタンの位置を識別できるよ
うに、数字「5」を印刷したボタン2の表面上に突起3
が形成されている。目の不自由な人が突起3を指でさわ
ることにより、隣接する上下左右のボタンがそれぞれ
「2」、「8」、「4」、「6」であることを認識で
き、また、斜め上方向に「1」、「3」のボタンを、斜
め下方向に「7」、「9」のボタンをそれぞれ認識する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の視覚障害者用の携帯電話装置では、通話ボタン4や
キャッチボタン5を押下したい場合は、突起3を設けた
ボタン2から離れた距離にあるため、その位置を認識す
ることが困難となり、操作性が悪くなるという問題があ
った。また、通話ボタン4やキャッチボタン5等のいわ
ゆる機能ボタンは、これ以外にも保留ボタン、電源ボタ
ン、クリアボタンおよび再送ボタンなど数多く設けられ
ており、これらを1つ1つ覚えるのは目の不自由な人に
とって極めて困難であるという問題があった。
【0005】したがって本発明の目的は、目の不自由な
人でも携帯電話装置を容易に操作ができるようにするこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、前帯、後帯および側帯を有する袋状のキ
ャリングケースの前帯に、携帯電話装置の操作ボタンに
対応するように点字用文字図形を形成したことを特徴と
する。これにより、目の不自由な人でも、携帯電話装置
のダイヤル操作を容易に行うことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、前帯、後帯および側帯を有する袋状のキャリングケ
ースであって、携帯電話装置本体を前記キャリングケー
スに収納した場合に、特定のボタンまたは全てのボタン
に対応するように前帯表面上に点字用文字図形を形成し
たことを特徴とする点字対応キャリングケースであり、
普通に使用する場合であれば、目の不自由な人でも確実
に携帯電話装置のダイヤル操作が行うことができ、か
つ、携帯電話装置本体を保護することができるという作
用がある。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、特定の
ボタンが使用頻度の高いボタンである請求項1記載の点
字対応キャリングケースであり、すべてのボタンでな
く、使用頻度の高いボタンに対応して点字を形成するこ
とにより、点字の形成を限定することができ、デザイン
がシンプルになり、ダイヤル操作が簡単になるという作
用がある。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、使用頻
度の高いボタンが0から9までの数字ボタンを含む請求
項2記載の点字対応キャリングケースであり、少なくと
も数字ボタンに対応して点字を形成することにより、点
字の形成をさらに限定することができるという作用があ
る。
【0010】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態について、図1から図5を用いて説明する。図1は本
発明の実施の形態1における点字対応キャリングケース
の外観を示している。図2は点字対応キャリングケース
内に携帯電話装置本体を収納した場合の表側の外観を示
し、図3は裏側の外観を示し、図4は側面側の外観を示
したものである。これらの図において、点字対応キャリ
ングケース11は、透明のビニールからなる前帯12
と、前帯12より上部の部分が長く底部も兼ねた後帯1
3と、前帯12と後帯13に接続された両側帯14と、
後帯13の上端部に設けた取付部15と、製造メーカ名
等を表示するためのラベル16と、取付部15とラベル
16を連結するひも17とを備え、収納部18を有する
袋状に形成されている。
【0011】前帯12の表面には、使用頻度の高いボタ
ンに対応する点字シートが形成されており、その例とし
て、最上段目の点字シート19には電源ボタンを示す
「P」とファンクションボタン「F」が、2段目の点字
シート20には発信ボタンを示す「O」が、点字シート
21には終話ボタンを示す「□」が、3段目以下には
「0」から「9」までの数字に対応する点字シート22
がそれぞれ形成されている。そして、前帯12の最下端
中央部にはマイク23(図2参照)に対応した通気孔2
4が設けられている。
【0012】後帯13の取付部15の下方中央部には、
ひも17を取付部15の隙間に通して固定するために保
持部25が設けられている。側帯14は、前帯12と後
帯13を接続するために、縦方向に互いに平行に2本の
縫着部26を有し、側帯14の内側から見れば、その縦
方向に沿って凸状に形成され(図1参照)、外側から見
れば、その縦方向に沿って凹状の縫い目として形成され
ている(図3参照)。
【0013】次に、上記したキャリングケースの使用方
法について説明する。図3から図4において、携帯電話
装置31をその低部側から点字対応キャリングケース1
1の収納部18へ収納すると、携帯電話装置31が点字
対応キャリングケース11にフィットし、前帯12に形
成された点字シート19、20、21、22がボタンに
密着するようになっている。携帯電話装置31を収納し
た後、例えば電話をかける場合、点字シート19に形成
された「P」の部分を前帯12の表面側から押下する
と、電源が投入される。そして、点字シート22により
所望のダイヤルを押下し、点字シート20に形成された
発信ボタン「O」を押下して目的の相手へ電話をかける
ことができる。この場合、点字シートは使用頻度が高い
ボタンに限定されており、例えば短縮登録ボタン32等
には点字シートが施されていない。また、点字対応キャ
リングケース11は携帯電話装置31にフィットしてい
るので、点字シートを押下する場合、操作し易いという
利点がある。
【0014】したがって、本実施の形態1によれば、目
の不自由な人でも、普通に使用する程度であればボタン
の位置を認識することができ、容易に操作できる。ま
た、点字対応キャリングケースを外せば、携帯電話装置
本体を単体として一般の人にも使用できる。すなわち、
一般に市販している携帯電話装置でも、これを点字対応
キャリングケースに収納すれば、目の不自由な人用とし
て使用できる。
【0015】なお、実施の形態1では、点字対応キャリ
ングケースの構成を前帯、底部兼用後帯および側帯とし
たが、これに限らず、前帯、後帯および側帯としても、
あるいは前帯、後帯を含む側帯および底帯などの構成に
してもよいことはいうまでもない。
【0016】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2における点字対応キャリングケースの外観を示して
いる。図5において、点字対応キャリングケース41
は、透明のビニールからなる前帯42と、前帯42より
上部の部分が長く底部も兼ねた後帯13と、前帯42と
後帯13に接続された両側帯14と、後帯13の上端部
に設けた取付部15と、製造メーカ名等を表示するため
のラベル16と、取付部15とラベル16を連結するひ
も17とを備え、収納部18を有する袋状に形成されて
いる。
【0017】前帯42の表面には、全てのボタンに対応
する点字シートが形成されており、その例として、上段
から順に点字シート43、44、45、46、47、4
8、49、50が形成されている。具体的には、点字シ
ート43にはメモボタンを示す「M」、音量ダウンボタ
ン「▽」、音量アップボタン「△」が形成され、点字シ
ート44には電源ボタンを示す「P」とファンクション
ボタン「F」および名前等を登録するためのカナ/英字
ボタン「K」が形成され、点字シート45には発信ボタ
ンを示す「O」、短縮番号登録ボタン「R」および終話
ボタン「□」が形成され、点字シート46には「1」か
ら「3」までの数字の点字が、点字シート47には
「4」から「6」までの数字の点字が、点字シート48
には「7」から「9」までの数字の点字がそれぞれ形成
されている。また、点字シート49には、*ボタンを示
す「A」、数字「0」の点字および#ボタンを示す
「S」が形成され、点字シート50には、メモリボタン
を示す「M」、コールボタンを示す「C」およびクリア
ボタンを示す「L」がそれぞれ形成されている。また、
前帯42の最下端中央部には、マイク23(図2参照)
に対応した通気孔24が設けられている。
【0018】後帯13の取付部15の下方中央部には、
ひも17を取付部15の隙間に通して固定するために保
持部25が設けられている。側帯14は、前帯42と後
帯13を接続するために、縦方向に互いに平行に2本の
縫着部26を有し、側帯14の内側から見ると、その縦
方向に沿って凸状に形成され(図1参照)、外側から見
れば、その縦方向に沿って凹状の縫い目として形成され
ている(図3参照)。
【0019】したがって、本実施の形態2によれば、単
に電話をかけるだけでなく、点字シートにより短縮番号
を登録したり、メモ録音等することができる。
【0020】なお、本実施の形態2では、点字シートす
べてのボタンに対応して形成したが、音量/検索のボタ
ンや使用頻度の少ないメモリ、クリア等のボタンに対す
る点字シート43、50は省略してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、前帯、後帯おび
側帯を有する袋状のキャリングケースであって、携帯電
話装置本体をキャリングケースに収納した場合に、特定
のボタンまたはすべてのボタンに対応するように前帯表
面上に点字用文字図形を形成したので、目の不自由な人
でもボタンの位置を確認でき操作が確実に行うことがで
き、かつ、携帯電話装置本体を保護できるという効果を
有する。また、使用頻度の高いボタンに対応して点字を
形成することにより、点字の形成を限定することがで
き、デザインがシンプルになり、ダイヤル操作が簡単に
なるという効果を有する。さらに、使用頻度の高いボタ
ンとして少なくとも0から9までの数字ボタンを含める
ことにより、点字の形成をさらに限定することができ
る。また、すべてのボタンに対応するように前帯表面上
に点字を形成した場合は、携帯電話装置の使い方に慣れ
て、短縮ダイヤル等の高度の機能も使用したい人には便
利であるという効果がある。さらに、点字対応キャリン
グケースを外せば、通常の携帯電話装置本体として一般
の人にも使用できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における点字対応キャリ
ングケースの斜視図
【図2】本発明の実施の形態1において携帯電話装置本
体を収納した場合の点字対応キャリングケースの表側斜
視図
【図3】本発明の実施の形態1において携帯電話装置本
体を収納した場合の点字対応キャリングケースの裏側斜
視図
【図4】本発明の実施の形態1において携帯電話装置本
体を収納した場合の点字対応キャリングケースの側面図
【図5】本発明の実施の形態2における点字対応キャリ
ングケースの斜視図
【図6】従来の携帯電話装置の一例を示す斜視図
【符号の説明】
11、41 点字対応キャリングケース 12、42 前帯 13 後帯 14 側帯 19、20、21、22 点字シート 43、44、45、46、47、48、49、50 点
字シート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前帯、後帯および側帯を有する袋状のキ
    ャリングケースであって、携帯電話装置本体を前記キャ
    リングケースに収納した場合に、特定のボタンまたは全
    てのボタンに対応するように前帯表面上に点字用文字図
    形を形成したことを特徴とする点字対応キャリングケー
    ス。
  2. 【請求項2】 特定のボタンが使用頻度の高いボタンで
    ある請求項1記載の点字対応キャリングケース。
  3. 【請求項3】 使用頻度の高いボタンが0から9までの
    数字ボタンを含む請求項2記載の点字対応キャリングケ
    ース。
JP8322766A 1996-12-03 1996-12-03 点字対応キャリングケース Pending JPH10155531A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8322766A JPH10155531A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 点字対応キャリングケース

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JP8322766A JPH10155531A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 点字対応キャリングケース

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JPH10155531A true JPH10155531A (ja) 1998-06-16

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ID=18147414

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JP8322766A Pending JPH10155531A (ja) 1996-12-03 1996-12-03 点字対応キャリングケース

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JP (1) JPH10155531A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1474010A1 (fr) * 2002-02-13 2004-11-10 France Telecom ARTICLE TEXTILE COMPRENANT UN RECEPTACLE ADAPTE POUR RECEVOIR UN DISPOSITIF ELECTRONIQUE PORTABLE, NOTAMMENT ARTICLE TEXTILE D'HABILLEMENT

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1474010A1 (fr) * 2002-02-13 2004-11-10 France Telecom ARTICLE TEXTILE COMPRENANT UN RECEPTACLE ADAPTE POUR RECEVOIR UN DISPOSITIF ELECTRONIQUE PORTABLE, NOTAMMENT ARTICLE TEXTILE D'HABILLEMENT

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