JP3094290U - 操作補助シート - Google Patents
操作補助シートInfo
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- JP3094290U JP3094290U JP2002007277U JP2002007277U JP3094290U JP 3094290 U JP3094290 U JP 3094290U JP 2002007277 U JP2002007277 U JP 2002007277U JP 2002007277 U JP2002007277 U JP 2002007277U JP 3094290 U JP3094290 U JP 3094290U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本考案は、携帯端末の操作に対する利便性を
向上させる操作補助シートを提供することを課題とする
ことを課題とする。 【解決手段】 本考案における操作補助シート1は、携
帯電話機Tの操作部5に対応する大きさに形成されたシ
ート状の本体部2と、本体部2上に表示され、携帯電話
機Tへの装着状態において個々の操作部5上に該当する
箇所に操作を案内する図形、文字または記号を表示した
表示操作案内部3とを備えている。
向上させる操作補助シートを提供することを課題とする
ことを課題とする。 【解決手段】 本考案における操作補助シート1は、携
帯電話機Tの操作部5に対応する大きさに形成されたシ
ート状の本体部2と、本体部2上に表示され、携帯電話
機Tへの装着状態において個々の操作部5上に該当する
箇所に操作を案内する図形、文字または記号を表示した
表示操作案内部3とを備えている。
Description
【0001】
本考案は、操作手段を有する携帯端末の操作を円滑に行う為の補助具に関する
。
【0002】
近年、普及が著しい携帯端末には、ますます多くの機能が搭載されるようにな
ってきている。携帯端末として、携帯電話機,PDA(Personal Di
gital Assistance)やノート型パソコン等のモバイルを例示で
きる。
【0003】
これらの中でも特に、携帯電話機には様々な機能が搭載されるようになった。
各種の機能は、所定のダイヤルボタンの操作により実行することができる。尚、
ダイヤルボタンとは、電話番号を入力する際に押下する0〜9迄の数字ボタンと
送受話を行うためのボタンのことである。
【0004】
そのため、ダイヤルボタン一つ一つには、操作内容や操作方法が表示されてい
る。例えば、数字ボタンの「7」には、ひらがなの「ま」と、アルファベットの
「P」,「Q」,「R」,「S」とが表示されている。これらは、携帯電話機の
アドレス帳に相手の電話番号や氏名を入力する際に使用する。
【0005】
その他にも、「#」ボタンには、「マナー」という文字が表示されている場合
を例示できる。このボタンは、携帯電話の着信音を消去したり着信音量を低くし
たりするマナーモードの機能を有効にするための設定を行う際に使用する。
【0006】
しかし、ダイヤルボタンに表示された文字や内容は、携帯電話機の機種毎に異
なる。さらに、ダイヤルボタンの個数や配置も携帯電話機の機種毎に異なる。こ
のため、携帯電話機の機種を変更したユーザや高齢のユーザは、操作の方法の違
いにとまどってしまうことが多かった。
【0007】
また、ダイヤルボタンに表示された操作内容や文字は非常に小さいものである
。そのため、視力の低い操作者にとっては非常に視認し難いという問題があった
。
【0008】
これによって、ユーザは、その都度、分厚い取扱説明書を参照するといった作
業に煩わしさを感じていた。
【0009】
そこで、本考案は、上述した事項に鑑みてなされたものであり、携帯端末の操
作に対する利便性を向上させる操作補助シートを提供することを課題とする。
【0010】
本考案は、前記課題を解決する為に以下の手段を採用した。即ち、本考案は、
携帯端末の操作手段の表面に装着される操作案内シートであって、携帯端末への
装着状態において個々の操作手段上に該当する箇所に操作を案内する図形、文字
または記号が表示されている操作補助シートである。
【0011】
そして、本考案の操作補助シートは、携帯端末の操作手段に対応する大きさに
形成されたシート状の本体部と、本体部上に表示され、操作手段の操作内容を示
す操作案内部とを備え、本体部は操作手段に重畳されることを特徴とする。
【0012】
これによって、ユーザは、取扱説明書が無くても携帯端末の機能に関する操作
を迅速に行うことができるようになる。
【0013】
また、操作内容をユーザ自身が書き込むようにしてもよい。これによって、携
帯端末のカスタマイズ性が向上する。
【0014】
さらに、本考案の本体部は複数あり、前記操作案内部は本体部毎に異なる内容
を示す。つまり、本考案の本体部を何枚か綴り、小冊子とすることもできる。
【0015】
これによって、本考案の操作案内具は複数の操作内容の案内を行うことができ
る。
【0016】
また、本考案の本体部毎に表示された操作案内部は、連続操作の操作内容を示
す用にしても良い。
【0017】
これによって、ユーザは複雑な操作であっても容易に操作可能となる。
【0018】
さらに、本考案の操作手段は、複数の押しボタンを有し、操作案内部は、操作
手段に対応する対応部と、操作内容を文字にて説明する説明部とを有し、説明部
は、本体部を操作手段に重ねたとき、押しボタン上に重ならない構成となってい
る。
【0019】
これによって、別の操作を行う際であっても、他の操作部の視認を確保するこ
とができる為、別の操作に支障を来すことが無くなる。
【0020】
また、本考案の本体部は、透明或いは半透明のシート部材により形成してもよ
い。これによって、他の操作部の視認を確保することができる。また、本体部は
、柔軟性の透明のシートであると好ましい。このような構成とすることによって
、複数枚重畳させてもシートが捲りやすくなり、且つシートを捲る動作による損
傷を防ぐこともできる。
【0021】
さらに、本考案の操作案内具は、携帯電話機に好適に用いることができる。
【0022】
以下、本実施形態における操作補助シートの説明を行う。尚、本実施の形態に
おける携帯端末は、図1に示すような、本実施形態における携帯電話機Tは、デ
ィスプレイ7と操作部5とが折りたたむことにより対面する折り畳み式の携帯電
話機Tであるとする。
【0023】
携帯電話機Tの操作部5は、複数の押しボタンにより構成されている。この押
しボタンには、1〜0までの数字ボタン5a,5b,5c,5d,5e,5f,
5g,5h,5i,5jと、「*」,「#」の記号ボタン5k,5lと、送話を
行うためのボタン5mと、送受話を停止するためのボタン5nと、携帯電話機T
の各種機能を実行するためのファンクションボタン5pとがある。
【0024】
図2及び図3に示すように、本実施形態の操作補助シート1は、図1に示す携
帯電話機Tの操作部(操作手段)5に対応する大きさに形成されたシート状の本
体部2と、本体部2上に表示され、操作部5の操作内容を示す操作案内部3とを
備えている。尚、本体部2は透明なシート部材により形成されている。
【0025】
さらに、図1に示すように、本実施形態における操作補助シート1は、二枚綴
りになっている。一枚目の第一操作補助シート1aには、図2に示すように、送
受話を行う為の操作内容が表示され、図3に示すように、二枚目の第二操作補助
シート1bにはカメラ機能を起動させる為の操作内容が表示されている。
【0026】
まず第一操作補助シート1aの説明から行う。図2に示すように、第一操作補
助シート1aの操作案内部3aには、図1に示す送受話を行う為のボタン5mと
送受話を停止するためのボタン5nとにそれぞれ対応する対応表示ボタン(対応
部)4a,対応表示ボタン(対応部)4bが表示されている。
【0027】
加えて、操作案内部3aには、対応表示ボタン4aが有する機能(「電話をか
ける」)を説明した説明部6aと対応表示ボタン4bが有する機能(「電話を切
る」)を説明した説明部6bとが表示されている。尚、これらの対応表示ボタン
4a,4bには、視認し易くするために色を付けて表示すると好ましい。
【0028】
次に、第二操作補助シート1bの説明を行う。図3に示すように第二操作補助
シート1bの操作案内部3bには、図1に示すファンクションボタン5pに対応
する対応表示ボタン4cと、数字「3」ボタン5cに対応する対応表示ボタン4
dとが表示されている。
【0029】
さらに、第二操作補助シート1bの操作案内部3bには、これらの対応表示ボ
タンの操作内容(「カメラを起動する」)を示す説明部6cも表示されている。
尚、上述同様、これらの対応表示ボタン4c,4dにも視認し易くするために色
を付けて表示すると好ましい。
【0030】
本実施形態の操作補助シート1は、上述した第一操作補助シート1aと第二操
作補助シート1bとを綴ってある。尚、図1に示すように、第一操作補助シート
1aと第二操作補助シート1bとは、ユーザが携帯電話機を使用するときにおけ
る下方向に接着箇所を有し綴られている構成とすると好ましい。このような構成
とすることにより、ユーザは操作補助シートを捲りやすくなる。
【0031】
そして、図1に示すように、操作補助シート1を携帯電話機Tの操作部5の上
に載置する。すると、操作部5の上には、第一操作補助シート1a、第二操作補
助シート1bの順に操作補助シート1が重なる状態となる。
【0032】
ここで、図4に示すように、第一操作補助シート1aのみを操作部5に重畳さ
せた場合について説明する。第一操作補助シート1aを選択部上に重ね合わせる
と、対応表示ボタン4aと送受話を実行するボタン5mとが重畳する。同時に、
対応表示ボタン4bと送受話を停止するボタン5nとも重畳する。
【0033】
このとき、説明部6a,説明部6bは、視認可能なその他のボタンの上に重な
らない位置に表示されている。
【0034】
このように第一操作補助シート1aを選択部上に載置することにより、ユーザ
は操作補助シートの案内に従って操作を直接行うことができる。
【0035】
これによって、ユーザは携帯電話機Tの送受話の実行或いは停止を円滑に行う
ことができる。
【0036】
次に、図5に示すように、第二操作補助シート1bのみを操作部5に重畳させ
た場合について説明する。第二操作補助シート1bを選択部上に重ね合わせると
、対応表示ボタン4cとファンクションボタン5pとが重畳する。
【0037】
また、第二操作補助シート1bを操作部5上に載置すると、対応表示ボタン4
dと数字「3」ボタン5cとも重畳する。尚、このとき、説明部6cは、視認可
能なその他のボタン上に重ならない一に表示されている。
【0038】
このように第二操作補助シート1bを選択部上に載置することにより、ユーザ
は操作補助シートの案内に従って連続的な操作を直接行うことができる。これに
よって、ユーザは携帯電話機Tに設けられたカメラ機能を有効とする操作をスム
ーズに行うことができる。
【0039】
尚、本実施形態の操作補助シート1は、送受話の実行・停止を行うための操作
の案内と、カメラ機能を有効にするための操作の案内とを行うとして説明したが
、その案内内容はこれに限るものではない。例えば、携帯電話機Tに搭載された
各種機能を実行するための操作手順に対応することができる。操作手順の例とし
て、アドレス帳の入力を行う操作手順や、Eメールの送受信を行うための操作手
順等を挙げることができる。
【0040】
また、本実施形態の操作補助シート1は、操作内容の異なる複数の操作補助シ
ートを綴って携帯電話機Tに摘要するため、操作内容に幅を持たせ操作の利便性
を向上させることができる。
【0041】
また、本実施形態の操作補助シート1は、携帯電話機Tの操作部5の大きさ又
は携帯電話機Tの大きさと同じ大きさに形成されていることにより、携帯性にも
優れている。
【0042】
また、本実施形態の操作補助シート1は、シート状であるため、図1に示すよ
うに携帯電話機Tを折り畳みディスプレイ7と操作部5との間に操作補助シート
1を収納しておくこともできる。これによって、ユーザは場所を選ばず必要なと
きに操作補助シート1を使用することができる。
【0043】
<変形例1>
また、本実施形態の操作補助シート1は 図6に示すように、操作補助シート
1には、対応表示ボタン4の表示の裏面側、つまり操作部5上に載置したときに
おける操作部5側に凸部8が形成されているとしてもよい。勿論、この凸部8は
対応表示ボタン4に対応した位置に設けられている。
【0044】
このように、操作部5側に凸部8が設けられていることにより、ユーザは操作
補助シート1の上からでも数字ボタンを押下し易くなる。
【0045】
<変形例2>
また、図示しないが、本実施形態における操作補助シート1には、操作内容だ
けでなく、操作手段である数字ボタン,記号ボタン等に表示された内容を拡大表
示したものを表示しても良い。
【0046】
携帯電話機Tの数字ボタン,記号ボタンは、電話番号を入力するための数字と
、アドレスや氏名を入力するためのアルファベットと、ひらがなとが表示されて
いる。
【0047】
大抵の携帯電話機Tでは、これらの文字は、前述したようにスペースの関係で
小さく表示せざるを得ない状態であった。
【0048】
そこで、本実施形態の操作補助シート1には、ダイヤルボタンに表示されてい
る数字,文字,アルファベットをそれぞれ別の操作補助シートに拡大して表示さ
せると好ましい。
【0049】
<変形例3>
また、本実施形態の操作補助シート1は、ユーザが操作内容を直接書き込める
ようにしても良い。
【0050】
例えば、所定のボタンに任意の電話番号を登録することができる携帯電話機T
の場合、ユーザが登録する電話番号はユーザ個人にとってそれぞれ異なる。その
ため、図7に示すように、ユーザが登録内容を直接書き込めるようにすると、ユ
ーザにとっての利便性が向上する。
【0051】
以上のことにより、本考案によれば、携帯端末の操作に対する利便性を向上さ
せる操作補助シートを提供することが可能となる。
【図1】本実施形態における操作案内シートを携帯電話
機に装着したときの斜視図である。
機に装着したときの斜視図である。
【図2】本実施形態における第一操作案内シートの平面
図である。
図である。
【図3】本実施形態における第二操作案内シートの平面
図である。
図である。
【図4】本実施形態における第一操作案内シートを携帯
電話機に装着したときの状態図である。
電話機に装着したときの状態図である。
【図5】本実施形態における第二操作案内シートを携帯
電話機に装着したときの状態図である。
電話機に装着したときの状態図である。
【図6】変形例2の操作案内シートを携帯電話機に装着
したときの側面図である。
したときの側面図である。
【図7】変形例3の操作案内シートのイメージ図であ
る。
る。
1 操作補助シート(操作補助シート)
1a 第一操作補助シート
1b 第二操作補助シート
2 本体部
3 操作案内部
3a 操作案内部
3b 操作案内部
4 対応表示ボタン(対応部)
4a 対応表示ボタン
4b 対応表示ボタン
4c 対応表示ボタン
4d 対応表示ボタン
5 操作部(ダイヤルボタン,操作手段)
5a 数字ボタン
5b 数字ボタン
5c 数字ボタン
5d 数字ボタン
5e 数字ボタン
5f 数字ボタン
5g 数字ボタン
5h 数字ボタン
5i 数字ボタン
5j 数字ボタン
5k 記号ボタン
5l 記号ボタン
5m ボタン
5n ボタン
5p ファンクションボタン
6a 説明部
6b 説明部
6c 説明部
7 ディスプレイ
8 凸部
T 携帯電話機(携帯端末)
【手続補正書】
【提出日】平成15年2月7日(2003.2.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (7)
- 【請求項1】携帯端末の操作手段の表面に装着される操
作案内シートであって、 前記携帯端末への装着状態において個々の操作手段上に
該当する箇所に操作を案内する図形、文字または記号が
表示されている操作補助シート。 - 【請求項2】前記操作手段に対応する大きさに形成され
たシート状の本体部と、 前記本体部上に表示され、前記操作手段の操作内容を示
す操作案内部と、を備え、 前記本体部は前記操作手段に重畳される請求項1に記載
の操作補助シート。 - 【請求項3】前記本体部は複数あり、前記操作案内部は
本体部毎に異なる内容を示す請求項1又は2に記載の操
作補助シート。 - 【請求項4】前記本体部毎に表示された操作案内部は、
連続操作の操作内容を示す請求項3に記載の操作補助シ
ート。 - 【請求項5】前記操作手段は、複数の押しボタンを有
し、 前記操作案内部は、 操作手段に対応する対応部と、 操作内容を文字にて説明する説明部と、を有し、前記説
明部は、前記本体部を前記操作手段に重ねたとき、前記
押しボタン上に重ならない請求項1〜4の何れかに記載
の操作補助シート。 - 【請求項6】前記本体部は、透明或いは半透明のシート
部材により形成されている請求項1〜5の何れかに記載
の操作補助シート。 - 【請求項7】前記携帯端末は、携帯電話機である請求項
1〜6の何れかに記載の操作補助シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007277U JP3094290U (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 操作補助シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007277U JP3094290U (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 操作補助シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3094290U true JP3094290U (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=43248277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002007277U Expired - Lifetime JP3094290U (ja) | 2002-11-15 | 2002-11-15 | 操作補助シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3094290U (ja) |
-
2002
- 2002-11-15 JP JP2002007277U patent/JP3094290U/ja not_active Expired - Lifetime
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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