JPH10155276A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH10155276A
JPH10155276A JP8308991A JP30899196A JPH10155276A JP H10155276 A JPH10155276 A JP H10155276A JP 8308991 A JP8308991 A JP 8308991A JP 30899196 A JP30899196 A JP 30899196A JP H10155276 A JPH10155276 A JP H10155276A
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玲彦 叶田
Yoshimi Sakurai
芳美 櫻井
Kenji Kubo
謙二 久保
Hideyasu Umetsu
秀恭 梅津
Hideaki Kunisada
秀明 国貞
Keizo Shimada
恵三 嶋田
Takayasu Nakane
隆康 中根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】正弦波入力コンバータは、入力電源に同期した
正弦波電流を入力する回路であるが、電源配線の接続ミ
ス等で電源の相回転方向が逆になると正常に運転できな
い。 【解決手段】三相電源の線間電圧あるいは相電圧のうち
いずれか2種類を入力し、そのうちの一方の正弦波電圧
の位相を算出する手段を設ける。2種類の電源電圧と算
出した位相を用いた演算を行うことにより、この演算結
果が一定値であるか、正負の正弦波状に振動するか、に
より正相・逆相を判別できる。また、同じ演算結果から
通電・停電の別も判定できる。 【効果】本発明により電力変換装置を設置する際の電源
接続の確認が容易に行える。また、逆相では正常に動作
しない正弦波コンバータ等の装置においては誤動作を防
止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンバータやインバ
ータ等の電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、三相交流を入力する正弦波入力コ
ンバータを内蔵する電力変換装置としては、一般に特開
平6−335254 号に記載の無停電電源装置に見られるよう
な構成があげられる。この装置は、三相交流電源にリア
クトルを介してブリッジ型に構成したスイッチング素子
を接続し、このコンバータの出力側に設置されたコンデ
ンサに直流電圧を発生させると共に、この直流電圧を利
用して前記ブリッジ型に構成したスイッチング素子の中
点に電源電圧に同期したパルス波形を発生させ、このパ
ルス波形を制御して前記リアクトルに電源の相電圧に同
期した正弦波電流を通流させ、入力電流に含まれる高調
波成分を低減させることを目的とする回路である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、三相交流入力を
入力する電力変換装置であって、入力電流を入力電圧に
同期した正弦波状に制御する正弦波入力コンバータや、
入力電圧に同期した交流電圧を出力するインバータを備
えた電力変換装置においては、電力変換装置を三相交流
電源に接続する前に、入力電源の相回転方向を予め検測
し、指定された相順に接続する必要があった。これは、
電力変換装置内部の電源同期回路を入力電源の周波数お
よび位相に同期させるためである。このため、逆相に接
続した場合には同期がとれず装置は正常に動作しない。
しかし、相順が正しいか否かは実際に装置を起動するま
で判別が困難であり、電力変換装置の取り扱いを難しく
する要因の一つになっていた。
【0004】本発明が解決しようとする課題は、三相入
力型の電力変換装置の電源に接続した際に発生する上記
のような問題である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、電力変換装置に入力電源の状
態を表示する手段を設ける。そして、相順が正相か逆相
かを判定して結果を表示することで、相順の接続ミスを
なくし、電力変換装置の取り扱いを容易にすることが可
能となる。
【0006】具体的には、入力電源である三相交流電圧
のうち、2つの線間電圧もしくは相電圧を検出する手段
を設ける。三相交流をU相,V相,W相とし、検出電圧
を線間電圧VuvおよびVwvとすると、 Vα=(2・Vuv−Vwv)/√3 …(1) Vβ=Vwv …(2) が演算できる。また、一方、Vwvの位相θwvを求める。
このθwvは、例えば以下のようにして求めることが可能
である。
【0007】まず、正弦波Vwvを増幅して正負のリミッ
タを介してパルス波を作成する。次に、このパルス波の
立ち上がり時(エッジ)のみがHighレベルとなり他はLo
w レベルとなるトリガ信号を作成する。また、基準周波
数ωref からΔω(初期値0)を引いた値を積分して位相
θを演算する積分器を設け、先のトリガ信号がHighレベ
ルとなったときに、積分器が出力した位相θを増幅し、
これを新たにΔωとして一連の演算を繰り返せば、θは
Vwvの位相θwvに収束する。
【0008】このようにして求めたθwvと(1),(2)
式を用いて以下の演算を行う。
【0009】 Vq =Vβ・sinθwv−Vα・cosθwv …(3) (3)式で求められたVq は、相順がU相→V相→W相
の場合には入力電源の線間電圧の波高値に等しい。すな
わち、電源がAC200V三相交流の場合はVq は約2
83の一定値となる。しかし、相順がU相→W相→V相
の場合にはVq は電源周波数の2倍の周波数で波高値が
±約283の正弦波となる。このため、Vq を演算する
ことによって相順が明らかになる。さらに、U相あるい
はW相が地落した際には、Vq は電源周波数の2倍の周
波数で+300,−20の間を振幅する正弦波となる。
また、V相が地落した際には+100と+約283の間
で振幅する正弦波形となる。もちろん、電源が三相とも
停電した場合にはVqは0となるため、Vq を監視す
れば電源の相順はもとより停電の状態も詳細に検出する
ことができる。
【0010】なお、相電圧を検出する方法においても以
下の式を用いれば同様な結果が得られる。U相,V相,
W相のうち相電圧Vu ,Vw を検出する場合には、 Vα=√3・Vu …(4) Vβ=Vu +2・Vw …(5) また、Vwvを用いて位相θwvを求めたのと同様の方法
で、Vu を用いて位相θuを演算し、このθu と(4),
(5)式で求めたVα,Vβとを用いてVq を演算す
る。
【0011】 Vq =Vα・sinθu −Vβ・cosθu …(6) (6)式で求められたVq は(3)式で求められたVq
と同じ特性を持つ。
【0012】また本発明は、以上のような構成の入力電
源の相順を判定する手段を設けると共に、コンバータあ
るいはインバータの制御回路のフィードバック値と、ゲ
ートパルスを相順に見合った順序に切り換える手段を設
けることで、入力電源の相順に関係なく正常に動作する
ことのできる電力変換装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図5を用いて説明する。まず図1は、本発明の基本的
な構成を示す図である。図1において、1は三相交流電
源、2a,2bは電圧検出手段、3は負荷、4は電源状
態演算器、5はVq 演算器、6は電源の状態判定手段、
7は基準周波数発生器、8は減算器、9は積分器、10
は位相演算器、11はサンプラ、12a,12bは増幅
器、13はリミッタ、14はエッジトリガ回路、15は
ゼロクロス回路、39は電力変換装置である。
【0014】図1において、三相交流電源1は電力変換
装置39を介して負荷3に接続されている。三相交流電
源1はU,V,W相があり、UV間に電圧検出手段2a
が、またWV間に電圧検出手段2bが接続される。電圧
検出手段2a,2bの出力は電源状態演算器4に接続さ
れる。電源状態演算器4はVq 演算器5,位相演算器1
0、およびゼロクロス回路15で構成されている。電圧
検出手段2a,2bの出力はVq 演算器5に接続され
る。ゼロクロス回路15は増幅器12b,リミッタ1
3,エッジトリガ回路14で構成され、この順に接続さ
れている。ゼロクロス回路15の入力には電圧検出手段
2bの出力が接続されている。位相演算器10は基準周
波数発生器7,減算器8,積分器9,サンプラ11、お
よび増幅器12aで構成される。基準周波数発生器7は
減算器8の+側に接続され、減算器8の出力は積分器9
に入力される。また、積分器9の出力はサンプラ11に
接続される。サンプラ11の出力は増幅器12aに接続
され、増幅器12aの出力は減算器8の−側に接続され
る。また、ゼロクロス回路15の出力はサンプラ11に
接続される。また、積分器9の出力はVq 演算器5に接
続される。Vq 演算器5の出力は電源の状態判定手段6
に入力され、電源の状態判定手段6の出力は電力変換装
置39に接続される。
【0015】次に、図1の回路の動作を述べる。三相交
流電源1は200V電源であり、相電圧Vu ,Vv 、お
よびVw は図3(a)で表される正弦波の電圧波形であ
り、波高値は約163Vである。また、線間電圧Vuv,
Vwvの波形は図3(b)で表される波形であり、波高値
は約283Vである。電力変換装置39は三相交流電源
1と負荷3の間に接続され、負荷3に給電する電力を制
御する。電圧検出手段2aおよび2bはそれぞれ線間電
圧Vuv,Vwvを検出し、電源状態演算器4に入力する。
このうちVwvはゼロクロス回路15内の増幅器12bに
入力される。Vwvは増幅器12bで増幅され、リミッタ
13で方形波に整形される。Vwvとリミッタ13の出力
波形の関係は図2に示す通りであり、Vwvが正の時には
リミッタ13の出力は1であり、Vwvが負の場合にはリ
ミッタ13の出力は−1である。リミッタ13の出力
は、エッジトリガ回路14に入力される。エッジトリガ
回路14は、リミッタ13の出力である方形波を入力
し、この方形波が負から正へ立ち上がる時のみにHighレ
ベルとなり、その他は全てLow レベルとなる波形を出力
する。これらの波形の関係は図2に示す通りである。エ
ッジトリガ回路14の出力は位相演算器10内のサンプ
ラ11のトリガ信号として使用される。
【0016】次に位相演算器10の動作を述べる。基準
周波数発生器7では電源周波数に応じた周波数を出力す
る。図2では50Hzの場合を示しており、ωref は31
4.16である。減算器8の負側入力は増幅器12aの出力
であり、これをΔωとすると、ωref からΔωを引いた
値が積分器9に入力される。積分器9の出力は位相θwv
であるが、θwvがπ(rad)を超えた場合にはθwvか
ら2πを減じた値をθwvとするために、θwvの波形は図
2に示すような−πとπの間の右上がりの鋸型波とな
る。サンプラ11はエッジトリガ回路14の出力波形が
Highレベルの場合のみスイッチが閉じるため、図2のよ
うにエッジトリガがHighレベルとなったときのθwvがホ
ールドされる。サンプラ11の出力波形は図2下の図の
ようになる。そして、この値が増幅器12aに入力され
る。増幅器12aの出力はサンプラ11の入力に応じた
値となり、サンプラ11の出力が正の場合には積分器9
に入力される周波数ωは小さくなる。この回路によって
位相θwvは入力される電源のVwvの位相と等しくなるよ
うに制御される。次に、Vq 演算器5ではVuv,Vwvと
位相θwvを用いて以下の演算が行われる。
【0017】Vα=(2・Vuv−Vwv)/√3 Vβ=Vwv Vq =Vβ・sinθwv−Vα・cosθwv θwvが電源の位相Vwvに同期した状態においては、上式
で算出されるVq は図3〜図5に示す波形となる。
【0018】図3は三相交流電源1の相順が(a)に示
すようにU相→V相→W相の順である場合であり、この
ときにはVuv,Vwvの位相関係は図3(b)に示す関係
となる。このときVq は約283の一定値をとる。
【0019】一方、三相交流電源1の相順がU相→W相
→V相の順である場合には、図4に示す波形となる。線
間電圧Vuv,Vwvの関係は図4(b)に示すように図3
の場合とは位相関係が逆になり、Vq は図4(c)に示
すように±約283で振動する波形となる。Vq の周波
数は電源周波数の2倍である。
【0020】さらに、U相,V相,W相がそれぞれ一相
ずつ地落した場合のVq の波形を図5に示す。図5(a)
はU相が地落した場合であり、Vq は−20と+300
との間で振動する正弦波となる。また、(b)はV相地落
時であり、100と約283の間で振動する波形とな
る。(c)はW相の地落時であり、このときVq は(a)
のU相地落時と同じ−20と+300の間で振動する正
弦波となる。
【0021】このように、Vq の波形を観測することに
より、三相交流電源1の状態を判定することが可能であ
り、図1の電源の状態判定手段6ではVq を用いて状態
の判定を行う。すなわち、Vq が一定値であれば三相交
流電源1の相順はU相→V相→W相の順であり、線間電
圧波高値はVq の値に等しい。一方、Vq が正負の波高
値が等しい正弦波状になった場合には相順はU相→W相
→V相の順であり、線間電圧波高値はVq のピーク値に
等しい。また、Vq が正負の正弦波状に振動し、かつ正
のオフセットを持つ場合にはU相もしくはW相が地落し
ていることが考えられる。さらに、Vq が正の値の範囲
で大きく振動する場合には、V相が地落していると考え
られる。
【0022】このような電源の状態判定手段6の判定結
果は電力変換装置39に入力され、電力変換装置の39
の動作を制御するために用いられる。例えば、相順がU
相→V相→W相の順でのみ正常に動作する正弦波入力コ
ンバータでは、Vq が正の一定値になっている場合、す
なわち図3の状態においてのみ動作が許され、Vq が図
4(c)の波形である場合には、逆相接続と判断して運
転しないようにすることができ、逆相入力に対するコン
バータの保護が可能となる。さらに、Vq が図5の波形
である場合にはいずれか一相が地落していると考えられ
るため、コンバータを停止させる操作を行う。
【0023】また、電力変換装置39が無停電電源装置
の場合には、Vq が図5の波形となった場合には停電状
態として処理し、三相交流電源1から負荷3への給電を
停止し、蓄電池の直流電力をインバータで交流に変換
し、負荷3に供給するように切り換える操作を行う。
【0024】このようにして、Vq を演算により求める
ことで負荷に電力を供給する電力変換装置の運転状態を
制御することができる。
【0025】なお、図1に示した回路のうち、電源状態
演算器4と電源の状態判定手段6はソフトウエアにより
簡単に実現することができる。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態として、
図6に入力電源の相電圧を検出する場合の形態を示す。
図6において、図1と同じ動作をする回路あるいは手段
には同じ記号を付与した。
【0027】図6において、37は相電圧検出手段であ
る。図6が図1と異なる点は、三相交流電源1と電力変
換装置39の間に相電圧検出手段37が挿入され、相電
圧Vu ,Vw を検出する構成になっていること、Vq 演
算器5の演算式が異なること、ゼロクロス回路15の入
力がU相電圧Vu になっていること、位相演算器10か
ら出力される位相がθu であること、の4点のみであ
る。
【0028】以下、図6の実施の形態を主に上記の相違
点について述べる。三相交流電源1の相電圧Vu および
Vw は、相電圧検出手段37で検出され電源状態演算器
4に入力される。このうちVu はゼロクロス回路15に
入力され、この結果U相電圧が負から正になるゼロクロ
ス点のみにHighレベルとなる信号波形がエッジトリガ回
路14から出力される。位相演算器10の動作は第1の
実施の形態の場合と同様であるが、本実施の形態ではサ
ンプラ11のトリガ信号がU相のゼロクロス点に同期し
た信号となるため、積分器9から出力される位相はU相
の位相θu に同期することになる。
【0029】Vq 演算器5にはVu ,Vw 、およびθu
が入力され、以下の演算を行う。
【0030】Vα=√3・Vu Vβ=Vu +2・Vw Vq =Vα・sinθu −Vβ・cosθu この演算で得られたVq は第1の実施の形態で述べたV
q と同じ特性を持つ。ただし、本実施の形態の場合には
V相電圧が地落した場合には図5(b)のような波形は
得られず、Vq は図3(c)の波形のままである。
【0031】本実施の形態においても第1の実施の形態
と同様に、電力変換器の運転に活用できる。例えば、相
順がU相→V相→W相の順でのみ正常に動作可能な正弦
波入力コンバータでは、Vq が正の一定値になっている
場合、すなわち図3の状態においてのみ動作できるが、
Vq が図4(c)の波形である場合には、逆相接続と判
断してゲートをサプレス(遮断)して運転しないように
することができ、逆相入力に対するコンバータの保護が
可能となる。また、Vq が図5(a)または図5(c)
の波形である場合にはいずれか一相が地落していると考
えられるため、コンバータを停止させる操作を行う。
【0032】本実施の形態においても、図6に示した回
路のうち、電源状態演算器4と電源の状態判定手段6は
ソフトウエアにより簡単に実現することができる。
【0033】次に、本発明の第3の実施の形態を図7を
用いて記載する。図7はV結線型のインバータとコンバ
ータおよび蓄電池で構成される無停電電源装置を示した
図である。図7において、図1と同じ動作をする回路あ
るいは手段には同じ記号を付与した。その他、図7にお
いて、2c,2dは電圧検出手段、16は接地点、17
a,17bは電流検出手段、18はDC−DCコンバー
タ、19は蓄電池、21a,21bはコンデンサ、22
a〜22dならびに22g〜22jは駆動回路、23a
〜23dならびに23g〜23jはスイッチング素子、
24a〜24dならびに24g〜24jはダイオード、2
5a〜25dはリアクトル、26a,26bはコンデン
サ、28a〜28cはバイパス系統、29a〜29cは
スイッチ手段、30はコンバータ制御回路、31a〜3
1dはAND回路、32はインバータ制御回路、33は
表示装置である。
【0034】図7において、三相交流電源1は200V
の電源であり、この相電圧のうち、U相とW相はリアク
トル25c,25dに接続される。また、V相は接地点
16と負荷3のV相入力に直接接続される。このV相電
位をV点とする。スイッチング素子23aと23b,2
3cと23d,23gと23h,23iと23jはそれ
ぞれ直列に接続される。スイッチング素子23a,23
c,23g,23iの高電位側が全て接続される。この
点をP点とする。スイッチング素子23b,23d,2
3h,23jの低電位側も全て接続される。この点をN
点とする。また、スイッチング素子23g〜23jには
それぞれダイオード24g〜24jが逆並列に接続され
る。さらに、スイッチング素子23a〜23dと23g
〜23jの制御端子には駆動回路22a〜22dと22g
〜22jがそれぞれ接続される。スイッチング素子23
a〜23dとダイオード24a〜24dはV結線型イン
バータを構成し、インバータ制御回路32は駆動回路2
2a〜22dに接続される。このインバータの第1の出
力点であるスイッチング素子23aと23bの接続点
は、リアクトル25aの一方の端子に接続される。イン
バータの第2の出力点であるスイッチング素子23cと
23dの接続点は、リアクトル25bの一方の端子に接
続される。リアクトル25aと25bの他方の端子は、
それぞれ負荷3のU相とW相入力端子に入力される。ま
た、負荷3のU相とV相,W相とV相の間にそれぞれコ
ンデンサ26aと26bが挿入される。
【0035】一方、スイッチング素子23g〜23jと
ダイオード24g〜24jはV結線型コンバータを構成
する。また、このコンバータの第1の入力点であるスイ
ッチング素子23gと23hの接続点にはリアクトル2
5cが接続され、コンバータの第2の入力点であるスイ
ッチング素子23iと23jの接続点にはリアクトル2
5dが接続される。
【0036】また、N点とV点との間にコンデンサ21
aが接続され、V点とN点の間にはコンデンサ21bが
接続される。さらに、蓄電池19がDC−DCコンバー
タ18を介してP,V,N点に接続される。
【0037】バイパス系統28a〜28cは三相交流電
源1のU,V,W相と負荷3のU,V,W相入力端子と
の間にそれぞれスイッチ手段29a〜29cを介して接
続される。電圧検出手段2a,2bが三相交流電源1の
UV間,WV間にそれぞれ接続され、コンバータ制御回
路に接続される。また、電流検出手段17a,17bが
三相交流電源1のU相,W相とリアクトル25c,25
dの間にそれぞれ挿入され、これらの出力はコンバータ
制御回路30に接続される。さらに、電圧検出手段2c
および2dがコンデンサ21a,21bの端子間にそれ
ぞれ接続され、これらの出力はコンバータ制御回路30
に入力される。また、電圧検出手段2a,2bの出力は
電源状態演算器4にも入力される。電源状態演算器4の
出力は電源の状態判定手段6に接続され、電源の状態判
定手段6の出力はAND回路31a〜31dの一方の入力
端子にそれぞれ接続される。コンバータ制御回路30の
出力はAND回路31a〜31dの他方の入力端子を介
し、駆動回路22g〜22jに接続される。また、電源の
状態判定手段6の出力が表示装置33に接続される。電
源の状態判定手段6の出力はDC−DCコンバータ18
にも接続される。電源状態演算器4の内部の構成は図1
に示した本発明の第1の実施の形態と同一である。
【0038】次に、本実施の形態の動作を述べる。コン
バータ制御回路30は入力電圧である線間電圧VuvとV
wvを電圧検出手段2a,2bによって取り込む。また、
コンデンサ21aと21bの電圧Vpv,Vvnを電圧検出
手段2c,2dで取り込み、リアクトル25a,25b
に流れる入力電流Iu ,Iw を電流検出手段17a,1
7bで取り込む。コンバータ制御回路30は、これらの
取り込み値を用いて、VpvとVvnの合計値である直流電
圧Vdcを一定に保ちながら、入力電流Iu ,Iw を相
電圧Vu ,Vw に同期した正弦波にするように制御す
る。この制御は、コンバータを構成するスイッチング素
子23g〜23jをPWM動作させることで実現するこ
とが可能である。このとき、スイッチング素子23g〜
23jをオンオフさせる信号はAND回路31a〜31
dを介してコンバータ制御回路30から駆動回路22g
〜22jに伝達されるため、AND回路31a〜31d
の他方の入力がHighレベルの時にのみコンバータは動作
する。
【0039】一方、インバータ制御回路32は駆動回路
22a〜22dに駆動信号を伝達し、スイッチング素子
23a〜23dをオンオフさせ、この結果、出力点であ
る負荷のU,V,W相入力端子に正弦波電圧が現れる。
【0040】コンバータが動作している場合には、DC
−DCコンバータ18はVpvとVvnを入力して蓄電池1
9を充電する動作を行う。コンバータが停止した際に
は、DC−DCコンバータは蓄電池19の電圧を入力し
Vpv,Vvnに直流の定電圧を出力するように動作する。
また、インバータが故障や過電流等の何らかの理由で停
止した際には、スイッチ手段29a〜29cがオンして
三相交流電源1の電力を負荷3にバイパス系統28a〜
28cにより給電する。
【0041】コンバータ制御回路は三相交流電源1の相
順がU相→V相→W相の順の場合にのみ正弦波入力コン
バータとして正常に動作する。この相順の時には、電源
状態演算器4の出力であるVq は図3に示したように約
283の一定値となる。このときには、電源の状態判定
手段6はVq の値により正相接続とみなし、AND回路
31a〜31dにはHighレベルを出力する。この結果、
コンバータは、コンバータ制御回路30の出力信号に従
って動作することができる。また、表示装置33には電
源が正しく接続されている旨を表示することで、相順を
確認することができる。
【0042】一方、三相交流電源1の相順がU相→W相
→V相の場合には、コンバータ制御回路30の構成上、
コンバータは正常に動作することができない。この場合
には、電源状態演算器4の出力であるVq は図4に示し
たように±約283の正弦波状になる。そこで、電源の
状態判定手段6はこの波形により電源の接続状態が逆相
であるとみなし、AND回路31a〜31dに対してLo
w レベルを出力する。この結果、コンバータを構成する
スイッチング素子23g〜23jは、コンバータ制御回
路30の出力信号に依らずオフ状態となり、コンバータ
は動作しない。また、表示装置33には電源の相順が正
しく接続されていない旨を表示することができる。この
表示によりすばやく逆相接続であることを知ることがで
き、電源の配線を見直すことが容易に行える。
【0043】また、三相交流電源1への接続が正しく、
コンバータが正常に動作している際に、三相交流電源1
が停電状態となった場合には、Vq が約283の一定値
から図5のいずれかの波形か、あるいは0に変化するた
め、このVq の変化により停電を判定することができ
る。この場合には、Vq の変化をとらえ、電源の状態判
定手段6からAND回路31a〜31dへの出力をHigh
レベルからLow レベルに変えてコンバータを停止させる
と共に、DC−DCコンバータ18を蓄電池19の充電
動作から放電動作に変え、PV間およびVN間の直流電
圧を一定に保つ制御を行う。この動作の切換によって、
負荷3には安定した交流電圧を給電することができる。
【0044】本実施の形態においても、図7に示した回
路のうち、電源状態演算器4,電源の状態判定手段6,
コンバータ制御回路30,インバータ制御回路32、お
よびAND回路31a〜31dはソフトウエアにより簡
単に実現することができる。次に、本発明の第3の実施
の形態を図8を用いて以下に記載する。図8は図7と同
様にV結線型コンバータ,V結線型インバータ,バイパ
ス系統、および蓄電池を用いた無停電電源装置であり、
逆相接続においても運転が可能な装置の構成を示してい
る。
【0045】図8において、図1,図7と同じ回路ある
いは手段を示すものには同一の記号を付与した。図8に
おいて、34a〜34gは切換器、35は停電判定手
段、36は相順判定手段である。
【0046】図8が図7と異なる点は、図7にあった電
源の状態判定手段6を停電判定手段35と相順判定手段
36に分離した点の他、以下の点である。電圧検出手段
2a,2bの出力とコンバータ制御回路30および電源
状態演算器4の間に切換器34aが挿入されており、電
流検出手段17a,17bとコンバータ制御回路30の
間に切換器34bが挿入されている。また、コンバータ
制御回路30の出力とAND回路31a,31cの間に
切換器34cが接続され、コンバータ制御回路30の出
力とAND回路31b,31dとの間に切換器34dが
挿入されている。さらに、電圧検出手段2e,2fとイ
ンバータ制御回路32の間に切換器34gが挿入され、
インバータ制御回路32と駆動回路22a,22cの間
に切換器34eが挿入され、インバータ制御回路32と
駆動回路22b,22dとの間に切換器34fが挿入さ
れる。そして、各切換器34a〜34gと相順判定手段
36とが接続される。また、停電判定手段35は表示装
置33,AND回路31a〜31d、およびDC−DC
コンバータ18に接続される。相順判定手段36は表示
装置33にも接続される。
【0047】次に、本実施の形態の動作を述べる。無停
電電源装置としての図8の動作は図7とほぼ同様であ
る。その動作は、スイッチング素子23g〜23jおよ
びダイオード24g〜24jで構成されたV結線型コン
バータが入力電流を電源電圧に同期した正弦波状に制御
する。そして、PV間およびVN間には直流電圧が発生
し、この電圧をDC−DCコンバータ18で変換して蓄
電池19が充電される。また、PV間およびVN間の直
流電圧を、スイッチング素子23a〜23dおよびダイ
オード24a〜24dで構成されたV結線型インバータ
で正弦波交流に変換して負荷3に供給する。
【0048】このとき、三相交流電源1の相順は電圧検
出手段2aおよび2bによって検出し、切換器34aを
介して電源状態演算器4およびコンバータ制御回路に入
力される。切換器34a〜34gは2つの入力の順序を
入れ換えて出力する手段であり、順序が変わらない状態
をスルー、順序が逆になる状態をクロスと呼称する。こ
の状態は相順判定手段36の出力により決定され、相順
判定手段36の出力がHighレベルの場合がスルー、Low
レベルの場合がクロスとなる。
【0049】初期状態においては相順判定手段36の出
力はHighレベルで、切換器34a〜34dはスルー状態
にある。電源状態演算器4のVuv,Vwv入力にはそれぞ
れ電圧検出手段2a,2bの出力が接続される。また、
電流検出手段17a,17bの出力はコンバータ制御回
路30にそれぞれIu ,Iw として入力される。また、
コンバータ制御回路30の出力信号はUV間制御信号が
AND回路31a,31bを介して駆動回路22gと2
2hに伝達され、WV間制御信号がAND回路31c,
31dを介して駆動回路22iと22jに伝達される。
コンバータは上記の接続状態であるため、三相交流電源
1の相順がU相→V相→W相で、三相交流電源1の線間
電圧実効値が200VであればVq は約283で一定と
なる。このときには停電判定手段35のAND回路31
a〜31dへの出力はHighレベルである。また、相順判
定手段36は現在の出力HighレベルとVq の値をもって
正相と判定し、出力はHighレベルのままであり、各切換
器34a〜34gの状態はスルーとなる。インバータ制
御回路32は電圧検出手段2e,2fで検出した電圧を
それぞれVuvout,Vwvoutとしてフィードバックし、U
V間制御信号が駆動回路22a,22bに出力される。
また、WV間制御信号が駆動回路22c,22dに出力
される。表示装置33には相順がUVWの順であること
が表示される。
【0050】一方、三相交流電源1の相順がU相→W相
→V相の場合には、Vq が約±283の正弦波形になる。
相順判定手段36は出力状態HighとVq の波形により逆
相と判定し、出力をLow レベルに変えるため、各切換器
34a〜34gはクロス状態に切り換わる。この結果、
電圧検出手段2aの検出値はVwvとしてコンバータ制御
回路30と電源状態演算器4に入力され、電圧検出手段
2bの検出値はVuvとしてコンバータ制御回路30と電
源状態演算器4に入力される。電源状態演算器4は入力
電圧が逆になるため、演算結果が変わり、Vq は約28
3一定になる。相順判定器は現在の出力状態であるLow
レベルとVq の値により逆相と判定し、表示装置33に
相順がUWVの順であることを表示する。
【0051】コンバータ制御回路30ではフィードバッ
ク量であるVuv,VwvとIu ,Iwがそれぞれ逆に入力
されるため、これまでのUV間電圧制御ブロックにVw
v,Iw が入力され、逆にWV間電圧制御ブロックにVu
v,Iu が入力される。そして、これまでのUV間電圧
制御信号はAND回路31c,31dを介して駆動回路
22i,22jに接続され、これまでのWV間電圧制御
信号はAND回路31a,31bを介して駆動回路22
g,22hに接続される。この結果、Vuv,Iuにより
スイッチング素子23gと23hが制御され、Vwv,I
w によりスイッチング素子23iと23jが制御され
る。
【0052】コンバータ制御回路の電圧指令値はVuvre
f よりVwvref の位相を60度だけ進ませているが、逆
相時にはVwvよりもVuvの方が60度だけ位相が進むた
め、切換器34a〜34dによりコンバータ制御回路3
0の中の電圧制御ブロックを変更することにより逆相で
も正常に動作させることが可能となる。
【0053】インバータに関しても同じことがいえる。
逆相時には切換器34g〜34fがクロス状態となるた
めフィードバックが逆になりVuvout をインバータ制御
回路32の中のWV間電圧制御ブロックで扱い、Vwvou
t をUV間電圧制御ブロックで扱う。また、インバータ
制御回路32の出力が逆になるが、34e,34fがク
ロスとなっているので結果的にVuvout のフィードバッ
クでスイッチング素子23aと23bを制御し、Vwvou
t のフィードバックでスイッチング素子23cと23d
を制御することになる。このようにしてインバータ制御
回路32の線間電圧指令値を逆に使うことでインバータ
も逆相運転を行うことができる。
【0054】このような構成にすることにより、電源の
相順に依らず無停電電源装置を正常に運転することがで
きる。
【0055】なお、図8に記載した回路および手段のう
ちコンバータ制御回路30,AND回路31a〜31
d,インバータ制御回路32,切換器34a〜34g,
停電判定手段35,相順判定手段36、および電源状態
演算器4はソフトウエアによって簡単に実現が可能であ
る。
【0056】次に、図9に本発明の第5の実施の形態で
あるモータ制御用インバータ装置を示す。図9におい
て、図1,図6,図7,図8と同じ回路および手段には
同一の記号を付与した。その他、図9において、22
e,22f,22k,22lは駆動回路、23e,23
f,23k,23lはスイッチング素子、24e,24
f,24k,24lはダイオード、25eはリアクト
ル、31e,31fはAND回路、38は誘導電動機で
ある。
【0057】図9の回路構成は以下の通りである。三相
交流電源1にリアクトル25c〜25eが接続される。
スイッチング素子23gと23h,23iと23j,23
kと23lがそれぞれ直列に接続され、それらの中点に
リアクトル25c〜25eのもう一方の端子がそれぞれ
接続される。リアクトル25c,25dの電流は電流検
出手段17a,17bで検出される。スイッチング素子
23g,23i,23kの高電位側端子が一つに接続さ
れる。この点をP点とする。また、スイッチング素子2
3h,23j,23lの低電位側端子が一つに接続され
る。この点をN点とする。スイッチング素子23g〜2
3lの制御端子には、駆動回路22g〜22lがそれぞれ
接続される。また、スイッチング素子23g〜23lに
はダイオード24g〜24lがそれぞれ逆並列に接続さ
れる。PN間にはコンデンサ21aが接続され、コンデ
ンサ21aの電圧は電圧検出手段2cで検出される。三
相交流電源1には相電圧検出手段37が接続され、検出
電圧は切換器34aを介してコンバータ制御回路30と
電源状態演算器4に入力される。電流検出手段17a,
17bで検出された電流は切換器34bを介してコンバ
ータ制御回路30に入力される。電圧検出手段2cで検
出されたコンデンサ21aの電圧はコンバータ制御回路
30に入力される。コンバータ制御回路30からは6種
類の信号が出力され、うち2本が切換器34cを介して
AND回路31aと31cを通り、駆動回路22gと2
2kに入力される。他の2本は切換器34dを介してA
ND回路31bと31dを通り、駆動回路22hと22
lに入力される。残りの2本は直接AND回路31eと
31fを通り、駆動回路22iと22jに入力される。
電源状態演算器4の出力が停電判定手段35と相順判定
手段36に入力される。停電判定手段35の出力はAN
D回路31a〜31fに入力される他、表示装置33に
接続される。相順判定手段36の出力は切換器34a〜
34dに接続される他、表示装置33に接続される。
【0058】スイッチング素子23aと23b,23c
と23d,23eと23fは2個ずつそれぞれ直列に接
続され、PN間に接続される。スイッチング素子23a
〜23fの制御端子には駆動回路22a〜22fが接続
される。また、スイッチング素子23a〜23fにはダ
イオード24a〜24fが逆並列に接続される。インバ
ータ制御回路32が駆動回路22a〜22fに接続され
る。スイッチング素子23aと23b,23cと23
d,23eと23fのそれぞれの中点と誘導電動機38
が接続される。
【0059】次に、この回路の動作を述べる。初期状態
においては相順判定手段36の出力はHighレベルであっ
て、切換器34a〜34dの状態はスルーであり、電源
状態演算器4には相電圧検出手段37によって相電圧V
uおよびVwが順序正しく入力される。電源状態演算器4
の内部は図6に示したのと全く同じ回路であり、相電圧
VuとVwによってVq を演算する。このとき、三相交流
電源1の相順がUVWの順で、かつ線間電圧の実効値が
200Vであれば、Vq はほぼ283一定になる。相順
判定手段36は出力状態のHighとVq の値により、三相
交流電源1が正相であると判定し、Highを出力し続け
る。また、表示装置には入力の相順がUVWの順であるこ
とを表示する。停電判定手段35はVq の値が約283
であることから入力は通電状態であると判断し、AND
回路31a〜31fにはHighレベルを出力する。AND
回路31a〜31fは導通状態となり、コンバータ制御
回路30の出力信号はスルー状態の切換器34cと34
dを介して駆動回路22g〜22lに達する。コンバー
タ制御回路30では相電圧Vu ,Vw ,リアクトル電流
Iu ,Iw ,直流電圧Vpnを入力してコンバータの各相
の電流が電源電圧に同期した正弦波電流になるように制
御される。一方、インバータ制御回路32は、駆動回路
22a〜22fを介してスイッチング素子23a〜23
fを駆動し、誘導電動機38の回転に適した制御を行
う。
【0060】次に、この状態で三相交流電源1が停電す
ると、電源状態演算器4の出力であるVq は0または図
5の(a)のような波形に変化する。そこで、停電判定
手段35はこのVq の変化により入力電源が停電したと
判断し、AND回路31a〜31fへの出力をHighレベ
ルからLow レベルに変更する。この変化によりAND回
路31a〜31fの出力はすべてLow となり、コンバー
タの全てのスイッチング素子23g〜23lがオフす
る。また、停電判定手段35の出力は表示装置33に伝
達され、入力電源の停電が表示される。
【0061】三相交流電源1の相順がUWVの順である
場合には、電源状態演算器4の出力であるVq は図4
(c)に示したように約±283の正弦波状になる。相
順判定手段36の出力は初期状態のHighであり、相順判
定手段36はVq の波形と現在の出力状態のHighレベル
により出力をLow レベルに変更する。各切換器34a〜
34dはクロス状態に切り換わる。この結果、相電圧検
出手段37の検出値であるVu とVw はコンバータ制御
回路30と電源状態演算器4にこれまでと逆の順序で入
力される。電源状態演算器4は入力電圧が逆になるた
め、演算結果が変わり、Vq は約283一定になる。相
順判定器は現在の出力状態であるLow レベルとVq の値
により逆相と判定し、表示装置33に電源の相順がUW
Vの順であることを表示する。
【0062】コンバータ制御回路30ではフィードバッ
ク量であるVu ,Vw とIu ,Iwがそれぞれ逆の順序
で入力されるため、これまでのU相電圧制御ブロックに
Vw,Iw が入力され、逆にW相電圧制御ブロックにVu
,Iu が入力される。そして、これまでのU相電圧制
御信号はAND回路31c,31dを介して駆動回路2
2k,22lに接続され、これまでのW相電圧制御信号
はAND回路31a,31bを介して駆動回路22g,
22hに接続される。この結果、Vu ,Iu によりスイ
ッチング素子23gと23hが制御され、Vw ,Iw に
よりスイッチング素子23kと23lが制御される。
【0063】コンバータ制御回路の電圧指令値はVuref
よりVwrefの位相を120度だけ進ませているが、逆相
時にはVw よりもVu の方が120度だけ位相が進むた
め、切換器34a〜34dによりコンバータ制御回路3
0の中の電圧制御ブロックを変更することにより逆相で
も正常に動作させることが可能となる。
【0064】以上のような構成にすることにより、誘導
電動機制御用インバータ装置を電源の相順に依らず正常
に運転することができる。
【0065】なお、図9に記載した回路および手段のう
ちコンバータ制御回路30,AND回路31a〜31
f,インバータ制御回路32,切換器34a〜34d,
停電判定手段35,相順判定手段36、および電源状態
演算器4はソフトウエアによって簡単に実現可能であ
る。
【0066】
【発明の効果】本発明は、三相交流電源の相順および通
電・停電の別を判定する手段を電力変換装置内に設け、
相順および通電状態を表示するというものであり、これ
により、電力変換装置を設置する際の電源接続の確認が
容易に行える。また、逆相では正常に動作しない正弦波
コンバータ等の装置においては誤動作を防止することが
できる。更に、本発明は三相交流電源の相順に関係なく
動作可能な無停電電源装置や正弦波入力コンバータ等の
装置を提供する。この装置は容易に設置が可能であり、
相順による誤動作が無く運転可能であり、無停電電源装
置や正弦波入力コンバータ等を用いた電力変換装置の使
い勝手の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を表す電力変換装置
の構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における回路動作を
説明するための回路各部の波形。
【図3】入力電源の相順がU→V→Wの順の場合のVq
の演算結果を示す図。
【図4】入力電源の相順がU→W→Vの順の場合のVq
の演算結果を示す図。
【図5】入力電源のうち一相が地落した場合のVq の演
算結果を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態を表す電力変換装置
の構成図。
【図7】本発明の第3の実施の形態を表す無停電電源装
置の構成図。
【図8】本発明の第4の実施の形態を表す無停電電源装
置の構成図。
【図9】本発明の第5の実施の形態を表す誘導電動機制
御用インバータ装置の構成図。
【符号の説明】
1…三相交流電源、2a〜2d…電圧検出手段、3…負
荷、4…電源状態演算器、5…Vq 演算器、6…電源の
状態判定手段、7…基準周波数発生器、8…減算器、9
…積分器、10…位相演算器、11…サンプラ、12
a,12b…増幅器、13…リミッタ、14…エッジト
リガ回路、15…ゼロクロス回路、16…接地点、17
a,17b…電流検出手段、18…DC−DCコンバー
タ、19…蓄電池、21a,21b…コンデンサ、22
a〜22l…駆動回路、23a〜23l…スイッチング
素子、24a〜24l…ダイオード、25a〜25e…
リアクトル、26a,26b…コンデンサ、28a〜2
8c…バイパス系統、29a〜29c…スイッチ手段、3
0…コンバータ制御回路、31a〜31f…AND回
路、32…インバータ制御回路、33…表示装置、34
a〜34g…切換器、35…停電判定手段、36…相順
判定手段、37…相電圧検出手段、38…誘導電動機、
39…電力変換装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 謙二 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 梅津 秀恭 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 国貞 秀明 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 嶋田 恵三 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 中根 隆康 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】三相交流を入力し、スイッチング素子を用
    いたコンバータにより入力交流を整流する電力変換装置
    において、前記三相交流の相順を検出する手段を有する
    と共に、検出した相順を表示する手段を有することを特
    徴とする電力変換装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電力変換装置において、前
    記相順を検出する手段は、前記三相交流のうち少なくと
    も一相が欠相した停電状態をも検出可能であることを特
    徴とする電力変換装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の電力変換装置において、前
    記三相交流の相順が逆相であることを検出した場合およ
    び前記停電状態を検出した場合においてはコンバータを
    停止することを特徴とする電力変換装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載の電力変換装置において、前
    記三相交流の相順が逆相であることを検出した場合には
    コンバータを正常に運転するとともに、前記停電状態に
    おいてはコンバータを停止することを特徴とする電力変
    換装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4記載の電力変換装置におい
    て、該電力変換装置は、負荷に安定した交流電力を供給
    する無停電電源装置であることを特徴とする電力変換装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の電力変換装置において、前
    記三相交流の相順および停電状態の判定は、三相のうち
    1相を基準相とする2種類の線間電圧を検出する手段
    と、このうち第1の線間電圧の位相を演算する手段と、
    前記第2の線間電圧の2倍から前記第1の線間電圧を引
    いた差を3の平方根で除した値を第1の演算結果とし、
    前記第1の線間電圧と前記位相の正弦を乗じた値から、
    前記第1の演算結果に前記位相の余弦を乗じた値を引く
    ことにより求めた第2の演算結果によってなされ、この
    第2の演算結果が時間変化無くほぼ一定の値をとる場合
    には第1の線間電圧が第2の線間電圧よりも60度だけ
    位相が進んでいると判断し、前記第2の演算結果が一定
    の周期で正負に振動し、その平均値が0である場合には
    第1の線間電圧が第2の線間電圧よりも60度だけ位相
    が遅れていると判断し、前記第2の演算結果が一定の周
    期で正負に振動し、その平均値が正である場合には前記
    基準相以外のいずれかの相が地落していると判断し、前
    記第2の演算結果が一定の周期で正の範囲内で振動する
    場合には前記基準相が地落していると判断し、前記第2
    の演算結果が0一定であれば三相とも停電であると判断
    することを特徴とする電力変換装置。
  7. 【請求項7】請求項5記載の電力変換装置において、前
    記三相交流の相順および停電状態の判定は、三相のうち
    2種類の相電圧を検出する手段と、このうち第1の相電
    圧の位相を演算する手段と、前記第1の相電圧と前記第
    2の相電圧の2倍の和を第1の演算結果とし、前記第1
    の相電圧に3の平方根を乗じた値と前記位相の正弦を乗
    じた値から、前記第1の演算結果に前記位相の余弦を乗
    じた値を引くことにより求めた第2の演算結果によって
    なされ、この第2の演算結果が時間変化無くほぼ一定の
    値をとる場合には第2の相電圧が第1の線間電圧よりも
    120度だけ位相が進んでいると判断し、前記第2の演
    算結果が一定の周期で正負に振動し、その平均値が0で
    ある場合には第2の相電圧が第1の相電圧よりも120
    度だけ位相が遅れていると判断し、前記第2の演算結果
    が一定の周期で振動し、その平均値が正である場合には
    前記2種類の相のうちのいずれかが地落したと判断し、
    前記第2の演算結果が0一定であれば三相とも停電であ
    ると判断することを特徴とする電力変換装置。
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