JPH10154665A - 適応温度コントローラおよび操作方法 - Google Patents

適応温度コントローラおよび操作方法

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JPH10154665A
JPH10154665A JP9288999A JP28899997A JPH10154665A JP H10154665 A JPH10154665 A JP H10154665A JP 9288999 A JP9288999 A JP 9288999A JP 28899997 A JP28899997 A JP 28899997A JP H10154665 A JPH10154665 A JP H10154665A
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temperature
controller
time constant
constant
power
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JP9288999A
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English (en)
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Harold J Mellen Iii
ジェイ. メレン, サード ハロルド
Brian M Cooper
エム. クーパー ブライアン
Kimberly E Klinck
イー. クリンク キンバリー
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Applied Materials Inc
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B13/00Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
    • G05B13/02Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
    • G05B13/0205Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric not using a model or a simulator of the controlled system
    • G05B13/024Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric not using a model or a simulator of the controlled system in which a parameter or coefficient is automatically adjusted to optimise the performance

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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物体の温度を制御する適応コントローラを提
供すること。 【解決手段】 本発明の適応コントローラには、物体の
温度を測定する温度測定装置が設けられている。コント
ローラはコントローラ積分時定数及びコントローラゲイ
ン定数を有し、加熱装置を制御するために設けられてい
る。調整機構が設けられており、この調整機構はコント
ローラ積分定数及びコントローラゲイン定数を決定し、
コントローラ積分定数及びコントローラゲイン定数は、
物体の現在の温度と物体の所望の温度との差に左右され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
1.発明の分野 本発明は温度コントローラの分野に関し、更に詳細に
は、リアクタ内のウエハの温度を制御するために用いら
れる適応温度コントローラ(adaptive temperature cont
roller)に関する。
【0002】2.関連技術の説明 半導体装置の製造中には、半導体ウエハ表面に薄膜が度
々形成される。典型的な処理装置110を図1に示す。
処理装置110には、通常サセプタ102が設けられて
いる。そのサセプタはチャンバ119内に配置されてお
り、処理されるウエハ又は基板104がそのサセプタの
上に置かれる。反応チャンバ119の頂部106及び底
部108は一般的に石英で形成されており、ランプ12
6からの赤外光及び可視光がチャンバ119内に入って
サセプタ102及びウエハ104を加熱できるようにな
っている。高温計114等の温度測定装置が設けられて
おり、ウエハ104の温度が測定される。チャンバ11
9内で起こる反応は極度に温度に依存するので、温度制
御装置は処理装置110での重要な構成部材である。
【0003】温度制御装置の機能は、ウエハの温度を最
初の温度(現在の温度TP)から処理するための所望の
温度(温度設定値TSP)に“ランプ上昇(ramp)”し、温
度設定値を正確に得て処理に亘って維持することであ
る。
【0004】温度制御装置は、基本的に、ランプ126
等の加熱部材と、高温計114等の温度測定装置と、パ
ワーコントローラ116と、コンピュータ又は処理手段
118とを設けている。コンピュータ118はウエハの
現在の温度の値を高温計114から受け取って、温度設
定値(TSP)をウエハの現在の温度(TP)と比較す
る。誤差があった場合(すなわち、TSP−TP≠0の場
合)、温度制御装置は温度制御アルゴリズムに従って温
度設定値へと働く。温度制御アルゴリズムはパワーコン
トローラ116に信号を送りランプ126に与えるパワ
ーを増減し、ウエハ104の温度を増減又は維持する。
ランプ112に供給するパワーを決定するために装置1
10で一般的に用いられているアルゴリズムは、以下に
示す周知の比例積分微分(PID)アルゴリズムであ
る。
【0005】
【数1】 ここで、TP=現在の温度; ε=温度設定値(TSP)−現在の温度(TP); τi=コントローラ積分時定数; κi=コントローラゲイン定数; である。コントローラ積分時定数(τi)及びコントロ
ーラゲイン定数(κi)は一定であって、これらの値は
周知の技術で実験的に決定される。どの制御システムの
正確性、速度及び安定性もコントローラパラメータによ
って決定される。温度制御装置120の問題は、コント
ローラ積分時定数(τi)及びコントローラゲイン定数
(κi)が一定でないことである。コントローラ積分時
定数(τi)及びコントローラゲイン定数(κi)は温度
設定値(TSP)及び誤差(ε)の両方の関数である。す
なわち、コントローラ積分時定数(τi)及びコントロ
ーラゲイン定数(κi)の値はプロセスがどこであるか
(現在の温度TP)及びどこにいくのか(温度設定値T
SP)ということに依存する。コントローラゲイン
(κi)及びコントローラ積分時定数(τi)は常に同じ
値である(すなわち一定に保たれている)ので、現在の
温度又は温度設定値にかかわらず、温度設定値(TSP
を追跡(track)し障害(例えば、パワーの偶発的な振
動)を排除するコントローラの能力は妨害される。
【0006】従来のコントローラはコントローラゲイン
定数(κi)及びコントローラ積分時定数(τi)を一定
に保持するので、実際に誤差(ε)及び温度設定値(T
SP)に極度に依存する場合、プロセス結果は悪影響を受
ける。例えば、従来の制御システムでは、コントローラ
がウエハ温度を最初の温度(例えば室温)からプロセス
が発生する温度(すなわち、温度設定値TSP)に”ラン
プ上昇”するのに長くかかるので、ウエハスループット
は実質的に低下する。加えて、温度設定値(TSP)を得
て維持する際の不正確性及び不整合性は、堆積膜の膜厚
及びドーピングの均一性を変化させ、歩留りの損失、装
置特性の劣化及び信頼性の問題をもたらす可能性があ
る。従来の温度制御方法論及び装置の欠点は、ウエハサ
イズが300mm以上に増加するにつれ増えると予想さ
れる。
【0007】従って、現況に適合して、より速く且つよ
り信頼できる温度制御を得ることのできる新たな温度制
御の装置及び方法が必要である。
【0008】
【発明の概要】物体の温度を制御する適応温度コントロ
ーラを説明する。本発明の適応温度コントローラには温
度測定装置が設けられ、物体の温度が測定される。コン
トローラ積分時定数及びコントローラゲイン定数を有す
るコントローラが加熱装置を制御するために提供され
る。コントローラ積分時定数及びコントローラゲイン定
数を決定する調整機構が提供される。ここで、コントロ
ーラ積分時定数及びコントローラゲイン定数は、物体の
現在の温度と物体の所望の温度との差及び物体の所望の
温度とに依存するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、製造プロセスにおいて
物体の温度を制御するための新規な方法及び装置を説明
するものである。以下の説明では、本発明の完全な理解
のために、特定の半導体機器の形状及び制御アルゴリズ
ム等の、多数の特定の細部について説明する。しかし、
本発明はこれらの特定の細部がなくとも実施され得るこ
とは当業者にとって明らかであろう。また、本発明を不
要に不明確にすることのないように、周知の半導体プロ
セス順序及び制御理論については特に詳細には記載しな
い。
【0010】本発明は、半導体処理装置内の基板又はウ
エハ等の物体の温度を制御するために用いられる新規な
適応コントローラである。このコントローラは、調整機
構を備えており、コントローラゲイン定数及びコントロ
ーラ積分時定数を温度のランプ上昇及び/又はプロセス
に亘って再計算又は変更するので適応的と呼ばれる。コ
ントローラゲイン定数の値及びコントローラ積分時定数
は、物体の現在の温度と物体の所望値(温度設定値の)
とをベースにして常時再計算される。このように、コン
トローラは、温度設定値の変化に対してより良好に応答
することができ、より良好に障害を排除することができ
る。この本発明の適応コントローラによって、ウエハを
プロセス温度にランプ上昇する時間が低減され、ウエハ
スループットが劇的に改善される。更に、本発明の適応
コントローラによって、ウエハ温度がより正確に得られ
且つ維持され、より良い膜質、均一性、及び信頼性が得
られる。
【0011】本発明は、適切な結果を確保するためにウ
エハの温度が正確に制御されなくてはならない図2に示
すような枚葉式ウエハリアクタで使用するのに理想的に
適している。本発明は、図2に示す枚葉式化学気相堆積
リアクタに関して説明されるが、本発明がエッチング装
置、スパッタ装置及びイオン注入装置等の他の半導体処
理装置に等しく適用でき、実際に、物体温度の迅速、正
確、且つ安定な制御が要求されるどの装置においても有
用であることが認識されるであろう。
【0012】本発明の適応コントローラが組込まれてい
る枚葉式化学気相堆積装置の例を図2に示す。図2に示
す枚葉式基板リアクタ200は、頂部212、側壁部2
14、及び底部218を有しており、これらはチャンバ
219を画している。このチャンバ219の内部には一
枚のウエハ又は基板100がローディング可能である。
基板又はウエハ100がペデスタル又はサセプタ202
に載置され、モータ(図示せず)によって回転され、基
板100には時間平均すると円柱対称な環境が提供され
る。サセプタ外接プリヒートリング224が側壁部21
4によって支持され、サセプタ202及び基板100を
包囲している。リフトフィンガ223がサセプタ202
に形成されている孔(図示せず)を貫通して基板100
の下側と係合し、この基板100をサセプタ202から
持ち上げる。基板100及びプリヒートリング224
は、リアクタ200の外部に取り付けられている複数の
高強度ランプ226(但しこれらに限定されない)等の
熱源によって加熱される。高強度ランプ226は好まし
くはタングステンハロゲンランプで、約1.1ミクロン
(0.11nm)の波長の赤外(IR)光を発生する。
【0013】リアクタ200の頂部212及び底部21
8は実質的に光を透過し、光は外部のランプ226から
チャンバ219に入り、サセプタ202、基板100及
びプリヒートリング224を加熱することができる。頂
部212及び底部218には石英が用いられる。その理
由は、可視光及びIR波長の光を透過するためと、両面
にかかる高い圧力差を支持することができる相対的に高
強度な材料であるためと、アウトガスの率が少ないため
とである。
【0014】チャンバ219は排気口232を通してポ
ンプ(図示せず)によって真空排気され、チャンバ21
9の圧力は大気圧から堆積圧に低減される。堆積中、反
応ガス流はガス流入口228から流れ込み、プリヒート
リング224を横切り、ここでガスは加熱されて、基板
100の表面を矢印230の方向に横切り、膜を上に堆
積し、排気口232を通して出る。ガス流入口228は
導管234を介して、タンク236で示されているガス
供給源に接続されており、このタンク236によってガ
スの混合物の一つが提供される。導管234、ガス流入
口228及び排気口232を通るガス濃度及び/又は流
速は、処理の均一性を最適にする濃度プロファイルのプ
ロセスガス流を発生するように選択される。プロファイ
ルの支配的な形は、ガス流入口228から入り、プリヒ
ートリング224及び基板100を横切り、排気口23
2から排出する層流である。半導体処理装置200に
は、熱源226、パワーコントローラ240、処理ユニ
ット242及び温度測定装置244を有する温度制御装
置が設けられている。所望ならば、サセプタ202の温
度を測定するための温度測定装置246等の更なる温度
測定装置を温度制御装置に設けることもできる。
【0015】熱源226には、好ましくは、円形配列の
頂部複数ランプ226aと、同様に円形配列の底部複数
ランプ226bに分けられている複数のランプが設けら
れている。ランプ226は、加熱される物体が吸収する
周波数の放射線を発する。この好ましい本発明の実施形
態では、加熱される物体はシリコンウエハである。頂部
ランプ226aは一般的に基板100及びサセプタの頂
部並びにプリヒートリング202の頂部の部分を加熱す
るために配置され、底部ランプ226bは一般的にサセ
プタ202の底部及びプリヒートリング224の底部を
加熱するするために配置されている。熱源226は一つ
のランプ又は複数のランプである必要はなく、抵抗加熱
又はrf誘導加熱(但しこれらに限定されない)等の他
の熱源であってもよいこと認識されるべきである。
【0016】パワーがパワーコントローラ240から熱
源226に提供される。所望であれば、パワーコントロ
ーラ240が頂部ランプ列226a並びに底部ランプ列
及びそれぞれのサブ配列に印加されるパワーを独立して
制御可能なことが好ましい。すなわち、所望であれば、
パワーコントローラ240がランプ226に印加される
全パワーの異なったパーセンテージを頂部ランプ列22
6a並びに底部ランプ列226b及びそれぞれのサブ配
列に提供可能なことが好ましい。
【0017】コンピュータ等の処理ユニット242がパ
ワーコントローラ240に連結されており、パワーコン
トローラ240に信号を出力して、どのくらいのパワー
をランプ226に供給するかを詳細に伝達する。更に処
理ユニット242は、基板100の現在の温度を示す温
度測定装置244に連結され、その温度測定装置244
から入力信号を受け取る。温度測定装置244は好まし
くは高温計で、反応チャンバ219の外部に位置し、ウ
エハ100の放射周波数で放射線を測定する。いかなる
好適な接触温度測定装置(例えば熱電対)又は非接触温
度測定装置(高温計)も温度測定装置244として用い
られ得ることが認識されるべきである。
【0018】処理ユニット242は好ましくはコンピュ
ータで、中央処理装置(CPU)と、DRAMS及びR
OMS等の揮発性メモリ及び不揮発性メモリと、キーボ
ード及び表示用端末装置等の入力装置及び出力装置とを
有している。実行可能コードの形の適応温度コントロー
ラアルゴリズムが不揮発性メモリに記憶されており、処
理ユニット242の中央処理装置によって実行される。
本発明の適応温度コントローラアルゴリズムは半導体処
理装置200の温度制御装置を管理及び制御する。処理
ユニット242は、処理装置及びメモリを有するコンピ
ュータである必要はなく、ハードワイヤードロジック、
プログラマブルロジック装置及びニューラルネットワー
ク等(但しこれらに限定されない)の他の好適な装置で
あってもよいことが認識されるべきである。温度入力を
受け、所定のステップを実行し、パワー出力信号を提供
することができればいかなる装置も処理ユニット242
として用いられ得る。
【0019】本発明の適応温度コントローラアルゴリズ
ムを説明したフローチャート300を図3に示す。ブロ
ック302に明示されているように、第1のステップ
は、温度設定値(TSP)を指定するものである。温度設
定値(TSP)は、シリコン膜堆積等の特定プロセスを実
行するためのウエハ所望温度である。温度設定値
(TSP)は選択され、処理ユニット242に入力され
る。
【0020】次に、ブロック304に明示されているよ
うに、処理ユニット242は、高温計244からウエハ
100の現在の温度(TP)を示す測定値を受け取る。
【0021】次に、ブロック306に明示されているよ
うに、温度設定値(TSP)及び現在の温度(TP)との
差が計算される。温度設定値(TSP)と現在の温度(T
P)との差が誤差(ε)として定義される。すなわち、
ε=TSPーTPである。
【0022】次に、ブロック308に明示されているよ
うに、コントローラ積分時定数(τi)及びコントロー
ラゲイン定数(κi)が決定される。本発明によると、
コントローラゲイン定数(κi)及びコントローラ積分
時定数(τi)の値は誤差(ε)及び温度設定値
(TSP)に依存する。すなわち、コントローラゲイン定
数(κi)及びコントローラ積分時定数(τi)は、誤差
(ε)及び温度設定値(TSP)に依存している等式から
計算される。このように、コントローラゲイン定数(κ
i)及びコントローラ積分時定数(τi)は、温度サンプ
ルが得られたときのプロセスの位置により適合し、ある
いはその位置をより反映する。コントローラゲイン定数
(κi)及びコントローラ積分時定数(τi)の温度設定
値(TSP)及び誤差(ε)への依存度を決定する好まし
い方法は後に述べる。
【0023】次に、ブロック310に明示されているよ
うに、ランプ226に供給されるパワーが計算される。
ブロック308で計算されたコントローラ積分時定数
(τi)及びコントローラゲイン定数(κi)の値はラン
プ226に供給するパワー量を決定するのに利用され
る。本発明の好ましい実施形態によると、導関数部分が
ゼロにセットされた比例積分微分(PID)アルゴリズ
ムを用いてパワーが計算される。本発明に用いることの
できるPIDアルゴリズムを以下に示す。
【0024】
【数2】 ここで、TP=現在の温度; ε=温度設定値(TSP)−現在の温度(TP); τi=コントローラ積分時定数; κi=コントローラゲイン定数; である。
【0025】上記のPIDの式から明らかなように、ラ
ンプ226に加えられるパワー量は、コントローラゲイ
ン定数(κi)及びコントローラ積分時定数(τi)に依
存している。
【0026】ブロック312に明示されているように、
ブロック310で計算されたパワーがランプ226に加
えられる。ランプは、次にウエハ又は基板100を加熱
する周波数の放射線を発生する。
【0027】ブロック314に明示されているように、
ブロック304、306、308、310及び312の
ステップは、特定のプロセス(例えば膜堆積又はエッチ
ング)が行われているときに、ウエハ温度が所望の温度
設定値(TSP)にランプ上昇するまで継続的に繰り返さ
れる。更に、ブロック304〜312のステップがプロ
セス(例えば、膜堆積又はエッチング)中に処理中のウ
エハ100の温度を正確に維持するために継続的に繰り
返される。温度のランプ上昇及びプロセス中に、本発明
の温度制御アルゴリズムは、ブロック304〜312の
ステップを、少なくとも10分の1秒に一度、理想的に
は少なくとも1ミリ秒に一度繰り返すのが好ましい。
【0028】所望のプロセスが完了すると(所望の膜が
堆積され、エッチングされ、或いは打ち込みがなされる
と)、適応温度コントローラアルゴリズムは、ブロック
316に明示されているように終了する。
【0029】図4は、本発明の温度制御装置の機能ブロ
ック図400である。温度設定値(TSP)がコントロー
ラに入力される。温度設定値(TSP)は加熱されるウエ
ハの所望温度である。コンパレータ402は、ウエハの
温度設定値(TSP)を温度測定装置410によって提供
される現在の温度(TP)と比較し、誤差(ε)を計算
する。次に、コンパレータ402は誤差(ε)をPID
アルゴリズムに送る。ウエハの現在の温度(TP)もま
た温度測定装置410から調整機構406に送られ、調
整機構406はコントローラ積分時定数(τi)及びコ
ントローラゲイン定数(κi)を、温度設定値(TSP
及び誤差(ε)(すなわち、ウエハの現在の温度
(TP)と、ウエハの所望の温度との差)をベースにし
て計算する。調整機構406は計算されたコントローラ
積分時定数(τi)及び計算されたコントローラゲイン
定数(κi)をPIDアルゴリズム404に提供する。
PIDアルゴリズム404は次に、ランプ408に印加
されるパワーを、誤差(ε)、温度設定値(TSP)、計
算されたコントローラゲイン定数(κi)及び計算され
たコントローラ積分時定数(τi)をベースにして計算
する。計算されたパワーはランプ408に印加されて、
次にウエハ100が加熱される。
【0030】本発明の適応温度コントローラアルゴリズ
ムが、コントローラ積分時定数(τi)及びコントロー
ラゲイン定数(κi)を再計算及び調整を継続的に行う
ので、温度制御装置が現在の状態に対して最適化され
る。すなわち、コントローラ積分時定数(τi)及びコ
ントローラ積分時定数(τi)は、温度サンプルが取ら
れる度に再計算され、より良く温度設定値(TSP)と現
在の温度(TP)との差を反映する。連続的にコントロ
ーラ積分時定数(τi)及びコントローラゲイン定数
(κi)を再計算するので、温度測定装置のコントロー
ラ積分時定数(τi)及びコントローラゲイン定数(κ
i)に対して設定値を利用した制御システムよりも正確
性、速度、安定性が改善される。本発明の適応温度コン
トローラアルゴリズムを利用すると、ウエハのランプ上
昇時間(すなわち、ウエハを当初の室温から処理温度に
もっていくのに必要な時間)が実質的に減少され、これ
は次に、ウエハスループットを劇的に改善する。更に、
本発明の適応温度コントローラアルゴリズムを用いる
と、温度設定値(TSP)がより正確に達成し且つ維持す
ることができ、これによってウエハ間のプロセス均一性
及び信頼性が改善される。
【0031】コントローラゲイン定数(κi)を誤差
(ε)及び温度設定値(TSP)の関数として決定する好
ましい方法、及びコントローラ積分時定数(τi)を誤
差(ε)及び温度設定値(TSP)の関数として決定する
好ましい方法を図5のフローチャート500に示す。
【0032】ブロック502に明示されているように、
明示された第1のステップではコントローラゲイン定数
(κi)をプロセス時定数(τp)及びプロセスゲイン定
数(κp)の関数として定め、コントローラ積分時定数
(τi)をプロセス時定数(τp)及びプロセスゲイン定
数(κp)の関数として定める。プロセス時定数(τp
はプロセスに対する“特性時間”として定められる。こ
れはプロセスが67%完了した時間である。プロセスゲ
イン定数(κp)は、入力の変化を越える出力の変化と
して定められる。リアクタ200において、プロセスゲ
イン定数(κp)は温度の変化であり、パワーの変化か
らもたらされるものである(すなわち、κp=ΔTemp
ΔP)。
【0033】制御理論から、PIコントローラ(導関数
がゼロにセットされているPIDコントローラ)と連結
されている第1の命令プロセスによって、理論的な第2
の命令プロセスがもたらされる。ラプラス変換によって
特性式τ22+2ζτS+1がもたらされる。ここでτ
は時定数であり、ζは減衰率である。τ及びζは次に解
かれて、以下の様になる。
【0034】
【数3】
【数4】 ここで、τ及びζの値は温度制御システムの時間応答を
最適化するように選択される。τ及びζの通常の値は、
以下に示すような第1の命令の時間応答式に入力され得
る。
【0035】
【数5】 そして図6の(a)に示すように曲線族が描かれる。こ
れらの曲線から最適化されたτ及びζが得られる。τ及
びζの好適な値は、オーバーシュートが少なく、設定値
に迅速に近付く。τ及びζの値を最適化するのに実験が
用いられる。図6の(a)に示されているシュミレーシ
ョンに好適な値はτ=3.0、ζ=0.7である。式
(2)及び式(3)は、コントローラ積分時定数
(τi)及びコントローラゲイン定数(κi)のそれぞれ
に対して解かれることができ、以下の関係になる。
【0036】
【数6】
【数7】 次に、ブロック504に明示されているように、プロセ
ス時定数(τp)が温度設定値(TSP)及び誤差(ε)
に関して定められる。プロセス時定数(τp)の温度設
定値(TSP)及び誤差(ε)への依存度は、複数の“ス
テップテスト”から得られたデータを用いて決定され
る。所望であれば、パルス応答のフーリエ解析等(但し
これに限定されない)の他の方法を、決定するプロセス
時定数(τp)の温度設定値(TSP)及び誤差(ε)へ
の依存度を決定するために使用することができることは
認識されるべきである。
【0037】ステップテストでは、パワーステップを現
在安定状態温度にあるリアクタに適用し、パワーステッ
プによる全時間に亘る温度変化を記録する。パワーステ
ップテストの例を、図6の(b)に説明する。最初の全
パワー(12キロワット)がランプ226に印加されて
所定の時間(約5分)維持され、基板100が安定状態
温度(約725℃)を達成することができる。安定状態
の後、パワーステップ(10kw;12kw〜22k
w)がランプ226に適用され、もう1度安定状態温度
(910℃)を達成するまでの時間に亘ってウエハ温度
の変化が記録される。プロセス時定数(τp)は次に、
プロセスが第1の命令である(すなわち、式T=1−e
t/Tの関数に従う。ここでTは温度であり、tはタイ
ムステップである)と仮定することによって計算され
る。多くのステップテストが、パワーステップ(ΔP)
及びエンディングパワー(P)を変化させて行われる。
各ステップテストの平均プロセス時定数(τp)、エン
ディングパワー(P)及びパワー内の変化(ΔP)が記
録され、エクセル統計プログラム(Excel Statistic pro
gram)等の統計プログラムに入力され、パワー内の変化
ΔP及びエンディングパワー(P)のプロセス時定数
(τp)への依存度が決定される。パワーの変化(Δ
P)及びエンディングパワー(P)の関数としてのプロ
セス時定数(τp)の例を以下に示す。
【0038】
【数8】 次に、単純なパワー対温度校正曲線がパワーを温度に変
換するために用いられ、誤差(ε)である温度の変化
(ΔT)及び温度設定値(TSP)であるエンディング温
度Tの項でプロセス時定数(τp)の関係が与えられ
る。パワー対温度校正曲線の例を図6の(c)に示す。
パワー対温度校正曲線は全パワーをランプ226に印加
し、その結果の基板100の安定状態温度を記録するこ
とによって作成される。全パワーの複数の異なった量の
(少なくとも10の)がランプ226に加えられ、好適
なパワー対温度校正曲線が得られる。
【0039】次に、ブロック506に示されているよう
に、コントローラゲイン定数(κi)及びコントローラ
ゲイン定数(κi)が誤差(ε)及び温度設定値
(TSP)の関数として定められる。すなわち、プロセス
時定数(τp)は誤差(ε)及び温度設定値(TSP)の
関数として表わされるので、ステップ504からのプロ
セス時定数(τp)の等式を、コントローラゲイン定数
(κi)の式(式6)及びコントローラ積分時定数
(τi)の式(式5)に変えて用いて、もって誤差
(ε)及び温度設定値(TSP)の関数としてコントロー
ラ積分時定数(τi)及びコントローラゲイン定数
(κi)を得ることができる。加えて、図6の(c)の
パワー対温度校正曲線はプロセスゲイン定数(κp)を
定める。2つの式(式5及び式6)は2つの未知数を有
しているので、コントローラ積分時定数(τi)及びコ
ントローラゲイン定数(κi)は誤差(ε)及び温度設
定値(TSP)に依存した値によって計算され得る。
【0040】図5に関して説明されている上述の方法
は、コントローラゲイン定数(κi)及びコントローラ
積分時定数(τi)を誤差(ε)及び温度設定値
(TSP)の関数として得るために好ましい方法である
が、所望であればその関係を定めるのに他の好適な方法
も用いられ得ることが認識されるべきである。
【0041】本発明は、ウエハ温度を直接測定すること
によってウエハの温度を制御をすることに関して記載さ
れ、説明されたことが認識されるべきである。サセプタ
の温度を代わりに測定し、ウエハの温度をサセプタの温
度から推測することが望ましいこともあるであろう(安
定状態でウエハ及びサセプタは同じ温度を有するはずで
ある)。このような場合に、コントローラ積分時定数
(τi)及びプロセスゲイン定数(κp)を決定する方法
論は、サセプタの温度がウエハの温度と対照的にモニタ
される以外は同じであろう。炭化珪素であるサセプタの
放射周波数の放射線を検出することができる高温計等の
温度モニタ装置246が基本的に設けられているであろ
う。
【0042】加えて、頂部ランプ列226a及び底部ラ
ンプ列226bに印加されるパワーを独立して制御し、
ウエハ100及びサセプタ202の温度を、温度のラン
プ上昇中により良好に制御することが望ましいこともあ
るであろう(ウエハ100が基本的にサセプタ202よ
りサーマルマス(thermal mass)が少なく、一般的にサセ
プタ202より速い速度で加熱されることが認識される
べきである)。このような場合、サセプタ及びウエハに
対して異なるコントローラ積分時定数(τi)及びコン
トローラゲイン定数(κi)を計算することが望まし
い。この方法で、ウエハ及びサセプタの両温度は正確に
制御され、維持されることができ、優れた処理結果が達
成される。
【0043】以上、プロセススループット、均一性及び
信頼性を改善する適応温度コントローラを説明した。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の半導体処理装置を示す図である。
【図2】本発明の半導体処理装置を示す図である。
【図3】本発明の適応温度コントローラアルゴリズムを
示したフローチャートである。
【図4】本発明の適応温度コントローラアルゴリズムの
ブロック図である。
【図5】コントローラ積分時定数及びコントローラゲイ
ン定数の、誤差及び温度設定値への依存度を決定する方
法を詳細に示したフローチャートである。
【図6】(a)は様々な時間応答のシュミレーションを
示したグラフであり、(b)はステップテストを示した
グラフであり、(c)はパワー対温度の校正曲線であ
る。
フロントページの続き (72)発明者 ブライアン エム. クーパー アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サンタ クララ, ベアード アヴェニュ ー 776 (72)発明者 キンバリー イー. クリンク アメリカ合衆国, カリフォルニア州, クパティノ, アルパイン ドライヴ 10384, ナンバー3

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内の物体の温度を制御する方法であ
    って、 現在の温度を有する前記物体に対して所望の温度を設定
    するステップと、 前記物体の前記現在の温度及び前記物体の前記所望の温
    度に依存するコントローラ積分時定数及びコントローラ
    ゲイン定数を提供するステップと、 前記物体に与えられる熱の量を制御するために前記コン
    トローラ積分時定数及び前記コントローラゲイン定数を
    利用するステップと、を備える方法。
  2. 【請求項2】 前記物体に与えられる前記熱の量を、複
    数のランプに供給されるパワーを制御することによって
    制御する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 比例積分微分アルゴリズムを前記コント
    ローラ積分時定数及び前記コントローラゲイン定数と共
    に利用し、前記熱源に加えられる前記パワー量を決定す
    る請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 半導体処理装置内の物体の温度を制御す
    る方法であって、 (a)前記に対しての所望のプロセス温度を提供するス
    テップと、 (b)第1のコントローラ積分時定数及び第1のコント
    ローラゲイン定数に依存する第1のパワー量を熱源に加
    えるステップと、 (c)前記物体の現在の温度を測定するステップと、 (d)前記物体の前記現在の温度と前記物体の前記所望
    のプロセス温度との差を決定するステップと、 (e)新たなコントローラ積分時定数及び新たなコント
    ローラゲイン定数を決定するステップと、 (f)前記新たなコントローラ積分時定数及び新たなコ
    ントローラゲイン定数をベースにして、前記熱源に加え
    られる新たなパワー量を決定するステップと、 (g)前記新たなパワー量を前記熱源に加えるステップ
    と、を備える方法。
  5. 【請求項5】 前記新たなコントローラ積分時定数が前
    記現在の温度と前記所望のプロセス温度との前記差及び
    前記所望のプロセス温度に依存する請求項4に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記新たなパワー量の前記決定するステ
    ップを、比例積分微分(PID)アルゴリズム利用して
    決定する請求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記(c),(d),(e),(f)及
    び(g)のステップを複数回繰り返すステップを更に含
    む請求項4に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記複数のステップを、少なくとも1/
    10秒に一度繰り返す請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 物体の温度を測定する温度測定装置と、 コントローラ積分時定数及びコントローラゲイン定数を
    有するコントローラであって、前記物体を加熱する加熱
    装置を制御するコントローラと、 前記コントローラ積分時定数及び前記コントローラゲイ
    ン定数を、前記物体の現在の温度と前記物体の所望の温
    度との差を利用して決定する調整機構と、を備える物体
    の温度を制御する適応温度コントローラ。
  10. 【請求項10】 半導体処理装置であって、 複数のランプと、 前記処理装置内に配置されたサセプタの現在の温度を測
    定する高温計と、 前記複数のランプに加えられるパワー量を制御するコン
    トローラとを備え、 前記コントローラが、 前記サセプタの現在の温度を測定するステップと、 前記サセプタの前記現在の温度と前記サセプタの所望の
    温度との差を決定するステップと、 前記サセプタの前記現在の温度及び前記サセプタの前記
    所望の温度に依存するコントローラ積分時定数及びコン
    トローラゲイン定数を決定するステップと、 前記コントローラ積分時定数及び前記コントローラゲイ
    ン定数をベースにして、前記複数のランプに加えられる
    パワー量を決定するステップと、 前記パワー量を前記複数のランプに加えるステップと、
    を実行するようになっている半導体処理装置。
  11. 【請求項11】 前記新たなパワー量を決定するステッ
    プを比例積分微分(PID)アルゴリズムを利用して決
    定する請求項10に記載の半導体処理装置。
  12. 【請求項12】 前記コントローラが前記複数のステッ
    プを複数回実行する請求項11に記載の半導体処理装
    置。
  13. 【請求項13】 前記複数のステップが、少なくとも1
    0分の1秒に一度繰り返される請求項12に記載の半導
    体処理装置。
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