JPH10154364A - ビデオレコーダデッキに対するシンプルなドラム取付け機構 - Google Patents
ビデオレコーダデッキに対するシンプルなドラム取付け機構Info
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- JPH10154364A JPH10154364A JP8343829A JP34382996A JPH10154364A JP H10154364 A JPH10154364 A JP H10154364A JP 8343829 A JP8343829 A JP 8343829A JP 34382996 A JP34382996 A JP 34382996A JP H10154364 A JPH10154364 A JP H10154364A
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- deck
- drum
- fixed lower
- lower ram
- fixed
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/52—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
- G11B5/53—Disposition or mounting of heads on rotating support
- G11B5/531—Disposition of more than one recording or reproducing head on support rotating cyclically around an axis
- G11B5/534—Disposition of more than one recording or reproducing head on support rotating cyclically around an axis inclined relative to the direction of movement of the tape, e.g. for helicoidal scanning
Abstract
(57)【要約】
【課題】 デッキとドラムの組み立てを容易に自動化す
ることが可能であり、ドラムを並進させ、次にデッキと
ドラムを相対回転させることによりドラムを組み立てる
ことができるようにする。 【解決手段】 デッキとドラムの組み立てが、デッキの
キャッチ14と協働するドラムの耳部19により行われ
る、テープ再生及び/又は記録機器用のデッキ(1)及
びドラム(5)。
ることが可能であり、ドラムを並進させ、次にデッキと
ドラムを相対回転させることによりドラムを組み立てる
ことができるようにする。 【解決手段】 デッキとドラムの組み立てが、デッキの
キャッチ14と協働するドラムの耳部19により行われ
る、テープ再生及び/又は記録機器用のデッキ(1)及
びドラム(5)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ用の記録及
び/又は再生機器の分野に関する。特に、テープ保持デ
ッキにおいて、磁気ヘッドを支持する回転ドラムを中心
位置に定める機能をもつ固定ドラムの取付け機構に関す
る。
び/又は再生機器の分野に関する。特に、テープ保持デ
ッキにおいて、磁気ヘッドを支持する回転ドラムを中心
位置に定める機能をもつ固定ドラムの取付け機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオレコーダの作動原理及び多くの構
成が現在公知となっている。本発明が対象とする詳細な
構成は、例えば、ビデオレコーダ用回転ドラムに関し米
国特許第5086361号又はビデオレコーダ用ドラム
案内装置に関し米国特許第4117519号明細書に記
載されている。
成が現在公知となっている。本発明が対象とする詳細な
構成は、例えば、ビデオレコーダ用回転ドラムに関し米
国特許第5086361号又はビデオレコーダ用ドラム
案内装置に関し米国特許第4117519号明細書に記
載されている。
【0003】ドラム保持デッキ及びドラムに関して以下
に述べる説明はもっぱら、デッキに対するドラムの極め
て正確な位置決めが、何故非常に重要な問題なのかを明
らかにするものである。
に述べる説明はもっぱら、デッキに対するドラムの極め
て正確な位置決めが、何故非常に重要な問題なのかを明
らかにするものである。
【0004】図1aはテープ保持デッキの公知例であ
る。デッキ1は磁気テープ3を駆動する手段2を有す
る。デッキ1はまた、磁気テープ3をドラム5の周りに
配置し案内する手段4を有する。ドラム5は通常アッパ
ードラムと呼ばれる回転ドラム6と、通常ロワードラム
と呼ばれる固定ドラム7を有する。回転アッパードラム
6は、公知の形式で、磁気テープ3のトラック8により
担持される信号の読み取り及び/又は書き込みを行う磁
気ヘッドを支持する。
る。デッキ1は磁気テープ3を駆動する手段2を有す
る。デッキ1はまた、磁気テープ3をドラム5の周りに
配置し案内する手段4を有する。ドラム5は通常アッパ
ードラムと呼ばれる回転ドラム6と、通常ロワードラム
と呼ばれる固定ドラム7を有する。回転アッパードラム
6は、公知の形式で、磁気テープ3のトラック8により
担持される信号の読み取り及び/又は書き込みを行う磁
気ヘッドを支持する。
【0005】トラック8はテープ3に対して標準傾斜角
αを有する。このため、ドラム5それ自体もデッキ1に
対して正確にこの角度αだけ傾斜している。ドラムの傾
斜角をαとして、トラック8は磁気ヘッドが描く円軌跡
の平面に平行となる。今日のビデオレコーダでは、磁気
テープ3が担持するビデオ信号は回転ドラム6により支
持される磁気ヘッドにより読み取られ、同じテープ3に
より担持されるオーディオ信号は、デッキ1により支持
された、通常ACヘッドと呼ばれるオーディオヘッド9
により読み取られる。
αを有する。このため、ドラム5それ自体もデッキ1に
対して正確にこの角度αだけ傾斜している。ドラムの傾
斜角をαとして、トラック8は磁気ヘッドが描く円軌跡
の平面に平行となる。今日のビデオレコーダでは、磁気
テープ3が担持するビデオ信号は回転ドラム6により支
持される磁気ヘッドにより読み取られ、同じテープ3に
より担持されるオーディオ信号は、デッキ1により支持
された、通常ACヘッドと呼ばれるオーディオヘッド9
により読み取られる。
【0006】オーディオ信号とビデオ信号を正しく同期
させるには、ACヘッドと回転ドラムにより支持される
ビデオヘッドとの間のテープ長さが、これらの読み取り
ヘッドから行うそれぞれの読み取り動作間の正確な時間
に対応しなければならない。読み取り規格によりテープ
速度は決まってくるので、ACヘッドと回転ドラムによ
り支持されるビデオヘッドとの間の長さも正確に定めら
れることになる。これはすなわち、ACヘッド及び回転
ドラムにより支持されるビデオヘッドの相対位置、並び
に固定ロワードラムの位置も、やはり正確に定め得るこ
とを意味する。後者は回転ドラム軸のセンタリングに寄
与する要素である。
させるには、ACヘッドと回転ドラムにより支持される
ビデオヘッドとの間のテープ長さが、これらの読み取り
ヘッドから行うそれぞれの読み取り動作間の正確な時間
に対応しなければならない。読み取り規格によりテープ
速度は決まってくるので、ACヘッドと回転ドラムによ
り支持されるビデオヘッドとの間の長さも正確に定めら
れることになる。これはすなわち、ACヘッド及び回転
ドラムにより支持されるビデオヘッドの相対位置、並び
に固定ロワードラムの位置も、やはり正確に定め得るこ
とを意味する。後者は回転ドラム軸のセンタリングに寄
与する要素である。
【0007】正確という意味に関して事情を明らかにす
るために、回転ドラムの位置決めに関して課せられる制
約を以下に述べる。回転ドラムをセンタリングするのは
固定ロワードラムなので、この制約はこの固定ロワード
ラムにも反映する。
るために、回転ドラムの位置決めに関して課せられる制
約を以下に述べる。回転ドラムをセンタリングするのは
固定ロワードラムなので、この制約はこの固定ロワード
ラムにも反映する。
【0008】図1b及び1cを参照してこれらの制約を
説明する。
説明する。
【0009】図1bは、ACヘッド2及びビデオヘッド
33に対して位置決めされた磁気テープを概略図示す
る。トラック8はビデオヘッド33で拡大されている。
トラックの各区間はビデオ信号の1コマ、すなわち半画
像を表す。有効録画範囲は、テープの全幅A内に含まれ
るテープ幅W全体に分布している。テープ3はまたコマ
同期化符号(pips)を含むトラック34を有する。これ
らのコマ符号により、再生中、ビデオテープ3に録画さ
れたコマの位置を、回転ドラム6上に取り付けたヘッド
33等のビデオヘッドと同期させることができる。VH
S規格によれば、ACヘッドとビデオヘッドとの距離X
は79.244mmに固定されている。どんな種類のビ
デオレコーダで行われた録画テープでも読み取りの互換
性が保証されるのは、この距離を遵守するからである。
33に対して位置決めされた磁気テープを概略図示す
る。トラック8はビデオヘッド33で拡大されている。
トラックの各区間はビデオ信号の1コマ、すなわち半画
像を表す。有効録画範囲は、テープの全幅A内に含まれ
るテープ幅W全体に分布している。テープ3はまたコマ
同期化符号(pips)を含むトラック34を有する。これ
らのコマ符号により、再生中、ビデオテープ3に録画さ
れたコマの位置を、回転ドラム6上に取り付けたヘッド
33等のビデオヘッドと同期させることができる。VH
S規格によれば、ACヘッドとビデオヘッドとの距離X
は79.244mmに固定されている。どんな種類のビ
デオレコーダで行われた録画テープでも読み取りの互換
性が保証されるのは、この距離を遵守するからである。
【0010】図1bに見る通り、ビデオヘッド33によ
り読みとられるコマは、テープ幅内側のこのヘッドの位
置に関連する。従って適性距離Xを遵守できるかどうか
は、ヘッド2と回転ドラムの軸AA’の相対距離だけで
なく、シャシデッキ1に対するテープの高さにも関連す
る。図1cに示すこの高さHは固定ドラム7のテープ案
内部34に関連する。このテープ案内部は、軸AA’を
中心とする固定ドラム7の側面にそったらせん溝の形状
をなしている。ヘッド33の平面で測ったこのテープ案
内部の高さは、固定ドラム7の割出し、すなわち軸A
A’を中心とした回転位置に関連する。従って、ビデオ
レコーダが正しく動作するためには、軸AA’を正確に
位置決めし、固定ドラム7の軸AA’を中心に正確に回
転位置を定める必要がある。79.244mmという数
字はミクロン級の厳密さに相当する。この数字に準拠す
る上での許容誤差は固定的なものではないが、メーカー
はこれをできる限り低減しようと努めている。
り読みとられるコマは、テープ幅内側のこのヘッドの位
置に関連する。従って適性距離Xを遵守できるかどうか
は、ヘッド2と回転ドラムの軸AA’の相対距離だけで
なく、シャシデッキ1に対するテープの高さにも関連す
る。図1cに示すこの高さHは固定ドラム7のテープ案
内部34に関連する。このテープ案内部は、軸AA’を
中心とする固定ドラム7の側面にそったらせん溝の形状
をなしている。ヘッド33の平面で測ったこのテープ案
内部の高さは、固定ドラム7の割出し、すなわち軸A
A’を中心とした回転位置に関連する。従って、ビデオ
レコーダが正しく動作するためには、軸AA’を正確に
位置決めし、固定ドラム7の軸AA’を中心に正確に回
転位置を定める必要がある。79.244mmという数
字はミクロン級の厳密さに相当する。この数字に準拠す
る上での許容誤差は固定的なものではないが、メーカー
はこれをできる限り低減しようと努めている。
【0011】ドラムの正確な傾斜は、傾斜角αの構造を
支持する補助デッキにより得られる。この傾斜構造は、
ロワードラムの下面から穿孔した位置決め孔に対応する
センタリングピンを支持する。これらのピンと孔は極め
て正確な加工が施されている。その結果ドラムの位置は
正確に定められる。ドラムがその軸方向に移動する動き
は、例えば補助デッキの孔に挿通され、固定ドラム7の
雌ネジに螺着されたネジにより妨げられる。
支持する補助デッキにより得られる。この傾斜構造は、
ロワードラムの下面から穿孔した位置決め孔に対応する
センタリングピンを支持する。これらのピンと孔は極め
て正確な加工が施されている。その結果ドラムの位置は
正確に定められる。ドラムがその軸方向に移動する動き
は、例えば補助デッキの孔に挿通され、固定ドラム7の
雌ネジに螺着されたネジにより妨げられる。
【0012】一般用に量産されたビデオレコーダ等の機
器では、どのような技術的解決法を選ぶかは、出来上が
った製品に対する技術品質の基準に依るだけでなく、そ
の解決法に関わる経済性の基準に大いに依存するもので
ある。適正な寸法の固定ドラムを妥当な費用で入手する
には、例えば冷間鍛造、例えばほぼ所望の直径をもつス
ラグから塑性成形することによりこれらのドラムを製作
する。このため、ドラムの側面の外側形状は必然的に円
筒面とならざるを得ない。すなわち固定方向に平行とな
るよう制約された直線により形成される面とならざるを
得ないのである。一般原則として、この固定方向は回転
ドラムのセンタリング軸である。このセンタリング軸
は、回転ドラムの傾斜角を定める補助デッキにほぼ直角
である。
器では、どのような技術的解決法を選ぶかは、出来上が
った製品に対する技術品質の基準に依るだけでなく、そ
の解決法に関わる経済性の基準に大いに依存するもので
ある。適正な寸法の固定ドラムを妥当な費用で入手する
には、例えば冷間鍛造、例えばほぼ所望の直径をもつス
ラグから塑性成形することによりこれらのドラムを製作
する。このため、ドラムの側面の外側形状は必然的に円
筒面とならざるを得ない。すなわち固定方向に平行とな
るよう制約された直線により形成される面とならざるを
得ないのである。一般原則として、この固定方向は回転
ドラムのセンタリング軸である。このセンタリング軸
は、回転ドラムの傾斜角を定める補助デッキにほぼ直角
である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】孔や雌ネジを形成する
ためにドラムを加工しなければならないという事実か
ら、どうしても価格が上昇する。ドラムを補助デッキに
ネジ留めすることも組み立て費用をつり上げる。
ためにドラムを加工しなければならないという事実か
ら、どうしても価格が上昇する。ドラムを補助デッキに
ネジ留めすることも組み立て費用をつり上げる。
【0014】本発明では、位置決め精度を十分維持しな
がらもロワードラムの価格を下げ、その取り付け費用を
抑えることを目的とする。また特に修理を行うことを目
的として、ドラムの取り付け及び必要な場合にはその取
り外しを容易にすることを目的とする。最後に、製造段
階で自動的に組み立てができるドラム及びデッキが目的
であり、まずドラムを並進運動を経て所定位置に配置
し、ドラムとデッキの相対回転運動によりこれを固定す
るなどの方法で組み立てることが目的である。
がらもロワードラムの価格を下げ、その取り付け費用を
抑えることを目的とする。また特に修理を行うことを目
的として、ドラムの取り付け及び必要な場合にはその取
り外しを容易にすることを目的とする。最後に、製造段
階で自動的に組み立てができるドラム及びデッキが目的
であり、まずドラムを並進運動を経て所定位置に配置
し、ドラムとデッキの相対回転運動によりこれを固定す
るなどの方法で組み立てることが目的である。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上すべての目的に鑑
み、本発明は、磁気テープ用の記録及び/又は再生機器
の固定ロワードラムに関し、該固定ロワードラムは1つ
又は複数の磁気ヘッドを支持する回転アッパードラムを
軸AA’に沿ってセンタリングするものであり、固定ロ
ワードラムは、該固定ロワードラムを支承するデッキに
ドラムを当接する面を少なくとも一部構成する下面と、
周側面とを有し、ドラムの軸AA’はドラムがデッキに
固定されたとき方向A0A’0を有し、固定ロワードラム
にはデッキにロワードラムを固定するためにデッキの固
定手段と協働する固定手段が設けられており、固定ロワ
ードラムをデッキに固定する手段は、固定ロワードラム
の周側面の一部から突出する1つ又は複数の耳部より成
り、これらの耳部は軸AA’にほぼ垂直の少なくとも1
つのスラスト面を有し、該スラスト面はそれぞれ軸A
A’を中心とする回転方向w→から見た前縁を有し、ド
ラムの周縁は、該ドラムの各スラスト面に対してドラム
の下面から該スラスト面の1つの前縁へとつながる凹溝
を有し、各凹溝は、軸AA’が固定方向にほぼ平行であ
る経路でドラムが運動するとき、該ドラムの下側面から
始まるこのスラスト面の前縁に固定ピンが出会うことを
可能にするものであり、耳部のスラスト面は軸を中心と
したw→方向の回転運動によりデッキにドラムを固定す
ることを可能にするものであり、該回転運動は、下面が
デッキ付近にありかつ軸AA’が軸A0A’0の付近にあ
るとき行われるものであり、回転運動により各スラスト
面をデッキの支承面の下側にもたらすことを特徴とする
固定ロワードラムに関する。
み、本発明は、磁気テープ用の記録及び/又は再生機器
の固定ロワードラムに関し、該固定ロワードラムは1つ
又は複数の磁気ヘッドを支持する回転アッパードラムを
軸AA’に沿ってセンタリングするものであり、固定ロ
ワードラムは、該固定ロワードラムを支承するデッキに
ドラムを当接する面を少なくとも一部構成する下面と、
周側面とを有し、ドラムの軸AA’はドラムがデッキに
固定されたとき方向A0A’0を有し、固定ロワードラム
にはデッキにロワードラムを固定するためにデッキの固
定手段と協働する固定手段が設けられており、固定ロワ
ードラムをデッキに固定する手段は、固定ロワードラム
の周側面の一部から突出する1つ又は複数の耳部より成
り、これらの耳部は軸AA’にほぼ垂直の少なくとも1
つのスラスト面を有し、該スラスト面はそれぞれ軸A
A’を中心とする回転方向w→から見た前縁を有し、ド
ラムの周縁は、該ドラムの各スラスト面に対してドラム
の下面から該スラスト面の1つの前縁へとつながる凹溝
を有し、各凹溝は、軸AA’が固定方向にほぼ平行であ
る経路でドラムが運動するとき、該ドラムの下側面から
始まるこのスラスト面の前縁に固定ピンが出会うことを
可能にするものであり、耳部のスラスト面は軸を中心と
したw→方向の回転運動によりデッキにドラムを固定す
ることを可能にするものであり、該回転運動は、下面が
デッキ付近にありかつ軸AA’が軸A0A’0の付近にあ
るとき行われるものであり、回転運動により各スラスト
面をデッキの支承面の下側にもたらすことを特徴とする
固定ロワードラムに関する。
【0016】また本発明はドラムを支承することを目的
としたデッキ、すなわち磁気テープ用の記録及び/又は
再生機器の固定ロワードラムを支承するデッキに関し、
該デッキは、固定ロワードラムの当接面に対する支承ベ
ースを少なくとも一部構成する上面を有し、デッキは該
デッキに固定ロワードラムを固定するために該固定ロワ
ードラムの固定手段と協働する固定手段を有し、デッキ
の固定手段はデッキへの固定用の1つ又は複数の部材よ
り成り、各部材はデッキ上面にほぼ平行な支持面を有
し、固定部材は軸より等距離に配列されていることを特
徴とするデッキに関する。
としたデッキ、すなわち磁気テープ用の記録及び/又は
再生機器の固定ロワードラムを支承するデッキに関し、
該デッキは、固定ロワードラムの当接面に対する支承ベ
ースを少なくとも一部構成する上面を有し、デッキは該
デッキに固定ロワードラムを固定するために該固定ロワ
ードラムの固定手段と協働する固定手段を有し、デッキ
の固定手段はデッキへの固定用の1つ又は複数の部材よ
り成り、各部材はデッキ上面にほぼ平行な支持面を有
し、固定部材は軸より等距離に配列されていることを特
徴とするデッキに関する。
【0017】本発明はまたデッキ及びドラムの組み立て
に関する。
に関する。
【0018】
【発明の効果】ドラムの当接面を受けるデッキ表面は、
デッキの支承ベースと呼ばれる。なお公知の実施例で
は、支承ベースはデッキの平面全体に対して角αだけ傾
斜している。ドラムの当接面は、この状態ではドラムの
センタリング軸AA’に垂直である。この配列は決して
必須のものではなく、ドラムには、そのセンタリング軸
AA’に対して角αだけ傾斜する当接ベースを設けても
よい。その場合デッキは平坦である。テープ3に対する
ドラム軸の所望の傾斜角αは、支承ベースと当接ベース
の傾斜角を組み合わせることによっても得られる。
デッキの支承ベースと呼ばれる。なお公知の実施例で
は、支承ベースはデッキの平面全体に対して角αだけ傾
斜している。ドラムの当接面は、この状態ではドラムの
センタリング軸AA’に垂直である。この配列は決して
必須のものではなく、ドラムには、そのセンタリング軸
AA’に対して角αだけ傾斜する当接ベースを設けても
よい。その場合デッキは平坦である。テープ3に対する
ドラム軸の所望の傾斜角αは、支承ベースと当接ベース
の傾斜角を組み合わせることによっても得られる。
【0019】デッキに固定する最終位置にドラムを動か
す回転運動は、この当接ベースが平坦面である場合、当
接ベースに垂直に定めた軸を中心とする回転運動であ
る。ここでもやはり、これは決して必須要件ではないこ
とに注意されたい。このベースはデッキを支承するベー
スと同様、例えば円錐状もしくは半球状の面とすること
ができる。
す回転運動は、この当接ベースが平坦面である場合、当
接ベースに垂直に定めた軸を中心とする回転運動であ
る。ここでもやはり、これは決して必須要件ではないこ
とに注意されたい。このベースはデッキを支承するベー
スと同様、例えば円錐状もしくは半球状の面とすること
ができる。
【0020】以上見る通り、ドラムに対する唯一の一定
した基準は、回転アッパードラムの軸をセンタリングす
る軸AA’により構成される。この軸は、固定ロワード
ラム上では、回転ドラムのスピンドルを支持する軸受け
の軸に相当し、あるいはある種の実施例においては、回
転ドラムの軸受けを支持するスピンドルの軸に相当す
る。本発明の定義において、ドラム固定手段のスラスト
面の位置決めが「ほぼ」という修飾語付きで軸AA’で
あるとして定義された理由の一つは、以上のような要因
によるのである。
した基準は、回転アッパードラムの軸をセンタリングす
る軸AA’により構成される。この軸は、固定ロワード
ラム上では、回転ドラムのスピンドルを支持する軸受け
の軸に相当し、あるいはある種の実施例においては、回
転ドラムの軸受けを支持するスピンドルの軸に相当す
る。本発明の定義において、ドラム固定手段のスラスト
面の位置決めが「ほぼ」という修飾語付きで軸AA’で
あるとして定義された理由の一つは、以上のような要因
によるのである。
【0021】スラスト面は、当接ベースが平坦である場
合、原則としてこのベースの平面に平行である。このよ
うに、デッキの支持面はドラムのスラスト面に対して、
当接ベースに垂直の力を加え、そのためドラムをデッキ
に確実に押圧するという効果をもたらす。ただし、この
スラスト力を得るために、スラスト面は必ずしも当接ベ
ースに正確に平行である必要はないことは当然である。
この面は当接ベースの平面に対して軽く傾斜をなしても
よいのである。このわずかの角度があっても、スラスト
面はやはりドラムにとって望ましい最終位置にドラムを
案内する面を構成する。
合、原則としてこのベースの平面に平行である。このよ
うに、デッキの支持面はドラムのスラスト面に対して、
当接ベースに垂直の力を加え、そのためドラムをデッキ
に確実に押圧するという効果をもたらす。ただし、この
スラスト力を得るために、スラスト面は必ずしも当接ベ
ースに正確に平行である必要はないことは当然である。
この面は当接ベースの平面に対して軽く傾斜をなしても
よいのである。このわずかの角度があっても、スラスト
面はやはりドラムにとって望ましい最終位置にドラムを
案内する面を構成する。
【0022】最後に、「ほぼ」という言葉を使う第三の
理由は、ある実施例の構想においては、スラスト面(1
つ又は複数)が軸AA’に対して傾斜をなすという事実
によるものである。この場合、デッキの支持面に平行傾
斜角があるため、支持面及びスラスト面がドラムの半径
方向及び軸方向いずれの位置決めにも寄与しうる。要す
るに、ドラムが平坦な当接面をもっている場合、ドラム
固定手段のスラスト面は当接面にほとんど平行である。
厳密な平行関係から外れるのは、ドラムの軸方向の案内
を行うための傾斜によるか、又はドラムを軸方向と半径
方向の両方に案内するための傾斜によるかのどちらかで
ある。同様の理由で、デッキ固定手段の支持面は、デッ
キの上面にほぼ平行であると説明してきた。
理由は、ある実施例の構想においては、スラスト面(1
つ又は複数)が軸AA’に対して傾斜をなすという事実
によるものである。この場合、デッキの支持面に平行傾
斜角があるため、支持面及びスラスト面がドラムの半径
方向及び軸方向いずれの位置決めにも寄与しうる。要す
るに、ドラムが平坦な当接面をもっている場合、ドラム
固定手段のスラスト面は当接面にほとんど平行である。
厳密な平行関係から外れるのは、ドラムの軸方向の案内
を行うための傾斜によるか、又はドラムを軸方向と半径
方向の両方に案内するための傾斜によるかのどちらかで
ある。同様の理由で、デッキ固定手段の支持面は、デッ
キの上面にほぼ平行であると説明してきた。
【0023】本発明によれば、ロワードラムは鍛造や機
械加工などによらず、モールド成形後工場から直ちに実
用に供され、補助傾斜デッキに固定される。出願人の見
解によれば、モールド成形によって得られる精度はドラ
ム位置決めに対する所要精度に対応しうるものであっ
た。以上述べたような条件下では、ドラムに対して円筒
形以外の形状を構想することが可能となる。
械加工などによらず、モールド成形後工場から直ちに実
用に供され、補助傾斜デッキに固定される。出願人の見
解によれば、モールド成形によって得られる精度はドラ
ム位置決めに対する所要精度に対応しうるものであっ
た。以上述べたような条件下では、ドラムに対して円筒
形以外の形状を構想することが可能となる。
【0024】本発明の実験的構成においては、ドラムの
側面から突出する1つ又は複数の耳部が設けられてい
る。これらの耳部の半径方向厚さ及び軸方向の高さは大
きいほうが望ましい。このようなドラムの取付けは、ま
ずドラムの並進運動、次にその回転運動を行うことによ
り実施できる。次に耳部(1つ又は複数)を補助デッキ
のキャッチに係留する。この実施例では、固定片を得る
ためにドラムに機械加工を加える必要がなくなる。
側面から突出する1つ又は複数の耳部が設けられてい
る。これらの耳部の半径方向厚さ及び軸方向の高さは大
きいほうが望ましい。このようなドラムの取付けは、ま
ずドラムの並進運動、次にその回転運動を行うことによ
り実施できる。次に耳部(1つ又は複数)を補助デッキ
のキャッチに係留する。この実施例では、固定片を得る
ためにドラムに機械加工を加える必要がなくなる。
【0025】耳部のうち少なくとも1つは、固定ロワー
ドラムの回転方向に沿って高くすることが望ましい。
ドラムの回転方向に沿って高くすることが望ましい。
【0026】また耳部のうち少なくとも1つは、固定ロ
ワードラムの回転方向に沿って部分半径を大きくするこ
とが望ましい。
ワードラムの回転方向に沿って部分半径を大きくするこ
とが望ましい。
【0027】最後に、耳部の高さ及び部分半径ともに、
固定ロワードラムの回転方向に沿って大きくすることが
望ましい。
固定ロワードラムの回転方向に沿って大きくすることが
望ましい。
【0028】本発明のこの実験的構成によれば、デッキ
には、本発明によるドラムの耳部を受けるために少なく
とも1つのキャッチを設ける。この構成によるデッキの
キャッチは側面と下面と上面を有する。これらの面は以
下のような形状を成す。すなわちロワードラムがデッキ
に取り付けられたとき、ドラムの耳部の下面がキャッチ
の下面に接触し、キャッチの上面は耳部の上面に接触
し、耳部の外側面はキャッチの側面と接触するものであ
る。なお当然ながら本発明の観点からして、ドラムの中
空部に係合する突出部を有する場合も、ドラムの突出部
が固定される中空部を形成する場合も、デッキのキャッ
チとしては同じ結果になる。キャッチが突出している場
合はロワードラムの耳部に関して述べる場合と同じ用語
をそのまま使えるが、この場合耳部はドラムの外側面の
中空部から突出しているものと見なさなければならな
い。
には、本発明によるドラムの耳部を受けるために少なく
とも1つのキャッチを設ける。この構成によるデッキの
キャッチは側面と下面と上面を有する。これらの面は以
下のような形状を成す。すなわちロワードラムがデッキ
に取り付けられたとき、ドラムの耳部の下面がキャッチ
の下面に接触し、キャッチの上面は耳部の上面に接触
し、耳部の外側面はキャッチの側面と接触するものであ
る。なお当然ながら本発明の観点からして、ドラムの中
空部に係合する突出部を有する場合も、ドラムの突出部
が固定される中空部を形成する場合も、デッキのキャッ
チとしては同じ結果になる。キャッチが突出している場
合はロワードラムの耳部に関して述べる場合と同じ用語
をそのまま使えるが、この場合耳部はドラムの外側面の
中空部から突出しているものと見なさなければならな
い。
【0029】
【発明の実施の形態】図2乃至図6では同じ構成部材を
同じ参照番号で示す。これらの参照番号は、同じ機能を
備えたものについては図1に関して説明した構成部材と
も共通している。
同じ参照番号で示す。これらの参照番号は、同じ機能を
備えたものについては図1に関して説明した構成部材と
も共通している。
【0030】図2a、図3a、図4aはそれぞれ同じデ
ッキ1と同じドラム5を示しており、これら3つの図面
を併せて1つの取り付け構成を成している。ドラム5は
回転ドラム6の軸受けを収納する固定ドラム7を有す
る。回転ドラム6はスピンドル10を中心に回転し、そ
れ自体軸線AA’上にセンタリングされている。
ッキ1と同じドラム5を示しており、これら3つの図面
を併せて1つの取り付け構成を成している。ドラム5は
回転ドラム6の軸受けを収納する固定ドラム7を有す
る。回転ドラム6はスピンドル10を中心に回転し、そ
れ自体軸線AA’上にセンタリングされている。
【0031】デッキ1は固定ロワードラム7の受容部1
1を有する。受容部11は回転ドラム6の軸AA’に垂
直な平面内にある平坦面12を有する。平坦面12は図
示の例では、受容部11の側壁13の上面である。これ
はドラム支承面を形成する。デッキ1は固定ロワードラ
ム7を固定する手段を有する。これらの手段は、軸A
A’を中心に120゜で配列した3つのキャッチ14を
有する。図示実施例では、受容部の側壁13は軸AA’
を中心とした円筒状を成しているので、キャッチ14は
図2〜図4に示すように受容部11と一体である。これ
らのキャッチのうち1つの細部を図2b、図3b、図4
bに示す。キャッチ14はそれぞれ支持面15とフック
掛け用下面16を有する。
1を有する。受容部11は回転ドラム6の軸AA’に垂
直な平面内にある平坦面12を有する。平坦面12は図
示の例では、受容部11の側壁13の上面である。これ
はドラム支承面を形成する。デッキ1は固定ロワードラ
ム7を固定する手段を有する。これらの手段は、軸A
A’を中心に120゜で配列した3つのキャッチ14を
有する。図示実施例では、受容部の側壁13は軸AA’
を中心とした円筒状を成しているので、キャッチ14は
図2〜図4に示すように受容部11と一体である。これ
らのキャッチのうち1つの細部を図2b、図3b、図4
bに示す。キャッチ14はそれぞれ支持面15とフック
掛け用下面16を有する。
【0032】図示実施例において、キャッチ14の下側
フック面は固定ロワードラム7の支承ベース12と一致
する。この状況は後述のように、ロワードラム7の耳部
の下面がロワードラム7の下面25の連続部に沿ってい
るという事実によるものである。最後にキャッチ14は
側面17と前面18を有する。この面18は軸AA’を
中心にした回転方向に関して「前方」と呼ばれる。
フック面は固定ロワードラム7の支承ベース12と一致
する。この状況は後述のように、ロワードラム7の耳部
の下面がロワードラム7の下面25の連続部に沿ってい
るという事実によるものである。最後にキャッチ14は
側面17と前面18を有する。この面18は軸AA’を
中心にした回転方向に関して「前方」と呼ばれる。
【0033】固定ロワードラム7にはそれ自体、互いに
120゜の角度で配列された3つの耳部19が設けられ
ている。これらの耳部の詳細を図3b、図4bに示す。
それぞれの耳部19は下面20、上面21、側面22を
有する。耳部19の少なくとも1つの後部には、当接部
23(図4b)が設けられている。
120゜の角度で配列された3つの耳部19が設けられ
ている。これらの耳部の詳細を図3b、図4bに示す。
それぞれの耳部19は下面20、上面21、側面22を
有する。耳部19の少なくとも1つの後部には、当接部
23(図4b)が設けられている。
【0034】キャッチ又は耳部19の前部、後部という
のは、軸AA’を中心とした図3aに示す矢印24で表
される方向の回転に伴って先導又は後続する部分を指
す。
のは、軸AA’を中心とした図3aに示す矢印24で表
される方向の回転に伴って先導又は後続する部分を指
す。
【0035】耳部19の下面20は、固定ドラム7の下
面25の連続部に沿って連なっている。耳部19の上面
21から下面20への距離は、矢印24の回転方向に向
かって減少する。図示例においては、耳部19の側面2
2は、矢印24の回転方向に向かって減少する半径を有
する。
面25の連続部に沿って連なっている。耳部19の上面
21から下面20への距離は、矢印24の回転方向に向
かって減少する。図示例においては、耳部19の側面2
2は、矢印24の回転方向に向かって減少する半径を有
する。
【0036】この実施例においては、固定ロワードラム
7の下面25から耳部19の上側前縁26へとピンを挿
通しうる凹溝は、耳部19の後部境界28と次の耳部の
前部境界29の間に設けられた側面27の全体により形
成される。
7の下面25から耳部19の上側前縁26へとピンを挿
通しうる凹溝は、耳部19の後部境界28と次の耳部の
前部境界29の間に設けられた側面27の全体により形
成される。
【0037】次に固定ロワードラム7の取り付けとこれ
を受容部11に固定する態様を説明する。
を受容部11に固定する態様を説明する。
【0038】先ず、図2aに示すように、受容部11を
並進させることにより固定ロワードラム7を近づける。
耳部19はキャッチ14からは一定の角度でずれてい
る。このため、キャッチ14は固定ロワードラム7の運
動を妨げることがない。この運動の過程で、キャッチ1
4は固定ロワードラム7の側面27とほぼ接触するが、
その面はこの場合キャッチ14が通過する凹溝を形成す
る。
並進させることにより固定ロワードラム7を近づける。
耳部19はキャッチ14からは一定の角度でずれてい
る。このため、キャッチ14は固定ロワードラム7の運
動を妨げることがない。この運動の過程で、キャッチ1
4は固定ロワードラム7の側面27とほぼ接触するが、
その面はこの場合キャッチ14が通過する凹溝を形成す
る。
【0039】次に、固定ロワードラム7は、図3aに示
すように受容部11上に置かれる。固定ロワードラム7
は次に、図3aに示すように軸AA’を中心に矢印24
の方向に回転する。固定ドラム7の回転運動の終わり
に、固定ロワードラム7の耳部19はデッキ1のキャッ
チ14に係合する。それぞれのキャッチ14の支持面1
5はそれぞれの耳部19の上面21と接触し、これによ
り固定ロワードラム7を軸方向に確実に保持するもので
ある。キャッチ14の側面17は固定ロワードラム7の
耳部19の側面22と接触し、よって固定ロワードラム
7のセンタリングを確実に行う。
すように受容部11上に置かれる。固定ロワードラム7
は次に、図3aに示すように軸AA’を中心に矢印24
の方向に回転する。固定ドラム7の回転運動の終わり
に、固定ロワードラム7の耳部19はデッキ1のキャッ
チ14に係合する。それぞれのキャッチ14の支持面1
5はそれぞれの耳部19の上面21と接触し、これによ
り固定ロワードラム7を軸方向に確実に保持するもので
ある。キャッチ14の側面17は固定ロワードラム7の
耳部19の側面22と接触し、よって固定ロワードラム
7のセンタリングを確実に行う。
【0040】耳部19の上面21と側面22は斜面とな
っており、回転開始時に耳部19とキャッチ14に相互
に隙間ができるので、初期のセンタリング軸方向位置決
めは比較的不正確でよい。正確な取付けはドラムの回転
運動の過程で達成される。従って、ドラムの取付けはド
ラム5を支持するアームによる案内で特に問題なく自動
的に行われる。
っており、回転開始時に耳部19とキャッチ14に相互
に隙間ができるので、初期のセンタリング軸方向位置決
めは比較的不正確でよい。正確な取付けはドラムの回転
運動の過程で達成される。従って、ドラムの取付けはド
ラム5を支持するアームによる案内で特に問題なく自動
的に行われる。
【0041】固定ロワードラム7の最良の割出し位置
は、当接部23を用いることにより得られた。この当接
部はキャッチ14の1つの前面18に当接するものであ
る。
は、当接部23を用いることにより得られた。この当接
部はキャッチ14の1つの前面18に当接するものであ
る。
【0042】模範実施例においては、耳部19の1つに
当接部23があることを除けば、3つの耳部が同じ形と
寸法を有する。ただし、他の実施例では、耳部19のそ
れぞれについて高さを違え、不正確な割出しによる取付
けを防ぐ構想もなされている。この場合には、ドラムが
正確に割り出されると、キャッチ14の高さはそれぞれ
対応する耳部19の高さに照合する。同じ結果は耳部1
9の厚さを変えた場合も得られる。どちらの場合でも厚
さ及び/又は高さが違うと、耳部19は回転運動が終了
する前にキャッチ14と当接して警告を発する。
当接部23があることを除けば、3つの耳部が同じ形と
寸法を有する。ただし、他の実施例では、耳部19のそ
れぞれについて高さを違え、不正確な割出しによる取付
けを防ぐ構想もなされている。この場合には、ドラムが
正確に割り出されると、キャッチ14の高さはそれぞれ
対応する耳部19の高さに照合する。同じ結果は耳部1
9の厚さを変えた場合も得られる。どちらの場合でも厚
さ及び/又は高さが違うと、耳部19は回転運動が終了
する前にキャッチ14と当接して警告を発する。
【0043】以上述べたように、耳部19は必ずしも固
定ロワードラム7の本体に関して突出する部分である必
要はなく、またこのドラムの本体がその周方向全体にわ
たって円筒状である必要はない。
定ロワードラム7の本体に関して突出する部分である必
要はなく、またこのドラムの本体がその周方向全体にわ
たって円筒状である必要はない。
【0044】図5に示す固定ロワードラム7では、耳部
19は固定ロワードラム7の外側周側面31に対して後
方に引込まれた側面30から突出している。ドラムに対
する耳部の大きさは、実施例の細部を明らかにするため
に拡大されている。
19は固定ロワードラム7の外側周側面31に対して後
方に引込まれた側面30から突出している。ドラムに対
する耳部の大きさは、実施例の細部を明らかにするため
に拡大されている。
【0045】図5に示す実施例によれば、耳部19のス
ラスト面21は固定ロワードラム7の軸AA’に垂直の
面である。この面の中央線は軸AA’に対してらせん状
をなす。
ラスト面21は固定ロワードラム7の軸AA’に垂直の
面である。この面の中央線は軸AA’に対してらせん状
をなす。
【0046】図6は支持面15をもつキャッチ14を示
す。支持面15は、耳部19のスラスト面21の斜面に
対応するよう傾斜している。ドラムの取り付け時は、図
5に示す凹溝27によりキャッチ14の通過が保証され
る。
す。支持面15は、耳部19のスラスト面21の斜面に
対応するよう傾斜している。ドラムの取り付け時は、図
5に示す凹溝27によりキャッチ14の通過が保証され
る。
【0047】図7に示すもう1つの実施例においては、
耳部19は固定ロワードラム7の周方向に分布している
だけでなく、段状に重ねられている。ドラムの周側面3
1から穿設した軸AA’に平行な凹溝27は、軸方向A
A’に沿って重なる長溝に到達しうるものである。長溝
の間の間隔が耳部19を形成しており、その上面21が
スラスト面を形成する。この実施例では、キャッチ14
(図示せず)に切り欠き面が設けられている。各切り欠
きの下面が、固定ロワードラム7の耳部19のスラスト
面にキャッチを支持する面を形成している。
耳部19は固定ロワードラム7の周方向に分布している
だけでなく、段状に重ねられている。ドラムの周側面3
1から穿設した軸AA’に平行な凹溝27は、軸方向A
A’に沿って重なる長溝に到達しうるものである。長溝
の間の間隔が耳部19を形成しており、その上面21が
スラスト面を形成する。この実施例では、キャッチ14
(図示せず)に切り欠き面が設けられている。各切り欠
きの下面が、固定ロワードラム7の耳部19のスラスト
面にキャッチを支持する面を形成している。
【0048】むろん、固定ロワードラム7に、図7に示
すものと同じ形の耳部を形成することも可能であるが、
ドラムの周側面31に対しては浮き上がった状態とな
る。この実施例は、図7の図解から十分自明と思われる
ので図示していない。
すものと同じ形の耳部を形成することも可能であるが、
ドラムの周側面31に対しては浮き上がった状態とな
る。この実施例は、図7の図解から十分自明と思われる
ので図示していない。
【0049】どの場合にも、耳部19の下面20は、単
独又は固定ロワードラム7の下面25の一部と併せて、
該ドラムをデッキに当接させる面として使用することが
できる。
独又は固定ロワードラム7の下面25の一部と併せて、
該ドラムをデッキに当接させる面として使用することが
できる。
【0050】耳部19は軸AA’を中心に対称に配列す
ることが望ましい。
ることが望ましい。
【0051】また図8で平面図で示すように、耳部19
は斜め面取りすることが望ましい。すなわち、耳部19
の側面22から軸AA’への距離は、耳部19の前部よ
りは後部のほうが大きい。従って、固定ロワードラム7
の回転が始まる瞬間に、キャッチ14と耳部19との間
には多少の遊びが得られる。この遊びは順次減少し、や
がて耳部19の側面22は固定ロワードラム7の案内面
を形成する。同様に、図2〜図7に示すように、キャッ
チ14のスラスト面21から固定ロワードラム7の下面
25への距離は前方から後方へと増してゆき、キャッチ
14のスラスト面を順次下側で支持する。また単独の面
で軸方向及び半径方向の案内とすることも可能である。
この場合には、スラスト面21は軸AA’に向かって傾
斜する。そこで表面21は截頭円錐形となる。
は斜め面取りすることが望ましい。すなわち、耳部19
の側面22から軸AA’への距離は、耳部19の前部よ
りは後部のほうが大きい。従って、固定ロワードラム7
の回転が始まる瞬間に、キャッチ14と耳部19との間
には多少の遊びが得られる。この遊びは順次減少し、や
がて耳部19の側面22は固定ロワードラム7の案内面
を形成する。同様に、図2〜図7に示すように、キャッ
チ14のスラスト面21から固定ロワードラム7の下面
25への距離は前方から後方へと増してゆき、キャッチ
14のスラスト面を順次下側で支持する。また単独の面
で軸方向及び半径方向の案内とすることも可能である。
この場合には、スラスト面21は軸AA’に向かって傾
斜する。そこで表面21は截頭円錐形となる。
【0052】むろん、1つ又は複数のキャッチ14の側
面17及び/又は支持面15に傾斜を設けることにより
回転前の初期の遊びを確保するとしても、同様の結果が
得られる。
面17及び/又は支持面15に傾斜を設けることにより
回転前の初期の遊びを確保するとしても、同様の結果が
得られる。
【0053】なお、明細書中の表記「w→」は、
【0054】
【数1】
【0055】である。
【図1】aは、公知のテープ保持デッキの概略図であ
り、bは、ACヘッド及びビデオヘッドに対して位置決
めされた磁気テープを概略的に示した図であり、cは、
デッキに対するテープの高さと固定ドラムのテープ案内
部との関連性を示す図である。
り、bは、ACヘッド及びビデオヘッドに対して位置決
めされた磁気テープを概略的に示した図であり、cは、
デッキに対するテープの高さと固定ドラムのテープ案内
部との関連性を示す図である。
【図2】aは、本発明によるドラムとそれを支承するデ
ッキの分解斜視図であり、bは、図aの円で囲んだ部分
の拡大図である。
ッキの分解斜視図であり、bは、図aの円で囲んだ部分
の拡大図である。
【図3】aは、ドラムとデッキとを、組立て位置に達す
る前の相互接触状態で示した斜視図であり、bは、図a
の円で囲んだ部分の拡大図である。
る前の相互接触状態で示した斜視図であり、bは、図a
の円で囲んだ部分の拡大図である。
【図4】aは、本発明による手段で組立てられたドラム
とデッキの斜視図であり、bは、図aの円で囲んだ部分
の拡大図である。
とデッキの斜視図であり、bは、図aの円で囲んだ部分
の拡大図である。
【図5】本発明によるドラムの別の実施例を示す図。
【図6】図5のドラムと共に使用される、本発明による
キャッチを支持するデッキを示す図。
キャッチを支持するデッキを示す図。
【図7】軸方向で重ねられた耳部を有する、本発明によ
るドラムの斜視図。
るドラムの斜視図。
【図8】斜め面取りされた側面を持つ耳部を備えたドラ
ムの平面図。
ムの平面図。
1 デッキ 3 磁気テープ 5 ドラム 6 アッパードラム 7 ロワードラム 15 支持面 19 耳部 20 下面 21 スラスト面 22 側面 25 下面 27 凹溝 29 前縁 31 周側面
Claims (12)
- 【請求項1】 磁気テープ(3)用の記録及び/又は再
生機器の固定ロワードラム(7)であって、該固定ロワ
ードラムは1つ又は複数の磁気ヘッドを支持する回転ア
ッパードラム(6)を軸AA’に沿ってセンタリングす
るものであり、固定ロワードラム(7)は、該固定ロワ
ードラムを支承するデッキ(1)にドラムを当接する面
を少なくとも一部構成する下面(25)と、周側面(3
1)とを有し、ドラムの軸AA’は該ドラムがデッキに
固定されたとき方向A0A’0を有し、固定ロワードラム
(7)にはデッキ(1)に固定ロワードラムを固定する
ために該デッキの固定手段と協働する固定手段が設けら
れている形式のものにおいて、固定ロワードラム(7)
をデッキ(1)に固定する手段は、該固定ロワードラム
(7)の周側面(31)の一部(30)から突出する1
つ又は複数の耳部(19)より成り、これらの耳部(1
9)は軸AA’にほぼ垂直の少なくとも1つのスラスト
面(21)を有し、該スラスト面(21)はそれぞれ軸
AA’を中心とする回転方向w→に前縁を有し、ドラム
の周縁は、該ドラムの各スラスト面(21)に対してド
ラムの下面(25)から該スラスト面の1つの前縁(2
9)へとつながる凹溝(27)を隠しており、各凹溝
は、軸AA’が固定方向にほぼ平行である経路でドラム
が運動するとき、該ドラムの下面から始まるこのスラス
ト面の前縁に固定ピンが出会うことを可能にするもので
あり、耳部のスラスト面(21)は軸を中心としたw→
の回転運動によりデッキ(1)にドラムを固定すること
を可能にするものであり、該回転運動は、下面(25)
がデッキ(1)付近にありかつ軸AA’が軸A0A’0の
付近にあるとき行われるものであり、回転運動により各
スラスト面(21)をデッキ(1)の支持面(15)の
下側にもたらすことを特徴とする固定ロワードラム。 - 【請求項2】 耳部(19)は固定ロワードラム(7)
の周側面(31)から突出することを特徴とする請求項
1記載の固定ロワードラム。 - 【請求項3】 耳部(19)は固定ロワードラム(7)
の周側面(31)の中空溝(30)から突出することを
特徴とする請求項1記載の固定ロワードラム。 - 【請求項4】 耳部(19)のスラスト面(21)の少
なくとも一部から固定ロワードラム(7)の下面(2
5)までの距離は、固定ロワードラム(7)の回転方向
に増加することを特徴とする請求項1から3までのいず
れか1項記載の固定ロワードラム。 - 【請求項5】 耳部(19)の側面(22)の少なくと
も一部から固定ロワードラム(7)の軸AA’までの半
径方向距離は、固定ロワードラム(7)の回転方向に増
加することを特徴とする請求項1又は4記載の固定ロワ
ードラム。 - 【請求項6】 耳部(16)は軸方向AA’に重ねられ
ていることを特徴とする請求項1又は6記載の固定ロワ
ードラム。 - 【請求項7】 耳部(19)は軸AA’を中心に規則正
しく配列されていることを特徴とする請求項1記載の固
定ロワードラム(7)。 - 【請求項8】 所定の耳部(19)の下面(20)の少
なくとも一部は固定ロワードラム(7)の当接面の少な
くとも一部を構成していることを特徴とする請求項1記
載の固定ロワードラム。 - 【請求項9】 磁気テープ(3)用の記録及び/又は再
生機器の固定ロワードラム(7)を支承するデッキ
(1)であって、該デッキ(1)は、固定ロワードラム
の当接面に対する支承ベース(12)の少なくとも一部
を構成する上面を有し、デッキ(1)は該デッキにロワ
ードラム(7)を固定するために該固定ロワードラムの
固定手段と協働する固定手段を有し、デッキ(1)の固
定手段はデッキへの固定用の1つ又は複数の部材(1
4)より成り、各部材はデッキ(1)上面にほぼ平行な
支持面(15)を有し、固定部材(14)は軸より等距
離に配列されていることを特徴とする磁気テープ(3)
用の記録及び/又は再生機器の固定ロワードラム(7)
を支承するデッキ。 - 【請求項10】 磁気テープ(3)用の記録及び/又は
再生機器の組み立てデッキ(1)であって、該デッキ
(1)は、該デッキに設けた固定ロワードラムの当接面
に対する支承ベース(12)の少なくとも一部を構成す
る上面を有し、デッキ(1)は該デッキに固定ロワード
ラム(7)を固定するために該固定ロワードラムの固定
手段と協働する固定手段を有し、固定ロワードラムは1
つ又は複数の磁気ヘッドを支持する回転アッパードラム
(6)を軸AA’に沿ってセンタリングするものであ
り、固定ロワードラム(7)は、該固定ロワードラムを
支承するデッキ(1)にドラムを当接する面の少なくと
も一部を構成する下面(25)と、周側面(31)とを
有し、ドラムの軸AA’はドラムがデッキに固定された
とき方向A0A’0を有し、固定ロワードラム(7)をデ
ッキ(1)に固定する手段は、該固定ロワードラム
(7)の側面(31)の一部(30)から突出する1つ
又は複数の耳部(19)より成り、これらの耳部(1
9)は軸AA’にほぼ垂直の少なくとも1つのスラスト
面(21)を有し、該スラスト面(21)はそれぞれ軸
AA’を中心とする回転方向w→に前縁(29)を有
し、ドラムの周縁は、ドラムの各スラスト面(21)に
対してドラムの下面(25)からスラスト面の1つの前
縁(29)へとつながる凹溝(27)を隠しており、各
凹溝は、軸AA’が固定方向にほぼ平行である経路で該
ドラムが運動するとき、ドラムの下面から始まるこのス
ラスト面の前縁(29)に固定ピンが出会うことを可能
にするものであり、ドラムのスラスト面(21)は軸を
中心としたw→方向の回転運動によりデッキ(1)にド
ラム(7)を固定することを可能にするものであり、該
回転運動は、下面(25)がデッキ(1)付近にありか
つ軸AA’が軸A0A’0の付近にあるとき行われるもの
であり、回転運動により各スラスト面(21)をデッキ
(1)の固定部材(14)の支持面(15)の下側にも
たらし、またデッキ(1)の固定手段はデッキへの固定
用の1つ又は複数の部材(14)より成り、各部材はデ
ッキ(1)上面にほぼ平行な支持面(15)を有し、固
定部材(14)は軸より等距離に配列されていることを
特徴とする磁気テープ(3)用の記録及び/又は再生機
器の組み立てデッキ。 - 【請求項11】 耳部(19)のスラスト面(21)と
デッキ(1)の固定部材(14)の支持面との間にある
遊び空間は、固定ロワードラム(7)の回転方向に減少
することを特徴とする請求項10記載の組み立てデッ
キ。 - 【請求項12】 デッキ(1)の固定部材(14)の側
面とキャッチの側面(22)との間にある遊び空間は、
固定ロワードラム(7)の回転方向に減少することを特
徴とする請求項10記載の組み立てデッキ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9515400A FR2742957B1 (fr) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | Montage simplifie d'un tambour sur une platine de magnetoscope |
FR9515400 | 1995-12-22 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10154364A true JPH10154364A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=9485887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8343829A Pending JPH10154364A (ja) | 1995-12-22 | 1996-12-24 | ビデオレコーダデッキに対するシンプルなドラム取付け機構 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5867349A (ja) |
EP (1) | EP0780835B1 (ja) |
JP (1) | JPH10154364A (ja) |
CN (1) | CN1143274C (ja) |
DE (1) | DE69623735T2 (ja) |
FR (1) | FR2742957B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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