JPH10152882A - 下水道用縦管構造 - Google Patents

下水道用縦管構造

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JPH10152882A
JPH10152882A JP8314788A JP31478896A JPH10152882A JP H10152882 A JPH10152882 A JP H10152882A JP 8314788 A JP8314788 A JP 8314788A JP 31478896 A JP31478896 A JP 31478896A JP H10152882 A JPH10152882 A JP H10152882A
Authority
JP
Japan
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vertical pipe
vertical
spacer
length
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP8314788A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Ishida
敬一 石田
Hirohide Nakagawa
裕英 中川
Yoshikazu Marushita
芳和 丸下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】縦管の長さ調節を簡単に行うことができる下水
道用縦管構造を提供する。 【解決手段】マンホールの側壁に設けられた下水の流入
部に、縦管1が接続され、この縦管1の下端に設けた流
出部からマンホール底部の下水本管へと下水を屈曲させ
て硫化させるようになされた縦管構造において、縦管1
同士の接続部のうち少なくとも一部に、縦管1の管長を
調節するスペーサ6を介在させた下水道用縦管構造であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下水道用縦管に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、マンホールの側壁に設けられた
下水の流入部に、縦管を接続し、この縦管の下端に設け
た流出部からマンホール底部の下水本管へと下水を流出
させるようにした下水道用縦管構造が知られている(例
えば、実開平4−53842号公報参照)。
【0003】従来より、この下水道用縦管構造におい
て、下水の流入部からマンホール底部の下水本管までの
高低差が大きい場合には、複数の縦管を継ぎ足し接続し
て施工していた。
【0004】この場合、縦管同士の接続方法としては、
図5に示すように、縦管aの一端部に形成した拡径部b
内にシールゴムcを介して、他の縦管aの他端部を受け
挿し接続するスリップオン方式(図5(a)参照)や、
縦管aの両端部にフランジ面dを形成し、このフランジ
面d間にシールゴムeを介してボルトfとナットgで締
結接続するフランジ方式(図5(b)参照)や、互いに
突き合わせた縦管aの端部外周面を筒状のシールゴムh
で被覆し、このシールゴムhの周りを締結バンドiで締
結接続する突き合わせ方式(図5(c)参照)などが知
られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
下水道用縦管構造においては、下水の流入部から流出部
までの距離が決まっており、これに合わせて縦管の長さ
を設計するのが常であるが、実際には、流入部から流出
部までの距離にある程度の誤差があり、縦管の長さが設
計通りにはいかない。また、流入部から流出部までの距
離を現場で実測した場合であっても、計測誤差などを生
じることがある。
【0006】しかし、上記従来の接続方法では、上述し
たような誤差に対応できないので、施工する際には、縦
管の底部にスペーサを介在させて縦管の高さ合わせを行
わなければならないといった不都合を生じていた。
【0007】また、このような縦管の底部にスペーサを
介在させる場合でも、施工する前の段階で誤差に気付い
ていなければならず、施工途中で誤差に気付いた場合に
は、所定長さに切断した縦管を別途用意して誤差を調節
しなければならないといった不都合を生じていた。
【0008】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、縦管の長さ調節を簡単に行うことができる下
水道用縦管構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の下水道用縦管構造は、マンホールの側壁に設
けられた下水の流入部に、縦管が接続され、この縦管の
下端に設けた流出部からマンホール底部の下水本管へと
下水を屈曲させて硫化させるようになされた縦管構造に
おいて、縦管同士の接続部のうち少なくとも一部に、縦
管の管長を調節するスペーサを介在させたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は下水道用縦管構造(以下、単に縦管
構造と言う。)の全体構成の概略を示し、図2は同縦管
構造における縦管1同士の接続状態を示している。
【0012】すなわち、この縦管構造は、マンホール2
の側壁に設けられた下水の流入部21に、曲がり縦管3
を介して縦管1が接続され、この縦管1の下端に設けた
流出部10からマンホール2の底部の下水本管4へと下
水を垂直方向に落下させるようになされている。
【0013】また、縦管1内には、中空軸51の周りに
螺旋翼52が設けられたスクリュウ軸5が内挿されてい
る。このスクリュウ軸5は、流入部21から落下する下
水の落下衝撃によって、縦管1の底部に当たるマンホー
ル2の底面20がひび割れたりするのを防止とともに、
下水の落下時の騒音や下水臭気を防止するようになされ
ている。
【0014】そして、図2に示すように、縦管1同士の
接続部にスペーサ6を介在させることで、縦管1の長さ
が調節されている。すなわち、この縦管1は、一端部に
拡径部11が形成されており、この縦管1の拡径部11
内には、縦管1と略同径で同肉厚の短管状のスペーサ6
が配置されている。そして、外周面にOリング7を装着
した他の縦管1の他端部12が、拡径部11内に受け挿
し接続され、このスペーサ6の高さH分だけ縦管1の接
続長が長くなるように調節されている。ただし、この場
合、スペーサ6の高さHが高すぎると縦管1同士が充分
に受け挿し接続されないことが懸念されるため、このス
ペーサ6の高さHとしては、拡径部11の深さDの半分
以下とすることが望ましい。
【0015】このスペーサ6の材質としては、各種金属
製のものや、樹脂材料などで形成された非金属製のもの
などを用いることができる。このうち、樹脂製のもの
は、軽量であるため好ましい。この樹脂製のものとして
は、熱可塑性樹脂のものと熱硬化製樹脂のものとが使用
できる。このうち、熱可塑性樹脂のものとしては、塩化
ビニル樹脂をはじめ、ポリエチレンやポリプロピレンな
どのオレフィン系樹脂や、メタクリル樹脂などのものを
用いることができる。また、熱硬化製樹脂のものとして
は、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、エ
ポキシ樹脂などのものを用いることができる。また、樹
脂材料中に、炭素繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維な
どの有機繊維やガラス繊維などの無機繊維を混入して強
化したものを使用しても良い。また、縦管1が繊維強化
樹脂製の場合には、このスペーサ6としても、塩化ビニ
ルや不飽和ポリエステル樹脂などを使用した繊維強化樹
脂製のものが安価であり好ましい。
【0016】なお、このスペーサ6の材質としては、上
述したものに限定されるものではなく、縦管1と同質、
または同質でなくても、スペーサ6としての機能を果た
し、耐磨耗性、耐腐食性、耐薬品性などを有する各種材
質のものを使用することができる。
【0017】また、本実施の形態では、縦管1は、受け
挿し接続のスリップオン方式の接続構造となされている
が、図3に示すように、縦管1の端部にフランジ面13
を形成し、このフランジ面13間にシールゴム71を介
してスペーサ6を挟み込み、ボルト8とナット9で締結
するようにしたフランジ方式の接続構造の場合であって
も良い。この場合、スペーサ6の形状としては、フラン
ジ面13に略合致する形状であることが好ましい。ま
た、この他にも、図4に示すように、縦管1の端部間
に、縦管1と略同径で同肉厚の短管状のスペーサ6を介
在させ、この周囲を筒状のシールゴム72で被覆し、こ
のシールゴム72の外周面から締結バンド73で締結す
るようになされた突き合わせ方式の接続構造であっても
良い。
【0018】さらに、本実施の形態では、縦管1同士の
間にスペーサ6を介在させて長さ調節を行う場合につい
て述べているが、縦管1と曲がり縦管3との接続部分に
スペーサ6を介在させて長さ調節を行っても良い。
【0019】この縦管構造によると、設計誤差や、計測
誤差などによって、あらかじめ設定した縦管1の全長を
変更しなければならないような場合、スペーサ6によっ
て調節することができる。特に、縦管1の全長が数十メ
ートルに及ぶ高深度用の縦管構造の場合、複数の縦管1
を接続するため、誤差を生じやすくなるが、このような
場合であっても、スペーサ6によって誤差を修正して正
確に施工することができる。また、マンホール2の底部
から順に縦管1を接続し、下水の流入部21の近くまで
縦管1を施工した施工終了近くの段階で、誤差を修正す
る必要を生じたような場合でも、この流入部21近くの
縦管1同士の間、または縦管1と曲がり縦管3との間に
スペーサ6を介在させることで、縦管1の長さ調整を行
うことができる。そのため、縦管1の全長が数十メート
ルに及ぶ高深度用の縦管構造のように、実質的に縦管1
の施工のやり直しができないような場合であっても、簡
単に縦管1の長さを調整することができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、設
計誤差や、計測誤差などによって、あらかじめ設定した
縦管の長さを変更しなければならないような場合であっ
ても、縦管同士の接続部のうち少なくとも一部に、縦管
の管長を調節するスペーサを介在させることで、現場で
簡単に縦管の長さを調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】下水道用縦管構造の全体構成の概略を示す部分
断面図である。
【図2】縦管同士をスリップオン方式で接続した状態を
示す断面図である。
【図3】縦管同士をフランジ方式で接続した状態を示す
断面図である。
【図4】縦管同士を突き合わせ方式で接続した状態を示
す断面図である。
【図5】(a)ないし(c)は、従来の縦管同士の接続
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 縦管 10 流出部 2 マンホール 21 流入部 3 曲がり縦管(縦管) 4 下水本管 6 スペーサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホールの側壁に設けられた下水の流
    入部に、縦管が接続され、この縦管の下端に設けた流出
    部からマンホール底部の下水本管へと下水を屈曲させて
    硫化させるようになされた縦管構造において、 縦管同士の接続部のうち少なくとも一部に、縦管の管長
    を調節するスペーサを介在させたことを特徴とする下水
    道用縦管構造。
JP8314788A 1996-11-26 1996-11-26 下水道用縦管構造 Pending JPH10152882A (ja)

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JP8314788A JPH10152882A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 下水道用縦管構造

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JP8314788A JPH10152882A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 下水道用縦管構造

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JPH10152882A true JPH10152882A (ja) 1998-06-09

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002146892A (ja) * 2000-11-09 2002-05-22 Sekisui Kanzai Technics Kk 下水道用縦管の点検口蓋構造
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JP2017150243A (ja) * 2016-02-25 2017-08-31 積水化学工業株式会社 マンホール更生方法および更生マンホールの接合部構造

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