JP4061282B2 - マンホール内装部材、及び、これを用いたマンホール - Google Patents

マンホール内装部材、及び、これを用いたマンホール Download PDF

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本発明は、マンホール内装部材、及び、これを用いたマンホールに関する。
現に地中に埋設され、下水処理設備の用に供されているマンホールにおいては、桝状基体の全体がコンクリート成型物でなる構成が一般的である。この種のマンホールは、その使用環境によって内壁面に腐食等の劣化が生じ易い。例えば、下水管内には、糞尿等を含む家庭排水、工業設備から排出される各種廃液、さらには硫黄酸化物等を含む雨水が流れており、それら液体から発生する硫化水素が微生物作用により硫酸を生成し、マンホール内壁面を腐食する。また、特に温泉街においては、下水を流れる温泉排水によりマンホール内壁面が腐食することとなる。
上述したコンクリート腐食部分を放置した場合、マンホール内壁面に周囲からの土圧により亀裂が生じ、この亀裂によりマンホールが崩壊する危険性が極めて高くなる。従って、内壁面に腐食部分を生じたマンホールは、早急に内壁面を補修することが重要となる。
この種のマンホールの補修工事に求められる技術的課題として、第1に、補修後のマンホールが、周囲からの土圧に対抗しうる構造的強度を有していることが重要となる。
一般に、マンホール補修工事においては、まず、コンクリート腐食部分を高圧水洗浄により除去する工程を含む。このため、腐食部分除去後のマンホール内壁面は、凹凸が広範囲に渡って形成されていることとなるから、このような凹凸面に対して内装部材を配置したとしても、マンホール内壁面と、内装部材との構造的一体性、及び、構造的強度の確保が困難であった。同様に、一旦、腐食部分除去後の凹凸面に内装部材を配置できたとしても、長期間に渡って良好な構造的一体性、及び、構造的強度を維持することが困難であった。
第2に、マンホール補修工事は、簡易な方法、又は、小規模な設備で実行できることが望ましい。従来の主流であった敷設替え工法は、開削により既設マンホールを除去し、新規マンホールを埋設する工法であった。このように施工に要する設備が大規模化する工法によると、工事の度に全面通交止めが必要になる等、一般交通に対する負担が過度に発生することとなる。従って、重大な交通渋滞を招くことの好ましくない幹線道路や、交通量の激しい繁華街では、実質的にマンホールの補修を行うことができないという問題点があった。
第3に、マンホール補修工事は、施工期間の短縮化が重要である。上述したようにマンホール補修工事においては、一般交通への負担の低減を考慮しなければならない。施工に要する設備が大規模化する工法によると、マンホール内壁面の補修作業の他に、施工設備の搬送、設置、及び、撤収作業を要することとなる。従って、施工期間の長期化が避けられず、施工地域において交通渋滞が慢性化する問題を生じていた。
第4に、マンホール補修工事は、補修コストの低減が重要である。即ち、下水道設備が広く有機的に完備されている現状において、一旦、何らかの原因によりマンホール内壁面に腐敗が生じた場合、補修工事を広範囲に渡って実行しなければならないこととなる。従って、補修工事に用いられるマンホール内装部材は、製造コスト、及び、施工コストの低減を達成しうるものであることが重要になる。
第5に、一般にマンホールは、開口部が600mm程度、底部が900mm程度で構成されており、開口部が狭い構造になっている。上記マンホールの構造を前提として、補修工事を行うこととなるから、マンホール内装部材は、開口部からマンホール内部空間に容易に案内しうること、及び、マンホール底部に可能な限り追従し、マンホールを有効利用しうる大容量の内部空間を備えることの、相反する要請を達成していなければならない。
上述した問題を解決するため、例えば、特許文献1は、ガラス繊維布をマンホール内壁面の裏打ち箇所の大きさに合わせて裁断し、裁断された布地に樹脂液を含浸させ、樹脂液の含浸された布地を裏打ち箇所に張付け、張付けられた布地を押圧部材を用いて、その樹脂液が硬化するまで押圧するマンホールの裏打ち方法を開示している。
特許文献2は、マンホール内をライニングして補修するマンホール補修方法において、内壁面を隙間を有して覆うようにプラスチック製の薄肉の補修材をマンホール内に配置し、その後、内壁面とこの補修材との隙間に液状のライニング用常温硬化性注入材を充填して硬化させることを特徴とするマンホール補修方法を開示している。
特許文献3は、有底筒形ライニング材の上壁にスチーム導入口と空気等排出口があけられており、このライニング材を小さく折り畳んで既設人孔内に挿入後、導入口より加熱スチームを導入してライニング材を有底筒形に復元した後、ライニング材を冷却固化せしめ、ライニング材の上壁を切断除去するとともに、ライニング材の底壁に通水孔をあけ、最後に、既設人孔の周壁とライニング材の周壁との間の間隙に充填剤を流し込み、有底筒形ライニング材を周壁内面に固定する既設人孔の補修方法を開示している。
特許文献4は、マンホール内面壁を覆う筒状部とマンホール開口部に合わせた形状部とが一体となっている筒状物であり、マンホール内に設置するとマンホール内面との間に隙間を生じる程度の大きさで、該筒状物が筒をつぶして折り曲げられる程度の柔軟性を有し、かつ該筒状物の外面に突起部を複数個有することを特徴とするマンホール内面形成材を開示している。
特許文献5は、縦方向に1箇所切断された筒状マンホール補修材を用いてマンホール内を補修する方法であって、マンホール直壁部及び斜壁部を覆うためのマンホール補修材を準備する工程と、下水管口位置に閉塞材を配置する工程と、マンホール補修材をオーバーラップ状態となるように縮径させ、順次マンホール内に挿入して嵌め込み積み重ねる工程と、積み重ね工程中又は後にマンホール補修材を拡径させ、マンホール内壁面を隙間を有して覆う状態に保持する拡径工程と、マンホール内壁面とマンホール補修材との隙間に液状のライニング用硬化性注入材を充填するライニング工程とを行うことを特徴とするマンホール補修方法を開示している。
特許文献6は、2以上の防食板を接続するジョイント部材であって、1枚の表面支持用板部と2枚の裏面支持用板部を有し、これら板部は、表面支持用板部の裏面であってその左右側縁より内側位置に、裏面支持用板部の一方端がそれぞれ連結部を介して接続されたものであり、表面支持用板部と裏面支持用板部が略平行であって、該表面支持用板部と該裏面支持用板部とにより形成される間隙を防食板の差込み用とし、表面支持用板部の側縁よりも裏面支持用板部の他方端側縁が外方向に位置していることを特徴とする防食板ジョイント部材を開示している。
しかし、特許文献1乃至6の記載技術よっても、上述した問題を充分に解決しているとは言えない。
特開平9−268639号公報 特許第2687096号公報 特許第2552593号公報 特開2001−248177号公報 特許第2641713号公報 特開2002−38507号公報
本発明の課題は、マンホール補修作業を迅速、且、安価で実行しうるマンホール内装部材、及び、これを用いたマンホールを提供することである。
本発明のもう1つの課題は、優れた構造的強度を有するマンホール内装部材、及び、これを用いたマンホールを提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、製造、輸送、組立、配置作業を容易、且、迅速に行うことができるマンホール内装部材、及び、これを用いたマンホールを提供することである。
本発明に係るマンホール内装部材は、基体部と、連結部とを含む。基体部は、円弧形状を有する板状体であって、湾曲端縁と、非湾曲端縁とを含む。湾曲端縁は、基体部の長さ方向の両端において相対向する2辺である。非湾曲端縁は、基体部の幅方向の両端において相対向する2辺である。連結部は、凹凸嵌合のための段差形状を有しているとともに、非湾曲端縁の少なくとも一辺側に備えられている。
上述したマンホール内装部材は、複数がマンホール基体と組み合わされてマンホールに用いられる。即ち、本発明に係るマンホールは、複数のマンホール内装部材と、マンホール基体とを含む。複数のマンホール内装部材は、それぞれが幅方向に配置され、隣接するマンホール内装部材相互間において相対向する非湾曲端縁が、連結部の凹凸嵌合により結合され筒状体を構成する。マンホール基体は、内壁面により区画された内部空間を有し、内部空間には筒状体が配置されている。
(1)マンホール内装部材
上述したように、本発明に係るマンホール内装部材は基体部を含んでおり、基体部は、円弧形状を有する板状体であって量産性に富む形状であるから、製造コストを低減することができるとともに、嵩張らない態様で迅速、且、大量に輸送することができる。
本発明に係るマンホール内装部材は連結部を含んでおり、連結部は、凹凸嵌合のための段差形状を有しているとともに、非湾曲端縁の少なくとも一辺側に備えられている。従って、マンホール内装部材は、幅方向に容易に組み合わせて、筒状体を構成することができる。
(2)マンホール
本発明に係るマンホールは、上述したマンホール内装部材の複数がマンホール基体と組み合わされて用いられている。複数のマンホール内装部材は、それぞれが幅方向に配置され、且、隣接するマンホール内装部材相互間において相対向する非湾曲端縁が、連結部の凹凸嵌合により結合され筒状体を構成する。マンホール基体は、内壁面により区画された内部空間を有し、内部空間には筒状体が配置されている。
上述した構造によると、本発明に係るマンホールは、内装部材をマンホール基体の開口部から容易に案内することができるとともに、筒状体への組み立て後は、マンホール基体の内部において大容量の内部空間を形成することができる。
さらに、マンホール内装部材の使用枚数、及び、組み合わせ枚数を任意に設定することにより、筒状体の径寸法を容易に調整することができる。従って、本発明に係るマンホールの構造によると、様々な容量の内部空間を有するマンホール基体に容易に追従し、且、迅速にマンホール内装部材を設置することができる。
マンホール内装部材は、連結部を含む。連結部は、凹凸嵌合のための段差形状を有しているとともに、非湾曲端縁の少なくとも一辺側に備えられている。従って、隣接するマンホール内装部材相互間の嵌合構造について別異の連結部材を用いる必要がなくなるので、組立作業を容易、且、迅速に行うことができる。同様に、筒状体の製造コスト、及び、施工コストを低減することができる。
(3)本発明に係るマンホール内装部材の好ましい実施の形態
本発明に係るマンホール内装部材の好ましい実施の形態について、基体部は、耐腐食性を有する材料により構成されている。耐腐食性を有する材料としては、例えば、強化樹脂プラスチック材、又は、ポリプロピレン等の合成樹脂材料、若しくは、ステンレス等の金属材料を含む。この構成によると、マンホール内装部材は、マンホール補修後にも継続して発生する腐食に対して優れた耐久性を有する。
別の好ましい実施の形態として、連結部は、湾曲端縁の少なくとも一辺側に備えられている。この構成によると、マンホール内装部材を長さ方向に容易に組み合わせて、適当な長さ寸法を有する筒状体を得ることができる。
更に別の好ましい実施の形態として、段差形状は、非湾曲端縁の相対向する2辺のうち、1辺においては基体部の外周面に設けられており、他辺においては基体部の内周面に設けられている。さらに好ましくは、段差形状は、湾曲端縁の相対向する2辺のうち、1辺においては基体部の外周面に設けられており、他辺においては基体部の内周面に設けられている。この構成によると、マンホール内装部材の製造コストを低減し、且、このマンホール内装部材を用いたマンホールの補修に要する施工コストを低減することができる。
更に別の好ましい実施の形態として、連結部は、凹凸嵌合のための段差形状が凹溝であって、凹溝は、基体部の内周側突片、及び、外周側突片によって挟まれている。また、連結部は、凹凸嵌合のための段差形状が凸片であって、凸片は、基体部の内周側段差形状、及び、外周側段差形状によって挟まれている。この構成によると、マンホール内装部材の製造コストを低減し、且、このマンホール内装部材を用いたマンホールの補修に要する施工コストを低減することができる。
更に別の好ましい実施の形態として、複数のマンホール内装部材は、それぞれが幅方向、及び、長さ方向に配置され、隣接するマンホール内装部材相互間において相対向する湾曲端縁、及び、非湾曲端縁が、連結部の凹凸嵌合により結合され筒状体を構成する。この構成によると、マンホール内装部材の使用枚数、及び、組み合わせ枚数を任意に設定することにより、筒状体の径寸法、長さ寸法、及び、内部容量を容易に増減することができる。従って、様々な容量の内部空間を有するマンホール基体に対し、迅速、且、容易にマンホール内装部材を設置することができる。
更に別の好ましい実施の形態として、マンホール基体は、内部空間の底部に流路を有する。筒状体は、切欠部を有するとともに、切欠部が、流路と適合するように位置決めされている。この構成によると、マンホールの補修に要する施工期間を短縮し、且、施工コストの低減を達成することができる。
更に別の好ましい実施の形態として、筒状体は、さらに締め部材を含む。締め部材は、隣接するマンホール内装部材相互間に配置され、筒状体の周方向に押し圧力を加える。この構成によると、マンホール内装部材組立体は、組立作業が容易であると共に、優れた構造的強度を有する。
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
(1)マンホール内装部材
図1は本発明の一実施形態に係るマンホール内装部材の正面図、図2は図1に示したマンホール内装部材の背面図、図3は図1に示したマンホール内装部材の平面図、図4は図1の4−4線に沿った断面図である。図1乃至図4を参照すると、マンホール内装部材は、基体部10と、連結部16とを含む。
基体部10は、円弧形状を有する板状体であって、好ましくは耐腐食性を有する材料により構成されている。耐腐食性を有する材料としては、例えば、繊維強化プラスチック(FRP=Fiber Reinforced Plastics)、又は、ポリプロピレン(PP)等の合成樹脂材料、若しくは、ステンレス等の金属材料が挙げられる。この構成によると、マンホール内装部材は、マンホールに内装された後にも継続して発生する腐食に対して、優れた耐久性を有し、優れた構造的強度を長期間に渡って維持することができる。
基体部10は、湾曲端縁14と、非湾曲端縁15とを含む。湾曲端縁14は、矢印Lで示す基体部10の長さ方向の両端において相対向する2辺である。非湾曲端縁15は、矢印Wで示す基体部10の幅方向の両端において相対向する2辺である。
連結部16は、基体部10の幅方向Wの両端において相対向する非湾曲端縁15のそれぞれに備えられている。さらに、図1乃至図4に示すマンホール内装部材を参照すると、連結部16は、基体部10の長さ方向Lの両端において相対向する湾曲端縁14のそれぞれにも備えられている。
上述した連結部16は、凹凸嵌合のための段差形状160を有している。図1乃至図4に示すマンホール内装部材を参照すると、段差形状160は、湾曲端縁14の2辺のうち、1辺においては基体部10の外周面12に設けられており、他辺においては基体部10の内周面13に設けられている。同様に、段差形状160は、非湾曲端縁15の2辺のうち、1辺においては基体部10の外周面12に設けられており、他辺においては基体部10の内周面13に設けられている。この構成によると、マンホール内装部材の製造コストを低減することができる。
本発明に係るマンホール内装部材の好ましい態様について、図3に示す円Cは、一般的なマンホール開口部の径寸法D1を示すものである。径寸法D1は、一例であるが、600mmである。図示するようにマンホール内装部材の基体部10は、最大幅寸法D2が600mm以下であるから、マンホール内装部材を一般的なマンホール開口部からマンホールの内部に案内することができる。
さらに、マンホール内装部材は、好ましくは、複数の取付孔19を有する。図4を参照すると、複数の取付孔19は、貫通孔であって、連結部16の段差形状160の面内において間隔を隔てて配置されている。また、取付孔19は、基体部10の内周面13の側に拡張された開口部分を有する。
上述したように、マンホール内装部材は、基体部10と、連結部16とを含む。基体部10は、円弧形状を有する板状体であって、量産性に富む形状であるから、製造コストを低減することができるとともに、嵩張らない態様で容易に輸送することができる。
マンホール内装部材は、連結部16を含む。連結部16は、凹凸嵌合のための段差形状160を有する。段差形状160は、湾曲端縁14、及び、非湾曲端縁15それぞれにおいて、相対向する2辺に備えられている。従って、マンホール内装部材は、幅方向W、及び、長さ方向Lに容易に組み合わせることができる。
マンホール内装部材は、好ましくは、連結部16の段差形状160の面内に、複数の取付孔19を有する。この構成によると、複数のマンホール内装部材を組み合わせて筒状体100を構成する場合に、連結部16の凹凸嵌合構造を、ビス等の止め具を用いて容易に固定することができるともに、組立により得られるマンホール内装部材は、優れた構造的強度を有することができる。
また、図示する取付孔19は、基体部10の内周面13に拡張された開口部分を有するから、複数のマンホール内装部材を用い、止め具により結合する組立作業が容易である。なお、取付孔19を設けないとしても、段差部分160に接着剤を塗布する等の結合手段により、同様の効果を得ることができる。筒状体100については、後に詳細に説明する。
(2)マンホール
上述したマンホール内装部材は、複数がマンホール基体2と組み合わされて、マンホールを構成する。次に、本発明に係るマンホール内装部材を用いたマンホールについて説明する。図5は、本発明の一実施形態に係るマンホールの部分破断正面図である。以下の説明で、既に述べた図面に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付す。
図5を参照すると、マンホールは、マンホール基体2を含む。マンホール基体2は、当該技術分野において周知の構成要素であって、上部ブロック21、中間ブロック22、及び、底部ブロック23を含む。上部ブロック21は、一面側に蓋211を有し、蓋211はグランドライン4に露出している。底部ブロック23は、流路231を有し、流路231に排水管5が接続されている。流路231は、隣接する排水管5を接続し、汚水6等を流す。マンホール基体2は、内壁面20により区画された内部空間を有する。
さらにマンホールは、複数のマンホール内装部材1を含む。複数のマンホール内装部材1は、それぞれが幅方向W、及び、長さ方向Lに配置され、隣接するマンホール内装部材1の相互間において相対向する湾曲端縁14、及び、非湾曲端縁15が、連結部16の凹凸嵌合により結合され筒状体100を構成する。筒状体100は、マンホール基体2の内部に配置されている。
上述した筒状体100について、図6は図5に示したマンホールに用いられる筒状体100の断面図、図7は図5に示したマンホールに用いられる筒状体100の一部を示す正面図である。筒状体100は、好ましくは、5つのマンホール内装部材1の組み合わせにより断面円形状に構成されている。隣接するマンホール内装部材1の相互間は、連結部16の段差形状160により相互に凹凸嵌合されており、且、凹凸嵌合構造がビス等の止め具9により固定されている。
図8は図5に示したマンホールの上部を拡大して示す部分断面図、図9は図5に示したマンホールの平面図である。
図8を参照すると、マンホール内壁面20の腐食部分が、好ましくは高圧水洗浄により除去されており、腐食部分除去後の凹凸面には補修充填剤7が充填されて補強されている。補修充填剤7としては、エポキシ樹脂等の合成樹脂材料や、モルタル等を用いることができる。また、マンホール基体2の内壁面20と、筒状部材100の外周面との間には支持補強剤8が備えられている。支持補強剤8には、一般にモルタルが用いられる。補修充填剤7と、支持補強剤8とは、同一材料を用いて一括形成することもできる。
図9を参照すると、筒状体100の開口部は径寸法D3を有し、マンホール基体2は径寸法D1を有する。筒状体100は、図9に示す上部ブロック21で径寸法D3が最小となり、中間ブロック22及び底部ブロック23の積層方向に伸びるに従って、マンホール基体2の内部空間200にそって拡張される。
上述した筒状体100の拡張構造について、図10は図9に示したマンホール上部に用いられる内装部材1の平面図、図11は図10に示したマンホール内装部材1の底面図である。
本発明に係るマンホール内装部材1の中心的構造は、マンホール内装部材1を複数の基体部10に分割することにより、マンホールの内部空間200に搬入容易をしたこと、及び、搬入した複数のマンホール内装部材1を筒状体100に組立する作業において、基体部10が、その相対向する端部に連結部16を備えることにより、容易、且、迅速な組立作業を可能としたことにある。従って、マンホール内装部材1の基体部10の湾曲は、必ずしも均一な形状である必要はない。図示するように、マンホール内装部材1は、マンホール基体2の内部空間において具体的設置箇所に対応して適当な形状をとることができる。
図12は、図5に示したマンホールの中間部分を拡大して示す部分断面図である。図12を参照すると、マンホールは、複数のマンホール内装部材1を有し、マンホール内装部材1は、長さ方向L、及び、幅方向Wに組み合わされて筒状体100を構成している。従って、マンホール内装部材1は、様々な容量で構成されているマンホール基体2の内部空間に対し、長さ方向L、及び、幅方向Wに容易に追従することができる。
上述した組み合わせは、好ましくはビス等の止め具9を用いて、筒状体100の内側から結合される。従って、隣接するマンホール内装部材1の相互間を容易、且、迅速に結合することができる。
図13は図12に示したマンホール内装部材の内部構造を示す正面断面図、図14は図13に示したマンホール内装部材の平面断面図である。
一般に、既設マンホールの内部には、保守点検時に作業員が昇降するステップ24が備えられている。図13及び図14に示すマンホール内装部材1は、これらのマンホールの内部に筒状体100を形成する場合に、製造コストの増加を回避するため、既存のステップ24を露出する貫通構造としてステップ露出部101を備えるものである。従って、図13及び図14に示すマンホール内装部材1は、ステップ露出部101を備える以外は、図1乃至図4に示したマンホール内装部材1と同様の構造及び作用効果を有する。
図示するステップ露出部101の設置数、設置間隔、又は、寸法等は例示に過ぎない。これ等は、具体的な施工条件に従って適当に設計することができる。
図15は、図5に示したマンホールの底部ブロックの一部を拡大して示す正面断面図である。一般に、既設マンホールには、排水管5、及び、排水管5に接続する流路231が備えられている。図15に示す筒状部材100は、既存の排水管5、及び、流路231を効率的に利用するための切欠部102を有する。筒状体100は、切欠部102が、流路231に適合するように位置決めされているものである。従って、図15に示すに示すマンホール内装部材1は、切欠部102を備える以外は、図1乃至図4に示したマンホール内装部材1と同様の構造及び作用効果を有する。
図示する切欠部102の形状、径寸法、設置位置等は例示に過ぎない。これ等は、具体的な施工条件に従って適当に設計することができる。
図5乃至図15を参照して説明した構造によると、マンホールは、図1乃至図4に示したマンホール内装部材1を有するから、図1乃至図4を参照して説明した利点を全て含む。
本発明の一実施形態に係るマンホールに用いられる筒状体100は、複数の内装部材1の組み立て構造である。マンホール内装部材1のそれぞれは、小型化及び軽量化が可能であって、施工現場での取りまわしが容易であるから、マンホール内に筒状体100形成する作業の高効率化が図られる。また、作業の高効率化により施工期間の短縮を実現できるから、一般交通への負担を最小限に抑えることができる。
複数のマンホール内装部材1は、それぞれが幅方向W、及び、長さ方向Lに配置される。隣接するマンホール内装部材1の相互間において相対向する湾曲端縁14、及び、非湾曲端縁15が、連結部16の凹凸嵌合により結合される。この構成によると、マンホール内装部材1を複数結合して得られる筒状体100は、マンホール内装部材1の使用枚数、及び、組み合わせ枚数を任意に設定することにより、径寸法、長さ寸法、及び、内部容量を容易に増減することができる。従って、様々な容量の内部空間を有するマンホール基体2に対し、迅速、且、容易にマンホール内装部材1を設置することができる。
内装部材1は組立構造であるため、拡張された内部空間を有するマンホール基体の底部に適合するように製造した場合においても、開口部からの搬入作業を容易に実行することができる。
マンホール内装部材1は、連結部16を含む。従って、このマンホール内装部材1を用いた筒状体100は、部品点数が低減されており、且、筒状体100の組み合わせ構造が簡略化されているから、製造コストを低減することができる。また、部品相互間の連結作業も簡略化されているので、容易、且、迅速に組立作業を実行することができ、施工効率の向上が図られる。
マンホールは、内壁面20の腐食部分が、好ましくは高圧水洗浄により除去されており、腐食部分除去後の凹凸面には補修充填剤7が充填されて補強されている。即ち、マンホールは内壁面20が平滑化されているから、マンホール基体2の内部に筒状体100を安定して設置することができる。また、マンホール基体2の内壁面20と、筒状部材100の外周面との間には支持補強剤8が備えられているから、マンホール内壁面20と、筒状部材100との構造的一体性、及び、構造的強度を確保することができる。同様に、一旦、腐食部分除去後の凹凸面に内装部材1を配置した後に、良好な構造的一体性、及び、構造的強度を長期間に渡って維持することができる。なお、上述した説明は、本発明の一実施形態に係るマンホールにおいて、筒状体100は底部ブロック23の流路231上に自立させることを排除するものではない。
本発明の一実施形態にかかるマンホールは、内装部材1を筒状体100に組み合わせることによりマンホール内壁面20の保護が図られる。この構成によるとマンホール内壁面20を高圧水洗浄した後、止水や乾燥が不要であり、狭いマンホール内においても容易に組み合わせ、設置することができる。同様に、現場作業時間を短縮し、一般交通への影響を最小限に留めること、及び、作業の高効率化によるコスト削減を達成することができる。
本発明に係るマンホール内装部材1の好ましい態様について、筒状体100は最大径寸法が900mm以下である。この構成によると、マンホール内装部材1は、一般的な既設マンホール内部に設置することができると共に、内部空間を効率的に利用することができる。
(3)他の実施の形態例
図16は本発明に係るマンホールに用いられる筒状体の一実施形態を示す平面図である。 図16に示すマンホール内装部材1は、段差形状160の端部が斜行している構造により、筒状体100に組み合わせた場合、筒状体100に加えられる土圧等の押圧力を効率的に分散ることができると共に、分散された押し圧力を広い支持面で支持することができるから、筒状体、及び、これを備えるマンホールの構造的強度を向上することができる。
また、図16に示すマンホール内装部材1は、段差形状160の端部が斜行している以外は、図1乃至図15に示したマンホール内装部材1と同様の構造を有するから、マンホール内装部材1の組立に別異の連結部材を用いる必要がなく、組立作業を容易、且、迅速に行うという発明の中心的課題と達成することができる。
図17は本発明に係るマンホール内装部材の他の実施形態を示す正面図、図18は本発明に係るマンホール内装部材のさらに他の実施形態を示す正面図、図19は図17及び図18に示したマンホール内装部材を用いた筒状体の平面図である。
図17及び図18に示すマンホール内装部材1を参照すると、段差形状160は、非湾曲端縁15の2辺において、基体部10の外周面12、又は、内周面13のどちらかにのみ設けられている。この構成においても、マンホール内装部材1の組立に別異の連結部材を用いる必要がなくなるので、組立作業を容易、且、迅速に行うことができる。
本発明に係るマンホール内装部材1の好ましい態様について、図19に示す筒状体100は、さらに締め部材103を含む。締め部材103は、複数のマンホール内装部材1を組み合わせた後に、隣接するマンホール内装部材1相互間に配置され、ハンマー等により打設される。配置され、この構成によると、締め部材103は、矢印Xで示す筒状体100の周方向に押し圧力を加えるから、マンホール内装部材1は、組立作業が容易であると共に、優れた構造的強度を有する。
図20は本発明に係るマンホールに用いられる筒状体のさらに他の実施形態を示す平面図である。
図示するマンホール内装部材1は、図1乃至図19に示したマンホール内装部材1の他のとりうる構造を示す実施例である。従って、図1乃至図19に示したマンホール内装部材1と同様の効果を奏することは明白である。上述したように、本発明に係るマンホール内装部材1は、部品点数を削減することにより、製造コスト及び施工コストを削減しるとともに、施工効率を向上することにより施工期間の短縮を図ることができる。図示するマンホール内装部材1は、所定の方向に段差形状160は、非湾曲端縁15の一辺側に備えられている。そして、図示するように、段差部160は、連結部16を有しない非湾曲端縁15の内周面上に接続することができるから、筒状体100を構成することができる。
図21は本発明に係るマンホール内装部材のさらに他の実施形態を示す正面図、図22は図21に示したマンホール内装部材の平面図である。
本発明に係るマンホール内装部材1の好ましい態様について、連結部16は、段差形状160が、凹溝17である。凹溝17は、基体部10の内周側突片171と外周側突片172とによって挟まれている。凹溝17は、湾曲端縁14の2辺のうち、少なくとも一方側面に備えられており、非湾曲端縁15の2辺のうち、少なくとも一方側面に備えられている。
また、連結部16は、段差形状160が、凸片18を有する。凸片18は、基体部10の内周側段差形状181と外周側段差形状182によって挟まれている。凸片18は、湾曲端縁14の2辺のうち、少なくとも一方側面に備えられており、非湾曲端縁15の2辺のうち、少なくとも一方側面に備えられている。
図23は図21に示したマンホール内装部材を複数組み合わせて得られる筒状体の平面図、図24は本発明に係るマンホールに用いられる筒状体のさらに他の実施形態を示す平面図である。
図23及び図24を参照すると、隣接するマンホール内装部材1は、それぞれの連結部16が、凹溝17と、凸片18との凹凸嵌合により組み合わされている。この構成によると、マンホール内装部材1の組立に別異の連結部材を用いる必要がなくなるので、製造コスト、及び、施工コストを低減することができる。また、凹溝17と、凸片18との凹凸嵌合により組み合わされる筒状体100は、組立作業を容易、且、迅速に行うことができるとともに、優れた機械的強度を有する。
本発明に係るマンホールの中心的課題は、マンホール内装部材1を複数用い、それぞれが幅方向W、及び、長さ方向Lに配置され、隣接するマンホール内装部材1相互間において相対向する湾曲端縁14、及び、非湾曲端縁15が、連結部16の凹凸嵌合により結合され筒状体100を構成する点、及び、このマンホール内装部材1を用いた筒状体100の部品点数を低減し、組立作業を容易、且、迅速に実行する点にある。図23及び図24に示すマンホール内装部材1を用いた筒状体100は、上記課題を解決しうる構成であって、且、マンホール内装部材1の使用枚数、及び、組み合わせ枚数を任意に設定し、筒状体100の径寸法、長さ寸法、及び、内部容量を容易に増減することができるとともに、凹溝17の内部面積、及び、凸片18の外周面積とにより凹凸嵌合の接触面積増大することができるから、両者間で発生する摩擦係数を向上し、図1乃至図20で示したマンホール内装部材1を用いた筒状体100より以上の優れた構造的強度を有することができる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種種の変形態様を採り得ることは自明である。
本発明の一実施形態に係るマンホール内装部材の正面図である。 図1に示したマンホール内装部材の背面図である。 図1に示したマンホール内装部材の平面図である。 図1の4−4線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態に係るマンホールの部分破断正面図である。 図5に示したマンホールに用いられる筒状体の断面図である。 図5に示したマンホールに用いられる筒状体の一部を示す正面図である。 図5に示したマンホールの上部を拡大して示す部分断面図である。 図5に示したマンホールの平面図である。 図9に示したマンホール上部に用いられる内装部材の平面図である。 図10に示したマンホール内装部材の底面図である。 図5に示したマンホールの中間部分を拡大して示す部分断面図である。 図12に示したマンホール内装部材の内部構造を示す正面断面図である。 図13に示したマンホール内装部材の平面断面図である。 図5に示したマンホールの底部ブロックの一部を拡大して示す正面断面図である。 本発明に係るマンホールに用いられる筒状体の一実施形態を示す平面図である。 本発明に係るマンホール内装部材の他の実施形態を示す正面図である。 本発明に係るマンホール内装部材のさらに他の実施形態を示す正面図である。 図17及び図18に示したマンホール内装部材を用いた筒状体の平面図である。 本発明に係るマンホールに用いられる筒状体のさらに他の実施形態を示す平面図である。 本発明に係るマンホール内装部材のさらに他の実施形態を示す正面図である。 図21に示したマンホール内装部材の平面図である。 図21に示したマンホール内装部材を複数組み合わせて得られる筒状体の平面図である。 本発明に係るマンホールに用いられる筒状体のさらに他の実施形態を示す平面図である。
符号の説明
1 マンホール内装部材
10 基体部
12 外周面
13 内周面
14 湾曲端縁
15 非湾曲端縁
16 連結部
17 凹溝
171 内周側突片
172 外周側突片
18 凸片
181 内周側段差形状
182 外周側段差形状
100 筒状体
2 マンホール基体
20 内壁面
W 幅方向
L 長さ方向

Claims (3)

  1. 基体部と、連結部とを含むマンホール内装部材であって、
    前記基体部は、円弧形状を有する板状体であって、湾曲端縁と、非湾曲端縁とを含み、
    前記湾曲端縁は、前記基体部の長さ方向の両端において相対向する2辺であり、
    前記非湾曲端縁は、前記基体部の幅方向の両端において相対向する2辺であり、
    前記連結部は、凹凸嵌合のための段差形状を有し、前記非湾曲端縁の少なくとも一辺側に備えられており、
    前記凹凸嵌合のための段差形状は、凹溝であって、
    前記凹溝は、前記基体部の内周側突片、及び、外周側突片によって挟まれている、
    マンホール内装部材。
  2. 基体部と、連結部とを含むマンホール内装部材であって、
    前記基体部は、円弧形状を有する板状体であって、湾曲端縁と、非湾曲端縁とを含み、
    前記湾曲端縁は、前記基体部の長さ方向の両端において相対向する2辺であり、
    前記非湾曲端縁は、前記基体部の幅方向の両端において相対向する2辺であり、
    前記連結部は、凹凸嵌合のための段差形状を有し、前記非湾曲端縁の少なくとも一辺側に備えられており、
    前記凹凸嵌合のための段差形状は、凸片であって、
    前記凸片は、前記基体部の内周側段差形状、及び、外周側段差形状によって挟まれている、
    マンホール内装部材。
  3. 複数のマンホール内装部材と、マンホール基体とを含むマンホールであって、
    前記複数のマンホール内装部材のそれぞれは、請求項1又は2の何れかに記載されたものでなり、
    前記複数のマンホール内装部材は、それぞれが幅方向に配置され、且、隣接するマンホール内装部材相互間において相対向する前記非湾曲端縁が、前記連結部の凹凸嵌合により結合されて筒状体を構成し、
    前記マンホール基体は、内壁面により区画された内部空間を有し、前記内部空間には前記筒状体が配置されている、
    マンホール。
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