JP4061282B2 - マンホール内装部材、及び、これを用いたマンホール - Google Patents
マンホール内装部材、及び、これを用いたマンホール Download PDFInfo
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上述したように、本発明に係るマンホール内装部材は基体部を含んでおり、基体部は、円弧形状を有する板状体であって量産性に富む形状であるから、製造コストを低減することができるとともに、嵩張らない態様で迅速、且、大量に輸送することができる。
本発明に係るマンホールは、上述したマンホール内装部材の複数がマンホール基体と組み合わされて用いられている。複数のマンホール内装部材は、それぞれが幅方向に配置され、且、隣接するマンホール内装部材相互間において相対向する非湾曲端縁が、連結部の凹凸嵌合により結合され筒状体を構成する。マンホール基体は、内壁面により区画された内部空間を有し、内部空間には筒状体が配置されている。
本発明に係るマンホール内装部材の好ましい実施の形態について、基体部は、耐腐食性を有する材料により構成されている。耐腐食性を有する材料としては、例えば、強化樹脂プラスチック材、又は、ポリプロピレン等の合成樹脂材料、若しくは、ステンレス等の金属材料を含む。この構成によると、マンホール内装部材は、マンホール補修後にも継続して発生する腐食に対して優れた耐久性を有する。
図1は本発明の一実施形態に係るマンホール内装部材の正面図、図2は図1に示したマンホール内装部材の背面図、図3は図1に示したマンホール内装部材の平面図、図4は図1の4−4線に沿った断面図である。図1乃至図4を参照すると、マンホール内装部材は、基体部10と、連結部16とを含む。
上述したマンホール内装部材は、複数がマンホール基体2と組み合わされて、マンホールを構成する。次に、本発明に係るマンホール内装部材を用いたマンホールについて説明する。図5は、本発明の一実施形態に係るマンホールの部分破断正面図である。以下の説明で、既に述べた図面に示した構成部分と同一の構成部分には、同一の参照符号を付す。
図16は本発明に係るマンホールに用いられる筒状体の一実施形態を示す平面図である。 図16に示すマンホール内装部材1は、段差形状160の端部が斜行している構造により、筒状体100に組み合わせた場合、筒状体100に加えられる土圧等の押圧力を効率的に分散ることができると共に、分散された押し圧力を広い支持面で支持することができるから、筒状体、及び、これを備えるマンホールの構造的強度を向上することができる。
10 基体部
12 外周面
13 内周面
14 湾曲端縁
15 非湾曲端縁
16 連結部
17 凹溝
171 内周側突片
172 外周側突片
18 凸片
181 内周側段差形状
182 外周側段差形状
100 筒状体
2 マンホール基体
20 内壁面
W 幅方向
L 長さ方向
Claims (3)
- 基体部と、連結部とを含むマンホール内装部材であって、
前記基体部は、円弧形状を有する板状体であって、湾曲端縁と、非湾曲端縁とを含み、
前記湾曲端縁は、前記基体部の長さ方向の両端において相対向する2辺であり、
前記非湾曲端縁は、前記基体部の幅方向の両端において相対向する2辺であり、
前記連結部は、凹凸嵌合のための段差形状を有し、前記非湾曲端縁の少なくとも一辺側に備えられており、
前記凹凸嵌合のための段差形状は、凹溝であって、
前記凹溝は、前記基体部の内周側突片、及び、外周側突片によって挟まれている、
マンホール内装部材。 - 基体部と、連結部とを含むマンホール内装部材であって、
前記基体部は、円弧形状を有する板状体であって、湾曲端縁と、非湾曲端縁とを含み、
前記湾曲端縁は、前記基体部の長さ方向の両端において相対向する2辺であり、
前記非湾曲端縁は、前記基体部の幅方向の両端において相対向する2辺であり、
前記連結部は、凹凸嵌合のための段差形状を有し、前記非湾曲端縁の少なくとも一辺側に備えられており、
前記凹凸嵌合のための段差形状は、凸片であって、
前記凸片は、前記基体部の内周側段差形状、及び、外周側段差形状によって挟まれている、
マンホール内装部材。 - 複数のマンホール内装部材と、マンホール基体とを含むマンホールであって、
前記複数のマンホール内装部材のそれぞれは、請求項1又は2の何れかに記載されたものでなり、
前記複数のマンホール内装部材は、それぞれが幅方向に配置され、且、隣接するマンホール内装部材相互間において相対向する前記非湾曲端縁が、前記連結部の凹凸嵌合により結合されて筒状体を構成し、
前記マンホール基体は、内壁面により区画された内部空間を有し、前記内部空間には前記筒状体が配置されている、
マンホール。
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