JPH10152222A - 搬送装置のエア回路の切り替え機構 - Google Patents

搬送装置のエア回路の切り替え機構

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JPH10152222A
JPH10152222A JP31177496A JP31177496A JPH10152222A JP H10152222 A JPH10152222 A JP H10152222A JP 31177496 A JP31177496 A JP 31177496A JP 31177496 A JP31177496 A JP 31177496A JP H10152222 A JPH10152222 A JP H10152222A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 間歇動で回転するターンテーブル2の周辺に
等角度間隔に配置した複数の吸着ノズル3にワーク10
を吸着して搬送すると共に、前記吸着ノズル3へのエア
配管5を真空源8と高圧源9とに切り替えてワーク10
の吸着保持と開放とに切り替える搬送装置の搬送速度を
速くする。 【解決手段】 搬送装置のエア配管の切り替え機構にお
いて、真空源8と高圧源9とに切り替える複数の電磁バ
ルブ6,16と、前記吸着ノズル3の回転角度位置に対
応した前記電磁バルブ6,16とその吸着ノズル3とを
接続するセンターバルブ14とを備え、前記電磁バルブ
6,16の配置場所は高速な切り替えを必要とする特定
の回転角度位置のもの16は前記センターバルブ14に
配置して配管を短くし、残りの電磁バルブ6は配管7で
接続して他の場所に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はターンテーブルに
設けた吸着ノズルにワークを吸着して間歇動で搬送して
停止中にワークに処理を行なうための搬送装置のエア回
路の切り替え機構に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の搬送装置の従来例を図面を参照
して説明する。図3はその要部のみを示す平面図、図4
は図3のA−A線での縦断面図である。この搬送装置は
垂直方向に設けた回転軸1の頂面にターンテーブル2を
備え一体に回転する。ターンテーブル2は周辺に吸着ノ
ズル3を吸着口を下方に向け回転中心に同心円上に等角
度間隔に複数(この場合は8個)備える。そして、ター
ンテーブル2の上面中央部分にはセンターバルブ4が配
置され、その下側部分(センターバルブ可動部)4aは
ターンテーブル2に一体に固定されてターンテーブル2
と共に回転する。センターバルブ可動部4aは頂面から
側面に抜ける通気孔4cを吸着ノズル3にそれぞれ対応
して備え、通気孔4cのセンターバルブ可動部4aの側
面側の口は配管5で対応する吸着ノズル3に接続され
る。通気孔4cの頂面側の口は回転中心に同心円上に等
角度間隔に配置される。センターバルブ4の上側部分
(センターバルブ固定部)4bはセンターバルブ可動部
4aの頂面に気密に面接触して配置され、図示しない支
持体で固定される。センターバルブ固定部4bは下面か
ら頂面に抜ける通気孔4dをセンターバルブ可動部4a
の通気孔4cに対応して備え、通気孔4dのセンターバ
ルブ固定部4bの頂面側の口は対応する切り替え用電磁
バルブ6に配管7で接続する。通気孔4dの下面側の口
はターンテーブル2が所定の停止位置(吸着ノズル3が
所定の停止ポジションP1〜8にある位置)にある時通
気孔4cに対向する位置に配置される。そして、センタ
ーバルブ固定部4bの下面には必要により通気孔4dの
口を配置の円周に沿って拡開する溝4eを備える。切り
替え用電磁バルブ6には真空源8と高圧源9とが接続さ
れ、配管7への接続を切り替える。
【0003】つぎにこの搬送装置の動作の説明を伴って
さらに詳細な構成を説明する。吸着ノズル3が停止する
ポジションP1には図示しない搬送装置で樹脂モールド
型の半導体素子の様なワーク10が順次供給される。そ
こで、ワーク10を吸着ノズル3が吸着保持してターン
テーブル2が間歇的に回転してポジションP2,P3,
・・・P8と順次搬送する。ワーク10の吸着保持は切
り替え用電磁バルブ6により配管7に真空源8を接続す
ることで行なわれる。ワーク10の開放は切り替え用電
磁バルブ6により配管7に高圧源9を接続することで行
なわれる。ここで、高圧源9は大気圧に開放するだけで
もよいが、応答性を高めるため大気圧より若干高い圧力
とする。そして、一例としてポジションP2,P3には
図示しないリード整形器が配置され2箇所の工程ででリ
ードのホーミングが完成する。その間吸着ノズル3はワ
ーク10を保持したままである。ポジションP4には特
性検査装置(図示せず)が配置され、ここでワーク10
は特性検査装置(図示せず)に引き渡され、検査終了後
再び吸着ノズル3はワーク10を吸着保持して以後のポ
ジションに搬送する。特性検査においてワーク10は例
えば特性区分A,Bと不良品の3区分に格付けされる。
ポジションP5は空きポジションでワーク10が一旦停
止するだけで何も処理しない。ポジションP6ではワー
ク10の内特性区分Aのもののみ次の工程の例えばマー
キング装置の搬送機構(図示せず)に引き渡す。他の区
分のワーク10は吸着ノズル3に吸着されたまま次のポ
ジションP7へ搬送される。ポジションP7ではワーク
10の残りの内特性区分Bのものが次工程へ引き渡され
る。同様にポジションP8では残りの不良品が解放さ
れ、トレー(図示せず)に落とされる。
【0004】以上の様な動作においてセンターバルブの
可動部4aと固定部4bとは気密に接しているのでター
ンテーブル2の回転移動時で通気孔4c,4dが対向し
ていない間も吸着を維持するはずである。しかしなが
ら、吸着ノズル3がワーク10を吸着している部分にリ
ークがあると吸着力が弱まるおそれがある。そこで、図
4に示す様に通気孔4dの口を溝4eによって次の通気
孔4dの口の近くまで拡開する。
【0005】上記の動作においてポジションP1の切り
替え用電磁弁6はターンテーブル2の停止直前は高圧で
あり、停止後真空に切り替えターンテーブル2の移動開
始後も維持し、停止前に高圧に切り替える。ポジション
P2,P3の切り替え用電磁弁6は装置の動作開始当初
や最後にワーク10が無くなって、吸着ノズル3にワー
ク10が吸着されていない場合を除きターンテーブル2
の停止中も移動中も真空を維持する。P4の切り替え用
電磁弁6はターンテーブル2の停止直前は真空であり、
停止後直ちに高圧に切り替えて特性検査装置(図示せ
ず)にワーク10を渡し、検査終了後真空に再度戻しワ
ーク10を取り戻し、ターンテーブル2の移動開始後も
維持する。ポジションP5の切り替え用電磁弁6は装置
の動作開始当初や最後にワーク10が無くなって、吸着
ノズル3にワーク10が吸着されていない場合を除きタ
ーンテーブル2の停止中も移動中も真空を維持する。P
6の切り替え用電磁弁6は搬送されてくるワーク10が
ここで他の装置に引き渡される物(特性区分A)なら
ば、ターンテーブル2の停止直前は真空であり、停止後
直ちに高圧に切り替えてワーク10を他の装置に引渡
し、ターンテーブル2の移動開始後も維持し、停止直前
に真空に切り替える。ワーク10が通過すべきものなら
ばターンテーブル2の停止中も移動中も真空を維持す
る。ポジションP7の切り替え用電磁弁6は搬送されて
くるワーク10がここで他の装置に引き渡される物(特
性区分B)ならば、ターンテーブル2の停止直前は真空
であり、停止後直ちに高圧に切り替えてワーク10を他
の装置に引渡し、ターンテーブル2の移動開始後も維持
し、停止直前に真空に切り替える。ワーク10が通過す
べきものならばターンテーブル2の停止中も移動中も真
空を維持する。ワーク10がない場合は停止直前は高圧
で、停止中も移動開始後も維持する。ポジションP8の
切り替え用電磁弁6はワーク10が搬送されてきてここ
で解放される場合は、ターンテーブル2の停止直前は真
空であり、停止後直ちに高圧に切り替えてワーク10を
落下させ、ターンテーブル2の移動開始後も維持する。
ワーク10がない場合は停止直前は高圧で、停止中も移
動開始後も維持する。
【0006】この搬送装置の搬送速度はポジション間を
ターンテーブル2が回転移動する時間と停止している時
間との和で決定し、停止している時間は各ポジションで
必要な時間の内で最も長い時間に決定してしまう。従っ
て、搬送速度を高めようとすると回転移動を速くすると
ともに停止の時間を短くする必要があり、そのためには
ノズルの吸着・開放の切り替えを速く行なうことが必要
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この搬
送装置では図4に示すように切り替え用電磁バルブ6か
ら吸着ノズル3の先端までには配管7、通気孔4d、通
気孔4c、配管5および吸着ノズル3の経路があり、特
に図4においては図を略しているので目立たないが現実
には配管7が最も長いので真空と高圧との切り替えに要
する時間を少なくするには限度がある。そこで切り替え
用電磁弁6をセンターバルブ固定部4bの通気孔4dの
上面側の口に直結するように配置しようとすると電磁弁
6を多数使用しているのでセンターバルブ4の頂面の面
積を大きくする必要があり、そのためセンターバルブの
可動部4aやひいてはターンテーブル2が大きくなると
慣性が大きくなり、ターンテーブル2の回転速度の高速
化の妨げになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めにこの発明による搬送装置のエア回路切り替え機構は
間歇動で回転するターンテーブルの周辺に等角度間隔に
配置した複数の吸着ノズルにワークを吸着して搬送する
と共に、前記吸着ノズルへのエア配管を真空源と高圧源
とに切り替えてワークの吸着保持と解放とに切り替える
搬送装置のエア配管の切り替え機構において、真空源と
高圧源とに切り替える複数の電磁バルブと、前記吸着ノ
ズルの回転角度位置に対応した前記電磁バルブとその吸
着ノズルとを接続するセンターバルブとを備え、前記電
磁バルブの配置場所は高速な切り替えを必要とする特定
の回転角度位置のものは前記センターバルブに配置して
配管を短くし、残りの電磁バルブは配管で接続して他の
場所に配置したことを特長とする。上記の構成によれば
特に高速に切り替えを要する箇所のみセンターバルブに
真空、高圧に切り替える電磁弁を配置して配管を短くし
たので切り替えが速くなり、センターバルブに電磁バル
ブを取り付けるのは限られたものだけなのでセンターバ
ルブを大きくする必要もない。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明のエア回路の切り替え機
構の一例を図面を参照して説明する。この例は図3、図
4に示す従来の搬送措置においてターンテーブル2の停
止時間を決めているのがポジション4であるので、この
点での停止時間をなるべく少なくして搬送速度の向上を
はかったものである。このポジションではターンテーブ
ル2が停止後吸着ノズル3は真空から高圧に切り替えら
れワーク10を図示しない特性検査装置に引渡し、検査
終了後は吸着ノズル3は高圧から真空に切り替えられワ
ーク10を特性検査装置から引取り、その後ターンテー
ブル2が移動する。このように2回のエア回路の切り替
えがあるので、エア回路の切り替え速度を速くするのは
搬送速度を速くするのに有効である。図1はその要部の
みを示す平面図、図2は図1のB−B線での縦断面図で
ある。図3、図4に示す従来の装置と同じものは同一符
号を付す。この搬送装置は垂直方向に設けた回転軸1の
頂面にターンテーブル2を備え一体に回転する。ターン
テーブル2は周辺に吸着ノズル3を吸着口を下方に向け
回転中心と同心円上に等角度間隔に複数(この場合は8
個)備える点は従来と変わらない。ここで吸着ノズル3
は上下動するものであってよい。そして、ターンテーブ
ル2の上面中央部分にはセンターバルブ14が配置さ
れ、その下側部分(センターバルブ可動部)4aはター
ンテーブル2に一体に固定されてターンテーブル2と共
に回転し、センターバルブ可動部4aは頂面から側面に
抜ける通気孔4cを吸着ノズル3にそれぞれ対応して備
え、通気孔4cのセンターバルブ可動部4aの側面側の
口は配管5で対応する吸着ノズル3に接続され、通気孔
4cの頂面側の口は回転中心を中心とする円周上に等角
度間隔に配置される点も従来と同じである。センターバ
ルブ14の上側部分(センターバルブ固定部)14bは
センターバルブ可動部4aの頂面に気密に面接触して配
置され、図示しない支持体で固定され、下面から頂面に
抜ける通気孔4dをセンターバルブ可動部4aの通気孔
4cに対応して備え、通気孔4dの下面側の口はターン
テーブル2が所定の停止位置(吸着ノズル3が所定の停
止ポジションP1〜8にある位置)にある時通気孔4c
に対向する位置に配置される点も従来と同じである。し
かしながら、通気孔4dのセンターバルブ固定部14b
の頂面側の口はほとんどは配管で対応する切り替え用電
磁バルブ6に配管7で接続するが、ポジションP4に対
応する通気孔4dの口はセンターバルブ固定部14bの
頂面に配置した切り替え用電磁バルブ16に直接続して
いる点が異なる。そして、センターバルブ固定部14b
の下面には必要により通気孔4dの口を配置の円周に沿
って拡開する溝4eを備えるが、その形状が図4の例と
は若干異なる。切り替え用電磁バルブ6,16には真空
源8と高圧源9とが接続され、配管7への接続を切り替
える点も同じである。
【0010】つぎにこの搬送装置の動作の説明を伴って
さらに詳細な構成を説明する。従来同様ポジションP1
には図示しない搬送装置で樹脂モールド型の半導体素子
の様なワーク10が同じ位置姿勢で順次供給され、そこ
で、ワーク9を吸着ノズル3が吸着保持してターンテー
ブル2が間歇的に回転してポジションP2,P3,・・
・P8と順次搬送する。ワーク10の吸着保持は切り替
え用電磁バルブ6,16により配管7もしくは通気孔4
dに真空源8を接続することで行なわれる。ワーク10
の開放は切り替え用電磁バルブ6,16により配管7も
しくは通気孔4dに高圧源9を接続することで行なわれ
る。ここで、高圧源は大気圧に開放するだけでもよい
が、応答性を高めるため大気圧より若干高い圧力とす
る。そして従来同様ポジションP2,P3ではリード整
形器(図示せず)により、2箇所の工程でリードのホー
ミングが完成する。その間吸着ノズル3はワーク10を
保持したままである。ポジションP4には特性検査装置
(図示せず)が配置され、ここでワーク10は特性検査
装置(図示せず)に引き渡され、検査終了後再び吸着ノ
ズル3がワーク10を吸着保持して以後のポジションに
搬送する。ここでの吸着ノズル3の吸着・解放の切り替
えは配管7を介さず直接センターバルブ14の固定部1
4bに取り付けた電磁バルブ16により真空・高圧に切
り替えるので、速度は速くなっている。特性検査におい
てワーク10は3区分に格付けされ、ポジションP6、
ポジションP7、ポジションP8でそれぞれの区分品が
解放され点は従来とおなじである。
【0011】この装置においてもセンターバルブの固定
部14bには通気孔4dの下側の口を拡開する溝14e
を備える、しかしながら図1に示す様に、従来の装置に
比較して若干異なる。即ち高速なエア回路の切り替えを
必要とするポジションP4の通気孔4dの溝は設けない
か、小さい幅としてエア回路の切り替え速度を遅くする
要素を減らす。そして代わりに次のポジションP5の溝
14eをポジションP4の通気孔14bの口の近傍まで
拡開する。
【0012】上記の動作においてポジションP1の切り
替え用電磁弁6はターンテーブル2の停止直前は高圧で
あり、停止後真空に切り替えワーク10を吸着保持して
ターンテーブル2の移動開始後も維持する。ポジション
P2,P3の切り替え用電磁弁6は装置の動作開始当初
や最後にワーク9が無くなって、吸着ノズル3にワーク
10が吸着されていない場合を除きターンテーブル2の
停止中も移動中も真空を維持する。P4の切り替え用電
磁弁16はターンテーブル2の停止直前は真空であり、
停止後直ちに高圧に切り替えて特性検査装置(図示せ
ず)にワーク10を渡し、検査終了後真空に再度戻しワ
ーク10を取り戻し、ターンテーブル2の移動開始後も
維持する。この際電磁弁16はセンターバルブ固定部1
4bに直接設置して配管7がないので他のポジションに
比較して切り替えが速い。ポジションP5の切り替え用
電磁弁6は装置の動作開始当初や最後にワーク10が無
くなって、吸着ノズル3にワーク10が吸着されていな
い場合を除きターンテーブル2の停止中も移動中も真空
を維持する。P6の切り替え用電磁弁6は搬送されてく
るワーク10がここで他の装置に引き渡される物(特性
区分A)ならば、ターンテーブル2の停止直前は真空で
あり、停止後直ちに高圧に切り替えてワーク10を他の
装置に引渡し、ターンテーブル2の移動開始後も維持
し、停止直前に真空に切り替える。ワーク10が通過す
べきものならばターンテーブル2の停止中も移動中も真
空を維持する。ポジションP7の切り替え用電磁弁6は
搬送されてくるワーク10がここで他の装置に引き渡さ
れる物(特性区分B)ならば、ターンテーブル2の停止
直前は真空であり、停止後直ちに高圧に切り替えてワー
ク10を他の装置に引渡し、ターンテーブル2の移動開
始後も維持し、停止直前に真空に切り替える。ワーク1
0が通過すべきものならばターンテーブル2の停止中も
移動中も真空を維持する。ワーク10がない場合は停止
直前は高圧で、停止中も移動開始後も維持する。ポジシ
ョンP8の切り替え用電磁弁6はワーク10が搬送され
てきてここで解放される場合は、ターンテーブル2の停
止直前は真空であり、停止後直ちに高圧に切り替えてワ
ーク10を落下させ、ターンテーブル2の移動開始後も
維持する。ワーク10がない場合は停止直前は高圧で、
停止中も移動開始後も維持する。
【0013】この例においては、ポジションP1でワー
ク10の有無を確認し、ワーク10を吸着した吸着ノズ
ル3に対応するポジションで上述の様なエア回路の切り
替え動作を行い、ワーク10の吸着の無い吸着ノズル3
に対応するポジションでは真空が破れて吸着能力が低下
するのを防止するために、高圧側に接続している。
【0014】しかしながら、電磁弁6,16から真空ポ
ンプ(図示せず)までの配管を個別に比較的長くして、
真空側に接続された吸着ノズルがワーク10を持たず真
空が破れても他の吸着ノズルは正常に吸着する様にして
搬送装置の構成やソフトを簡略化することもできる。そ
の際は仕事の始まりや終わりの様にワークの無い吸着ノ
ズルのある場合でも通常のエア回路の切り替え動作を行
なえば良い。その場合高速な切り替えを要する電磁バル
ブ16と真空ポンプ(図示せず)との間は他のノズルに
ワーク10が無い場合の吸着力の低下が許せる範囲で極
力短く接続するほうが良い。
【0015】上記の搬送装置によれば、ターンテーブル
2の停止時間を決めているポジション4でエア回路の切
り替え速度を速くするので停止時間を短くでき、搬送速
度を向上させる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、速い
エア回路の切り替えを必要とされるポジションだけ、切
り替え用電磁バルブをセンターバルブにじかに配置した
ことで高速な搬送速度とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の要部平面図である。
【図2】 その縦断面図である。
【図3】 従来の装置の要部平面図である。
【図4】 その縦断面図である。
【符号の説明】
2 ターンテーブル 3 吸着ノズル 5,7 配管 6 電磁バルブ 8 真空源 9 高圧源 10 ワーク 14 センターバルブ P1〜P8 吸着ノズルが停止するポジション

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間歇動で回転するターンテーブルの周辺に
    等角度間隔に配置した複数の吸着ノズルにワークを吸着
    して搬送すると共に、前記吸着ノズルへのエア配管を真
    空源と高圧源とに切り替えてワークの吸着保持と解放と
    に切り替える搬送装置のエア配管の切り替え機構におい
    て、 真空源と高圧源とに切り替える複数の電磁バルブと、前
    記吸着ノズルの回転角度位置に対応した前記電磁バルブ
    とその吸着ノズルとを接続するセンターバルブとを備
    え、 前記電磁バルブの配置場所は高速な切り替えを必要とす
    る特定の回転角度位置のものは前記センターバルブに配
    置して配管を短くし、残りの電磁バルブは配管で接続し
    て他の場所に配置したことを特長とするエア回路の切り
    替え機構。
  2. 【請求項2】間歇動で回転するターンテーブルの周辺に
    等角度間隔に配置した複数の吸着ノズルにワークを吸着
    して搬送すると共に、前記吸着ノズルが停止する所定の
    ポジションで前記ワークに対して処理を行なうに際して
    前記吸着ノズルへのエア配管を真空源と高圧源とに切り
    替えてワークの吸着保持と解放とに切り替える搬送装置
    のエア配管の切り替え機構において、 真空源と高圧源とに切り替える複数の電磁バルブと、前
    記吸着ノズルの停止ポジションに対応した前記電磁バル
    ブとその位置の吸着ノズルとを接続するセンターバルブ
    とを備え、 前記電磁バルブの配置場所はターンテーブルの停止の時
    間に影響するので、高速な切り替えを必要とする特定の
    停止ポジションのものは前記センターバルブに配置して
    配管を短くし、残りの電磁バルブは配管で接続して他の
    場所に配置したことを特長とするエア回路の切り替え機
    構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009126649A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Akim Kk ターレット搬送装置
JP2009196739A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Akim Kk 搬送装置

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JP2009126649A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Akim Kk ターレット搬送装置
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