JPH10151832A - Micrプリンタ兼用画像形成装置 - Google Patents
Micrプリンタ兼用画像形成装置Info
- Publication number
- JPH10151832A JPH10151832A JP8313653A JP31365396A JPH10151832A JP H10151832 A JPH10151832 A JP H10151832A JP 8313653 A JP8313653 A JP 8313653A JP 31365396 A JP31365396 A JP 31365396A JP H10151832 A JPH10151832 A JP H10151832A
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- cartridge
- toner
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プロセスカートリッジを交換することにより
MICRプリンタとして使用可能なMICRプリンタ兼
用画像形成装置において、CHECKの偽造を防止する
こと。 【解決手段】 書込画像データに応じて前記像担持体5
1表面に所定の光量の光ビームにより静電潜像を形成す
る光書込装置ROSと、像担持体51表面に形成された
トナー像を被転写材に転写する転写装置34と、定着装
置Fと、画像読取部IITで読み取った画像データに応
じたトナー像を形成する複写モードで作動する複写モー
ド作動装置と、外部から入力された画像データに応じた
トナー像を形成するプリンタモードで作動するプリンタ
モード作動装置と、プロセスカートリッジU2がMIC
R用カートリッジである場合に、前記複写モードの作動
を禁止する作動モード制御装置とを備えたMICRプリ
ンタ兼用画像形成装置。
MICRプリンタとして使用可能なMICRプリンタ兼
用画像形成装置において、CHECKの偽造を防止する
こと。 【解決手段】 書込画像データに応じて前記像担持体5
1表面に所定の光量の光ビームにより静電潜像を形成す
る光書込装置ROSと、像担持体51表面に形成された
トナー像を被転写材に転写する転写装置34と、定着装
置Fと、画像読取部IITで読み取った画像データに応
じたトナー像を形成する複写モードで作動する複写モー
ド作動装置と、外部から入力された画像データに応じた
トナー像を形成するプリンタモードで作動するプリンタ
モード作動装置と、プロセスカートリッジU2がMIC
R用カートリッジである場合に、前記複写モードの作動
を禁止する作動モード制御装置とを備えたMICRプリ
ンタ兼用画像形成装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーによって像
担持体上の静電潜像を現像する電子写真複写機・同プリ
ンタ等の画像形成装置に関し、特に磁気読取可能な強磁
性トナー像を形成するMICR(Magnetic Ink charact
er recognition)として使用可能なMICRプリンタ兼
用画像形成装置に関する。本発明のMICRプリンタ兼
用画像形成装置は通常の画像形成装置としても、また、
MICR用プリンタとしても使用可能である。
担持体上の静電潜像を現像する電子写真複写機・同プリ
ンタ等の画像形成装置に関し、特に磁気読取可能な強磁
性トナー像を形成するMICR(Magnetic Ink charact
er recognition)として使用可能なMICRプリンタ兼
用画像形成装置に関する。本発明のMICRプリンタ兼
用画像形成装置は通常の画像形成装置としても、また、
MICR用プリンタとしても使用可能である。
【0002】
【従来の技術】発行会社名(例えば銀行名)等の記号が
強磁性トナーで印刷されたCHECK(小切手)を自動
的に読取って、読取った内容を自動的にコンピュータに
入力したり、ディスプレイに表示したりするMICRシ
ステムにおいてCHECK(小切手)に印字されたMI
CRフォント部は、磁気量が適切で磁気読取記号認識が
正確にでき、磁気読取の際の磁気ヘッドとの摺擦におい
ても画像欠落がし難い耐久安定性が要求される。このた
め、従来のCHECKは、オフセット印刷やドットプリ
ンタにより作成されてきたが、近年例えば、特開平4−
358165号公報や特開平7−3623号公報で提案
されているようにMICR用トナーが開発され、電子写
真によるCHECKの作成が行われ始めている。
強磁性トナーで印刷されたCHECK(小切手)を自動
的に読取って、読取った内容を自動的にコンピュータに
入力したり、ディスプレイに表示したりするMICRシ
ステムにおいてCHECK(小切手)に印字されたMI
CRフォント部は、磁気量が適切で磁気読取記号認識が
正確にでき、磁気読取の際の磁気ヘッドとの摺擦におい
ても画像欠落がし難い耐久安定性が要求される。このた
め、従来のCHECKは、オフセット印刷やドットプリ
ンタにより作成されてきたが、近年例えば、特開平4−
358165号公報や特開平7−3623号公報で提案
されているようにMICR用トナーが開発され、電子写
真によるCHECKの作成が行われ始めている。
【0003】MICR用トナーは、MICR特性(磁気
読取特性)と耐久安定性を得るために、通常電子写真プ
ロセスで使用されている通常トナーに比べて、磁気量を
安定させるために、特殊な磁性粉を使用したり、耐久性
を安定させるためにワックス(Wax)量が多く含まれて
いる。このため、画像形成装置としてはMICRトナー
に適した電子写真プロセスに対応しなくてはならず、そ
れゆえ画像形成装置としては、MICR専用プリンタと
ならざるを得なかった。また、MICR用プリンタはC
HECKの発行機であり、銀行等特殊な業界のみが使用
するので市場の流通量が極端に少ないため、低価格で提
供することが困難であった。そこで、従来は、画像形成
装置本体の大部分は既存のプリンタの部品を流用し、M
ICRトナーに適した電子写真プロセスで特殊な部分の
みを変更することで低価格化を計る試みがなされ、実用
化されてきた。
読取特性)と耐久安定性を得るために、通常電子写真プ
ロセスで使用されている通常トナーに比べて、磁気量を
安定させるために、特殊な磁性粉を使用したり、耐久性
を安定させるためにワックス(Wax)量が多く含まれて
いる。このため、画像形成装置としてはMICRトナー
に適した電子写真プロセスに対応しなくてはならず、そ
れゆえ画像形成装置としては、MICR専用プリンタと
ならざるを得なかった。また、MICR用プリンタはC
HECKの発行機であり、銀行等特殊な業界のみが使用
するので市場の流通量が極端に少ないため、低価格で提
供することが困難であった。そこで、従来は、画像形成
装置本体の大部分は既存のプリンタの部品を流用し、M
ICRトナーに適した電子写真プロセスで特殊な部分の
みを変更することで低価格化を計る試みがなされ、実用
化されてきた。
【0004】ところが、MICRプリンタを必要とする
ユーザは当然のことながら通常プリンタのユーザでもあ
り、このようなユーザは通常プリンタとMICRプリン
タの両方を設置する必要がある。したがって、MICR
プリンタとしてはある程度低価格で提供できたとして
も、画像形成装置としては複数台必要となり、設置スペ
ースおよび消費電力が複数台分必要となり、不経済であ
る。ユーザによっては、MICRプリンタをそのまま通
常プリンタとして使用している場合もあるが、前述のと
おり、MICRプリンタは通常プリンタに比べ、市場で
の流通量が極端に少ない。このため、印字枚数1枚当た
りの単価は高価となる。
ユーザは当然のことながら通常プリンタのユーザでもあ
り、このようなユーザは通常プリンタとMICRプリン
タの両方を設置する必要がある。したがって、MICR
プリンタとしてはある程度低価格で提供できたとして
も、画像形成装置としては複数台必要となり、設置スペ
ースおよび消費電力が複数台分必要となり、不経済であ
る。ユーザによっては、MICRプリンタをそのまま通
常プリンタとして使用している場合もあるが、前述のと
おり、MICRプリンタは通常プリンタに比べ、市場で
の流通量が極端に少ない。このため、印字枚数1枚当た
りの単価は高価となる。
【0005】本発明者は、画像形成装置本体にプロセス
カートリッジが着脱自在な画像形成装置において、通常
トナーを収容したプロセスカートリッジとMICRトナ
ーを収容したプロセスカートリッジを用いて繰り返し実
験、検討を行った。その結果、MICRプリンタ兼用画
像形成装置を実用化した。
カートリッジが着脱自在な画像形成装置において、通常
トナーを収容したプロセスカートリッジとMICRトナ
ーを収容したプロセスカートリッジを用いて繰り返し実
験、検討を行った。その結果、MICRプリンタ兼用画
像形成装置を実用化した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記MIC
Rプリンタ兼用画像形成装置に、複写機能、FAX機能
を兼ね備えた場合、CHECKが偽造されるという問題
がある。例えば複写機能を兼ね備えた場合、自分の保有
するCHECKを原稿読取装置に載せ、複写機能を使用
すればいくらでもCHECKを偽造することができる。
また、FAX機能を兼ね備えた場合、自分の保有するC
HECKを他のFAX機能を持つ装置からMICRプリ
ンタ兼用画像形成装置に送信すれば、これもまたいくら
でもCHECKを偽造することができる。
Rプリンタ兼用画像形成装置に、複写機能、FAX機能
を兼ね備えた場合、CHECKが偽造されるという問題
がある。例えば複写機能を兼ね備えた場合、自分の保有
するCHECKを原稿読取装置に載せ、複写機能を使用
すればいくらでもCHECKを偽造することができる。
また、FAX機能を兼ね備えた場合、自分の保有するC
HECKを他のFAX機能を持つ装置からMICRプリ
ンタ兼用画像形成装置に送信すれば、これもまたいくら
でもCHECKを偽造することができる。
【0007】本発明は前述の事情に鑑み、次の記載内容
を課題とする。 (O01)プロセスカートリッジを交換することによりM
ICRプリンタとして使用可能なMICRプリンタ兼用
画像形成装置において、CHECKの偽造を防止するこ
と。
を課題とする。 (O01)プロセスカートリッジを交換することによりM
ICRプリンタとして使用可能なMICRプリンタ兼用
画像形成装置において、CHECKの偽造を防止するこ
と。
【0008】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本出願の発明を説明するが、本発明の
構成要素には、後述の実施例の構成要素との対応を明か
にするため、実施例の構成要素の符号をカッコで囲んだ
ものを付記している。なお、本発明を後述の実施例の符
号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易に
するためであり、本発明の範囲を実施例に限定するため
ではない。
るために案出した本出願の発明を説明するが、本発明の
構成要素には、後述の実施例の構成要素との対応を明か
にするため、実施例の構成要素の符号をカッコで囲んだ
ものを付記している。なお、本発明を後述の実施例の符
号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易に
するためであり、本発明の範囲を実施例に限定するため
ではない。
【0009】(第1発明)前記課題を解決するために、
本出願の第1発明のMICRプリンタ兼用画像形成装置
は、次の要件を備えたことを特徴とする、(A01)表面
に静電潜像が形成される像担持体(51)、前記像担持
体(51)上の静電潜像にトナー像を現像する現像器
(66〜71)、像担持体(51)上の残留トナーを回
収する回収容器(54)を有するプロセスカートリッジ
(U2)が着脱自在に装着されるカートリッジ装着空間
(V)、(A02)原稿台(A)および原稿台(A)上の
原稿画像を読取る画像読取センサ(CCD)を有する画
像読取部(IIT)、(A03)前記画像読取部(II
T)で読み取った画像データおよび外部から入力された
画像データを書込画像データとして出力する書込画像デ
ータ出力装置(17)、(A04)前記書込画像データに
応じて前記像担持体(51)表面に所定の光量の光ビー
ムにより静電潜像を形成する光書込装置(ROS)、
(A05)前記像担持体(51)表面に形成されたトナー
像を被転写材に転写する転写装置(34)、(A06)被
転写材上のトナー像を所定の定着温度で定着する定着装
置(F)、(A07)前記画像読取部(IIT)で読み取
った画像データに応じたトナー像を形成する複写モード
で作動する複写モード作動装置、(A08)外部から入力
された画像データに応じたトナー像を形成するプリンタ
モードで作動するプリンタモード作動装置、(A09)プ
ロセスカートリッジ(U2)がMICR用カートリッジ
である場合に、前記複写モードの作動を制限する作動モ
ード制御装置。
本出願の第1発明のMICRプリンタ兼用画像形成装置
は、次の要件を備えたことを特徴とする、(A01)表面
に静電潜像が形成される像担持体(51)、前記像担持
体(51)上の静電潜像にトナー像を現像する現像器
(66〜71)、像担持体(51)上の残留トナーを回
収する回収容器(54)を有するプロセスカートリッジ
(U2)が着脱自在に装着されるカートリッジ装着空間
(V)、(A02)原稿台(A)および原稿台(A)上の
原稿画像を読取る画像読取センサ(CCD)を有する画
像読取部(IIT)、(A03)前記画像読取部(II
T)で読み取った画像データおよび外部から入力された
画像データを書込画像データとして出力する書込画像デ
ータ出力装置(17)、(A04)前記書込画像データに
応じて前記像担持体(51)表面に所定の光量の光ビー
ムにより静電潜像を形成する光書込装置(ROS)、
(A05)前記像担持体(51)表面に形成されたトナー
像を被転写材に転写する転写装置(34)、(A06)被
転写材上のトナー像を所定の定着温度で定着する定着装
置(F)、(A07)前記画像読取部(IIT)で読み取
った画像データに応じたトナー像を形成する複写モード
で作動する複写モード作動装置、(A08)外部から入力
された画像データに応じたトナー像を形成するプリンタ
モードで作動するプリンタモード作動装置、(A09)プ
ロセスカートリッジ(U2)がMICR用カートリッジ
である場合に、前記複写モードの作動を制限する作動モ
ード制御装置。
【0010】(第1発明の作用)前述の構成を備えた本
出願の第1発明のMICRプリンタ兼用画像形成装置で
は、カートリッジ装着空間(V)には、像担持体(5
1)、現像器(66〜71)、およびトナー回収容器
(54)を有するプロセスカートリッジ(U2)が着脱
自在に装着される。画像読取センサ(CCD)を有する
画像読取部(IIT)は、原稿台(A)および原稿台
(A)上の原稿画像を読取る。書込画像データ出力装置
(17)は、前記画像読取部(IIT)で読み取った画
像データおよび外部から入力された画像データを書込画
像データとして出力する。光書込装置(ROS)は、前
記書込画像データに応じて前記像担持体(51)表面に
所定の光量の光ビーム(L)により静電潜像を形成す
る。前記像担持体(51)に隣接して配置された現像器
(66〜71)は、前記像担持体(51)と隣接する現
像領域に現像剤を搬送して前記像担持体(51)上の静
電潜像にトナー像を現像する。前記回収容器(54)
は、像担持体(51)上の残留トナーを回収する。転写
装置(34)は、前記像担持体(51)表面に形成され
たトナー像を被転写材に転写する。定着装置(F)は、
被転写材上のトナー像を所定の定着温度で定着する。複
写モード作動装置は複写モードにおいて、前記画像読取
部(IIT)で読み取った画像データに応じたトナー像
を形成する。プリンタモード作動装置はプリンタモード
において、外部から入力された画像データに応じたトナ
ー像を形成する。作動モード制御装置は、プロセスカー
トリッジ(U2)がMICR用カートリッジである場合
に、前記複写モードの作動を制限する。前記第1発明に
よれば、MICRカートリッジが装着された状態では複
写モードでの画像記録が行われないので、CHECKの
偽造を防止することができる。また、MICRプリンタ
を通常の画像形成装置の構成部品と共通の部品を使用し
て構成することができるので、MICRプリンタを低コ
ストで提供することかできる。
出願の第1発明のMICRプリンタ兼用画像形成装置で
は、カートリッジ装着空間(V)には、像担持体(5
1)、現像器(66〜71)、およびトナー回収容器
(54)を有するプロセスカートリッジ(U2)が着脱
自在に装着される。画像読取センサ(CCD)を有する
画像読取部(IIT)は、原稿台(A)および原稿台
(A)上の原稿画像を読取る。書込画像データ出力装置
(17)は、前記画像読取部(IIT)で読み取った画
像データおよび外部から入力された画像データを書込画
像データとして出力する。光書込装置(ROS)は、前
記書込画像データに応じて前記像担持体(51)表面に
所定の光量の光ビーム(L)により静電潜像を形成す
る。前記像担持体(51)に隣接して配置された現像器
(66〜71)は、前記像担持体(51)と隣接する現
像領域に現像剤を搬送して前記像担持体(51)上の静
電潜像にトナー像を現像する。前記回収容器(54)
は、像担持体(51)上の残留トナーを回収する。転写
装置(34)は、前記像担持体(51)表面に形成され
たトナー像を被転写材に転写する。定着装置(F)は、
被転写材上のトナー像を所定の定着温度で定着する。複
写モード作動装置は複写モードにおいて、前記画像読取
部(IIT)で読み取った画像データに応じたトナー像
を形成する。プリンタモード作動装置はプリンタモード
において、外部から入力された画像データに応じたトナ
ー像を形成する。作動モード制御装置は、プロセスカー
トリッジ(U2)がMICR用カートリッジである場合
に、前記複写モードの作動を制限する。前記第1発明に
よれば、MICRカートリッジが装着された状態では複
写モードでの画像記録が行われないので、CHECKの
偽造を防止することができる。また、MICRプリンタ
を通常の画像形成装置の構成部品と共通の部品を使用し
て構成することができるので、MICRプリンタを低コ
ストで提供することかできる。
【0011】(第2発明)本出願の第2発明のMICR
プリンタ兼用画像形成装置は、次の要件を備えたことを
特徴とする、(B01)表面に静電潜像が形成される像担
持体(51)、前記像担持体(51)上の静電潜像にト
ナー像を現像する現像器(66〜71)、像担持体(5
1)上の残留トナーを回収する回収容器(54)を有す
るプロセスカートリッジ(U2)が着脱自在に装着され
るカートリッジ装着空間(V)、(B02)原稿台(A)
および原稿台(A)上の原稿画像を読取る画像読取セン
サ(CCD)を有する画像読取部(IIT)、(B03)
外部から入力された画像データを書込画像データとして
出力する書込画像データ出力装置(17)、(B04)前
記書込画像データに応じて前記像担持体(51)表面に
所定の光量の光ビームにより静電潜像を形成する光書込
装置(ROS)、(B05)前記像担持体(51)表面に
形成されたトナー像を被転写材に転写する転写装置(3
4)、(B06)被転写材上のトナー像を所定の定着温度
で定着する定着装置(F)、(B07)前記画像読取部
(IIT)で読み取った画像データを通信ケーブルで接
続されたFAXに送信する送信モードおよび前記FAX
から受信した画像データに応じたトナー像を形成する受
信モードで作動するFAXモード作動装置、(B08)外
部から入力された画像データに応じたトナー像を形成す
るプリンタモードで作動するプリンタモード作動装置、
(B09)プロセスカートリッジ(U2)がMICR用カ
ートリッジである場合に、前記FAXモードの作動を制
限する作動モード制御装置。
プリンタ兼用画像形成装置は、次の要件を備えたことを
特徴とする、(B01)表面に静電潜像が形成される像担
持体(51)、前記像担持体(51)上の静電潜像にト
ナー像を現像する現像器(66〜71)、像担持体(5
1)上の残留トナーを回収する回収容器(54)を有す
るプロセスカートリッジ(U2)が着脱自在に装着され
るカートリッジ装着空間(V)、(B02)原稿台(A)
および原稿台(A)上の原稿画像を読取る画像読取セン
サ(CCD)を有する画像読取部(IIT)、(B03)
外部から入力された画像データを書込画像データとして
出力する書込画像データ出力装置(17)、(B04)前
記書込画像データに応じて前記像担持体(51)表面に
所定の光量の光ビームにより静電潜像を形成する光書込
装置(ROS)、(B05)前記像担持体(51)表面に
形成されたトナー像を被転写材に転写する転写装置(3
4)、(B06)被転写材上のトナー像を所定の定着温度
で定着する定着装置(F)、(B07)前記画像読取部
(IIT)で読み取った画像データを通信ケーブルで接
続されたFAXに送信する送信モードおよび前記FAX
から受信した画像データに応じたトナー像を形成する受
信モードで作動するFAXモード作動装置、(B08)外
部から入力された画像データに応じたトナー像を形成す
るプリンタモードで作動するプリンタモード作動装置、
(B09)プロセスカートリッジ(U2)がMICR用カ
ートリッジである場合に、前記FAXモードの作動を制
限する作動モード制御装置。
【0012】(第2発明の作用)本出願の第2発明のM
ICRプリンタ兼用画像形成装置では、FAXモード作
動装置は、送信モードにおいて前記画像読取部(II
T)で読み取った画像データを通信ケーブルで接続され
たFAXに送信する。また受信モードにおいて前記FA
Xから受信した画像データに応じたトナー像を形成す
る。プリンタモード作動装置は、プリンタモードにおい
て、外部から入力された画像データに応じたトナー像を
形成する。作動モード制御装置は、プロセスカートリッ
ジ(U2)がMICR用カートリッジである場合に、前
記FAXモードの作動を制限する。前記第2発明によれ
ば、MICRカートリッジが装着された状態ではFAX
受信データの画像記録が行われないので、CHECKの
偽造を防止することができる。
ICRプリンタ兼用画像形成装置では、FAXモード作
動装置は、送信モードにおいて前記画像読取部(II
T)で読み取った画像データを通信ケーブルで接続され
たFAXに送信する。また受信モードにおいて前記FA
Xから受信した画像データに応じたトナー像を形成す
る。プリンタモード作動装置は、プリンタモードにおい
て、外部から入力された画像データに応じたトナー像を
形成する。作動モード制御装置は、プロセスカートリッ
ジ(U2)がMICR用カートリッジである場合に、前
記FAXモードの作動を制限する。前記第2発明によれ
ば、MICRカートリッジが装着された状態ではFAX
受信データの画像記録が行われないので、CHECKの
偽造を防止することができる。
【0013】(第3発明)本出願の第3発明のMICR
プリンタ兼用画像形成装置は、次の要件を備えたことを
特徴とする、(C01)表面に静電潜像が形成される像担
持体(51)、前記像担持体(51)上の静電潜像にト
ナー像を現像する現像器(66〜71)、像担持体(5
1)上の残留トナーを回収する回収容器(54)を有す
るプロセスカートリッジ(U2)が着脱自在に装着され
るカートリッジ装着空間(V)、(C02)原稿台(A)
および原稿台(A)上の原稿画像を読取る画像読取セン
サ(CCD)を有する画像読取部(IIT)、(C03)
前記画像読取部(IIT)で読み取った画像データおよ
び外部から入力された画像データを書込画像データとし
て出力する書込画像データ出力装置(17)、(C04)
前記書込画像データに応じて前記像担持体(51)表面
に所定の光量の光ビームにより静電潜像を形成する光書
込装置(ROS)、(C05)前記像担持体(51)表面
に形成されたトナー像を被転写材に転写する転写装置
(34)、(C06)被転写材上のトナー像を所定の定着
温度で定着する定着装置(F)、(C07)前記画像読取
部(IIT)で読み取った画像データに応じたトナー像
を形成する複写モードで作動する複写モード作動装置、
(C08)前記画像読取部(IIT)で読み取った画像デ
ータを通信ケーブルで接続されたFAXに送信する送信
モードおよび前記FAXから受信した画像データに応じ
たトナー像を形成する受信モードで作動するFAXモー
ド作動装置、(C09)外部から入力された画像データに
応じたトナー像を形成するプリンタモードで作動するプ
リンタモード作動装置、(C010)プロセスカートリッ
ジ(U2)がMICR用カートリッジである場合に、前
記複写モードおよびFAXモードでのトナー像の形成を
制限する作動モード制御装置。
プリンタ兼用画像形成装置は、次の要件を備えたことを
特徴とする、(C01)表面に静電潜像が形成される像担
持体(51)、前記像担持体(51)上の静電潜像にト
ナー像を現像する現像器(66〜71)、像担持体(5
1)上の残留トナーを回収する回収容器(54)を有す
るプロセスカートリッジ(U2)が着脱自在に装着され
るカートリッジ装着空間(V)、(C02)原稿台(A)
および原稿台(A)上の原稿画像を読取る画像読取セン
サ(CCD)を有する画像読取部(IIT)、(C03)
前記画像読取部(IIT)で読み取った画像データおよ
び外部から入力された画像データを書込画像データとし
て出力する書込画像データ出力装置(17)、(C04)
前記書込画像データに応じて前記像担持体(51)表面
に所定の光量の光ビームにより静電潜像を形成する光書
込装置(ROS)、(C05)前記像担持体(51)表面
に形成されたトナー像を被転写材に転写する転写装置
(34)、(C06)被転写材上のトナー像を所定の定着
温度で定着する定着装置(F)、(C07)前記画像読取
部(IIT)で読み取った画像データに応じたトナー像
を形成する複写モードで作動する複写モード作動装置、
(C08)前記画像読取部(IIT)で読み取った画像デ
ータを通信ケーブルで接続されたFAXに送信する送信
モードおよび前記FAXから受信した画像データに応じ
たトナー像を形成する受信モードで作動するFAXモー
ド作動装置、(C09)外部から入力された画像データに
応じたトナー像を形成するプリンタモードで作動するプ
リンタモード作動装置、(C010)プロセスカートリッ
ジ(U2)がMICR用カートリッジである場合に、前
記複写モードおよびFAXモードでのトナー像の形成を
制限する作動モード制御装置。
【0014】(第3発明の作用)本出願の第3発明のM
ICRプリンタ兼用画像形成装置では、複写モード作動
装置は複写モードにおいて、前記画像読取部(IIT)
で読み取った画像データに応じたトナー像を形成する。
FAXモード作動装置は、送信モードにおいて前記画像
読取部(IIT)で読み取った画像データを通信ケーブ
ルで接続されたFAXに送信する。また受信モードにお
いて前記FAXから受信した画像データに応じたトナー
像を形成する。プリンタモード作動装置は、プリンタモ
ードにおいて、外部から入力された画像データに応じた
トナー像を形成する。作動モード制御装置は、プロセス
カートリッジ(U2)がMICR用カートリッジである
場合に、前記複写モードおよびFAXモードの作動を制
限する。前記第3発明によれば、MICRカートリッジ
が装着された状態では、複写モードでの画像記録および
FAX受信データの画像記録が行われないので、CHE
CKの偽造を防止することができる。
ICRプリンタ兼用画像形成装置では、複写モード作動
装置は複写モードにおいて、前記画像読取部(IIT)
で読み取った画像データに応じたトナー像を形成する。
FAXモード作動装置は、送信モードにおいて前記画像
読取部(IIT)で読み取った画像データを通信ケーブ
ルで接続されたFAXに送信する。また受信モードにお
いて前記FAXから受信した画像データに応じたトナー
像を形成する。プリンタモード作動装置は、プリンタモ
ードにおいて、外部から入力された画像データに応じた
トナー像を形成する。作動モード制御装置は、プロセス
カートリッジ(U2)がMICR用カートリッジである
場合に、前記複写モードおよびFAXモードの作動を制
限する。前記第3発明によれば、MICRカートリッジ
が装着された状態では、複写モードでの画像記録および
FAX受信データの画像記録が行われないので、CHE
CKの偽造を防止することができる。
【0015】
(本発明の実施の形態1)本発明の実施の形態1のMI
CRプリンタ兼用画像形成装置は、前記第1〜第3発明
において次の要件を備えたことを特徴とする、(A07)
前記カートリッジ装着空間(V)に装着されたプロセス
カートリッジ(U2)が通常カートリッジである場合お
よび磁気読取可能な強磁性トナー像を形成するMICR
用カートリッジである場合にそれぞれ使用される画像形
成プロセスのパラメータを記憶するパラメータ記憶手段
を有し、前記カートリッジ装着空間(V)に装着された
プロセスカートリッジ(U2)の種類に応じて画像形成
プロセスのパラメータを設定するパラメータ変更装置
(C+Me)、
CRプリンタ兼用画像形成装置は、前記第1〜第3発明
において次の要件を備えたことを特徴とする、(A07)
前記カートリッジ装着空間(V)に装着されたプロセス
カートリッジ(U2)が通常カートリッジである場合お
よび磁気読取可能な強磁性トナー像を形成するMICR
用カートリッジである場合にそれぞれ使用される画像形
成プロセスのパラメータを記憶するパラメータ記憶手段
を有し、前記カートリッジ装着空間(V)に装着された
プロセスカートリッジ(U2)の種類に応じて画像形成
プロセスのパラメータを設定するパラメータ変更装置
(C+Me)、
【0016】(本発明の実施の形態1の作用)前述の構
成を備えた第1発明の実施の形態1のMICRプリンタ
兼用画像形成装置では、パラメータ変更装置(C+M
e)のパラメータ記憶手段(Me)は、前記カートリッジ
装着空間(V)に装着されたプロセスカートリッジ(U
2)が通常カートリッジである場合および磁気読取可能
な強磁性トナー像を形成するMICRカートリッジであ
る場合にそれぞれ使用される画像形成プロセスのパラメ
ータを記憶する。パラメータ変更装置(C+Me)は、
前記カートリッジ装着空間(V)に装着されたプロセス
カートリッジ(U2)の種類に応じて画像形成プロセス
のパラメータを設定する。したがって、本発明の実施の
形態1のMICRプリンタ兼用画像形成装置は、通常カ
ートリッジおよびMICRカートリッジを使用する場合
にそれぞれ適切に設定されたプロセスパラメータにより
画像形成を行うことができる。
成を備えた第1発明の実施の形態1のMICRプリンタ
兼用画像形成装置では、パラメータ変更装置(C+M
e)のパラメータ記憶手段(Me)は、前記カートリッジ
装着空間(V)に装着されたプロセスカートリッジ(U
2)が通常カートリッジである場合および磁気読取可能
な強磁性トナー像を形成するMICRカートリッジであ
る場合にそれぞれ使用される画像形成プロセスのパラメ
ータを記憶する。パラメータ変更装置(C+Me)は、
前記カートリッジ装着空間(V)に装着されたプロセス
カートリッジ(U2)の種類に応じて画像形成プロセス
のパラメータを設定する。したがって、本発明の実施の
形態1のMICRプリンタ兼用画像形成装置は、通常カ
ートリッジおよびMICRカートリッジを使用する場合
にそれぞれ適切に設定されたプロセスパラメータにより
画像形成を行うことができる。
【0017】(実施例)次に図面を参照しながら、本発
明のMICRプリンタ兼用画像形成装置の実施の形態の
例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限
定されるものではない。なお、以後の説明の理解を容易
にするために、図面において互いに直交する矢印X,
Y,Zの方向に直交座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、
矢印X方向を前方、矢印Y方向を左方、 矢印Z方向を
上方とする。この場合、X方向(前方)と逆向き(−X
方向)は後方、Y方向(左方)と逆向き(−Y方向)は
右方、Z方向(上方)と逆向き(−Z方向)は下方とな
る。また、前方(X方向)及び後方(−X方向)を含め
て前後方向又はX軸方向といい、左方(B方向)及び右
方(−Y方向)を含めて左右方向又はY軸方向といい、
上方(Z方向)及び下方(−Z方向)を含めて上下方向
又はZ軸方向ということにする。さらに図中、「○」の
中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう
矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは
紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
明のMICRプリンタ兼用画像形成装置の実施の形態の
例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限
定されるものではない。なお、以後の説明の理解を容易
にするために、図面において互いに直交する矢印X,
Y,Zの方向に直交座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、
矢印X方向を前方、矢印Y方向を左方、 矢印Z方向を
上方とする。この場合、X方向(前方)と逆向き(−X
方向)は後方、Y方向(左方)と逆向き(−Y方向)は
右方、Z方向(上方)と逆向き(−Z方向)は下方とな
る。また、前方(X方向)及び後方(−X方向)を含め
て前後方向又はX軸方向といい、左方(B方向)及び右
方(−Y方向)を含めて左右方向又はY軸方向といい、
上方(Z方向)及び下方(−Z方向)を含めて上下方向
又はZ軸方向ということにする。さらに図中、「○」の
中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう
矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは
紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
【0018】(実施例1)図1は本発明のMICRプリ
ンタ兼用画像形成装置の実施例1の全体説明図である。
図2は同実施例1のMICRプリンタ兼用画像形成装置
本体を示す図である。図3は同実施例1のMICRプリ
ンタ兼用画像形成装置本体に着脱自在に装着されるプロ
セスカートリッジの説明図である。図4は前記図3の矢
印IVから見た図である。図1において、本発明のMI
CRプリンタ兼用画像形成装置の実施例1としてのデジ
タル画像形成装置Uは、画像形成装置本体(MICRプ
リンタ兼用画像形成装置本体)U1とこの画像形成装置
本体U1に着脱自在に装着されるプロセスカートリッジ
U2とを有している。前記画像形成装置本体U1は、画像
読取部としてのIIT(イメージインプットターミナ
ル)、および画像記録部としてのIOT(イメージアウ
トプットターミナル)を有している。前記IIT上面の
プラテンガラス(原稿台)A上には、自動原稿搬送装置
Bが起伏自在(前側部分が持ち上げ自在)に支持されて
いる。
ンタ兼用画像形成装置の実施例1の全体説明図である。
図2は同実施例1のMICRプリンタ兼用画像形成装置
本体を示す図である。図3は同実施例1のMICRプリ
ンタ兼用画像形成装置本体に着脱自在に装着されるプロ
セスカートリッジの説明図である。図4は前記図3の矢
印IVから見た図である。図1において、本発明のMI
CRプリンタ兼用画像形成装置の実施例1としてのデジ
タル画像形成装置Uは、画像形成装置本体(MICRプ
リンタ兼用画像形成装置本体)U1とこの画像形成装置
本体U1に着脱自在に装着されるプロセスカートリッジ
U2とを有している。前記画像形成装置本体U1は、画像
読取部としてのIIT(イメージインプットターミナ
ル)、および画像記録部としてのIOT(イメージアウ
トプットターミナル)を有している。前記IIT上面の
プラテンガラス(原稿台)A上には、自動原稿搬送装置
Bが起伏自在(前側部分が持ち上げ自在)に支持されて
いる。
【0019】前記自動原稿搬送装置Bは、複写しようと
する各種サイズの原稿(図示せず)が重ねて載置される
原稿給紙トレイ1を有している。原稿給紙トレイ1に載
置された原稿はプラテンガラスA上に設定された原稿読
取位置A1を一定速度で通過しながら、原稿排出トレイ
2に排出されるように構成されている。
する各種サイズの原稿(図示せず)が重ねて載置される
原稿給紙トレイ1を有している。原稿給紙トレイ1に載
置された原稿はプラテンガラスA上に設定された原稿読
取位置A1を一定速度で通過しながら、原稿排出トレイ
2に排出されるように構成されている。
【0020】前記画像形成装置U1のIITは、コント
ローラパネルを備えたUI(ユーザインタフェース)を
有している。前記UIは、ユーザがコピースタート等の
作動指令信号を入力操作する部分であり、表示部、作動
モード選択スイッチ、コピースタートスイッチ、コピー
設定枚数入力キー等を有している。前記UIの表示部に
は画像形成装置Uの現在の設定状態に関する情報の表示
等が行われるようになっている。画像形成装置本体U1
上面の透明なプラテンガラスAの下方には、プラテンレ
ジ位置(OPT位置)に配置された露光系レジセンサ
(プラテンレジセンサ)Sp、および画像書込装置とし
ての露光光学系6を有している。この露光光学系6は、
移動可能なランプユニット7を有しており、このランプ
ユニット7は、原稿照明用のランプ8と第1ミラー9と
が一体化されて構成されている。また、前記露光光学系
6は、前記ランプユニット7の移動速度の1/2の速度
で移動する移動ミラーユニット11を有している。この
移動ミラーユニット11は、第2ミラー12および第3
ミラー13から構成されている。
ローラパネルを備えたUI(ユーザインタフェース)を
有している。前記UIは、ユーザがコピースタート等の
作動指令信号を入力操作する部分であり、表示部、作動
モード選択スイッチ、コピースタートスイッチ、コピー
設定枚数入力キー等を有している。前記UIの表示部に
は画像形成装置Uの現在の設定状態に関する情報の表示
等が行われるようになっている。画像形成装置本体U1
上面の透明なプラテンガラスAの下方には、プラテンレ
ジ位置(OPT位置)に配置された露光系レジセンサ
(プラテンレジセンサ)Sp、および画像書込装置とし
ての露光光学系6を有している。この露光光学系6は、
移動可能なランプユニット7を有しており、このランプ
ユニット7は、原稿照明用のランプ8と第1ミラー9と
が一体化されて構成されている。また、前記露光光学系
6は、前記ランプユニット7の移動速度の1/2の速度
で移動する移動ミラーユニット11を有している。この
移動ミラーユニット11は、第2ミラー12および第3
ミラー13から構成されている。
【0021】そして、前記ランプユニット7が原稿に対
して平行に図1中左右方向(Y軸方向)に移動し、前記
移動ミラーユニット11が前記ランプユニット7の移動
速度の1/2の速度で1/2の距離だけ移動すると、原
稿とレンズ14との間の距離は一定に保たれるので、そ
の間、前記ランプ8によって照明された原稿の反射光
は、前記露光光学系6を通ってCCD(固体撮像素子)
上に収束されるように構成されている。前記CCDは、
その撮像面上に収束された原稿反射光を電気信号に変換
する機能を有している。
して平行に図1中左右方向(Y軸方向)に移動し、前記
移動ミラーユニット11が前記ランプユニット7の移動
速度の1/2の速度で1/2の距離だけ移動すると、原
稿とレンズ14との間の距離は一定に保たれるので、そ
の間、前記ランプ8によって照明された原稿の反射光
は、前記露光光学系6を通ってCCD(固体撮像素子)
上に収束されるように構成されている。前記CCDは、
その撮像面上に収束された原稿反射光を電気信号に変換
する機能を有している。
【0022】また、前記IITのCCDで得られる読取
画像のアナログ電気信号は、画像読取データ出力手段1
6により、ゲイン調節、シェーディング補正が行われた
デジタル信号に変換される。前記画像読取データ出力手
段16の出力する画像読取データが入力される書込画像
データ出力装置17を有しており、書込画像データ出力
装置17は画像データを一時的に記憶する画像メモリ1
8を有している。書込画像データ出力装置17は、入力
された前記画像読取データに濃度補正、拡大縮小補正等
のデータ処理を施して、書込用画像データ(レーザ駆動
データ)としてIOTに出力する機能を有している。
画像のアナログ電気信号は、画像読取データ出力手段1
6により、ゲイン調節、シェーディング補正が行われた
デジタル信号に変換される。前記画像読取データ出力手
段16の出力する画像読取データが入力される書込画像
データ出力装置17を有しており、書込画像データ出力
装置17は画像データを一時的に記憶する画像メモリ1
8を有している。書込画像データ出力装置17は、入力
された前記画像読取データに濃度補正、拡大縮小補正等
のデータ処理を施して、書込用画像データ(レーザ駆動
データ)としてIOTに出力する機能を有している。
【0023】前記書込画像データ出力装置17が出力す
る画像書込データ(レーザ駆動データ)が入力されるI
OTのレーザ駆動信号出力装置19は、入力された画像
データに応じたレーザ駆動信号をROS(光書込走査装
置、すなわち、潜像形成装置)に出力する。前記ROS
は、後述するプロセスカートリッジU2の像担持体表面
に静電潜像を書き込む装置であり、前記レーザ駆動信号
により変調されたレーザビーム(光ビーム)Lを出射す
るレーザダイオード20、収束レンズ21、回転多面鏡
22、fθレンズ23、ミラー24、25等を有してい
る。前記ROSの下部には磁気センサSgが設けられて
いる。
る画像書込データ(レーザ駆動データ)が入力されるI
OTのレーザ駆動信号出力装置19は、入力された画像
データに応じたレーザ駆動信号をROS(光書込走査装
置、すなわち、潜像形成装置)に出力する。前記ROS
は、後述するプロセスカートリッジU2の像担持体表面
に静電潜像を書き込む装置であり、前記レーザ駆動信号
により変調されたレーザビーム(光ビーム)Lを出射す
るレーザダイオード20、収束レンズ21、回転多面鏡
22、fθレンズ23、ミラー24、25等を有してい
る。前記ROSの下部には磁気センサSgが設けられて
いる。
【0024】画像形成装置本体U1は、下部に給紙トレ
イ26を有している。給紙トレイ26の右側(−Y側)
上方には給紙トレイ26から用紙(複写用紙)を取り出
すための半月形の用紙取出ローラ27が配置されてい
る。用紙取出ローラ27の右方にはさばきローラ装置2
8が設けられている。さばきローラ装置28は給紙ロー
ラ28aおよびリタードローラ28bを有しており、用紙
取出ローラ27から取り出された用紙を1枚づつ用紙搬
送路29に搬送する機能を有している。用紙搬送路29
には搬送ローラ31、レジローラ32が配置されてい
る。前記用紙搬送路29には前記搬送ローラ31の上流
側に手差し給紙路33が接続されている。
イ26を有している。給紙トレイ26の右側(−Y側)
上方には給紙トレイ26から用紙(複写用紙)を取り出
すための半月形の用紙取出ローラ27が配置されてい
る。用紙取出ローラ27の右方にはさばきローラ装置2
8が設けられている。さばきローラ装置28は給紙ロー
ラ28aおよびリタードローラ28bを有しており、用紙
取出ローラ27から取り出された用紙を1枚づつ用紙搬
送路29に搬送する機能を有している。用紙搬送路29
には搬送ローラ31、レジローラ32が配置されてい
る。前記用紙搬送路29には前記搬送ローラ31の上流
側に手差し給紙路33が接続されている。
【0025】前記レジローラ32の左方には転写ロール
(転写装置)34が配置されている。転写ロール34は
後述のプロセスカートリッジU2の像担持体上のトナー
像を用紙に転写するための部材であり、用紙通過時にプ
ラスの電圧が印加される。転写ロール34の左方には前
記転写ロール34を通過した用紙に帯電した静電気を除
去する除電ブラシ35が配置されている。除電ブラシの
左方にはトナー像が転写された用紙を定着装置Fに搬送
する用紙搬送路36が設けられている。定着装置Fは加
熱ロール37および加圧ロール38を有し、通過する用
紙上の未定着トナー像を加熱定着する装置である。加熱
ロール37にはハロゲンヒータ37aが内蔵されてい
る。前記加熱ロール37の表面温度はサーミスタSmに
より検出されている。
(転写装置)34が配置されている。転写ロール34は
後述のプロセスカートリッジU2の像担持体上のトナー
像を用紙に転写するための部材であり、用紙通過時にプ
ラスの電圧が印加される。転写ロール34の左方には前
記転写ロール34を通過した用紙に帯電した静電気を除
去する除電ブラシ35が配置されている。除電ブラシの
左方にはトナー像が転写された用紙を定着装置Fに搬送
する用紙搬送路36が設けられている。定着装置Fは加
熱ロール37および加圧ロール38を有し、通過する用
紙上の未定着トナー像を加熱定着する装置である。加熱
ロール37にはハロゲンヒータ37aが内蔵されてい
る。前記加熱ロール37の表面温度はサーミスタSmに
より検出されている。
【0026】定着装置Fの左方には用紙排出路39およ
び用紙反転路40が設けられている。前記用紙排出路3
9には用紙搬送ローラ41および用紙排出ローラ42が
設けられている。また、用紙反転路40には用紙搬送ロ
ーラ43,44が設けられている。前記用紙排出路39
および用紙反転路40の接続部には用紙の搬送方向を切
り替える切替ゲート46が設けられている。切替ゲート
46は通常は、定着装置Fから排出される用紙を前記用
紙排出路39に搬送する位置(実線位置)に保持されて
いる。そして、片面記録を行う場合には、片面に記録が
行われた用紙は、前記用紙排出路39の排出ローラ42
から用紙排出トレイ47に排出される。
び用紙反転路40が設けられている。前記用紙排出路3
9には用紙搬送ローラ41および用紙排出ローラ42が
設けられている。また、用紙反転路40には用紙搬送ロ
ーラ43,44が設けられている。前記用紙排出路39
および用紙反転路40の接続部には用紙の搬送方向を切
り替える切替ゲート46が設けられている。切替ゲート
46は通常は、定着装置Fから排出される用紙を前記用
紙排出路39に搬送する位置(実線位置)に保持されて
いる。そして、片面記録を行う場合には、片面に記録が
行われた用紙は、前記用紙排出路39の排出ローラ42
から用紙排出トレイ47に排出される。
【0027】しかし、用紙に両面複写を行う場合には、
前記切替ゲート46は、片面記録された用紙が一旦前記
用紙排出路39側に搬送された後、スイッチバックして
前記用紙反転路40に搬送されるように2点鎖線位置に
切り替えられる。スイッチバックして用紙反転路40に
搬送された用紙は前記給紙トレイ26に反転した状態で
収容されるようになっている。この反転した用紙を給紙
トレイ26から取り出して転写位置(転写ロール34の
位置)に搬送すると、最初に複写した面と反対側の面に
トナー像が転写される。このようにして、両面に画像記
録が行われた用紙は前記排出ローラ42から用紙排出ト
レイ47に排出される。なお、前記給紙トレイ26の上
方に配置された電源48は、前記用紙搬送等を行うため
のメインモータMm(図5参照)の駆動電流、加熱ロー
ル37の加熱電流、転写ロール34の転写電流等の給電
用の電源である。
前記切替ゲート46は、片面記録された用紙が一旦前記
用紙排出路39側に搬送された後、スイッチバックして
前記用紙反転路40に搬送されるように2点鎖線位置に
切り替えられる。スイッチバックして用紙反転路40に
搬送された用紙は前記給紙トレイ26に反転した状態で
収容されるようになっている。この反転した用紙を給紙
トレイ26から取り出して転写位置(転写ロール34の
位置)に搬送すると、最初に複写した面と反対側の面に
トナー像が転写される。このようにして、両面に画像記
録が行われた用紙は前記排出ローラ42から用紙排出ト
レイ47に排出される。なお、前記給紙トレイ26の上
方に配置された電源48は、前記用紙搬送等を行うため
のメインモータMm(図5参照)の駆動電流、加熱ロー
ル37の加熱電流、転写ロール34の転写電流等の給電
用の電源である。
【0028】前記電源48および転写ロール34等の上
方にはカートリッジ装着空間Vが形成されている。ま
た、前記カートリッジ装着空間Vの右側には、カートリ
ッジ装着空間Vを開閉するための開閉ドア49が軸49
a周りに回動可能に支持されている。前記符号6〜4
9、A、A1、Sg等で示された要素から画像形成装置本
体U1が構成されている。そして、画像形成装置本体U1
には、前記用紙取出ローラ27および転写ローラ28等
の上方に、プロセスカートリッジU2を挿入するための
カートリッジ装着空間Vが設けられている。前記プロセ
スカートリッジU2は、画像形成装置本体U1の右上方か
ら挿入、取出が行われるようになっている。
方にはカートリッジ装着空間Vが形成されている。ま
た、前記カートリッジ装着空間Vの右側には、カートリ
ッジ装着空間Vを開閉するための開閉ドア49が軸49
a周りに回動可能に支持されている。前記符号6〜4
9、A、A1、Sg等で示された要素から画像形成装置本
体U1が構成されている。そして、画像形成装置本体U1
には、前記用紙取出ローラ27および転写ローラ28等
の上方に、プロセスカートリッジU2を挿入するための
カートリッジ装着空間Vが設けられている。前記プロセ
スカートリッジU2は、画像形成装置本体U1の右上方か
ら挿入、取出が行われるようになっている。
【0029】(プロセスカートリッジU2の構成)プロ
セスカートリッジU2には、通常カートリッジおよびM
ICRカートリッジの2種類が準備されるが、大部分に
おいて共通の構成を採用している。したがって、最初
に、通常カートリッジおよびMICRカートリッジの共
通の構成について説明し、その後で相違する構成につい
て説明する。
セスカートリッジU2には、通常カートリッジおよびM
ICRカートリッジの2種類が準備されるが、大部分に
おいて共通の構成を採用している。したがって、最初
に、通常カートリッジおよびMICRカートリッジの共
通の構成について説明し、その後で相違する構成につい
て説明する。
【0030】(通常カートリッジとMICRカートリッ
ジとの共通構成部分)図3、図4において、前記プロセ
スカートリッジU2は、前記像担持体ユニットU21およ
び画像記録ユニットU22を有している。前記像担持体ユ
ニットU21は、外壁を構成するケース50と、ケース5
0に支持された像担持体51と、像担持体51表面を一
様に帯電させる帯電ロール52と、像担持体51表面に
付着したトナーを回収するクリーナ53とを有してい
る。ケース50上面の前部(X線部分、図4参照)には
磁石装着部50a(図4参照)が形成されている。像担
持体51はアルミ製円筒基材の表面にOPC(有機感光
体)の表面層を形成して構成されている。OPCはマイ
ナス帯電なので、帯電ロール52には交流電圧に直流バ
イアス電圧を重畳した電圧が印加されるように構成され
ている。前記帯電ロール52に印加される電圧は、プロ
セスカートリッジU2を画像形成装置本体U1に装着した
ときに、画像形成装置本体U1の電源48から供給され
るように構成されている。なお、画像形成装置本体U1
からプロセスカートリッジU2への給電を行う構成とし
ては、従来公知の種々の構成を採用することができる。
また、像担持体51のアルミ製円筒基材はアースされ
る。
ジとの共通構成部分)図3、図4において、前記プロセ
スカートリッジU2は、前記像担持体ユニットU21およ
び画像記録ユニットU22を有している。前記像担持体ユ
ニットU21は、外壁を構成するケース50と、ケース5
0に支持された像担持体51と、像担持体51表面を一
様に帯電させる帯電ロール52と、像担持体51表面に
付着したトナーを回収するクリーナ53とを有してい
る。ケース50上面の前部(X線部分、図4参照)には
磁石装着部50a(図4参照)が形成されている。像担
持体51はアルミ製円筒基材の表面にOPC(有機感光
体)の表面層を形成して構成されている。OPCはマイ
ナス帯電なので、帯電ロール52には交流電圧に直流バ
イアス電圧を重畳した電圧が印加されるように構成され
ている。前記帯電ロール52に印加される電圧は、プロ
セスカートリッジU2を画像形成装置本体U1に装着した
ときに、画像形成装置本体U1の電源48から供給され
るように構成されている。なお、画像形成装置本体U1
からプロセスカートリッジU2への給電を行う構成とし
ては、従来公知の種々の構成を採用することができる。
また、像担持体51のアルミ製円筒基材はアースされ
る。
【0031】また、本実施例1はイメージ露光を行うよ
うに構成されており、レーザビームLは像担持体51上
の画像部分(記録用紙上でトナーが載る部分)を露光す
る。クリーナ53は前記ケース50により形成さたトナ
ー回収容器54およびクリーニングブレード55を有
し、クリーニングブレード55先端は前記像担持体51
に当接している。前記クリーニングブレードは本実施例
1では、高硬度のウレタンブレードが使用されている。
そして、前記像担持体51上の残留トナーは前記クリー
ニングブレード55により擦り取られて前記トナー回収
容器54内に貯蔵されるように構成されている。
うに構成されており、レーザビームLは像担持体51上
の画像部分(記録用紙上でトナーが載る部分)を露光す
る。クリーナ53は前記ケース50により形成さたトナ
ー回収容器54およびクリーニングブレード55を有
し、クリーニングブレード55先端は前記像担持体51
に当接している。前記クリーニングブレードは本実施例
1では、高硬度のウレタンブレードが使用されている。
そして、前記像担持体51上の残留トナーは前記クリー
ニングブレード55により擦り取られて前記トナー回収
容器54内に貯蔵されるように構成されている。
【0032】図3において、前記トナー回収容器54の
下部にはヒンジ軸57回りに板バネ58の一端が回転自
在に支持されている。板バネ58の他端にはヒンジ軸5
9を介して保護カバー60が連結されている。前記保護
カバー60は前記板バネ58が前記ヒンジ軸57回りに
回転したとき図2の二点鎖線に示す閉塞位置と実線で示
す開放位置との間で移動可能である。そして、前記保護
カバー60は、前記プロセスカートリッジU2が前記画
像形成装置本体U1に装着される以前は図2の二点鎖線
で示す閉塞位置に保持されて前記像担持体51下方を被
覆し、装着後は実線で示す開放位置に保持されるように
なっている。前記保護カバー60は像担持体ユニットU
21後端部に設けられたカバー操作部材61(図4参照)
により開閉操作されるように構成されている。前記符号
51〜61で示された要素により像担持体ユニットU21
が構成されている。
下部にはヒンジ軸57回りに板バネ58の一端が回転自
在に支持されている。板バネ58の他端にはヒンジ軸5
9を介して保護カバー60が連結されている。前記保護
カバー60は前記板バネ58が前記ヒンジ軸57回りに
回転したとき図2の二点鎖線に示す閉塞位置と実線で示
す開放位置との間で移動可能である。そして、前記保護
カバー60は、前記プロセスカートリッジU2が前記画
像形成装置本体U1に装着される以前は図2の二点鎖線
で示す閉塞位置に保持されて前記像担持体51下方を被
覆し、装着後は実線で示す開放位置に保持されるように
なっている。前記保護カバー60は像担持体ユニットU
21後端部に設けられたカバー操作部材61(図4参照)
により開閉操作されるように構成されている。前記符号
51〜61で示された要素により像担持体ユニットU21
が構成されている。
【0033】前記画像記録ユニットU22は、一成分磁性
トナーを収容するホッパ66、このホッパ66に回転可
能に支持されたアジテータ(トナー撹拌部材)67を有
している。前記ホッパ66の外側面に一体的に構成され
た現像ロール収容部68には、現像ロール69が支持さ
れている。現像ロール69は回転可能なアルミパイプに
より構成されたスリーブ(すなわち、現像剤担持体)7
1およびその内部において固定支持された磁石ロール7
2から構成されている。スリーブ71内部の磁石ロール
72は、前記像担持体51に対向した位置にある現像極
Nと、前記スリーブ71上の現像剤の層厚を規制する層
厚規制部材73に隣接する上流側部分に存在する層形成
極Nと、それらの間にトナーを確実にスリーブ71上に
吸引保持するための2つの搬送磁極S,Sを有してい
る。前記プロセスカートリッジU2が前記画像形成装置
本体U1に装着された際には、前記電源48から前記現
像ロール69のスリーブ71に、交流電圧にマイナス直
流バイアス電圧を重畳した電圧が印加されるように構成
されている。前述したように、像担持体51のアルミ製
円筒基材がアースされるので、像担持体51とスリーブ
71との間には、交流電圧にマイナス直流バイアス電圧
を重畳した電圧が印加される。前記印加電圧により、ス
リーブ71上のマイナスに帯電したトナーは像担持体5
1上の静電潜像側に移動して、静電潜像はトナー像に現
像される。前記符号66〜71で示された要素から現像
器(66〜71)が構成されている。
トナーを収容するホッパ66、このホッパ66に回転可
能に支持されたアジテータ(トナー撹拌部材)67を有
している。前記ホッパ66の外側面に一体的に構成され
た現像ロール収容部68には、現像ロール69が支持さ
れている。現像ロール69は回転可能なアルミパイプに
より構成されたスリーブ(すなわち、現像剤担持体)7
1およびその内部において固定支持された磁石ロール7
2から構成されている。スリーブ71内部の磁石ロール
72は、前記像担持体51に対向した位置にある現像極
Nと、前記スリーブ71上の現像剤の層厚を規制する層
厚規制部材73に隣接する上流側部分に存在する層形成
極Nと、それらの間にトナーを確実にスリーブ71上に
吸引保持するための2つの搬送磁極S,Sを有してい
る。前記プロセスカートリッジU2が前記画像形成装置
本体U1に装着された際には、前記電源48から前記現
像ロール69のスリーブ71に、交流電圧にマイナス直
流バイアス電圧を重畳した電圧が印加されるように構成
されている。前述したように、像担持体51のアルミ製
円筒基材がアースされるので、像担持体51とスリーブ
71との間には、交流電圧にマイナス直流バイアス電圧
を重畳した電圧が印加される。前記印加電圧により、ス
リーブ71上のマイナスに帯電したトナーは像担持体5
1上の静電潜像側に移動して、静電潜像はトナー像に現
像される。前記符号66〜71で示された要素から現像
器(66〜71)が構成されている。
【0034】前記ホッパ66の底面において前記現像ロ
ール収容部68との間に設けられた仕切壁74の上方に
は開口76が形成されている。そして、前記仕切壁74
の上端面はホッパ66から前記開口76を通って現像ロ
ール69側へのトナーの移動が容易に行われるように適
当な高さ(スリーブ71および層厚規制部材73の当接
部の高さより低い高さ)に設定されている。
ール収容部68との間に設けられた仕切壁74の上方に
は開口76が形成されている。そして、前記仕切壁74
の上端面はホッパ66から前記開口76を通って現像ロ
ール69側へのトナーの移動が容易に行われるように適
当な高さ(スリーブ71および層厚規制部材73の当接
部の高さより低い高さ)に設定されている。
【0035】図3、図4において、前記像担持体ユニッ
トU21および画像記録ユニットU22は、前後方向両端
(X軸方向両端)において軸77回りに相対的に回転可
能に連結されている。前記相対的に回転可能な像担持体
ユニットU21および画像記録ユニットU22は、圧縮バネ
78により前記軸77回りに開く方向の力を受けてい
る。そしてその力により現像ロール69は像担持体51
に押圧されている。なお、現像ロール69のスリーブ7
1および像担持体51は、それらの軸方向の外端部分、
すなわち、現像領域の外側部分が当接しており、スリー
ブ71および像担持体51間の現像領域(軸方向中央領
域)は適当な間隙に保持されている。前記符号66〜7
8で示された要素により前記プロセスカートリッジU2
の画像記録ユニットU22が構成されている。前記像担持
体ユニットU21および画像記録ユニットU22の間には、
像担持体51への潜像書込用のレーザビームLが入射す
るためのビーム入射用開口79が形成されている。
トU21および画像記録ユニットU22は、前後方向両端
(X軸方向両端)において軸77回りに相対的に回転可
能に連結されている。前記相対的に回転可能な像担持体
ユニットU21および画像記録ユニットU22は、圧縮バネ
78により前記軸77回りに開く方向の力を受けてい
る。そしてその力により現像ロール69は像担持体51
に押圧されている。なお、現像ロール69のスリーブ7
1および像担持体51は、それらの軸方向の外端部分、
すなわち、現像領域の外側部分が当接しており、スリー
ブ71および像担持体51間の現像領域(軸方向中央領
域)は適当な間隙に保持されている。前記符号66〜7
8で示された要素により前記プロセスカートリッジU2
の画像記録ユニットU22が構成されている。前記像担持
体ユニットU21および画像記録ユニットU22の間には、
像担持体51への潜像書込用のレーザビームLが入射す
るためのビーム入射用開口79が形成されている。
【0036】(通常カートリッジとMICRカートリッ
ジとの相違点)前記プロセスカートリッジU2は、前記
ホッパ66に通常使用するトナーが収容された通常カー
トリッジとMICR用トナーが収容されたMICRカー
トリッジとが準備される。そして、前記MICRカート
リッジU2の前記磁石装着部50a(図3、図4参照)に
は、永久磁石(カートリッジ識別用被検出部材)81が
装着される。したがって、MICRカートリッジU2が
装着された時には、前記磁気センサSgにより、装着さ
れたプロセスカートリッジU2がMICRカートリッジ
U2であることが検出される。なお、磁気センサSgは画
像形成装置本体U1に対して着脱自在であり、MICR
プリンタとしての機能を必要としないユーザに対して
は、磁気センサSgを取り付けず、通常プリンタとして
提供することができる。この場合はMICRプリンタ兼
用画像形成装置ではなく、単なる通常の画像形成装置本
体(通常の複写機本体)として出荷されることになる。
すなわち、MICRプリンタ兼用画像形成装置の画像形
成装置本体は、通常の画像形成装置本体と共通の部品に
より構成することができるので、MICRプリンタとし
て使用できる画像形成装置の製造コストを低く押さえる
ことができる。
ジとの相違点)前記プロセスカートリッジU2は、前記
ホッパ66に通常使用するトナーが収容された通常カー
トリッジとMICR用トナーが収容されたMICRカー
トリッジとが準備される。そして、前記MICRカート
リッジU2の前記磁石装着部50a(図3、図4参照)に
は、永久磁石(カートリッジ識別用被検出部材)81が
装着される。したがって、MICRカートリッジU2が
装着された時には、前記磁気センサSgにより、装着さ
れたプロセスカートリッジU2がMICRカートリッジ
U2であることが検出される。なお、磁気センサSgは画
像形成装置本体U1に対して着脱自在であり、MICR
プリンタとしての機能を必要としないユーザに対して
は、磁気センサSgを取り付けず、通常プリンタとして
提供することができる。この場合はMICRプリンタ兼
用画像形成装置ではなく、単なる通常の画像形成装置本
体(通常の複写機本体)として出荷されることになる。
すなわち、MICRプリンタ兼用画像形成装置の画像形
成装置本体は、通常の画像形成装置本体と共通の部品に
より構成することができるので、MICRプリンタとし
て使用できる画像形成装置の製造コストを低く押さえる
ことができる。
【0037】前述したとおり、前記通常カートリッジお
よびMICRカートリッジは共に一成分磁性トナーを使
用している。MICRトナーはCHECK(小切手)の
磁気力が適切で、MICR(Magnetic Ink character r
ecognition)による磁気読取記号を正確に認識できるよ
うにする必要があるために、磁性トナーとなる。通常カ
ートリッジのトナーとしては、2成分トナー、磁性1成
分トナー、非磁性1成分トナーを採用可能であるが、本
実施例1では、プロセスカートリッジU2の共通化を考
慮してMICRトナーと同じ磁性1成分トナーを使用し
ている。前記MICRトナーとしては、残留磁化が4.
0〜7.0emu/gであって、トナーの中に分散系が
0.01〜0.5μmのポリエチレンを2〜20重量%含
有させたものを使用している。通常トナーとしては残留
磁化が2.0〜4.0emu/gであってトナーの中にポ
リオレフィンを1〜5重量%含有させたものを使用して
いる。
よびMICRカートリッジは共に一成分磁性トナーを使
用している。MICRトナーはCHECK(小切手)の
磁気力が適切で、MICR(Magnetic Ink character r
ecognition)による磁気読取記号を正確に認識できるよ
うにする必要があるために、磁性トナーとなる。通常カ
ートリッジのトナーとしては、2成分トナー、磁性1成
分トナー、非磁性1成分トナーを採用可能であるが、本
実施例1では、プロセスカートリッジU2の共通化を考
慮してMICRトナーと同じ磁性1成分トナーを使用し
ている。前記MICRトナーとしては、残留磁化が4.
0〜7.0emu/gであって、トナーの中に分散系が
0.01〜0.5μmのポリエチレンを2〜20重量%含
有させたものを使用している。通常トナーとしては残留
磁化が2.0〜4.0emu/gであってトナーの中にポ
リオレフィンを1〜5重量%含有させたものを使用して
いる。
【0038】本実施例1においては、通常カートリッジ
で使用される現像ロール69のスリーブ71はアルミ管
の表面に3μmのモリブデン酸皮膜が形成され、MIC
Rカートリッジで使用される現像ロール69のスリーブ
71はアルミ管の表面に3.5μmのアルマイト皮膜が
形成されている。
で使用される現像ロール69のスリーブ71はアルミ管
の表面に3μmのモリブデン酸皮膜が形成され、MIC
Rカートリッジで使用される現像ロール69のスリーブ
71はアルミ管の表面に3.5μmのアルマイト皮膜が
形成されている。
【0039】図5は本実施例1の制御部の構成を示すブ
ロック図である。図5において、プロセスコントローラ
Cは、マイコンにより構成されている。磁気センサ(カ
ートリッジ識別装置)Sgはカートリッジ装着空間Vに
装着されたプロセスカートリッジU2が通常カートリッ
ジかまたはMICRカートリッジかを検出する。すなわ
ち、前記プロセスカートリッジU2がMICRカートリ
ッジの場合には、前記磁石装着部50aに永久磁石81
が装着されているので、磁気センサSgは5Vを出力す
るが、通常カートリッジの場合には0Vを出力する。A
/D変換回路86は、前記磁気センサSgの検出信号が
0Vのときは「0」をプロセスコントローラCに入力
し、5Vのときは「1」をプロセスコントローラCに入
力する。プロセスコントローラCは前記A/D変換回路
86からの入力信号により、前記装着空間Vに装着され
たプロセスカートリッジU2が通常カートリッジかまた
はMICRカートリッジかを識別する。前記サーミスタ
Smは前記加熱ロール37の温度を検出し、検出した温
度信号は、A/D変換回路87を介して前記プロセスコ
ントローラCに入力されている。前記プロセスコントロ
ーラCには露光系レジセンサSp、その他のセンサから
の検出信号が信号レベルを調節されて入力されている。
ロック図である。図5において、プロセスコントローラ
Cは、マイコンにより構成されている。磁気センサ(カ
ートリッジ識別装置)Sgはカートリッジ装着空間Vに
装着されたプロセスカートリッジU2が通常カートリッ
ジかまたはMICRカートリッジかを検出する。すなわ
ち、前記プロセスカートリッジU2がMICRカートリ
ッジの場合には、前記磁石装着部50aに永久磁石81
が装着されているので、磁気センサSgは5Vを出力す
るが、通常カートリッジの場合には0Vを出力する。A
/D変換回路86は、前記磁気センサSgの検出信号が
0Vのときは「0」をプロセスコントローラCに入力
し、5Vのときは「1」をプロセスコントローラCに入
力する。プロセスコントローラCは前記A/D変換回路
86からの入力信号により、前記装着空間Vに装着され
たプロセスカートリッジU2が通常カートリッジかまた
はMICRカートリッジかを識別する。前記サーミスタ
Smは前記加熱ロール37の温度を検出し、検出した温
度信号は、A/D変換回路87を介して前記プロセスコ
ントローラCに入力されている。前記プロセスコントロ
ーラCには露光系レジセンサSp、その他のセンサから
の検出信号が信号レベルを調節されて入力されている。
【0040】プロセスコントローラCは、前記レーザ駆
動信号出力装置19(図1参照)にレーザビームのオ
ン、オフを行うための画像データおよびレーザ光量制御
信号等のレーザ制御信号を出力している。レーザ駆動信
号出力装置19は、入力されたレーザ制御信号に応じ
て、レーザダイオード20を駆動する。前記プロセスコ
ントローラCは、メインモータ駆動回路88のモータ制
御信号を出力し、メインモータ駆動回路88は入力され
たモータ制御信号に応じてメインモータMmを駆動す
る。プロセスコントローラCは、前記サーミスタSmか
らの加熱ロール37の検出温度信号に応じてヒータ制御
信号をヒータ駆動回路89に出力している。ヒータ駆動
回路89は入力されたヒータ制御信号に応じてハロゲン
ヒータ37aを駆動する。また、プロセスコントローラ
Cには不揮発性メモリ(パラメータ記憶手段)Meが接
続されている。
動信号出力装置19(図1参照)にレーザビームのオ
ン、オフを行うための画像データおよびレーザ光量制御
信号等のレーザ制御信号を出力している。レーザ駆動信
号出力装置19は、入力されたレーザ制御信号に応じ
て、レーザダイオード20を駆動する。前記プロセスコ
ントローラCは、メインモータ駆動回路88のモータ制
御信号を出力し、メインモータ駆動回路88は入力され
たモータ制御信号に応じてメインモータMmを駆動す
る。プロセスコントローラCは、前記サーミスタSmか
らの加熱ロール37の検出温度信号に応じてヒータ制御
信号をヒータ駆動回路89に出力している。ヒータ駆動
回路89は入力されたヒータ制御信号に応じてハロゲン
ヒータ37aを駆動する。また、プロセスコントローラ
Cには不揮発性メモリ(パラメータ記憶手段)Meが接
続されている。
【0041】前記マイコンにより構成されたプロセスコ
ントローラCは、内蔵するROMに記憶されたプログラ
ムにより次の各装置の機能を有している。 (C1)複写モード作動装置:前記画像読取部IITで
読み取った画像データに応じたトナー像を形成する複写
モードでの作動を実行する装置 (C2)FAXモード作動装置:前記画像読取部IIT
で読み取った画像データを通信ケーブルで接続されたF
AXに送信する送信モードおよび前記FAXから受信し
た画像データに応じたトナー像を形成する受信モードで
の作動を実行する装置 (C3)プリンタモード作動装置:接続されているコン
ピュータ等の外部装置から入力された画像データに応じ
たトナー像を形成するプリンタモードでの作動を実行す
る装置 (C4)作動モード制御装置:カートリッジ装着空間V
に装着されたプロセスカートリッジU2がMICR用カ
ートリッジである場合に、前記複写モードおよびFAX
モードでのトナー像の形成を制限する装置 したがって、前記複写モード作動装置、FAXモード作
動装置、プリンタモード作動装置、および作動モード制
御装置は、前記プロセスコントローラCにより構成され
ている。
ントローラCは、内蔵するROMに記憶されたプログラ
ムにより次の各装置の機能を有している。 (C1)複写モード作動装置:前記画像読取部IITで
読み取った画像データに応じたトナー像を形成する複写
モードでの作動を実行する装置 (C2)FAXモード作動装置:前記画像読取部IIT
で読み取った画像データを通信ケーブルで接続されたF
AXに送信する送信モードおよび前記FAXから受信し
た画像データに応じたトナー像を形成する受信モードで
の作動を実行する装置 (C3)プリンタモード作動装置:接続されているコン
ピュータ等の外部装置から入力された画像データに応じ
たトナー像を形成するプリンタモードでの作動を実行す
る装置 (C4)作動モード制御装置:カートリッジ装着空間V
に装着されたプロセスカートリッジU2がMICR用カ
ートリッジである場合に、前記複写モードおよびFAX
モードでのトナー像の形成を制限する装置 したがって、前記複写モード作動装置、FAXモード作
動装置、プリンタモード作動装置、および作動モード制
御装置は、前記プロセスコントローラCにより構成され
ている。
【0042】図6は前記不揮発性メモリMeに記憶され
たデータの説明図である。図6において、不揮発性メモ
リMeには、光量テーブル、温度制御テーブル、および
カートリッジ識別フラグの値が記憶されている。光量テ
ーブルには、前記カートリッジ装着空間Vに装着された
プロセスカートリッジU2が通常カートリッジの場合と
MICRカートリッジの場合とで異なる光量のレーザビ
ームLを出射するための光量データが記憶されている。
前記光量データは、前記レーザビームLの光量がMIC
Rカートリッジの場合に通常カートリッジの場合よりも
多くなるような値が記憶されている。また、温度制御テ
ーブルには、前記カートリッジ装着空間Vに装着された
プロセスカートリッジU2が通常カートリッジの場合と
MICRカートリッジの場合とで異なる定着温度で定着
するための温度制御データが記憶されている。本実施例
1では、通常カートリッジの場合の定着温度は180℃
に設定されており、MICRカートリッジの場合の定着
温度は190℃に設定されている。また、前記カートリ
ッジ識別フラグは、通常カートリッジが装着されている
場合には「0」であり、MICRカートリッジが装置陸
されている場合には「1」が記憶される。前記プロセス
コントローラCおよび不揮発性メモリ(パラメータ記憶
手段)Meは、カートリッジ装着空間Vに装着されたプ
ロセスカートリッジU2が通常カートリッジの場合とM
ICRカートリッジの場合に応じて、プロセスパラメー
タを変更するパラメータ変更装置(C+Me)を構成し
ている。
たデータの説明図である。図6において、不揮発性メモ
リMeには、光量テーブル、温度制御テーブル、および
カートリッジ識別フラグの値が記憶されている。光量テ
ーブルには、前記カートリッジ装着空間Vに装着された
プロセスカートリッジU2が通常カートリッジの場合と
MICRカートリッジの場合とで異なる光量のレーザビ
ームLを出射するための光量データが記憶されている。
前記光量データは、前記レーザビームLの光量がMIC
Rカートリッジの場合に通常カートリッジの場合よりも
多くなるような値が記憶されている。また、温度制御テ
ーブルには、前記カートリッジ装着空間Vに装着された
プロセスカートリッジU2が通常カートリッジの場合と
MICRカートリッジの場合とで異なる定着温度で定着
するための温度制御データが記憶されている。本実施例
1では、通常カートリッジの場合の定着温度は180℃
に設定されており、MICRカートリッジの場合の定着
温度は190℃に設定されている。また、前記カートリ
ッジ識別フラグは、通常カートリッジが装着されている
場合には「0」であり、MICRカートリッジが装置陸
されている場合には「1」が記憶される。前記プロセス
コントローラCおよび不揮発性メモリ(パラメータ記憶
手段)Meは、カートリッジ装着空間Vに装着されたプ
ロセスカートリッジU2が通常カートリッジの場合とM
ICRカートリッジの場合に応じて、プロセスパラメー
タを変更するパラメータ変更装置(C+Me)を構成し
ている。
【0043】(実施例1の作用)次に前述の構成を備え
た実施例1の作用を説明する。図7は本実施例1のフロ
ーチャートである。この図7のフローチャートは前記マ
イコンにより構成されたプロセスコントローラCのRO
Mに記憶されたプログラムにより実行される。図7にお
いて、電源オン(ON)時、または、カバー開閉時のリ
セット時には、ステップST1において、本発明とは関
係の無い初期化処理、エラーチェック処理等を行う。次
にステップST2においてカートリッジ装着空間Vに装
着されたプロセスカートリッジU2が、通常カートリッ
ジかまたはMICRカートリッジか判断する。この判断
は、前記磁気センサSgの検出信号に応じて前記A/D
変換回路86(図5参照)がプロセスコントローラCに
入力する値「0」または「1」により判断する。ステッ
プST2において通常カートリッジと判断された場合は
ステップST3に移る。ステップST3において、前記不
揮発性メモリMe(図6参照)に記憶された光量テーブ
ルに記憶された通常カートリッジ用レーザ光量を、レー
ザダイオード20の出射光量の目標値として設定する。
次にステップST4において、前記不揮発性メモリMeに
記憶された温度制御テーブルに記憶された通常カートリ
ッジ用定着温度を、定着温度の目標温度として設定す
る。次にステップST5においてカートリッジ識別フラ
グをクリアする(「0」にする)。
た実施例1の作用を説明する。図7は本実施例1のフロ
ーチャートである。この図7のフローチャートは前記マ
イコンにより構成されたプロセスコントローラCのRO
Mに記憶されたプログラムにより実行される。図7にお
いて、電源オン(ON)時、または、カバー開閉時のリ
セット時には、ステップST1において、本発明とは関
係の無い初期化処理、エラーチェック処理等を行う。次
にステップST2においてカートリッジ装着空間Vに装
着されたプロセスカートリッジU2が、通常カートリッ
ジかまたはMICRカートリッジか判断する。この判断
は、前記磁気センサSgの検出信号に応じて前記A/D
変換回路86(図5参照)がプロセスコントローラCに
入力する値「0」または「1」により判断する。ステッ
プST2において通常カートリッジと判断された場合は
ステップST3に移る。ステップST3において、前記不
揮発性メモリMe(図6参照)に記憶された光量テーブ
ルに記憶された通常カートリッジ用レーザ光量を、レー
ザダイオード20の出射光量の目標値として設定する。
次にステップST4において、前記不揮発性メモリMeに
記憶された温度制御テーブルに記憶された通常カートリ
ッジ用定着温度を、定着温度の目標温度として設定す
る。次にステップST5においてカートリッジ識別フラ
グをクリアする(「0」にする)。
【0044】前記ステップST2においてMICRカー
トリッジであると判断された場合にはステップST6に
移る。ステップST6において、前記不揮発性メモリMe
に記憶された光量テーブルに記憶されたMICRカート
リッジ用レーザ光量を、レーザダイオード20の出射光
量の目標値として設定する。次にステップST7におい
て、前記不揮発性メモリMeに記憶された温度制御テー
ブルに記憶されたMICRカートリッジ用定着温度を、
定着温度の目標温度として設定する。次にステップST
8において、コントロールパネル表示部に「複写機能は
使用できません」と表示する。次にステップST9にお
いてカートリッジ識別フラグをセットする(「1」にす
る)。
トリッジであると判断された場合にはステップST6に
移る。ステップST6において、前記不揮発性メモリMe
に記憶された光量テーブルに記憶されたMICRカート
リッジ用レーザ光量を、レーザダイオード20の出射光
量の目標値として設定する。次にステップST7におい
て、前記不揮発性メモリMeに記憶された温度制御テー
ブルに記憶されたMICRカートリッジ用定着温度を、
定着温度の目標温度として設定する。次にステップST
8において、コントロールパネル表示部に「複写機能は
使用できません」と表示する。次にステップST9にお
いてカートリッジ識別フラグをセットする(「1」にす
る)。
【0045】次にステップST10においてウォームアッ
プ処理を行う。ウォームアップ処理では、定着装置Fの
温度を目標値まで上昇させる。図11は定着装置Fのウ
ォームアップ処理のタイムチャートで、図11Aは通常
カートリッジの場合のウォームアップ処理のタイムチャ
ート、図11BはMICRカートリッジの場合のウォー
ムアップ処理のタイムチャートであり、図中太い実線は
定着装置Fの目標温度、点線は実際の温度を示す。定着
装置Fの温度(定着ロール37の表面温度)の目標値
は、プロセスカートリッジU2が通常カートリッジの場
合は180℃であり、MICRカートリッジの場合は1
90℃である。図11Aにおいて、プロセスカートリッ
ジU2が通常カートリッジの場合は定着装置Fの目標温
度が180℃に設定されている。この場合、ウォームア
ップ処理が開始されると、一定の上昇速度で定着温度が
上昇する。そして、180℃に達してからオーバーシュ
ートした後に定着温度が180℃に保持される。この実
施例1においてプロセスカートリッジU2が通常カート
リッジの場合は定着装置Fの温度が最初に180℃に達
した時点でステップST11においてコントロールパネ
ル、すなわち、UI(ユーザインターフェース)の表示
部に「準備OK」または「Ready」の表示が行われる。
プ処理を行う。ウォームアップ処理では、定着装置Fの
温度を目標値まで上昇させる。図11は定着装置Fのウ
ォームアップ処理のタイムチャートで、図11Aは通常
カートリッジの場合のウォームアップ処理のタイムチャ
ート、図11BはMICRカートリッジの場合のウォー
ムアップ処理のタイムチャートであり、図中太い実線は
定着装置Fの目標温度、点線は実際の温度を示す。定着
装置Fの温度(定着ロール37の表面温度)の目標値
は、プロセスカートリッジU2が通常カートリッジの場
合は180℃であり、MICRカートリッジの場合は1
90℃である。図11Aにおいて、プロセスカートリッ
ジU2が通常カートリッジの場合は定着装置Fの目標温
度が180℃に設定されている。この場合、ウォームア
ップ処理が開始されると、一定の上昇速度で定着温度が
上昇する。そして、180℃に達してからオーバーシュ
ートした後に定着温度が180℃に保持される。この実
施例1においてプロセスカートリッジU2が通常カート
リッジの場合は定着装置Fの温度が最初に180℃に達
した時点でステップST11においてコントロールパネ
ル、すなわち、UI(ユーザインターフェース)の表示
部に「準備OK」または「Ready」の表示が行われる。
【0046】図11Bにおいて、プロセスカートリッジ
U2がMICRカートリッジの場合は定着装置Fの目標
温度が最初は180℃に設定される。この場合、ウォー
ムアップ処理が開始されると、一定の上昇速度で定着温
度が上昇する。そして、180℃に達した時点で目標温
度が190℃に変更され、それまでよりも低い上昇速度
で定着温度が上昇する。そして、190℃に達してから
オーバーシュートした後に定着温度が190℃に保持さ
れる。この実施例1においてプロセスカートリッジU2
がMICRカートリッジの場合は定着装置Fの温度が最
初に190℃に達した時点でステップST11においてU
I(ユーザインターフェース)の表示部に「準備OK」
または「Ready」の表示が行われる。
U2がMICRカートリッジの場合は定着装置Fの目標
温度が最初は180℃に設定される。この場合、ウォー
ムアップ処理が開始されると、一定の上昇速度で定着温
度が上昇する。そして、180℃に達した時点で目標温
度が190℃に変更され、それまでよりも低い上昇速度
で定着温度が上昇する。そして、190℃に達してから
オーバーシュートした後に定着温度が190℃に保持さ
れる。この実施例1においてプロセスカートリッジU2
がMICRカートリッジの場合は定着装置Fの温度が最
初に190℃に達した時点でステップST11においてU
I(ユーザインターフェース)の表示部に「準備OK」
または「Ready」の表示が行われる。
【0047】次にステップST12において、FAXの受
信が有ったか否か判断する。イエス(Y)の場合は図9
のステップST21に移る。ノー(N)の場合はステップ
ST13に移る。ステップST13において、ユーザインタ
フェースUIのコピースタートスイッチが押されたか否
か判断し、イエス(Y)の場合は図10のステップST
31に移る。ノー(N)の場合はステップST14に移る。
ステップST14において接続されているコンピュータか
らプリント信号を受信したか否か判断する。ノー(N)
の場合は前記ステップST11に戻る。イエス(Y)の場
合は、ステップST15においてプリントモードでの処理
を行ってから前記ステップST11に戻る。
信が有ったか否か判断する。イエス(Y)の場合は図9
のステップST21に移る。ノー(N)の場合はステップ
ST13に移る。ステップST13において、ユーザインタ
フェースUIのコピースタートスイッチが押されたか否
か判断し、イエス(Y)の場合は図10のステップST
31に移る。ノー(N)の場合はステップST14に移る。
ステップST14において接続されているコンピュータか
らプリント信号を受信したか否か判断する。ノー(N)
の場合は前記ステップST11に戻る。イエス(Y)の場
合は、ステップST15においてプリントモードでの処理
を行ってから前記ステップST11に戻る。
【0048】前記ステップST12においてイエス(Y)
の場合は、図9のステップST21において受信データの
蓄積を開始する。次にステップST22においてカートリ
ッジ識別フラグが「0」か「1」か判断する。「0」の
場合は通常カートリッジであり、この場合はステップS
T23に移る。ステップST23においてデータ蓄積終了か
否か判断する。ノー(N)の場合はステップST23を繰
り返し実行する。イエス(Y)の場合はステップST24
に移る。ステップST24において蓄積データ排出処理
(画像記録処理)を行う。ステップST24の処理が終了
すると前記ステップST11に戻る。前記ステップST22
においてカートリッジ識別フラグが「1」の場合は、プ
ロセスカートリッジU2がMICRカートリッジであ
る。この場合は、ステップST25に移る。ステップST
25においてデータ蓄積終了か否か判断する。ノー(N)
の場合はステップST25を繰り返し実行する。イエス
(Y)の場合はステップST26に移る。ステップST26
において、コントロールパネルの表示部、すなわち、U
I(ユーザインターフェース)の表示部に「FAXが届
きました。カートリッジを交換して下さい」と表示す
る。次にステップST27において通常カートリッジが装
着されたか否か判断する。ノー(N)の場合はステップ
ST27を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合は前記
ステップST24に移る。
の場合は、図9のステップST21において受信データの
蓄積を開始する。次にステップST22においてカートリ
ッジ識別フラグが「0」か「1」か判断する。「0」の
場合は通常カートリッジであり、この場合はステップS
T23に移る。ステップST23においてデータ蓄積終了か
否か判断する。ノー(N)の場合はステップST23を繰
り返し実行する。イエス(Y)の場合はステップST24
に移る。ステップST24において蓄積データ排出処理
(画像記録処理)を行う。ステップST24の処理が終了
すると前記ステップST11に戻る。前記ステップST22
においてカートリッジ識別フラグが「1」の場合は、プ
ロセスカートリッジU2がMICRカートリッジであ
る。この場合は、ステップST25に移る。ステップST
25においてデータ蓄積終了か否か判断する。ノー(N)
の場合はステップST25を繰り返し実行する。イエス
(Y)の場合はステップST26に移る。ステップST26
において、コントロールパネルの表示部、すなわち、U
I(ユーザインターフェース)の表示部に「FAXが届
きました。カートリッジを交換して下さい」と表示す
る。次にステップST27において通常カートリッジが装
着されたか否か判断する。ノー(N)の場合はステップ
ST27を繰り返し実行する。イエス(Y)の場合は前記
ステップST24に移る。
【0049】前記ステップST13においてイエス(Y)
の場合は図10のステップST31に移る。ステップST
31において選択されている機能が複写であるのかFAX
送信であるのか判断する。これは画像形成装置のコント
ロールパネルに設けた作動モード選択スイッチによりど
の作動モードが選択されているかによって判断する。複
写機能を選択されている場合には、ステップST32に移
る。ステップST32においてカートリッジ識別フラグが
「0」か「1」か判断する。「0」の場合は通常カート
リッジであり、この場合は、ステップST33に移り、複
写モードでの処理を実行する。ステップST33が終了す
ると前記ステップST11に戻る。前記ステップST32に
おいてカートリッジ識別フラグが「1」の場合はMIC
Rカートリッジが装着されていることになる。この場合
はステップST34においてコントロールパネルの表示
部、すなわち、UIの表示部に「複写できません」の表
示を行う。次にステップST35において、通常カートリ
ッジに交換されたか否か判断する。ノー(N)の場合は
ステップST35を繰り返し実行する。イエス(Y)の場
合は前記ステップST33に移る。
の場合は図10のステップST31に移る。ステップST
31において選択されている機能が複写であるのかFAX
送信であるのか判断する。これは画像形成装置のコント
ロールパネルに設けた作動モード選択スイッチによりど
の作動モードが選択されているかによって判断する。複
写機能を選択されている場合には、ステップST32に移
る。ステップST32においてカートリッジ識別フラグが
「0」か「1」か判断する。「0」の場合は通常カート
リッジであり、この場合は、ステップST33に移り、複
写モードでの処理を実行する。ステップST33が終了す
ると前記ステップST11に戻る。前記ステップST32に
おいてカートリッジ識別フラグが「1」の場合はMIC
Rカートリッジが装着されていることになる。この場合
はステップST34においてコントロールパネルの表示
部、すなわち、UIの表示部に「複写できません」の表
示を行う。次にステップST35において、通常カートリ
ッジに交換されたか否か判断する。ノー(N)の場合は
ステップST35を繰り返し実行する。イエス(Y)の場
合は前記ステップST33に移る。
【0050】前記ステップST31においてFAX送信機
能が選択されている場合にはステップST36に移る。ス
テップST36においてFAX送信モードでの処理を実行
する。ステップST37の処理が終了すると、前記ステッ
プST11に戻る。
能が選択されている場合にはステップST36に移る。ス
テップST36においてFAX送信モードでの処理を実行
する。ステップST37の処理が終了すると、前記ステッ
プST11に戻る。
【0051】前記図7〜図10のフローチャートの説明
から分かるように、カートリッジ装着空間Vに装着され
たカートリッジが通常カートリッジかMICRカートリ
ッジかによってプロセス制御パラメータが自動的に適切
な値に設定される。そして、MICRカートリッジが装
着された状態ではFAX受信データの画像記録、および
複写モードでの画像記録が行われないので、CHECK
の偽造を防止することができる。
から分かるように、カートリッジ装着空間Vに装着され
たカートリッジが通常カートリッジかMICRカートリ
ッジかによってプロセス制御パラメータが自動的に適切
な値に設定される。そして、MICRカートリッジが装
着された状態ではFAX受信データの画像記録、および
複写モードでの画像記録が行われないので、CHECK
の偽造を防止することができる。
【0052】図11Bにおいて、前記ウォームアップ処
理後の定着装置Fの温度制御は、通常カートリッジでは
180℃に保持する制御が行われ、MICRカートリッ
ジでは190℃に保持する制御が行われている。しか
し、MICRカートリッジの場合に、連続画像記録枚数
が10枚以上になると、定着装置の温度低下を防止する
ために、目標温度を195℃に上昇させる。そして、連
続画像記録枚数が20枚以上ある場合には20枚目以降
の画像記録を行う場合の定着装置Fの目標温度を200
℃に上昇させる。この理由は、安定した定着性を得るた
めのトナーに対する熱量の使用範囲が通常トナー(17
0℃〜210℃)に比べ、MICRトナー(195〜2
10℃)はせまい為、枚数に合わせて段階的に制御する
ことにより、温度上昇時に発生するオーバーシュートを
低減し安定した定着性能を得るためである。
理後の定着装置Fの温度制御は、通常カートリッジでは
180℃に保持する制御が行われ、MICRカートリッ
ジでは190℃に保持する制御が行われている。しか
し、MICRカートリッジの場合に、連続画像記録枚数
が10枚以上になると、定着装置の温度低下を防止する
ために、目標温度を195℃に上昇させる。そして、連
続画像記録枚数が20枚以上ある場合には20枚目以降
の画像記録を行う場合の定着装置Fの目標温度を200
℃に上昇させる。この理由は、安定した定着性を得るた
めのトナーに対する熱量の使用範囲が通常トナー(17
0℃〜210℃)に比べ、MICRトナー(195〜2
10℃)はせまい為、枚数に合わせて段階的に制御する
ことにより、温度上昇時に発生するオーバーシュートを
低減し安定した定着性能を得るためである。
【0053】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)プロセスカートリッジU2がMICRカートリ
ッジの場合の定着装置の温度制御は、10枚以上および
20枚以上の連続プリントの場合に目標温度を上昇させ
ずに一定のままとすることが可能である。 (H02)転写装置は転写ロールの代わりに転写コロトロ
ンを採用することが可能である。
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)プロセスカートリッジU2がMICRカートリ
ッジの場合の定着装置の温度制御は、10枚以上および
20枚以上の連続プリントの場合に目標温度を上昇させ
ずに一定のままとすることが可能である。 (H02)転写装置は転写ロールの代わりに転写コロトロ
ンを採用することが可能である。
【0054】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は、下記の
効果を奏することができる。 (E01)プロセスカートリッジを交換することによりM
ICRプリンタとして使用可能なMICRプリンタ兼用
画像形成装置において、CHECKの偽造を防止するこ
とができる。
効果を奏することができる。 (E01)プロセスカートリッジを交換することによりM
ICRプリンタとして使用可能なMICRプリンタ兼用
画像形成装置において、CHECKの偽造を防止するこ
とができる。
【図1】 図1は本発明のMICRプリンタ兼用画像形
成装置の実施例1の全体説明図である。
成装置の実施例1の全体説明図である。
【図2】 図2は同実施例1のMICRプリンタ兼用画
像形成装置本体を示す図である。
像形成装置本体を示す図である。
【図3】 図3は同実施例1のMICRプリンタ兼用画
像形成装置本体に着脱自在に装着されるプロセスカート
リッジの説明図である。
像形成装置本体に着脱自在に装着されるプロセスカート
リッジの説明図である。
【図4】 図4は前記図3の矢印IVから見た図であ
る。
る。
【図5】 図5は本実施例1の制御部の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】 図6は前記不揮発性メモリMeに記憶された
データの説明図である。
データの説明図である。
【図7】 図7は本実施例1のフローチャートである。
【図8】 図8は前記図7のフローチャートの続きのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】 図9は前記図8のフローチャートの続きのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図10】 図10は前記図8のフローチャートの続き
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図11】 図11は定着装置Fのウォームアップ処理
のタイムチャートで、図11Aは通常カートリッジの場
合のウォームアップ処理のタイムチャート、図11Bは
MICRカートリッジの場合のウォームアップ処理のタ
イムチャートであり、図中太い実線は定着装置Fの目標
温度、点線は実際の温度を示す。
のタイムチャートで、図11Aは通常カートリッジの場
合のウォームアップ処理のタイムチャート、図11Bは
MICRカートリッジの場合のウォームアップ処理のタ
イムチャートであり、図中太い実線は定着装置Fの目標
温度、点線は実際の温度を示す。
17…書込画像データ出力装置、34…転写装置、51
…像担持体、54…回収容器、A…原稿台、CCD…画
像読取センサ、F…定着装置、ROS…光書込装置、U
2…プロセスカートリッジ、V…カートリッジ装着空
間、L…光ビーム、(66〜71)…現像器、C+Me
…パラメータ変換装置、Me…パラメータ記憶手段
…像担持体、54…回収容器、A…原稿台、CCD…画
像読取センサ、F…定着装置、ROS…光書込装置、U
2…プロセスカートリッジ、V…カートリッジ装着空
間、L…光ビーム、(66〜71)…現像器、C+Me
…パラメータ変換装置、Me…パラメータ記憶手段
Claims (3)
- 【請求項1】 次の要件を備えたMICRプリンタ兼用
画像形成装置、(A01)表面に静電潜像が形成される像
担持体、前記像担持体上の静電潜像にトナー像を現像す
る現像器、像担持体上の残留トナーを回収する回収容器
を有するプロセスカートリッジが着脱自在に装着される
カートリッジ装着空間、(A02)原稿台および原稿台上
の原稿画像を読取る画像読取センサを有する画像読取装
置、(A03)前記画像読取装置で読み取った画像データ
および外部から入力された画像データを書込画像データ
として出力する書込画像データ出力装置、(A04)前記
書込画像データに応じて前記像担持体表面に所定の光量
の光ビームにより静電潜像を形成する光書込装置、(A
05)前記像担持体表面に形成されたトナー像を被転写材
に転写する転写装置、(A06)被転写材上のトナー像を
所定の定着温度で定着する定着装置、(A07)前記画像
読取装置で読み取った画像データに応じたトナー像を形
成する複写モードで作動する複写モード作動装置、(A
08)外部から入力された画像データに応じたトナー像を
形成するプリンタモードで作動するプリンタモード作動
装置、(A09)プロセスカートリッジがMICR用カー
トリッジである場合に、前記複写モードの作動を制限す
る作動モード制御装置。 - 【請求項2】 次の要件を備えたMICRプリンタ兼用
画像形成装置、(B01)表面に静電潜像が形成される像
担持体、前記像担持体上の静電潜像にトナー像を現像す
る現像器、像担持体上の残留トナーを回収する回収容器
を有するプロセスカートリッジが着脱自在に装着される
カートリッジ装着空間、(B02)原稿台および原稿台上
の原稿画像を読取る画像読取センサを有する画像読取装
置、(B03)外部から入力された画像データを書込画像
データとして出力する書込画像データ出力装置、(B0
4)前記書込画像データに応じて前記像担持体表面に所
定の光量の光ビームにより静電潜像を形成する光書込装
置、(B05)前記像担持体表面に形成されたトナー像を
被転写材に転写する転写装置、(B06)被転写材上のト
ナー像を所定の定着温度で定着する定着装置、(B07)
前記画像読取装置で読み取った画像データを通信ケーブ
ルで接続されたFAXに送信する送信モードおよび前記
FAXから受信した画像データに応じたトナー像を形成
する受信モードで作動するFAXモード作動装置、(B
08)外部から入力された画像データに応じたトナー像を
形成するプリンタモードで作動するプリンタモード作動
装置、(B09)プロセスカートリッジがMICR用カー
トリッジである場合に、前記FAXモードの作動を制限
する作動モード制御装置。 - 【請求項3】 次の要件を備えたMICRプリンタ兼用
画像形成装置、(C01)表面に静電潜像が形成される像
担持体、前記像担持体上の静電潜像にトナー像を現像す
る現像器、像担持体上の残留トナーを回収する回収容器
を有するプロセスカートリッジが着脱自在に装着される
カートリッジ装着空間、(C02)原稿台および原稿台上
の原稿画像を読取る画像読取センサを有する画像読取装
置、(C03)前記画像読取装置で読み取った画像データ
および外部から入力された画像データを書込画像データ
として出力する書込画像データ出力装置、(C04)前記
書込画像データに応じて前記像担持体表面に所定の光量
の光ビームにより静電潜像を形成する光書込装置、(C
05)前記像担持体表面に形成されたトナー像を被転写材
に転写する転写装置、(C06)被転写材上のトナー像を
所定の定着温度で定着する定着装置、(C07)前記画像
読取装置で読み取った画像データに応じたトナー像を形
成する複写モードで作動する複写モード作動装置、(C
08)前記画像読取装置で読み取った画像データを通信ケ
ーブルで接続されたFAXに送信する送信モードおよび
前記FAXから受信した画像データに応じたトナー像を
形成する受信モードで作動するFAXモード作動装置、
(C09)外部から入力された画像データに応じたトナー
像を形成するプリンタモードで作動するプリンタモード
作動装置、(C010)プロセスカートリッジがMICR
用カートリッジである場合に、前記複写モードおよびF
AXモードでのトナー像の形成を制限する作動モード制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8313653A JPH10151832A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | Micrプリンタ兼用画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8313653A JPH10151832A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | Micrプリンタ兼用画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10151832A true JPH10151832A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18043906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8313653A Pending JPH10151832A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | Micrプリンタ兼用画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10151832A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001154565A (ja) * | 1999-11-26 | 2001-06-08 | Kyocera Corp | プロセスユニット |
US7176952B2 (en) | 2004-05-14 | 2007-02-13 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Fixing device and image forming apparatus |
JP2009109908A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2009113234A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、プログラムおよび印刷抑止方法 |
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JP2009160880A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、プログラムおよび画像形成方法 |
JP2009220317A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体 |
JP2009269292A (ja) * | 2008-05-08 | 2009-11-19 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体 |
US8131163B2 (en) | 2008-03-14 | 2012-03-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus for performing an MICR printing operation |
US8150274B2 (en) | 2007-10-22 | 2012-04-03 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus and method for image forming |
US8368912B2 (en) | 2007-11-08 | 2013-02-05 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, print control method, and computer-readable storage medium storing program code for executing the control method |
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JP2017047590A (ja) * | 2015-09-01 | 2017-03-09 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置、および制御プログラム |
-
1996
- 1996-11-25 JP JP8313653A patent/JPH10151832A/ja active Pending
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KR100730704B1 (ko) * | 2004-05-14 | 2007-06-21 | 후지제롯쿠스 가부시끼가이샤 | 정착 장치 및 화상 형성 장치 |
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