JPH1015163A - 遊技板の製造方法 - Google Patents

遊技板の製造方法

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JPH1015163A
JPH1015163A JP19279796A JP19279796A JPH1015163A JP H1015163 A JPH1015163 A JP H1015163A JP 19279796 A JP19279796 A JP 19279796A JP 19279796 A JP19279796 A JP 19279796A JP H1015163 A JPH1015163 A JP H1015163A
Authority
JP
Japan
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game board
stop pin
pin
stop
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP19279796A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kojima
健一 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Bussan Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Bussan Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Bussan Co Ltd filed Critical Sanyo Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技板1の製造工程において、ガイドレール
2取付用の止めピンは、錐で穿孔した下孔に打ち込まれ
る。しかし、遊技板1の表面には合成樹脂製の化粧板S
が貼り付けられているため、錐の先端が滑って下孔の芯
がずれたり、或いは、錐先が曲がる、などの問題点があ
った。 【解決手段】 釘打ち位置などに対応して転写ピンを植
設してなるゲージ原盤に、ガイドレール2取付用の止め
ピン位置に対応させて止めピン用転写ピンを植設し、該
ゲージ原盤を遊技板1の表面に押し付けて釘類用ポンチ
孔15と止めピン用ポンチ孔16とを同時形成すると共
に、止めピン用ポンチ孔16を利用して前記止めピンを
遊技板1に打ち込むようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、コイ
ンゲーム機、スマートゲーム機などの弾球遊技機に使用
する遊技板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記弾球遊技機の遊技板1は、図5に示
したように、ベニヤ板Bの表面にメラミンなどの合成樹
脂で作った薄い化粧板Sを貼着してなる。そして、遊技
板1の表面には、図6に示したように、ガイドレール2
でほぼ円形に囲われた遊技領域Xがあり、該遊技領域X
に、球の動きに変化を与える障害用の釘3や風車4、球
を受け入れる入賞装置5、アウト球を受け入れるアウト
穴6、装飾用のランプ7、などが設けられている。
【0003】而して、前記ガイドレール2は、図5に示
したように、遊技板1に割りピン形態である止めピン8
で取り付けられている。すなわち、ガイドレール2の下
方部(遊技板1に接する側)に止めピン8用の止孔9を
複数個穿設し、一方、遊技板1に止めピン位置に対応さ
せて下孔を穿設し、ガイドレール2の止孔9に止めピン
8の頭部を係合させ、該止めピン8の先を下孔に通して
遊技板1に打ち込むのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】遊技板の製造工程にお
いて、通常前記止めピン8用の下孔は、錐又はドリルを
使って穿孔される。ところが、上記のように遊技板1の
表面には合成樹脂製の化粧板Sが貼り付けられているた
め、錐の先端が滑って下孔の芯がずれたり、或いは、錐
先が曲がる、などの問題が生じていた。
【0005】本発明は上記に鑑みなされたもので、その
目的は、ガイドレール取付用の止めピンを正確且つスム
ーズに打ち込むことができる遊技板の製造方法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、釘打ち位置などに対応して転写ピンを植設
してなるゲージ原盤に、ガイドレール取付用の止めピン
位置に対応させて止めピン用転写ピンを植設し、該ゲー
ジ原盤を遊技板の表面に押し付けて釘類用ポンチ孔と止
めピン用ポンチ孔とを同時形成すると共に、止めピン用
ポンチ孔を利用して前記止めピンを遊技板に打ち込むよ
うにした遊技板の製造方法を提供する。なお、前記釘類
用ポンチ孔は、釘用のものと入賞装置などのビス用のも
のとが混在する場合と、釘用のものだけの場合の双方を
含む。
【0007】
【作用】遊技板の表面に止めピン用ポンチ孔が形成され
るため、止めピンの先が該止めピン用ポンチ孔に入って
横滑りすることがなく、従って、止めピンの打ち込みが
正確になると共に止めピンの曲がりも防止できる。ま
た、止めピン用ポンチ孔は、釘類用ポンチ孔の形成工程
を利用して形成するようにしたため、製造工程を増加さ
せる必要がなく、しかも、止めピン用ポンチ孔を設けた
ことによって止めピンの打ち込みが失敗無くスムーズに
行えるから、遊技板の生産性が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、図1はポンチ孔を形成し
た状態を示す遊技板の正面図、図2〜図4は遊技板の製
造工程を示す要部の拡大断面図、図5は完成状態を示す
遊技板の拡大断面図、図6は完成状態を示す遊技板の正
面図である。
【0009】前記のように遊技板1は、ベニヤ板Bの表
面にメラミンなどの合成樹脂で作った薄い化粧板Sを貼
着してなる。そして、遊技板1の表面には、図6に示し
たように、ガイドレール2でほぼ円形に囲われた遊技領
域Xがあり、該遊技領域Xに、球の動きに変化を与える
障害用の釘3や風車4、球を受け入れる入賞装置5、ア
ウト球が入るアウト穴6、装飾用のランプ7、などが設
けられている。また、前記ガイドレール2は、図5に示
したように、割りピン形態である止めピン8で遊技板1
に取り付けられている。
【0010】次ぎに、遊技板1の製造方法について説明
する。遊技板1の製造は、先ず、所定の形状に加工した
ベニヤ板Bに化粧板Sを貼り付ける工程から始まる。次
ぎに、図2〜図4に示したように、遊技板1の表面にゲ
ージ原盤11を押し付けて所定の位置にポンチ孔を形成
する。通常ゲージ原盤11は、金属製のプレート12に
釘打ち位置や、入賞装置5或いは装飾用のランプ7など
のビス止め位置に多数の転写ピン13,13…を植設し
てなるものであるが、その転写ピン13,13…に加え
て本発明のゲージ原盤11には、ガイドレール2取付用
の止めピン8の位置に対応させて止めピン用転写ピン1
4が一緒に植設されている。従って、ゲージ原盤11を
遊技板1の表面に押し付けると、図4に示したように、
釘類用ポンチ孔15と止めピン用ポンチ孔16が同時に
形成される。
【0011】次ぎに、ルーターマシンを使って遊技板1
に入賞穴17やアウト穴6などを形成した後、自動釘打
ち機で釘類用ポンチ孔15に釘3が打ち込まれる。この
とき、遊技板1には釘類用ポンチ孔15が形成されてい
るため、釘3の打ち込みがスムーズ且つ正確に行えると
共に釘打ちに起因する化粧板Sのひび割れが防止でき
る。次ぎに、風車4や入賞装置5などを所定の位置に配
置した後、ガイドレール2の止孔9に止めピン8の頭部
を係合させて該止めピン8を遊技板1に打ち込む。この
とき、止めピン8の先が止めピン用ポンチ孔16に入っ
て確実に案内されるから、横滑りなどの影響を受けずに
スムーズに止めピン8を打ち込むことができる。
【0012】そして最後に、入賞装置5や装飾用のラン
プ7をビス止めすれば、図6に示したような遊技板1が
完成する。
【0013】以上本発明を実施の形態について説明した
が、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば、実施形態で説明した各工程の順序は、
適宜に入れ換え可能である。また、ゲージ原盤11は、
一枚のプレート12で構成する必要はなく、遊技領域に
対応する部分と止めピンに対応する部分に分割形成して
結合するようにしてもよい。例えば、図7に示したよう
に、プレート12に円形凹部12aを形成し、該円形凹
部12aに嵌合する円形のディスク12bに転写ピン1
3を植設し、一方、プレート12側の円形凹部12a外
周に止めピン用転写ピン14を植設するのである。こう
した場合は、ディスク12bを交換するだけでゲージ変
更に対応することができるため、コストの圧縮が可能で
ある。
【0014】
【発明の効果】本発明の遊技板の製造方法によれば、釘
類用ポンチ孔と一緒に止めピン用ポンチ孔が遊技板に形
成されるため、止めピンの先が止めピン用ポンチ孔に入
って横滑りすることがないから正確な位置に打ち込むこ
とができると共に止めピンの曲がりや化粧板の割れも生
じ難い。また、止めピン用ポンチ孔は、釘類用ポンチ孔
の形成工程を利用して同時に形成するようにしたため、
製造工程を増加させる必要がなく、しかも、止めピン用
ポンチ孔によって止めピンの打ち込みが失敗無くスムー
ズに行えるから遊技板の生産性が大幅に向上する、など
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ポンチ孔を形成した状態を示す遊技板の正面
図である。
【図2】 遊技板の製造工程を示す要部の拡大断面図で
ある。
【図3】 遊技板の製造工程を示す要部の拡大断面図で
ある。
【図4】 遊技板の製造工程を示す要部の拡大断面図で
ある。
【図5】 完成状態を示す遊技板の拡大断面図である。
【図6】 完成状態を示す遊技板の正面図である。
【図7】 ゲージ原盤の他の実施形態を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 …遊技板 2 …ガイドレール 8 …止めピン 11 …ゲージ原盤 13 …転写ピン 14 …止めピン用転写ピン 15 …釘類用ポンチ孔 16 …止めピン用ポンチ孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釘打ち位置などに対応して転写ピンを植
    設してなるゲージ原盤に、ガイドレール取付用の止めピ
    ン位置に対応させて止めピン用転写ピンを植設し、該ゲ
    ージ原盤を遊技板の表面に押し付けて釘類用ポンチ孔と
    止めピン用ポンチ孔とを同時形成すると共に、止めピン
    用ポンチ孔を利用して前記止めピンを遊技板に打ち込む
    ようにしたことを特徴とする遊技板の製造方法。
JP19279796A 1996-07-02 1996-07-02 遊技板の製造方法 Pending JPH1015163A (ja)

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