JPH10151435A - 立型生ゴミ処理機 - Google Patents
立型生ゴミ処理機Info
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- JPH10151435A JPH10151435A JP9296516A JP29651697A JPH10151435A JP H10151435 A JPH10151435 A JP H10151435A JP 9296516 A JP9296516 A JP 9296516A JP 29651697 A JP29651697 A JP 29651697A JP H10151435 A JPH10151435 A JP H10151435A
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- Japan
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- 238000000855 fermentation Methods 0.000 claims abstract description 11
- 230000004151 fermentation Effects 0.000 claims abstract description 11
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 37
- 244000005700 microbiome Species 0.000 claims description 5
- 239000010815 organic waste Substances 0.000 claims description 3
- 241001148470 aerobic bacillus Species 0.000 abstract description 3
- 238000013019 agitation Methods 0.000 abstract 6
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000002361 compost Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/20—Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
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- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
- Fertilizers (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、醗酵槽内の微生物と有機廃棄物と
を攪拌し、醗酵分解する家庭用生ゴミ処理機を改良し
て、設置面積を取らずに容量の大きな生ゴミ処理機を得
る事を目的とするものである。 【解決手段】 醗酵槽1を立型円筒形とし、螺旋状の攪
拌板5にて内容物を上昇させて攪拌する立型生ゴミ処理
機を構成するものである。
を攪拌し、醗酵分解する家庭用生ゴミ処理機を改良し
て、設置面積を取らずに容量の大きな生ゴミ処理機を得
る事を目的とするものである。 【解決手段】 醗酵槽1を立型円筒形とし、螺旋状の攪
拌板5にて内容物を上昇させて攪拌する立型生ゴミ処理
機を構成するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭から排出され
る生ゴミを醗酵して堆肥として使用可能とするための家
庭用生ゴミ処理機に関するものである。
る生ゴミを醗酵して堆肥として使用可能とするための家
庭用生ゴミ処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、家庭用の生ゴミ処理機に関す
る技術は公知とされていたのである。図4と図5におい
て従来の技術を開示する。図4は従来の家庭用生ゴミ処
理機の側面図、図5は同じく正面図である。従来の家庭
用生ゴミ処理機は、醗酵槽1’の上部に投入口1’aを
設けて蓋3’にて被覆しており、底部には水分排出兼用
の排出口1’bを開口して網にて被覆し、該醗酵槽1’
内の横方向には回転軸4’が貫通しており、該醗酵槽
2’側部に設けたハンドル2’を回転させると、該醗酵
槽1’自体が該回転軸を中心にして回転する事によって
内容物を攪拌するものとなっているので、横長の形状と
なり、かつ回転スペースを必要とするので、容量の割に
横方向に広く設置面積を取らなければならない。また大
容量のものを必要とする時は、非常に広い設置面積が要
求されるのである。
る技術は公知とされていたのである。図4と図5におい
て従来の技術を開示する。図4は従来の家庭用生ゴミ処
理機の側面図、図5は同じく正面図である。従来の家庭
用生ゴミ処理機は、醗酵槽1’の上部に投入口1’aを
設けて蓋3’にて被覆しており、底部には水分排出兼用
の排出口1’bを開口して網にて被覆し、該醗酵槽1’
内の横方向には回転軸4’が貫通しており、該醗酵槽
2’側部に設けたハンドル2’を回転させると、該醗酵
槽1’自体が該回転軸を中心にして回転する事によって
内容物を攪拌するものとなっているので、横長の形状と
なり、かつ回転スペースを必要とするので、容量の割に
横方向に広く設置面積を取らなければならない。また大
容量のものを必要とする時は、非常に広い設置面積が要
求されるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】家庭用としての生ゴミ
処理機においては、できるだけ設置面積を取らずに、し
かも有効に内容物の攪拌を行う事のできる構成にする事
が望ましいのである。本発明は、従来の家庭用生ゴミ処
理機が有していた以上のような問題点を改良する目的で
なされたものである。
処理機においては、できるだけ設置面積を取らずに、し
かも有効に内容物の攪拌を行う事のできる構成にする事
が望ましいのである。本発明は、従来の家庭用生ゴミ処
理機が有していた以上のような問題点を改良する目的で
なされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は以上の如
くであり、該目的を達成するために次のような構造を有
している。醗酵槽内に好気性の微生物と有機廃棄物とを
投入し攪拌し、醗酵分解する家庭用生ゴミ処理機におい
て、醗酵槽を立型円筒形とし、円筒の中心位置に配置し
た螺旋状の攪拌板にて内容物を上昇させて攪拌する事を
特徴とする立型生ゴミ処理機を構成するものである。
くであり、該目的を達成するために次のような構造を有
している。醗酵槽内に好気性の微生物と有機廃棄物とを
投入し攪拌し、醗酵分解する家庭用生ゴミ処理機におい
て、醗酵槽を立型円筒形とし、円筒の中心位置に配置し
た螺旋状の攪拌板にて内容物を上昇させて攪拌する事を
特徴とする立型生ゴミ処理機を構成するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の目的及び構造は以上の如
くであり、続いて添付の図面に示した実施例を説明す
る。図1は本発明の立型生ゴミ処理機の側面断面図、図
2は同じく正面図、図3は図1の生ゴミ処理機で、横幅
の広い醗酵槽を有するものの側面断面図である。
くであり、続いて添付の図面に示した実施例を説明す
る。図1は本発明の立型生ゴミ処理機の側面断面図、図
2は同じく正面図、図3は図1の生ゴミ処理機で、横幅
の広い醗酵槽を有するものの側面断面図である。
【0006】図1・図2より説明する。醗酵槽1の形状
は立型の円筒形であり、正面部には生ゴミと好気性の微
生物の投入に適した高さに投入口1aを設け、蓋3にて
被覆する。醗酵槽1内において、縦方向中心部に回転軸
4を貫通させ、該醗酵槽1上部よりベベルギアを介して
ハンドル2が操作可能な高さにて正面部に延設されてい
る。また、同じく醗酵槽1内において、該回転軸4を中
心にして攪拌室壁6を円筒状に設け、該攪拌室壁6内に
おいて、該回転軸4の周囲に螺旋状攪拌板5を、図示形
状に固設する。以上の如く構成する事により、該ハンド
ル2の操作にて該回転軸4及び該螺旋状攪拌板5を回転
させ、該投入口1aより醗酵槽1内底部に投入された生
ゴミを該螺旋状攪拌板5に沿って上昇させ、該螺旋状攪
拌板5の上端に達した地点にて攪拌室壁6上端部を越え
て、該攪拌室壁6の外側に攪拌済み生ゴミが落下するの
である。そして、該醗酵槽1の下部に排出口1bが開口
しており、落下した醗酵処理済みの生ゴミを取り出す事
が可能である。
は立型の円筒形であり、正面部には生ゴミと好気性の微
生物の投入に適した高さに投入口1aを設け、蓋3にて
被覆する。醗酵槽1内において、縦方向中心部に回転軸
4を貫通させ、該醗酵槽1上部よりベベルギアを介して
ハンドル2が操作可能な高さにて正面部に延設されてい
る。また、同じく醗酵槽1内において、該回転軸4を中
心にして攪拌室壁6を円筒状に設け、該攪拌室壁6内に
おいて、該回転軸4の周囲に螺旋状攪拌板5を、図示形
状に固設する。以上の如く構成する事により、該ハンド
ル2の操作にて該回転軸4及び該螺旋状攪拌板5を回転
させ、該投入口1aより醗酵槽1内底部に投入された生
ゴミを該螺旋状攪拌板5に沿って上昇させ、該螺旋状攪
拌板5の上端に達した地点にて攪拌室壁6上端部を越え
て、該攪拌室壁6の外側に攪拌済み生ゴミが落下するの
である。そして、該醗酵槽1の下部に排出口1bが開口
しており、落下した醗酵処理済みの生ゴミを取り出す事
が可能である。
【0007】本発明の生ゴミ処理機は、上記の如き構造
なので、横方向の設置面積をあまり大きくすることなく
容量の大きい醗酵槽を得る事ができる。また図3の如
く、醗酵槽の横方向の幅を拡大すれば、非常に容量の大
きい生ゴミ処理機が構成でき、しかも同容量の従来の生
ゴミ処理機を構成した場合に比して横方向の設置面積が
少なくてすむのである。
なので、横方向の設置面積をあまり大きくすることなく
容量の大きい醗酵槽を得る事ができる。また図3の如
く、醗酵槽の横方向の幅を拡大すれば、非常に容量の大
きい生ゴミ処理機が構成でき、しかも同容量の従来の生
ゴミ処理機を構成した場合に比して横方向の設置面積が
少なくてすむのである。
【0008】
【発明の効果】本発明は、請求項の如く構成した事によ
り、設置面積が少なくても大容量の生ゴミ処理機を得ら
れるのである。また、円筒状に上方へ長く構成したので
あるか、高さを高くすれば容量はいくらでも大きく出来
るのである。また攪拌室壁6の内部で螺旋状攪拌板5を
回転して、生ゴミを上昇するのであるから、上昇距離を
長く取ることが出来て、その間に空気と接触する時間が
長くなり、好気性の細菌の繁殖を促すことができるの
で、発酵時間を速くすることが出来るのである。また蓋
3の位置を高くすれば、醗酵槽1内の投入可能な生ゴミ
の量を飛躍的に増大することが出来るのである。またハ
ンドル2の位置は、ベベルギアによりどこの位置でも配
置することが出来るので、醗酵槽1を高く構成しても、
内部の攪拌操作は簡単に出来るのである。
り、設置面積が少なくても大容量の生ゴミ処理機を得ら
れるのである。また、円筒状に上方へ長く構成したので
あるか、高さを高くすれば容量はいくらでも大きく出来
るのである。また攪拌室壁6の内部で螺旋状攪拌板5を
回転して、生ゴミを上昇するのであるから、上昇距離を
長く取ることが出来て、その間に空気と接触する時間が
長くなり、好気性の細菌の繁殖を促すことができるの
で、発酵時間を速くすることが出来るのである。また蓋
3の位置を高くすれば、醗酵槽1内の投入可能な生ゴミ
の量を飛躍的に増大することが出来るのである。またハ
ンドル2の位置は、ベベルギアによりどこの位置でも配
置することが出来るので、醗酵槽1を高く構成しても、
内部の攪拌操作は簡単に出来るのである。
【図1】本発明の立型生ゴミ処理機の側面断面図であ
る。
る。
【図2】同じく正面図である。
【図3】図1の生ゴミ処理機で、横幅の広い醗酵槽を有
するものの側面断面図である。
するものの側面断面図である。
【図4】従来の家庭用生ゴミ処理機の側面図である。
【図5】同じく正面図である。
1 醗酵槽 1a 投入口 1b 排出口 2 ハンドル 4 回転軸 5 螺旋状攪拌板 6 攪拌室壁
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 立型生ゴミ処理機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭から排出され
る生ゴミを醗酵して堆肥として使用可能とするための家
庭用生ゴミ処理機に関するものである。
る生ゴミを醗酵して堆肥として使用可能とするための家
庭用生ゴミ処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、家庭用の生ゴミ処理機に関す
る技術は公知とされていたのである。図4と図5におい
て従来の技術を開示する。図4は従来の家庭用生ゴミ処
理機の側面図、図5は同じく正面図である。従来の家庭
用生ゴミ処理機は、醗酵槽1’の上部に投入口1’aを
設けて、蓋3’にて被覆しており、底部には水分排出兼
用の排出口1’bを開口して網にて被覆し、該醗酵槽
1’内の横方向には回転軸4’が貫通しており、該醗酵
槽2’の側部に設けたハンドル2’を回転させると、該
醗酵槽1’自体が該回転軸を中心にして回転することに
よって内容物を攪拌するものとなっているので、横長の
形状となり、かつ回転スペースを必要とするので、容量
の割に横方向に広く設置面積を取らなければならない。
また大容量のものを必要とするときは、非常に広い設置
面積が要求されるのである。
る技術は公知とされていたのである。図4と図5におい
て従来の技術を開示する。図4は従来の家庭用生ゴミ処
理機の側面図、図5は同じく正面図である。従来の家庭
用生ゴミ処理機は、醗酵槽1’の上部に投入口1’aを
設けて、蓋3’にて被覆しており、底部には水分排出兼
用の排出口1’bを開口して網にて被覆し、該醗酵槽
1’内の横方向には回転軸4’が貫通しており、該醗酵
槽2’の側部に設けたハンドル2’を回転させると、該
醗酵槽1’自体が該回転軸を中心にして回転することに
よって内容物を攪拌するものとなっているので、横長の
形状となり、かつ回転スペースを必要とするので、容量
の割に横方向に広く設置面積を取らなければならない。
また大容量のものを必要とするときは、非常に広い設置
面積が要求されるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】家庭用としての生ゴミ
処理機においては、できるだけ設置面積を取らずに、し
かも有効に内容物の攪拌を行うことのできる構成にする
事が望ましいのである。本発明は、従来の家庭用生ゴミ
処理機が有していた以上のような問題点を改良する目的
でなされたものである。
処理機においては、できるだけ設置面積を取らずに、し
かも有効に内容物の攪拌を行うことのできる構成にする
事が望ましいのである。本発明は、従来の家庭用生ゴミ
処理機が有していた以上のような問題点を改良する目的
でなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は以上の如
くであり、該目的を達成するために次のような構造を有
している。醗酵槽1内の微生物と有機廃棄物とを攪拌
し、醗酵分解する家庭用生ゴミ処理機において、醗酵槽
1を立型円筒形とし、該醗酵槽1の下部に生ゴミの投入
口1aを開口し、前記醗酵槽1の縦方向中心部に回転軸
4を貫通させ、該回転軸4の周囲に螺旋状攪拌板5を固
設し、該螺旋状攪拌板5の外周に攪拌室壁6を円筒状に
設け、回転軸4及び該螺旋状攪拌板5を回転させること
により、醗酵槽1内の下部に投入された生ゴミを、該螺
旋状攪拌板5に沿って上昇させ、該螺旋状攪拌板5の上
端にて攪拌室壁6の上端部を越えて、該攪拌室壁6の外
側に落下させるものである。
くであり、該目的を達成するために次のような構造を有
している。醗酵槽1内の微生物と有機廃棄物とを攪拌
し、醗酵分解する家庭用生ゴミ処理機において、醗酵槽
1を立型円筒形とし、該醗酵槽1の下部に生ゴミの投入
口1aを開口し、前記醗酵槽1の縦方向中心部に回転軸
4を貫通させ、該回転軸4の周囲に螺旋状攪拌板5を固
設し、該螺旋状攪拌板5の外周に攪拌室壁6を円筒状に
設け、回転軸4及び該螺旋状攪拌板5を回転させること
により、醗酵槽1内の下部に投入された生ゴミを、該螺
旋状攪拌板5に沿って上昇させ、該螺旋状攪拌板5の上
端にて攪拌室壁6の上端部を越えて、該攪拌室壁6の外
側に落下させるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の目的及び構造は以上の如
くであり、続いて添付の図面に示した実施例を説明す
る。図1は本発明の立型生ゴミ処理機の側面断面図、図
2は同じく正面図、図3は図1の生ゴミ処理機で、横幅
の広い醗酵槽を有するものの側面断面図である。
くであり、続いて添付の図面に示した実施例を説明す
る。図1は本発明の立型生ゴミ処理機の側面断面図、図
2は同じく正面図、図3は図1の生ゴミ処理機で、横幅
の広い醗酵槽を有するものの側面断面図である。
【0006】図1・図2より説明する。醗酵槽1の形状
は立型の円筒形であり、正面部には生ゴミと好気性の微
生物の投入に適した高さに投入口1aを設け、蓋3にて
被覆する。醗酵槽1内において、縦方向中心部に回転軸
4を貫通させ、該醗酵槽1上部よりベベルギアを介して
ハンドル2が操作可能な高さにて正面部に延設されてい
る。また、同じく醗酵槽1内において、該回転軸4を中
心にして攪拌室壁6を円筒状に設け、該攪拌室壁6内に
おいて、該回転軸4の周囲に螺旋状攪拌板5を、図示形
状に固設する。以上の如く構成することにより、該ハン
ドル2の操作にて該回転軸4及び該螺旋状攪拌板5を回
転させ、該投入口1aより醗酵槽1内の底部に投入され
た生ゴミを該螺旋状攪拌板5に沿って上昇させ、該螺旋
状攪拌板5の上端に達した地点にて攪拌室壁6の上端部
を越えて、該攪拌室壁6の外側に攪拌済み生ゴミが落下
するのである。そして、該醗酵槽1の下部に排出口1b
が開口されており、落下した醗酵処理済みの生ゴミを取
り出すことが可能である。
は立型の円筒形であり、正面部には生ゴミと好気性の微
生物の投入に適した高さに投入口1aを設け、蓋3にて
被覆する。醗酵槽1内において、縦方向中心部に回転軸
4を貫通させ、該醗酵槽1上部よりベベルギアを介して
ハンドル2が操作可能な高さにて正面部に延設されてい
る。また、同じく醗酵槽1内において、該回転軸4を中
心にして攪拌室壁6を円筒状に設け、該攪拌室壁6内に
おいて、該回転軸4の周囲に螺旋状攪拌板5を、図示形
状に固設する。以上の如く構成することにより、該ハン
ドル2の操作にて該回転軸4及び該螺旋状攪拌板5を回
転させ、該投入口1aより醗酵槽1内の底部に投入され
た生ゴミを該螺旋状攪拌板5に沿って上昇させ、該螺旋
状攪拌板5の上端に達した地点にて攪拌室壁6の上端部
を越えて、該攪拌室壁6の外側に攪拌済み生ゴミが落下
するのである。そして、該醗酵槽1の下部に排出口1b
が開口されており、落下した醗酵処理済みの生ゴミを取
り出すことが可能である。
【0007】本発明の生ゴミ処理機は、上記の如き構造
なので、横方向の設置面積をあまり大きくすることなく
容量の大きい醗酵槽を得ることができる。また図3の如
く、醗酵槽の横方向の幅を拡大すれば、非常に容量の大
きい生ゴミ処理機が構成でき、しかも同容量の従来の生
ゴミ処理機を構成した場合に比して横方向の設置面積が
少なくてすむのである。また、蓋3の位置を高くすれ
ば、醗酵槽1内の投入可能な生ゴミの量を飛躍的に増大
することが出来るのである。また、ハンドル2の位置
は、ベベルギアによりどこの位置でも配置することが出
来るので、醗酵槽1を高く構成しても、内部の攪拌操作
は簡単に出来るのである。
なので、横方向の設置面積をあまり大きくすることなく
容量の大きい醗酵槽を得ることができる。また図3の如
く、醗酵槽の横方向の幅を拡大すれば、非常に容量の大
きい生ゴミ処理機が構成でき、しかも同容量の従来の生
ゴミ処理機を構成した場合に比して横方向の設置面積が
少なくてすむのである。また、蓋3の位置を高くすれ
ば、醗酵槽1内の投入可能な生ゴミの量を飛躍的に増大
することが出来るのである。また、ハンドル2の位置
は、ベベルギアによりどこの位置でも配置することが出
来るので、醗酵槽1を高く構成しても、内部の攪拌操作
は簡単に出来るのである。
【0008】
【発明の効果】本発明は、以上の如く構成したことによ
り、次のような効果を奏するものである。第1に、投入
された生ゴミは、攪拌室壁6と螺旋状攪拌板5により、
確実に攪拌上昇されて、攪拌室壁6の上部から落下する
という操作を行うので、分解を促進することが出来るの
である。第2に、立型生ゴミ処理機として、設置面積が
少なくても大容量の装置とすることが出来るのである。
第3に、醗酵槽1を円筒状に上方へ長く構成したのであ
るか、高さを高くすれば容量はいくらでも大きく出来る
のである。第4に、攪拌室壁6の内部で螺旋状攪拌板5
を回転して、生ゴミを上昇するのであるから、上昇距離
を長く取ることが出来て、その間に空気と接触する時間
が長くなり、好気性の細菌の繁殖を促すことができるの
で、発酵時間を速くすることが出来るのである。
り、次のような効果を奏するものである。第1に、投入
された生ゴミは、攪拌室壁6と螺旋状攪拌板5により、
確実に攪拌上昇されて、攪拌室壁6の上部から落下する
という操作を行うので、分解を促進することが出来るの
である。第2に、立型生ゴミ処理機として、設置面積が
少なくても大容量の装置とすることが出来るのである。
第3に、醗酵槽1を円筒状に上方へ長く構成したのであ
るか、高さを高くすれば容量はいくらでも大きく出来る
のである。第4に、攪拌室壁6の内部で螺旋状攪拌板5
を回転して、生ゴミを上昇するのであるから、上昇距離
を長く取ることが出来て、その間に空気と接触する時間
が長くなり、好気性の細菌の繁殖を促すことができるの
で、発酵時間を速くすることが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立型生ゴミ処理機の側面断面図であ
る。
る。
【図2】同じく正面図である。
【図3】図1の生ゴミ処理機で、横幅の広い醗酵槽を有
するものの側面断面図である。
するものの側面断面図である。
【図4】従来の家庭用生ゴミ処理機の側面図である。
【図5】同じく正面図である。
【符号の説明】 1 醗酵槽 1a 投入口 1b 排出口 2 ハンドル 4 回転軸 5 螺旋状攪拌板 6 攪拌室壁
Claims (1)
- 【請求項1】 醗酵槽内の微生物と有機廃棄物とを攪拌
し、醗酵分解する家庭用生ゴミ処理機において、醗酵槽
を立型円筒形とし、円筒の中心位置に配置した螺旋状の
攪拌板にて内容物を上昇させて攪拌する事を特徴とする
立型生ゴミ処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09296516A JP3098987B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 立型生ゴミ処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09296516A JP3098987B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 立型生ゴミ処理機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10151435A true JPH10151435A (ja) | 1998-06-09 |
JP3098987B2 JP3098987B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=17834558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09296516A Expired - Fee Related JP3098987B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | 立型生ゴミ処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098987B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1362635A1 (de) * | 2002-05-15 | 2003-11-19 | U.T.S. Umwelt-Technik-Süd GmbH | Rühreinrichtung für einen Fermenter einer Biogasanlage |
WO2012099892A3 (en) * | 2011-01-17 | 2012-11-01 | Patz Corporation | Improved mixing screw |
CN114853541A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-08-05 | 罗展兴 | 能降低土壤中重金属离子含量的缓释肥料及其制备方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105797618A (zh) * | 2016-05-10 | 2016-07-27 | 姚旺东 | 一种多通道分散的涂料分散设备 |
-
1997
- 1997-10-29 JP JP09296516A patent/JP3098987B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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