JPH10151144A - 釘又はそれと同様なものの打ち込み工具 - Google Patents

釘又はそれと同様なものの打ち込み工具

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JPH10151144A
JPH10151144A JP9178563A JP17856397A JPH10151144A JP H10151144 A JPH10151144 A JP H10151144A JP 9178563 A JP9178563 A JP 9178563A JP 17856397 A JP17856397 A JP 17856397A JP H10151144 A JPH10151144 A JP H10151144A
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JP
Japan
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bolt
nail
plunger
driving tool
grip sleeve
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JP9178563A
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Axel Kirsch
キルシュ アクセル
Walter Duerr
デュア ヴァルター
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Individual
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    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 身体の骨の固定用釘を打込む工具の提供。 【解決手段】 釘１００を保持する手段が装着されてい
るプランジャ４０の一部がグリップスリーブ内に配置さ
れる。コイルばね７０が巻かれているボルト５０と、そ
のコイルばねの軸がグリップスリーブの軸から変位して
おり、第１のボルト部分５４の取付部がプランジャに接
触し、第１のボルト部分から第２のボルト部分５８への
移行範囲に芯出し面５６を有する。ボルトに向いた側に
止まり穴６２を有する円筒形連結具６０で、止まり穴に
第２のボルト部分が入り込むことができ、止まり穴の直
経が貫通穴の直経よりも小さい。第２のコイルばね８０
が一方で連結具と接触し、他方で調節装置９０に接触し
ている。プランジャとコイルねじを巻いたボルトが部分
的に第１の中空部に収容され、連結具、第２のコイルば
ね及び調節装置が第２の中空部に収容されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】本発明は釘、例えば身体の骨の固定用釘，
あるいはそれと同様なものを打ち込むための工具に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】DE 43 00 039 C1から知られる打ち込み
工具は長く延びた、鉛筆状のグリップ部品から成る。こ
のグリップ部品の一方の端部には打ち込みヘッドが、他
方の端部には少なくとも２個の弾力的なクランプを備え
た固定釘の保持装置がそれぞれ配置されている。オペレ
ーターは打ち込み工具を手でつかみ、それから固定釘を
骨に押し込むか、ハンマーで打ち込みヘッドを打って骨
に固定釘を打ち込む。
【０００３】
【発明の開示】本発明の目的は、ハンマーを使用する必
要のない釘あるいはそれと同様なものの打ち込み工具を
提供することである。この目的は、請求項１の釘打ち込
み工具によって達成される。後述の実施例は従属請求項
の対象とされる。
【０００４】本発明の釘打ち込み工具は，両端部が開い
た中空円筒形グリップスリーブを有し、第１の中空部が
第２の中空部と貫通穴を介して結合している。中空円筒
形グリップスリーブ内には以下の構成が収容されてい
る；プランジャ、プランジャの少なくとも一部はグリッ
プスリーブ内に配置され，プランジャには釘の保持手段
が装着される；コイルばねが巻かれているボルト、コイ
ルばねの軸はグリップスリーブの軸から変位しており，
第１のボルト部分の取付部がプランジャに接触し、第１
のボルト部分から第２のボルト部分への移行範囲に芯出
し面を有する；ボルトに対向する側に止まり穴を有する
円筒形連結具、止まり穴にはボルトの第２のボルト部分
が少なくとも部分的に入り込むことができ、止まり穴の
直径は貫通穴の直径によりも小さくなるように決定され
る；第２のコイルばね；およびグリップスリーブの第２
の開放端部に移動自在に差し込まれている調節装置。こ
こに，第２のコイルばねが一方で連結具と接触し、他方
で調節装置に接触しており、プランジャとコイルねじを
巻いたボルトは少なくとも部分的に第１の中空部に収容
され、連結具、第２のコイルばね及び調節装置は第２の
中空部に収容されている。
【０００５】プランジャへのボルトの取付部及び／又は
ボルトへのプランジャの取付部が接触範囲でアーチ形状
に形成されていることが好ましい。また，釘の保持手段
は釘の頭部を保持するホルダであることが好ましい。最
適な釘保持手段として，DE 43 00 039 C1に開示されて
いるものを挙げることができる。プランジャとボルトが
中空円筒形状で、ボルトに内部ボルトが収容されてお
り、その内部ボルトの長さは前記ボルトの長さよりも大
きく、釘ホルダがプランジャに差し込まれていること構
成であることが好ましい。特に，プランジャ内に連結ボ
ルトが収容されていることが好ましい。また，プランジ
ャが釘ホルダの位置を見るための目視フェンスタを有し
ていることが好ましい。
【０００６】プランジャが釘ホルダと噛み合う係止手段
を有することが好ましい。調節装置がグリップスリーブ
内に設けられた雌ねじに噛み合う調節ねじを有している
ことが好ましい。本発明の打ち込み工具の使用によりハ
ンマーやそれと同等な打ち込み作業は必要でなくなる。
打ち込み力は第２のコイルねじによって決定され、調節
装置によって第２コイルへかけられるバイアスより変化
する。
【０００７】本発明は以下で、添付の図面により詳細に
説明される。
【０００８】
【実施例】図１のグリップスリーブは実質的に、２つの
開放端部12,24を有する中空円筒形パイプであり、開口
部14が第１の中空部16に配置され、貫通穴18が第２の中
空部20に配置されている。開放端部24に隣接する第２中
空部20には雌ねじ22が設けられている。グリップスリー
ブ10の外形は人間工学的観点に基づいて決定されるが，
図２の平面図に示されるように，グリップスリーブ10の
外形は６角対称性形状であることが好ましい。グリップ
スリーブ10の外表面には保持くぼみ26および指置きくぼ
み28が設けられている。グリップスリーブ10の前部30は
第１中空部16のねじ山32にねじ込める。
【０００９】グリップスリーブ10内には打ち込みばね機
構が挿入されている。図３に示す第１の実施例におい
て、この機構はプランジャ40、コイルばね70が巻かれた
ボルト50、連結具60、第２コイルばね80及び調節ねじ90
を含む。この実施例では、プランジャ40とボルト50が第
１中空部16内に少なくとも部分的に収容されている。プ
ランジャ40は開口部14を通って開放端部12から突出して
いる。プランジャ40の露出端部には釘100の保持機構が
装着されている。この保持機構はクランプ45を有する。
例えば、クランプ45には傾斜部42があり、全体として４
つの部分から成る釘100の頭を保持する釘頭保持部44が
設けられている。クランプ45は釘の頭の大きさに応じて
間隔が変化する交差スリットギャップ43を有する。この
保持機構は軸部48に接続され、この軸部48は取付部46で
終る。取付部46の外径は軸部48の直径よりも大きい。取
付部46の前方肩部は、開口部14と第１の中空部16間の傾
斜リング肩部15に係止する。
【００１０】アーチ状接触面でなる取付部46の後方端面
は，ボルト50の同様な形状の取付部52の前方端面に接触
している。取付部46,52の接触面が共にアーチ状なの
で、ボルト50の軸をプランジャ40の軸に対して変位させ
ることができる。すなわち、プランジャ40が開口部14を
通ってグリップスリーブ10内をガイドされ、プランジャ
40の軸がグリップスリーブ10の軸と一致するので、ボル
ト50の軸をグリップスリーブ10の軸に対して変位させる
ことができる。この変位はボルト50に巻かれたコイルば
ね70によって起こすことができ、コイルばね70は取付部
52から延出する第１ボルト部54に接している。円錐形に
細くなっている芯出し面56はボルト部58と第１ボルト部
54の間に位置しており、ボルト部58の直径は第１ボルト
部54の直径よりも小さい。そのためこのボルト部58にコ
イルばね70は接触しない。コイルバネ70が巻かれていな
いボルト部58の端部はグリップスリーブ10の貫通穴18に
入り込んでいる。グリップスリーブ10の第２中空部20の
円錐面19に連結具60の前方端が係止されている。連結具
60の止まり穴62は貫通部18側に開いている。連結具60の
後端側にはコイルばね80があり、コイルばね80は調節ね
じ90の軸部92で支持されている。取扱いやすいように握
り溝98を備えているヘッド96の調節ねじ90を回転させる
ことにより、ねじ山94がグリップスリーブ10の雌ねじ22
にある程度ねじ込まれるので、コイルばね80にバイアス
をかけることができる。
【００１１】例えば，対象部位にこの打ち込みばね機構
を押し当てることにより、プランジャ40およびボルト50
がさらにグリップスリーブ10内部に向かって入り込む。
コイルばね70がグリップスリーブ10の軸に対して変位し
ているので、コイルばね70により位置変位を受けた第２
ボルト部58は止まり穴62の縁に押し当てられる。その
後，第２ボルト部58に押されて連結具60は第２中空部20
内を後方に向かってスライドし、コイルねじ80がさらに
圧縮される。グリップスリーブ10の第１中空部16と貫通
穴18との間に延出する円錐面17にボルト50の芯出し面56
がくるまで後退し、さらに円錐面17に沿って芯出し面56
がスライドするにつれてボルト50の軸がグリップスリー
ブ10の軸と一致するようにボルト50の強制芯出しが行な
われ、その結果連結具60の縁に押し当てられていた第２
ボルト部58が急に止まり穴62に飛び込む。第２ボルト部
58が止まり穴62の底部に接触するとき、コイルねじ80の
ばね力により発生した打ち込み力が釘の差し込み方向に
向かってプランジャ40に作用する。
【００１２】図４は本発明で使用する打ち込みばね機構
の第２の実施例を示す。プランジャ140は中空円筒形で
あり、連結ボルト146はボルト150前方端部側に配置され
ている。図５に示す釘ホルダ110はプランジャ140に差し
込まれ、釘ホルダ110が連結ボルト146に接触する。ここ
で、止め溝112は、プランジャ140の内壁に設けられた止
めリブ149と噛み合う。プランジャ140の壁に形成された
目視フェンスタ148によって、釘ホルダ110がプランジャ
140に正確にはめ込まれているかどうか確認することが
できる。釘100は、釘頭部を取付け肩部114に保持するた
めのクランプ113を介して釘ホルダ110に保持される。釘
ホルダ110の端部はプランジャ140の円筒形壁144内部に
突出する。連結ボルト146はボルト150側の端部に幾らか
大きいヘッド147を有し、且つヘッド147はプランジャ14
0内のわずかに直径が大きい内部くぼみ143をスライドで
き、ヘッド147の軸方向運動がこの内部くぼみ143の前方
端により制限される。
【００１３】ボルト150は同様に中空ボルトの形状であ
り、外部輪郭、すなわち、第１ボルト部154、芯出し面1
56及び第２ボルト部158は図３の第１の実施例の場合と
同様の寸法である。コイルばね70も同様の様式に基づい
て配置されており、その軸はグリップスリーブ10の軸に
対して変位している。ボルト150内に内部ボルト157が収
容されており、内部ボルトのヘッド159がボルト150内で
取付け縁152に装着される。すなわち、内部ボルト157は
プランジャ140の方向にのみ移動できる。さらに、内部
ボルト157は連結具60の止まり穴62に入り込んでいる。
グリップスリーブ10（図１）内のプランジャ140、ボル
ト60、連結具60、コイルばね80及び調節ねじ90の配置は
第１の実施例の配置に一致している。
【００１４】図３の打ち込みばねシステムとの根本的な
相違は、この打ち込み機構を対象部位に押し当てる時，
プランジャ140の先端部145がその押圧力を受けるのであ
って，釘100には力が作用しないことである。これによ
って、釘100が傾いたり、早い時点で落ちたりすること
が防止される。止まり穴62に入り込んだ内部ボルト157
の端が止まり穴の底部に達した時、打ち込み運動は開始
される。
【００１５】前述の説明、図面及び請求の範囲で開示さ
れた本発明の特徴は個々に、また任意に組み合わせて本
発明の実施のため重要である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の釘打ち込み工具のグリップスリーブの
断面図を含む側面図である；
【図２】図１のグリップスリーブの後部端面図である；
【図３】第１の実施例の打ち込みばね機構の側面図であ
る；
【図４】第２の実施例の打ち込みばね機構の側面図であ
る；
【図５】釘ホルダの正面図である。
【符号の説明】
10 グリップスリーブ 12 開放端部 14 開口部 15 傾斜リング肩部 16 第１の中空部 17 円錐面 18 貫通穴 19 円錐面 20 第２の中空部 22 雌ねじ 24 開放端部 26 保持くぼみ 28 指置きくぼみ 30 グリップスリーブ10の前部 32 ねじ山 40 プランジャ 42 傾斜部 43 交差スリットギャップ 44 釘頭保持部 45 クランプ 46 取付部 48 軸部 50 ボルト 52 取付部 54 第１ボルト部 56 芯出し面 58 第２ボルト部 60 連結具 62 止まり穴 70 コイルばね 80 コイルばね 90 調節ねじ 92 軸部 94 ねじ山 95 ヘッド 98 握り溝 100 釘 110 釘ホルダ 112 止め溝 113 クランプ 114 取付け肩部 140 プランジャ 142 取付部 143 内部くぼみ 144 円筒形壁 145 プランジャの先端部 146 連結ボルト 147 ヘッド 148 目視フェンスター 149 止めリブ 150 ボルト 152 取付け縁 154 第１のボルト部 156 芯出し面 157 内部ボルト 158 第２のボルト部 159 内部ボルトのヘッド

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】釘打ち込み工具は以下の構成を含む、両端
    部（12,24）が開いた中空円筒形グリップスリーブ（1
    0)、前記グリップスリーブは第１の中空部（16)および
    第１の中空部と貫通穴(18)を介して結合している第２の
    中空部(20)を有する，中空円筒形グリップスリーブ内に
    は以下の構成が収容されている：プランジャ(40，14
    0)、プランジャの少なくとも一部はグリップスリーブ
    （10)内に配置され，プランジャには釘の保持手段が装
    着される；コイルばね（70)が巻かれているボルト(50，
    150)、コイルばねの軸はグリップスリーブ(10)の軸から
    変位しており，第１のボルト部分(54，154)の取付部が
    プランジャ(40，140)に接触し、第１のボルト部分(54;1
    54)から第２のボルト部分(58，158)への移行範囲に芯出
    し面(56，156)を有する；ボルト(50，150)に対向する側
    に止まり穴(62)を有する円筒形連結具(60)、止まり穴に
    はボルト(50，150)の第２のボルト部分(58，158)が少な
    くとも部分的に入り込むことができ、止まり穴(62)の直
    径は貫通穴(18)の直径によりも小さくなるように決定さ
    れる；第２のコイルばね（80)；およびグリップスリー
    ブ(10)の第２の開放端部(24)に移動自在に差し込まれて
    いる調節装置（90)；しかるに、第２のコイルばね(80)
    が一方で連結具(60)と接触し、他方で調節装置(90)に接
    触しており、プランジャ(40;140)とコイルねじ(70)を巻
    いたボルト(50，150)は少なくとも部分的に第１の中空
    部(10)に収容され、連結具(60)、第２のコイルばね(80)
    及び調節装置(90)は第２の中空部(20)に収容されてい
    る。
  2. 【請求項２】前記プランジャ(40)への前記ボルト(50)の
    取付部(52)及び／又は前記ボルト(50)への前記プランジ
    ャ(40)の取付部(46)が接触範囲でアーチ形状に形成され
    ていることを特徴とする請求項１に記載の釘打ち込み工
    具。
  3. 【請求項３】前記釘の保持手段は釘(100)の頭部を保持
    するホルダ(42,44)であることを特徴とする請求項１に
    記載の釘打ち込み工具。
  4. 【請求項４】前記プランジャ(140)と前記ボルト(150)が
    中空円筒形状で、前記ボルト(150)に内部ボルト(157)が
    収容されており、その内部ボルトの長さは前記ボルトの
    長さよりも大きく、釘ホルダ(110)が前記プランジャ(14
    0)に差し込まれていることを特徴とする請求項１に記載
    の釘打ち込み工具。
  5. 【請求項５】前記プランジャ(140)内に前記連結ボルト
    (146)が収容されていることを特徴とする請求項４に記
    載の釘打ち込み工具。
  6. 【請求項６】前記プランジャ(140)が目視フェンスタ(14
    8)を有していることを特徴とする請求項４又は５に記載
    の釘打ち込み工具。
  7. 【請求項７】前記プランジャ(140)が前記釘ホルダ(110)
    と噛み合う係止手段(149)を有することを特徴とする請
    求項４〜６のいずれかに記載の釘打ち込み工具。
  8. 【請求項８】調節装置(90)が前記グリップスリーブ(10)
    内に設けられた雌ねじに噛み合う調節ねじ(94)を有する
    ことを特徴とする請求項１〜７のいずれかに記載の釘打
    ち込み工具。
JP9178563A 1996-07-03 1997-07-03 釘又はそれと同様なものの打ち込み工具 Pending JPH10151144A (ja)

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DE19626892-3 1996-07-03
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JP (1) JPH10151144A (ja)
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