JPH10150344A - 再帰型デジタルフィルタ - Google Patents

再帰型デジタルフィルタ

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JPH10150344A
JPH10150344A JP30768996A JP30768996A JPH10150344A JP H10150344 A JPH10150344 A JP H10150344A JP 30768996 A JP30768996 A JP 30768996A JP 30768996 A JP30768996 A JP 30768996A JP H10150344 A JPH10150344 A JP H10150344A
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JP
Japan
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multiplier
output
adder
outputs
delay unit
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JP30768996A
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Inventor
Koji Kubo
康治 久保
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗算器の占めるゲート数の割合を低減して消
費電力を小さくすることが可能な再帰型デジタルフィル
タの提供を目的とする。 【解決手段】 入力データにフィードバック項を加算す
る加算器102と、加算器102の出力をa0 倍する乗
算器117と、乗算器117の一出力を1サンプリング
時間遅延する遅延器103と、遅延器103の一出力を
1 ’倍する乗算器111と、遅延器103の他出力を
さらに1サンプリング時間遅延する遅延器105と、遅
延器105の一出力をb2 ’倍する乗算器113と、乗
算器111と乗算器113の各出力を加算してフィード
バック項を得る加算器107と、遅延器105の他出力
を−1倍する符号反転器116と、乗算器117の他出
力と符号反転器116の出力を加算する加算器110
と、を備えた構成よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は再帰型デジタルフィ
ルタ、特に2進数のデジタル演算を行うための乗算器の
個数を少なくして、デジタル信号処理の回路構成を簡略
化した再帰型デジタルフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルフィルタには、再帰型デジタル
フィルタと無再帰型デジタルフィルタが知られており、
フィルタ特性として完全直線位相特性を要求される場合
には無再帰型デジタルフィルタが、また比較的少ないゲ
ート数で急峻なフィルタ特性が要求される場合には再帰
型デジタルフィルタが、それぞれ用いられている。以下
に、再帰型デジタルフィルタの従来例について図面を参
照しながら説明する。
【0003】図7は従来の帯域通過型の再帰型デジタル
フィルタのブロック図である。図7に示した帯域通過型
の再帰型デジタルフィルタ101はデジタル信号系列の
入力データを帯域制限して出力するものであり、デジタ
ル信号系列の入力データと加算器107の出力を加算す
る加算器102と、加算器102の出力の一方を1サン
プリング時間遅延する遅延器103と、遅延器103の
出力の一方をb1 倍する乗算器104と、遅延器103
の出力の他方をさらに1サンプリング時間遅延する遅延
器105と、遅延器105の出力の一方をb2 倍する乗
算器106と、乗算器104の出力と乗算器106の出
力を加算する加算器107と、加算器102の出力の他
方をa0 倍する乗算器108と、遅延器105の出力の
他方をa 2 倍する乗算器109と、乗算器108の出力
と乗算器109の出力を加算する加算器110と、を備
えている。
【0004】ここで、図7に示した帯域通過型の再帰型
デジタルフィルタ101における伝達関数をT1 (z)
とすると、T1 (z)は(数1)式で表される。
【0005】
【数1】
【0006】但し、(数1)式中のa0 、a2 、b1
2 は、サンプリング周波数とアナログフィルタのカッ
トオフ周波数、クオリティファクタ及びゲインから構成
されるパラメータである。すなわち、(数1)式の分母
は図7のフィードバックループに対応し、分子はフィー
ドフォワードループに対応している。
【0007】次に、上記構成を有する帯域通過型の再帰
型デジタルフィルタ101の動作について、図7及び
(数1)式を用いてより詳細に説明する。デジタル信号
系列の入力データは加算器102で加算器107の出力
と加算される。尚、加算器107の出力は(数1)式中
のの分母の項に相当する。加算器102の出力の一方
は、遅延器103で1サンプリング時間遅延される。
尚、これは(数1)式中のz -1項に対応する。遅延器1
03の出力の一方は乗算器104でb1 倍され、遅延器
103の出力の他方は遅延器105でさらに1サンプリ
ング時間遅延される。尚、これは(数1)式中のz-2
に対応する。遅延器105の出力の一方は乗算器106
でb2 倍され、乗算器104の出力と乗算器106の出
力が加算器107で加算される。加算器102の出力の
他方は乗算器108でa0 倍され、遅延器105の出力
の他方は乗算器109でa2 倍される。乗算器108の
出力と乗算器109の出力は加算器110で加算され、
時系列出力データが得られる。
【0008】次に、従来の低域通過型の再帰型デジタル
フィルタの構成について図8を用いて説明する。図8は
従来の低域通過型の再帰型デジタルフィルタのブロック
図である。図8に示した低域通過型の再帰型デジタルフ
ィルタ201はデジタル信号系列の入力データを低域減
衰させて出力するものであり、デジタル信号系列の入力
データと加算器207の出力を加算する加算器202
と、加算器202の出力の一方をを1サンプリング時間
遅延する遅延器203と、遅延器203の出力の一方を
をb1 倍する乗算器204と、遅延器203の出力の他
方をさらに1サンプリング時間遅延する遅延器205
と、遅延器205の出力の一方をb2 倍する乗算器20
6と、乗算器204の出力と乗算器206の出力を加算
する加算器207と、加算器202の出力の他方をa0
倍する乗算器208と、遅延器203の出力の別の他方
をa1 倍する乗算器209と、遅延器205の出力の他
方をa 2 倍する乗算器210と、乗算器209の出力と
乗算器210の出力を加算する加算器211と、乗算器
208の出力と加算器211の出力を加算する加算器2
12と、を備えている。
【0009】ここで、図8に示した低域通過型の再帰型
デジタルフィルタ201における伝達関数をT2 (z)
とすると、T2 (z)は(数2)式で表される。
【0010】
【数2】
【0011】但し、(数2)におけるa0 、a1 、a
2 、b1 、b2 は、サンプリング周波数とアナログフィ
ルタのカットオフ周波数、クオリティファクタ及びゲイ
ンから構成されるパラメータである。すなわち、(数
2)式中の分母は図8のフィードバックループに対応
し、分子はフィードフォワードループに対応している。
【0012】次に、上記構成を有する低域通過型の再帰
型デジタルフィルタ201の動作について、図8及び
(数2)式を用いてより詳細に説明する。デジタル信号
系列の入力データは加算器202で加算器207の出力
と加算される。尚、加算器207の出力は(数2)式中
の分母の項に相当する。加算器202の出力の一方は、
遅延器203で1サンプリング時間遅延される。尚、こ
れは(数2)のz-1項に対応する。遅延器203の出力
の一方は乗算器204でb1 倍され、遅延器203の出
力の他方は遅延器205でさらに1サンプリング時間遅
延される。尚、これは(数2)中のz-2項に対応する。
2サンプリング時間遅延したフィルタ入力信号である遅
延器205の出力の一方は乗算器206でb2 倍され
る。乗算器204の出力と乗算器206の出力は加算器
207で加算される。加算器202の出力の他方は乗算
器208でa0 倍される。遅延器203の出力の別の他
方は乗算器209でa1 倍される。遅延器205の出力
の他方は乗算器210でa2 倍される。乗算器209の
出力と乗算器210の出力は加算器211で加算され
る。乗算器208の出力と加算器211の出力は加算器
212で加算され、時系列出力データが得られる。
【0013】次に、従来の高域通過型の再帰型デジタル
フィルタの構成について図9を用いて説明する。図9は
従来の高域通過型の再帰型デジタルフィルタのブロック
図である。図9に示した高域通過型の再帰型デジタルフ
ィルタ301はデジタル信号系列の入力データを高域減
衰させて出力するものであり、デジタル信号系列の入力
データと加算器307の出力を加算する加算器302
と、加算器302の出力の一方を1サンプリング時間遅
延する遅延器303と、遅延器303の出力の一方をb
1 倍する乗算器304と、遅延器303の出力の他方を
さらに1サンプリング時間遅延する遅延器305と、遅
延器305の出力の一方をb2 倍する乗算器306と、
乗算器304の出力と乗算器306の出力を加算する加
算器307と、加算器302の出力の他方をa0 倍する
乗算器308と、遅延器303の出力の別の他方をa1
倍する乗算器309と、遅延器305の出力の他方をa
2 倍する乗算器310と、乗算器309の出力と乗算器
310の出力を加算する加算器311と、乗算器308
の出力と加算器311の出力を加算する加算器312
と、を備えている。
【0014】ここで、図9に示した高域通過型の再帰型
デジタルフィルタ301における伝達関数をT3 (z)
とすると、T3 (z)は(数3)式で表される。
【0015】
【数3】
【0016】但し、(数3)式中のa0 ,a1 ,a2
1 ,b2 は、サンプリング周波数とアナログフィルタ
のカットオフ周波数、クオリティファクタ及びゲインか
ら構成されるパラメータである。すなわち、(数3)式
中の分母は図9のフィードバックループに対応し、分子
はフィードフォワードループに対応している。
【0017】次に、上記構成を有する低域通過型の再帰
型デジタルフィルタ201の動作について、図9及び
(数3)式を用いてより詳細に説明する。デジタル信号
系列の入力データは加算器302で加算器307の出力
と加算される。尚、加算器307の出力は(数3)式の
分母の項に相当する。加算器302の出力の一方は、遅
延器303で1サンプリング時間遅延される。尚、これ
は(数3)式中のz-1項に対応する。遅延器303の出
力の一方は乗算器304でb1 倍され、遅延器303の
出力の他方は遅延器305でさらに1サンプリング時間
遅延される。尚、これは(数3)式中のz-2項に対応す
る。遅延器305の出力の一方は乗算器306でb2
される。乗算器304の出力と乗算器306の出力は加
算器307で加算される。加算器302の出力の他方は
乗算器308でa0 倍される。遅延器303の出力の別
の他方は乗算器309でa1 倍される。遅延器305の
出力の他方は乗算器310でa2 倍される。乗算器30
9の出力と乗算器310の出力は加算器311で加算さ
れる。乗算器308の出力と加算器311の出力は加算
器312で加算され、時系列出力データが得られる。
【0018】ところで、上記に示した3種類の再帰型デ
ジタルフィルタの構成要素の一つである乗算器として
は、直並列型乗算器や並列型乗算器が知られている。直
並列型乗算器としては、被乗数のビット数分の全加算器
を用い、乗数を1ビットずつ入力して、乗算結果を順次
加算しシフトしていくものや、被乗数のビット数分の全
加算器を用い、シフトレジスタで乗数をシフトしながら
1ビットずつ入力して乗算し、この際の乗算結果を順次
加算することにより、最終的な乗算結果をえるというも
のもある。一方、並列型乗算器としては、部分正規を求
めるAND回路と、部分和を求める全加算器とからなる
並列乗算器単位回路をアレー状に並べて構成したものが
ある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の再帰型デジタルフィルタは、構成要素の一つである
デジタル乗算器が多くのゲート回路を用いて構成されて
おり、乗数のビット数や被乗数のビット数が増加する
と、乗算器のゲート数は非常に多くなり、デジタル乗算
器の消費電力が増加し、結果的に再帰型デジタルフィル
タ全体での消費電力を増大させてしまうという課題を有
していた。
【0020】本発明は上記課題を解決するものであり、
乗算器の占めるゲート数の割合を低減して消費電力を小
さくすることが可能な再帰型デジタルフィルタの提供を
目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の再帰型デジタルフィルタは、デジタル信号系
列の入力データにフィードバック項を加算する第1加算
器と、第1加算器の出力に被乗数a0 を乗じる第1乗算
器と、第1乗算器の出力の一方を1サンプリング時間遅
延する第1遅延器と、第1遅延器の出力の一方に被乗数
1 ’を乗じる第2乗算器と、第1遅延器の出力の他方
をさらに1サンプリング時間遅延する第2遅延器と、第
2遅延器の出力の一方に被乗数b2 ’を乗じる第3乗算
器と、第2乗算器の出力と第3乗算器の出力を加算して
フィードバック項を得る第2加算器と、第2遅延器の出
力の他方を−1倍する符号反転器と、第1乗算器の出力
の他方と符号反転器の出力を加算する第3加算器と、を
備えた構成よりなる。
【0022】この構成により、乗算器の占めるゲート数
の割合を低減して消費電力を小さくすることが可能な帯
域通過型の再帰型デジタルフィルタを提供することがで
きる。
【0023】また、本発明の他の構成の再帰型デジタル
フィルタは、デジタル信号系列の入力データにフィード
バック項を加算する第1加算器と、第1加算器の出力に
被乗数a0 を乗じる第1乗算器と、第1乗算器の出力の
一方を1サンプリング時間遅延する第1遅延器と、第1
遅延器の出力の一方に被乗数b1 ’を乗じる第2乗算器
と、第1遅延器の出力の他方をさらに1サンプリング時
間遅延する第2遅延器と、第2遅延器の出力の一方に被
乗数b2 ’を乗じる第3乗算器と、第2乗算器の出力と
第3乗算器の出力を加算してフィードバック項を得る第
2加算器と、第1遅延器の出力の別の他方を1ビットシ
フトアップするビットシフタと、ビットシフタの出力と
第2遅延器の出力の他方を加算する第3加算器と、第1
乗算器の出力の他方と第3加算器の出力を加算する第4
加算器と、を備えた構成よりなる。
【0024】この構成により、乗算器の占めるゲート数
の割合を低減して消費電力を小さくすることが可能な低
域通過型の再帰型デジタルフィルタを提供することがで
きる。
【0025】さらに、本発明の他の構成の再帰型デジタ
ルフィルタは、デジタル信号系列の入力データにフィー
ドバック項を加算する第1加算器と、第1加算器の出力
に被乗数a0 を乗じる第1乗算器と、第1乗算器の出力
の一方を1サンプリング時間遅延する第1遅延器と、第
1遅延器の出力の一方に被乗数b1 ’を乗じる第2乗算
器と、第1遅延器の出力の他方をさらに1サンプリング
時間遅延する第2遅延器と、第2遅延器の出力の一方に
被乗数b2 ’を乗じる第3乗算器と、第2乗算器の出力
と第3乗算器の出力を加算してフィードバック項を得る
第2加算器と、第1遅延器の出力の別の他方を1ビット
シフトアップするビットシフタと、ビットシフタの出力
を−1倍する符号反転器と、符号反転器の出力と第2遅
延器の出力の他方を加算する第3加算器と、第1乗算器
の出力の他方と第3加算器の出力を加算する第4加算器
と、を備えた構成よりなる。
【0026】この構成により、乗算器の占めるゲート数
の割合を低減して消費電力を小さくすることが可能な高
域通過型の再帰型デジタルフィルタを提供することがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、デジタル信号系列の入力データにフィードバック項
を加算する第1加算器と、第1加算器の出力に被乗数a
0 を乗じる第1乗算器と、第1乗算器の出力の一方を1
サンプリング時間遅延する第1遅延器と、第1遅延器の
出力の一方に被乗数b1 ’を乗じる第2乗算器と、第1
遅延器の出力の他方をさらに1サンプリング時間遅延す
る第2遅延器と、第2遅延器の出力の一方に被乗数b
2 ’を乗じる第3乗算器と、第2乗算器の出力と第3乗
算器の出力を加算してフィードバック項を得る第2加算
器と、第2遅延器の出力の他方を−1倍する符号反転器
と、第1乗算器の出力の他方と符号反転器の出力を加算
する第3加算器と、を備えたこととしたものであり、乗
算器の個数を従来に比べて3/4に削減できるともに、
符号反転器は乗算器に比べて非常に少ないゲート数で実
現できるため、デジタルフィルタ全体のゲート数を低減
することが可能になるという作用を有する。
【0028】本発明の請求項2に記載の発明は、デジタ
ル信号系列の入力データにフィードバック項を加算する
第1加算器と、第1加算器の出力に被乗数a0 を乗じる
第1乗算器と、第1乗算器の出力の一方を1サンプリン
グ時間遅延する第1遅延器と、第1遅延器の出力の一方
に被乗数b1 ’を乗じる第2乗算器と、第1遅延器の出
力の他方をさらに1サンプリング時間遅延する第2遅延
器と、第2遅延器の出力の一方に被乗数b2 ’を乗じる
第3乗算器と、第2乗算器の出力と第3乗算器の出力を
加算してフィードバック項を得る第2加算器と、第1遅
延器の出力の別の他方を1ビットシフトアップするビッ
トシフタと、ビットシフタの出力と第2遅延器の出力の
他方を加算する第3加算器と、第1乗算器の出力の他方
と第3加算器の出力を加算する第4加算器と、を備えた
こととしたものであり、乗算器の個数を従来に比べて3
/5に削減できるとともに、ビットシフタはデータバス
を1ビットシフトアップして接続し直すだけであり、0
ゲート数で実現できるため、デジタルフィルタ全体のゲ
ート数を低減することが可能になるという作用を有す
る。
【0029】本発明の請求項3に記載の発明は、デジタ
ル信号系列の入力データにフィードバック項を加算する
第1加算器と、第1加算器の出力に被乗数a0 を乗じる
第1乗算器と、第1乗算器の出力の一方を1サンプリン
グ時間遅延する第1遅延器と、第1遅延器の出力の一方
に被乗数b1 ’を乗じる第2乗算器と、第1遅延器の出
力の他方をさらに1サンプリング時間遅延する第2遅延
器と、第2遅延器の出力の一方に被乗数b2 ’を乗じる
第3乗算器と、第2乗算器の出力と第3乗算器の出力を
加算してフィードバック項を得る第2加算器と、第1遅
延器の出力の別の他方を1ビットシフトアップするビッ
トシフタと、ビットシフタの出力を−1倍する符号反転
器と、符号反転器の出力と第2遅延器の出力の他方を加
算する第3加算器と、第1乗算器の出力の他方と第3加
算器の出力を加算する第4加算器と、を備えたこととし
たものであり、乗算器の個数を従来に比べて3/5に削
減できるとともに、ビットシフタはデータバスを1ビッ
トシフトアップして接続し直すだけで0ゲート数で実現
できるため、符号反転器のゲート数を乗算器に比べて非
常に少なくすることができ、デジタルフィルタ全体のゲ
ート数を低減することが可能になるという作用を有す
る。
【0030】以下に、本発明の実施の形態の具体例を図
面を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1実施の形態におけ
る帯域通過型の再帰型デジタルフィルタのブロック図、
図2は本発明の第1実施の形態における帯域通過型の再
帰型デジタルフィルタと従来の帯域通過型の再帰型デジ
タルフィルタの構成を比較するためのブロック図であ
る。図1に示したように、本実施の形態における帯域通
過型の再帰型デジタルフィルタ118は、デジタル信号
系列の入力データと加算器107の出力を加算する加算
器102と、加算器102の出力をa0倍する乗算器1
17と、乗算器117の出力の一方を1サンプリング時
間遅延する遅延器103と、遅延器103の出力の一方
をb1 ’倍する乗算器111と、遅延器103の出力の
他方をさらに1サンプリング時間遅延する遅延器105
と、遅延器105の出力の一方をb2 ’倍する乗算器1
13と、乗算器111の出力と乗算器113の出力を加
算する加算器107と、遅延器105の出力の他方を−
1倍する符号反転器116と、乗算器117の出力の他
方と符号反転器116の出力を加算する加算器110
と、を備えている。
【0031】ここで、図7に示した従来の帯域通過型の
再帰型デジタルフィルタの伝達関数T1 (z)を表す
(数1)式中のパラメータa0 、a2 、b1 、b2 は、
サンプリング周波数Tと、アナログフィルタのカットオ
フ周波数w0 、クオリティファクタQ、ゲインAを用い
て、それぞれ以下の(数4)式、(数5)式、(数6)
式、(数7)式で表現できる。
【0032】
【数4】
【0033】
【数5】
【0034】
【数6】
【0035】
【数7】
【0036】ここで、(数4)式及び(数5)式より
(数8)式が得られ、
【0037】
【数8】
【0038】(数4)式及び(数6)式より、b1 /a
0 をb1 ’とすると、b1 ’は(数9)式で表される。
【0039】
【数9】
【0040】さらに、(数4)式及び(数7)式より、
2 /a0 をb2 ’とすると、b2’は(数10)式で
表現できる。
【0041】
【数10】
【0042】(数8)式より、図7に示した乗算器10
9は、図2に示したように乗算器115でa0 倍した後
に、符号反転器116で符号反転することと等価であ
る。また、(数9)式より、図7の乗算器104は、図
2に示したように乗算器112でa0 倍した後に、乗算
器111でb1 ’倍することと等価である。また、(数
10)式より、図7の乗算器106は、図2に示したよ
うに乗算器114でa0倍した後に、乗算器113でb2
’倍することと等価である。したがって、(数8)
式、(数9)式、(数10)式を用いると、図7に示し
た従来の帯域通過型の再帰型デジタルフィルタは図2の
ように構成変更できる。さらに、乗算器108,11
2,114,115はいずれもa0 倍の乗算器であるた
め、乗算器108,112,114,115を括り出す
と図1のように構成変更できる。
【0043】次に上記構成を有する本実施の形態の再帰
型デジタルフィルタについて、図1を用いて以下にその
動作を説明する。デジタル信号系列の入力データは加算
器102で加算器107の出力と加算され、加算器10
2の出力は乗算器117でa 0 倍される。乗算器117
の出力の一方は遅延器103で1サンプリング時間遅延
された後、遅延器103の出力の一方は乗算器111で
1 ’倍される。遅延器103の出力の他方は、遅延器
105でさらに1サンプリング時間遅延された後、この
遅延器105の出力の一方は乗算器113でb2 ’倍さ
れる。乗算器111の出力と乗算器113の出力は加算
器107で加算される。遅延器105の出力の他方は、
符号反転器116で−1倍された後、この符号反転器1
16の出力と乗算器117の出力の他方が加算器110
で加算され、フィルタ出力データとなる。
【0044】以上のように本実施の形態によれば、乗算
器の個数を図7に示した従来例に比べて3/4に削減で
きるともに、符号反転器116は乗算器に比べて非常に
少ないゲート数で実現できるため、デジタルフィルタ全
体のゲート数を低減することが可能となる。
【0045】(実施の形態2)図3は本発明の第2実施
の形態における低域通過型の再帰型デジタルフィルタの
ブロック図、図4は本発明の第2実施の形態における低
域通過型の再帰型デジタルフィルタと従来の低域通過型
の再帰型デジタルフィルタとを比較するためのブロック
図である。図3に示したように、本実施の形態における
低域通過型の再帰型デジタルフィルタ220は、デジタ
ル信号系列の入力データと加算器207の出力を加算す
る加算器202と、加算器202の出力をa0 倍する乗
算器219と、乗算器219の出力の一方を1サンプリ
ング時間遅延する遅延器203と、遅延器203の出力
の一方をb1 ’倍する乗算器213と、遅延器203の
出力の他方をさらに1サンプリング時間遅延する遅延器
205と、遅延器205の出力の一方をb2 ’倍する乗
算器215と、乗算器213の出力と乗算器215の出
力を加算する加算器207と、遅延器203の出力の別
の他方を1ビットシフトアップするビットシフタ218
と、ビットシフタ218の出力と遅延器205の出力の
他方を加算する加算器211と、乗算器219の出力の
一方と加算器211の出力を加算する加算器212と、
を備えている。
【0046】ここで、図8に示した従来の低域通過型の
再帰型デジタルフィルタの伝達関数T2 (z)を表す
(数2)式中のパラメータa0 ,a1 ,a2 ,b1 ,b
2 は、サンプリング周波数Tと、アナログフィルタのカ
ットオフ周波数w0 、クオリティファクタQ、ゲインA
を用いて、それぞれ以下の(数11)式、(数12)
式、(数13)式、(数14)式、(数15)式で表現
できる。
【0047】
【数11】
【0048】
【数12】
【0049】
【数13】
【0050】
【数14】
【0051】
【数15】
【0052】ここで、(数11)式及び(数12)式よ
り(数16)式が得られ、
【0053】
【数16】
【0054】(数11)式及び(数13)式より(数1
7)式が得られる。
【0055】
【数17】
【0056】また、b1 /a0 をb1 ’とすると、b
1 ’は(数11)式及び(数14)式より(数18)式
で表される。
【0057】
【数18】
【0058】さらに、(数11)式及び(数15)式よ
り、b2 /a0 をb2 ’とすると、b2 ’は(数19)
式で表現できる。
【0059】
【数19】
【0060】(数16)式より、図8に示した乗算器2
09は、図4に示したように乗算器217でa0 倍した
後に、ビットシフタ218で1ビットシフトアップする
ことと等価である(2進数演算においては、2n 倍はn
ビットシフトアップすることと等価である。)。また、
(数17)式より、図8の乗算器210はa0 倍の乗算
と等価である。また、(数18)式より図8に示した乗
算器204は、図4に示したように乗算器214でa0
倍した後に、乗算器213でb1 ’倍することと等価で
ある。また、(数19)式より図8の乗算器206は、
図4に示したように乗算器216でa0 倍した後に、乗
算器215でb2 ’倍することと等価である。したがっ
て、(数16)式、(数17)式、(数18)式、(数
19)式を用いると、図8に示した従来の低域通過型の
再帰型デジタルフィルタは図4のように構成変更でき
る。さらに、乗算器208,214,216,217,
210はいずれもa0 倍の乗算器であるため、乗算器2
08,214,216,217,210を括り出すと図
3のように構成変更できる。
【0061】次に上記構成を有する本実施の形態におけ
る低域通過型の再帰型デジタルフィルタについて、図3
を用いて以下にその動作を説明する。デジタル信号系列
の入力データは加算器202で加算器207の出力と加
算され、加算器202の出力は乗算器219でa0 倍さ
れる。乗算器219の出力の一方は遅延器203で1サ
ンプリング時間遅延された後、遅延器203の出力の一
方は乗算器213でb 1 ’倍される。遅延器203の出
力の他方は、遅延器205でさらに1サンプリング時間
遅延された後、この遅延器205の出力の一方は乗算器
215でb2 ’倍される。乗算器213の出力と乗算器
215の出力は加算器207で加算される。遅延器20
3の出力の別の他方は、ビットシフタ218で1ビット
シフトアップされた後、このビットシフタ218の出力
と遅延器205の出力の他方が加算器211で加算され
る。さらに、乗算器219の出力の他方と加算器211
の出力が加算器212で加算され、フィルタ出力データ
となる。
【0062】以上のように本実施の形態によれば、乗算
器の個数を図8に示した従来例に比べて3/5に削減で
きるとともに、ビットシフタ218はデータバスを1ビ
ットシフトアップして接続し直すだけであり、0ゲート
数で実現できるため、デジタルフィルタ全体のゲート数
を低減することが可能となる。
【0063】(実施の形態3)図5は本発明の第3実施
の形態における高域通過型の再帰型デジタルフィルタの
ブロック図、図6は本発明の第3実施の形態における高
域通過型の再帰型デジタルフィルタと従来の高域通過型
の再帰型デジタルフィルタの構成を比較するためのブロ
ック図である。図5に示したように、本実施の形態にお
ける高域通過型の再帰型デジタルフィルタ321は、デ
ジタル信号系列の入力データと加算器307の出力を加
算する加算器302と、加算器302の出力をa0 倍す
る乗算器320と、乗算器320の出力の一方を1サン
プリング時間遅延する遅延器303と、遅延器303の
出力の一方をb1 ’倍する乗算器313と、遅延器30
3の出力の他方をさらに1サンプリング時間遅延する遅
延器305と、遅延器305の出力の一方をb2 ’倍す
る乗算器315と、乗算器313の出力と乗算器315
の出力を加算する加算器307と、遅延器303の出力
の別の他方を1ビットシフトアップするビットシフタ3
18と、ビットシフタ318の出力を−1倍する符号反
転器319と、符号反転器319の出力と遅延器305
の出力の他方を加算する加算器311と、乗算器320
の出力の他方と加算器311の出力を加算する加算器3
12と、を備えている。
【0064】ここで、図9に示した従来の高域通過型の
再帰型デジタルフィルタの伝達関数T3 (z)を表す
(数3)式中のパラメータa0 ,a1 ,a2 ,b1 ,b
2 は、サンプリング周波数Tと、アナログフィルタのカ
ットオフ周波数w0 、クオリティファクタQ、ゲインA
を用いて、それぞれ以下の(数20)式、(数21)
式、(数22)式、(数23)式、(数24)式で表現
できる。
【0065】
【数20】
【0066】
【数21】
【0067】
【数22】
【0068】
【数23】
【0069】
【数24】
【0070】ここで、(数20)式及び(数21)式よ
り(数25)式が得られ、
【0071】
【数25】
【0072】(数20)式及び(数22)式より(数2
6)式が得られる。
【0073】
【数26】
【0074】また、b1 /a0 をb1 ’とすると、b
1 ’は(数20)式及び(数23)式より(数27)式
で表される。
【0075】
【数27】
【0076】さらに、(数20)式及び(数24)式よ
り、b2 /a0 をb2 ’とすると、b2 ’は(数28)
式で表現できる。
【0077】
【数28】
【0078】(数25)式より、図9に示した乗算器3
09は、図6に示したように乗算器317でa0 倍した
後に、ビットシフタ318で1ビットシフトアップし、
さらに符号反転器319で−1を乗じることと等価であ
る(2進数演算においては、2n 倍はnビットシフトア
ップすることと等価である。)。また、(数26)式よ
り、図9の乗算器310はa0 倍の乗算と等価である。
また、(数27)式より図9に示した乗算器304は、
図6に示したように乗算器314でa0 倍した後に、乗
算器313でb1 ’倍することと等価である。また、
(数28)式より図9の乗算器306は、図6に示した
ように乗算器316でa0 倍した後に、乗算器315で
2 ’倍することと等価である。したがって、(数2
5)式、(数26)式、(数27)式、(数28)式を
用いると、図9に示した従来の高域通過型の再帰型デジ
タルフィルタは図6のように構成変更できる。さらに、
乗算器308,314,316,317,310はいず
れもa0 倍の乗算器であるため、乗算器308,31
4,316,317,310を括り出すと図5のように
構成変更できる。
【0079】次に上記構成を有する本実施の形態におけ
る高域通過型の再帰型デジタルフィルタについて、図5
を用いて以下にその動作を説明する。デジタル信号系列
の入力データは加算器302で加算器307の出力と加
算され、加算器302の出力は乗算器320でa0 倍さ
れる。乗算器320の出力の一方は遅延器303で1サ
ンプリング時間遅延された後、遅延器303の出力の一
方は乗算器313でb 1 ’倍される。遅延器303の出
力の他方は、遅延器305でさらに1サンプリング時間
遅延された後、この遅延器305の出力の一方は乗算器
315でb2 ’倍される。乗算器313の出力と乗算器
315の出力は加算器307で加算される。遅延器30
3の出力の別の他方は、ビットシフタ318で1ビット
シフトアップされた後、このビットシフタ318の出力
は符号反転器319で−1倍される。符号反転器319
の出力と遅延器305の出力の他方は加算器311で加
算される。さらに、乗算器320の出力の他方と加算器
311の出力が加算器312で加算され、フィルタ出力
データとなる。
【0080】以上のように本実施の形態によれば、乗算
器の個数を図9に示した従来例に比べて3/5に削減で
きるとともに、ビットシフタ318はデータバスを1ビ
ットシフトアップして接続し直すだけで0ゲート数で実
現できるため、符号反転器319のゲート数を乗算器に
比べて非常に少なくすることができ、デジタルフィルタ
全体のゲート数を低減することが可能となる。
【0081】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フィルタ
特性を変えることなく、従来に比べて少ないゲート数で
再帰型デジタルフィルタを実現できることから、再帰型
デジタルフィルタの消費電力を低減できるという優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態における帯域通過型の
再帰型デジタルフィルタのブロック図
【図2】本発明の第1実施の形態における帯域通過型の
再帰型デジタルフィルタと従来の帯域通過型の再帰型デ
ジタルフィルタの構成を比較するためのブロック図
【図3】本発明の第2実施の形態における低域通過型の
再帰型デジタルフィルタのブロック図
【図4】本発明の第2実施の形態における低域通過型の
再帰型デジタルフィルタと従来の低域通過型の再帰型デ
ジタルフィルタとを比較するためのブロック図
【図5】本発明の第3実施の形態における高域通過型の
再帰型デジタルフィルタのブロック図
【図6】本発明の第3実施の形態における高域通過型の
再帰型デジタルフィルタと従来の高域通過型の再帰型デ
ジタルフィルタの構成を比較するためのブロック図
【図7】従来の帯域通過型の再帰型デジタルフィルタの
ブロック図
【図8】従来の低域通過型の再帰型デジタルフィルタの
ブロック図
【図9】従来の高域通過型の再帰型デジタルフィルタの
ブロック図
【符号の説明】
101,118 帯域通過型の再帰型デジタルフィルタ 102,107,110 加算器 103,105 遅延器 104,106,108,109 乗算器 111,112,113,114,115,117 乗
算器 116 符号反転器 201,220 低域通過型の再帰型デジタルフィルタ 202,207,211,212 加算器 203,205 遅延器 204,206,208,209,210 乗算器 213,214,215,216,217,219 乗
算器 218 ビットシフタ 301,321 高域通過型の再帰型デジタルフィルタ 302,307,311,312 加算器 304,306,308,309,310 乗算器 303,305 遅延器 313,314,315,316,317,320 乗
算器 318 ビットシフタ 319 符号反転器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル信号系列の入力データにフィード
    バック項を加算する第1加算器と、前記第1加算器の出
    力に被乗数a0 を乗じる第1乗算器と、前記第1乗算器
    の出力の一方を1サンプリング時間遅延する第1遅延器
    と、前記第1遅延器の出力の一方に被乗数b1 ’を乗じ
    る第2乗算器と、前記第1遅延器の出力の他方をさらに
    1サンプリング時間遅延する第2遅延器と、前記第2遅
    延器の出力の一方に被乗数b2 ’を乗じる第3乗算器
    と、前記第2乗算器の出力と前記第3乗算器の出力を加
    算して前記フィードバック項を得る第2加算器と、前記
    第2遅延器の出力の他方を−1倍する符号反転器と、前
    記第1乗算器の出力の他方と前記符号反転器の出力を加
    算する第3加算器と、を備えたことを特徴とする再帰型
    デジタルフィルタ。
  2. 【請求項2】デジタル信号系列の入力データにフィード
    バック項を加算する第1加算器と、前記第1加算器の出
    力に被乗数a0 を乗じる第1乗算器と、前記第1乗算器
    の出力の一方を1サンプリング時間遅延する第1遅延器
    と、前記第1遅延器の出力の一方に被乗数b1 ’を乗じ
    る第2乗算器と、前記第1遅延器の出力の他方をさらに
    1サンプリング時間遅延する第2遅延器と、前記第2遅
    延器の出力の一方に被乗数b2 ’を乗じる第3乗算器
    と、前記第2乗算器の出力と前記第3乗算器の出力を加
    算して前記フィードバック項を得る第2加算器と、前記
    第1遅延器の出力の別の他方を1ビットシフトアップす
    るビットシフタと、前記ビットシフタの出力と前記第2
    遅延器の出力の他方を加算する第3加算器と、前記第1
    乗算器の出力の他方と前記第3加算器の出力を加算する
    第4加算器と、を備えたことを特徴とする再帰型デジタ
    ルフィルタ。
  3. 【請求項3】デジタル信号系列の入力データにフィード
    バック項を加算する第1加算器と、前記第1加算器の出
    力に被乗数a0 を乗じる第1乗算器と、前記第1乗算器
    の出力の一方を1サンプリング時間遅延する第1遅延器
    と、前記第1遅延器の出力の一方に被乗数b1 ’を乗じ
    る第2乗算器と、前記第1遅延器の出力の他方をさらに
    1サンプリング時間遅延する第2遅延器と、前記第2遅
    延器の出力の一方に被乗数b2 ’を乗じる第3乗算器
    と、前記第2乗算器の出力と前記第3乗算器の出力を加
    算して前記フィードバック項を得る第2加算器と、前記
    第1遅延器の出力の別の他方を1ビットシフトアップす
    るビットシフタと、前記ビットシフタの出力を−1倍す
    る符号反転器と、前記符号反転器の出力と前記第2遅延
    器の出力の他方を加算する第3加算器と、前記第1乗算
    器の出力の他方と前記第3加算器の出力を加算する第4
    加算器と、を備えたことを特徴とする再帰型デジタルフ
    ィルタ。
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