JPH1015019A - 介護用入浴システム - Google Patents
介護用入浴システムInfo
- Publication number
- JPH1015019A JPH1015019A JP20517996A JP20517996A JPH1015019A JP H1015019 A JPH1015019 A JP H1015019A JP 20517996 A JP20517996 A JP 20517996A JP 20517996 A JP20517996 A JP 20517996A JP H1015019 A JPH1015019 A JP H1015019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathing
- water
- bathtub
- temperature
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は病人、身障者あるいは寝たきりの高齢
者等(以後患者と称す)の介護で最も体力を必要とする
入浴作業を、体力のない女性や高齢の介護人でも、ベッ
トや布団の上で極めて手軽に行うことができる介護用入
浴システムに関するものである。 【解決手段】マット状浴槽とその上を覆う防水カバーよ
りなる浴槽ユニット、センサーで感知した浴槽ユニット
内外の温度や使用者の好みの温度を参考にミストの温度
を制御する温度制御ユニット及び加熱した圧縮空気をノ
ズルから噴射し、ノズル近傍の水噴出口から供給される
水と混合して入浴に適した温度のミストを瞬時に発生す
るミスト発生装置で構成され、適温のミストを浴槽ユニ
ット内に噴霧することにより少量の水で充分な入浴効果
が得られるようにしたことを特徴とする介護用入浴シス
テム。
者等(以後患者と称す)の介護で最も体力を必要とする
入浴作業を、体力のない女性や高齢の介護人でも、ベッ
トや布団の上で極めて手軽に行うことができる介護用入
浴システムに関するものである。 【解決手段】マット状浴槽とその上を覆う防水カバーよ
りなる浴槽ユニット、センサーで感知した浴槽ユニット
内外の温度や使用者の好みの温度を参考にミストの温度
を制御する温度制御ユニット及び加熱した圧縮空気をノ
ズルから噴射し、ノズル近傍の水噴出口から供給される
水と混合して入浴に適した温度のミストを瞬時に発生す
るミスト発生装置で構成され、適温のミストを浴槽ユニ
ット内に噴霧することにより少量の水で充分な入浴効果
が得られるようにしたことを特徴とする介護用入浴シス
テム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は病人、身障者あるい
は寝たきりの高齢者等(以後患者と称す)の介護で最も
体力を必要とする入浴作業を、体力のない女性や高齢の
介護人でも、ベットや布団の上で極めて手軽に行うこと
ができる介護用入浴システムに関するものである。
は寝たきりの高齢者等(以後患者と称す)の介護で最も
体力を必要とする入浴作業を、体力のない女性や高齢の
介護人でも、ベットや布団の上で極めて手軽に行うこと
ができる介護用入浴システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の介護時の入浴に便利な技術として
は、ベッドとバスを一体化して患者を浴室まで移動させ
ないで入浴できる発明として(特開平4−21575
7、同4−285555)が、また、患者をベッドから
浴室まで移送する際に便利な補助具の発明(特開平4−
300554、同4−174664、同4−22156
2)などが存在している。
は、ベッドとバスを一体化して患者を浴室まで移動させ
ないで入浴できる発明として(特開平4−21575
7、同4−285555)が、また、患者をベッドから
浴室まで移送する際に便利な補助具の発明(特開平4−
300554、同4−174664、同4−22156
2)などが存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
発明においてはすべて入浴時に多量のお湯または水を使
用するので介護者にとっては、入浴時はもとよりその準
備と後始末に多大な労力を要し、しかも、そのような設
備をするのに多額の費用が必要である。また、急速に進
む高齢化と、遅々として進まない福祉行政によって、高
齢者が高齢者の介護をせざるを得ないのが現状であり、
これら力の弱い女性や高齢の介護者にとって入浴作業が
最も重労働であり、手間と体力に負担がかかっている。
発明においてはすべて入浴時に多量のお湯または水を使
用するので介護者にとっては、入浴時はもとよりその準
備と後始末に多大な労力を要し、しかも、そのような設
備をするのに多額の費用が必要である。また、急速に進
む高齢化と、遅々として進まない福祉行政によって、高
齢者が高齢者の介護をせざるを得ないのが現状であり、
これら力の弱い女性や高齢の介護者にとって入浴作業が
最も重労働であり、手間と体力に負担がかかっている。
【0004】このような状況であるから、本来ならば毎
日でも入浴させて清潔を保たなければならない患者が放
置されているのが現状であり、力の弱い介護者でも簡単
に入浴させられる装置の開発が希求されている。
日でも入浴させて清潔を保たなければならない患者が放
置されているのが現状であり、力の弱い介護者でも簡単
に入浴させられる装置の開発が希求されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】エアーコンプレッサー、
ヒーター、水タンクよりなるミスト発生装置、ミストの
温度を適温にコントロールする温度制御ユニット、及び
患者を収容する浴槽ユニットで構成され、エアーコンプ
レッサーで圧縮した空気をヒーターで加熱してノズルか
ら噴射させ、ノズル近傍の水噴出口から供給される水と
混合して入浴に適した40〜45℃前後のミストを発生
させて浴槽ユニット内に噴霧することにより僅か1lの
水で充分な入浴効果が得られるようにした介護用入浴シ
ステムを提供するためになされたものである。
ヒーター、水タンクよりなるミスト発生装置、ミストの
温度を適温にコントロールする温度制御ユニット、及び
患者を収容する浴槽ユニットで構成され、エアーコンプ
レッサーで圧縮した空気をヒーターで加熱してノズルか
ら噴射させ、ノズル近傍の水噴出口から供給される水と
混合して入浴に適した40〜45℃前後のミストを発生
させて浴槽ユニット内に噴霧することにより僅か1lの
水で充分な入浴効果が得られるようにした介護用入浴シ
ステムを提供するためになされたものである。
【0006】また、この発明は、患者をベッドに寝かし
たまま簡単に浴槽に入れることができ、しかも、使用す
る水はわずか1lで充分に効果があり、この水は予め身
体の下に敷いた乾いたバスタオルに全て吸収される。
したがって従来のベッドと浴槽が一体化したもののよう
に排水処理に手間を取られたりすることもなく、後始末
が大変楽な装置である。
たまま簡単に浴槽に入れることができ、しかも、使用す
る水はわずか1lで充分に効果があり、この水は予め身
体の下に敷いた乾いたバスタオルに全て吸収される。
したがって従来のベッドと浴槽が一体化したもののよう
に排水処理に手間を取られたりすることもなく、後始末
が大変楽な装置である。
【0007】また、水道水の代わりにPETボトル等に
入れて販売されている強酸性水を使用すると排便等で汚
れやすい患者の局部の殺菌洗浄に効果を発揮することが
できる。すでにオゾン発生装置や電気分解装置を浴槽に
取りつけたもの、あるいは下半身、足などの特定箇所専
用の洗浄装置等に備え付けた発明(特開平4−3124
61、同5−26192、同6−125965、同5−
317380)が存在するが、これらは非常に高価であ
って、病人を抱えている家庭にあっては高根の花で、安
価な入浴装置の開発が希求されていた。 本発明はこの
ような要望を満たすために開発されたものである。
入れて販売されている強酸性水を使用すると排便等で汚
れやすい患者の局部の殺菌洗浄に効果を発揮することが
できる。すでにオゾン発生装置や電気分解装置を浴槽に
取りつけたもの、あるいは下半身、足などの特定箇所専
用の洗浄装置等に備え付けた発明(特開平4−3124
61、同5−26192、同6−125965、同5−
317380)が存在するが、これらは非常に高価であ
って、病人を抱えている家庭にあっては高根の花で、安
価な入浴装置の開発が希求されていた。 本発明はこの
ような要望を満たすために開発されたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に実施の一例を図面によって
詳述する。
詳述する。
【0009】
【実施例1】エアーコンプレッサー(1)で圧縮した空
気をヒーター(2)で加熱してノズル(3)から噴射す
ることにより、ノズル近傍の水噴出口(4)から供給さ
れる水と混合して入浴に適した40〜45℃前後のミス
トを瞬時に発生するミスト発生装置(A)、寸法約17
00mm×600mmの防水マットの周縁に高さ約10
0mm位の突条(5)を設けたマット状浴槽(6)とそ
の突条(5)の内側(7)に下端縁を密接できるような
ホロ蚊帳状の開閉自在なカバー(8)よりなる浴槽ユニ
ット(B)、ノズル近傍そのた浴槽ユニット(B)の内
外に配設したセンサー(9)や入浴する患者の希望温度
等の温度情報を基に適正な入浴温度を制御する温度制御
ユニット(C)、及びをノズル(3)から噴射する入浴
用の水を収容するPETボトル(10)等よりなるタン
ク(D)で構成され、浴槽ユニット(B)のカバー
(8)のほぼ中央にノズル(3)、水噴出口(4)およ
びセンサー(9)を取り付けて適温に調整されたミスト
を浴槽ユニット(B)内に広範囲に噴霧できるようにし
たものである。
気をヒーター(2)で加熱してノズル(3)から噴射す
ることにより、ノズル近傍の水噴出口(4)から供給さ
れる水と混合して入浴に適した40〜45℃前後のミス
トを瞬時に発生するミスト発生装置(A)、寸法約17
00mm×600mmの防水マットの周縁に高さ約10
0mm位の突条(5)を設けたマット状浴槽(6)とそ
の突条(5)の内側(7)に下端縁を密接できるような
ホロ蚊帳状の開閉自在なカバー(8)よりなる浴槽ユニ
ット(B)、ノズル近傍そのた浴槽ユニット(B)の内
外に配設したセンサー(9)や入浴する患者の希望温度
等の温度情報を基に適正な入浴温度を制御する温度制御
ユニット(C)、及びをノズル(3)から噴射する入浴
用の水を収容するPETボトル(10)等よりなるタン
ク(D)で構成され、浴槽ユニット(B)のカバー
(8)のほぼ中央にノズル(3)、水噴出口(4)およ
びセンサー(9)を取り付けて適温に調整されたミスト
を浴槽ユニット(B)内に広範囲に噴霧できるようにし
たものである。
【0010】例えば、エアーコンプレッサー(1)で圧
縮した室温25℃位の空気をヒーター(2)を通して5
0℃以上に加熱してノズル(3)から噴射させるとタン
ク(D)に入っている水が圧縮空気の圧力により吸引さ
れてノズル(3)近傍で瞬時に加温混合され、ミストと
なって勢いよく浴槽ユニット(B)内に噴出する。この
際ミストは入浴に適する温度、約42℃前後の入浴最適
温度に瞬時に加温されて浴槽ユニット(B)内に充満
し、患者の全身を万遍なく覆って入浴気分を満喫させる
ことができる。
縮した室温25℃位の空気をヒーター(2)を通して5
0℃以上に加熱してノズル(3)から噴射させるとタン
ク(D)に入っている水が圧縮空気の圧力により吸引さ
れてノズル(3)近傍で瞬時に加温混合され、ミストと
なって勢いよく浴槽ユニット(B)内に噴出する。この
際ミストは入浴に適する温度、約42℃前後の入浴最適
温度に瞬時に加温されて浴槽ユニット(B)内に充満
し、患者の全身を万遍なく覆って入浴気分を満喫させる
ことができる。
【0011】特に、入浴に使用する水にPH2、7位の
強酸性水を使用することにより殺菌効果が一層得られる
ので患者の一番不潔になりやすい局部の洗浄に威力を発
揮し、しかも、ミスト状にして噴霧するので、入浴に必
要な水の量はわずか1lにもかかわらず約10分間の入
浴を充分に楽しむことができる。
強酸性水を使用することにより殺菌効果が一層得られる
ので患者の一番不潔になりやすい局部の洗浄に威力を発
揮し、しかも、ミスト状にして噴霧するので、入浴に必
要な水の量はわずか1lにもかかわらず約10分間の入
浴を充分に楽しむことができる。
【0012】噴射ミストの温度は浴槽ユニット(B)内
外に設けたセンサー(9)で感知した温度、患者の希望
入浴温度あるいは圧縮空気の流量等の関係から割り出し
制御できる。
外に設けたセンサー(9)で感知した温度、患者の希望
入浴温度あるいは圧縮空気の流量等の関係から割り出し
制御できる。
【0013】浴槽ユニット(B)の浴槽部分はビニール
シートのような柔らかい材質でマット状に形成したの
で、患者をベットの隅に寝かしたままセットし、セット
後に患者を横滑りさせるような体勢でも移動でき、しか
も、突条(5)の中を空洞にしておき、移動後にコンプ
レッサー(1)の給気切り替えバルブ(11)を切り替
えて充填用給気パイプ(12)から突条(5)内に空気
を充填し、膨らませることも可能であるから、体重の重
い患者でも力の弱い女性や高齢の看護人一人で楽に入浴
させることができる。 なお、図面中(13)は頭部を
外に出すためにくり貫いた切り欠き、(16)は空気弁
を示すものである
シートのような柔らかい材質でマット状に形成したの
で、患者をベットの隅に寝かしたままセットし、セット
後に患者を横滑りさせるような体勢でも移動でき、しか
も、突条(5)の中を空洞にしておき、移動後にコンプ
レッサー(1)の給気切り替えバルブ(11)を切り替
えて充填用給気パイプ(12)から突条(5)内に空気
を充填し、膨らませることも可能であるから、体重の重
い患者でも力の弱い女性や高齢の看護人一人で楽に入浴
させることができる。 なお、図面中(13)は頭部を
外に出すためにくり貫いた切り欠き、(16)は空気弁
を示すものである
【0014】
【実施例2】1l容量のPETボトル(10)容器を入
浴に使用する水を入れるタンク(D)として利用し、カ
セット形式で簡単に着脱できる構造としておくと、単品
で市販されている強酸性水を本発明の入浴システムに利
用することができ、水道水を使用するよりもより衛生的
に入浴させることができる。また、タンク(D)をミス
ト発生装置(A)内に取り付けた場合には給気用パイプ
(14)と給水用パイプ(15)及びセンサー(9)を
一括に纏めて取り扱うことができて便利であり、また、
分岐させることにより浴槽ユニット(B)内の数か所か
ら噴霧させることも可能である。 また、タンク(D)
をノズル(3)の近傍に設ける形式のものにあってはカ
バー(8)の一部あるいは浴槽ユニット(B)の外部に
設けたスタンド(図省略)に固定装置を設けて適宜着脱
できるようにすることも可能である。
浴に使用する水を入れるタンク(D)として利用し、カ
セット形式で簡単に着脱できる構造としておくと、単品
で市販されている強酸性水を本発明の入浴システムに利
用することができ、水道水を使用するよりもより衛生的
に入浴させることができる。また、タンク(D)をミス
ト発生装置(A)内に取り付けた場合には給気用パイプ
(14)と給水用パイプ(15)及びセンサー(9)を
一括に纏めて取り扱うことができて便利であり、また、
分岐させることにより浴槽ユニット(B)内の数か所か
ら噴霧させることも可能である。 また、タンク(D)
をノズル(3)の近傍に設ける形式のものにあってはカ
バー(8)の一部あるいは浴槽ユニット(B)の外部に
設けたスタンド(図省略)に固定装置を設けて適宜着脱
できるようにすることも可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記のように入浴装置をベッド
の上や布団の上にセットできるので力の弱い女性や高齢
の介護者でも、寝たきりの患者を持ち上げることなく横
に移動させるだけでマット状の浴槽の上に寝かせること
ができ、ただちにカバー(8)を被せると密閉された浴
室ができる。
の上や布団の上にセットできるので力の弱い女性や高齢
の介護者でも、寝たきりの患者を持ち上げることなく横
に移動させるだけでマット状の浴槽の上に寝かせること
ができ、ただちにカバー(8)を被せると密閉された浴
室ができる。
【0016】本発明は、圧縮空気をヒーター(2)で加
熱し、ノズル(3)で水と混合して水の温度を瞬時に適
温まで上昇させるので、水を適温以上に過熱しておいて
圧縮空気と混合し適温のミストをつくる場合よりも温度
コントロールが容易であり、しかも、潜熱の関係で、同
じ温度の空気で火傷した場合よりも熱湯で火傷をした場
合の方が損傷がひどいことからも加熱空気で水の温度を
高める方が安全性が高い。 ただ、水を加熱して空気と
混合する方法も可能であることはもちろんである。
熱し、ノズル(3)で水と混合して水の温度を瞬時に適
温まで上昇させるので、水を適温以上に過熱しておいて
圧縮空気と混合し適温のミストをつくる場合よりも温度
コントロールが容易であり、しかも、潜熱の関係で、同
じ温度の空気で火傷した場合よりも熱湯で火傷をした場
合の方が損傷がひどいことからも加熱空気で水の温度を
高める方が安全性が高い。 ただ、水を加熱して空気と
混合する方法も可能であることはもちろんである。
【0017】適温になったミストは圧縮空気の圧力によ
って浴槽ユニット内に充満し、患者の身体全体を被い、
徐々に汚れを浮き出させ一部は下方に流れ落ちて身体の
下に敷いたバスタオルなどに吸収される。
って浴槽ユニット内に充満し、患者の身体全体を被い、
徐々に汚れを浮き出させ一部は下方に流れ落ちて身体の
下に敷いたバスタオルなどに吸収される。
【0018】患者の好む温度にコントロールできるので
患者は寝ながらにして入浴気分を味わうことができ、し
かも、使用する水は僅か1lであるが噴霧浴であるから
10分間位は充分に入浴でき、後処理も極めて楽であ
り、一日に何度でも入浴させることも可能である。
患者は寝ながらにして入浴気分を味わうことができ、し
かも、使用する水は僅か1lであるが噴霧浴であるから
10分間位は充分に入浴でき、後処理も極めて楽であ
り、一日に何度でも入浴させることも可能である。
【0019】また、浴槽ユニットから頭部を外に出して
入浴させ、これまで寝てい室内と同じ状況下で呼吸でき
るので息苦しくなく、しかも、ミストの雰囲気下での入
浴で水圧がかからないから心臓に負担が無く呼吸が楽で
ある。
入浴させ、これまで寝てい室内と同じ状況下で呼吸でき
るので息苦しくなく、しかも、ミストの雰囲気下での入
浴で水圧がかからないから心臓に負担が無く呼吸が楽で
ある。
【0020】また、入浴に使用する水は水道水でも効果
があるが、寝たきりの患者は特に下半身が不衛生になり
易く、皮膚病にかかり易くなっているので殺菌効果のあ
る強酸性水を使用した方がより衛生効果を発揮すること
ができる。
があるが、寝たきりの患者は特に下半身が不衛生になり
易く、皮膚病にかかり易くなっているので殺菌効果のあ
る強酸性水を使用した方がより衛生効果を発揮すること
ができる。
【0021】所定時間噴霧が終わるとカバーを外し、手
早く患者の体に残っている水分を拭き取ると入浴を終え
ることができ、しかも使用した水は僅か1l位のもので
あるから、身体の下に敷いたバスタオルにすべてが吸収
されており、介護者はこのタオルを洗濯するだけで廃水
処理も完了する。 従来の入浴のように重い患者を浴槽
に運んだり、ベッドの横まで配水管を付設したり、ある
いは、バケツで運んだりすることを全くなくすことがで
き、しかも構造が簡単で極めて安価に製造することがで
きるなど数多くの優れた特徴を有するものである。
早く患者の体に残っている水分を拭き取ると入浴を終え
ることができ、しかも使用した水は僅か1l位のもので
あるから、身体の下に敷いたバスタオルにすべてが吸収
されており、介護者はこのタオルを洗濯するだけで廃水
処理も完了する。 従来の入浴のように重い患者を浴槽
に運んだり、ベッドの横まで配水管を付設したり、ある
いは、バケツで運んだりすることを全くなくすことがで
き、しかも構造が簡単で極めて安価に製造することがで
きるなど数多くの優れた特徴を有するものである。
【図1】介護用簡易入浴システムの模式図である。
【図2】ノズル近傍の拡大図である。
【図3】マット状浴槽の斜視図である。
【図4】浴槽のカバーの斜視図である。
【図5】介護用簡易入浴システムをベッド上で使用中の
側面図である。
側面図である。
1 エアーコンプレッサー 2 ヒーター 3 ノズル 4 水噴出口 5 突条 6 マット状浴槽 7 突条の内側 8 カバー 9 センサー 10 PETボトル 11 給気切り替えバルブ 12 充填用給気パイプ 13 カバーの切り欠き 14 給気用パイプ 15 給水用パイプ 16 空気弁 A ミスト発生装置 B 浴槽ユニット C 温度制御ユニット D タンク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月12日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は病人、身障者あるい
は寝たきりの高齢者等(以後患者と称す)の介護で最も
体力を必要とする入浴作業を、体力のない女性や高齢の
介護人でも、ベッドや布団の上で極めて手軽に行うこと
ができる介護用入浴システムに関するものである。
は寝たきりの高齢者等(以後患者と称す)の介護で最も
体力を必要とする入浴作業を、体力のない女性や高齢の
介護人でも、ベッドや布団の上で極めて手軽に行うこと
ができる介護用入浴システムに関するものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、浴槽ユニットから頭部を外に出して
入浴させ、これまで寝ていた室内と同じ状況下で呼吸で
きるので息苦しくなく、しかも、ミストの雰囲気下での
入浴で水圧がかからないから心臓に負担が無く呼吸が楽
である。
入浴させ、これまで寝ていた室内と同じ状況下で呼吸で
きるので息苦しくなく、しかも、ミストの雰囲気下での
入浴で水圧がかからないから心臓に負担が無く呼吸が楽
である。
Claims (6)
- 【請求項1】マット状浴槽とその上を覆う防水カバーよ
りなる浴槽ユニット、センサーで感知した浴槽ユニット
内外の温度や使用者の好みの温度を参考にミストの温度
を制御する温度制御ユニット及び加熱した圧縮空気をノ
ズルから噴射し、ノズル近傍の水噴出口から供給される
水と混合して入浴に適した温度のミストを瞬時に発生す
るミスト発生装置で構成され、適温のミストを浴槽ユニ
ット内に噴霧することにより少量の水で充分な入浴効果
が得られるようにしたことを特徴とする介護用入浴シス
テム。 - 【請求項2】請求項1記載の浴槽ユニットは防水マット
の周縁を少なくとも水が漏れない程度に立ち上げた突条
を有するマット状浴槽とその突条の内側に首挿通部を除
いて下端縁が密接する開閉自在の防水カバーよりなり、
カバーの中心部近傍に、ノズル及びセンサーを配設でき
るようにしたことを特徴とする介護用入浴システム。 - 【請求項3】請求項2記載のマット状浴槽の突条を空洞
とし、空気弁を介して空気を充填できるようにしたこと
を特徴とする介護用入浴システム - 【請求項4】請求項1記載のエアーコンプレッサーの給
気パイプを分岐し、請求項3記載のマット状浴槽の突条
に設けた空気弁を介して圧縮空気を突条内に供給できる
ようにしたことを特徴とする介護用入浴システム - 【請求項5】噴霧する水に強酸性水を使用して殺菌清浄
効果を付与することによりその使用量を極端に軽減する
ことができるようにしたことを特徴とする介護用入浴シ
ステム。 - 【請求項6】入浴に使用する水は、容量1l〜2l位の
PETボトル状容器を利用したタンクに収容し、タンク
はカセット形式に交換可能な構造として、ミスト発生装
置内または別途に設けたスタンドに着脱自在に取り付け
るようにしたことを特徴とする介護用入浴システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20517996A JPH1015019A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 介護用入浴システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20517996A JPH1015019A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 介護用入浴システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1015019A true JPH1015019A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16502735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20517996A Pending JPH1015019A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | 介護用入浴システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1015019A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007108375A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | サウナ装置 |
JP2016034434A (ja) * | 2014-08-04 | 2016-03-17 | アロン化成株式会社 | 可搬式身体洗浄装置、及び該可搬式身体洗浄装置を用いた身体洗浄方法 |
-
1996
- 1996-07-01 JP JP20517996A patent/JPH1015019A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007108375A1 (ja) * | 2006-03-22 | 2007-09-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | サウナ装置 |
JP2016034434A (ja) * | 2014-08-04 | 2016-03-17 | アロン化成株式会社 | 可搬式身体洗浄装置、及び該可搬式身体洗浄装置を用いた身体洗浄方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4068326A (en) | Inflatable bathtub | |
US5077845A (en) | Bed with built-in commode | |
JP2500839B2 (ja) | 介護装置 | |
KR100955105B1 (ko) | 환자용 침대 겸용 배변장치 | |
JPH09313549A (ja) | 人体装着便器付排便排尿自動処理パンツ | |
US5241712A (en) | Invalid toliet seat | |
CN113018036B (zh) | 吊床组件以及带有该吊床组件的护理床 | |
US5341526A (en) | Personal hygiene care unit | |
US4970736A (en) | Multi-functional bed for attending to the daily hygienic need of an infirm patient | |
US20080047066A1 (en) | Universal bed bath envelope system | |
US6871367B1 (en) | Combination bed and bathing device | |
JPH1015019A (ja) | 介護用入浴システム | |
JP2001258956A (ja) | 万能介護ベッド | |
CN111494119B (zh) | 带有马桶和浴缸的护理床及其安装方法 | |
JP2000271188A (ja) | 下半身部並びに下肢部サウナカバー | |
JPH09122035A (ja) | 浴室用椅子 | |
KR101018887B1 (ko) | 환자용 침대 겸용 배변장치 | |
JP2000135265A (ja) | 介護浴槽用枠体及び介護浴用寝袋,介護浴用覆設シート並びにそれらを用いた介護入浴システム | |
JP3066547U (ja) | 覆い部材支持器 | |
JPH0742639U (ja) | シャワー入浴装置 | |
KR200352066Y1 (ko) | 진공성형 반욕기 | |
WO2008024430A2 (en) | Universal bed bath envelope system | |
JP2001087338A (ja) | サウナカバー | |
JP2002291833A (ja) | 介護者の可動型浴槽構造 | |
JPH11104208A (ja) | サウナ装置及び入浴システム |