JPH10149860A - 電送品取付用ブラケット構造 - Google Patents

電送品取付用ブラケット構造

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JPH10149860A
JPH10149860A JP32338196A JP32338196A JPH10149860A JP H10149860 A JPH10149860 A JP H10149860A JP 32338196 A JP32338196 A JP 32338196A JP 32338196 A JP32338196 A JP 32338196A JP H10149860 A JPH10149860 A JP H10149860A
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solenoid
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Nobufumi Yamane
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタを変更してもコネクタ取付用ブラケ
ットの構成を見直す必要がなく、電装品の配置に制限を
受けない電送品取付用ブラケット構造を提供する。 【解決手段】 板状のブラケット本体1に、ソレノイド
装着部2Aと複数の取付ボルト孔4を設けてソレノイド
取付部2を形成すると共に、ソレノイド取付部2の一側
に折曲げ用括れ部5を介してコネクタ取付部3を一体に
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機内でソ
レノイドなどの電装品及びコネクタをバルブボディに取
り付ける電装品取付用ブラケット構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電装品取付用ブラケット
構造は、図5に示すようにバルブボディ(コントロール
バルブボディ)20にソレノイド取付用ブラケット21
を取付ボルト22で固着して、このソレノイド取付用ブ
ラケット21にソレノイド23を取り付けており、ま
た、バルブボディ20には、ソレノイド取付用ブラケッ
ト21に隣接させてコネクタ取付用ブラケット24が取
付ボルト25で取り付けてあり、このコネクタ取付用ブ
ラケット24には、前記ソレノイド23にコード26を
介して接続されたコネクタ27が取り付けてある。
【0003】すなわち、コネクタ27はコード26と異
なり重量があるために、振動などが加わった場合、カタ
カタ音が生じるので、コネクタ27部分をコネクタ取付
用ブラケット24により固定支持する必要があるからで
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電装品取付用ブラケット構造にあっては、前記
ソレノイド23にコード26を介してコネクタ27が接
続されているばかりか、ソレノイド取付用ブラケット2
1とコネクタ取付用ブラケット24とが別構成であるた
めに、ソレノイド取付用ブラケット21にソレノイド2
3を、コネクタ取付用ブラケット24に、前記ソレノイ
ド23にコード26を介して接続されたコネクタ27を
取り付けざるを得ず、コネクタ27を変更するとコネク
タ取付用ブラケット24の構成を見直す必要があった
し、また、ソレノイド23の配置に制限を受けるという
問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、バルブボデ
ィに対するソレノイドバルブの取付位置を変更してもコ
ネクタ取付用ブラケットの取付位置を見直す必要がな
く、電装品の配置に制限を受けない電装品取付用ブラケ
ット構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係わる電送品取付用ブラケット
構造は、電送品ファーネスと外部ファーネスを接続させ
るコネクタをバルブボディに取付けるためのコネクタ取
付用ブラケットと、電装品を前記バルブボディに取付け
るための電装品取付用ブラケットとを備え、前記電装品
取付用ブラケットの電装品取付部を、ブラケット本体に
取付ボルト孔を設けて形成すると共に、前記電装品取付
部の一側に折曲げ用括れ部を介して前記コネクタ取付用
ブラケットのコネクタ取付部を一体に形成したことを特
徴とする。
【0007】かかる構成により、電装品とこの電装品に
電送品ファーネスを介して接続されたコネクタを一つの
取付用ブラケットに取り付けることができる。すなわ
ち、電装品取付部に電装品を、この電装品に電送品ファ
ーネスを介して接続されたコネクタをコネクタ取付部に
それぞれ取り付けることにより、一つのブラケット本体
に電装品とコネクタとを取り付けることができる。この
ために、コネクタを変更してもコネクタ取付用ブラケッ
トの構成を見直す必要がなくなり、電装品の配置に制限
を受けることがない。
【0008】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係わる電送品取付用ブラケット構造は、請
求項1記載の電送品取付用ブラケット構造において、前
記折曲げ用括れ部が、前記ブラケット本体に切欠き部を
形成して、この切欠き部と前記ブラケット本体の側縁部
とで挟まれた部分として形成される。
【0009】かかる構成により、上記した請求項1の作
用と同様な作用を奏し得るばかりか、前記コネクタ取付
部にコネクタを取付けない状態で、折曲げ用括れ部を折
曲げて、このコネクタ取付部にコネクタを取付けること
により、コネクタの姿勢を変えることができる。
【0010】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係わる電送品取付用ブラケット構造は、請
求項1又は請求項2記載の電送品取付用ブラケット構造
において、電送品がソレノイドである。
【0011】かかる構成により、上記した請求項1又は
請求項2の作用と同様な作用を奏し得るばかりか、本発
明をソレノイドに適用できる。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係わる電送品取付用ブラケット構造は、請
求項1又は請求項2記載の電送品取付用ブラケット構造
において、電送品が温度センサである。
【0013】かかる構成により、上記した請求項1又は
請求項2の作用と同様な作用を奏し得るばかりか、本発
明を温度センサに適用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係わる電送品取付
用ブラケット構造に電装品及びコネクタを装着してバル
ブボディに搭載した状態の平面図、図2は本発明に係わ
る電送品取付用ブラケット構造に電装品及びコネクタを
装着した状態の平面図、図3は本発明に係わる電送品取
付用ブラケット構造の平面図、図4は同電送品取付用ブ
ラケット構造のコネクタ取付部へのコネクタの取付けの
説明図である。
【0015】本発明に係わる電装品取付用ブラケット構
造は、電装品としてのソレノイドにソレノイドファーネ
ス(電送品ファーネス)であるコードを介して接続され
たコネクタをバルブボディに取付けるためのコネクタ取
付用ブラケットに、前記電装品を前記バルブボディに取
付けるための電装品取付用ブラケットを一体にした構成
である。
【0016】すなわち、板状のブラケット本体1に、電
装品取付用ブラケットの電装品取付部としてのソレノイ
ド取付部2と、コネクタ取付用ブラケットのコネクタ取
付部3が共に存在している。そして、このソレノイド取
付部2はブラケット本体1の大部分を占めており、中央
に電送品装着部としてのソレノイド装着部2Aを、この
ソレノイド装着部2Aを囲むようにして複数の取付ボル
ト孔4が設けてある。そして、ソレノイド取付部2の一
側には折曲げ用括れ部5を介して長方形状のコネクタ取
付部3が一体にして形成してあり、このコネクタ取付部
3には係合孔3Aが形成してある。
【0017】前記折曲げ用括れ部5は、ブラケット本体
1に長方形状の切欠き部6を形成することにより、この
切欠き部6の端縁部6Bとブラケット本体1の側縁部1
Aとで挟まれた部分として形成されている。そして、こ
の折曲げ用括れ部5には、図3に示すように切欠き部6
の一方の側縁部6Aを通る折曲部イと、切欠き部6の端
縁部6Bを通り且つ折曲線イに直角な折曲部ロとが存在
する。
【0018】そして、前記ソレノイド取付部2のソレノ
イド装着部2Aにはソレノイド7が装着してあり、前記
コネクタ取付部3には、ソレノイド7にコード8を介し
て接続されたコネクタ9が取り付けてある。このコネク
タ9のコネクタ取付部3への取り付けは、図4に示すよ
うにコネクタ9に設けた差込み凹部10にコネクタ取付
部3を差し込み、この差込み凹部10の天井面側に設け
た係合突起部11を前記係合孔3Aに係脱可能に係合し
て行われている。
【0019】そして、上記のようにソレノイド7とコネ
クタ9とを搭載したブラケット本体1は、その取付ボル
ト孔4を用いて取付ボルト12によりバルブボディ13
に取り付けてある。
【0020】前記コネクタ取付部3にコネクタ9を取付
けない状態で、コネクタ取付部3を折曲げ用括れ部5の
折曲線イに沿って、例えば、上方向に折曲げ、このコネ
クタ取付部3にコネクタ9を取付けることにより、コネ
クタ9はその上、下面部9a、9bをソレノイド取付部
2と平行にした状態で上方向に位置するし、コネクタ取
付部3を折曲げ用括れ部5の折曲線ロに沿って、例え
ば、上方向に折曲げることによりコネクタ9は傾斜した
姿勢になる。
【0021】上記した実施の形態例によれば、電装品取
付用ブラケットとしてのソレノイド取付部2と、コネク
タ取付用ブラケットとしてのコネクタ取付部3とを一体
にしたことにより、ソレノイド7とこのソレノイド7に
コード8を介して接続されたコネクタ9を一つの取付用
ブラケットに取り付けることができる。このために、コ
ネクタ9を変更してもコネクタ取付用ブラケットの構成
を見直す必要がなくなり、また、ソレノイド7の配置に
制限を受けることがない。
【0022】なお、上記した実施の形態例にあっては、
電装品としてソレノイド7を用いて説明したが、電装品
としては、ソレノイド7の他に温度センサが適用される
場合がある。この温度センサの場合でも、上記したソレ
ノイド7の場合と同様に電送品取付用ブラケット構造が
適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係わる電送品取付用ブラケット構造によれば、電送品フ
ァーネスと外部ファーネスを接続させるコネクタをバル
ブボディに取付けるためのコネクタ取付用ブラケット
と、電装品を前記バルブボディに取付けるための電装品
取付用ブラケットとを備え、前記電装品取付用ブラケッ
トの電装品取付部を、ブラケット本体に取付ボルト孔を
設けて形成すると共に、前記電装品取付部の一側に折曲
げ用括れ部を介して前記コネクタ取付用ブラケットのコ
ネクタ取付部を一体に形成したことにより、電装品とこ
の電装品に電送品ファーネスを介して接続されたコネク
タを一つの取付用ブラケットに取り付けることができ
る。すなわち、電装品取付部に電装品を、この電装品に
電送品ファーネスを介して接続されたコネクタをコネク
タ取付部にそれぞれ取り付けることにより、一つのブラ
ケット本体に電装品とコネクタとを取り付けることがで
きる。このために、コネクタを変更してもコネクタ取付
用ブラケットの構成を見直す必要がなくなり、電装品の
配置に制限を受けることがない。
【0024】また、請求項2の発明に係わる電送品取付
用ブラケット構造によれば、請求項1記載の電送品取付
用ブラケット構造において、前記折曲げ用括れ部が、前
記ブラケット本体に切欠き部を形成して、この切欠き部
と前記ブラケット本体の側縁部とで挟まれた部分として
形成されることにより、上記した請求項1の効果と同様
な効果を奏し得るばかりか、前記コネクタ取付部にコネ
クタを取付けない状態で、折曲げ用括れ部を折曲げて、
このコネクタ取付部にコネクタを取付けることにより、
コネクタの姿勢を変えることができる。
【0025】また、請求項3の発明に係わる電送品取付
用ブラケット構造によれば、請求項1又は請求項2記載
の電送品取付用ブラケット構造において、電送品がソレ
ノイドであることにより、上記した請求項1又は請求項
2の効果と同様な効果を奏し得るばかりか、本発明をソ
レノイドに適用できる。
【0026】また、請求項4の発明に係わる電送品取付
用ブラケット構造によれば、請求項1又は請求項2記載
の電送品取付用ブラケット構造において、電送品が温度
センサであることにより、上記した請求項1又は請求項
2の効果と同様な効果を奏し得るばかりか、本発明を温
度センサに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電送品取付用ブラケット構造に
電装品及びコネクタを装着してバルブボディに搭載した
状態の平面図である。
【図2】本発明に係わる電送品取付用ブラケット構造に
電装品及びコネクタを装着した状態の平面図である。
【図3】本発明に係わる電送品取付用ブラケット構造の
平面図である。
【図4】同電送品取付用ブラケット構造のコネクタ取付
部へのコネクタの取付けの説明図である。
【図5】従来の電送品取付用ブラケット構造の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ブラケット本体 2 ソレノイド取付部(電装品取付用ブラケット) 2A ソレノイド装着部(電装品装着部) 3 コネクタ取付部(コネクタ取付用ブラケット) 4 取付ボルト孔 5 折曲げ用括れ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電送品ファーネスと外部ファーネスを接
    続させるコネクタをバルブボディに取付けるためのコネ
    クタ取付用ブラケットと、電装品を前記バルブボディに
    取付けるための電装品取付用ブラケットとを備え、前記
    電装品取付用ブラケットの電装品取付部を、ブラケット
    本体に取付ボルト孔を設けて形成すると共に、前記電装
    品取付部の一側に折曲げ用括れ部を介して前記コネクタ
    取付用ブラケットのコネクタ取付部を一体に形成したこ
    とを特徴とする電送品取付用ブラケット構造。
  2. 【請求項2】 前記折曲げ用括れ部が、前記ブラケット
    本体に切欠き部を形成して、この切欠き部と前記ブラケ
    ット本体の側縁部とで挟まれた部分として形成される請
    求項1記載の電送品取付用ブラケット構造。
  3. 【請求項3】 電送品がソレノイドである請求項1又は
    請求項2記載の電送品取付用ブラケット構造。
  4. 【請求項4】 電送品が温度センサである請求項1又は
    請求項2記載の電送品取付用ブラケット構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012001093A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Denso Corp 車載機器の取付構造

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