JPH10149359A - ネットワーク経由の情報の自動翻訳装置および自動翻訳方法、電子メールの処理装置および処理方法 - Google Patents

ネットワーク経由の情報の自動翻訳装置および自動翻訳方法、電子メールの処理装置および処理方法

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Publication number
JPH10149359A
JPH10149359A JP8306374A JP30637496A JPH10149359A JP H10149359 A JPH10149359 A JP H10149359A JP 8306374 A JP8306374 A JP 8306374A JP 30637496 A JP30637496 A JP 30637496A JP H10149359 A JPH10149359 A JP H10149359A
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Japan
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mail
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user
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JP8306374A
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Inventor
Makoto Harada
信 原田
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用言語の異なるユーザー間で、簡単に電子
メールなどのネットワーク経由の情報を交換できるよう
にする。 【解決手段】 電子メールの自動翻訳を行える翻訳ユニ
ット55をメールサービスユニット10に設ける。翻訳
ユニット55は、電子メールの送信先のアドレスおよび
発信元のアドレスから翻訳先および翻訳元の言語を識別
できる翻訳言語識別部56と、設定された翻訳言語で翻
訳を行う翻訳部57とを備えており、送信先のユーザー
の使用言語に翻訳してから電子メールを発信したり、あ
るいは、送信先のユーザーのメールボックスに届けるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どのコンピュータネットワークを介して転送される電子
メール等の情報処理に関し、特に、使用言語の異なるユ
ーザー間における情報交換処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】社内のコンピュータネットワーク、パソ
コンネットワークさらにはインターネットを経由して電
子化されたメール(電子メール)を交換するシステムが
多くの分野で活用されている。特に、インターネット
は、TCP(Transmission Control Protocol:伝送制御
プロトコル) およびIP(Internet Protocol:インター
ネットプロトコル)などを標準のプロトコルとして採用
したコンピュータネットワークでありほぼ全世界をカバ
ーしている。従って、インターネットを介して世界中の
ユーザーが電子メールを簡単に交換できるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】インターネットを介し
て交換される電子メール(インターネットメール)は、
メールアドレスやメッセージ番号(Message−I
D)などが記載されたヘッダと、メールによって伝達す
る内容を含んだ本文とを備えている。ヘッダの構成は標
準(RFC822など)によって規格化されており、こ
のヘッダの記載内容を識別して電子メールが個々のユー
ザーに対し配送されるようになっている。これに対し、
本文はユーザーが使用する言語、例えば、英語、日本
語、ドイツ語などによって発信元のユーザーから送信先
のユーザーに対し伝達したい内容をほぼ自由に記載する
ことができる。例えば、日本語圏のユーザー同士であれ
ば日本語で本文を記載し、英語圏のユーザー同士であれ
ば英語で本文を記載することができる。しかしながら、
日本語圏のユーザーから英語圏のユーザーに対してイン
ターネットメールを送る場合は、日本語圏のユーザーが
本文を英語に翻訳して発信するか、あるいは、英語圏の
ユーザーが日本語を英語に翻訳することになる。
【0004】近年、言語間の翻訳を行うソフトウェアは
多種多様なものが市販されており、パソコン(パーソナ
ルコンピュータ)上で稼働する安価なソフトウェアも多
くある。従って、電子メールの本文の翻訳も、パソコン
上で動く翻訳ソフトを使用すれば簡単に行うことができ
る。しかしながら、個々のユーザーが送信先のユーザー
の言語に合わせて翻訳した本文を添付したり、あるい
は、送られてきた本文を自己の言語に翻訳するといった
ステップが必要であることは変わりない。従って、ユー
ザーの使用言語と異なる言語によって書かれた電子メー
ルは、受信してもその内容を即座に理解することができ
ない。また、送信先にすぐに理解してもらうためには、
発信元で翻訳作業を行ってから電子メールを発信する必
要がある。
【0005】また、個々のユーザーの文章の癖を理解し
たり、あるいは、専門用語の辞書機能などを考慮する
と、一般のユーザーが入手してパソコンベースで使用で
きる比較的安価な翻訳ソフトでは未だ十分な性能を備え
ているとはいえない。従って、翻訳ソフトでいったん翻
訳した後にユーザーが手を加えるか、あるいは、コンピ
ュータネットワーク経由にオープンしている翻訳専門会
社に依頼して翻訳を行うといった処理が必要になる。こ
のため、翻訳にかかる手間を考えると、使用言語の異な
るユーザー間で電子メールを利用することはそれほど簡
単ではない。
【0006】このように、母国語の異なるユーザーの間
では電子メールと言えども翻訳という人的処理が必要に
なっており、インターネットメールを用いることによ
り、世界中のユーザーの間で電子メールを交換すること
は非常に簡単になった反面、電子メールの内容を相手側
に判るように伝達するという点では従来のメールとそれ
ほど変わっていない。さらに、インターネットを経由し
て交換される情報は、WWW(ワールドワイドウェブ)
サーバー上のホームページなど多種多様なものがあり、
これらの情報もサーバーが設置されている地域や作成者
の使用言語によって作成されている。従って、その国以
外のユーザーがWWWサーバー上の情報を利用するには
自国語に翻訳するといった手間をかける必要がある。
【0007】そこで、本発明においては、使用言語の異
なるユーザーの間でも、電子メールやその他の情報をコ
ンピュータネットワークを介して簡単に交換でき、その
内容を即座に手間なく理解できるようにすることを目的
としている。そのため、本発明においては、ユーザーが
手軽に利用でき、翻訳言語の設定などが不要な電子メー
ルなどのネットワーク経由の情報の自動翻訳装置および
自動翻訳方法を提供することを目的としている。さら
に、本発明においては、個々のユーザーが性能の良い翻
訳ソフトウェアを安価に利用でき、言語の異なるユーザ
ーに対してもユーザーの母国語でメールを発信あるいは
受信できる電子メールの処理装置および処理方法を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては、電子
メールなどのネットワーク経由の情報をユーザーがソフ
トウェアや辞書を用いて翻訳するのではなく、送信先の
ユーザーに情報がわたる前に自動的に翻訳して提供でき
るようにしている。例えば、電子メールを開いたときに
使用言語の異なるユーザーから送られたメールの本文が
ユーザーの母国語で即座に読めるようにしている。ま
た、使用言語の異なるユーザーに対しては、送信先のユ
ーザーの使用言語に自動的に翻訳して電子メールを送信
できるようにしている。このため、本発明においては、
電子メールなどのコンピュータネットワークを介して交
換される情報の送信先のアドレスに基づき翻訳先の言語
を設定する言語識別部と、翻訳先の言語に電子メールの
本文などの情報を翻訳する翻訳部とを有することを特徴
とする自動翻訳装置を提供している。コンピュータネッ
トワーク経由の送信先のアドレスは重複を避けてユニー
クに決定されるため地方や国などの地域情報が反映され
る。従って、そのアドレスを解釈することによって翻訳
先の言語を自動的に設定することが可能である。このた
め、本発明の自動翻訳方法においては、電子メールなど
のコンピュータネットワークを介して交換される情報の
送信先のアドレスに基づき翻訳先の言語を設定可能な言
語識別工程と、翻訳先の言語に電子メールの本文などの
情報を翻訳する工程とを用いて電子メールなどの情報を
自動翻訳してコンピュータネットワークに接続されたユ
ーザーに提供できるようにしている。
【0009】このような本発明の自動翻訳装置および自
動翻訳方法を用いることにより、ユーザーが1つ1つ翻
訳言語の設定をする必要がなくなる。従って、ユーザー
が電子メールなどの情報にアクセスする際は翻訳処理さ
れた情報に直にアクセスすることができる。また、ユー
ザーが事前に翻訳しなくとも、送信先のユーザーの使用
言語に翻訳された電子メールなどの情報を送信先のユー
ザーに届けることができる。
【0010】翻訳元の言語は、本文のデータなどの情報
自体から翻訳装置で自動的に設定するようにソフトウェ
アを作成することも可能である。しかしながら、電子メ
ールには発信元のアドレスも記載され、また、WWWサ
ーバーとデータを交換する際は発信元のサーバーのアド
レスが判るので、その発信元のアドレスから翻訳元の言
語を設定することも可能である。インターネットを経由
した電子メールやその他の情報を例にすると、これらの
情報には送信先あるいは発信元のアドレスとしてユニー
クなインターネットアドレスが付される。このインター
ネットアドレスのトップレベル・ドメインは国を示して
いるので、本発明の自動翻訳装置および自動翻訳方法に
おいては、トップレベル・ドメインに基づき翻訳元およ
び翻訳先の言語を設定することができる。送信先および
発信元のアドレスは、電子メールのヘッダの所定の行
(送信先はTo:、発信元はFrom:)に記載される
ので、その情報を容易にピックアップすることができ
る。さらに、言語識別をする際に、電子メールの本文に
記載されたパラメータにより翻訳言語を設定する機能を
持たせておくことが望ましく、これにより、アドレスに
よって判断される言語と異なる言語を使用言語とするユ
ーザーに対しても電子メールを自動的に翻訳して供給す
ることができる。
【0011】このような自動翻訳方法は、ソフトウェア
として供給することが可能である。従って、CD−RO
Mやフロッピーディスクといった記憶媒体にソフトウェ
アを収納して提供することができ、また、ハードディス
クなどの固定式の記憶媒体に収納して、必要に応じて使
用するようにすることができる。
【0012】また、本発明の自動翻訳装置および自動翻
訳方法を個々のユーザーのパソコンを用いて実現し、個
々のユーザーに到来した電子メールおよび個々のユーザ
ーから発信される電子メールを自動的に翻訳することが
可能である。さらに、サーバーなどの処理能力の高いコ
ンピュータに本発明の自動翻訳機能をもたせることによ
り、インターネットなどのコンピュータネットワーク経
由にオープンした電子メールサービスとして提供するこ
とも可能である。すなわち、発信元から電子メールを受
け取る受信部と、その電子メールを送信先に関連するコ
ンピュータシステムまたは送信先のメールボックスの少
なくともいずれかに送信する送信部と、受信部で受け取
った電子メールの送信先のアドレスに基づき翻訳先の言
語を設定し、その電子メールの本文を翻訳した後に送信
部と同様の処理を行う翻訳部とを有することを特徴とす
る電子メール処理装置を実現することができる。また、
発信元から電子メールを受け取る受信工程と、その電子
メールを送信先に関連するコンピュータシステムまたは
送信先のメールボックスの少なくともいずれかに送信す
る送信工程と、受け取った電子メールの前記送信先のア
ドレスに基づき翻訳先の言語を設定し、その電子メール
の本文を翻訳した後に送信工程の処理を行う翻訳工程と
を有することを特徴とする電子メール処理をソフトウェ
アによって実現することも可能である。そして、このよ
うな電子メール処理装置あるいは電子メール処理方法に
より、複数のユーザーの電子メールを自動的に翻訳し、
発信元のユーザーから送信先に送ったり、あるいは、受
信した電子メールを自動的に翻訳して送信先のユーザー
のメールボックスに蓄える処理を行うことができる。
【0013】また、処理能力の高いコンピュータ上に本
発明の自動翻訳機能を実現することにより、より高度な
機能を備えた翻訳ソフトウェアを採用することができ
る。従って、個々のユーザーは安価に高性能の翻訳ソフ
トウェアを利用することができ、また、翻訳機能の向上
などがあった際にも、それに伴うレベルアップサービス
を受けることができる。このような電子メールサービス
は、契約した特定のユーザーに対し行うことが可能であ
り、受信部で受け取った電子メールの発信元および送信
先のアドレスを予め記憶したユーザーリストと照合し、
発信元および送信先のアドレスの少なくともいずれか一
方がユーザーリストに含まれているときに翻訳部の処理
を行うユーザー識別を行うことにより、登録されている
ユーザーを発信元あるいは送信先とする電子メールに対
してだけ翻訳サービスを提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下にインターネットを経由して
電子メールを交換するシステムに基づき本発明の実施の
形態を説明する。図1に、本発明の電子メール自動翻訳
装置を備えたメールサービスユニット10およびユーザ
ー用のパソコン20、あるいは他のユーザー用のコンピ
ュータ30および40がネットワークに接続された概要
を示してある。また、図2に、サービスユニット10お
よびパソコン20の本発明に係る部分の概略構成をブロ
ック図を用いて示してある。
【0015】本例のメールサービスユニット10は、サ
ーバー/クライアント機能を備えたコンピュータシステ
ムであり、インターネット1にアクセスするインタフェ
ースやLAN2を経由してパソコン30を接続するイン
タフェース、あるいはダイアルアップIP接続によって
インターネット1にユーザーのパソコンを接続する機能
などを備えている。メールサービスユニット10は、サ
ーバー機能を果たすために大容量のハードディスクユニ
ットなどの記憶装置と高速処理の可能なCPUなどの処
理装置、さらに、RAMおよびROMなどのメモリー等
を備えている。パソコン20は、CPUなどの処理装置
およびハードディスクユニットなどの記憶装置を収納し
た本体21と、CRT22やキーボード23などの周辺
装置から構成されており、ダイアルアップIP接続を提
供するサービス・プロバイダのホストコンピュータ29
を介してインターネット1と接続されている。他のユー
ザーのパソコン30およびコンピュータ40もほぼ同様
の構成であり、CPUなどの処理装置やハードディスク
ユニットなどの記憶装置、CRTやキーボードといった
周辺装置などから構成されている。
【0016】本例のメールサービスユニット10は、T
CPを用いてインターネット1やLAN2などを経由し
た双方向通信路を確保し、メール転送用のプロトコルで
あるSMTP(Simple Mail Transfer Protocol )に従
って電子メールを送受信できるようになっている。この
ため、メールサービスユニット10は、電子メールを受
信可能なSMTPサーバー11と、電子メールを送信可
能なSMTPクライアント12と、さらに、メールボッ
クス50に収納されたメールをユーザーに提供するため
のプロトコルであるPOP(Post Office Protocol)に
従って電子メールを配送するPOPサーバー13を備え
ている。さらに、メールサービスユニット10は、送受
信インタフェース14を備えており、SMTPサーバー
11によって受信された電子メールは送受信インタフェ
ース14によってアドレス解釈モジュール15の情報に
基づき送信先が選別される。本例のメールサービスユニ
ット10においては、送信先のアドレスがメールサービ
スユニット10のメールボックス50にある場合は、そ
の電子メールがメールボックス50に送られていったん
蓄積される。そして、POPサーバー13を経由してユ
ーザー30からのアクセスがあった場合は、ユーザー認
証モジュール16に基づきパスワードなどが確認され、
メールボックス50内に蓄積されたユーザー宛の電子メ
ールがユーザーのパソコン30に転送される。一方、S
MTPサーバー11で受信された電子メールの送信先の
アドレスがメールボックス50にない場合は、SMTP
クライアント12に送られる。SMTPクライアント1
2は、インターネット1を経由して送信先のアドレス、
また、そのアドレスに関連する他のSMTPサーバーが
探され、そのSMTPサーバーに電子メールが送信され
る。
【0017】さらに、本例のメールサービスユニット1
0は、自動翻訳ユニット55を備えており送受信インタ
フェース14から送られた電子メールの本文を適当に翻
訳して送受信インタフェース14に送り返せるようにな
っている。送信インタフェース14に付随した本例のア
ドレス解釈モジュール15はユーザー識別機能を備えて
おり、メールボックスユーザーのアドレスを示すメール
ユーザー記憶部15aに加え、自動翻訳の契約を結んだ
ユーザーのアドレスを記憶した翻訳ユーザー記憶部15
bが設けられている。送受信インタフェース14は、S
MTPサーバー11が受信した電子メールのFromア
ドレスおよびToアドレスを識別し、いずれかのアドレ
スが翻訳ユーザー記憶部15bに記憶されたアドレスに
該当すれば、まず、その電子メールを自動翻訳ユニット
55に送る。そして、自動翻訳ユニット55は送られて
きた電子メールの本文を後述するような方法で自動的に
翻訳し、翻訳後の電子メールを再び送受信インタフェー
ス14に戻す。送受信インタフェース14は、翻訳後の
電子メールのToアドレスをアドレス解釈モジュール1
5を用いて再び識別し、メールボックス50のユーザー
宛の電子メールはメールボックスに、また、その他のユ
ーザー宛の電子メールはSMTPクライアント12に送
るようにしている。もちろん、自動翻訳ユニット55か
ら翻訳された電子メールをメールボックス50あるいは
SMTPクライアント12に送るようにすることも可能
である。
【0018】本例のメールサービスユニット10におい
ては、まず、翻訳ユーザーとして登録されたユーザーが
発信した電子メールは本文が翻訳された後にSMTPク
ライアント12からインターネット1を経由して送信先
のコンピュータに送信される。また、翻訳ユーザーとし
て登録されたユーザーを送信先として送られてきた電子
メールは本文が翻訳された後に、そのユーザーのメール
ボックス50に蓄積される。従って、翻訳ユーザーとし
て登録されたユーザーは、LAN2あるいはダイアルア
ップIP接続、さらにはインターネット1などを介して
メールサービスユニット10のPOPサーバー13にア
クセスし、翻訳された電子メールを受け取ることができ
る。
【0019】本例のメールサービスユニット10に採用
されている自動翻訳ユニット55をさらに説明する前
に、図3を参照してインターネットメール60の概要を
説明する。インターネットメール60は、ヘッダ61
と、本文62とを備えており、ヘッダ61の内容はRF
C(Request for Comment:インターネットの種々の規約
を定義する文章)821、RFC1521などによって
規定されている。ヘッダ61には、メール1通毎のユニ
ークな番号(Message−ID)63、送信先の電
子メールアドレス(Toアドレス)64、メールの表題
65、発信元の電子メールアドレス(Fromアドレ
ス)66、メールが書かれた日付67、さらに、表題や
本文のデータの形式などを規定する情報68などが含ま
れる。一方、本文62には、日本語や英語などの様々な
言語による情報を記載することが可能であり、画像情報
や音声情報などを含めることもできる。インターネット
メールの初期には本文のテキスト・メッセージとして交
換できるデータは7ビットのASCII文字に限定され
ていたが、近年は様々なデータフォーマットでの交換が
可能となっており、日本語文字もISO−2022−J
Pでエンコードすることによってインターネットメール
として交換することができる。
【0020】また、インターネットメールの送信先や発
信元を示すインターネットアドレスは、個々のユーザー
に対しユニークになるように階層構造を持ったアドレス
が付与されている。この内、アドレスの最も右側に表さ
れるトップレベル・ドメインは国単位で分割されてお
り、日本のユーザーには「jp」、イギリスのユーザー
には「uk」といった国名を表現したアドレスが割り当
てられるようになっている。米国のユーザーにも国名と
して「us」が割り当てられるが、例外的に国名を省略
した「com」、「edu」あるいは「gov」などの
トップレベル・ドメインが米国のユーザーに付与される
ようになっている。トップレベル・ドメイン以下のサブ
ドメインなどは国単位で、さらにその下層のドメイン名
は企業などの単位で割り当てられるようになっており、
このようなシステムによって各々のユーザーに対しユニ
ークなアドレスが割り当てられている。
【0021】そこで、本願の発明者らは、このインター
ネットアドレスに着目して電子メールの本文を自動的に
翻訳できるようにしている。本例のメールサービスユニ
ット10に搭載された自動翻訳ユニット55は、翻訳元
の言語および翻訳先の言語を識別する言語識別部56
と、その言語に基づいて電子メールの本文を翻訳する翻
訳部57とを備えている。言語識別部56は、送信先の
インターネットアドレスのトップレベル・ドメインに基
づき送信先のユーザーの国を特定し、その国の公用語を
翻訳先の言語に設定する機能を備えている。さらに、発
信元のインターネットアドレスのトップレベル・ドメイ
ンによって発信元のユーザーの国も特定できるので、翻
訳元の言語も同時に設定することができる。従って、本
例の自動翻訳ユニット55においては、送られてきた電
子メールの本文を送信先あるいは発信元のユーザーから
の指示がなくとも翻訳部57によって自動的に翻訳する
ことが可能であり、送信先のユーザーが即座に理解でき
る言語に翻訳した電子メールを送り届けることができ
る。また、本例のメールサービスユニット10を経由し
て電子メールを送信する場合は、発信元のユーザーが送
信先のユーザーの使用言語に翻訳せずに、発信元のユー
ザーの使用言語で電子メールを発信することができ、送
信先のユーザーにはそのユーザーの使用言語に翻訳され
た電子メールを届けることができる。従って、電子メー
ルを発信する前に本文の内容を翻訳したり、あるいは、
電子メールを受け取ってから翻訳を開始して内容を把握
するといった手間や時間をかけることなく、使用言語の
異なるユーザー間であっても簡単・確実に電子メールを
交換することができる。
【0022】本例の翻訳ユニット55の言語識別部56
は、さらに、本文中に記載されたパラメータによってユ
ーザーが翻訳先あるいは翻訳元の言語を指定できるよう
になっている。これによって、トップレベル・ドメイン
によって表される国の公用語とは異なる言語を使用言語
とするユーザーに対しても翻訳サービスを提供すること
ができる。また、言語識別部56に、本文に記載された
言語を判断する機能を持たせることも可能である。さら
に、近年、電子メールによって交換されるデータは、テ
キストデータなどの翻訳可能なデータに限らないので、
コンテントタイプ68などのヘッダ情報によって翻訳の
有無を判断させることももちろん可能である。
【0023】また、本例の翻訳ユニット55はサーバー
として大きな容量のハードディスク等の記憶装置を備え
たメールサービスユニット10に用意されている。この
ため、用例あるいは専門用語を豊富に備えた大型の辞書
機能58を付加することができる。さらに、翻訳ユニッ
ト55の処理に専用のCPUを割り当てるなど、翻訳の
処理スピードを大幅に向上することも可能である。この
ため、ユーザーによって異なる文章に対応した精度の高
い翻訳サービスを提供することができ、また、メールに
記載された内容が専門分野などの多岐にわたる場合でも
その内容に則した翻訳を提供することができる。このよ
うな質の高い翻訳サービスは、パソコン等に搭載可能な
簡易な翻訳ソフトウェアでは未だ難しく、高機能の翻訳
ソフトウェアは価格も非常に高くなってしまう。さら
に、ユーザー個々のコンピュータに導入しても稼働率は
一般に低く、電子メールの本文を翻訳するためだけに高
価な翻訳ソフトウェアを導入するのは難しい。これに対
し、本例のようにメールサーバーとしての機能を備えた
メールサービスユニット10に翻訳ユニット55を用意
することにより、高性能の翻訳ソフトウェアを使用でき
る。さらに、1つの翻訳ユニットで複数のユーザーに対
し翻訳サービスを提供できるので、翻訳ソフトウェアの
稼働率も高く、各々のユーザーに対し、質の高い翻訳を
安価に提供することが可能になる。また、翻訳ソフトウ
ェアのアップデートなどのメンテナンスも確実に行うこ
とができるので、ユーザーに対し最高レベルの翻訳サー
ビスを提供できる。
【0024】図4に、本例のメールサービスユニット1
0における翻訳サービスに関連する処理の概要をフロー
チャートによって示してある。まず、ステップ71にお
いて、SMTPサーバー11でLAN2、インターネッ
ト1あるいはダイアルアップIP接続によってメールサ
ービスユニット10に電子メールが送信されて来たか否
かを検出する。SMTPサーバー11が電子メールを受
信すると、ステップ72で送受信インタフェース14に
おいて電子メールのFromアドレス66あるいはTo
アドレス64に記載されたユーザーのアドレスがアドレ
ス解釈モジュール15の翻訳ユーザー記憶部15bに記
憶されたユーザーであるか否かを識別する。翻訳ユーザ
ーである場合は、電子メールを自動翻訳ユニット55に
送る。
【0025】自動翻訳ユニット55においては、まず、
ステップ73で本文中にユーザーが翻訳指示をしたパラ
メータがあるか否かを確認する。この際、ユーザー毎の
翻訳パラメータを自動翻訳ユニット55に予め設定して
おくことももちろん可能である。翻訳パラメータがある
場合は、ステップ74においてパラメータに従って翻訳
元および翻訳先の言語を設定する。一方、ユーザーの翻
訳パラメータが設定されていない場合は、ステップ75
において、受信した電子メールのFromアドレス66
あるいはToアドレス64のトップレベル・ドメインに
基づき翻訳元および翻訳先の言語を設定する。From
アドレス66あるいはToアドレス64のトップレベル
・ドメインが同一の場合は、通常は翻訳を行わずに、そ
のままの状態で翻訳ユニット55から送受信インタフェ
ースに戻される。次に、ステップ76において、翻訳部
57を用いて電子メールの本文62を翻訳する。翻訳さ
れた電子メールは再び送受信インタフェース14に戻さ
れる。ステップ77においてアドレス解釈モジュール1
5のメールボックスユーザーを記憶した記憶部15aの
アドレスと電子メールのToアドレスが照合される。ス
テップ77においては、翻訳ユーザー以外からの電子メ
ールおよび翻訳ユーザー以外に宛てた電子メールも同様
に処理される。
【0026】ステップ77において、電子メールの送信
先のアドレス(Toアドレス)がメールボックスユーザ
ーのアドレスと一致するときは、ステップ78において
メールボックスのユーザー別の領域に電子メールが格納
される。一方、電子メールの送信先のアドレスがメール
ボックスユーザーのアドレスと一致しないときは、ステ
ップ79においてSMTPクライアント12に電子メー
ルがわたされ、インターネット1を経由して送信先のア
ドレスに関連する他のSMTPサーバーに電子メールが
送信される。
【0027】このようにして本例のメールサービスユニ
ット10はユーザーからの電子メールの配送を行い、さ
らに、翻訳ユーザーを送信先とする電子メールは本文が
翻訳された後にメールボックスに入れられる。また、翻
訳ユーザーを発信元とする電子メールは本文が翻訳され
た後に送信先に発信される。従って、メールサービスユ
ニット10の翻訳ユーザーは簡単なメールツールを用意
するだけで世界各国のユーザーと電子メールを交換でき
る。例えば、LAN2でメールサービスユニット10に
接続されたユーザー30においては、図2に示すよう
に、電子メールを送信するSMTPクライアント31
と、電子メールを受信するPOPクライアント32と、
さらに、電子メールを作成および表示する簡単なメール
アプリケーション33とを用意すれば良い。メールサー
ビスユニット10に対し翻訳ユーザーとして登録してお
くことにより、海外のユーザー40に対して自国語で電
子メールを発信すれば海外のユーザー40にはそのユー
ザーの使用言語に翻訳されたメールが届く。また、海外
のユーザー40から送信された電子メールは、ユーザー
30の使用言語に翻訳された状態で受け取ることができ
る。従って、言語の異なるユーザー間でも手軽に電子メ
ールを交換することが可能となり、本文の内容もすぐに
判る状態で迅速に伝達することができる。特に、本例の
翻訳ユニット55としては、メールサービスシステムの
側で用意されるので、記憶容量の大きな高性能の翻訳ソ
フトウェアを採用することが可能であり、ユーザーは質
の高い電子メールの翻訳サービスを安価に受けることが
できる。また、メールサービスユニットを運用する側
も、メールサーバーに自動翻訳ユニットを設けることに
より翻訳サービスという付加価値を設けられるので、他
のメールサービスシステムとの差別化を図ることができ
る。
【0028】さらに、本発明の自動翻訳システムは、ユ
ーザーのパソコンにも組み込むことができる。図2に示
してあるように、ユーザー20のパソコンに上記とほぼ
同様の機能の言語識別部56と、翻訳部57を備えた自
動翻訳ユニット55を搭載し、メールアプリケーション
33によって作成された電子メールを自動翻訳ユニット
55で送信先の言語に自動翻訳した後にSMTPクライ
アント31からメールサーバー29に送信することがで
きる。また、メールサーバー29からPOPクライアン
ト32を経由して受信した電子メールは自動翻訳ユニッ
ト55でユーザーの言語に自動翻訳した後にメールアプ
リケーション33に供給することができる。この自動翻
訳ユニット55を用いることにより、メールサービスユ
ニット10に搭載されたシステムと同様に図4に示した
ようなステップによって自動翻訳を行うことができる。
従って、ユーザーは自国語で電子メールを作成して海外
のユーザーに発信でき、海外のユーザーからの電子メー
ルを自国語に翻訳された状態ですぐに開くことができ
る。このような機能を備えた自動翻訳ユニットはアプリ
ケーションソフトウェアとして提供することが可能であ
り、CD−ROMやフロッピーディスクなどの記憶媒体
に収納してメールアプリケーションのプラグインとして
供給することが可能である。さらに、パソコン20にお
いては、ハードディスクなどの記憶媒体にいったん記憶
しておき、電子メールの送受信時に自動的にロードして
電子メールの自動翻訳処理を行わせるようにすることが
できる。このように、パソコン20に本発明の自動翻訳
システムを搭載することにより、メールサービスユニッ
ト10のユーザーとほぼ同等のサービスを受けることが
可能になる。しかしながら、パソコン20に搭載可能な
自動翻訳システムは、ハードディスクの記憶容量や翻訳
に割けるCPUの処理時間などの制限があるのに対し、
上述したメールサービスユニット10に搭載可能な自動
翻訳システムはこのような制限がない。従って、メール
サービスユニット10を用いた方が、より高機能の辞書
機能などを備え翻訳スピードの早い翻訳サービスを実現
することができ、より質の高い翻訳サービスをユーザー
に提供することができる。
【0029】なお、上記では、現在、世界的な規模で構
築されているインターネットをコンピュータネットワー
クの例として示してあるが、本発明は、インターネット
に限定されないことはもちろんである。世界的な規模で
広がるコンピュータネットワークを用いて電子メールを
交換するためには、各ユーザー毎のアドレスが必要であ
り、そのアドレスは混乱を避けるために地域別の情報が
含まれる。従って、多国間に広がったコンピュータネッ
トワークを介して交換される電子メールに対して、本発
明の電子メールの自動翻訳装置あるいは自動翻訳方法を
用いて上記のように送信先や発信元のアドレスから各ユ
ーザーの地域を識別することができ、その地域に適した
言語を選択して自動的に翻訳することができる。
【0030】さらに、本発明の自動翻訳装置および自動
翻訳方法においては、テキストデータからテキストデー
タへの翻訳に限らず、ユーザーのアドレスやユーザーか
ら指定されたパラメータなどによってテキストデータを
音声データに翻訳したり、あるいは音声データをテキス
トデータに翻訳することも可能である。従って、視覚や
聴覚に障害のあるユーザーなどに対して、それぞれのユ
ーザーに適したメディアに変換して電子メールを届ける
ことも可能である。また、本発明の自動翻訳装置および
自動翻訳方法は、上記に例示した電子メールの本文に限
らず、インターネットにオープンしているWWW(ワー
ルドワイドウェブ)サーバー上の情報、例えば、ホーム
ページのテキスト情報や音声情報を送信先のユーザーの
アドレスの言語に変換して届けるといった用途にも用い
ることが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の自動翻
訳装置および自動翻訳方法を用いることにより、電子メ
ールなどのネットワークを介して交換される情報を、そ
の送信先のアドレスや発信元のアドレスに基づき翻訳言
語を設定して自動的に翻訳してユーザーに届けることが
できる。従って、発信元のユーザーは、言語の異なるユ
ーザーに対し、自国の言語で情報を自由に提供すること
が可能となる。また、送信先のユーザーは言語の異なる
ユーザーからの情報を自国の言語に翻訳された状態で受
け取ることが可能となり、翻訳する手間を省き、即座に
その情報を理解し利用することが可能となる。本発明の
自動翻訳装置および自動翻訳方法は、電子メールの送受
信を行うメールサーバーに設置することにより、自国語
で世界中のユーザーに対し電子メールを発信することが
でき、また、世界中のユーザーからの電子メールを自国
語に翻訳された状態で受信することができる。
【0032】このように、本発明の自動翻訳装置および
自動翻訳方法によって、インターネットを経由して世界
中と簡単に情報を交換できる状況となったユーザーに対
し、さらに、言語の壁を取り除くことが可能であり、い
っそう簡単に、また、迅速に世界各国のユーザーと情報
の交換を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動翻訳機能を備えたメールサービス
ユニットおよびパソコンなどがネットワークによって接
続された状態を示す図である。
【図2】図1に示すメールサービスユニットおよびパソ
コンの概略構成を示すブロック図である。
【図3】インターネットメールの一例を示す図である。
【図4】メールサービスユニットの自動翻訳にかかる処
理の概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・インターネット 2・・LAN 10・・メールサービスユニット 11・・SMTPサーバー 12・・SMTPクライアント 13・・POPサーバー 14・・送受信インタフェース 15・・ユーザー識別モジュール(アドレス翻訳モジュ
ール) 16・・ユーザー認証モジュール 20、30、40・・ユーザー側のパソコン 31・・SMTPクライアント 32・・POPクライアント 33・・メールアプリケーション 50・・メールボックス 55・・翻訳ユニット 56・・言語識別部 57・・翻訳部 58・・辞書ユニット

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワークを介して交換
    される情報の送信先のアドレスに基づき翻訳先の言語を
    設定する言語識別部と、 前記翻訳先の言語に前記情報を翻訳する翻訳部とを有す
    ることを特徴とするネットワーク経由の情報の自動翻訳
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記情報は電子メー
    ルであり、前記翻訳部では前記電子メールの本文を翻訳
    することを特徴とするネットワーク経由の情報の自動翻
    訳装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記言語識
    別部は、発信元のアドレスに基づき翻訳元の言語を設定
    する機能を備えていることを特徴とするネットワーク経
    由の情報の自動翻訳装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記アドレスはインターネットアドレスであり、前記言
    語識別部は、前記インターネットアドレスのトップレベ
    ル・ドメインを判別して前記言語を設定する機能を備え
    ていることを特徴とするネットワーク経由の情報の自動
    翻訳装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記言語識別部は、
    前記電子メールの本文に記載されたパラメータにより翻
    訳言語を設定する機能を備えていることを特徴とするネ
    ットワーク経由の情報の自動翻訳装置。
  6. 【請求項6】 発信元から電子メールを受け取る受信部
    と、 その電子メールを送信先に関連するコンピュータシステ
    ムまたは前記送信先のメールボックスの少なくともいず
    れかに送信する送信部と、 前記受信部で受け取った前記電子メールの前記送信先の
    アドレスに基づき翻訳先の言語を設定し、その電子メー
    ルの本文を翻訳した後に前記送信部の処理を行う翻訳部
    とを有することを特徴とする電子メール処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記受信部で受け取
    った前記電子メールの前記発信元および送信先のアドレ
    スを予め記憶したユーザーリストと照合し、 前記発信元および送信先のアドレスの少なくともいずれ
    か一方が前記ユーザーリストに含まれているときに前記
    翻訳部の処理を行うユーザー識別部を有することを特徴
    とする電子メールの処理装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータネットワークを介して交換
    される情報の送信先のアドレスに基づき翻訳先の言語を
    設定可能な言語識別工程と、 前記翻訳先の言語に前記情報を翻訳する工程とを有する
    ことを特徴とするネットワーク経由の情報の自動翻訳方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記情報は電子メー
    ルであり、この電子メールの本文を翻訳することを特徴
    とするネットワーク経由の情報の自動翻訳方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9において、前記言語
    識別工程では、発信元のアドレスに基づき翻訳元の言語
    を設定可能であることを特徴とするネットワーク経由の
    情報の自動翻訳方法。
  11. 【請求項11】 請求項8ないし10のいずれかにおい
    て、前記アドレスはインターネットアドレスであり、前
    記言語識別工程では、前記インターネットアドレスのト
    ップレベル・ドメインを判別して前記言語を設定可能で
    あることを特徴とするネットワーク経由の情報の自動翻
    訳方法。
  12. 【請求項12】 請求項9において、前記言語識別工程
    では、前記電子メールの本文に記載されたパラメータに
    より翻訳言語を設定可能であることを特徴とするネット
    ワーク経由の情報の自動翻訳方法。
  13. 【請求項13】 発信元から電子メールを受け取る受信
    工程と、 その電子メールを送信先に関連するコンピュータシステ
    ムまたは前記送信先のメールボックスの少なくともいず
    れかに送信する送信工程と、 前記受け取った電子メールの前記送信先のアドレスに基
    づき翻訳先の言語を設定し、その電子メールの本文を翻
    訳した後に前記送信工程の処理を行う翻訳工程とを有す
    ることを特徴とする電子メールの処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、前記受信工程で
    受け取った前記電子メールの前記発信元および送信先の
    アドレスを予め記憶したユーザーリストと照合し、前記
    発信元および送信先のアドレスの少なくともいずれか一
    方が前記ユーザーリストに含まれているときに前記翻訳
    工程の処理を行うユーザー識別工程を有することを特徴
    とする電子メールの処理方法。
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