JPH10149143A - ディスプレイへの電源供給オン/オフ制御方法、並びにディスプレイ装置 - Google Patents
ディスプレイへの電源供給オン/オフ制御方法、並びにディスプレイ装置Info
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- JPH10149143A JPH10149143A JP8310699A JP31069996A JPH10149143A JP H10149143 A JPH10149143 A JP H10149143A JP 8310699 A JP8310699 A JP 8310699A JP 31069996 A JP31069996 A JP 31069996A JP H10149143 A JPH10149143 A JP H10149143A
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- power supply
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンピュータ本体への入力操作が行われない
場合、ディスプレイへの電源供給が自動的にオフされる
ことで、不要な電磁波を発生させないこと。 【解決手段】 コンピュータ本体2側で入力操作の有無
を検出した上、その入力操作有無検出信号にもとづき、
計時部21で入力操作有無時間が連続的に計時されてい
る場合に、入力操作無時間が設定時間を超過した場合に
は、制御部20により補助スイッチ22がオフされディ
スプレイ14への電源供給が自動的にオフされることに
よって、以降、再び入力操作有りが検出されるまでの間
に亘って、ディスプレイ14からの電磁波の発生は停止
されているものである。
場合、ディスプレイへの電源供給が自動的にオフされる
ことで、不要な電磁波を発生させないこと。 【解決手段】 コンピュータ本体2側で入力操作の有無
を検出した上、その入力操作有無検出信号にもとづき、
計時部21で入力操作有無時間が連続的に計時されてい
る場合に、入力操作無時間が設定時間を超過した場合に
は、制御部20により補助スイッチ22がオフされディ
スプレイ14への電源供給が自動的にオフされることに
よって、以降、再び入力操作有りが検出されるまでの間
に亘って、ディスプレイ14からの電磁波の発生は停止
されているものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータやワードプロセッサ等の稼働に際し、各種入出力
情報等を可視表示するために使用されるディスプレイ装
置に係わり、特にコンピュータ本体への利用者による入
力操作が何等行われていない場合には、ディスプレイへ
の電源供給が自動的にオフされることで、ディスプレイ
装置から電磁波が極力発生されないようにした、ディス
プレイへの電源供給オン/オフ制御方法、更には、その
ディスプレイ装置そのものに関するものである。
ュータやワードプロセッサ等の稼働に際し、各種入出力
情報等を可視表示するために使用されるディスプレイ装
置に係わり、特にコンピュータ本体への利用者による入
力操作が何等行われていない場合には、ディスプレイへ
の電源供給が自動的にオフされることで、ディスプレイ
装置から電磁波が極力発生されないようにした、ディス
プレイへの電源供給オン/オフ制御方法、更には、その
ディスプレイ装置そのものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、パーソナルコンピュータ等の普及
には目覚ましいものがあるが、その一方では、その1周
辺入出力装置としてのディスプレイ装置(VDT)、特
にCRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)が表示管素子
として使用されているものにおいては、CRTから発生
されている電磁波の人体に対する悪影響が、携帯電話機
での場合と同様、最近、マスコミを頻繁に賑わしてお
り、次第に社会問題化しつつあるのが実情である。
には目覚ましいものがあるが、その一方では、その1周
辺入出力装置としてのディスプレイ装置(VDT)、特
にCRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)が表示管素子
として使用されているものにおいては、CRTから発生
されている電磁波の人体に対する悪影響が、携帯電話機
での場合と同様、最近、マスコミを頻繁に賑わしてお
り、次第に社会問題化しつつあるのが実情である。
【0003】これまでにも、CRTを使用したディスプ
レイ装置に関しては、その近傍周囲に存在している各種
電子機器への電磁波の悪影響が知られており、そのため
の対策は各種講じられてはいたが、人体に対する電磁波
の影響については、これまで、あまり配慮されていなか
ったというわけである。現在、人体に対する電磁波の影
響について配慮された電磁波低減化の基準としては、各
国メーカで標準的に採用されつつあるのがMPR−II規
格(スウェーデン政府による規制)や、国際的に最も厳
しいTCO 1992規格(スウェーデン最大の労働組
合連合による規制)が知られている。しかしながら、日
本国内では、そのTCO 1992規格を満足する製品
はまだ少なく、たとえ、TCO 1992規格が満足さ
れたとしても、その製品は比較的高価なものとなってい
るのが現状である。
レイ装置に関しては、その近傍周囲に存在している各種
電子機器への電磁波の悪影響が知られており、そのため
の対策は各種講じられてはいたが、人体に対する電磁波
の影響については、これまで、あまり配慮されていなか
ったというわけである。現在、人体に対する電磁波の影
響について配慮された電磁波低減化の基準としては、各
国メーカで標準的に採用されつつあるのがMPR−II規
格(スウェーデン政府による規制)や、国際的に最も厳
しいTCO 1992規格(スウェーデン最大の労働組
合連合による規制)が知られている。しかしながら、日
本国内では、そのTCO 1992規格を満足する製品
はまだ少なく、たとえ、TCO 1992規格が満足さ
れたとしても、その製品は比較的高価なものとなってい
るのが現状である。
【0004】ところで、ディスプレイ装置から外部に漏
れる電磁波を低減化する方法としては、例えば遮蔽板を
強化することで電磁波の外部への漏れを抑える方法が知
られており、また、電磁波の低減化が直接の狙いではな
いが、結果的にある程度電磁波の低減化に役立っている
ものとしては、いわゆる省エネルギー法にもとづく節電
機能が挙げられる。具体的には、一定時間に亘ってキー
ボード上でのキー入力操作やHDD(Hard Disk Driv
e) へのアクセス等がない場合には、CPUスピードを
落としたり、画面表示を消したり、HDDモータを停止
したりすることで、消費電力の低下が図られているもの
であるが、これにより電磁波の発生はある程度抑制され
得、その分、外部への電磁波の漏洩もまた低減化された
ものとなっている。因みに、上述の画面表示を消すこと
とよく似ているが、発光面での疲労を抑えるスクリーン
セーバー等の画面保護機能についても、動くものではな
く、模様なし(黒の静止画)を選択することで、僅かで
はあるが省エネルギー上、有効となっている。
れる電磁波を低減化する方法としては、例えば遮蔽板を
強化することで電磁波の外部への漏れを抑える方法が知
られており、また、電磁波の低減化が直接の狙いではな
いが、結果的にある程度電磁波の低減化に役立っている
ものとしては、いわゆる省エネルギー法にもとづく節電
機能が挙げられる。具体的には、一定時間に亘ってキー
ボード上でのキー入力操作やHDD(Hard Disk Driv
e) へのアクセス等がない場合には、CPUスピードを
落としたり、画面表示を消したり、HDDモータを停止
したりすることで、消費電力の低下が図られているもの
であるが、これにより電磁波の発生はある程度抑制され
得、その分、外部への電磁波の漏洩もまた低減化された
ものとなっている。因みに、上述の画面表示を消すこと
とよく似ているが、発光面での疲労を抑えるスクリーン
セーバー等の画面保護機能についても、動くものではな
く、模様なし(黒の静止画)を選択することで、僅かで
はあるが省エネルギー上、有効となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パーソナル
コンピュータシステム等においては、人体への影響が心
配されている電磁波の殆どがディスプレイ装置の主構成
要素としてのCRTから発生されており、しかも、その
ディスプレイ装置の近傍周囲のうちでも、電磁波の強度
が強い方向としては、ディスプレイ装置の上面・下面・
背面・側面方向であることが既に知られており、したが
って、オフィス等のレイアウトでは、隣人がディスプレ
イ装置の背面・側面方向に位置しないような配慮が必要
であると云える。また、ディスプレイ上での表示が入出
力内容確認や表示内容確認に積極的に利用されていない
場合には、極力ディスプレイ装置の主電源スイッチがオ
フされるぐらいの配慮が必要であると云える。換言すれ
ば、利用者が不在でないにしても、長時間以上に亘って
ディスプレイ装置が入出力内容や表示内容の確認に積極
的に利用されていない場合や、利用者が長時間に亘って
不在状態となる場合には、可能な限りこまめにディスプ
レイ装置の主電源スイッチはオフされるのが望ましいと
いうわけである。
コンピュータシステム等においては、人体への影響が心
配されている電磁波の殆どがディスプレイ装置の主構成
要素としてのCRTから発生されており、しかも、その
ディスプレイ装置の近傍周囲のうちでも、電磁波の強度
が強い方向としては、ディスプレイ装置の上面・下面・
背面・側面方向であることが既に知られており、したが
って、オフィス等のレイアウトでは、隣人がディスプレ
イ装置の背面・側面方向に位置しないような配慮が必要
であると云える。また、ディスプレイ上での表示が入出
力内容確認や表示内容確認に積極的に利用されていない
場合には、極力ディスプレイ装置の主電源スイッチがオ
フされるぐらいの配慮が必要であると云える。換言すれ
ば、利用者が不在でないにしても、長時間以上に亘って
ディスプレイ装置が入出力内容や表示内容の確認に積極
的に利用されていない場合や、利用者が長時間に亘って
不在状態となる場合には、可能な限りこまめにディスプ
レイ装置の主電源スイッチはオフされるのが望ましいと
いうわけである。
【0006】しかしながら、LANや電子メールの使用
環境上からか、ディスプレイ装置を含むパーソナルコン
ピュータシステムへの電源投入により一旦そのシステム
立上げが行われた場合には、その後、利用者が不在状態
となるか否かとは無関係に、そのパーソナルコンピュー
タシステム全体は一般に長時間に亘って電源投入状態に
おかれているのが実情である。その結果、その間、ディ
スプレイ装置からは不要な電磁波が周囲に放射されるだ
けではなく、地球環境保全に繋がる省エネルギーという
面からしても問題であると云える。
環境上からか、ディスプレイ装置を含むパーソナルコン
ピュータシステムへの電源投入により一旦そのシステム
立上げが行われた場合には、その後、利用者が不在状態
となるか否かとは無関係に、そのパーソナルコンピュー
タシステム全体は一般に長時間に亘って電源投入状態に
おかれているのが実情である。その結果、その間、ディ
スプレイ装置からは不要な電磁波が周囲に放射されるだ
けではなく、地球環境保全に繋がる省エネルギーという
面からしても問題であると云える。
【0007】本発明の第1の目的は、ディスプレイ装置
における主構成要素としての、電源供給状態で電磁波を
発生するディスプレイに対し、コンピュータ本体への利
用者による入力操作が何等行われていない場合には、デ
ィスプレイへの電源供給が自動的にオフされることによ
って、オフ状態にある間、ディスプレイからは電磁波が
発生され得ないようにした、ディスプレイへの電源供給
オン/オフ制御方法を供するにある。本発明の第2の目
的は、コンピュータ本体への利用者による入力操作が何
等行われていない場合には、その間、その主構成要素と
してのディスプレイへの電源供給がオフ可とされたディ
スプレイ装置を供することにある。
における主構成要素としての、電源供給状態で電磁波を
発生するディスプレイに対し、コンピュータ本体への利
用者による入力操作が何等行われていない場合には、デ
ィスプレイへの電源供給が自動的にオフされることによ
って、オフ状態にある間、ディスプレイからは電磁波が
発生され得ないようにした、ディスプレイへの電源供給
オン/オフ制御方法を供するにある。本発明の第2の目
的は、コンピュータ本体への利用者による入力操作が何
等行われていない場合には、その間、その主構成要素と
してのディスプレイへの電源供給がオフ可とされたディ
スプレイ装置を供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、コン
ピュータ本体側で利用者による入力操作の有無を検出し
た上、コンピュータ本体側からの入力操作有無検出信号
にもとづきディスプレイ装置側で入力操作の有無が連続
的に計時されている場合に、入力操作無時間が設定時間
TOFF を超過した場合には、ディスプレイへの電源供給
が自動的にオフされた上、ディスプレイへの電源供給が
オフ状態にあることを表示する一方、入力操作有時間が
設定時間TON(<<TOFF )を超過した場合は、ディスプ
レイへの電源供給が自動的にオンされることで達成され
る。
ピュータ本体側で利用者による入力操作の有無を検出し
た上、コンピュータ本体側からの入力操作有無検出信号
にもとづきディスプレイ装置側で入力操作の有無が連続
的に計時されている場合に、入力操作無時間が設定時間
TOFF を超過した場合には、ディスプレイへの電源供給
が自動的にオフされた上、ディスプレイへの電源供給が
オフ状態にあることを表示する一方、入力操作有時間が
設定時間TON(<<TOFF )を超過した場合は、ディスプ
レイへの電源供給が自動的にオンされることで達成され
る。
【0009】上記第2の目的は、コンピュータ本体側で
検出された入力操作有無検出信号にもとづき入力操作の
有無を連続的に計時する計時部と、ディスプレイへの電
源供給をオン/オフする補助スイッチと、ディスプレイ
への電源供給がオフ状態にあることを表示する表示部
と、上記入力操作有無検出信号にもとづき、上記該計時
部で計時されている入力操作無時間が設定時間TOFF を
超過した場合には、上記補助スイッチをオフ状態におく
と同時に、上記表示部にディスプレイへの電源供給がオ
フ状態にあることを表示する一方、上記計時部で計時さ
れている入力操作有時間が設定時間TON(<<TOFF )を
超過した場合は、上記補助スイッチをオン状態におくと
同時に、上記表示部での電源供給オフ状態表示を解除す
べく制御する制御部とを少なくとも具備せしめることで
達成される。
検出された入力操作有無検出信号にもとづき入力操作の
有無を連続的に計時する計時部と、ディスプレイへの電
源供給をオン/オフする補助スイッチと、ディスプレイ
への電源供給がオフ状態にあることを表示する表示部
と、上記入力操作有無検出信号にもとづき、上記該計時
部で計時されている入力操作無時間が設定時間TOFF を
超過した場合には、上記補助スイッチをオフ状態におく
と同時に、上記表示部にディスプレイへの電源供給がオ
フ状態にあることを表示する一方、上記計時部で計時さ
れている入力操作有時間が設定時間TON(<<TOFF )を
超過した場合は、上記補助スイッチをオン状態におくと
同時に、上記表示部での電源供給オフ状態表示を解除す
べく制御する制御部とを少なくとも具備せしめることで
達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図
1,図2を参照しつつ説明する。先ず本発明によるディ
スプレイ装置の構成について説明すれば、図1はその一
例での概要構成を示したものである。図示のように、そ
の概要構成をコンピュータ本体(中央処理装置(CP
U)や主記憶装置、各種I/Oインタフェース等から構
成)2および入力装置(キーボードやマウス等から構
成)3とともに示したものである。図示のように、一般
にディスプレイ装置1には、主電源スイッチ11がオン
操作された場合、電源コード10、主電源スイッチ11
を介し外部からの商用電源が電源部12に供給可とされ
ており、その電源部12で作成された各種電源はまた、
主電源スイッチ11がオン状態におかれていることを表
示する主電源ランプ13や、CRT等から構成されたデ
ィスプレイ14等に供給されるものとなっている。
1,図2を参照しつつ説明する。先ず本発明によるディ
スプレイ装置の構成について説明すれば、図1はその一
例での概要構成を示したものである。図示のように、そ
の概要構成をコンピュータ本体(中央処理装置(CP
U)や主記憶装置、各種I/Oインタフェース等から構
成)2および入力装置(キーボードやマウス等から構
成)3とともに示したものである。図示のように、一般
にディスプレイ装置1には、主電源スイッチ11がオン
操作された場合、電源コード10、主電源スイッチ11
を介し外部からの商用電源が電源部12に供給可とされ
ており、その電源部12で作成された各種電源はまた、
主電源スイッチ11がオン状態におかれていることを表
示する主電源ランプ13や、CRT等から構成されたデ
ィスプレイ14等に供給されるものとなっている。
【0011】一方、本発明に直接係わる構成要素として
は、利用者による入力操作の有無を連続的に計時する計
時部(タイマ等から構成)21と、ディスプレイ14へ
の電源供給をオン/オフする補助スイッチ(リレースイ
ッチ等から構成)22と、ディスプレイ14への電源供
給がオフ状態にあることを表示する表示部(発光ダイオ
ード表示器等から構成)23と、コンピュータ本体2側
で検出された入力操作有無検出信号にもとづき、計時部
21で計時されている入力操作無時間が設定時間TOFF
を超過した場合には、補助スイッチ22をオフ状態にお
くと同時に、表示部23にディスプレイ14への電源供
給がオフ状態にあることを表示する一方、計時部21で
計時されている入力操作有時間が設定時間TON(<<T
OFF )を超過した場合は、補助スイッチ22をオン状態
におくと同時に、表示部23での電源供給オフ状態表示
を解除すべく制御する制御部(マイクロプロセッサ等か
ら構成)20とが新たに具備されたものとなっている。
は、利用者による入力操作の有無を連続的に計時する計
時部(タイマ等から構成)21と、ディスプレイ14へ
の電源供給をオン/オフする補助スイッチ(リレースイ
ッチ等から構成)22と、ディスプレイ14への電源供
給がオフ状態にあることを表示する表示部(発光ダイオ
ード表示器等から構成)23と、コンピュータ本体2側
で検出された入力操作有無検出信号にもとづき、計時部
21で計時されている入力操作無時間が設定時間TOFF
を超過した場合には、補助スイッチ22をオフ状態にお
くと同時に、表示部23にディスプレイ14への電源供
給がオフ状態にあることを表示する一方、計時部21で
計時されている入力操作有時間が設定時間TON(<<T
OFF )を超過した場合は、補助スイッチ22をオン状態
におくと同時に、表示部23での電源供給オフ状態表示
を解除すべく制御する制御部(マイクロプロセッサ等か
ら構成)20とが新たに具備されたものとなっている。
【0012】さて、そのディスプレイ装置1での動作に
ついて説明すれば、以下のようである。即ち、主電源ス
イッチ11、補助スイッチ22がともにオン状態におか
れている状態で、ディスプレイ装置1上での作業が一旦
終了し、利用者によるコンピュータ本体2への入力操作
が何等行われなくなった場合を想定すれば、この旨はコ
ンピュータ本体2側で検出された上、コンピュータ本体
2からの入力操作無検出信号にもとづき、制御部20に
よる制御下に、計時部21での計時動作が初期状態から
スタートされることによって、入力操作無時間が連続的
に計時されるものとなっている。この間、制御部20で
は、コンピュータ本体2からの入力操作無検出信号と計
時部22からの計時時間が周期的に監視されているが、
やがて、その計時時間が設定時間TOFF (例えば5分と
か10分)を超過したならば、制御部20による制御下
に、補助スイッチ22がオフ状態におかれることによっ
て、ディスプレイ14への電源供給は自動的にオフされ
ると同時に、表示部23にはディスプレイ14への電源
供給がオフされた旨が、例えば点滅状態として表示され
ているものである。これ以降も利用者による入力操作が
何等行われない限りにおいては、この状態が継続される
わけである。尤も、設定時間TOFF を超過する前に利用
者により入力操作が再開された場合には、この旨はコン
ピュータ本体2側で検出された上、コンピュータ本体2
からの入力操作有検出信号にもとづき、制御部20によ
る制御下に、計時部21での計時動作は継続的に初期状
態におかれることによって、補助スイッチ22がオフ状
態におかれることは回避されているものである。
ついて説明すれば、以下のようである。即ち、主電源ス
イッチ11、補助スイッチ22がともにオン状態におか
れている状態で、ディスプレイ装置1上での作業が一旦
終了し、利用者によるコンピュータ本体2への入力操作
が何等行われなくなった場合を想定すれば、この旨はコ
ンピュータ本体2側で検出された上、コンピュータ本体
2からの入力操作無検出信号にもとづき、制御部20に
よる制御下に、計時部21での計時動作が初期状態から
スタートされることによって、入力操作無時間が連続的
に計時されるものとなっている。この間、制御部20で
は、コンピュータ本体2からの入力操作無検出信号と計
時部22からの計時時間が周期的に監視されているが、
やがて、その計時時間が設定時間TOFF (例えば5分と
か10分)を超過したならば、制御部20による制御下
に、補助スイッチ22がオフ状態におかれることによっ
て、ディスプレイ14への電源供給は自動的にオフされ
ると同時に、表示部23にはディスプレイ14への電源
供給がオフされた旨が、例えば点滅状態として表示され
ているものである。これ以降も利用者による入力操作が
何等行われない限りにおいては、この状態が継続される
わけである。尤も、設定時間TOFF を超過する前に利用
者により入力操作が再開された場合には、この旨はコン
ピュータ本体2側で検出された上、コンピュータ本体2
からの入力操作有検出信号にもとづき、制御部20によ
る制御下に、計時部21での計時動作は継続的に初期状
態におかれることによって、補助スイッチ22がオフ状
態におかれることは回避されているものである。
【0013】一方、設定時間TOFF 超過によりディスプ
レイ14への電源供給が自動的にオフされている状態
で、利用者により入力操作が再開された場合を想定すれ
ば、この旨はコンピュータ本体2側で検出された上、コ
ンピュータ本体2からの入力操作有検出信号にもとづ
き、制御部20による制御下に、計時部21での計時動
作は初期状態からスタートされることによって、入力操
作有時間が連続的に計時されるものとなっている。この
間も、入力操作が行われていない場合と同様、制御部2
0では、コンピュータ本体2からの入力操作有検出信号
と計時部21からの計時時間が周期的に監視されている
ものである。やがて、その計時時間が設定時間TON(例
えば0.1秒とか0.2秒)を超過したならば、制御部
20による制御下に、補助スイッチ22がオン状態にお
かれることによって、ディスプレイ14への電源供給は
自動的にオンされると同時に、表示部23での電源供給
オフ表示は解除されているものである。因みに、設定時
間TOFF ,TONは固定的に設定されてもよいが、利用者
が外部からスイッチ操作等で随時任意に可変設定するよ
うにしてもよい。
レイ14への電源供給が自動的にオフされている状態
で、利用者により入力操作が再開された場合を想定すれ
ば、この旨はコンピュータ本体2側で検出された上、コ
ンピュータ本体2からの入力操作有検出信号にもとづ
き、制御部20による制御下に、計時部21での計時動
作は初期状態からスタートされることによって、入力操
作有時間が連続的に計時されるものとなっている。この
間も、入力操作が行われていない場合と同様、制御部2
0では、コンピュータ本体2からの入力操作有検出信号
と計時部21からの計時時間が周期的に監視されている
ものである。やがて、その計時時間が設定時間TON(例
えば0.1秒とか0.2秒)を超過したならば、制御部
20による制御下に、補助スイッチ22がオン状態にお
かれることによって、ディスプレイ14への電源供給は
自動的にオンされると同時に、表示部23での電源供給
オフ表示は解除されているものである。因みに、設定時
間TOFF ,TONは固定的に設定されてもよいが、利用者
が外部からスイッチ操作等で随時任意に可変設定するよ
うにしてもよい。
【0014】ここで、入力操作有無検出信号について若
干補足説明すれば、入力装置3からの利用者による入力
操作の有無はコンピュータ本体2側で常時監視されてお
り、その監視結果としての入力操作有無検出信号がディ
スプレイ装置1側に与えられているわけであるが、入力
操作有無検出信号自体は、例えば入力操作時点でトリガ
される再トリガ可ワンショット回路のトリガ出力として
得られるものとなっている。したがって、基本的には、
利用者により入力操作がほぼ連続的に行われている場合
には、入力操作有として入力操作有検出信号が連続的に
得られた上、ディスプレイ装置1側に与えられているも
のである。一方、入力操作が何等行われていない場合
は、再トリガ可ワンショット回路が連続的に再トリガさ
れることはなく、その結果として入力操作無検出信号が
連続的にディスプレイ装置1側に与えられているもので
ある。因みに、コンピュータ本体2からディスプレイ装
置1への入力操作有無検出信号の送出方法であるが、こ
れは別途新規のインタフェースおよび信号ケーブルを用
意した上、送出するようにすればよいものである。尤
も、既存のディスプレイインタフェースや信号ケーブル
をそのまま利用した上、コンピュータ本体2側からの更
新表示データや表示制御信号の有無にもとづくディスプ
レイ装置1側での処理によって、ディスプレイ装置1側
で入力操作有無検出信号を別途発生させることも可能で
ある。
干補足説明すれば、入力装置3からの利用者による入力
操作の有無はコンピュータ本体2側で常時監視されてお
り、その監視結果としての入力操作有無検出信号がディ
スプレイ装置1側に与えられているわけであるが、入力
操作有無検出信号自体は、例えば入力操作時点でトリガ
される再トリガ可ワンショット回路のトリガ出力として
得られるものとなっている。したがって、基本的には、
利用者により入力操作がほぼ連続的に行われている場合
には、入力操作有として入力操作有検出信号が連続的に
得られた上、ディスプレイ装置1側に与えられているも
のである。一方、入力操作が何等行われていない場合
は、再トリガ可ワンショット回路が連続的に再トリガさ
れることはなく、その結果として入力操作無検出信号が
連続的にディスプレイ装置1側に与えられているもので
ある。因みに、コンピュータ本体2からディスプレイ装
置1への入力操作有無検出信号の送出方法であるが、こ
れは別途新規のインタフェースおよび信号ケーブルを用
意した上、送出するようにすればよいものである。尤
も、既存のディスプレイインタフェースや信号ケーブル
をそのまま利用した上、コンピュータ本体2側からの更
新表示データや表示制御信号の有無にもとづくディスプ
レイ装置1側での処理によって、ディスプレイ装置1側
で入力操作有無検出信号を別途発生させることも可能で
ある。
【0015】最後に、表示部23の取付位置について簡
単に説明する。図2にディスプレイ装置1の一例での正
面外観構成を示す。図示のように、表示部23の取付位
置はディスプレイ画面下部とされているが、勿論これに
限定はされない。但し、キーボード装置や反射グレア防
止フィルタ等が障害物となって、表示部23上での点滅
状態表示が視認不可とならないように注意しなければな
らない。
単に説明する。図2にディスプレイ装置1の一例での正
面外観構成を示す。図示のように、表示部23の取付位
置はディスプレイ画面下部とされているが、勿論これに
限定はされない。但し、キーボード装置や反射グレア防
止フィルタ等が障害物となって、表示部23上での点滅
状態表示が視認不可とならないように注意しなければな
らない。
【0016】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1による
場合には、ディスプレイ装置における主構成要素として
の、電源供給状態で電磁波を発生するディスプレイに対
し、コンピュータ本体への利用者による入力操作が何等
行われていない場合には、ディスプレイへの電源供給が
自動的にオフされることによって、オフ状態にある間、
ディスプレイからは電磁波が発生され得ないようにし
た、ディスプレイへの電源供給オン/オフ制御方法が、
また、請求項2による場合は、コンピュータ本体への利
用者による入力操作が何等行われていない場合には、そ
の間、その主構成要素としてのディスプレイへの電源供
給がオフ可とされたディスプレイ装置がそれぞれ得られ
るものとなっている。
場合には、ディスプレイ装置における主構成要素として
の、電源供給状態で電磁波を発生するディスプレイに対
し、コンピュータ本体への利用者による入力操作が何等
行われていない場合には、ディスプレイへの電源供給が
自動的にオフされることによって、オフ状態にある間、
ディスプレイからは電磁波が発生され得ないようにし
た、ディスプレイへの電源供給オン/オフ制御方法が、
また、請求項2による場合は、コンピュータ本体への利
用者による入力操作が何等行われていない場合には、そ
の間、その主構成要素としてのディスプレイへの電源供
給がオフ可とされたディスプレイ装置がそれぞれ得られ
るものとなっている。
【図1】図1は、本発明によるディスプレイ装置の一例
での概要構成を示す図
での概要構成を示す図
【図2】図2は、そのディスプレイ装置の一例での正面
外観構成を示す図
外観構成を示す図
1…ディスプレイ装置、2…コンピュータ本体、3…入
力装置、11…主電源スイッチ、12…電源部、13…
主電源ランプ、14…ディスプレイ、20…制御部、2
1…計時部、22…補助スイッチ、23…表示部
力装置、11…主電源スイッチ、12…電源部、13…
主電源ランプ、14…ディスプレイ、20…制御部、2
1…計時部、22…補助スイッチ、23…表示部
Claims (2)
- 【請求項1】 ディスプレイ装置における主構成要素と
しての、電源供給状態で電磁波を発生するディスプレイ
に対し、コンピュータ本体への利用者による入力操作が
何等行われていない場合には、ディスプレイへの電源供
給が自動的にオフされるようにしたディスプレイへの電
源供給オン/オフ制御方法であって、コンピュータ本体
側で利用者による入力操作の有無を検出した上、コンピ
ュータ本体側からの入力操作有無検出信号にもとづきデ
ィスプレイ装置側で入力操作の有無が連続的に計時され
ている場合に、入力操作無時間が設定時間TOFF を超過
した場合には、ディスプレイへの電源供給が自動的にオ
フされた上、ディスプレイへの電源供給がオフ状態にあ
ることを表示する一方、入力操作有時間が設定時間TON
(<<TOFF )を超過した場合は、ディスプレイへの電源
供給が自動的にオンされるようにしたディスプレイへの
電源供給オン/オフ制御方法。 - 【請求項2】 主構成要素としての、電源供給状態で電
磁波を発生するディスプレイに対し、コンピュータ本体
への利用者による入力操作が何等行われていない場合に
は、ディスプレイへの電源供給が自動的にオフされるよ
うにしたディスプレイ装置であって、コンピュータ本体
側で検出された入力操作有無検出信号にもとづき入力操
作の有無を連続的に計時する計時部と、ディスプレイへ
の電源供給をオン/オフする補助スイッチと、ディスプ
レイへの電源供給がオフ状態にあることを表示する表示
部と、上記入力操作有無検出信号にもとづき、上記該計
時部で計時されている入力操作無時間が設定時間TOFF
を超過した場合には、上記補助スイッチをオフ状態にお
くと同時に、上記表示部にディスプレイへの電源供給が
オフ状態にあることを表示する一方、上記計時部で計時
されている入力操作有時間が設定時間TON(<<TOFF )
を超過した場合は、上記補助スイッチをオン状態におく
と同時に、上記表示部での電源供給オフ状態表示を解除
すべく制御する制御部と、を少なくとも具備してなるデ
ィスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8310699A JPH10149143A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | ディスプレイへの電源供給オン/オフ制御方法、並びにディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8310699A JPH10149143A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | ディスプレイへの電源供給オン/オフ制御方法、並びにディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10149143A true JPH10149143A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18008408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8310699A Pending JPH10149143A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | ディスプレイへの電源供給オン/オフ制御方法、並びにディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10149143A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001175211A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-29 | Sharp Corp | 表示機能付き情報処理装置 |
JP2006295351A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Rb Controls Co | テレビ装置 |
US11366509B2 (en) | 2019-12-23 | 2022-06-21 | Seiko Epson Corporation | Method for controlling dual-input display device with power-saving mode, and display device |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP8310699A patent/JPH10149143A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001175211A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-06-29 | Sharp Corp | 表示機能付き情報処理装置 |
JP2006295351A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Rb Controls Co | テレビ装置 |
US11366509B2 (en) | 2019-12-23 | 2022-06-21 | Seiko Epson Corporation | Method for controlling dual-input display device with power-saving mode, and display device |
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