JPH10148570A - 赤外線センサのレベル調整回路 - Google Patents

赤外線センサのレベル調整回路

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JPH10148570A
JPH10148570A JP8308553A JP30855396A JPH10148570A JP H10148570 A JPH10148570 A JP H10148570A JP 8308553 A JP8308553 A JP 8308553A JP 30855396 A JP30855396 A JP 30855396A JP H10148570 A JPH10148570 A JP H10148570A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線センサ信号のように高速でかつ画素毎
にレベルの調整が必要な信号に対しても有効なレベル調
整が可能な赤外線センサのレベル調整回路を提供する。 【解決手段】 メモリ8には予め赤外線センサ1のボロ
メータ1a(画素)毎のレベル調整値データが書込まれ
ており、ディジタル制御電流源3はそのレベル調整値デ
ータに応じてレベル調整電流を発生させる。読出し回路
2によってボロメータ1aの抵抗値Rbの変化を読出す
際に、このレベル調整電流を用いてボロメータ1aのレ
ベル調整が行われる。 【効果】 メモリ8のレベル調整値データを基にオープ
ンループでレベル調整が行われるため、赤外線センサ1
からの高速信号のレベル調整が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は赤外線センサのレベ
ル調整回路に関し、特に感熱素子がボロメータである赤
外線FPA(Focal Plane Array)を
使用した赤外線撮像装置における赤外線センサのレベル
調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の赤外線撮像装置において
は、ボロメータ抵抗の変化を電圧変化に変換して読出す
ための積分回路を備えているが、ボロメータ抵抗のバラ
ツキによって積分回路の変換ゲインの上限値に制限を受
けている。
【0003】上記のボロメータ抵抗のバラツキを補正す
る方法としてはレベル調整を行う方法が考えられる。こ
のようなレベル調整を行う回路としては、例えば特開昭
59−37716号公報に開示されている自動利得制御
回路があり、この自動利得制御回路はIC化しやすくか
つ高精度が得られ、しかも無調整で低コストという特長
を生かして広い分野で用いられている。
【0004】レベル調整回路の一つである自動利得制御
回路は、図8に示すように、入力抵抗21と、オペアン
プ22と、整流回路23と、積分回路24と、基準電圧
回路25と、コンパレータ26と、シフトレジスタ27
と、帰還抵抗28とから構成されている。
【0005】オペアンプ22は利得を得るための中心と
なるアンプで、入力抵抗21は利得を決める一方の抵
抗、もう一方の抵抗が帰還抵抗28である。整流回路2
3はオペアンプ出力波形を整流する。積分回路24は整
流された信号を積分する。基準電圧回路25は基準電圧
を発生する。
【0006】コンパレータ26は基準電圧と積分回路出
力電圧とを比較し、ハイ又はローの信号を出力する。シ
フトレジスタ27はコンパレータ出力信号に応じてデー
タを左右にシフトし、その結果でスイッチをオンまたは
オフする。
【0007】この自動利得制御回路の利得は抵抗21と
帰還抵抗28との比によって決まる。例えば、利得が大
きすぎた場合、オペアンプ22の出力が大きくなる。そ
の結果、整流回路23の出力も大きくなる。積分回路2
4はこの制御系を安定化させるために必要である。
【0008】上記の場合、積分回路24の出力と基準電
圧との比較の結果はハイとなり、シフトレジスタ27を
右方向へシフトさせる。このシフトレジスタ27内部の
データに応じて帰還抵抗28内のスイッチがコントロー
ルされ、帰還抵抗値が小さくなる。その結果、この回路
の利得は小さくなる。上述したようにして、自動利得制
御回路の利得が自動的に調整される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の赤外線
撮像装置では、ボロメータ抵抗のバラツキによって積分
回路の変換ゲインの上限値が制限されているので、積分
回路の変換ゲインを上げることができず、後段の回路ノ
イズが無視できなくなり、S/N比(Signal−t
o−Noise Ratio)の劣化を引き起こしてい
る。
【0010】ボロメータ抵抗のバラツキを補正する方法
としてはレベル調整を行う方法が考えられるが、上記の
自動利得制御回路では整流回路で求めた信号の平均値を
基にし、その大きさが一定になるように利得を制御して
しまうので、利得の時間的な平均値を制御してしまい、
短時間の信号レベルを制御することができない。
【0011】この場合、積分回路も制御応答時間を長く
する原因になっている。しかも、この種のフィードバッ
ク型制御回路では制御の安定性と精度とを確保するのに
積分回路が不可欠であり、高速応答を原理的に難しくし
ている。
【0012】つまり、赤外線撮像装置で扱われる赤外線
センサ信号のように高速で、かつ画素毎にレベルの調整
が必要な信号に対しては、上記のような自動利得制御回
路を用いることは困難である。
【0013】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、赤外線センサ信号のように高速でかつ画素毎にレ
ベルの調整が必要な信号に対しても有効なレベル調整を
行うことができる赤外線センサのレベル調整回路を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による赤外線セン
サのレベル調整回路は、格子状に配置された複数のボロ
メータ型熱電変換素子各々に定電圧バイアス回路からバ
イアス電圧を選択的に供給することで前記複数のボロメ
ータ型熱電変換素子各々に流れる電流を選択的に読出し
て前記ボロメータ型熱電変換素子毎のデータを得る赤外
線センサのレベル調整回路であって、前記複数のボロメ
ータ型熱電変換素子各々のレベル調整を行うために予め
計測して得た前記複数のボロメータ型熱電変換素子各々
の調整値データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶された調整値データに基づいて前記複数のボロメー
タ型熱電変換素子各々に対応するレベル調整用電流を供
給するディジタル制御型可変電流源と、前記複数のボロ
メータ型熱電変換素子各々から選択的に読出される電流
と前記ディジタル制御型可変電流源から供給される前記
レベル調整用電流との加減算を行う手段とを備えてい
る。
【0015】すなわち、本発明の赤外線センサのレベル
調整回路は、画素毎のレベル調整値のデータを保持する
メモリと、このメモリの出力電圧をアナログスイッチを
駆動可能な電圧に変換するレベルシフタと、ディジタル
値で電流を制御するディジタル制御電流源と、各部を所
定のタイミングで動作させるシーケンサとを備えてい
る。
【0016】上記のメモリには赤外線センサの画素毎の
レベル調整値データが予め計測されて書込まれている。
ディジタル制御電流源はこのレベル調整値データに応じ
てレベル調整用電流を発生させる。このレベル調整用電
流を使って画素(ボロメータ型熱電変換素子)毎にレベ
ル調整が行われる。このように、オープンループでレベ
ル調整が可能であるため、高速な調整が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
赤外線センサのレベル調整回路を示す回路図である。図
において、本発明の一実施例による赤外線撮像装置は赤
外線センサ1と、読出し回路2と、ディジタル制御電流
源3と、レベルシフタ6,7と、メモリ8と、シーケン
サ9と、サンプルホールド回路10とを含んで構成され
ている。ここで、ディジタル制御電流源3にはR−2R
ラダー抵抗網5を用いたディジタル可変抵抗器(Rx)
4が配設されている。
【0018】赤外線センサ1は複数のボロメータ1aが
2次元的(格子状)に配置されており、これら複数のボ
ロメータ1a各々が画素を構成し、夫々抵抗Rbを有し
ている。この赤外線センサ1においては垂直スイッチ1
bと水平スイッチ1cとによって任意の画素のボロメー
タ1aを選択することができる構造となっている。
【0019】読出し回路2は赤外線センサ1にバイアス
電圧を供給するための電源Vbと、赤外線センサ1ヘ流
れる電流を読出すトランジスタQ1と、信号電流を蓄積
するコンデンサCと、コンデンサCをリセットするため
のFET(Field Effect Transis
tor)Q2とからなる。
【0020】ディジタル制御電流源3はディジタル可変
抵抗器4と、電圧源Vcと両数値に応じた電流を発生さ
せるトランジスタQ3,Q4とからなる。また、ディジ
タル可変抵抗器4はR−2Rラダー抵抗網5とアナログ
スイッチS1〜Skとから構成されている。
【0021】メモリ8には画素(ボロメータ1a)毎に
予め計測して得た調整値データが書込まれている。レベ
ルシフタ6はディジタル可変抵抗器4のアナログスイッ
チS1〜Skを駆動するのに必要な電圧を作り出す。レ
ベルシフタ7は読出し回路2のFETQ2を駆動するの
に必要な電圧を作り出す。シーケンサ9は各部を適切な
タイミングで動作させるようなパルスを発生する。サン
プルホールド回路10は読出し回路2の出力波形を整形
する役割を持つ。
【0022】図2は図1のディジタル可変抵抗器4のア
ナログスイッチS1〜Skの構成例を示す図である。図
において、アナログスイッチS1〜SkはFETQa,
Qbで構成されている。
【0023】図3は図1のメモリ8の出力データとディ
ジタル制御電流源3の出力電流との関係を説明するため
の図であり、図4は本発明の一実施例によるレベル調整
機能のタイミングチャートであり、図5は本発明の一実
施例によるレベル調整の動作を説明するタイミングチャ
ートである。これら図1〜図5を参照して本発明の一実
施例によるレベル調整の動作について説明する。
【0024】ここで、ボロメータ1aとはTi等の金属
またはpoly−Si等の半導体を母材とする感熱素子
で、温度によってその抵抗値が変化する。このボロメー
タ1a上にレンズを使って赤外線を集光させると、その
エネルギーでボロメータ1aの温度が上昇するので、温
度の上昇を抵抗値の変化として読出すことによって赤外
線センサ1を実現することができる。
【0025】図1では読出すべきボロメータ1aに一定
電圧を印加し、流れる電流の変化から抵抗値の変化を読
取る方式を採っている。これを行うのが読出し回路2
で、電流の変化をコンデンサCを使って電圧に変換す
る。
【0026】ボロメータ1aは格子状に配列されてお
り、その抵抗値はまちまちである。ボロメータ1aの抵
抗値をRbとすると、ボロメータ1aを流れる電流Ib
は、 Ib=(Vb−Vbe1)/Rb Vbe1:Q1のベース・エミッタ間電圧 となる。これを1次元モデルで示すと図4に示すように
なる。
【0027】ボロメータ1aの抵抗値Rbをさらに分解
すると、 Rb=Rbo+ΔRb となる。Rboは変化しない固定値で、ΔRbはボロメ
ータ1aに集光させる赤外線エネルギによって変化する
成分である。
【0028】通常、ΔRbはRboの1万分の1以下で
ある。したがって、図4に示すボロメータ1aの抵抗値
Rbの画素によるばらつきは、そのほとんどが固定値R
boのばらつきであり、電流Ibのばらつきも固定値R
boのばらつきに起因するものといえる。
【0029】ディジタル制御電流源3はディジタルデー
タによってコントロールできる可変電流源である。R−
2Rラダー抵抗網5、アナログスイッチS1〜Sk、抵
抗Reはディジタルデータによってコントロールできる
ディジタル可変抵抗器(Rx)4を構成し、電圧源Vc
とトランジスタQ3とを組合せることで電流源を形成し
ている。ディジタル制御電流源3で発生できるレベル調
整電流をIcとすると 、 Ic=(Vc−Vbe3)/Rx Vbe3:Q3のベース・エミッタ間電圧 となる。レベル調整電流Icはディジタルデータの関数
であり、その特性を図3に示す。
【0030】最小のレベル調整電流Icmin及び最大
のレベル調整電流Icmaxは、 Icmin=(Vc−Vbe3)/Re Icmax=(Vc−Vbe3)/(Re//R) となる。この場合、所望の可変範囲になるように抵抗R
e,Rを選べばよい。
【0031】メモリ8には予め計測して得た赤外線セン
サ1の画素(ボロメータ1a)毎のレベル調整値データ
が書込まれている。メモリ8は図5に示すタイミングで
シーケンサ9から画素のメモリアドレスとリードパルス
とを受け、赤外線センサ1から読出そうとしている画素
に対応したレベル調整値データを出力する。
【0032】そのレベル調整値データはレベルシフタ6
でアナログスイッチS1〜Skを駆動できる電圧に変換
され、上記のようにしてレベル調整電流Icが作られ
る。レベル調整電流Icは例えば図4に示すようにな
る。そして、このレベル調整電流IcはトランジスタQ
1のコレクタに注入されているので、結局コンデンサC
に蓄積される電流Iiは、 Ii=Ib−Ic となり、レベル調整値データが適切であれば、図4に示
すように画素間のばらつきが補正されることになる。
【0033】読出し回路2の出力波形でみると、図5に
示すように、レベル調整を行わなかった場合には読出し
回路出力電圧ΔVaは画素毎に大きくばらついてしま
う。しかしながら、レベル調整を行った場合には読出し
回路出力電圧をほぼ一定のΔVbにすることができる。
【0034】Icmax−Icminをばらつきのpe
ak−to−peakに合わせれば、この補正を行うこ
とによってばらつきを、1/(2k −1)に低減するこ
とができる。ここで、kはディジタル可変抵抗器4のビ
ット数である。
【0035】本発明の一実施例によるレベル調整は予め
記録されているメモリ8のレベル調整値データを基に調
整を行うオープンループ方式であるため、高速応答が可
能で赤外線センサ1からの高速信号のレベル調整にも適
用することができる。また、本発明の一実施例によるレ
ベル調整はアンプの利得ではなくオフセットの加減算に
より調整を行うのが特徴である。
【0036】図6は本発明の他の実施例による赤外線セ
ンサのレベル調整回路を示す回路図である。図におい
て、ディジタル制御電流源11のトランジスタQ3,Q
4がオペアンプAMP1,AMP2と組合わされてい
る。図1に示すディジタル制御電流源3において、トラ
ンジスタQ3のエミッタ電位とトランジスタQ4のエミ
ッタ電位は同電位でなければならない。
【0037】しかしながら、アナログスイッチS1〜S
kの状態によって、トランジスタQ3のコレクタ電流と
トランジスタQ4のコレクタ電流とが異なってしまい、
その結果トランジスタQ3のベース・エミッタ電圧とト
ランジスタQ4のベース・エミッタ電圧とが異なり、ト
ランジスタQ3及びトランジスタQ4のエミッタ電位が
同電位にならない。すると、図3に示すような特性が得
られなくなり、精度の悪化やひずみの増大を招くという
問題がある。
【0038】本発明の他の実施例によるディジタル制御
電流源11では、コレクタ電流に関わらずオペアンプA
MP1,AMP2によってトランジスタQ3及びトラン
ジスタQ4のエミッタ電位がVdd−Vcに固定される
ので、上記の問題を解消することができる。
【0039】図7は本発明の別の実施例による赤外線セ
ンサのレベル調整回路を示す回路図である。図におい
て、R−2Rラダー抵抗網5とアナログスイッチS1〜
SkとがトランジスタQ3のベースに入っている。これ
はディジタルデータでコントロール可能な電圧源と考え
られるから、この電圧をVbbとすると Ic=(Vbb−Vbe3)/Re となり、ディジタル制御電流源12を実現することがで
きる。
【0040】このディジタル制御電流源12ではトラン
ジスタを1つ少なくすることができると同時に、図1に
示すディジタル制御電流源3の2つトランジスタQ3,
Q4のアンバランスによる問題を回避することができ
る。
【0041】このように、ディジタル制御可変電流源
3,11,12から供給されるレベル調整電流を用いて
オープンループで赤外線センサ1の各ボロメータ1a
(画素)のレベル調整を行うことによって、赤外線セン
サ1の信号のように高速で、画素毎にレベルの調整が必
要な信号に対しても有効なレベル調整が可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、格
子状に配置された複数のボロメータ型熱電変換素子各々
に定電圧バイアス回路からバイアス電圧を供給する際に
複数のボロメータ型熱電変換素子各々に流れる電流を選
択的に読出してボロメータ型熱電変換素子毎のデータを
得る赤外線センサのレベル調整回路において、複数のボ
ロメータ型熱電変換素子各々のレベル調整を行うために
予め計測して得た複数のボロメータ型熱電変換素子各々
の調整値データを記憶しておき、この記憶された調整値
データに基づいて複数のボロメータ型熱電変換素子各々
に対応するレベル調整用電流を供給し、複数のボロメー
タ型熱電変換素子各々から選択的に読出される電流とデ
ィジタル制御型可変電流源から供給されるレベル調整用
電流との加減算を行うことによって、赤外線センサ信号
のように高速でかつ画素毎にレベルの調整が必要な信号
に対しても有効なレベル調整を行うことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による赤外線センサのレベル
調整回路を示す回路図である。
【図2】図1のディジタル可変抵抗器のアナログスイッ
チの構成例を示す図である。
【図3】図1のメモリの出力データとディジタル制御電
流源の出力電流との関係を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施例によるレベル調整機能のタイ
ミングチャートである。
【図5】本発明の一実施例によるレベル調整の動作を説
明するタイミングチャートである。
【図6】本発明の他の実施例による赤外線センサのレベ
ル調整回路を示す回路図である。
【図7】本発明の別の実施例による赤外線センサのレベ
ル調整回路を示す回路図である。
【図8】従来の自動利得調整回路の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 赤外線センサ 1a ボロメータ 1b 垂直スイッチ 1c 水平スイッチ 2 読出し回路 3,11,12 ディジタル制御電流源 4 ディジタル可変抵抗器 5 R−2Rラダー抵抗網 6,7 レベルシフタ 8 メモリ 9 シーケンサ 10 サンプルホールド回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格子状に配置された複数のボロメータ型
    熱電変換素子各々に定電圧バイアス回路からバイアス電
    圧を選択的に供給することで前記複数のボロメータ型熱
    電変換素子各々に流れる電流を選択的に読出して前記ボ
    ロメータ型熱電変換素子毎のデータを得る赤外線センサ
    のレベル調整回路であって、前記複数のボロメータ型熱
    電変換素子各々のレベル調整を行うために予め計測して
    得た前記複数のボロメータ型熱電変換素子各々の調整値
    データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
    た調整値データに基づいて前記複数のボロメータ型熱電
    変換素子各々に対応するレベル調整用電流を供給するデ
    ィジタル制御型可変電流源と、前記複数のボロメータ型
    熱電変換素子各々から選択的に読出される電流と前記デ
    ィジタル制御型可変電流源から供給される前記レベル調
    整用電流との加減算を行う手段とを有することを特徴と
    するレベル調整回路。
  2. 【請求項2】 前記複数のボロメータ型熱電変換素子各
    々に流れる電流を選択的に読出す際に当該ボロメータ型
    熱電変換素子に対応する前記調整値データを前記記憶手
    段から読出す読出し手段を含み、前記ディジタル制御型
    可変電流源は前記読出し手段が前記記憶手段から読出し
    た前記調整値データに基づいて当該ボロメータ型熱電変
    換素子に前記レベル調整用電流を供給するようしたこと
    を特徴とする請求項1記載のレベル調整回路。
  3. 【請求項3】 前記ディジタル制御型可変電流源は、前
    記調整値データに応じて可変する可変抵抗器を含むこと
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のレベル調整
    回路。
  4. 【請求項4】 前記可変抵抗器としてR−2Rラダー抵
    抗網を用いたことを特徴とする請求項3記載の赤外線セ
    ンサのレベル調整回路。
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