JPH0795407A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0795407A JPH0795407A JP23347393A JP23347393A JPH0795407A JP H0795407 A JPH0795407 A JP H0795407A JP 23347393 A JP23347393 A JP 23347393A JP 23347393 A JP23347393 A JP 23347393A JP H0795407 A JPH0795407 A JP H0795407A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 出力画像のノンリニアな特性を補正する。
【構成】 アナログ調整部102のD/A変換部からの
リニアなアナログ信号をアナログ調整部102により調
整し、A/D変換部103により得られるディジタル信
号に基づき、ノンリニア補正部104により基準データ
を生成する。生成された基準データと実際の画像データ
の差分をCPU107によりとり、その差分と基準デー
タとから補正データをCPU107により生成する。こ
の補正データに基づき画像データを補正する。
リニアなアナログ信号をアナログ調整部102により調
整し、A/D変換部103により得られるディジタル信
号に基づき、ノンリニア補正部104により基準データ
を生成する。生成された基準データと実際の画像データ
の差分をCPU107によりとり、その差分と基準デー
タとから補正データをCPU107により生成する。こ
の補正データに基づき画像データを補正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像を読み取り、
読み取った画像データに対して各種画像処理を加えるこ
とのできる画像形成装置に関するものである。
読み取った画像データに対して各種画像処理を加えるこ
とのできる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】原稿画像を読み取る方法および読み取っ
た画像データに対して行われる各種画像処理方法に関し
ては、すでに、幾つかの方式が公表されている。原稿画
像の読み取り方法として、一般的に、原稿画像にハロゲ
ンランプ等により光を当て、その反射光を光電変換素子
(CCDイメージセンサ,BASIS等)で受光してア
ナログ画像電気信号を得る方法が用いられている。
た画像データに対して行われる各種画像処理方法に関し
ては、すでに、幾つかの方式が公表されている。原稿画
像の読み取り方法として、一般的に、原稿画像にハロゲ
ンランプ等により光を当て、その反射光を光電変換素子
(CCDイメージセンサ,BASIS等)で受光してア
ナログ画像電気信号を得る方法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】画像処理装置の構成
が、必要十分な反射光が得られないような構成になって
いる場合、光電変換素子の黒レベルの感度およびアナロ
グ画像信号を過大に増幅するために、アナログ調整回路
のS/Nが低下し、図4に示すように原稿濃度の濃度変
化に対して、出力では黒レベルのリニアリティが低下し
てしまい、出力画像の濃度が濃い部分に微妙な色味の違
いが発生することがあった。しかし、従来、これを補正
する処理は行われていなかった。
が、必要十分な反射光が得られないような構成になって
いる場合、光電変換素子の黒レベルの感度およびアナロ
グ画像信号を過大に増幅するために、アナログ調整回路
のS/Nが低下し、図4に示すように原稿濃度の濃度変
化に対して、出力では黒レベルのリニアリティが低下し
てしまい、出力画像の濃度が濃い部分に微妙な色味の違
いが発生することがあった。しかし、従来、これを補正
する処理は行われていなかった。
【0004】本発明の目的は、出力画像信号のノンリニ
アな特性が補正することができる画像形成装置を提供す
ることにある。
アな特性が補正することができる画像形成装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、光電変換素子
からのアナログ画像信号のゲイン、オフセット等を調整
する調整手段を有する画像形成装置において、リニアに
変化するアナログ信号を生成するアナログ信号生成手段
と、該アナログ信号発生手段からのアナログ信号を前記
調整手段により調整して得られる信号に基づき基準デー
タを生成する基準データ生成手段と、該基準データ生成
手段により生成された基準データと実際の画像データの
差分をとる差分手段と、該差分手段からの差分と前記基
準データとから補正データを生成する補正データ生成手
段と、該補正生成手段からの補正データに基づき前記画
像データを補正する補正手段とを備えたことを特徴とす
る。
からのアナログ画像信号のゲイン、オフセット等を調整
する調整手段を有する画像形成装置において、リニアに
変化するアナログ信号を生成するアナログ信号生成手段
と、該アナログ信号発生手段からのアナログ信号を前記
調整手段により調整して得られる信号に基づき基準デー
タを生成する基準データ生成手段と、該基準データ生成
手段により生成された基準データと実際の画像データの
差分をとる差分手段と、該差分手段からの差分と前記基
準データとから補正データを生成する補正データ生成手
段と、該補正生成手段からの補正データに基づき前記画
像データを補正する補正手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明では、アナログ信号発生手段からのリニ
アなアナログ信号を調整手段により調整して得られる信
号に基づき、基準データを基準データ生成手段により生
成し、生成された基準データと実際の画像データの差分
を差分手段によりとり、差分手段からの差分と基準デー
タとから補正データを補正データ生成手段により生成
し、補正データに基づき画像データを補正手段により補
正する。
アなアナログ信号を調整手段により調整して得られる信
号に基づき、基準データを基準データ生成手段により生
成し、生成された基準データと実際の画像データの差分
を差分手段によりとり、差分手段からの差分と基準デー
タとから補正データを補正データ生成手段により生成
し、補正データに基づき画像データを補正手段により補
正する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0008】<実施例1>図1は本発明の実施例1を示
す。
す。
【0009】図1において、101は光電変換素子であ
り、入射光信号をアナログ電気信号に変換するものであ
る。102はアナログ調整部であり、光電変換素子10
1からの画像信号のレベル調整を行うものである。10
3はA/D変換部であり、アナログ調整部102により
レベル調整された画像信号をディジタル信号に変換する
ものである。104は入力画像処理部であり、シェーデ
ィング/入力マスキング等の補正を行うものである。1
05はノンリニア補正部であり、ノンリニアの特性の補
正を行うものである。106は出力画像処理部であり、
ガンマ補正/出力マスキング/2値化等の補正処理を行
うものである。107はCPUであり、システム全体の
動作を制御するとともに、アナログ調整部102、入力
画像処理部104、ノンリニア補正部105、および出
力画像処理部106を制御するものである。
り、入射光信号をアナログ電気信号に変換するものであ
る。102はアナログ調整部であり、光電変換素子10
1からの画像信号のレベル調整を行うものである。10
3はA/D変換部であり、アナログ調整部102により
レベル調整された画像信号をディジタル信号に変換する
ものである。104は入力画像処理部であり、シェーデ
ィング/入力マスキング等の補正を行うものである。1
05はノンリニア補正部であり、ノンリニアの特性の補
正を行うものである。106は出力画像処理部であり、
ガンマ補正/出力マスキング/2値化等の補正処理を行
うものである。107はCPUであり、システム全体の
動作を制御するとともに、アナログ調整部102、入力
画像処理部104、ノンリニア補正部105、および出
力画像処理部106を制御するものである。
【0010】次に、動作を説明する。
【0011】ランプ100により照明された原稿99か
ら反射されてくる画像光信号は、光電変換素子101で
受光され、アナログ電気信号に変換される。アナログ電
気信号に変換された画像信号は、アナログ調整部102
によりゲイン、オフセット等の画像信号のレベル調整が
行われる。また、アナログ的に調整された画像信号は、
A/D変換部103により、後の各種画像処理が行い易
いように、デジタル電気信号に変換される。入力画像処
理部104では、シェーディング/入力マスキング等の
主に光電変換素子101の持っている独特な特性の補正
が行われる。さらに、ノンリニア補正部105では、ア
ナログ調整部102内部のアナログ回路のS/Nの低下
によって発生する入力/出力のノンリニアな特性の補正
を行う。ノンリニア補正部105では、実際にコピー動
作に入る前に、アナログ調整部102の入力を光電変換
素子101からCPU107出力に切り替えて、CPU
107からレベルを可変させた信号を与え、その出力を
メモリを用いてデータサンプリングし、CPUにて演算
して補正データを生成し、実際にコピー動作に入る際
に、シェーディング動作で決定したゲイン値に応じた補
正データを後記するデータ変換メモリに格納し、ノンリ
ニアな特性を補正する。そして、出力画像処理部106
はガンマ変換/出力マスキング/2値化等の主に出力素
子(本実施例では、インクバブルジェット方式を用いて
いる)の特性を補正する処理を行う。
ら反射されてくる画像光信号は、光電変換素子101で
受光され、アナログ電気信号に変換される。アナログ電
気信号に変換された画像信号は、アナログ調整部102
によりゲイン、オフセット等の画像信号のレベル調整が
行われる。また、アナログ的に調整された画像信号は、
A/D変換部103により、後の各種画像処理が行い易
いように、デジタル電気信号に変換される。入力画像処
理部104では、シェーディング/入力マスキング等の
主に光電変換素子101の持っている独特な特性の補正
が行われる。さらに、ノンリニア補正部105では、ア
ナログ調整部102内部のアナログ回路のS/Nの低下
によって発生する入力/出力のノンリニアな特性の補正
を行う。ノンリニア補正部105では、実際にコピー動
作に入る前に、アナログ調整部102の入力を光電変換
素子101からCPU107出力に切り替えて、CPU
107からレベルを可変させた信号を与え、その出力を
メモリを用いてデータサンプリングし、CPUにて演算
して補正データを生成し、実際にコピー動作に入る際
に、シェーディング動作で決定したゲイン値に応じた補
正データを後記するデータ変換メモリに格納し、ノンリ
ニアな特性を補正する。そして、出力画像処理部106
はガンマ変換/出力マスキング/2値化等の主に出力素
子(本実施例では、インクバブルジェット方式を用いて
いる)の特性を補正する処理を行う。
【0012】次に、アナログ調整部102の動作を説明
する。
する。
【0013】図2にアナログ調整部102の構成を示
す。アナログ調整部102は、R,G,Bに対して同一
の構成であり、アナログスイッチ201と、増幅回路2
02と、R/G/B分離回路203と、サンプルホール
ド回路204と、増幅回路205と、ゲイン可変回路2
06と、オフセット可変回路207と、A/D変換部2
08と、D/A変換部209とより構成されている。図
には、Rに対する構成のみを示す。
す。アナログ調整部102は、R,G,Bに対して同一
の構成であり、アナログスイッチ201と、増幅回路2
02と、R/G/B分離回路203と、サンプルホール
ド回路204と、増幅回路205と、ゲイン可変回路2
06と、オフセット可変回路207と、A/D変換部2
08と、D/A変換部209とより構成されている。図
には、Rに対する構成のみを示す。
【0014】光電変換素子101から出力されたレベル
の低いアナログ電気信号は、後のゲイン調整およびオフ
セット調整等が行い易いように、増幅回路202により
増幅され、その後、光電変換素子101からR/G/B
シリアルで出力される画像信号を、各色独立にゲイン,
オフセット調整するために、R/G/B分離回路203
により分離される。各色毎に分離された画像信号は、サ
ンプルホールド回路204でA/D変換するために一定
期間だけ電荷が保持される。また光電変換素子101の
出力は、各色毎に光学フィルタおよび感度の違いによ
り、信号レベルが異なるため、増幅回路205で各色独
立の増幅度をもたせて、全て一律の信号レベルに増幅す
る。またゲイン可変回路206では、ランプの光量およ
び光電変換素子101の製造ロットのバラツキで発生す
る信号レベルの大小を補正するためにCPUにて増幅度
の微調整を行う。オフセット調整回路207もゲイン可
変回路206と同様に、ランプと、光電変換素子101
と、オフセット調整回路207より前のアナログ回路で
発生するオフセットのバラツキの微調整を行う。その
後、後段で行われる各種画像処理を行い易いように、A
/D変換部208でデジタル電気信号に変換する。また
D/A変換部209では前記増幅回路202からオフセ
ット可変回路207までのアナログ回路で発生するノン
リニアな特性を測定するために、アナログスイッチ20
1のB側を選択して、CPUにてデータを00から3F
(本実施例では、6ビットのD/Aコンバータを使用し
ている。)まで可変し、上述したノンリニア補正部10
5で画像データのサンプリングおよび補正を行う。
の低いアナログ電気信号は、後のゲイン調整およびオフ
セット調整等が行い易いように、増幅回路202により
増幅され、その後、光電変換素子101からR/G/B
シリアルで出力される画像信号を、各色独立にゲイン,
オフセット調整するために、R/G/B分離回路203
により分離される。各色毎に分離された画像信号は、サ
ンプルホールド回路204でA/D変換するために一定
期間だけ電荷が保持される。また光電変換素子101の
出力は、各色毎に光学フィルタおよび感度の違いによ
り、信号レベルが異なるため、増幅回路205で各色独
立の増幅度をもたせて、全て一律の信号レベルに増幅す
る。またゲイン可変回路206では、ランプの光量およ
び光電変換素子101の製造ロットのバラツキで発生す
る信号レベルの大小を補正するためにCPUにて増幅度
の微調整を行う。オフセット調整回路207もゲイン可
変回路206と同様に、ランプと、光電変換素子101
と、オフセット調整回路207より前のアナログ回路で
発生するオフセットのバラツキの微調整を行う。その
後、後段で行われる各種画像処理を行い易いように、A
/D変換部208でデジタル電気信号に変換する。また
D/A変換部209では前記増幅回路202からオフセ
ット可変回路207までのアナログ回路で発生するノン
リニアな特性を測定するために、アナログスイッチ20
1のB側を選択して、CPUにてデータを00から3F
(本実施例では、6ビットのD/Aコンバータを使用し
ている。)まで可変し、上述したノンリニア補正部10
5で画像データのサンプリングおよび補正を行う。
【0015】次に、図1に示すノンリニア補正部105
の動作を図3を参照して説明する。
の動作を図3を参照して説明する。
【0016】図3において、301〜304はセレク
タ、305はカウンタ、306,307はメモリを示
す。上述したリニアリティデータのサンプリングは、画
像データ取り込み用メモリ306で行う。サンプリング
する際はセレクタ301は画像データ側を、またセレク
タ302はカウンタ305側をCPUにて選択する。予
めCPUにて画像同期信号を生成しておき、画像データ
がメモリ306に入力されるのと同時にカウンタ305
を駆動してメモリのアドレスを生成し、データの取り込
みを行う。データの取り込み終了後、CPUによりセレ
クタ301,302を反対側に設定し、CPUによりメ
モリの内容を読み出して補正データの生成を行う。CP
Uにて生成された補正データは、セレクタ303はCP
UAB側を、またセレクタ304はCPUDB側を選択
して、画像データ変換用メモリ307に格納する。補正
データの格納が終了した後、セレクタ303,304を
反対側に設定し、コピー動作に入る。コピー動作で画像
データが流れてくると、メモリ307によりデータ変換
され、ノンリニアな特性が補正される。
タ、305はカウンタ、306,307はメモリを示
す。上述したリニアリティデータのサンプリングは、画
像データ取り込み用メモリ306で行う。サンプリング
する際はセレクタ301は画像データ側を、またセレク
タ302はカウンタ305側をCPUにて選択する。予
めCPUにて画像同期信号を生成しておき、画像データ
がメモリ306に入力されるのと同時にカウンタ305
を駆動してメモリのアドレスを生成し、データの取り込
みを行う。データの取り込み終了後、CPUによりセレ
クタ301,302を反対側に設定し、CPUによりメ
モリの内容を読み出して補正データの生成を行う。CP
Uにて生成された補正データは、セレクタ303はCP
UAB側を、またセレクタ304はCPUDB側を選択
して、画像データ変換用メモリ307に格納する。補正
データの格納が終了した後、セレクタ303,304を
反対側に設定し、コピー動作に入る。コピー動作で画像
データが流れてくると、メモリ307によりデータ変換
され、ノンリニアな特性が補正される。
【0017】図4は図1に示すCPU107による補正
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【0018】実際のデータと理想データとの間には図5
に示すように差異があるので、データの演算は、理想値
と、メモリ306に読み込まれた値との差分を算出し、
その差分値と理想値を加算して得られる値を補正データ
としてメモリ307に格納する。補正データは図6に示
すようになる。
に示すように差異があるので、データの演算は、理想値
と、メモリ306に読み込まれた値との差分を算出し、
その差分値と理想値を加算して得られる値を補正データ
としてメモリ307に格納する。補正データは図6に示
すようになる。
【0019】コピー動作とは別に補正モードを作る。こ
の補正モードはゲイン可変回路206のゲイン値によ
り、アナログ回路全体のS/Nが異なり、当然リニアリ
ティの曲線も異なるため、全て(または、必要分だけで
もよい)のゲイン値でのデータ補正を行う。
の補正モードはゲイン可変回路206のゲイン値によ
り、アナログ回路全体のS/Nが異なり、当然リニアリ
ティの曲線も異なるため、全て(または、必要分だけで
もよい)のゲイン値でのデータ補正を行う。
【0020】ステップS61にてゲイン値(00)を設
定し、ステップS62にてオフセット調整を行い、ステ
ップS63にてシェーディング補正を行う。ステップS
64にて、データをメモリに格納する。ついで、ステッ
プS65にて、D/A変換器の設定データが3Fである
か否かを判定する。判定した結果、否定判定された場合
は、ステップS66に移行し、ステップS66にて、ゲ
イン値を1つだけ上げて設定し、ステップS62に戻
る。以後、このサイクルをゲイン値が3Fを超えるまで
繰り返し、データ取り込みが終了した後、ステップS6
7に移行する。ステップS67にてメモリを読み出し、
ステップS68にて、上述した補正データの演算を行
い、その演算結果をバックアップメモリに保持してお
き、実際にコピー動作が開始されてゲイン値が決定した
とき、データ変換メモリにそのゲイン値での補正データ
を格納する。このようにすることにより、アナログ回路
によるノンリニアな特性を補正することができる。
定し、ステップS62にてオフセット調整を行い、ステ
ップS63にてシェーディング補正を行う。ステップS
64にて、データをメモリに格納する。ついで、ステッ
プS65にて、D/A変換器の設定データが3Fである
か否かを判定する。判定した結果、否定判定された場合
は、ステップS66に移行し、ステップS66にて、ゲ
イン値を1つだけ上げて設定し、ステップS62に戻
る。以後、このサイクルをゲイン値が3Fを超えるまで
繰り返し、データ取り込みが終了した後、ステップS6
7に移行する。ステップS67にてメモリを読み出し、
ステップS68にて、上述した補正データの演算を行
い、その演算結果をバックアップメモリに保持してお
き、実際にコピー動作が開始されてゲイン値が決定した
とき、データ変換メモリにそのゲイン値での補正データ
を格納する。このようにすることにより、アナログ回路
によるノンリニアな特性を補正することができる。
【0021】<実施例2>実施例1では、ノンリニアな
特性データをサンプリングする際に、光電変換素子の代
りにD/A変換器を用いて、CPUからデータを与えて
リニアな入力を与える例を説明した。実際にアナログ回
路でS/Nに起因してリニアリティが悪くなるのは、ゲ
インが大きく設定され、なおかつ、入力が小さいときで
あり、入力が数mVのときである。データサンプリング
するときはこの入力が小さいときこそ分解能が必要であ
り、D/A変換器でここまでの分解能があるものは、コ
ストが高くなってしまう。
特性データをサンプリングする際に、光電変換素子の代
りにD/A変換器を用いて、CPUからデータを与えて
リニアな入力を与える例を説明した。実際にアナログ回
路でS/Nに起因してリニアリティが悪くなるのは、ゲ
インが大きく設定され、なおかつ、入力が小さいときで
あり、入力が数mVのときである。データサンプリング
するときはこの入力が小さいときこそ分解能が必要であ
り、D/A変換器でここまでの分解能があるものは、コ
ストが高くなってしまう。
【0022】本実施例は、図7のように抵抗分圧および
アナログスイッチを用いた例である。図7において、7
01,702はアナログスイッチ、703はD/A変換
器、704は抵抗を示す。
アナログスイッチを用いた例である。図7において、7
01,702はアナログスイッチ、703はD/A変換
器、704は抵抗を示す。
【0023】他の回路は実施例1と同様の構成および同
様の動作を行うので、説明は省略する。上述したよう
に、D/A変換部703の分解能を補正するために、抵
抗704を所望の分解能分だけ配置し、D/A変換器出
力の分圧を行う。またアナログスイッチ702はデータ
サンプリングにおいてあまり分解能が必要でない場合、
D/Aの直出を選択し、分解能がほしい場合のみ希望す
る分圧比を選択する。またアナログスイッチ701は光
電変換素子の出力およびリニアリティデータサンプリン
グ時のリニアな入力を切り替える際に使用する。このよ
うに構成することにより、よりコストが安く、精度の高
い、ノンリニアなデータを補正することが可能となる。
様の動作を行うので、説明は省略する。上述したよう
に、D/A変換部703の分解能を補正するために、抵
抗704を所望の分解能分だけ配置し、D/A変換器出
力の分圧を行う。またアナログスイッチ702はデータ
サンプリングにおいてあまり分解能が必要でない場合、
D/Aの直出を選択し、分解能がほしい場合のみ希望す
る分圧比を選択する。またアナログスイッチ701は光
電変換素子の出力およびリニアリティデータサンプリン
グ時のリニアな入力を切り替える際に使用する。このよ
うに構成することにより、よりコストが安く、精度の高
い、ノンリニアなデータを補正することが可能となる。
【0024】<実施例3>実施例1では、ノンリニアな
特性データのサンプリングおよびデータ変換を専用メモ
リまたはガンマ変換等で使用している既存のメモリを用
いた例を説明したが、本実施例では、黒シェーディング
を行う際に、ノンリニアな部分だけ補正データを差分し
た。本実施例では、このようにしたので、データ変換用
の専用メモリが必要でなくなり、コストを下げることが
できる。
特性データのサンプリングおよびデータ変換を専用メモ
リまたはガンマ変換等で使用している既存のメモリを用
いた例を説明したが、本実施例では、黒シェーディング
を行う際に、ノンリニアな部分だけ補正データを差分し
た。本実施例では、このようにしたので、データ変換用
の専用メモリが必要でなくなり、コストを下げることが
できる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ア
ナログ回路で発生する黒レベルのノンリニアな特性を補
正するようにしたので、原稿画像に対して忠実な濃度を
再現することが可能となる。
ナログ回路で発生する黒レベルのノンリニアな特性を補
正するようにしたので、原稿画像に対して忠実な濃度を
再現することが可能となる。
【図1】本発明に係る実施例1を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1に示すアナログ調整部102の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】図1に示すノンリニア補正部105の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】図1に示すCPU107による制御手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】実際のデータと理想データとの間に差異がある
ことをを説明するための説明図である。
ことをを説明するための説明図である。
【図6】補正方法を説明するための説明図である。
【図7】本発明に係る実施例2を示すブロック図であ
る。
る。
101 光電素子 102 アナログ調整部 103 A/D変換部 104 入力画像処理部 105 ノンリニア補正部 106 出力画像処理部 107 CPU 201 アナログスイッチ 209 D/A変換部
Claims (3)
- 【請求項1】 光電変換素子からのアナログ画像信号の
ゲイン、オフセット等を調整する調整手段を有する画像
形成装置において、 リニアに変化するアナログ信号を生成するアナログ信号
生成手段と、 該アナログ信号発生手段からのアナログ信号を前記調整
手段により調整して得られる信号に基づき基準データを
生成する基準データ生成手段と、 該基準データ生成手段により生成された基準データと実
際の画像データの差分をとる差分手段と、 該差分手段からの差分と前記基準データとから補正デー
タを生成する補正データ生成手段と、 該補正生成手段からの補正データに基づき前記画像デー
タを補正する補正手段とを備えたことを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記アナログ信号生
成手段はディジタル値をインクリメントする手段と、該
インクリメント手段からのディジタル値をアナログ値に
変換するD/A変換器とを備えたことを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記D/A変換器の
アナログ出力を分圧する抵抗分圧手段と、該抵抗分圧手
段により分圧して得られる電圧を選択する選択手段をさ
らに備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23347393A JPH0795407A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23347393A JPH0795407A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0795407A true JPH0795407A (ja) | 1995-04-07 |
Family
ID=16955576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23347393A Pending JPH0795407A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0795407A (ja) |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP23347393A patent/JPH0795407A/ja active Pending
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