JP2506982B2 - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
- Publication number
- JP2506982B2 JP2506982B2 JP63216591A JP21659188A JP2506982B2 JP 2506982 B2 JP2506982 B2 JP 2506982B2 JP 63216591 A JP63216591 A JP 63216591A JP 21659188 A JP21659188 A JP 21659188A JP 2506982 B2 JP2506982 B2 JP 2506982B2
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- distortion
- circuit
- correction
- signal
- shading
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿を読み取り、読取画信号の補正を行う
回路を備えた画像読取装置に関するものである。
回路を備えた画像読取装置に関するものである。
従来の技術 近年、原稿を高分解能、高精度に読み取る画像読取装
置が要求されつつある。
置が要求されつつある。
シェーディング補正回路が1段階だけであると大きな
シェーディング歪の場合補正しきれなくなる恐れがあ
る。そこでシェーディング補正は、2段階構成をとり第
1の段階では大きな歪を取り除き、第2の段階では第1
の段階で補正しきれない細かな歪を取り除く。
シェーディング歪の場合補正しきれなくなる恐れがあ
る。そこでシェーディング補正は、2段階構成をとり第
1の段階では大きな歪を取り除き、第2の段階では第1
の段階で補正しきれない細かな歪を取り除く。
このように2段階のシェーディング補正構成を持った
画像読取装置として従来、特開昭60−152177号公報に示
すような回路構成が知られている。
画像読取装置として従来、特開昭60−152177号公報に示
すような回路構成が知られている。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の画像読取
装置の一例について説明する。
装置の一例について説明する。
第4図は、従来の画像読取装置の回路構成を示すもの
である。第4図において、1はイメージセンサ、7は固
定歪補正信号発生器、8は乗算器、4はシェーディング
補正回路、5はA/D変換器、6は演算回路である。
である。第4図において、1はイメージセンサ、7は固
定歪補正信号発生器、8は乗算器、4はシェーディング
補正回路、5はA/D変換器、6は演算回路である。
以上のように構成される画像読取装置について、以下
その動作の説明をする。
その動作の説明をする。
原稿上から反射された画像光を受けたイメージセンサ
1からの出力信号に、第1の補正手段として固定歪補正
信号発生器7から発生する逆歪信号(予め調整され固定
された)を乗算器8で乗算することにより、歪の少ない
画像信号を得る。そしてこの歪の少ない画像信号は、第
2の補正手段であるシェーディング補正回路4において
完全にシェーディング歪のない信号に変換される。
1からの出力信号に、第1の補正手段として固定歪補正
信号発生器7から発生する逆歪信号(予め調整され固定
された)を乗算器8で乗算することにより、歪の少ない
画像信号を得る。そしてこの歪の少ない画像信号は、第
2の補正手段であるシェーディング補正回路4において
完全にシェーディング歪のない信号に変換される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような方法であると、固定歪補正
信号発生器はアドレス発生回路、ROM、D/A変換器等で構
成されるため部品点数が多くなり回路規模が大きくなっ
てしまう。さらに高速の処理を行なうとなると、拘束の
乗算回路等が必要となりコストアップとなる。
信号発生器はアドレス発生回路、ROM、D/A変換器等で構
成されるため部品点数が多くなり回路規模が大きくなっ
てしまう。さらに高速の処理を行なうとなると、拘束の
乗算回路等が必要となりコストアップとなる。
また補正信号が固定であり如何なる場合においても同
条件であるため光源に輝差等が生じた場合、第1の補正
手段において対応できなくなってしまう恐れがある。
条件であるため光源に輝差等が生じた場合、第1の補正
手段において対応できなくなってしまう恐れがある。
本発明は上記課題に鑑み、イメージセンサの読取画信
号の補正を低コスト、簡素な回路構成で行うことのでき
る画像読取装置を提供するものである。
号の補正を低コスト、簡素な回路構成で行うことのでき
る画像読取装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の画像読取装置は、
イメージセンサの読取画信号を予め設定したゲインで増
幅もしくは減衰する複数の可変ゲイン回路と、前記複数
の可変ゲイン回路から出力される読取画信号を読取画信
号に同期した所定のシーケンスで選択して出力する選択
回路と、選択回路からの出力信号に含まれるシェーディ
ング歪を補正するシェーディング補正回路、という構成
を具備したものである。
イメージセンサの読取画信号を予め設定したゲインで増
幅もしくは減衰する複数の可変ゲイン回路と、前記複数
の可変ゲイン回路から出力される読取画信号を読取画信
号に同期した所定のシーケンスで選択して出力する選択
回路と、選択回路からの出力信号に含まれるシェーディ
ング歪を補正するシェーディング補正回路、という構成
を具備したものである。
作用 本発明は、上記した構成において第1の補正手段とし
て読取画信号の歪を複数の可変ゲイン回路と選択回路に
より補正してやることにより、歪の少ない画信号を低コ
スト、簡素な回路構成で第2の補正手段であるシェーデ
ィング補正回路へ送ることができる。
て読取画信号の歪を複数の可変ゲイン回路と選択回路に
より補正してやることにより、歪の少ない画信号を低コ
スト、簡素な回路構成で第2の補正手段であるシェーデ
ィング補正回路へ送ることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例の画像読取装置について図面
を参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例に
おける画像読取装置の主要部を示すものである。第1図
において、1はイメージセンサ、2は可変ゲイン回路、
3は選択器、4はシェーディング補正回路であり、A/D
変換回路5、演算回路6からなる。
を参照しながら説明する。第1図は本発明の一実施例に
おける画像読取装置の主要部を示すものである。第1図
において、1はイメージセンサ、2は可変ゲイン回路、
3は選択器、4はシェーディング補正回路であり、A/D
変換回路5、演算回路6からなる。
以上のように構成された画像読取装置の読取回路につ
いて、以下第1図、第2図、第3図を用いてその動作を
説明する。
いて、以下第1図、第2図、第3図を用いてその動作を
説明する。
原稿上から反射された画像光を受けたイメージセンサ
1からの出力信号(第3図(a))が第2の補正手段に
おける補正範囲を越えるΔAの歪を持っているとする。
歪の大きさに応じてゲイン量を変化させるために第3図
(b)に示す通り、歪の大きさに応じて信号出力期間の
分割を行う。本実施例においては3分割とする。可変ゲ
イン回路の所定のゲイン値は第2図に示す通りであり本
実施例においては3種類とする。
1からの出力信号(第3図(a))が第2の補正手段に
おける補正範囲を越えるΔAの歪を持っているとする。
歪の大きさに応じてゲイン量を変化させるために第3図
(b)に示す通り、歪の大きさに応じて信号出力期間の
分割を行う。本実施例においては3分割とする。可変ゲ
イン回路の所定のゲイン値は第2図に示す通りであり本
実施例においては3種類とする。
第3図(b)における9の期間では第2図に示すゲイ
ン値aを選択し、10の期間ではゲイン値cを選択し、11
の期間ではゲイン値bを選択し歪補正を行なうことによ
り、第3図(c)に示すようなΔAの歪をΔB程度の歪
に補正することができる。そして第1の補正を終了した
信号は、第2の補正手段であるシェーディング補正回路
4により完全にシェーディング歪のない信号に変換され
る。
ン値aを選択し、10の期間ではゲイン値cを選択し、11
の期間ではゲイン値bを選択し歪補正を行なうことによ
り、第3図(c)に示すようなΔAの歪をΔB程度の歪
に補正することができる。そして第1の補正を終了した
信号は、第2の補正手段であるシェーディング補正回路
4により完全にシェーディング歪のない信号に変換され
る。
以上のように本実施例によれば、アナログ信号段階で
複数の可変ゲイン回路と選択回路により歪補正を行うた
め、乗算器、固定歪補正信号発生器等を省略することが
できる。従って、歪補正処理を低コストしかも簡素な回
路構成で行うことができる。
複数の可変ゲイン回路と選択回路により歪補正を行うた
め、乗算器、固定歪補正信号発生器等を省略することが
できる。従って、歪補正処理を低コストしかも簡素な回
路構成で行うことができる。
また固定歪補正信号によるものではなく各画像読取装
置ごとに、歪の発生具合に応じて複数の可変ゲイン回路
と選択器により歪補正を行うため、光源の輝差等の条件
変化にも対応が可能である。
置ごとに、歪の発生具合に応じて複数の可変ゲイン回路
と選択器により歪補正を行うため、光源の輝差等の条件
変化にも対応が可能である。
本実施例においては、可変ゲイン回路を3つ用いたが
さらに増加させても問題ない。
さらに増加させても問題ない。
発明の効果 以上詳述したように本発明は、イメージセンサの読取
画信号を予め設定したゲインで増幅もしくは減衰する複
数の可変ゲイン回路と、前記複数の可変ゲイン回路から
出力される読取画信号を読取画信号に同期した所定のシ
ーケンスで選択して出力する選択回路と、選択回路から
の出力信号に含まれるシェーディング歪を補正するシェ
ーディング補正回路、を設けることにより、シェーディ
ング歪が大きくなった時でも、十分な歪補正が行われる
ので画像歪の除去がより確実にしかも低コスト、簡素な
回路構成で行うことができる。
画信号を予め設定したゲインで増幅もしくは減衰する複
数の可変ゲイン回路と、前記複数の可変ゲイン回路から
出力される読取画信号を読取画信号に同期した所定のシ
ーケンスで選択して出力する選択回路と、選択回路から
の出力信号に含まれるシェーディング歪を補正するシェ
ーディング補正回路、を設けることにより、シェーディ
ング歪が大きくなった時でも、十分な歪補正が行われる
ので画像歪の除去がより確実にしかも低コスト、簡素な
回路構成で行うことができる。
第1図は本発明の一実施例における画像読取装置の主要
部を示すブロック図、第2図は可変ゲイン回路のゲイン
値を示す主走査方向センサー出力波形図、第3図はシェ
ーディング歪補正方法を示す説明図、第4図は従来の画
像読取装置の主要部を示すブロック図である。 1……イメージセンサ、2……可変ゲイン回路、3……
選択器、4……シェーディング補正回路、5……A/D変
換器、6……演算回路。
部を示すブロック図、第2図は可変ゲイン回路のゲイン
値を示す主走査方向センサー出力波形図、第3図はシェ
ーディング歪補正方法を示す説明図、第4図は従来の画
像読取装置の主要部を示すブロック図である。 1……イメージセンサ、2……可変ゲイン回路、3……
選択器、4……シェーディング補正回路、5……A/D変
換器、6……演算回路。
Claims (1)
- 【請求項1】イメージセンサの読取画信号を予め設定し
たゲインで増幅もしくは減衰する複数の可変ゲイン回路
と、前記複数の可変ゲイン回路から出力される読取画信
号を読取画信号に同期した所定のシーケンスで選択して
出力する選択回路と、選択回路からの出力信号に含まれ
るシェーディング歪を補正するシェーディング補正回
路、とを具備したことを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63216591A JP2506982B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63216591A JP2506982B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 画像読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0265462A JPH0265462A (ja) | 1990-03-06 |
JP2506982B2 true JP2506982B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=16690818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63216591A Expired - Lifetime JP2506982B2 (ja) | 1988-08-31 | 1988-08-31 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506982B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61277269A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カラ−画像読取装置 |
-
1988
- 1988-08-31 JP JP63216591A patent/JP2506982B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0265462A (ja) | 1990-03-06 |
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