JPH10148536A - 情報提供装置 - Google Patents

情報提供装置

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JPH10148536A
JPH10148536A JP8307818A JP30781896A JPH10148536A JP H10148536 A JPH10148536 A JP H10148536A JP 8307818 A JP8307818 A JP 8307818A JP 30781896 A JP30781896 A JP 30781896A JP H10148536 A JPH10148536 A JP H10148536A
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JP
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information
facility
transmission device
wireless transmission
wireless
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JP8307818A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Sakata
潔 坂田
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PARK NIJIYUUYON KK
Original Assignee
PARK NIJIYUUYON KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の通信エリア毎に設けられた無線送信装
置から送信される情報を無線受信出力装置によって受信
して出力するようにした情報提供装置を提供する。 【解決手段】 所定の通信エリアA毎に設けられた無線
送信装置Bと、無線受信出力装置Dとから構成される。
無線送信装置Bは、それが担当する通信エリアAに関連
付けられた情報を保持するデータベースを有し、そのデ
ータベースの情報を無線回線により通信エリアA内に送
信する。例えば、自動車等の移動体Cに搭載された無線
受信出力装置Dは、無線送信装置Bから無線回線を介し
て受信した情報を文字、画像及び音声の少なくとも1つ
の形式で出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のエリア内に
存在するものに同エリア内の施設に関する情報を提供す
る情報提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、自動車による旅行の際に有用な様
々な情報を提供するカーナビゲーションシステム(以
下、カーナビという)が広く用いられている。このよう
なカーナビが提供する情報は、その大部分がディジタル
地図情報及びこれに関連付けられた情報から構成されて
おり、これらの情報は、CD−ROM等の記憶媒体から
専用のドライブ装置によって読み出された後、加工処理
され、ディスプレイ装置上に画像や文字で出力された
り、スピーカ等から音声で出力されたりしている。
【0003】また、このようなカーナビでは、自車位置
をディスプレイ画面に表示されている地図画面上に表示
するために、現在位置を高精度に検出する測位手段を具
備する必要がある。このような測位手段としては、GP
Sを用いた電波航法、走行距離センサ及び方位センサを
用いた自立航法、あるいは両者を組み合わせたハイブリ
ッド航法のいずれかを用いており、さらに、これらの航
法により生じる誤差をマップマッチング処理によって補
正するものが多い。
【0004】上述した従来のカーナビは、ディジタル地
図情報及びそれに関連付けされた情報を保持するCD−
ROM等の記憶媒体、そのドライブ装置、及び高精度に
測位を行う測位手段が必要であるばかりでなく、上記記
憶媒体から必要な情報を検索して表示する等の複雑で高
速な情報処理を実現するために、大掛かりで手間のかか
るハードウェア及びソフトウェアが必要となり、したが
って、コストが高いものとなっている。しかも、従来の
カーナビは、CD−ROM等の記憶媒体に記録された固
定情報を提供するため、例えば時間経過とともに変動す
る変動情報、例えば駐車場の満空情報等、施設の利用状
況を示す情報をリアルタイムに提供することはできな
い。
【0005】このような不都合を解消するために、携帯
電話回線により交通情報等の変動情報をカーナビに提供
するATIS(Advanced Traffic Information Servic
e)、あるいは、電波ビーコン、光ビーコン及びFM多
重放送により同様の変動情報をカーナビに提供するVI
CS(Vehicle Information Communication System)と
いった情報提供システムが実用化されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来システムにおいては、情報を提供する側においては、
情報提供者から情報を受け付けて随時処理するための中
央処理装置と、その中央処理装置から送出される情報を
電波や光信号等の形態に変換して送信する送信装置と、
その送信装置から送出される電波や光信号を受信して運
転者に提供するための受信装置とが必要である。
【0007】したがって、情報提供者側においては、中
央処理装置を設けるとともに、その中央処理装置と多数
の送信装置とを通信回線で結ぶ必要があるため、設備費
用や管理維持費用が多大とならざるを得ない。また、情
報を入手しようとする情報利用者側においては、カーナ
ビという高価な装置の他にさらに上記受信装置を購入し
なくてはならない。
【0008】また、従来システムにおいては、広い地域
の情報をいったん中央処理装置に集約して処理した後、
各送信装置に送出するといった方法をとっている。この
ため、取り扱う情報量及び処理速度には限度があるか
ら、重要な情報である交通情報や事故情報を中心に提供
せざるを得ず、したがって、各地域に点在している小規
模な駐車場の満空情報や名所案内といった観光情報等の
きめ細かな施設情報を提供することは困難である。本発
明は、このような事情に基づいてなされたもので、その
目的は、あるエリアに存在するものに対して、同エリア
内の施設の利用状況等の変動情報及び固定情報を随時又
は必要時にきめ細かく提供できる情報提供装置を実現す
ることにある。また、本発明の目的はそのような情報提
供装置を安価に提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の情報提供装置
は、各通信エリア毎に設置された無線送信装置と、無線
受信出力装置とを有してなり、前記無線送信装置は、そ
れが受け持つ通信エリア内に存在する施設に関する情報
を格納するデータベースを有し、前記データベースに格
納されている前記施設情報を前記通信エリア内に無線送
信するものであり、前記無線受信出力装置は、前記無線
送信装置から送信される前記情報を受信して、前記情報
を文字、画像及び音声の少なくとも一つの形式で出力す
るものであることを特徴としている。上記構成によれ
ば、情報受信出力装置は、それが存在する通信エリアに
関連する情報を無線送信装置から無線回線を介して受信
して文字、画像及び音声の少なくとも1つの形式で出力
する。
【0010】請求項2の情報提供装置は、請求項1にお
いて、無線送信装置が、データベースに複数種類の施設
に関する情報を前記施設の種類を示す施設種類データと
ともに記憶して送信するものであり、無線受信出力装置
が、前記無線送信装置から送信される情報を受信する通
信手段と、受信した情報を施設種類データ毎に記憶する
記憶手段と、操作者が出力を希望する施設の種類を指定
する操作手段と、前記操作手段の操作に基づいて指定さ
れた種類の情報を前記施設種類データに基づいて前記記
憶手段から読み出す読出し制御手段と、読み出された情
報を文字、画像及び音声の少なくとも一つの形式で出力
する出力手段とを有することを特徴としている。上記構
成によれば、情報受信出力装置は、操作手段に対する操
作がなされたことをもって、その情報受信出力装置が存
在する通信エリアの施設の情報とその施設の種類を識別
する施設種類データとを無線回線を介して無線送信装置
から受信する。そして、受信した施設の情報を、上記施
設種類データに基づいて施設の種類別に記憶手段に格納
する。操作手段によって指定された種類の施設の情報が
記憶手段から読み出されて、出力手段によって画像、文
字及び音声の少なくとも1つの形式で出力される。
【0011】請求項3の情報提供装置は、各通信エリア
内に存在する施設に設備された情報源装置と、前記各通
信エリア毎に設置された無線送信装置と、無線受信出力
装置とを有してなり、前記情報源装置は、当該施設の情
報を、その施設を識別するための施設種類データととも
に、利用状況に変化が発生する都度に又は定期的に、当
該通信エリアを受け持つ無線送信装置に送信するもので
あり、前記無線送信装置は、前記情報源装置から受信し
た情報を前記施設種類データに基づいて施設の種類別に
編集して格納するデータベースを有し、前記データベー
スに格納されている前記情報を、前記施設種類データと
ともに、前記通信エリアに無線送信するものであり、前
記無線受信出力装置は、前記無線送信装置から送信され
る情報及び前記施設種類データを受信する通信手段と、
受信した情報を前記施設種類データに基づいて施設の種
類別に記憶する記憶手段と、操作者が出力を希望する施
設の種類を指定する操作手段と、前記操作手段の操作に
基づいて指定された種類の施設の情報を前記記憶手段か
ら読み出す読出し制御手段と、読み出された情報を文
字、画像及び音声の少なくとも一つの形式で出力する出
力手段とを有することを特徴としている。上記構成によ
れば、無線送信装置のデータベースに格納されている施
設の情報は、情報源装置から与えられる施設の情報によ
って更新されるので、時間経過とともに変化する変動情
報の常に新しいものを受信出力装置において得ることが
できる。
【0012】請求項4の情報提供装置は、無線送信装置
が、PHS基地局に接続されて設けられており、データ
ベースの情報を前記PHS基地局からPHS回線を介し
て前記PHS基地局の通信エリア内に送信するものであ
り、無線受信出力装置の通信手段は、PHS回線を介し
て基地局に接続された前記無線送信装置に情報の送信を
要求し、かつ、その送信要求に対応して同基地局から送
信される情報を受信するものであることを特徴としてい
る。上記構成によれば、無線受信出力装置は、PHS回
線を用いて無線送信装置と通信パスを設定し、情報の送
信を要求する。無線送信装置は、情報の要求に応じて情
報を上記通信パスを介して送信する。
【0013】請求項5の情報提供装置は、無線受信出力
装置の通信手段が、PHS回線を介して基地局に接続さ
れた無線送信装置に情報の送信を要求する際に、操作手
段に対してなされた操作者による施設の種類を指定する
動作に応じて施設種類指定コマンドを生成するともに、
その施設種類指定コマンドをPHS回線を介して無線送
信装置に送信するものであり、前記無線送信装置は、前
記施設種類指定コマンドに基づいて前記データベースか
ら情報を選択して読出して前記PHS基地局を介して前
記無線受信装置に送信するものであることを特徴として
いる。上記構成によれば、無線送信装置は、無線受信装
置から受信した施設種類指定コマンドに基づいてデータ
ベースから情報を選択して、無線受信装置に送信する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明装置の概念を説明する模
式図であり、図2は、通信エリアの具体例を示す鳥かん
図である。
【0015】まず、図1を参照して本発明の情報提供装
置の概念について説明する。本発明装置は、所定の通信
エリアA毎に設けられた無線送信装置Bと、無線受信出
力装置Dとを有して構成されている。無線受信出力装置
Dは、自動車等の移動体Cに搭載される形式のものでも
よいし、一般の事務所や家庭のように固定された位置に
おいて使用される形式のものであってもよい。移動体C
には、人間も含まれる。すなわち、無線受信出力装置2
は、人間が携帯できるようなものであってもよい。
【0016】各無線送信装置Bは、それが担当する各通
信エリアAに対して好ましくは特定小電力無線等の微弱
電波の無線回線を介して情報を送信するものであり、例
えば直径数百mの範囲に設定されている。また、無線回
線の周波数は、同一周波数とする。図2に示すように、
各無線送信装置3のアンテナANTは、電波ができるだ
け広範囲に到達するように、高所、例えばビルの屋上付
近に設けるのが望ましい。
【0017】なお、上記各無線送信装置Bから送信され
る情報は、アンテナANTからの電波が届く範囲(通信
エリア)内に存在する施設に関する情報(以下、情報と
いうことがある)であれば、特に限定されない。このよ
うな施設情報としては、自動車を用いている旅行者が当
該通信エリア内で利用したい施設の所在地や利用状況に
関する情報、例えば駐車場の満空情報、宿泊施設の空室
情報及び映画館等の空席情報などがある。また、施設情
報には、施設の所在地を示すための地図や施設の写真、
あるいは施設の営業時間や利用料金、電話番号等を含ん
でいれば、施設を利用するのに便利であり好ましい。
【0018】図3及び図4は、本発明装置の第1の実施
の形態における装置構成を示すブロック図である。図3
及び図4を参照して、本発明装置の実施の形態における
無線送信装置B及び無線受信出力装置Cの構成について
説明する。
【0019】図3に示されているように、無線送信装置
Bは、以下の各部から構成されている。すなわち、制御
手段を構成するCPU11は、以下に説明する各部の制
御を行うものである。記憶手段12は、CPU11が実
行する装置プログラムを格納するROM12aと、ワー
クエリア及び一時記憶領域を提供するためのRAM12
bとから構成されている。
【0020】データベース13は、無線受信出力装置D
に送信するための情報を格納するものである。データベ
ース13の情報更新については後述する。
【0021】第1通信制御手段14は、送信手段15を
制御することにより、データベース13から出力された
情報を電波回線を介して送信させるものである。16
は、送信手段15に設けられたアンテナである。
【0022】第2通信制御手段17は、通信手段18を
制御することにより、次述する情報源装置30から送信
される情報をデータベース13に与え、データベース1
3に格納されている情報を編集したり、更新したりする
ものである。
【0023】なお、データベース13に格納されてる施
設情報としては、ほとんど変化が生じない固定情報と、
時間とともに変化する変動情報との2種類がある。固定
情報としては、例えば観光名所、駅、公衆トイレ等の所
在地等がある。変動情報としては、例えば駐車場の満空
情報、レストランの空席情報、映画館の空席情報等があ
る。固定情報については、データベース13に固定的に
格納しておけばよく、更新する必要はほとんどない。こ
れに対して、変動情報については、情報が変化する都
度、あるいは定期的に更新する必要がある。この更新動
作を行うために、次に述べる情報源装置30が設けられ
ている。
【0024】情報源装置30は、通信エリア内に存在す
る各施設に設備されているものであり、当該施設の情報
を、その施設の種類を示す施設種類データとともに、利
用状況に変化が発生する都度に、又は、定期的に、当該
通信エリアを受け持つ無線送信装置Bに送信するもので
ある。なお、上記施設種類データとは、例えば、駐車
場、レストラン、映画館といった施設の種類を示すもの
である。情報源装置30と送信手段18との間は、専用
の通信回線や公衆電話回線によって接続されている。し
たがって、情報源装置30から無線送信装置Bへ上記施
設種類データ及び施設情報が送信される都度、無線送信
装置BのCPU11は、受けとった情報をデータベース
13に与える。データベース13は、上記施設種類デー
タに従って施設情報を施設の種類毎に格納することによ
り、情報の更新を行う。
【0025】情報源装置30としては、通信端末装置の
ように操作者が入力操作を行うものがある。駐車場を例
にとって説明すれば、駐車場の満空情報(施設情報)を
定期的にあるいは車両が入出場する都度、これを確認し
た操作者が情報源装置30の端末装置に対して満空情報
を入力操作し、その端末装置から無線送信装置Bへ送信
するようにすればよい。これに対して、自動的に施設情
報を収集して送信するようにすることもできる。同様に
駐車場の例で説明すれば、駐車場の入場ゲート及び出場
ゲートの開閉動作の検知回数、あるいは、各駐車スペー
スに設けられている車両検知器の検知状態を検知して満
空情報を生成するとともに、その満空情報を自動的に無
線送信装置Bへ送信するようにすればよい。駐車場以外
の施設においても、上記と同様に、操作者が入力操作し
て送信するようにしてもよいし、自動的に施設情報を生
成して送信するようにしてもよいことはもちろんであ
る。
【0026】情報源装置30が無線送信装置Bに情報を
送信する際に、無線送信装置Bが各情報源装置30に対
してポーリング方式等によって送出するべき情報がある
か否かを問い合わせるようにしてもよい。
【0027】操作手段19は、無線送信装置BのCPU
11に対して手動によるコマンドを与えるためのもので
ある。入出力I/F20は、例えば、外部装置に接続し
て情報の授受を行うためのものである。すなわち、上記
操作手段19を操作したり、入出力I/F20を介して
外部装置から情報を入力したりすることによってデータ
ベース13の格納している情報の更新や編集を行うこと
もできるようになっている。
【0028】本発明では、送信手段15から送信される
電波の到達範囲が通信エリアを決定する。電波形式とし
て特定小電力のように数百メータ程度の到達距離を有す
るものを用いれば、通信エリアも上記到達距離に応じた
範囲となる。
【0029】図4に示すように、無線受信出力装置D
は、以下の各部から構成されている。すなわち、制御手
段を構成するCPU21は、以下に説明する各部の制御
を行うものである。記憶手段22は、CPU21が実行
する装置プログラムを格納するROM22aと、ワーク
エリア及び一時記憶領域を提供するためのRAM22b
とから構成されている。RAM22bには情報が格納さ
れる。
【0030】操作手段23は、操作データや設定データ
をCPU21に与えるためのものであり、例えばキーボ
ード、ジョイスティック等のポインティングデバイス、
及び画像出力手段24のディスプレイの表示画面上に設
けられるパネルスイッチ(タッチパネル)等から構成さ
れる。
【0031】画像出力手段24は、画像又は文字の形式
で情報を表示するものであり、ディスプレイ装置であ
る。画像出力手段24には、出力させたい施設情報の種
類を指定するために、施設情報選択画面が表示されるよ
うになっている。なお、施設情報の種類とは、前述した
施設種類データに相当するものであり、駐車場、レスト
ラン、映画館といったものである。音声出力手段25
は、音声情報の形式で情報を出力する周知の音声合成装
置である。画像出力手段24及び音声出力手段25によ
って、情報を画像、文字及び音声の少なくとも1つの形
式で出力する「出力手段」が構成されている。
【0032】通信制御手段26は、無線送信装置3から
送信される情報を受信する受信手段27を制御するとと
もに、受信手段27により受信した情報をCPU21へ
与えるためのものである。28は、受信手段27に設け
られたアンテナである。上記通信制御手段26、受信手
段27及びアンテナ28によって、無線送信装置から送
信される情報を受信する「通信手段」が構成されてい
る。
【0033】次に、図5に示すフローチャートを参照し
て、無線送信装置3から送信される情報を無線受信出力
装置2が受信して出力する動作について説明する。
【0034】CPU21は、情報の受信及び出力を行う
ための受信操作が操作手段23に対して行われたか否か
を常時監視しており(ステップST1)、上記受信操作
が行われると(ステップST1で“Y”)、通信制御手
段26を制御して受信手段27による受信動作を行わせ
る(ステップST2)。
【0035】受信手段27は、情報通信装置3の送信手
段34から常時送信されている情報を受信して通信制御
手段26に与え、受信手段27によって受信された情報
をRAM22bに格納する(ステップST3)。この
際、施設情報は、それに付加されている施設種類データ
に基づいて種類別に編集されて格納される。
【0036】次いで、CPU21は、画像出力手段24
に施設情報選択画面を表示させて、操作手段23による
施設情報の選択操作を促す(ステップST4)。選択操
作がなされると(ステップST5で“Y”)、選択操作
によって指定された種類の施設情報をRAM22bから
読み出して画像出力手段24及び音声出力手段25の一
方又は双方により出力させる(ステップST6)。
【0037】CPU21は、情報の受信及び出力動作を
停止させるための終了操作が操作手段23に対して行わ
れた否かを監視し(ステップST7)、上記終了操作が
なされれば(ステップST7で“Y”)、無線受信出力
装置2の動作をいったん終了する。一方、上記終了操作
がなされなければ(ステップST7で“N”)、ステッ
プST1の受信操作の有無の監視動作に移行する。上述
したステップST5,ST6の処理を行うCPU21
は、操作手段の操作に基づいて指定された情報を施設種
類データに基づいて記憶手段から読み出す「読出し制御
手段」を構成している。
【0038】上述の構成による情報提供装置によれば、
無線受信出力装置Dがある通信エリア(以下、第1の通
信エリアという)から隣の通信エリア(以下、第2の通
信エリアという)に移動したときには、第1の通信エリ
アを担当する無線送信装置3から送信される電波の強度
が微弱になって受信されなくなり、これに代わって第2
の通信エリアを担当する無線送信装置3から送信される
電波の強度が大きくなって受信可能となる。したがっ
て、無線受信出力装置2が出力する情報は、その無線受
信出力装置Dが存在する通信エリアに関連付けされた情
報に変更される。
【0039】上述の構成によれば、無線受信出力装置D
は、通信エリアに関連づけされた情報を無線送信装置B
から随時受信して、画像、文字及び音声等によって出力
することができる。したがって、従来のカーナビと違っ
て、コストのかかるCD−ROM等の記憶媒体、そのド
ライバ装置及び測位手段が不要であるため、情報処理に
関わるハードウェア及びソフトウェアが簡素化され、か
つ、利用者が必要とする情報を適確に提供することがで
きるという利点がある。また、情報提供者側において
は、ATISやVICSの情報提供システムと違って、
中央処理装置を設ける必要がなく、その中央装置と多数
の送信装置とを通信回線で結ぶ等の設備費用及び管理維
持費用がかからず、無線送信装置を適宜設備するだけで
よいので、設備に要する費用が比較的安価で済む。無線
送信装置Bは、限定された通信エリア内の情報源装置3
0から提供された情報を処理するだけで済む。このため
取り扱う情報量が少ないから通信エリア内に点在する小
規模な駐車場の満空情報や名所案内といった観光情報等
のきめ細かな施設情報を無線受信出力装置Dに送信する
ことができる。
【0040】なお、上述の構成では、無線受信出力装置
Dの操作手段23によって指定された種類の施設の情報
を出力させるので、必要な情報のみを選択して得ること
ができるので、施設情報の確認のために要する時間が短
くて済むから好ましい。しかしながら、全ての情報を出
力させるようにしてもよいことはもちろんである。
【0041】また、無線送信装置Bのデータベース13
に格納されている施設の情報は、情報源装置30から与
えられる情報によって更新されるので、無線受信出力装
置Dは、時間経過とともに変化する変動情報として常に
新しい情報を得ることができる。すなわち、あるエリア
に存在するものに対して、同エリア内の施設の利用状況
等の変動情報を随時又は必要時に提供することができ
る。
【0042】なお、上述した第1の実施の形態におい
て、通信エリア間の境界地点では、複数の無線送信装置
3からの送信電波が到達するため、複数の情報のどれを
選択して出力すべきか、混乱するおそれもある。上記不
都合を解消する第2の実施の形態について説明すると、
無線送信装置3が送信する情報に、無線送信装置3が担
当する通信エリアを示すエリア識別データを含ませてお
き、図6に示すフローチャートの動作を実行すればよ
い。
【0043】CPU21は、図4のフローチャートと同
様に、受信操作の有無を監視して(ステップST1
0)、受信操作がなされると、受信動作を実行して情報
を受信する(ステップST11)。
【0044】次いで、CPU21は、既にRAM22b
(記憶手段)に格納されている情報に含まれているエリ
ア識別データと、新たに受信した情報に含まれているエ
リア識別種類データとを比較して、RAM22aに格納
されている情報の交換が必要か否かを判定し(ステップ
ST12)、その判定結果が“Y”であれば、新たに受
信する情報をRAM22aに格納して情報を交換する
(ステップST13)。
【0045】次いで、CPU21は、画像出力手段24
に施設情報選択画面を表示させて、操作手段23による
施設情報の選択操作を促す(ステップST14)。選択
操作がなされると(ステップST15で“Y”)、選択
操作によって指定された種類の施設情報をRAM22b
から読み出して画像出力手段24及び音声出力手段25
の一方又は双方により出力させる(ステップST1
6)。次いで、終了操作の実行の有無を判定し(ステッ
プST15)、肯定ならば終了し、否定ならばステップ
ST10に移行して受信操作を待機する。一方、ステッ
プST11の判定結果が“N”ならば、直ちにステップ
ST14に移行する。
【0046】上記構成によれば、受信した情報に含まれ
るエリア識別データが以前のエリア識別データに比較し
て変化したことをもって、通信エリアの移動を認識する
ことができる。そして、通信エリアの移動を認識した場
合には、出力手段に出力するための情報を、移動した先
の通信エリアを担当する無線送信装置3から送信される
情報によって確実に交換することができる。
【0047】上述した第1の実施の形態及び第2の実施
の形態では、操作手段23に対して受信操作を行わない
と、情報の受信動作が実行されないが、所定時間毎に自
動的に受信動作を実行するようにしてもよい。この場合
には、無線受信装置Dに対していちいち受信操作するこ
となく、移動先の通信エリアに対応する情報を随時に得
ることができる利点がある。
【0048】上述した第1の実施の形態及び第2の実施
の形態では、情報が無線送信装置Bから無線受信出力装
置Bへ対して一方向に送信される場合について説明し
た。これに対して、既存のPHS(Personal Handy phon
e System) 網の設備を用いて本発明装置を構築すること
も可能である。以下、PHS網を用いた第3の実施の形
態について説明する。
【0049】図7及び図8は、PHS網の設備を用いて
構成された実施の形態を示すブロック図であり、図9及
び図10は、動作フローチャートである。図7に示すよ
うに、無線送信装置B1は、PHS基地局に対応して設
けられており、図3の無線送信装置Bに比較して、第1
通信制御手段14及び送信手段15が存在せず、通信イ
ンターフェース手段14Aを介してPHS基地局4に接
続されている点だけが異なっている。無線送信手段B1
は、PHS基地局4のPHS回線を用いて無線受信出力
装置D1のPHS端末27Aと通信パスを設定して、情
報の送信動作を行う。
【0050】一方、図8に示すように、無線受信出力手
段D1は、図4の無線受信出力装置Dに比較して、受信
手段27の代わりとしてPHS端末27Aを用いる点だ
けが異なっている。なお、PHS端末27Aは、PHS
回線を用いてデータ通信を行う機能を有しているもので
あればよく、音声通信機能は必要ない。
【0051】まず、図9を参照して無線受信出力装置D
1の動作について説明すると、無線受信出力装置D1の
CPU21は、操作手段23に受信操作がなされた否か
を監視しており(ステップST20)。操作手段23に
対して受信操作がなされて、ステップST20が“Y”
となると、CPU21は、通信制御手段26に対して通
信パスの設定を行う旨の指令を与える。これにより、通
信制御手段手段26は、PHS端末27Aを制御してP
HS基地局4に対して通信パスを設定する(ステップS
T21)。なお、PHS端末27Aと通信パスが設定さ
れるPHS基地局4は常に1つだけだから、情報にエリ
ア識別データを含ませて通信エリアの識別を行う必要は
ない。
【0052】通信パスが設定されると、CPU21は、
画像出力手段24に施設情報選択画面を表示させて、操
作手段23による施設情報の選択操作を促す(ステップ
ST22)。選択操作がなされると(ステップST23
で“Y”)、選択操作によって指定された種類の施設情
報を要求する種類指定コマンドと、情報送信自体を要求
する情報送信要求コマンドとを生成する(ステップST
24)。次いで、CPU21は、上記2つのコマンドを
通信制御手段26を用いてPHS端末27Aから送信さ
せる(ステップST25)。
【0053】ここで、図10に移って無線送信装置B1
の動作を説明すると、上記情報送信要求コマンド及び種
類指定コマンドとを受信したPHS基地局4は、その2
つのコマンドを通信インターフェース手段14Aを介し
てCPU11に与える。CPU11は、上記2つのコマ
ンドを受け付けたか否かを常時監視しており(ステップ
ST30)、上記2つのコマンドを受け付け得ると(ス
テップST30で“Y”)、データベース13から種類
指定コマンドに基づいて情報を選択して読み出して(ス
テップST31)、通信インターフェース手段14を介
してPHS基地局4に与える。この結果、PHS基地局
4は、上記情報を送信する(ステップST32)。
【0054】再び、図9に戻って説明を続けると、CP
U21は、PHS基地局4から送信されたデータベース
13の情報を受信すると(ステップST26)、受信し
た情報をRAM23bに格納し(ステップST27)、
その情報を画像出力手段24及び音声出力手段25の一
方又は双方から出力させる(ステップST28)。
【0055】そして、終了操作の実行の有無を判定し
(ステップST29)、“Y”ならば、通信パスの切断
処理を実行する旨の指令を通信制御手段26に与えて通
信処理を終了する。一方、ステップST29の判定結果
が“N”ならば、ステップST20に移行して受信操作
を待機する。
【0056】上述したように、この第3の実施の形態に
よれば、無線送信装置B1をPHS基地局4に対応して
設け、PHS基地局4のPHS回線を用いて無線受信出
力装置D1に情報を送信するようにしたので、先に説明
した第1の実施の形態及び第2の実施の形態と異なり、
送信手段15の代わりにPHS基地局4の機能を利用す
るため、送信手段15に相当するハードウェアのコスト
を削減することができる利点がある。
【0057】なお、第1の実施の形態及び第2の実施の
形態で示した無線受信出力装置Dの内、通信制御手段2
6及び受信手段27を除く部分については、汎用的な情
報処理装置、例えばノートパソコンやPDA(Personal
Digital Assistance:携帯可能な個人向け情報機器) 等
を用いて構成することも可能である。これと同様に、第
3の実施の形態で示した無線受信出力装置D1の内、通
信制御手段26及びPHS端末27Aを除く部分につい
ては、PHS端末と接続することにより、PHS回線を
介してデータ通信を行う汎用的な情報処理装置、例えば
上記ノートパソコンやPDA等を用いて構成することも
可能である。また、データ通信のためにPHS端末を組
み込こんだ形式のPDAを用いて構成することも可能で
ある。
【0058】前述したように、無線送信装置B,B1の
データベース13の情報が情報源装置30によって更新
されている限り、無線受信出力装置2は、最新の情報を
受信して出力することが可能である。したがって、施設
情報の内、時間経過とともに変化する変動情報(例えば
駐車場の満空情報等)の最新情報を無線受信出力装置
D,D1によって受信して出力することができる。な
お、上述した第3の実施の形態の構成では、無線送信装
置B1は、無線受信装置D1からPHS回線を介して受
信した施設種類指定コマンドに基づいてデータベース1
3から情報を選択して、無線受信装置D1に送信する。
したがって、無線受信装置D1側では、必要な情報だけ
を得ることができるから無線送信装置B1から情報を得
るために要する情報送信時間が少なくて済む利点もあ
る。なお、情報送信時間が多少延びてもよければ、施設
種類指定コマンドを用いることなく、無線送信装置B1
から無線受信出力装置D1に当該通信エリアの施設情報
全てを送信するようにしてもよい。この場合には、前述
した第1の実施の形態の場合と同様に、記憶手段22に
格納されている施設情報を出力する際に、画像出力手段
24に表示された施設種類選択画面に従って、操作手段
23を操作することにより、所望の種類の施設情報を選
択して出力させるようにすればよい。
【0059】上述した第1の実施の形態〜第3の実施の
形態では、無線送信装置から無線受信出力装置へ送信す
る情報として、時間経過とともに変動する駐車場の満空
情報を例にとって説明したが、本発明は、これに限定さ
れるものではない。施設情報の内でも時間経過とともに
変化しない固定情報を提供してもよい。また、施設情報
として、ある施設で行われる催事等の案内情報を提供し
てもよい。
【0060】なお、無線送信装置B,B1の記憶手段1
2及び無線受信出力装置D,D1の記憶手段22は、R
OM及びRAMの他、任意の記憶装置、例えばフロッピ
ーディスクドライバやハードディスクドライバを有して
いてもよい。
【0061】上述の説明では、無線受信出力装置とし
て、自動車等の移動体に搭載して使用する形式のものを
示したが、本発明装置はこれに限定されるものではな
い。無線受信出力装置としては、一般の事務所や家庭等
のように固定された位置において使用される形式のもの
であってもよい。無線受信出力装置は、それが固定位置
において使用されるのであれば、通信制御手段及び受信
手段(PHS端末)以外の部分をデスクトップ型等のパ
ーソナルコンピュータによって構成することも可能であ
る。すなわち、無線受信出力装置を一般の事務所や家庭
等のように固定された位置に設けた場合には、それらの
位置からも無線送信装置から送信される情報を受信して
出力させることができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、無線受信出力
装置は、通信エリアに関連づけされた情報を無線送信装
置から受信して、画像、文字及び音声等によって出力す
ることができる。したがって、従来のカーナビと違っ
て、CD−ROM等の記憶媒体から情報を読み出す必要
がないからハードウェア及びソフトウェアを簡素化して
安価に構成することができ、かつ、利用者が必要とする
情報を適確に提供することができる。
【0063】請求項2の発明によれば、無線受信出力装
置の操作手段によって指定された種類の施設の情報を選
択して出力させることができるので、所望の情報を短時
間に得ることができる。
【0064】請求項3の発明によれば、無線送信装置の
データベースに格納されている施設の情報は、情報源装
置から与えられる情報によって更新されるので、受信出
力装置は、時間経過とともに変化する変動情報として常
に新しい情報を得ることができる。すなわち、あるエリ
アに存在するものに対して、同エリア内の施設の利用状
況等の変動情報を随時又は必要時に提供することができ
る。また、情報提供者側においては、ATISやVIC
Sの情報提供システムと違って、中央装置と多数の送信
装置とを通信回線で結ぶ必要がないので、設備費用及び
管理維持費用がかからず、無線送信装置を適宜設備する
だけでよいので、設備に要する費用が比較的安価で済
む。無線送信装置は、それが受け持つ通信エリア内の限
定された情報だけを処理すればよく、取り扱う情報量が
少ないので、通信エリア内の施設に関するきめ細かい情
報を収集して提供することができる。
【0065】請求項4の発明によれば、PHS基地局に
接続された無線送信装置と、無線受信出力装置との間に
PHS回線による通信パスを設定し、その通信パスを介
して情報の要求及び情報の送信を行う。したがって、無
線送信装置の送信手段に関わるコストを削減することが
できる。
【0066】請求項5の発明によれば、無線送信装置
は、無線受信出力装置からPHS回線を介して受信した
施設種類指定コマンドに基づいてデータベースから情報
を選択して、無線受信出力装置に送信する。したがっ
て、必要な情報だけを得ることができるので、無線送信
装置から情報を得るために要する時間が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の概念を説明する模式図である。
【図2】通信エリアの具体例を説明する鳥かん図であ
る。
【図3】本発明装置の第1の実施の形態における無線送
信装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明装置の第1の実施の形態における無線受
信出力装置の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明装置の第1の実施の形態における動作を
示すフローチャートである。
【図6】本発明装置の第2の実施の形態における動作を
示すフローチャートである。
【図7】本発明装置の第3の実施の形態における無線送
信装置の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明装置の第3の実施の形態における無線受
信出力装置の構成を示すブロック図である。
【図9】第3の実施の形態における動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図10】第3の実施の形態における動作を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
A 通信エリア B,B1 無線送信装置 11 CPU 12 記憶手段 13 データベース 14 第1通信制御手段 15 送信手段 17 第2通信制御手段 18 通信手段 19 操作手段 C 移動体 D,D1 無線受信出力装置 21 CPU 22 記憶手段 23 操作手段 24 画像出力手段 25 音声出力手段 26 通信制御手段 27 受信手段 27A PHS端末 4 PHS基地局 30 情報源装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G01S 5/02 H04B 7/26 109M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各通信エリア毎に設置された無線送信装
    置と、無線受信出力装置とを有してなり、 前記無線送信装置は、それが受け持つ通信エリア内に存
    在する施設に関する情報を格納するデータベースを有
    し、前記データベースに格納されている前記施設情報を
    前記通信エリア内に無線送信するものであり、 前記無線受信出力装置は、前記無線送信装置から送信さ
    れる前記情報を受信して、前記情報を文字、画像及び音
    声の少なくとも一つの形式で出力するものであること、 を特徴とする情報提供装置。
  2. 【請求項2】 無線送信装置は、データベースに複数種
    類の施設に関する情報を前記施設の種類を示す施設種類
    データとともに記憶して送信するものであり、 無線受
    信出力装置は、前記無線送信装置から送信される情報を
    受信する通信手段と、受信した情報を前記施設種類デー
    タ毎に記憶する記憶手段と、操作者が出力を希望する施
    設の種類を指定する操作手段と、前記操作手段の操作に
    基づいて指定された種類の情報を前記施設種類データに
    基づいて前記記憶手段から読み出す読出し制御手段と、
    読み出された情報を文字、画像及び音声の少なくとも一
    つの形式で出力する出力手段とを有することを特徴とす
    る請求項1記載の情報提供装置。
  3. 【請求項3】 各通信エリア内に存在する施設に設備さ
    れた情報源装置と、前記各通信エリア毎に設置された無
    線送信装置と、無線受信出力装置とを有してなり、 前記情報源装置は、当該施設の情報を、その施設の種類
    を示す施設種類データとともに、利用状況に変化が発生
    する都度に又は定期的に、当該通信エリアを受け持つ無
    線送信装置に送信するものであり、 前記無線送信装置は、前記情報源装置から受信した情報
    を前記施設種類データに基づいて施設の種類別に編集し
    て格納するデータベースを有し、前記データベースに格
    納されている前記情報を、前記施設種類データととも
    に、前記通信エリアに無線送信するものであり、 前記無線受信出力装置は、前記無線送信装置から送信さ
    れる情報及び前記施設種類データを受信する通信手段
    と、受信した情報を前記施設種類データに基づいて施設
    の種類別に記憶する記憶手段と、操作者が出力を希望す
    る施設の種類を指定する操作手段と、前記操作手段の操
    作に基づいて指定された種類の施設の情報を前記記憶手
    段から読み出す読出し制御手段と、読み出された情報を
    文字、画像及び音声の少なくとも一つの形式で出力する
    出力手段とを有すること、 を特徴とする情報提供装置。
  4. 【請求項4】 無線送信装置は、PHS基地局に接続さ
    れて設けられており、データベースの情報を前記PHS
    基地局からPHS回線を介して前記PHS基地局の通信
    エリア内に送信するものであり、 無線受信出力装置の通信手段は、PHS回線を介して基
    地局に接続された前記無線送信装置に情報の送信を要求
    し、かつ、その送信要求に対応して同基地局から送信さ
    れる情報を受信するものであること、 を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の情
    報提供装置。
  5. 【請求項5】 無線受信出力装置の通信手段は、PHS
    回線を介して基地局に接続された無線送信装置に情報の
    送信を要求する際に、操作手段に対してなされた操作者
    による施設の種類を指定する動作に応じて施設種類指定
    コマンドを生成するともに、その施設種類指定コマンド
    をPHS回線を介して無線送信装置に送信するものであ
    り、 前記無線送信装置は、前記施設種類指定コマンドに基づ
    いて前記データベースから情報を選択して読出して前記
    PHS基地局を介して前記無線受信装置に送信するもの
    であること、 を特徴とする請求項4記載の情報提供装置。
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