JPH10147989A - 圧着ガスケット組立体 - Google Patents
圧着ガスケット組立体Info
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- JPH10147989A JPH10147989A JP30668596A JP30668596A JPH10147989A JP H10147989 A JPH10147989 A JP H10147989A JP 30668596 A JP30668596 A JP 30668596A JP 30668596 A JP30668596 A JP 30668596A JP H10147989 A JPH10147989 A JP H10147989A
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- gasket
- crimp
- pin
- crimping
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 挿着操作が容易で優れた外観を呈することが
可能な圧着ガスケット組立体を提供する。 【解決手段】 本発明の圧着ガスケット組立体10は、圧
着ガスケット部11、圧着プレート部12、及びロックピン
部13から成り、圧着ガスケット部11が、雌型係合部17を
凹設した略T字状の横断面を有する躯体部11aにシール
リップ部14を突設して成り、圧着プレート部12が、比較
的長尺で略平板状に形成され、ロックピン部13が、ピン
頭部18で圧着プレート部12を支持しながらピン・ステム
部21の中間域外周面に沿って雌型係合部17と係合可能な
雄型係合部19を凸設し、且つ雄型係合部19よりも上方の
ピン・ステム部21の外周面に切り欠き部20を凹設して成
るので、圧着プレート部11と、圧着ガスケット11によっ
て目地近傍の外壁用ボード1の内外面を挟持、圧着して
目地開口部2に対しシールリップ部14の側圧で間隙を完
全に密封することを可能にする。
可能な圧着ガスケット組立体を提供する。 【解決手段】 本発明の圧着ガスケット組立体10は、圧
着ガスケット部11、圧着プレート部12、及びロックピン
部13から成り、圧着ガスケット部11が、雌型係合部17を
凹設した略T字状の横断面を有する躯体部11aにシール
リップ部14を突設して成り、圧着プレート部12が、比較
的長尺で略平板状に形成され、ロックピン部13が、ピン
頭部18で圧着プレート部12を支持しながらピン・ステム
部21の中間域外周面に沿って雌型係合部17と係合可能な
雄型係合部19を凸設し、且つ雄型係合部19よりも上方の
ピン・ステム部21の外周面に切り欠き部20を凹設して成
るので、圧着プレート部11と、圧着ガスケット11によっ
て目地近傍の外壁用ボード1の内外面を挟持、圧着して
目地開口部2に対しシールリップ部14の側圧で間隙を完
全に密封することを可能にする。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、建築材料の一種で
ある外壁用ボード、ユニットバス等の目地開口部を密封
する圧着ガスケット組立体の構造に関するものである。
ある外壁用ボード、ユニットバス等の目地開口部を密封
する圧着ガスケット組立体の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数枚の前記外壁用ボードは、互
いに境界面に僅かな間隙を有する継ぎ目、所謂目地を置
いて建築現場の所定位置に組付けられ、該目地の僅かな
間隙内に適当なシール部材を挿着して気密及び水密性を
付与し、且つ各外壁用ボードの寸法誤差、熱収縮、膨
張、振動等の寸法上の変動を吸収して外壁面の平面性を
維持するように固定されていた。
いに境界面に僅かな間隙を有する継ぎ目、所謂目地を置
いて建築現場の所定位置に組付けられ、該目地の僅かな
間隙内に適当なシール部材を挿着して気密及び水密性を
付与し、且つ各外壁用ボードの寸法誤差、熱収縮、膨
張、振動等の寸法上の変動を吸収して外壁面の平面性を
維持するように固定されていた。
【0003】図5は、従来の外壁用ボード1において多
用されていた前記目地のシール方法の代表例を示す要部
正面図である。前記各外壁用ボード1の目地開口部2に
よって画成される前記間隙内には、例えば、熱可塑性樹
脂やゴム材を押出成形して成る長尺の圧着ガスケット3
が挿着されていた。前記圧着ガスケット3は、その躯体
部の両側に複数のシールリップ4を突設し、前記目地開
口部2に対して該シールリップ4による側圧を与えて気
密及び水密性効果を得ていた。
用されていた前記目地のシール方法の代表例を示す要部
正面図である。前記各外壁用ボード1の目地開口部2に
よって画成される前記間隙内には、例えば、熱可塑性樹
脂やゴム材を押出成形して成る長尺の圧着ガスケット3
が挿着されていた。前記圧着ガスケット3は、その躯体
部の両側に複数のシールリップ4を突設し、前記目地開
口部2に対して該シールリップ4による側圧を与えて気
密及び水密性効果を得ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記圧
着ガスケット3は、気密及び水密性効果を前記複数のシ
ールリップ4の前記目地開口部2に対する側圧作用のみ
に依存しているので、前記各外壁用ボード1の寸法誤
差、熱収縮、膨張、振動等の寸法上の変動が生じ、前記
目地の幅寸法にも変動が誘発されると、その変動量によ
っては追従できず、前記目地から脱落してしまうトラブ
ルが発生し易かった。
着ガスケット3は、気密及び水密性効果を前記複数のシ
ールリップ4の前記目地開口部2に対する側圧作用のみ
に依存しているので、前記各外壁用ボード1の寸法誤
差、熱収縮、膨張、振動等の寸法上の変動が生じ、前記
目地の幅寸法にも変動が誘発されると、その変動量によ
っては追従できず、前記目地から脱落してしまうトラブ
ルが発生し易かった。
【0005】本発明は、前述した従来技術の問題点を解
消し、挿着操作が容易で優れた外観を呈することが可能
で且つ脱落のない圧着ガスケット組立体を提供すること
を目的とするものである。
消し、挿着操作が容易で優れた外観を呈することが可能
で且つ脱落のない圧着ガスケット組立体を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
圧着ガスケット部、圧着プレート部、及びロックピン部
から成る圧着ガスケット組立体であって、前記圧着ガス
ケット部が、比較的長尺で、立下部及びフランジ部から
成る略T字状の横断面を有する躯体部を有し、前記立下
部の両側面に比較的長尺のシールリップ部を突設し、更
に前記立下部の軸芯方向に沿って雌型係合部を凹設して
成り、前記圧着プレート部が、比較的長尺で略平板状の
前記フランジ部と略同等の幅を有して成り、前記ロック
ピン部が、ピン頭部で前記圧着プレート部を支持しなが
ら該圧着プレート部を貫通し、そのピン・ステム部の中
間域外周面に沿って前記雌型係合部と係合可能な雄型係
合部を凸設し、且つ前記雄型係合部よりも上方の前記ピ
ン・ステム部の外周面に切り欠き部を凹設して成ること
を特徴とする圧着ガスケット組立体によって達成され
る。
圧着ガスケット部、圧着プレート部、及びロックピン部
から成る圧着ガスケット組立体であって、前記圧着ガス
ケット部が、比較的長尺で、立下部及びフランジ部から
成る略T字状の横断面を有する躯体部を有し、前記立下
部の両側面に比較的長尺のシールリップ部を突設し、更
に前記立下部の軸芯方向に沿って雌型係合部を凹設して
成り、前記圧着プレート部が、比較的長尺で略平板状の
前記フランジ部と略同等の幅を有して成り、前記ロック
ピン部が、ピン頭部で前記圧着プレート部を支持しなが
ら該圧着プレート部を貫通し、そのピン・ステム部の中
間域外周面に沿って前記雌型係合部と係合可能な雄型係
合部を凸設し、且つ前記雄型係合部よりも上方の前記ピ
ン・ステム部の外周面に切り欠き部を凹設して成ること
を特徴とする圧着ガスケット組立体によって達成され
る。
【0007】更に、本発明のかかる目的は、圧着ガスケ
ット部、圧着プレート部、ロックピン部、及び化粧キャ
ップ部から成る圧着ガスケット組立体であって、前記圧
着ガスケット部が、比較的長尺で、立下部及びフランジ
部から成る略T字状の横断面を有する躯体部を有し、前
記立下部の両側面に比較的長尺のシールリップ部を突設
し、前記立下部の軸芯方向に沿って雌型係合部を凹設
し、更に前記フランジ部の外面に係止爪部を突設して成
り、前記圧着プレート部が、比較的長尺で略平板状の前
記フランジ部と略同等の幅を有して成り、前記ロックピ
ン部が、ピン頭部で前記圧着プレート部を支持しながら
該圧着プレート部を貫通し、そのピン・ステム部の中間
域外周面に沿って前記雌型係合部と係合可能な雄型係合
部を凸設し、且つ前記雄型係合部よりも上方の前記ピン
・ステム部の外周面に切り欠き部を凹設して成り、前記
化粧キャップ部が、前記圧着ガスケット部の外面に嵌着
可能なように係止爪部を突設して成ることを特徴とする
圧着ガスケット組立体によって達成される。
ット部、圧着プレート部、ロックピン部、及び化粧キャ
ップ部から成る圧着ガスケット組立体であって、前記圧
着ガスケット部が、比較的長尺で、立下部及びフランジ
部から成る略T字状の横断面を有する躯体部を有し、前
記立下部の両側面に比較的長尺のシールリップ部を突設
し、前記立下部の軸芯方向に沿って雌型係合部を凹設
し、更に前記フランジ部の外面に係止爪部を突設して成
り、前記圧着プレート部が、比較的長尺で略平板状の前
記フランジ部と略同等の幅を有して成り、前記ロックピ
ン部が、ピン頭部で前記圧着プレート部を支持しながら
該圧着プレート部を貫通し、そのピン・ステム部の中間
域外周面に沿って前記雌型係合部と係合可能な雄型係合
部を凸設し、且つ前記雄型係合部よりも上方の前記ピン
・ステム部の外周面に切り欠き部を凹設して成り、前記
化粧キャップ部が、前記圧着ガスケット部の外面に嵌着
可能なように係止爪部を突設して成ることを特徴とする
圧着ガスケット組立体によって達成される。
【0008】更に、本発明のかかる目的は、前記圧着ガ
スケット部の前記雌型係合部及び前記ロックピン部の前
記雄型係合部が、夫々軸芯と直交して平行リング形状に
配設されて成ることを特徴とする圧着ガスケット組立体
によって達成される。
スケット部の前記雌型係合部及び前記ロックピン部の前
記雄型係合部が、夫々軸芯と直交して平行リング形状に
配設されて成ることを特徴とする圧着ガスケット組立体
によって達成される。
【0009】更に、本発明のかかる目的は、前記圧着ガ
スケット部の前記雌型係合部及び前記ロックピン部の前
記雄型係合部が、夫々軸芯と交差して螺旋形状に配設さ
れて成ることを特徴とする圧着ガスケット組立体によっ
て達成される。
スケット部の前記雌型係合部及び前記ロックピン部の前
記雄型係合部が、夫々軸芯と交差して螺旋形状に配設さ
れて成ることを特徴とする圧着ガスケット組立体によっ
て達成される。
【0010】更に、本発明のかかる目的は、前記化粧キ
ャップ部が、その内面に気密材を付設又は一体にして成
ることを特徴とする圧着ガスケット組立体によって達成
される。
ャップ部が、その内面に気密材を付設又は一体にして成
ることを特徴とする圧着ガスケット組立体によって達成
される。
【0011】本発明の圧着ガスケット組立体は、圧着ガ
スケット部、圧着プレート部、及びロックピン部から成
る圧着ガスケット組立体であって、前記圧着ガスケット
部が、比較的長尺で、立下部及びフランジ部から成る略
T字状の横断面を有する躯体部を有し、前記立下部の両
側面に比較的長尺のシールリップ部を突設し、更に前記
立下部の軸芯方向に沿って雌型係合部を凹設して成り、
前記圧着プレート部が、比較的長尺で略平板状の前記フ
ランジ部と略同等の幅を有して成り、前記ロックピン部
が、ピン頭部で前記圧着プレート部を支持しながら該圧
着プレート部を貫通し、そのピン・ステム部の中間域外
周面に沿って前記雌型係合部と係合可能な雄型係合部を
凸設し、且つ前記雄型係合部よりも上方の前記ピン・ス
テム部の外周面に切り欠き部を凹設して成るので、前記
外壁用ボードの前記目地の間隙を貫通した該外壁用ボー
ドの内面に対向する前記圧着プレート部と、前記外壁用
ボードの外面に対向する前記圧着ガスケットの前記フラ
ンジ部によって前記目地近傍の外壁用ボードの内外面が
挟持され、且つ前記ロックピン部を介して圧着される一
方、前記目地開口部に対し前記シールリップ部が側圧を
与えて前記間隙を完全に密封する。
スケット部、圧着プレート部、及びロックピン部から成
る圧着ガスケット組立体であって、前記圧着ガスケット
部が、比較的長尺で、立下部及びフランジ部から成る略
T字状の横断面を有する躯体部を有し、前記立下部の両
側面に比較的長尺のシールリップ部を突設し、更に前記
立下部の軸芯方向に沿って雌型係合部を凹設して成り、
前記圧着プレート部が、比較的長尺で略平板状の前記フ
ランジ部と略同等の幅を有して成り、前記ロックピン部
が、ピン頭部で前記圧着プレート部を支持しながら該圧
着プレート部を貫通し、そのピン・ステム部の中間域外
周面に沿って前記雌型係合部と係合可能な雄型係合部を
凸設し、且つ前記雄型係合部よりも上方の前記ピン・ス
テム部の外周面に切り欠き部を凹設して成るので、前記
外壁用ボードの前記目地の間隙を貫通した該外壁用ボー
ドの内面に対向する前記圧着プレート部と、前記外壁用
ボードの外面に対向する前記圧着ガスケットの前記フラ
ンジ部によって前記目地近傍の外壁用ボードの内外面が
挟持され、且つ前記ロックピン部を介して圧着される一
方、前記目地開口部に対し前記シールリップ部が側圧を
与えて前記間隙を完全に密封する。
【0012】更に、本発明の圧着ガスケット組立体は、
圧着ガスケット部、圧着プレート部、ロックピン部、及
び化粧キャップ部から成る圧着ガスケット組立体であっ
て、前記圧着ガスケット部が、比較的長尺で、立下部及
びフランジ部から成る略T字状の横断面を有する躯体部
を有し、前記立下部の両側面に比較的長尺のシールリッ
プ部を突設し、前記立下部にその軸芯方向に沿って雌型
係合部を凹設し、更に前記フランジ部の外面に係止爪部
を突設して成り、前記圧着プレート部が、比較的長尺で
略平板状の前記フランジ部と略同等の幅を有して成り、
前記ロックピン部が、ピン頭部で前記圧着プレート部を
支持しながら該圧着プレート部を貫通し、そのピン・ス
テム部の中間域外周面に沿って前記雌型係合部と係合可
能な雄型係合部を凸設し、且つ前記雄型係合部よりも上
方の前記ピン・ステム部の外周面に切り欠き部を凹設し
て成り、前記化粧キャップ部が、前記圧着ガスケット部
の外面に嵌着可能なように係止爪部を突設して成るの
で、前記外壁用ボードの前記目地の間隙を貫通して該外
壁用ボードの内面に対向する前記圧着プレート部と、前
記外壁ボードの外面に対向する前記圧着ガスケットの前
記フランジ部によって前記目地近傍の外壁用ボードの内
外面が挟持され、且つ前記ロックピン部を介して圧着さ
れる一方、前記目地開口部に対し前記シールリップ部が
側圧を与えて前記間隙を完全に密封する。更に、前記化
粧キャップ部を前記圧着ガスケット部の外面に嵌着する
ことによって、前記目地の外観を損なうことが避けられ
る。
圧着ガスケット部、圧着プレート部、ロックピン部、及
び化粧キャップ部から成る圧着ガスケット組立体であっ
て、前記圧着ガスケット部が、比較的長尺で、立下部及
びフランジ部から成る略T字状の横断面を有する躯体部
を有し、前記立下部の両側面に比較的長尺のシールリッ
プ部を突設し、前記立下部にその軸芯方向に沿って雌型
係合部を凹設し、更に前記フランジ部の外面に係止爪部
を突設して成り、前記圧着プレート部が、比較的長尺で
略平板状の前記フランジ部と略同等の幅を有して成り、
前記ロックピン部が、ピン頭部で前記圧着プレート部を
支持しながら該圧着プレート部を貫通し、そのピン・ス
テム部の中間域外周面に沿って前記雌型係合部と係合可
能な雄型係合部を凸設し、且つ前記雄型係合部よりも上
方の前記ピン・ステム部の外周面に切り欠き部を凹設し
て成り、前記化粧キャップ部が、前記圧着ガスケット部
の外面に嵌着可能なように係止爪部を突設して成るの
で、前記外壁用ボードの前記目地の間隙を貫通して該外
壁用ボードの内面に対向する前記圧着プレート部と、前
記外壁ボードの外面に対向する前記圧着ガスケットの前
記フランジ部によって前記目地近傍の外壁用ボードの内
外面が挟持され、且つ前記ロックピン部を介して圧着さ
れる一方、前記目地開口部に対し前記シールリップ部が
側圧を与えて前記間隙を完全に密封する。更に、前記化
粧キャップ部を前記圧着ガスケット部の外面に嵌着する
ことによって、前記目地の外観を損なうことが避けられ
る。
【0013】更に、本発明の圧着ガスケット組立体は、
前記圧着ガスケット部が、前記フランジ部の内面に気密
材を付設又は一体にして成るので、前記外壁用ボードの
外面と前記フランジ部の内面間の密封性が一層強化され
る。
前記圧着ガスケット部が、前記フランジ部の内面に気密
材を付設又は一体にして成るので、前記外壁用ボードの
外面と前記フランジ部の内面間の密封性が一層強化され
る。
【0014】更に、本発明の圧着ガスケット組立体は、
前記圧着プレート部が、その内面に気密材を付設又は一
体にして成るので、前記外壁用ボードの内面と前記圧着
プレート部の内面間の密封性が一層強化される。
前記圧着プレート部が、その内面に気密材を付設又は一
体にして成るので、前記外壁用ボードの内面と前記圧着
プレート部の内面間の密封性が一層強化される。
【0015】更に、本発明の圧着ガスケット組立体は、
前記圧着ガスケット部の前記雌型係合部及び前記ロック
ピン部の前記雄型係合部が、夫々軸芯と直交して平行リ
ング形状に配設されて成るので、前記圧着プレート部に
向けて押し付けられた前記圧着ガスケット部が、前記各
雌雄型係合部の係合によってその押し付け終了位置に固
定される。
前記圧着ガスケット部の前記雌型係合部及び前記ロック
ピン部の前記雄型係合部が、夫々軸芯と直交して平行リ
ング形状に配設されて成るので、前記圧着プレート部に
向けて押し付けられた前記圧着ガスケット部が、前記各
雌雄型係合部の係合によってその押し付け終了位置に固
定される。
【0016】更に、本発明の圧着ガスケット組立体は、
前記圧着ガスケット部の前記雌型係合部及び前記ロック
ピン部の前記雄型係合部が、夫々軸芯と交差して螺旋形
状に配設されて成るので、前記圧着プレート部に向けて
押し付けられた前記圧着ガスケット部が、前記各雌雄型
係合部の螺旋状噛合抵抗によってその押し付け終了位置
に一層確実に固定され、脱落することが阻止される。
前記圧着ガスケット部の前記雌型係合部及び前記ロック
ピン部の前記雄型係合部が、夫々軸芯と交差して螺旋形
状に配設されて成るので、前記圧着プレート部に向けて
押し付けられた前記圧着ガスケット部が、前記各雌雄型
係合部の螺旋状噛合抵抗によってその押し付け終了位置
に一層確実に固定され、脱落することが阻止される。
【0017】更に、本発明の圧着ガスケット組立体は、
前記化粧キャップ部が、その内面にスポンジ・シート材
を密着せしめて成るので、該スポンジ・シート材の弾性
変形に伴う反力が前記各係止爪部間の係止状態を緊密化
させるとともに、前記圧着ガスケット部を貫通する前記
ピン・ステム部の外周面に画成される前記各雌雄型係合
部間の僅かな間隙に対する密封性も保証される。
前記化粧キャップ部が、その内面にスポンジ・シート材
を密着せしめて成るので、該スポンジ・シート材の弾性
変形に伴う反力が前記各係止爪部間の係止状態を緊密化
させるとともに、前記圧着ガスケット部を貫通する前記
ピン・ステム部の外周面に画成される前記各雌雄型係合
部間の僅かな間隙に対する密封性も保証される。
【0018】更に、本発明の圧着ガスケット組立体は、
前記気密材が、スポンジシート材、シールリップ材、布
材、又はブチルテープから成るので、前記目地開口部周
辺を廉価で気密性を高く保てる。
前記気密材が、スポンジシート材、シールリップ材、布
材、又はブチルテープから成るので、前記目地開口部周
辺を廉価で気密性を高く保てる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の圧着ガスケット組立体の
一実施態様について、添付した図面に基づき以下に詳述
する。図1は、本発明の圧着ガスケット組立体10の要部
を示す正面図であり、前記各外壁用ボード1間の前記目
地開口部2によって画成される前記目地の間隙内に挿着
される前の、前記外壁用ボード1の外面側に位置する前
記圧着ガスケット組立体10を示したものである。図2
は、図1の矢印A1で示す組立体押し込み方向に沿って前
記圧着ガスケット組立体10を押し込んだ直後の状態を示
す正面図であり、図3は、後述する圧着ガスケット部11
を更に矢印A2で示す圧着ガスケット部係合方向に沿って
押し込み、前記圧着ガスケット組立体10の挿着操作が完
了した状態を示す正面図である。
一実施態様について、添付した図面に基づき以下に詳述
する。図1は、本発明の圧着ガスケット組立体10の要部
を示す正面図であり、前記各外壁用ボード1間の前記目
地開口部2によって画成される前記目地の間隙内に挿着
される前の、前記外壁用ボード1の外面側に位置する前
記圧着ガスケット組立体10を示したものである。図2
は、図1の矢印A1で示す組立体押し込み方向に沿って前
記圧着ガスケット組立体10を押し込んだ直後の状態を示
す正面図であり、図3は、後述する圧着ガスケット部11
を更に矢印A2で示す圧着ガスケット部係合方向に沿って
押し込み、前記圧着ガスケット組立体10の挿着操作が完
了した状態を示す正面図である。
【0020】予め組み立てられた本発明の圧着ガスケッ
ト組立体10は、圧着ガスケット部11、圧着プレート部1
2、及びロックピン部13から成っている。前記圧着ガス
ケット部11は、比較的長尺で、立下部11b 及びフランジ
部11c から成る略T字状の横断面を有する躯体部11a を
有し、前記立下部11b の両側面に比較的長尺のシールリ
ップ部14を突設し、更に前記立下部11b の軸芯方向に沿
って雌型係合部17を凹設して成っている。前記圧着プレ
ート部12は、比較的長尺で略平板状の前記フランジ部11
c と略同等の幅を有し、更に好ましくは、予め軸芯を中
心にして若干内面側に向けたテーパーが付与されるよう
に成形さる。前記ロックピン部13は、ピン頭部18で前記
圧着プレート部12を支持しながら該圧着プレート部12を
貫通し、そのピン・ステム部21の中間域外周面に沿って
前記雌型係合部17と係合可能な雄型係合部19を凸設し、
且つ該雄型係合部19よりも上方の前記ピン・ステム部21
の外周面に切り欠き部20を凹設して成り、比較的長尺の
前記圧着ガスケット部11及び前記圧着プレート部12に対
し適当な間隔を以て複数本配設されるている。
ト組立体10は、圧着ガスケット部11、圧着プレート部1
2、及びロックピン部13から成っている。前記圧着ガス
ケット部11は、比較的長尺で、立下部11b 及びフランジ
部11c から成る略T字状の横断面を有する躯体部11a を
有し、前記立下部11b の両側面に比較的長尺のシールリ
ップ部14を突設し、更に前記立下部11b の軸芯方向に沿
って雌型係合部17を凹設して成っている。前記圧着プレ
ート部12は、比較的長尺で略平板状の前記フランジ部11
c と略同等の幅を有し、更に好ましくは、予め軸芯を中
心にして若干内面側に向けたテーパーが付与されるよう
に成形さる。前記ロックピン部13は、ピン頭部18で前記
圧着プレート部12を支持しながら該圧着プレート部12を
貫通し、そのピン・ステム部21の中間域外周面に沿って
前記雌型係合部17と係合可能な雄型係合部19を凸設し、
且つ該雄型係合部19よりも上方の前記ピン・ステム部21
の外周面に切り欠き部20を凹設して成り、比較的長尺の
前記圧着ガスケット部11及び前記圧着プレート部12に対
し適当な間隔を以て複数本配設されるている。
【0021】なお、前記圧着ガスケット部11及び前記圧
着プレート部12は、例えば、軟質ポリ塩化ビニル樹脂
(以下、軟質PVC と称する)に代表される軟質な熱可塑
性樹脂や熱可塑性エラストマー又はエチレン−プロピレ
ン−ジエン共重合体に代表される合成ゴム材から成って
いる。一方、前記ロックピン部13は、例えば、硬質PVC
等の硬質合成樹脂材から成っている。
着プレート部12は、例えば、軟質ポリ塩化ビニル樹脂
(以下、軟質PVC と称する)に代表される軟質な熱可塑
性樹脂や熱可塑性エラストマー又はエチレン−プロピレ
ン−ジエン共重合体に代表される合成ゴム材から成って
いる。一方、前記ロックピン部13は、例えば、硬質PVC
等の硬質合成樹脂材から成っている。
【0022】上述したように構成される本発明の圧着ガ
スケット組立体10は、図1に示したように前記外壁用ボ
ード1の外面側から前記矢印A1で示す組立体押し込み方
向に沿って押し込まれると、前記圧着プレート部12は、
狭隘な前記間隙を通過する時、更にそのテーパー度合い
を強めて弾性変形した後、図2に示したように、従来の
テーパーに復帰し、その内面が前記外壁用ボード1の内
面に対向する。一方、前記圧着ガスケット部11も、前記
矢印A1の方向に移動し、その内面が前記外壁用ボード1
の外面に近接し、対向するが、図2の状態下では前記圧
着ガスケット部11の前記シールリップ部14は、前記目地
開口部2間の間隙内に未だ挿入されていない。
スケット組立体10は、図1に示したように前記外壁用ボ
ード1の外面側から前記矢印A1で示す組立体押し込み方
向に沿って押し込まれると、前記圧着プレート部12は、
狭隘な前記間隙を通過する時、更にそのテーパー度合い
を強めて弾性変形した後、図2に示したように、従来の
テーパーに復帰し、その内面が前記外壁用ボード1の内
面に対向する。一方、前記圧着ガスケット部11も、前記
矢印A1の方向に移動し、その内面が前記外壁用ボード1
の外面に近接し、対向するが、図2の状態下では前記圧
着ガスケット部11の前記シールリップ部14は、前記目地
開口部2間の間隙内に未だ挿入されていない。
【0023】しかる後、前記圧着プレート部12の内面
と、前記圧着ガスケット部11の前記フランジ部11c の内
面によって前記目地近傍の前記外壁用ボード1の内外面
が挟持されるように、図3に示したように、前記ロック
ピン部13の軸芯に沿って前記圧着ガスケット部11を前記
矢印A2の方向に押し付けると、前記シールリップ部14
も、前記目地開口部2間の間隙内に嵌入され、湾曲して
前記目地開口部2に適正な側圧を与え、前記間隙を完全
に密封する一方、前記圧着プレート部12は、前記ロック
ピン部13を介して若干上方に引き戻されて、前記テーパ
ーが略零になるような平坦化が生じて前記外壁ボード1
の外面に圧着し、密封する。
と、前記圧着ガスケット部11の前記フランジ部11c の内
面によって前記目地近傍の前記外壁用ボード1の内外面
が挟持されるように、図3に示したように、前記ロック
ピン部13の軸芯に沿って前記圧着ガスケット部11を前記
矢印A2の方向に押し付けると、前記シールリップ部14
も、前記目地開口部2間の間隙内に嵌入され、湾曲して
前記目地開口部2に適正な側圧を与え、前記間隙を完全
に密封する一方、前記圧着プレート部12は、前記ロック
ピン部13を介して若干上方に引き戻されて、前記テーパ
ーが略零になるような平坦化が生じて前記外壁ボード1
の外面に圧着し、密封する。
【0024】前記外壁用ボード1の外面に当接した前記
圧着ガスケット部11の前記フランジ部11c の内面は、前
記圧着ガスケット部11の前記立下部11b にその軸芯と直
交して凹設した平行リング形状の前記雌型係合部17及び
前記ロックピン部13の前記ピン・ステム部21の外周面に
その軸芯と直交して凸設した前記雄型係合部19との係合
によって、その押し付け終了位置に固定されるので、前
記外壁用ボード1の外面の密封化が持続される。なお、
前記各雌雄型係合部17,19 による前記圧着ガスケット部
11の固定操作が終了したら、前記ロックピン部13におけ
る前記ピン・ステム部21の上方の凹設した前記切り欠き
部20を、例えば矢印Bの方向の回転でねじ切る。
圧着ガスケット部11の前記フランジ部11c の内面は、前
記圧着ガスケット部11の前記立下部11b にその軸芯と直
交して凹設した平行リング形状の前記雌型係合部17及び
前記ロックピン部13の前記ピン・ステム部21の外周面に
その軸芯と直交して凸設した前記雄型係合部19との係合
によって、その押し付け終了位置に固定されるので、前
記外壁用ボード1の外面の密封化が持続される。なお、
前記各雌雄型係合部17,19 による前記圧着ガスケット部
11の固定操作が終了したら、前記ロックピン部13におけ
る前記ピン・ステム部21の上方の凹設した前記切り欠き
部20を、例えば矢印Bの方向の回転でねじ切る。
【0025】更に、本発明の圧着ガスケット組立体10
は、前記圧着ガスケット部11における前記フランジ部11
c の内面に、例えば、エチレンープロピレンージエン共
重合体、クロロプレンゴム等から成る気密材16を付設又
は一体にすることによって、前記外壁用ボード1の外面
と前記フランジ部11c の内面間の密封性が一層強化され
る。
は、前記圧着ガスケット部11における前記フランジ部11
c の内面に、例えば、エチレンープロピレンージエン共
重合体、クロロプレンゴム等から成る気密材16を付設又
は一体にすることによって、前記外壁用ボード1の外面
と前記フランジ部11c の内面間の密封性が一層強化され
る。
【0026】更に、本発明の圧着ガスケット組立体10
は、前記圧着プレート部12の内面に、例えば、エチレン
ープロピレンージエン共重合体、クロロプレンゴム等か
ら成る気密材22を付設又は一体にすることによって、前
記外壁用ボード1の内面と前記圧着プレート部12の内面
間の密封性が一層強化される。
は、前記圧着プレート部12の内面に、例えば、エチレン
ープロピレンージエン共重合体、クロロプレンゴム等か
ら成る気密材22を付設又は一体にすることによって、前
記外壁用ボード1の内面と前記圧着プレート部12の内面
間の密封性が一層強化される。
【0027】なお、本発明の圧着ガスケット組立体10
は、前記圧着ガスケット部11の前記雌型係合部17及び前
記ロックピン部13の前記雄型係合部19を、夫々軸芯と交
差してて螺旋形状に配設する用に変更して、前記圧着プ
レート部12に向けて押し付けられた前記圧着ガスケット
部11が、前記各雌雄型係合部17,19 の螺旋状噛合抵抗に
よってその押し付け終了位置に一層確実に固定し、脱落
することを阻止できる。
は、前記圧着ガスケット部11の前記雌型係合部17及び前
記ロックピン部13の前記雄型係合部19を、夫々軸芯と交
差してて螺旋形状に配設する用に変更して、前記圧着プ
レート部12に向けて押し付けられた前記圧着ガスケット
部11が、前記各雌雄型係合部17,19 の螺旋状噛合抵抗に
よってその押し付け終了位置に一層確実に固定し、脱落
することを阻止できる。
【0028】更に、図4に示した本発明の圧着ガスケッ
ト組立体の他の実施態様において、圧着ガスケット組立
体10は、圧着ガスケット部11、圧着プレート部12、ロッ
クピン部13、及び化粧キャップ部23から成り、前記圧着
ガスケット部11が、比較的長尺で立下部11b 及びフラン
ジ部11c から成る略T字状の横断面を有する躯体部11a
を有し、前記立下部11b の両側面に比較的長尺のシール
リップ部14を突設し、前記立下部11b の軸芯に沿って雌
型係合部17を凹設し、更に前記フランジ部11cの外面に
係止爪部15を突設して成り、前記圧着プレート部12が、
比較的長尺で略平板状の前記フランジ部11c と略同等の
幅を有して成り、前記ロックピン部13が、ピン頭部18で
前記圧着プレート部12を支持しながら該圧着プレート部
12を貫通し、そのピン・ステム部21の中間域外周面に沿
って前記雌型係合部17と係合可能な雄型係合部19を凸設
し、且つ前記雄型係合部19よりも上方の前記ピン・ステ
ム部21の外周面に切り欠き部20を凹設して成り、前記化
粧キャップ部23が、前記圧着ガスケット部11の外面に嵌
着可能なように係止爪部24を突設して成るので、前記外
壁用ボード1の前記目地の間隙を貫通して該外壁用ボー
ド1の内面に対向する前記圧着プレート部11と、前記外
壁用ボード1の外面に対向する前記圧着ガスケット部12
の前記フランジ部11c によって前記目地近傍の外壁用ボ
ード1の内外面が挟持され、且つ前記ロックピン部13を
介して圧着される一方、前記目地開口部2に対し前記シ
ールリップ部14が側圧を与えて前記間隙を完全に密封す
る。更に、前記化粧キャップ部23を前記圧着ガスケット
部11の外面に嵌着することによって、前記目地の外観を
損なうことが避けられる。
ト組立体の他の実施態様において、圧着ガスケット組立
体10は、圧着ガスケット部11、圧着プレート部12、ロッ
クピン部13、及び化粧キャップ部23から成り、前記圧着
ガスケット部11が、比較的長尺で立下部11b 及びフラン
ジ部11c から成る略T字状の横断面を有する躯体部11a
を有し、前記立下部11b の両側面に比較的長尺のシール
リップ部14を突設し、前記立下部11b の軸芯に沿って雌
型係合部17を凹設し、更に前記フランジ部11cの外面に
係止爪部15を突設して成り、前記圧着プレート部12が、
比較的長尺で略平板状の前記フランジ部11c と略同等の
幅を有して成り、前記ロックピン部13が、ピン頭部18で
前記圧着プレート部12を支持しながら該圧着プレート部
12を貫通し、そのピン・ステム部21の中間域外周面に沿
って前記雌型係合部17と係合可能な雄型係合部19を凸設
し、且つ前記雄型係合部19よりも上方の前記ピン・ステ
ム部21の外周面に切り欠き部20を凹設して成り、前記化
粧キャップ部23が、前記圧着ガスケット部11の外面に嵌
着可能なように係止爪部24を突設して成るので、前記外
壁用ボード1の前記目地の間隙を貫通して該外壁用ボー
ド1の内面に対向する前記圧着プレート部11と、前記外
壁用ボード1の外面に対向する前記圧着ガスケット部12
の前記フランジ部11c によって前記目地近傍の外壁用ボ
ード1の内外面が挟持され、且つ前記ロックピン部13を
介して圧着される一方、前記目地開口部2に対し前記シ
ールリップ部14が側圧を与えて前記間隙を完全に密封す
る。更に、前記化粧キャップ部23を前記圧着ガスケット
部11の外面に嵌着することによって、前記目地の外観を
損なうことが避けられる。
【0029】更に、本発明の圧着ガスケット組立体10
は、前記化粧キャップ部23の内面に、例えば、エチレン
ープロピレンージエン共重合体、クロロプレンゴム等か
ら成る気密材25を付設又は一体にすることによって、該
気密材25の弾性変形に伴う反力が前記各係止爪部15,25
間の係止状態を緊密化させるとともに、前記圧着ガスケ
ット部11を貫通する前記ピン・ステム部21周面に画成さ
れる前記各雌雄型係合部17,19 間の僅かな間隙に対する
密封性も保証される。
は、前記化粧キャップ部23の内面に、例えば、エチレン
ープロピレンージエン共重合体、クロロプレンゴム等か
ら成る気密材25を付設又は一体にすることによって、該
気密材25の弾性変形に伴う反力が前記各係止爪部15,25
間の係止状態を緊密化させるとともに、前記圧着ガスケ
ット部11を貫通する前記ピン・ステム部21周面に画成さ
れる前記各雌雄型係合部17,19 間の僅かな間隙に対する
密封性も保証される。
【0030】以上のように構成される本発明の圧着ガス
ケット組立体10は、次に記すような新規な効果を奏する
ものである。即ち、本発明の圧着ガスケット組立体10
は、前記圧着ガスケット部11、圧着プレート部12、及び
ロックピン部13から成る圧着ガスケット組立体10であっ
て、前記圧着ガスケット部11が、比較的長尺で、前記立
下部11b 及びフランジ部11c から成る略T字状の横断面
を有する前記躯体部11aを有し、前記立下部11b の両側
面に比較的長尺の前記シールリップ部14を突設し、更に
前記立下部11b の軸芯方向に沿って前記雌型係合部17を
凹設して成り、前記圧着プレート部12が、比較的長尺で
略平板状の前記フランジ部11c と略同等の幅を有して成
り、前記ロックピン部13が、前記ピン頭部18で前記圧着
プレート部12を支持しながら該圧着プレート部12を貫通
し、前記ピン・ステム部21の中間域外周面に沿って前記
雌型係合部17と係合可能な前記雄型係合部19を凸設し、
且つ前記雄型係合部19よりも上方の前記ピン・ステム部
21の外周面に前記切り欠き部20を凹設して成るので、前
記外壁用ボード1の前記目地の間隙を貫通した該外壁用
ボード1の内面に対向する前記圧着プレート部11と、前
記外壁用ボード1の外面に対向する前記圧着ガスケット
11の前記フランジ部11c によって前記目地近傍の外壁用
ボード1の内外面が挟持され、且つ前記ロックピン部13
を介して圧着される一方、前記目地開口部に対し前記シ
ールリップ部14が側圧を与えて前記間隙を完全に密封す
ることが可能になった。
ケット組立体10は、次に記すような新規な効果を奏する
ものである。即ち、本発明の圧着ガスケット組立体10
は、前記圧着ガスケット部11、圧着プレート部12、及び
ロックピン部13から成る圧着ガスケット組立体10であっ
て、前記圧着ガスケット部11が、比較的長尺で、前記立
下部11b 及びフランジ部11c から成る略T字状の横断面
を有する前記躯体部11aを有し、前記立下部11b の両側
面に比較的長尺の前記シールリップ部14を突設し、更に
前記立下部11b の軸芯方向に沿って前記雌型係合部17を
凹設して成り、前記圧着プレート部12が、比較的長尺で
略平板状の前記フランジ部11c と略同等の幅を有して成
り、前記ロックピン部13が、前記ピン頭部18で前記圧着
プレート部12を支持しながら該圧着プレート部12を貫通
し、前記ピン・ステム部21の中間域外周面に沿って前記
雌型係合部17と係合可能な前記雄型係合部19を凸設し、
且つ前記雄型係合部19よりも上方の前記ピン・ステム部
21の外周面に前記切り欠き部20を凹設して成るので、前
記外壁用ボード1の前記目地の間隙を貫通した該外壁用
ボード1の内面に対向する前記圧着プレート部11と、前
記外壁用ボード1の外面に対向する前記圧着ガスケット
11の前記フランジ部11c によって前記目地近傍の外壁用
ボード1の内外面が挟持され、且つ前記ロックピン部13
を介して圧着される一方、前記目地開口部に対し前記シ
ールリップ部14が側圧を与えて前記間隙を完全に密封す
ることが可能になった。
【0031】更に、本発明の圧着ガスケット組立体10
は、圧着ガスケット部11、圧着プレート部12、ロックピ
ン部13、及び化粧キャップ部23から成る圧着ガスケット
組立体10であって、前記圧着ガスケット部11が、比較的
長尺で、立下部11b 及びフランジ部11c から成る略T字
状の横断面を有する躯体部11a を有し、前記立下部11b
の両側面に比較的長尺のシールリップ部14を突設し、前
記立下部11b にその軸芯方向に沿って雌型係合部17を凹
設し、更に前記フランジ部11c の外面に係止爪部15を突
設して成り、前記圧着プレート部11が、比較的長尺で略
平板状の前記フランジ部11c と略同等の幅を有して成
り、前記ロックピン部13が、ピン頭部18で前記圧着プレ
ート部12を支持しながら該圧着プレート部12を貫通し、
そのピン・ステム部21の中間域外周面に沿って前記雌型
係合部17と係合可能な雄型係合部19を凸設し、且つ前記
雄型係合部19よりも上方の前記ピン・ステム部21の外周
面に切り欠き部20を凹設して成り、前記化粧キャップ部
23が、前記圧着ガスケット部11の外面に嵌着可能なよう
に係止爪部24を突設して成るので、前記外壁用ボード1
の前記目地の間隙を貫通して該外壁用ボード1の内面に
対向する前記圧着プレート部12と、前記外壁ボード1の
外面に対向する前記圧着ガスケット部11の前記フランジ
部11c によって前記目地近傍の外壁用ボード1の内外面
が挟持され、且つ前記ロックピン部13を介して圧着し、
前記目地開口部に対し前記シールリップ部14が側圧を与
えて前記間隙を完全に密封することが可能になった。
又、前記化粧キャップ部23を前記圧着ガスケット部11の
外面に嵌着することによって、前記目地の外観が損なわ
れることを回避可能になった。
は、圧着ガスケット部11、圧着プレート部12、ロックピ
ン部13、及び化粧キャップ部23から成る圧着ガスケット
組立体10であって、前記圧着ガスケット部11が、比較的
長尺で、立下部11b 及びフランジ部11c から成る略T字
状の横断面を有する躯体部11a を有し、前記立下部11b
の両側面に比較的長尺のシールリップ部14を突設し、前
記立下部11b にその軸芯方向に沿って雌型係合部17を凹
設し、更に前記フランジ部11c の外面に係止爪部15を突
設して成り、前記圧着プレート部11が、比較的長尺で略
平板状の前記フランジ部11c と略同等の幅を有して成
り、前記ロックピン部13が、ピン頭部18で前記圧着プレ
ート部12を支持しながら該圧着プレート部12を貫通し、
そのピン・ステム部21の中間域外周面に沿って前記雌型
係合部17と係合可能な雄型係合部19を凸設し、且つ前記
雄型係合部19よりも上方の前記ピン・ステム部21の外周
面に切り欠き部20を凹設して成り、前記化粧キャップ部
23が、前記圧着ガスケット部11の外面に嵌着可能なよう
に係止爪部24を突設して成るので、前記外壁用ボード1
の前記目地の間隙を貫通して該外壁用ボード1の内面に
対向する前記圧着プレート部12と、前記外壁ボード1の
外面に対向する前記圧着ガスケット部11の前記フランジ
部11c によって前記目地近傍の外壁用ボード1の内外面
が挟持され、且つ前記ロックピン部13を介して圧着し、
前記目地開口部に対し前記シールリップ部14が側圧を与
えて前記間隙を完全に密封することが可能になった。
又、前記化粧キャップ部23を前記圧着ガスケット部11の
外面に嵌着することによって、前記目地の外観が損なわ
れることを回避可能になった。
【0032】更に、本発明の圧着ガスケット組立体10
は、前記圧着ガスケット部11が、前記フランジ部11c の
内面に前記気密材16を付設又は一体にして成るので、前
記外壁用ボード1の外面と前記フランジ部11c の内面間
の密封性を一層強化することが可能になった。
は、前記圧着ガスケット部11が、前記フランジ部11c の
内面に前記気密材16を付設又は一体にして成るので、前
記外壁用ボード1の外面と前記フランジ部11c の内面間
の密封性を一層強化することが可能になった。
【0033】更に、本発明の圧着ガスケット組立体10
は、前記圧着プレート部12が、その内面に前記気密材22
を付設又は一体にして成るので、前記外壁用ボード1の
内面と前記圧着プレート部12の内面間の密封性を一層強
化させることが可能になった。
は、前記圧着プレート部12が、その内面に前記気密材22
を付設又は一体にして成るので、前記外壁用ボード1の
内面と前記圧着プレート部12の内面間の密封性を一層強
化させることが可能になった。
【0034】更に、本発明の圧着ガスケット組立体10
は、前記圧着ガスケット部11の前記雌型係合部17及び前
記ロックピン部13の前記雄型係合部19が、夫々軸芯と直
交して平行リング形状に配設されて成るので、前記圧着
プレート部12に向けて押し付けられた前記圧着ガスケッ
ト部11を、前記各雌雄型係合部17,19 の係合によってそ
の押し付け終了位置に確実に固定することが可能になっ
た。
は、前記圧着ガスケット部11の前記雌型係合部17及び前
記ロックピン部13の前記雄型係合部19が、夫々軸芯と直
交して平行リング形状に配設されて成るので、前記圧着
プレート部12に向けて押し付けられた前記圧着ガスケッ
ト部11を、前記各雌雄型係合部17,19 の係合によってそ
の押し付け終了位置に確実に固定することが可能になっ
た。
【0035】更に、本発明の圧着ガスケット組立体10
は、前記圧着ガスケット部11の前記雌型係合部17及び前
記ロックピン部13の前記雄型係合部19が、夫々軸芯と交
差して螺旋形状に配設されて成るので、前記圧着プレー
ト部12に向けて押し付けられた前記圧着ガスケット部11
を、前記各雌雄型係合部17,19 の螺旋状噛合抵抗によっ
てその押し付け終了位置に一層確実に固定し、脱落を阻
止することが可能になった。
は、前記圧着ガスケット部11の前記雌型係合部17及び前
記ロックピン部13の前記雄型係合部19が、夫々軸芯と交
差して螺旋形状に配設されて成るので、前記圧着プレー
ト部12に向けて押し付けられた前記圧着ガスケット部11
を、前記各雌雄型係合部17,19 の螺旋状噛合抵抗によっ
てその押し付け終了位置に一層確実に固定し、脱落を阻
止することが可能になった。
【0036】更に、本発明の圧着ガスケット組立体10
は、前記化粧キャップ部23が、その内面に前記気密材25
を付設又は一体にして成るので、該気密材25の弾性変形
に伴う反力が前記各係止爪部15,25 間の係止状態を緊密
化させるとともに、前記圧着ガスケット部11を貫通する
前記ピン・ステム部21の外周面に画成される前記各雌雄
型係合部17,19 間の僅かな間隙に対する密封性を保証す
ることが可能になった。
は、前記化粧キャップ部23が、その内面に前記気密材25
を付設又は一体にして成るので、該気密材25の弾性変形
に伴う反力が前記各係止爪部15,25 間の係止状態を緊密
化させるとともに、前記圧着ガスケット部11を貫通する
前記ピン・ステム部21の外周面に画成される前記各雌雄
型係合部17,19 間の僅かな間隙に対する密封性を保証す
ることが可能になった。
【0037】更に、本発明の圧着ガスケット組立体は、
前記気密材が、スポンジシート材、シールリップ材、布
材、又はブチルテープから成るので、前記目地開口部周
辺を廉価で気密性を高く保つこが可能になった。
前記気密材が、スポンジシート材、シールリップ材、布
材、又はブチルテープから成るので、前記目地開口部周
辺を廉価で気密性を高く保つこが可能になった。
【図1】図1は、本発明の圧着ガスケット組立体の要部
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】図2は、図1の矢印A1の方向に沿って圧着ガス
ケット組立体を押し込んだ直後の状態を示す正面図であ
る。
ケット組立体を押し込んだ直後の状態を示す正面図であ
る。
【図3】図3は、圧着ガスケット組立体の挿着操作が完
了した状態を示す正面図である。
了した状態を示す正面図である。
【図4】図4は、本発明の別の圧着ガスケット組立体の
要部を示す正面図である。
要部を示す正面図である。
【図5】図5は、従来の外壁用ボードにおける目地のシ
ール方法の代表例を示す要部正面図である。
ール方法の代表例を示す要部正面図である。
1 外壁用ボード 2 目地開口部 3 圧着ガスケット 4 シールリップ 10 本発明の圧着ガスケット組立体 11 圧着ガスケット部 11a 躯体部 11b 立下部 11c フランジ部 12 圧着プレート部 13 ロックピン部 14 シールリップ部 15 係止爪部 16 気密材 17 雌型係合部 18 ピン頭部 19 雄型係合部 20 切り欠き部 21 ピン・ステム部 22 気密材 23 化粧キャップ部 24 係止爪部 25 気密材 A1 組立体押し込み方向 A2 圧着ガスケット部係合方向 B ピン・ステム部ねじ切り方向
Claims (4)
- 【請求項1】 圧着ガスケット部(11) 、圧着プレート
部(12) 及びロックピン部(13) から成る圧着ガスケッ
ト組立体(10) であって、 前記圧着ガスケット部(11) が、比較的長尺で、立下部
(11b) 及びフランジ部(11c) から成る略T字状の横断面
を有する躯体部(11a)を有し、前記立下部(11b) の両側
面に比較的長尺のシールリップ部(14) を突設し、更に
前記立下部(11b) の軸芯方向に沿って雌型係合部(17)
を凹設して成り、 前記圧着プレート部(12) が、比較的長尺で略平板状の
前記フランジ部(11c)と略同等の幅を有して成り、 前記ロックピン部(13) が、ピン頭部(18) で前記圧着
プレート部(12) を支持しながら該圧着プレート部(1
2) を貫通し、そのピン・ステム部(21) の中間域外周
面に沿って前記雌型係合部(17) と係合可能な雄型係合
部(19) を凸設し、且つ前記雄型係合部(19) よりも上
方の前記ピン・ステム部(21) の外周面に切り欠き部
(20) を凹設して成ることを特徴とする圧着ガスケット
組立体。 - 【請求項2】 圧着ガスケット部(11) 、圧着プレート
部(12) 、ロックピン部(13) 、及び化粧キャップ部
(23) から成る圧着ガスケット組立体(10) であって、 前記圧着ガスケット部(11) が、比較的長尺で、立下部
(11b) 及びフランジ部(11c) から成る略T字状の横断面
を有する躯体部(11a)を有し、前記立下部(11b) の両側
面に比較的長尺のシールリップ部(14) を突設し、前記
立下部(11b) の軸芯方向に沿って雌型係合部(17) を凹
設し、更に前記フランジ部(11c)の外面に係止爪部(1
5) を突設して成り、 前記圧着プレート部(12) が、比較的長尺で略平板状の
前記フランジ部(11c)と略同等の幅を有して成り、 前記ロックピン部(13) が、ピン頭部(18) で前記圧着
プレート部(12) を支持しながら該圧着プレート部(1
2) を貫通し、そのピン・ステム部(21) の中間域外周
面に沿って前記雌型係合部(17) と係合可能な雄型係合
部(19) を凸設し、且つ前記雄型係合部(19) よりも上
方の前記ピン・ステム部(21) の外周面に切り欠き部
(20) を凹設して成り、 前記化粧キャップ部(23) が、前記圧着ガスケット部
(11) の外面に嵌着可能なように係止爪部(24) を突設
して成ることを特徴とする圧着ガスケット組立体。 - 【請求項3】 前記圧着ガスケット部(11) の前記雌型
係合部(17) 及び前記ロックピン部(13) の前記雄型係
合部(19) が、夫々軸芯と直交して平行リング形状に配
設されて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の
圧着ガスケット組立体。 - 【請求項4】 前記圧着ガスケット部(11) の前記雌型
係合部(17) 及び前記ロックピン部(13) の前記雄型係
合部(19) が、夫々軸芯と交差して螺旋形状に配設され
て成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧着ガ
スケット組立体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30668596A JPH10147989A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 圧着ガスケット組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30668596A JPH10147989A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 圧着ガスケット組立体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10147989A true JPH10147989A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17960088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30668596A Pending JPH10147989A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 圧着ガスケット組立体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10147989A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108591454A (zh) * | 2018-05-02 | 2018-09-28 | 许继集团有限公司 | 缝隙密封组件及密封条 |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP30668596A patent/JPH10147989A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108591454A (zh) * | 2018-05-02 | 2018-09-28 | 许继集团有限公司 | 缝隙密封组件及密封条 |
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