JPH10147556A - Nes構造を有するゼオライトを使用することによりオレフィンからアミンを製造する方法 - Google Patents
Nes構造を有するゼオライトを使用することによりオレフィンからアミンを製造する方法Info
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- JPH10147556A JPH10147556A JP9204481A JP20448197A JPH10147556A JP H10147556 A JPH10147556 A JP H10147556A JP 9204481 A JP9204481 A JP 9204481A JP 20448197 A JP20448197 A JP 20448197A JP H10147556 A JPH10147556 A JP H10147556A
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Abstract
間−時間当たりの収率にも優れ、さらに触媒の失活が抑
制可能なオレフィンからアミンの合成方法を提供するこ
と。 【解決手段】アミンを製造する方法において、オレフィ
ンと、アンモニア又は一級若しくは二級アミンとを20
0〜350℃、100〜300バールの圧力及びNES
構造を有するゼオライトを不均一系触媒として用いて反
応させる。
Description
若しくは二級アミンとオレフィンとを昇温、加圧下でN
ES構造を有するゼオライトを用いて反応させてアミン
を製造する方法に関する。
は、”Functionalisation of Al
kenes:Catalytic Amination
ofMonoolefins”,J.J.Brunet
et al.J.Mol.Catal.,49(198
9),pages235〜259に示されている。
ンは金属錯体を形成し、この活性種は求核性アミンによ
り攻撃され得て、高次のアミノ化生成物を形成する。こ
のアミンは酸センター又は金属センター(金属アミド経
由)に化学吸着されえ、この活性形成でオレフィンと反
応されうる。
表面積との組合せで多数の触媒活性センターを有してい
る。記載されているゼオライトは、タイプ及び後処理
(例えば、熱処理、脱アルミ酸処理、金属イオン交換
等)で相違している。例は、US−A−437500
2、US−A−4536602、EP−A−30556
4、EP−A−101921及びDE−A−42069
92に見出されうる。
1451及びEP−A−132736はゼオライトの使
用方法を開示し、珪酸ホウ素、珪酸ガリウム、珪酸アル
ミニウム及び珪酸鉄ゼオライトがオレフィンからアミン
を製造するのに使用され、これらのゼオライトをアルカ
リ、アルカリ土類及び遷移金属でドーピングしうること
に言及している。
らアミンを製造する方法を開示し、特定の組成及び5Å
以上の孔サイズを有する結晶性アミノシリケートとして
定義されているBETA−ゼオライトが用いられてい
る。金属−又はハロゲン−変性BETA−ゼオライトが
好ましいことが開示されている。
フィンからアミンの合成方法は、収率が低く、また処理
空間−時間当たりの収率も低く、さらに触媒が急速に失
活する。
問題点を解消することである。
新規で改善された方法により上記目的が達成されること
を見出したもので、その方法は一般式I
素、C1 〜C20−アルキル、C2 〜C20−アルケニル、
C2 〜C20−アルキニル、C3 〜C20−シクロアルキ
ル、C4 〜C20−アルキル−シクロアルキル、C4 〜C
20−シクロアルキル−アルキル、アリル、C7 〜C20−
アルキルアリル又はC7 〜C20−アラルキル、R1 及び
R2 が、共に飽和又は不飽和二価C3 〜C9 −アルキレ
ン鎖及びR3 又はR5 が、C21〜C200 −アルキル、C
21〜C200 −アルケニル又は共に二価C2 〜C12−アル
キレン鎖を意味する)のアミンを、一般式(II)
る)のオレフィンと、アンモニア又は一般式(III)
若しくは二級アミンとを200〜350℃、100〜3
00バールの圧力及びNES構造を有するゼオライトを
不均一系触媒として使用して反応させることにより製造
することを特徴とする。
しくは二級アミンIIIが、200〜350℃、好まし
くは220〜330℃、特に好ましくは230〜320
℃及び100〜300バール、好ましくは120〜30
0バール、特に好ましくは140〜290バールの圧力
で、触媒としてNES構造を有するゼオライトの存在
で、例えば加圧反応器中で、好ましくは得られたアミン
が分離され、未反応出発原料が再循環使用されて反応さ
れうる。
を与え、処理空間−時間当たりの集率も高く、加えるに
触媒の失活が抑制される。
アミンの僅かな過剰においても目的反応生成物を高い選
択性で得られ、オレフィンの二量化及び/又はオリゴメ
化は避けられる。
ミンIIIとオレフィンIIとのモル比が1:1〜5:
1の混合物を固定床反応器に供給すること及びこの混合
物を200〜350℃及び100〜300バールの圧力
で、ガス相又は臨界値よりも上の状態で反応させること
からなる。
用の手段、例えば蒸留又は抽出により得られ、必要によ
りさらなる分離手段により必要な純度になされうる。通
常、未反応出発原料は、好ましくは反応容器に再循環さ
れる。
レフィンII、特に炭素数2〜10のもの又はこれらの
混合物及びポリオレフィンを使用することが可能であ
る。これらの低重合性傾向に起因して、ジオレフィン及
びポリオレフィンよりモノオレフィンの方が適している
が、アンモニア又はアミンをより過剰に使用すればモノ
オレフィンに等しい良い選択性で反応可能である。平衡
の位置及び目的アミンへの転換は、用いられた反応圧力
に非常に強く依存する。300バールまでの圧力は、通
常技術的及び経済的見地から最適であるが、高圧は付加
物に有利に作用する。反応の選択性は、アンモニア/ア
ミンの過剰及び触媒のようなパラメーターのみならず温
度によっても著しく影響される。付加反応の反応速度
は、昇温で著しく増加するが、競争反応であるオレフィ
ンのクラッキング及び再結合反応も同時に促進される。
加うるに、温度増加は、熱力学的見地から望ましくな
い。転換及び選択性に関し最適温度はオレフィン、アミ
ン及び触媒の化学構造に依存し、通常200〜350℃
の範囲である。
ES構造を有するゼオライト、好ましくは例えばEP−
A−377291に開示のNU−87ゼオライトであ
る。
4.7×6.0Å寸法(Meier,Olson,At
las of Zeolite Structure Ty
pes,3rd Ed.,1992,Butterwo
rth−Heinemann,pages154〜15
5)の二次元孔組織を有する。NES構造を有するゼオ
ライトの一例は、NU−87(Shannon et a
l.,Nature353(1991),pp.417
〜420)である。SSZ−37(US525451
4)の構造は、まだ最終的に確立されていないが、NU
−87に関連している(Nakagawa,Stud.
Surf.Sci.Catal.84(1994),p
ages323〜330)ようなので、それは本発明の
NES構造を有するゼオライトに含まれるべきである。
アルミニウムを含むNESゼオライト、例えばNU−8
7の他に、他の元素でもそれらの組込みにより酸センタ
ーが創り出されれば、これらのものも使用可能である。
これらの例として、ホウ素ゼオライト、鉄ゼオライト又
はガリウムゼオライトがある。SiO2 と3価元素酸化
物とのモル比は、比率SiO2 /M2 O3 (M=Al、
B、Ga、Fe)としてよく用いられるが、ゼオライト
の種類により20からほぼ無限大に変化しうる。
にAlPOsのようなリン酸アルミニウムに基づく類似
構造をうることも可能である。これらのものが1以上の
割合でアルミニウム及びリンを含むならば、酸と同様で
あり、本発明の目的に使用可能である。リン及び/又は
アルミニウム及びリンの双方の一部がシリコンにより置
き換えられると、酸と同様のSAPOsとなる。Li、
B、Be、Mg、Ti、Mn、Fe、Co、Zn、G
a、Ge、Asのような種々の金属イオンがアルミニウ
ム及びリンに加えて存在する場合、これらの化合物は、
MeAPOsと表記され、シリコンも同時に存在すれば
MeAPSOsと表記され、それぞれの化合物中Mea
Alb Pc Sid Oe 骨格の負電荷はカチオンにより平
衡を保たたせられる。NES構造を有する全ての分子ふ
るいが本発明に含まれる。
は、ゼオライトとバインダーを含む物の重量比98:2
〜40:60で成形可能で、押出物又はペレットとなさ
れうる。適当なバインダーは種々の酸化アルミニウム
で、好ましくはベーマイト、25:75〜95:5のS
iO2 /Al2 O3 比を有する無定形アルミノシリケー
ト、二酸化シリコン、好ましくは微細状SiO2 、微細
状SiO2 と微細状Al2O3 との混合物、微細状Ti
O2 及びクレーである。成形後、押出物又は圧縮物は、
好ましくは110℃で16時間乾燥され、200〜50
0℃で、2〜16時間焼成させるが、焼成はアミノ化反
応器中で直接行われてもよい。
ために、種々の変性が、本発明のNES構造を有するゼ
オライト触媒になされうる。
は未成形又は成形ゼオライトをNa及びKのようなアル
カリ金属、Ca及びMgのようなアルカリ土類金属、T
lのような土類金属、Ti、Zr、Mn、Fe、Mo、
Cu、Zn、及びCrのような遷移金属、La、Ce又
はYのような貴金属及び/又は希土類金属でドーピング
することからなる。
造を有する成形ゼオライトが、流動管中に置かれ、溶解
された上述の金属のハロゲン化物、酢酸塩、蓚酸塩、ク
エン酸塩又は硝酸塩が20〜100℃にてゼオライト上
を通過させられる。このようなイオン交換は、例えば本
発明のNES構造を有するゼオライトが、その水素、ア
ンモニウム又はアルカリ金属形で行われうる。
金属を適用するさらなる方法は、対象物を水又はアルコ
ール中上記金属のハロゲン化物、酢酸塩、蓚酸塩、クエ
ン酸塩、硝酸塩又は酸化物溶液に浸漬することからな
る。
れ、必要により繰返し焼成される。NES構造を有する
ゼオライトに金属−ドーピングがなされた場合には、水
素及び/又は水蒸気での後処理が有効でありうる。
のNES構造を有するゼオライトを、成形又は未成形の
状態で、塩酸(HCl)、フッ化水素酸(HF)、硫酸
(H2 SO4 )、リン酸(H3 PO4 )、蓚酸(HO2
C−CO2 H)又はこれらの混合物のような酸での処理
に供することから成る。
を有するゼオライトが、成形前に上記酸の0.001〜
2N、好ましくは0.05〜0.5N濃度で1〜100
時間還流下で処理される。濾過及び水洗後、通常100
〜160℃で乾燥され、200〜600℃で焼成され
る。他の好ましい例は、本発明のNES構造を有するゼ
オライトが、バインダーを用いて成形された後、酸処理
されることからなる。此の場合、本発明のゼオライト
は、通常3〜25%、特に12〜20%の酸を用いて、
60〜80℃で1〜3時間処理され、続いて水洗、10
0〜160℃で乾燥され、200〜600℃で焼成され
る。此の場合にも、焼成がアミノ化反応器中で直接行わ
れうる。
ム塩、例えばNH4 Cl又はモノアミン、ジアミン若し
くはポリアミンでの交換により行われる。此の場合、バ
インダーを用いて成形されたゼオライトは、通常10〜
25%、好ましくは20%のNH4 Cl溶液を用いて、
1:15のゼオライト/塩化アンモニウム溶液の重量
比、60〜80℃で連続的に2時間交換され、その後1
00〜120℃で乾燥される。
性は、アルミニウムゼオライトの場合の脱アルミ化で、
此の場合アルミニウム原子の一部がシリコン置き換えら
れるか又はゼオライトのアルミニウム含有量が、例えば
熱水処理により減らされる。好ましくは熱水処理に続い
て、形成された非格子アルミニウムを除去するために、
酸又は錯生成剤での抽出に供せられる。シリコンによる
アルミニウムの再置き換えは、例えば(NH4 )2 Si
F6 又はSiCl4 により行われうる。Y−ゼオライト
の脱アルミ化の例は、Corma et al.,Stu
d.Surf.Sci.Catal.37(198
7),pages495〜503に見出されうる。他の
3価の酸化物の場合に、比率(SiO2 /M2 O3 )
は、とられたホウ素、鉄又はガリウムの一部又はシリコ
ンにより置き換えられることにより同様に増加されう
る。
は例えば3〜5mm直径のペレットとして、オレフィン
のアミノ化に使用可能である。
物質が、例えば押出物の成形触媒を微粉砕し、篩にかけ
ることにより得られうる。
1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR6は、以下の意味を
有する。即ち、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR6
が、水素、C1 〜C20−アルキル、好ましくはC1 〜C
12−アルキル、特に好ましくはメチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、se
c−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペ
ンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、n−ヘプチル、
イソヘプチル、n−オクチル及びイソオクチルのような
C1 〜C8 −アルキル、C2 〜C20−アルケニル、好ま
しくはC2 〜C12−アルケニル、特に好ましくはビニル
及びアリルのようなC2 〜C8 −アルケニル、C2 〜C
20−アルキニル、好ましくはC2 〜C8 −アルキニル、
特に好ましくはC2 H及びプロパルギル、C3 〜C20−
シクロアルキル、好ましくはC3 〜C12−シクロアルキ
ル、特に好ましくはシクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロヘプチル及びシクロオクチルのようなC5 〜C8
−シクロアルキル、C4 〜C20−アルキル−シクロアル
キル、好ましくはC4 〜C12−アルキル−シクロアルキ
ル、特に好ましくはC5 〜C10−アルキル−シクロアル
キル、C4 〜C20−シクロアルキル−アルキル、好まし
くはC4 〜C12−シクロアルキル−アルキル、特に好ま
しくはC5 〜C10−シクロアルキル−アルキル、フェニ
ル、1−ナフチル及び2−ナフチルのようなアリール、
好ましくはフェニル、C7 〜C20−アルキルアリル、好
ましくはC7 〜C16−アルキルアリル、特に好ましくは
2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチル
フェニル、2−エチルフェニル、3−エチルフェニル及
び4−エチルフェニル、C7 〜C20−アラルキル、好ま
しくはC7 〜C16−アラルキル、特に好ましくはフェニ
ルメチル、1−フェニルエチル及び2−フェニルエチル
のようなC7 〜C12−アラルキル、R1 及びR2 が、共
に飽和又は不飽和二価C3 〜C9 −アルキレン鎖、好ま
しくは−(CH2 )4−、−(CH2 )5 −、−(CH2
)7 −及び−CH=CH−CH=CH−、R3 又はR5
が、C21〜C200 −アルキル、好ましくはポリブチ
ル、ポリイソブチル、ポリプロピル、ポリイソプロピル
及びポリエチルのようなC40〜C200 −アルキル、特に
好ましくはポリブチル及びポリイソブチル、C21〜C
200 −アルケニル、好ましくはC40〜C200 −アルケニ
ル、特に好ましくはC70〜C170 −アルケニル、並びに
R3 及びR5 が、共に二価C2 〜C12−アルキレン鎖、
好ましくは二価C3 〜C8 −アルキレン鎖、特に好まし
くは−(CH2 )3 −、−(CH2 )4 −、−(CH
2 )5 −、−(CH2 )6 −及び−(CH2 )7 −、特
に−(CH2 )3 −、−(CH2 )4−、を意味する。
リウム6.6gを溶解し溶液Aを作製した。水360g
中、デカメトニウムブロマイド56.4gを溶解し溶液
Bを作製した。水55.2g中、ルドックス AS 4
0を165g溶解し溶液Cを作製した。攪拌しながら溶
液Aを溶液Cに加え、更に5分攪拌の後、溶液Bを加え
た。水255gを加えた後、混合物を30分間攪拌し
た。混合物をオートクレーブに移し、180℃、自生圧
力で400時間攪拌しながら結晶化させた。形成ゼオラ
イトを濾過し、水洗し、110℃で4時間乾燥し、50
0℃で16時間焼成した。30の比率(SiO2 /Al
2 O3 )を有していた。
℃で2時間攪拌し、続いて濾過し、水2リットルで水洗
した。NH4 Clで再度交換、水洗した後、得られたゼ
オライトを120℃で2時間乾燥し、500℃で5時間
焼成した。その後、全体の処方をもう一度繰り返した。
及び蟻酸1.5gとをニーダーで圧縮し、水50mlを
加えて40分間混練りした。ラム押出機を用い50バー
ルの圧力で2mmの押出物を製造し、120℃で16時
間乾燥し、500℃で16時間焼成した。得られたもの
は、0.13%の残留ナトリウム含有率と402m2g
-1のBET表面積とを有していた。
で80℃にて6時間イオン交換した。水10リットルで
水洗後、得られた触媒を120℃で4時間乾燥し、50
0℃で5時間焼成した。押出物は、焼成後0.05%の
Naを含有していた。 触媒D:Na−NU−87触媒
Dを、300時間結晶化させることを除いて、触媒Aと
同様の方法で調製した。
同様の方法でイオン交換した。残留ナトリウム含有率
は、0.01%未満であった。交換ゼオライト45gと
ベーマイト30g及び蟻酸1.5gとをニーダーで圧縮
し、水64mlを加えて35分間混練りした。ラム押出
機を用い、55バールの圧力で2mmの押出物を製造
し、120℃で4時間乾燥し、500℃で16時間焼成
した。
管反応器(6mmの管内直径)中で280バールの圧
力、260〜300℃の等温条件で反応させた。反応生
成物をガスクロマトグラフィーで分析した。
素、C1 〜C20−アルキル、C2 〜C20−アルケニル、
C2 〜C20−アルキニル、C3 〜C20−シクロアルキ
ル、C4 〜C20−アルキル−シクロアルキル、C4 〜C
20−シクロアルキル−アルキル、アリール、C7 〜C20
−アルキルアリール又はC7 〜C20−アラルキル、R1
及びR2 が、共に飽和又は不飽和二価C3 〜C9 −アル
キレン鎖及びR3 又はR5 が、C21〜C200 −アルキ
ル、C21〜C200 −アルケニル又は共に二価C2 〜C12
−アルキレン鎖を意味する)のアミンを製造する方法に
おいて、一般式(II)
する)のオレフィンと、アンモニア又は一般式(II
I)
若しくは二級アミンとを200〜350℃、100〜3
00バールの圧力及びNES構造を有するゼオライトを
不均一系触媒として用いて反応させることを特徴とする
アミンを製造する方法。
素、C1 〜C20−アルキル、C2 〜C20−アルケニル、
C2 〜C20−アルキニル、C3 〜C20−シクロアルキ
ル、C4 〜C20−アルキル−シクロアルキル、C4 〜C
20−シクロアルキル−アルキル、アリール、C7 〜C20
−アルキルアリール又はC7 〜C20−アラルキル、R1
及びR2 が、共に飽和又は不飽和二価C3 〜C9 −アル
キレン鎖及びR3 又はR5 が、C21〜C200 −アルキ
ル、C21〜C200 −アルケニル又は共に二価C2 〜C12
−アルキレン鎖を意味する)のアミンを、一般式(I
I)
1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR6は、以下の意味を
有する。即ち、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR6
が、水素、C1 〜C20−アルキル、好ましくはC1 〜C
12−アルキル、特に好ましくはメチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、se
c−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペ
ンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、n−ヘプチル、
イソヘプチル、n−オクチル及びイソオクチルのような
C1 〜C8 −アルキル、C2 〜C20−アルケニル、好ま
しくはC2 〜C12−アルケニル、特に好ましくはビニル
及びアリルのようなC2 〜C8 −アルケニル、C2 〜C
20−アルキニル、好ましくはC2 〜C8 −アルキニル、
特に好ましくはC2 H及びプロパルギル、C3 〜C20−
シクロアルキル、好ましくはC3 〜C12−シクロアルキ
ル、特に好ましくはシクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロヘプチル及びシクロオクチルのようなC5 〜C8
−シクロアルキル、C4 〜C20−アルキル−シクロアル
キル、好ましくはC4 〜C12−アルキル−シクロアルキ
ル、特に好ましくはC5 〜C10−アルキル−シクロアル
キル、C4 〜C20−シクロアルキル−アルキル、好まし
くはC4 〜C12−シクロアルキル−アルキル、特に好ま
しくはC5 〜C10−シクロアルキル−アルキル、フェニ
ル、1−ナフチル及び2−ナフチルのようなアリール、
好ましくはフェニル、C7 〜C20−アルキルアリール、
好ましくはC7 〜C16−アルキルアリール、特に好まし
くは2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メ
チルフェニル、2−エチルフェニル、3−エチルフェニ
ル及び4−エチルフェニル、C7 〜C20−アラルキル、
好ましくはC7 〜C16−アラルキル、特に好ましくはフ
ェニルメチル、1−フェニルエチル及び2−フェニルエ
チルのようなC7 〜C12−アラルキル、R1 及びR2
が、共に飽和又は不飽和二価C3 〜C9 −アルキレン
鎖、好ましくは−(CH2 )4−、−(CH2 )5 −、
−(CH2 )7 −及び−CH=CH−CH=CH−、R
3 又はR5 が、C21〜C200 −アルキル、好ましくはポ
リブチル、ポリイソブチル、ポリプロピル、ポリイソプ
ロピル及びポリエチルのようなC40〜C200 −アルキ
ル、特に好ましくはポリブチル及びポリイソブチル、C
21〜C200 −アルケニル、好ましくはC40〜C200 −ア
ルケニル、特に好ましくはC70〜C170 −アルケニル、
並びにR3 及びR5 が、共に二価C2 〜C12−アルキレ
ン鎖、好ましくは二価C3 〜C8 −アルキレン鎖、特に
好ましくは−(CH2 )3 −、−(CH2 )4 −、−
(CH2 )5 −、−(CH2 )6 −及び−(CH2 )7
−、特に−(CH2 )3 −、−(CH2 )4−、を意味
する。
Claims (12)
- 【請求項1】一般式I 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR6 が、水
素、C1 〜C20−アルキル、C2 〜C20−アルケニル、
C2 〜C20−アルキニル、C3 〜C20−シクロアルキ
ル、C4 〜C20−アルキル−シクロアルキル、C4 〜C
20−シクロアルキル−アルキル、アリル、C7 〜C20−
アルキルアリル又はC7 〜C20−アラルキル、R1 及び
R2 が、共に飽和又は不飽和二価C3 〜C9 −アルキレ
ン鎖及びR3 又はR5 が、C21〜C200 −アルキル、C
21〜C200 −アルケニル又は共に二価C2 〜C12−アル
キレン鎖を意味する)のアミンを製造する方法におい
て、一般式(II) 【化2】 (式中、R3 、R4 、R5 及びR6 が、上記定義を意味
する)のオレフィンと、アンモニア又は一般式(II
I) 【化3】 (式中、R1 及びR2 が、上記定義を意味する)の一級
若しくは二級アミンとを200〜350℃、100〜3
00バールの圧力及びNES構造を有するゼオライトを
不均一系触媒として用いて反応させることを特徴とする
アミンを製造する方法。 - 【請求項2】製造された前記アミンIが分離され、未反
応の前記出発原料II及びIIIが再循環使用されるこ
とを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】前記オレフィンIIが、イソブテン、ジイ
ソブテン、シクロペンテン、シクロヘキセン又はポリイ
ソブテンであることを特徴とする請求項1又は2記載の
方法。 - 【請求項4】前記不均一系触媒が、H形のNES構造を
有するゼオライトであることを特徴とする請求項1乃至
3何れか記載の方法。 - 【請求項5】前記不均一系触媒が、酸、特に塩酸、フッ
化水素酸、硫酸、リン酸、蓚酸及びこれらの混合物から
なる群れから選ばれた1つで処理されたNES構造を有
するゼオライトであることを特徴とする請求項1乃至4
何れか記載の方法。 - 【請求項6】前記不均一系触媒が、少なくとも1種の遷
移金属でドーピングされたNES構造を有するるゼオラ
イトであることを特徴とする請求項1乃至5何れか記載
の方法。 - 【請求項7】前記不均一系触媒が、少なくとも1種の稀
土類元素でドーピングされたNES構造を有するるゼオ
ライトであることを特徴とする請求項1乃至6何れか記
載の方法。 - 【請求項8】前記不均一系触媒が、アンモニウム形のN
ES構造を有するるゼオライトであることを特徴とする
請求項1乃至7何れか記載の方法。 - 【請求項9】前記不均一系触媒が、アルカリ金属、アル
カリ土類金属及び土類金属からなる群れから選ばれた少
なくとも1つの元素でドーピングされたNES構造を有
するゼオライトであることを特徴とする請求項1乃至8
何れか記載の方法。 - 【請求項10】前記不均一系触媒が、バインダーを用い
て成形され、200乃至600℃で焼成されたNES構
造を有するるゼオライトであることを特徴とする請求項
1乃至9何れか記載の方法。 - 【請求項11】前記不均一系触媒が、脱アルミ化された
か又は脱ホウ素化されたNES構造を有するるゼオライ
トであることを特徴とする請求項1乃至10何れか記載
の方法。 - 【請求項12】NES構造を有するるゼオライトからな
る群れから選ばれた前記不均一系触媒が、NU−87ゼ
オライトであることを特徴とする請求項1乃至11何れ
か記載の方法。
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