JPH1014742A - ブーツ用スタンドと収納ケース - Google Patents
ブーツ用スタンドと収納ケースInfo
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- JPH1014742A JPH1014742A JP19964296A JP19964296A JPH1014742A JP H1014742 A JPH1014742 A JP H1014742A JP 19964296 A JP19964296 A JP 19964296A JP 19964296 A JP19964296 A JP 19964296A JP H1014742 A JPH1014742 A JP H1014742A
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- Japan
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- boot
- boots
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- stand
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブーツを型崩れさせずに収納するブーツ用ス
タンドと収納ケースの提供。 【解決手段】 箱状のケース本体２に、蓋体３が開閉可
能に設けられてなり、ケース本体２の底面から靴底１０
０ａを上方に向けてブーツ１００が外嵌される柱状のブ
ーツ装着部４，４が、上方に延びて形成されてなる。
タンドと収納ケースの提供。 【解決手段】 箱状のケース本体２に、蓋体３が開閉可
能に設けられてなり、ケース本体２の底面から靴底１０
０ａを上方に向けてブーツ１００が外嵌される柱状のブ
ーツ装着部４，４が、上方に延びて形成されてなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ブーツの未使用
時に、ブーツを立てておくためのブーツ用スタンドと、
シーズンオフにブーツを収納、保管しておくためのブー
ツ収納ケースに関するものである。
時に、ブーツを立てておくためのブーツ用スタンドと、
シーズンオフにブーツを収納、保管しておくためのブー
ツ収納ケースに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ブーツは、未使用時には、玄関に
そのまま脱いでおくか、或いは内部に詰め物をして保管
されていた。また、シーズンオフにおいても、通常の使
用状態と同様に、踵を下に向けると共に履き口を上方に
向けて下腿部を立てた状態で下駄箱等に収納して保管さ
れていた。
そのまま脱いでおくか、或いは内部に詰め物をして保管
されていた。また、シーズンオフにおいても、通常の使
用状態と同様に、踵を下に向けると共に履き口を上方に
向けて下腿部を立てた状態で下駄箱等に収納して保管さ
れていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、ブーツの下腿部が自重により変形して、ブー
ツが型崩れを起こすという問題があった。また、ロング
ブーツ等は、下駄箱の中に収納できない場合もあり、収
納場所に困るといった問題もあった。さらに、ブーツの
湿気や臭いをとることができないといった問題があっ
た。この発明は、これらの課題を解決するためになされ
たものである。
方法では、ブーツの下腿部が自重により変形して、ブー
ツが型崩れを起こすという問題があった。また、ロング
ブーツ等は、下駄箱の中に収納できない場合もあり、収
納場所に困るといった問題もあった。さらに、ブーツの
湿気や臭いをとることができないといった問題があっ
た。この発明は、これらの課題を解決するためになされ
たものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明に係るブーツ収納ケースは、箱状のケース
本体に、蓋体が開閉可能に設けられてなり、前記ケース
本体の底面から靴底を上方に向けてブーツが外嵌される
柱状のブーツ装着部が、上方に延びて形成されてなるこ
とを特徴とする。また、この発明に係るブーツ用スタン
ドは、台座から上方に向けて、ブーツが外嵌される柱状
のブーツ装着部が形成されてなることを特徴とする。な
お、好ましくは、このブーツ用スタンドは、収納ケース
に収納可能とされてなることを特徴とする。さらに好ま
しくは、前記ブーツ装着部の上部に、乾燥剤、消臭剤等
を入れられるポケットが設けられてなることを特徴とす
る。
に、この発明に係るブーツ収納ケースは、箱状のケース
本体に、蓋体が開閉可能に設けられてなり、前記ケース
本体の底面から靴底を上方に向けてブーツが外嵌される
柱状のブーツ装着部が、上方に延びて形成されてなるこ
とを特徴とする。また、この発明に係るブーツ用スタン
ドは、台座から上方に向けて、ブーツが外嵌される柱状
のブーツ装着部が形成されてなることを特徴とする。な
お、好ましくは、このブーツ用スタンドは、収納ケース
に収納可能とされてなることを特徴とする。さらに好ま
しくは、前記ブーツ装着部の上部に、乾燥剤、消臭剤等
を入れられるポケットが設けられてなることを特徴とす
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、この発明の「ブーツ用スタ
ンドと収納ケース」について、さらに詳細に説明する。
図１から図３は、この発明の「ブーツ用スタンドと収納
ケース」の第１実施例を示し、この実施例では、収納ケ
ースにブーツ用スタンドが一体形成された例を示してい
る。図１は、この実施例のブーツ収納ケース１を示す斜
視図であり、図２は、右側面側から見た縦断面図、図３
は、正面側から見た縦断面図である。この実施例のブー
ツ収納ケース１は、ケース本体２に蓋体３が開閉可能に
設けられてなる。
ンドと収納ケース」について、さらに詳細に説明する。
図１から図３は、この発明の「ブーツ用スタンドと収納
ケース」の第１実施例を示し、この実施例では、収納ケ
ースにブーツ用スタンドが一体形成された例を示してい
る。図１は、この実施例のブーツ収納ケース１を示す斜
視図であり、図２は、右側面側から見た縦断面図、図３
は、正面側から見た縦断面図である。この実施例のブー
ツ収納ケース１は、ケース本体２に蓋体３が開閉可能に
設けられてなる。
【０００６】ケース本体２は、上方に開口した横断面略
矩形状の箱体からなり、ブーツ１００を上下反転して靴
底１００ａを上方に向けた状態で、ブーツの下腿部１０
０ｂを挿し嵌めることにより一対のブーツ１００，１０
０を収納することができるブーツ装着部４，４が形成さ
れてブーツ用スタンドが設けられている。なお、ケース
本体２の上端部の外周部には、ケース本体２の上端縁が
径方向外側に延びた後、下方に折り返されたような形状
の鍔部２１が形成されている。ブーツ装着部４は、半円
同士を直線で結んだような略長円形状の横断面の２本の
略円錐台からなり、それぞれケース本体２の底面から上
方に向けて立ち上げられて形成されてなると共に、上方
に行くに従ってやや縮径して形成されている。ブーツ装
着部４は、ケース本体２のやや前方部に、前記略長円の
長軸を前後方向に向けると共に、左右方向に互いに離間
して配置されている。
矩形状の箱体からなり、ブーツ１００を上下反転して靴
底１００ａを上方に向けた状態で、ブーツの下腿部１０
０ｂを挿し嵌めることにより一対のブーツ１００，１０
０を収納することができるブーツ装着部４，４が形成さ
れてブーツ用スタンドが設けられている。なお、ケース
本体２の上端部の外周部には、ケース本体２の上端縁が
径方向外側に延びた後、下方に折り返されたような形状
の鍔部２１が形成されている。ブーツ装着部４は、半円
同士を直線で結んだような略長円形状の横断面の２本の
略円錐台からなり、それぞれケース本体２の底面から上
方に向けて立ち上げられて形成されてなると共に、上方
に行くに従ってやや縮径して形成されている。ブーツ装
着部４は、ケース本体２のやや前方部に、前記略長円の
長軸を前後方向に向けると共に、左右方向に互いに離間
して配置されている。
【０００７】ブーツ装着部４の上部には、乾燥剤や消臭
剤等１１０を入れるためのポケット４０が形成されてい
る。このポケット４０は、ケース本体２の底面から立ち
上げられた立ち上げ部４１の上部にキャップ４Ａが着脱
可能に嵌着されてなる。すなわち、立ち上げ部の上面４
１ａに、この上面４１ａの径よりも一回り小さい大きさ
の横断面略長円形の筒状の差込部４１ｂが上方に延びて
形成される一方、この差込部４１ｂに、下方に開口した
略円錐台形状のキャップ４Ａが外嵌されてなる。キャッ
プ４Ａは、横断面略長円形状の円錐台形に形成されてな
り、下端部の外径がケース本体の立ち上げ部４１の上面
４１ａの外径と等しくなるよう形成されている。よっ
て、立ち上げ部４１の差込部４１ｂにキャップ４Ａを嵌
着すれば、立ち上げ部４１とキャップ４Ａとの境界に段
差が付かず、全体として略円錐台形状のブーツ装着部４
が形成されることとなる。
剤等１１０を入れるためのポケット４０が形成されてい
る。このポケット４０は、ケース本体２の底面から立ち
上げられた立ち上げ部４１の上部にキャップ４Ａが着脱
可能に嵌着されてなる。すなわち、立ち上げ部の上面４
１ａに、この上面４１ａの径よりも一回り小さい大きさ
の横断面略長円形の筒状の差込部４１ｂが上方に延びて
形成される一方、この差込部４１ｂに、下方に開口した
略円錐台形状のキャップ４Ａが外嵌されてなる。キャッ
プ４Ａは、横断面略長円形状の円錐台形に形成されてな
り、下端部の外径がケース本体の立ち上げ部４１の上面
４１ａの外径と等しくなるよう形成されている。よっ
て、立ち上げ部４１の差込部４１ｂにキャップ４Ａを嵌
着すれば、立ち上げ部４１とキャップ４Ａとの境界に段
差が付かず、全体として略円錐台形状のブーツ装着部４
が形成されることとなる。
【０００８】キャップ４Ａの左右両側面の上部には、ポ
ケット４０の内外を連通する複数個の連通穴４２が形成
されている。この実施例では、キャップ４Ａの左右両側
面にそれぞれ３本ずつ、上下方向に延びるスリット状の
連通穴４２が形成されている。これら連通穴４２の周囲
には、図３に示すように、割れ等の破損を防止するため
の補強用リブ４２ａが、キャップ４Ａの内側に突出して
形成されている。なお、これらのリブ４２ａは、各連通
穴４２の後半分にのみ形成されている。また、各連通穴
４２は、キャップ４Ａの上端面４３に開口して形成され
ている。ブーツ装着部４の上端部（キャップ４Ａの上端
部）４３は、図３に示すように、後方に行くに従ってや
や上方に傾斜して形成されている。これは、ブーツ１０
０の内側底面の傾斜に合わせたものであり、これにより
ブーツ１００の靴底１００ａをほぼ水平状態としてブー
ツ１００を収納することができる。
ケット４０の内外を連通する複数個の連通穴４２が形成
されている。この実施例では、キャップ４Ａの左右両側
面にそれぞれ３本ずつ、上下方向に延びるスリット状の
連通穴４２が形成されている。これら連通穴４２の周囲
には、図３に示すように、割れ等の破損を防止するため
の補強用リブ４２ａが、キャップ４Ａの内側に突出して
形成されている。なお、これらのリブ４２ａは、各連通
穴４２の後半分にのみ形成されている。また、各連通穴
４２は、キャップ４Ａの上端面４３に開口して形成され
ている。ブーツ装着部４の上端部（キャップ４Ａの上端
部）４３は、図３に示すように、後方に行くに従ってや
や上方に傾斜して形成されている。これは、ブーツ１０
０の内側底面の傾斜に合わせたものであり、これにより
ブーツ１００の靴底１００ａをほぼ水平状態としてブー
ツ１００を収納することができる。
【０００９】蓋体３は、下方に開口した箱形状からな
り、下端部が径方向外側に僅かに拡径して形成されてお
り、拡径部３１の内径がケース本体２の鍔部２１の外径
にほぼ等しい大きさに形成されている。よって、ケース
本体２の鍔部２１の上端面に、蓋体３の拡径部３１の上
端面を当接して、ケース本体２に蓋体３を被せることが
できる。蓋体３は、ケース本体２の後面の上端部に、回
動自在に設けられている。具体的には、ケース本体２の
後面の上端部に形成された鍔部２１の下部に、後方に突
出片２２が左右に離間して形成され、この突出片２２間
に互いに近接する方向に突出した軸部２３に、蓋体３の
後面の下端部に形成された略小円筒部３２が係合されて
なる。また、蓋体３の前面下端部の幅方向中央部には、
ケース本体２に蓋体３を係止するための止め具３３が揺
動可能に設けられている。この止め具３３は、略Ｌ字形
状に形成されてなり、短片３３ａ側の一端部を蓋体３に
回動可能に枢支されている。また、止め具３３の長片３
３ｂには、後方に延びる突出部３３ｃが形成されてお
り、ケース本体２の上端部に形成された鍔部２１の下端
部と係合可能とされている。これにより、ケース本体２
の鍔部２１に蓋体３の拡径部３１が外嵌された状態で、
突出部３３ｃが外周鍔部２１と係合することとなり、ケ
ース本体２に蓋がされることとなる。
り、下端部が径方向外側に僅かに拡径して形成されてお
り、拡径部３１の内径がケース本体２の鍔部２１の外径
にほぼ等しい大きさに形成されている。よって、ケース
本体２の鍔部２１の上端面に、蓋体３の拡径部３１の上
端面を当接して、ケース本体２に蓋体３を被せることが
できる。蓋体３は、ケース本体２の後面の上端部に、回
動自在に設けられている。具体的には、ケース本体２の
後面の上端部に形成された鍔部２１の下部に、後方に突
出片２２が左右に離間して形成され、この突出片２２間
に互いに近接する方向に突出した軸部２３に、蓋体３の
後面の下端部に形成された略小円筒部３２が係合されて
なる。また、蓋体３の前面下端部の幅方向中央部には、
ケース本体２に蓋体３を係止するための止め具３３が揺
動可能に設けられている。この止め具３３は、略Ｌ字形
状に形成されてなり、短片３３ａ側の一端部を蓋体３に
回動可能に枢支されている。また、止め具３３の長片３
３ｂには、後方に延びる突出部３３ｃが形成されてお
り、ケース本体２の上端部に形成された鍔部２１の下端
部と係合可能とされている。これにより、ケース本体２
の鍔部２１に蓋体３の拡径部３１が外嵌された状態で、
突出部３３ｃが外周鍔部２１と係合することとなり、ケ
ース本体２に蓋がされることとなる。
【００１０】蓋体３の上面中央部には、略矩形の浅い凹
部３４が形成され、この凹部３４に略コ字形状の把手３
５が、その両端部を凹部３４の対向する側壁に回動自在
に枢支されて設けられている。把手３５は、凹部３４の
枢支軸を中心に回動可能であり、凹部３４から上方に引
き起こすことができると共に、蓋体３の凹部３４の中に
ねかして収納可能とされている。蓋体３の上面には、ケ
ース本体の底面よりも一回り小さな大きさの矩形状の浅
い係合溝３６が形成されている。一方、ケース本体２の
底面には、四隅に脚部２４が僅かに下方に突出して形成
されており、これら脚部２４は、蓋体３に形成された係
合溝３６に収まるよう配設されている。よって、蓋が閉
められたある収納ケース１の上部に、別の収納ケース１
を載置することができ、収納ケース１同士を重ね合わせ
ることが可能とされている。
部３４が形成され、この凹部３４に略コ字形状の把手３
５が、その両端部を凹部３４の対向する側壁に回動自在
に枢支されて設けられている。把手３５は、凹部３４の
枢支軸を中心に回動可能であり、凹部３４から上方に引
き起こすことができると共に、蓋体３の凹部３４の中に
ねかして収納可能とされている。蓋体３の上面には、ケ
ース本体の底面よりも一回り小さな大きさの矩形状の浅
い係合溝３６が形成されている。一方、ケース本体２の
底面には、四隅に脚部２４が僅かに下方に突出して形成
されており、これら脚部２４は、蓋体３に形成された係
合溝３６に収まるよう配設されている。よって、蓋が閉
められたある収納ケース１の上部に、別の収納ケース１
を載置することができ、収納ケース１同士を重ね合わせ
ることが可能とされている。
【００１１】なお、この発明のブーツ収納ケース１は、
ケース本体２、蓋体３、キャップ４Ａ等のそれぞれが、
プラスチックの一体成形によって形成することが好まし
い。この場合、例えば、透明や半透明性のものでケース
本体２を構成すれば、収納したブーツ１００がどのよう
なものかを蓋を開けずに視認することができるので便利
である。また、この場合においても、蓋体３は着色した
り非透明にしたりして、収納するブーツ１００の靴底１
００ａの部分を見えなくして、ブーツ１００を入れた場
合の見栄えをよくしてもよい。
ケース本体２、蓋体３、キャップ４Ａ等のそれぞれが、
プラスチックの一体成形によって形成することが好まし
い。この場合、例えば、透明や半透明性のものでケース
本体２を構成すれば、収納したブーツ１００がどのよう
なものかを蓋を開けずに視認することができるので便利
である。また、この場合においても、蓋体３は着色した
り非透明にしたりして、収納するブーツ１００の靴底１
００ａの部分を見えなくして、ブーツ１００を入れた場
合の見栄えをよくしてもよい。
【００１２】次に、この発明のブーツ収納ケース１の使
用状態について説明する。この発明のブーツ収納ケース
１は、シーズンオフにブーツ１００を収納して、次の冬
が来るまで保管しておくのに使用される。使用に際して
は、ブーツ装着部４の上部に形成されたポケット４０に
は、乾燥剤や消臭剤等１１０を入れる。これにより、長
期間のブーツ１００の保管によっても、皮革にかびや虫
が付かず、また靴１００の臭いをとることができる。な
お、シーズン中においても、ポケット４０に乾燥剤１１
０を入れて使用すれば、雨や雪の中を歩いた後にブーツ
１００を乾燥させるのに便利である。ブーツ装着部４に
は、靴底１００ａを上方に向けたブーツ１００が履き口
から装着される。これにより、ブーツ１００の内側底面
がブーツ装着部４の上面に当接されてブーツ１００がブ
ーツ装着部４に保持される。この状態では、ブーツ１０
０の靴底１００ａがほぼ水平状態で収納されることとな
る。ブーツ装着部４は、上方に行くに従ってやや縮径さ
れているので、ブーツ１００の大きさ、足の大きさに限
らず、各種のブーツ１００に対応することができる。ブ
ーツ装着部４にブーツ１００を装着して収納すれば、下
腿部１００ｂが折れ曲がることがなく、ブーツ１００を
型崩れさせることなく保管することができる。
用状態について説明する。この発明のブーツ収納ケース
１は、シーズンオフにブーツ１００を収納して、次の冬
が来るまで保管しておくのに使用される。使用に際して
は、ブーツ装着部４の上部に形成されたポケット４０に
は、乾燥剤や消臭剤等１１０を入れる。これにより、長
期間のブーツ１００の保管によっても、皮革にかびや虫
が付かず、また靴１００の臭いをとることができる。な
お、シーズン中においても、ポケット４０に乾燥剤１１
０を入れて使用すれば、雨や雪の中を歩いた後にブーツ
１００を乾燥させるのに便利である。ブーツ装着部４に
は、靴底１００ａを上方に向けたブーツ１００が履き口
から装着される。これにより、ブーツ１００の内側底面
がブーツ装着部４の上面に当接されてブーツ１００がブ
ーツ装着部４に保持される。この状態では、ブーツ１０
０の靴底１００ａがほぼ水平状態で収納されることとな
る。ブーツ装着部４は、上方に行くに従ってやや縮径さ
れているので、ブーツ１００の大きさ、足の大きさに限
らず、各種のブーツ１００に対応することができる。ブ
ーツ装着部４にブーツ１００を装着して収納すれば、下
腿部１００ｂが折れ曲がることがなく、ブーツ１００を
型崩れさせることなく保管することができる。
【００１３】図４及び図５は、この発明の「ブーツ用ス
タンドと収納ケース」の第２実施例を示し、この実施例
では、ブーツ用スタンド５と収納ケース７とが別体に形
成されてなる例を示している。図４は、この実施例のブ
ーツ用スタンド５を示す斜視図であり、図５は、その側
面図である。この実施例のブーツ用スタンド５は、台座
６に一対のブーツ装着部４，４が上方に立ち上げられて
形成されてなる。台座６は、略円形状であり、その上部
に、横断面略長円形状のブーツ装着部４が柱状に２本、
上方に立ち上げられて形成されている。ブーツ装着部４
は、前記実施例の場合と同様に、上方に向けてやや縮径
した２本の略円錐台からなり、上部にキャップ４Ａが着
脱可能に嵌着されて、乾燥剤等１１０を入れるためのポ
ケット４０が設けられている。なお、この実施例のキャ
ップ４Ａの場合、側面及び上面４３に多数の小穴４２が
ポケット４０の内外を連通して形成されている。
タンドと収納ケース」の第２実施例を示し、この実施例
では、ブーツ用スタンド５と収納ケース７とが別体に形
成されてなる例を示している。図４は、この実施例のブ
ーツ用スタンド５を示す斜視図であり、図５は、その側
面図である。この実施例のブーツ用スタンド５は、台座
６に一対のブーツ装着部４，４が上方に立ち上げられて
形成されてなる。台座６は、略円形状であり、その上部
に、横断面略長円形状のブーツ装着部４が柱状に２本、
上方に立ち上げられて形成されている。ブーツ装着部４
は、前記実施例の場合と同様に、上方に向けてやや縮径
した２本の略円錐台からなり、上部にキャップ４Ａが着
脱可能に嵌着されて、乾燥剤等１１０を入れるためのポ
ケット４０が設けられている。なお、この実施例のキャ
ップ４Ａの場合、側面及び上面４３に多数の小穴４２が
ポケット４０の内外を連通して形成されている。
【００１４】次に、この第２実施例のブーツ用スタンド
５の使用状態について説明する。このブーツ用スタンド
５は、冬季のシーズン中には、玄関において使用するも
のであり、外から帰ってきたときに、脱いだブーツ１０
０を逆さにしてブーツ装着部４に装着して保管するもの
である。これにより、ブーツ１００の下腿部１００ｂが
折れたりして型崩れすることなく保管することができ
る。また、ポケット４０に乾燥剤等１１０を入れて使用
すれば、ブーツ１００が雪で濡れた場合でも翌朝までに
乾かせることができる。一方、シーズンオフには、図５
の二点鎖線で示すように、ブーツ用スタンド５にブーツ
１００を装着したまま、収納ケース７の中に入れて来シ
ーズンまで保管することができる。この場合において
も、ポケット４０に乾燥剤や消臭剤等１１０を入れてお
くことにより、保管中のカビの発生等を防止することが
できる。
５の使用状態について説明する。このブーツ用スタンド
５は、冬季のシーズン中には、玄関において使用するも
のであり、外から帰ってきたときに、脱いだブーツ１０
０を逆さにしてブーツ装着部４に装着して保管するもの
である。これにより、ブーツ１００の下腿部１００ｂが
折れたりして型崩れすることなく保管することができ
る。また、ポケット４０に乾燥剤等１１０を入れて使用
すれば、ブーツ１００が雪で濡れた場合でも翌朝までに
乾かせることができる。一方、シーズンオフには、図５
の二点鎖線で示すように、ブーツ用スタンド５にブーツ
１００を装着したまま、収納ケース７の中に入れて来シ
ーズンまで保管することができる。この場合において
も、ポケット４０に乾燥剤や消臭剤等１１０を入れてお
くことにより、保管中のカビの発生等を防止することが
できる。
【００１５】なお、この発明のブーツ収納ケースは、上
記各実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。例え
ば、上記実施例では、丈の比較的高いロングブーツにも
対応できるものについて説明してきたが、収納しようと
するブーツ１００の大きさに合わせて、ブーツ装着部４
等の大きさや形状を適宜変更可能である。また、ブーツ
装着部４の形成位置を前後方向にずらすと共に、ブーツ
１００の前後方向の向きを互い違いにして収納する構成
とすれば、収納ケース１の大きさを小さくすることがで
きるので便利である。さらに、前記実施例のブーツ用ス
タンドや収納ケースでは、ブーツ１００を一足だけ収納
可能なものについて説明してきたが、二足以上のブーツ
１００を収納できる構成としてもよいことは勿論であ
る。その上、第１実施例のブーツ収納ケース１の場合、
ブーツ装着部４が立ち上げ形成されていない後方部分
に、小さなバスケットを入れることができる。よって、
このバスケットに、ブーツ１００のケア用品や付属品等
を入れて保管や通信販売等をすることができる。
記各実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。例え
ば、上記実施例では、丈の比較的高いロングブーツにも
対応できるものについて説明してきたが、収納しようと
するブーツ１００の大きさに合わせて、ブーツ装着部４
等の大きさや形状を適宜変更可能である。また、ブーツ
装着部４の形成位置を前後方向にずらすと共に、ブーツ
１００の前後方向の向きを互い違いにして収納する構成
とすれば、収納ケース１の大きさを小さくすることがで
きるので便利である。さらに、前記実施例のブーツ用ス
タンドや収納ケースでは、ブーツ１００を一足だけ収納
可能なものについて説明してきたが、二足以上のブーツ
１００を収納できる構成としてもよいことは勿論であ
る。その上、第１実施例のブーツ収納ケース１の場合、
ブーツ装着部４が立ち上げ形成されていない後方部分
に、小さなバスケットを入れることができる。よって、
このバスケットに、ブーツ１００のケア用品や付属品等
を入れて保管や通信販売等をすることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のブーツ収
納ケースによれば、収納ケースの底面から上方に向けて
柱状に形成されたブーツ装着部に、ブーツを逆さにして
保管することができるので、ブーツの丈が長くても、ブ
ーツを型崩れさせることなく保管することができる。ま
た、ブーツを入れたまま物置や押入れに入れて保管する
ことができるので、下駄箱の中に収納できない大きさの
ロングブーツ等でも、収納場所に困るということはな
い。さらに、ブーツ装着部に、乾燥剤等を入れられるポ
ケットを形成しておけば、保管中のカビの発生等を防止
することができる。
納ケースによれば、収納ケースの底面から上方に向けて
柱状に形成されたブーツ装着部に、ブーツを逆さにして
保管することができるので、ブーツの丈が長くても、ブ
ーツを型崩れさせることなく保管することができる。ま
た、ブーツを入れたまま物置や押入れに入れて保管する
ことができるので、下駄箱の中に収納できない大きさの
ロングブーツ等でも、収納場所に困るということはな
い。さらに、ブーツ装着部に、乾燥剤等を入れられるポ
ケットを形成しておけば、保管中のカビの発生等を防止
することができる。
【図１】この発明のブーツ収納ケースの一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１の右側面側から見た縦断面図である。
【図３】図１の正面側から見た縦断面図である。
【図４】この発明のブーツ用スタンドの一実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図５】図４の側面図である。
１ ブーツ収納ケース ２ ケース本体 ３ 蓋体 ４ ブーツ装着部 ４Ａ キャップ ５ ブーツ用スタンド ６ 台座 ７ 収納ケース ４０ ポケット ４２ 連通穴 １００ ブーツ １００ａ 靴底 １１０ 乾燥剤、脱臭剤等
Claims (4)
- 【請求項１】 箱状のケース本体に、蓋体が開閉可能に
設けられてなり、 前記ケース本体の底面から靴底を上方に向けてブーツが
外嵌される柱状のブーツ装着部が、上方に延びて形成さ
れてなることを特徴とするブーツ収納ケース。 - 【請求項２】 台座から上方に向けて、ブーツが外嵌さ
れる柱状のブーツ装着部が形成されてなることを特徴と
するブーツ用スタンド。 - 【請求項３】 前記ブーツ用スタンドは、収納ケースに
収納可能とされてなることを特徴とする請求項２に記載
のブーツ用スタンド。 - 【請求項４】 前記ブーツ装着部の上部に、乾燥剤、消
臭剤等を入れられるポケットが設けられてなることを特
徴とする請求項１から請求項３までのいずれか一つに記
載のブーツ収納ケース又はブーツ用スタンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19964296A JPH1014742A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | ブーツ用スタンドと収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19964296A JPH1014742A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | ブーツ用スタンドと収納ケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1014742A true JPH1014742A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=16411252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19964296A Pending JPH1014742A (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | ブーツ用スタンドと収納ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1014742A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100994698B1 (ko) | 2008-04-16 | 2010-11-16 | 김기원 | 신변잡화품 원형보존커버 |
| JP2020014560A (ja) * | 2018-07-24 | 2020-01-30 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 靴脱臭機 |
| US10576666B2 (en) | 2016-01-07 | 2020-03-03 | Nike, Inc. | Portable customization system for articles of footwear |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP19964296A patent/JPH1014742A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100994698B1 (ko) | 2008-04-16 | 2010-11-16 | 김기원 | 신변잡화품 원형보존커버 |
| US10576666B2 (en) | 2016-01-07 | 2020-03-03 | Nike, Inc. | Portable customization system for articles of footwear |
| JP2020014560A (ja) * | 2018-07-24 | 2020-01-30 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 靴脱臭機 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980929 |