【発明の詳細な説明】
特に、スキー靴、アイススケート又は一輪型の
ローラスケートのための多機能コンテナ 技術分野
本考案は特にスキー靴のための多機能コンテナに関する。
この改良は、特に限定されないが、一般にスポーツ靴の分野の付属品や補助具
に関するものである。背景技術
従来から、スキー靴、アイススケート、ローラスケートは良く知られている。
これらの欠点は、基本的には、種々の問題源となっているように、やゝ重く、
明らかに大きな寸法を有するということである。
第一には、スポーツ活動を行う場所への行き帰りの運搬が問題となる。
先ず第一に、自動車を所有している使用者は、客観的にみて不便さをあまり感
じないことは確かである。然しながら、彼らはそれらの靴を置いてある場所から
取り出し、自動車のトランクに入れなければならず、その上そのトランクの中で
靴がごちゃごちゃになってしまうと言う問題がある。
目的地へ着くと、彼らは靴を取り出して持って行かなければならない。そして
その間に運転室の暖房で温めることもできない。それらは外気に近い温度まで冷
やされてしまう。
又、硬い靴がトランク内で突然移動するとき、第一の問題が現れる。運転中、
物にあたる音が生じるので、ドライバーの注意力が妨げられ、トランクを構成す
る部品を傷めることがあり、又少なくともトランクの中に入れられている他の物
品が損傷を受ける。
第二に、トランクの中で多少温かい温度で靴を保管する必要性があることは周
知の事実である。靴のはき具合いと形を整えるために、その靴を取り出してそれ
を車体壁によって囲われた自動車の運転室に入れることが必要である。
然しながら、そのような作業は困難かつ煩雑で、出し入れも面倒なので、大部
分の人は、そのような作業を行うことなく、そのままの状態の靴を履いてしまう
ことになる。
使用後の状況に関しても、主たる欠点は、靴を振れば、固着した雪を除去でき
るにも拘わらず、汚れた雪が沢山付いたまゝ靴を自動車のトランクの中に入れな
ければならないという事実によって示される。
従って、支持面が水に浸かるので、スキー靴の中がいつまでも高湿度であり、
いやな臭いを放つことになり、又、自動車のトランクの中でも周囲のものを濡ら
してしまう。
これまでは、スキー靴の購入時についてくる従来の専用バッグや、開発商品と
して市場に出ている専用バッグを使用することによってこの問題の解決を図って
きた。
それらのバッグは、表面的に弾性のある織物や布地を縫って作った軟質のコン
テナであって、上部に二個一対の丈夫な把手をつけ、一般に、その間にジッパー
を付けてそのバッグを完全に開くことができるようにしている。
このようなバッグの使用は、例えばバスのような公共輸送手段を使って輸送す
る場合に必要とされるが、靴は他の手荷物とは別の場所に一緒にまとめておかれ
る。
第一の欠点はこのような特別な場合に生じる。多数バッグが積み重ねられてい
るため、バスの急激な動きに伴い、少なくともバッグの布を修復不可能なほどに
破断してしまうことがある。第二に、使用後、その靴がバッグ内に収容されると
その織地の中に滲み込んだ水分が湿気を生じさせ、その状態がトランクの内部に
及ぶこととなる。
最後に、伝統的な型のバッグは、その使用される素材の性質上、比較的汚れ易
く、それをきれいにすることは容易でない。
靴が常時置かれる位置に関して言えば、シーズン中のみでなく、使用しない期
間にも原則として、一般にその家の地階にある共同棚やその他の棚にきちんと並
べて置かれているのが通例である。
この方法では、持ち主が注意を払っても、靴がほこりをかぶるのを防ぐことが
できない。使用しない期間中、外部からの汚れを防ぐことができないばかりでな
く、内部の汚れも避けられない。
代替手段には、例えば適切な布又はシートを用いて、並べられた平均的な家族
の靴を覆って完全に収納する方法がある。
第二のより有効な方法は、元のパッケージの中に靴を入れ直すことである。
これはもっと詳しく言えば、それは大型のダンボール箱であって、一方の側で
箱本体にヒンジ結合し、他の一方の側にそれらの係止を可能にする舌片を備えた
二枚の半蓋片を有する。
持ち運びを容易とするために、その構造体の一側面に沿って、プラスチック材
料の引っ込み可能な把手が設けられる。
この解決法の欠点は、ボール箱を伝統的な方法に従って、一足の靴を広げて向
き合わせせて収納するように構成すると、ダンボール箱が大きくなり過ぎるとい
うことにある。
第二に、その素材からして、靴が濡れいれば勿論、湿気を持っているに過ぎな
いときも、収納ができないという問題があり、従って、使用する前に靴を完全に
乾燥させる必要がある。
これと同じ問題点がその他のスポーツにおいても見られる。例えば、その中に
内部靴を入れて行うスポーツである。
これには、例えば、一輪型のローラスケート、或いはアイススケート、例えば
アイスホッケーや芸術的スケート及びその他の活動が含まれる。これらの場合で
も、通常は自分の用具は自分で運ばなければならない。
いずれの場合においても、スキー靴の搬送になぞらえてみると、剛性でないと
しても伝統的な型のバッグで運ぶとき、靴の構造上、バッグの底に不均一に、即
ち基部の小さな領域にのみ応力が継続して掛かるので、上記の欠点はますます重
大な問題となる。
このことは、荷重の不規則な分配を生じるばかりでなく、とりわけ、その荷重
がバッグの内部で自由に移動するという問題を生じる。
既に指摘した欠点の他に、応力が一段とかかる部品に摩耗(a recurrent wear)
が生じるばかりでなく、不規則な張力により、しばしば把手が破断するという問
題がある。
本発明の目的は、前述の欠点を克服することである。
この目的及びその他の目的は、剛性で通気性があり絶縁性で耐衝撃性のあるプ
ラスチック材料で形成され、側面から見ると靴の形をした丸みを帯びた形状を有
し、後部には開口と、側方でヒンジされ、上部で係止機構により前記開口を閉鎖
し得るシャッターを具備し、外部には埋め込み型の把手を有し、内部にはその底
部に靴をその底面から隔離するため靴の下部に適合した着脱可能なスポンジ又は
その同等品が設けられた本体から成り、特に以下に述べる型のスキー靴、アイス
スケート及び一輪型ローラスケートに適した多機能コンテナに係る、請求項記載
の特徴を有する本発明により達成される。
この方法では、前述の解決法で生じた欠点を解決する他に、次のような特に有
用なコンテナを得ることができる、即ち、
このコンテナを使うと、同様のコンテナに係止できるようにしたモジュール機
能により、自動車のトランクの中にきちんと並べて置くことができるので搬送が
一段と容易となり、
このコンテナは、湿気をその環境に分散させることがなく、自動車の内面に水
が浸みることを防ぎ、
その中の設けた絶縁材料により靴をはき易い温度に保持することができ、
その構造体の剛性に起因する特殊な頑丈さのため、共通のハウジング内のごち
ゃごちゃした場所など、厳しい条件においても搬送を容易にし、
最後に、使用しない期間でもほこりや湿度を避けて合理的な保管を可能にし、
その結果、常時随意に靴を使用にできるようにする。
これらの及びその他の効果は、以下に図面に従って好ましい解決法に就いて説
明されているが、本発明はこの説明に制限されるものではなくて、以下の説明は
好ましい例示として解釈されるべきである。
図１はコンテナの後側に誇張して示された、一部開いた出し入れ口のシャッタ
ーを示す一部破断側面図である。
図２は、図１に示したシャッターのヒンジ部を図１中の切断線Ａ−Ａに沿って
切断した断面図である。
図３は、コンテナの底部を形成する内側部分と、平底靴の支持体を誇張して示
すコンテナの概念的な形を表した概略図である。
図４はコンテナの底に装着される十字体又は格子を示すの部分図である。
図５は、靴用コンテナの上部を示す部分図であって、出し入れ口シャッターの
係止システムが示されている。
図６は、同じコンテナの前部分でヒンジ結合した第二シャッターの部分図であ
る。
図７は、コンテナを持ち上げたり、運んだりするための仕舞い込み可能な把手
を示す。
図８は、ローラスケートを内部に入れたコンテナの概略透視図を示す。
図９は、一対のローラスケートを内部に有するコンテナの背面図であって、そ
の出し入れ口シャッターは開いており（図示せず）、それぞれのローラーがコン
テナの底部に形成された溝の中に収納されている状態を示している。
図面によれば、通気性コンテナＡは、好ましくは剛性のあるプラスチック材料
で絶縁も可能なように成形され、横から見たとき靴の形に似た基本的にかなり丸
味のある本体１により形成される。
前記本体１の基部は、地面に置くために小孔を有する底板１’となっており、
本体の両端、即ち本体１のヒールと先端は、その底板１’から前後にはみ出すよ
うになっている。
前記底板１’の目的は、事実上、前記コンテナの内部にすき間を作ることであ
り、そこにはスポンジ２が内蔵され、そのスポンジは、プラスチック材料から成
る着脱自在の十字体又は格子３によりコンテナの底に保持されている。
格子３は、可撓性があって容易に挿入することができ、靴の底の形になじむ。
挿入後、格子は本体１の内周に不連続的に配置された装着用内側リム１”により
係止される。
少なくとも一対のスキー靴、ローラスケート又はアイススケートをコンテナ１
の中に入れることができるように、後部出し入れ口シャッター４が設けられ、こ
れは前記本体の両側で下向きに開くようヒンジ結合されている。
本実施例では、本体１の側部にロジックに従って適切なスロットが設けられ、
その内部には、対向する側部シャッターヒンジ５が内蔵され、それによって、シ
ャッター４を開くことが可能となる。出し入れ口シャッター４は、コンテナ（図
１の１）の後部とコンテナの上部（図５の４−４’）の両方に渡って伸長し、コ
ンテナＡ−１の背面の形に沿ってほぼ直角に折り曲げられた折り返し面４’を有
する。
出し入れ口シャッター（４〜４’）の上端は中心部で同一平面上に舌片６を有
し、その舌片には、係止歯６’が設けられ、この係止歯６’は、指の操作により
外すことのできる基本的には銛型の係止手段７の内部に係止される。
通常は、コンテナ本体の上部にあって、係止手段７に隣接する位置、又はその
係止手段をほとんど跨ぐ状態で、収納可能な形式の把手８が設けられている。
嵌まり込んで見えなくなる形式の把手８は、本体１の上部に形成される収納部
（図７の８’〜９）によって得られる。前記収納部は、その把手の形に似た窪み
で、これは、収納された状態では把手は外方に突出しない。把手を掴み易くする
ため、その把手８と交差するように本体１に窪み９を形成し、指を差し込み易く
している。
最後に、好ましい実施例では、例えば手袋を入れるために、前記コンテナ１の
内部と通じさせるように、例えばコンテナの前方上部（例えば足の甲の位置）の
対向側に、第二シャッター１０を設けても良い。
この第二出し入れ口シャッター１０のヒンジ結合は、それぞれの係止部をもっ
て下向きに設けられ、その第２出し入れ口シャッターの上方部分には、シャッタ
ー閉鎖のために把持部１１を設ける。水分発散のために、また、第２シャッター
を開く時、指をさし込むために、係止位置１１に開口１２が設けられる。
図６は、それぞれの第二シャッター１０を備えたコンテナ１の前部の形の一部
分を示した、左側は切除して示している。その切断部は屈曲破線で示す。
同様に、第一出し入れ口シャッター４’−４は後方へ下向きに伸長し、図５に
示すように、コンテナ本体を含めて、同様の屈曲破線で切断されている。他方、
図５は図１に示さなかった上方部分を示している。但し、図５は斜視図であるの
に対し、図１は側面図である。
アイススケート又は一輪型のローラスケート１３〜１３’の場合、コンテナ本
体１の形は、第一の本体Ａと同じ形Ｂであり、同様に、シャッターも両者同じで
ある。
コンテナの底部１４は、内部に取り外し可能な層１５を備え、この層１５は、
例えばスポンジや半剛性材料のような吸収性のある軟質材料で形成され、いずれ
の場合も、長手方向のスロットから成る座部１６、１６’を形成する。
前記スロット座部１６、１６’は、その底１６”がコンテナＡ／Ｂ−１の底部
１４から離れており、それらのスロット座部１６、１６’は、長さも高さも、車
輪や刃１３’が占める平均空間に基づいて計算された寸法を有する。
最後に、前述の例の変形例として、このスロット座の層１５を、本体１と一体
的に形成することもあるが、そのようにしても前述のスキー靴の収納を何ら妨げ
ることはない。
【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項
【提出日】１９９７年４月１１日
【補正内容】
が生じるばかりでなく、不規則な張力により、しばしば把手が破断するという問
題がある。
CH-A-547,066 は、プラスチック素材で形成された通気性で剛性のある本体と、 前記本体にヒンジ結合され、かつ係止手段を備えた閉鎖可能な出し入れ口シャッ ターと、把手とから成る多機能コンテナを開示している。
このコンテナはスーツケースのように開く平行六面体ケースとして構成され、 一対の靴を同一平面上に互いに向き合わせて収納し、対角線上のダイアフラムに よって区分けし、位置的な難点を回避したものである。
然しながら、この方法は、嵩張る上、実際的でない。何故なら、靴は互いに反 対向きに位置づけられており、更にそれらの靴は上から出し入れしなければなら ないため、出し入れに難しい点があるからである。
本発明の目的は、前述の欠点を克服することである。
この目的及びその他の目的は、特に、以下に述べる型のスキー靴、アイススケ
ート及び一輪型ローラスケートのための多機能コンテナに係る、請求項記載の特
徴を有する本発明により達成される。
この多機能コンテナにおいては、剛性で通気性のある本体がプラスチック材料 で形成され、それは、少なくとも１個の対応するシャッターで閉鎖することので きる開口を備え、前記シャッターは前記本体にヒンジ結合され、上部で係止手段 により本体に係止されて前記開口の閉鎖が可能であり、更に前記本体は外部に把 手を備えており、
側面から見た時、前記本体は、その前部が靴の先端の形をしており、靴に似た ものであり、その内部に一足の靴を互いに接近させて直立状態で収容することが でき、
前記開口は前記先端とは反対側の後部に位置し、閉鎖位置から開口位置まで後 方へ傾けながら回転するようにその両端で前記本体にヒンジ結合された閉鎖体を 有し、
前記開口はその閉鎖体を屈曲端により上方へ伸長させ、
前記屈曲端は、締結用舌片の所まで伸長し、その舌片は本体の頂部の係止解放 ボタンと共働することを特徴とする。
この方法では、前述の解決法で生じた欠点を解決する他に、次のような特に有
用なコンテナを得ることができる、即ち、
靴は全く直立した位置で、対をなして、容易に出し入れでき、その靴の底の汚 れが中空のコンテナの底に残り、
このコンテナを使うと、同様のコンテナに係止できるようにしたモジュール機
能により、自動車のトランクの中にきちんと並べて置くことができるので搬送が
一段と容易となり、
このコンテナは、湿気をその環境に分散させることがなく、自動車の内面に水
が浸みることを防ぎ、
その中の設けた絶縁材料により靴をはき易い温度に保持することができ、
その構造体の剛性に起因する特殊な頑丈さのため、共通のハウジング内のごち
ゃごちゃした場所など、厳しい条件においても搬送を容易にし、
最後に、使用しない期間でもほこりや湿度を避けて合理的な保管を可能にし、
その結果、常時随意に靴を使用にできるようにする。
これらの及びその他の効果は、以下に図面に従って好ましい解決法に就いて説
明されているが、本発明はこの説明に制限されるものではなくて、以下の説明は
好ましい例示として解釈されるべきである。
図１はコンテナの後側に誇張して示された、一部開いた出し入れ口のシャッタ
ーを示す一部破断側面図である。
図２は、図１に示したシャッターのヒンジ部を図１中の切断線Ａ−Ａに沿って
切断した断面図である。
図３は、コンテナの底部を形成する内側部分と、平底靴の支持体を誇張して示
すコンテナの概念的な形を表した概略図である。
図４はコンテナの底に装着される十字体又は格子を示すの部分図である。
図５は、靴用コンテナの上部を示す部分図であって、出し入れ口シャッターの
係止システムが示されている。
図６は、同じコンテナの前部分でヒンジ結合した第二シャッターの部分図であ
る。
図７は、コンテナを持ち上げたり、運んだりするための仕舞い込み可能な把手
請求の範囲
１．スキー靴、アイススケート又は一輪型ローラスケートのための多機能コン
テナであって、
その本体（Ａ、Ｂ、１）が、剛性と通気性を有し、プラスチック材料で形成さ れ、少なくとも一つの対応する出し入れ口シャッターで閉鎖可能な開口を備え、 前記出し入れ口シャッターは前記本体にヒンジ結合され更に上部で係止手段によ り係止可能であり、更に前記本体は外側に把手を備えており、
前記本体（Ａ、Ｂ、１）は、側部から見たとき、靴のつま先の形を前部に有す る靴に似た形であって、一対の靴を近寄せて直立させた状態で収納することがで き、
前記開口は前記つま先の形（４）の部分とは反対側の後部に設けられ、その出 し入れ口シャッターは、閉鎖位置から開放位置へ後方へ傾けながら回転させるた めに両側（５）でヒンジ結合せしめられており、
前記開口（４）は、屈曲端（４’）によってそれぞれの閉鎖体を上方へ伸長さ せ、
前記屈曲端（４’）はその一端に締結用舌片（６、６’）を有し、その締結用 舌片（６、６’）は、本体（７）の上部にある頂部解放ボタンと共働することを 特徴とする、上記の多機能コンテナ。
２．前記本体（Ａ、Ｂ、１）の基部は地面に置くために底板（１’）を有し、
その底板（１’）は前記コンテナ（１）の内部にすき間（２、１５）与えるため
小孔を備えていることを特徴とする、請求項１に記載の多機能コンテナ。
３．底部又は底板（１’）に対応して内部にスポンジ（２）又はその同等材料
を有し、そのスポンジ（２）は取り外し得る格子（３）により、収納された靴の
裏から隔離されており、かつ、前記格子（３）は本体の内周に固定可能であるこ
とを特徴とする請求項１及び２に記載の多機能コンテナ。
４．底部又は底板（１’）に対応して、前記本体（Ａ、Ｂ、１）の内周に、前
記格子（３）を包囲するように不連続状態で突起（１”）が配置されることを特
徴とする、前述の請求項の何れか１に記載の多機能コンテナ。
５．前記出し入れ口シャッター（４）が本体（９）の両側にヒンジ結合され、
そこには、スロット（５、９）がロジックに従って備えられ、その内部には、ヒ
ンジ（５）が内蔵されていることを特徴とする、前述の請求項の何れか１に記載
の多機能コンテナ。
６．前記出し入れ口シャッター（４）の形は、コンテナ本体（Ａ、Ｂ、１）の
後部と、その上部の両方に適合し、前記出し入れ口シャッター（４）の背面に対
してほぼ直角に折り返された面（４’）を有することを特徴とする、前述の請求
項の何れか１にに記載の多機能コンテナ。
７．前記把手（８）は、本体（Ａ、Ｂ、１）の上部にヒンジ結合され、その把
手（８）は回動自在であって、前記本体（Ａ、Ｂ、１）に形成された、前記把手
（８）の形に似た凹所に収納されることを特徴とする、前述の請求項の何れか１
に記載の多機能コンテナ。
８．前記凹所の中間位置で本体（Ａ、Ｂ、１）に、くぼみ（９）が形成され、
把手（８）を持ち上げるため指の挿入を可能とすることを特徴とする、前述の請
求項の何れか１に記載の多機能コンテナ。
９．コンテナ（Ａ、Ｂ、１）の前部で、靴の足の甲に対応する部分に、第二開
口シャッター（１０）を具備することを特徴とする、前述の請求項の何れか１に
記載の多機能コンテナ。
１０．指を差し込んでシャッターを開くために、内部に少なくとも１個の把持
部（１１）を備え、その把持部は通気孔（１２）を有することを特徴とする、前
述の請求項の何れか１に記載の多機能コンテナ。
１１．前記本体（Ａ、Ｂ、１）の内部には底部（１４）が設けられ、その底部
（１４）には靴（１３）の刃又は車輪（１３’）を収納する縦溝（１６、１６’
）が設けられていることを特徴とする、前述の請求項の何れか１に記載の多機能
コンテナ。
１２．前記本体（Ａ、Ｂ、１）の内部において、そのコンテナの基部（１'-、
１４）と靴（１３）との間に、取り外し可能な層（２、３、１５）を設けたこと
を特徴とする、前述の請求項の何れか１に記載の多機能コンテナ。
１３．前記縦溝（１６、１６’）は、その底部（１６”）がコンテナの底部か
ら離れており、前記縦溝（１６、１６’）の長さと高さの寸法は、前記スケート
のそれぞれの突起（１３’）が占める平均空間に基づいて計算されることを特徴
とする、前述の請求項１１又は１２に記載の多機能コンテナ。
１４．前記縦溝（１６、１６’）は“Ｕ”字形断面を有することを特徴とする
、前述の請求項１１又は１２に記載の多機能コンテナ。
１５．前記縦溝（１６、１６’）はコンテナの基部（１４、１５）の厚みの中
に形成されることを特徴とする、前述の請求項１１又は１２に記載の多機能コン
テナ。
１６．前記縦溝（１６、１６’）は、スポンジまたは膨張した可撓性プラスチ
ック材料（１５）を使って形成されることを特徴とする、前述の請求項１１又は
１２に記載の多機能コンテナ。
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(81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ，
ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ
Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＣＡ，ＪＰ，ＳＩ，Ｕ
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