JPH10147368A - バッグインボックス - Google Patents

バッグインボックス

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JPH10147368A
JPH10147368A JP30472796A JP30472796A JPH10147368A JP H10147368 A JPH10147368 A JP H10147368A JP 30472796 A JP30472796 A JP 30472796A JP 30472796 A JP30472796 A JP 30472796A JP H10147368 A JPH10147368 A JP H10147368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
bag
window
container
remaining amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP30472796A
Other languages
English (en)
Inventor
Reiji Inuzuka
玲二 犬塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP30472796A priority Critical patent/JPH10147368A/ja
Publication of JPH10147368A publication Critical patent/JPH10147368A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中に収容された写真感光材料用処理液の残量を
容易に確認することができるバッグインボックスを提供
する。 【解決手段】透明の袋状の容器12を段ボール製の箱1
4に収納してなるバッグインボックス10において、前
記箱14の側面に箱14内に収容された写真感光材料用
処理液の残量を確認することができる窓24’を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッグインボック
スに係り、特に写真感光材料用処理液を収容した透明の
袋状の容器を箱に収納して形成されるバッグインボック
スに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバッグインボックスにお
ける写真感光材料用処理液の残量確認方法としては、箱
の一部をカッター等で切り抜き、その切り抜いた窓から
残量を確認する方法や、箱全体を持ち上げて、重さによ
り残量を確認する方法、あるいは、注ぎ口から覗いて残
量を確認するといった方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、箱の一
部をカッター等で切り抜く方法にあっては、中の容器ま
で切ってしまうという危険性があり、また、重さにより
確認する方法や注ぎ口から覗いて確認する方法にあって
は、個人差が生じ不正確になるといった欠点がある。
【0004】また、特に、写真感光材料用処理液の場
合、自動現像装置等に、このバッグインボックスの容器
内から処理液を供給して使用するが、その供給に必要な
量が残っているか否かを正確に確認する必要がある。本
発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、中に
収容された写真感光材料用処理液の残量を容易に確認す
ることができるバッグインボックスを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
するために、透明の袋状の容器を箱に収納して形成され
るバッグインボックスにおいて、前記容器内の写真感光
材料用処理液の残量を確認することができる窓を、前記
箱の側面に形成したことを特徴とする。本発明によれ
ば、箱の側面に形成された窓から容易に箱内の写真感光
材料用処理液の残量を確認することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るバッグインボックスの好ましい実施の形態について詳
説する。図1は、本発明に係るバッグインボックスの全
体構成を示す斜視図である。同図に示すように、前記バ
ッグインボックス10は、半透明の袋状の容器(バッ
グ)12を箱(ボックス)14に収納して形成される。
【0007】図2は、容器の斜視図である。容器12
は、ポリエチレン製で立方形状に形成されている。容器
12の上部には、注ぎ口16が一体形成されており、該
注ぎ口16には、キャップ18が着脱自在に設けられて
いる。容器12の容量としては、5リットル用と10リ
ットル用及び20リットル用の3タイプがあり、ユーザ
ーは、用途に応じて使い分けるようにする。
【0008】一方、箱14は、図3に示す形状に型抜き
された段ボールを図中一点鎖線で示す複数本の谷折り線
に沿って折り曲げることにより立方体状に組み立てられ
る(図4参照)。この型抜きされた段ボールは、図3に
示すように、箱14の側面を形成する4つの面14A〜
14Dと、その4つの面14A〜14Dの各上縁に形成
され、箱14の上蓋を形成する上蓋部14a1 〜14d
1 と、4つの面14A〜14Dの各下縁に形成され、箱
14の底蓋を形成する底蓋部14a2 〜14d2 と、面
14Dの側縁に形成され、面14Aと面14Dとをつな
ぎ合わせる糊しろ部14Eとから構成されている。
【0009】そして、前記上蓋部14b1 のほぼ中央に
は、ミシン目によって円形の切断線20が形成され、こ
の切断線20に沿って段ボールを破断することにより、
前記容器12の注ぎ口16の突出口20' が形成され
る。また、前記上蓋部14a1 、14c1 には、その上
部に半円形の切り欠き22、22が形成され、前記箱1
4を組み立てた際に、前記突出口20' を塞がないよう
にされている。
【0010】また、前記面14Cの右下部分にも、ミシ
ン目によって長孔状の切断線24が形成されており、こ
の切断線24に沿って段ボールを破断することにより、
容器12内に収容した写真感光材料用処理液の残量確認
窓24' が形成される(図1参照)。この残量確認窓2
4' の両側部には、窓に沿って目盛り26が印刷されて
おり、ユーザーは、この目盛り26を参考に、容器12
の内容量を確認する。
【0011】型抜きされた段ボールは、以上のように構
成されるが、工場から出荷される際は、面14Aと面1
4Dが、糊しろ部14Eによって貼着された状態で出荷
される。そして、組立は、通常の段ボール箱を組み立て
るときと同様に、各上蓋部14a1 〜14d1 、及び、
底蓋部14a2 〜14d2 を谷折りし、その結合部をテ
ープ等で貼り合わせることに組み立てる。
【0012】なお、この箱14を形成する段ボールは、
5リットル用には、JIS 規格(K280-SPC125-K280)の両
面段ボールが用いられ、10リットル用と20リットル
用には、それぞれ強度を増すために、JIS 規格(K200-S
CP125-SCP125-SCP125-K200)及びJIS 規格(K280-SCP12
5-SCP280-SCP125-K280)の複両面段ボールが用いられ
る。
【0013】前記のごとく構成された本発明に係るバッ
クインボックスの実施の形態の作用は次の通りである。
なお、ここでは、写真感光材料用処理材を供給する業者
と、その業者から供給を受けて処理材を使用するユーザ
ーとの関係で説明する。まず、処理材の供給業者は、型
抜きされた段ボールを組み立て、図4に示すような箱1
4を完成させる。そして、組み立てられた箱14の上蓋
部14b1 に形成された円形の切断線20の部分を、指
で押して注ぎ口16の突出口20' を形成する。
【0014】次に、処理材の供給業者は、上記のように
して形成された箱14の中に、処理材が入った容器12
を収納する。そして、箱14の上蓋部14a1 〜14d
1 を閉めて、テープで封をする。業者は、この状態で各
ユーザーに処理材を搬送し、供給を受けたユーザーは、
箱14に収納された状態で処理材を使用する。
【0015】ところで、処理材は、使用することにより
減量するので、ユーザーは、現在使用しているものの残
量から、次に使用する分の発注を行うか否かを決定する
必要がある。そこで、ユーザーは、内容量が半分以上無
くなったと感じた時点で、箱14の側面14Cに形成さ
れた長孔状の切断線24の部分を指で押し、破断させる
ことにより残量確認窓24' を形成する。これにより、
ユーザーは、この残量確認窓24' から容易に処理材の
内容量を知ることができ、次回分を発注するか否かを判
断することができる。また、この残量確認窓24' に
は、目盛り26が形成されているので、この目盛り26
を参考にすることにより、処理材の内容量を正確に判断
することができる。
【0016】また、特に、写真感光材料用処理液の場
合、自動現像装置等に、このバッグインボックスの容器
内から処理液を供給して使用するが、その供給に必要な
量が残っているか否かを正確に確認する必要がある。こ
のような場合に、残量確認窓24’を形成することによ
り、その確認を容易に行うことができる。このように、
本実施の形態のバッグインボックス10によれば、従来
のように、カッターで切り裂いたり、注ぎ口から覗いた
りすることなく、容易かつ正確に残量を確認することが
できる。
【0017】また、ミシン目で形成しておくことによ
り、残量確認窓24’は、必要時のみ形成することがで
き、残量確認窓24’が形成されることによる箱14の
強度が低下するという問題もない。すなわち、箱14に
最も負荷がかかるのは、処理材が満タンに入っている状
態で、複数積み重ねられて搬送又は集積されているとき
であり、この状態においては、残量を確認する必要がな
いので、残量確認窓24' は開口しない状態(ミシン目
を破かない状態)で使用される。したがって、箱14に
負荷が加えられても、箱14が壊れるという問題はな
い。
【0018】一方、残量確認窓24' を形成した状態
(ミシン目を破いた状態)で使用しているときは、バッ
クインボックス単体として使用している状態なので、外
部から負荷が加わえらるということはない。したがっ
て、箱14が壊れるという問題もない。なお、残量確認
窓24' を形成するにあたって、箱14の強度との兼ね
合いから、その大きさ及び形成する位置をどのように設
定するかが問題になるが、これを決定するために、次の
ような実験を行った。
【0019】図5に示すように、箱14の寸法が、横:
X=244mm、縦:Y=244mm、高さ:Z=244mm
の10リットル用の箱14を4箱用意し、その側面に、
図5(a)〜(d)に示すような残量確認窓24を形成
する。ここで、図5(a)に示す残量確認窓24' は、
長さが60mm、幅が25mmで、箱14の下部から20m
m、B辺から25mmの位置に形成されており(タイプ
1)、図5(b)に示す残量確認窓24' は、幅が25
mmで、箱14の下部から20mm、上部から20mm、B辺
に沿って形成されている(タイプ2)。また、図5
(c)に示す残量確認窓24' は、幅が25mmで、箱1
4の下部から20mm、上部から20mm、B辺から25mm
の位置に形成されており(タイプ3)、図5(d)に示
す残量確認窓24' は、幅が25mmで、箱14の下部か
ら20mm、上部から20mm、A辺とB辺からの中央の位
置に形成されている(タイプ4)。
【0020】以上の4つの箱(タイプ1〜4)の他に、
残量確認窓24' を形成しないもの(タイプ5)を加え
(図示せず)、これらの箱(タイプ1〜5)に、温度3
5℃、湿度85%の下で、46.6kg重の荷重を24時
間かける。そして、それぞれの箱の各辺A〜Dの潰れ具
合を測定する。表1は、その実験結果である。
【0021】
【表1】 表1 この実験結果から分かるように、タイプ2〜4の縦長の
残量確認窓は、全般的に潰れ具合が大きいが、中でも辺
に沿って形成したタイプ2のものが最も潰れ具合が大き
い。
【0022】一方、前記実施の形態でも採用している、
タイプ1のものは、残量確認窓24’を形成していない
タイプ5のものと比べ差がないことが分かる。したがっ
て、残量確認窓24' は、タイプ1に近似したものを採
用すれば良いことが分かる。このように、本実施の形態
のバッグインボックス10は、箱14の強度を損なうこ
と無く、箱14内に収容された写真感光材料用処理液の
残量を容易に確認することができる。
【0023】なお、本実施の形態では、残量確認窓2
4’は、箱14の強度を考慮して、必要時にのみミシン
目からくり抜いて形成するようにしたが、箱14の強度
を考慮する必要がない場合は、あらかじめ形成しておい
てもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバッグイ
ンボックスによれば、箱内に収容された写真感光材料用
処理液の残量を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッグインボックスの全体構成を
示す斜視図
【図2】容器の斜視図
【図3】箱の展開図
【図4】箱の斜視図
【図5】箱の強度実験の説明図
【符号の説明】
10…バッグインボックス 12…容器 14…箱 16…注ぎ口 20…切断線(注ぎ口用) 24…切断線(残量確認窓用) 24' …残量確認窓 26…目盛り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明の袋状の容器を箱に収納して形成さ
    れるバッグインボックスにおいて、 前記容器内の写真感光材料用処理液の残量を確認するこ
    とができる窓を、前記箱の側面に形成したことを特徴と
    するバッグインボックス。
  2. 【請求項2】 前記窓は、前記箱の側面に形成された切
    断線に沿って箱の一部を破断することにより形成され、
    必要時に破断して前記写真感光材料用処理液の残量を確
    認することを特徴とする請求項1記載のバッグインボッ
    クス。
JP30472796A 1996-11-15 1996-11-15 バッグインボックス Pending JPH10147368A (ja)

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JP30472796A JPH10147368A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 バッグインボックス

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JP30472796A JPH10147368A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 バッグインボックス

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