JPH10147065A - 磁気記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体およびその製造方法

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JPH10147065A
JPH10147065A JP8320794A JP32079496A JPH10147065A JP H10147065 A JPH10147065 A JP H10147065A JP 8320794 A JP8320794 A JP 8320794A JP 32079496 A JP32079496 A JP 32079496A JP H10147065 A JPH10147065 A JP H10147065A
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JP
Japan
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magnetic
curie point
layer
magnetic layer
coercive force
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JP8320794A
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English (en)
Inventor
Osamu Nakamura
修 中村
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め付与されている磁気情報の書き換えおよ
び消去を実質的に不能とし、しかもこの媒体を不正に再
利用することを不可能とし、セキュリティ性を従来にも
増して向上させる。 【解決手段】 本発明の磁気記録媒体は、基板の上に、
低キュリー点・高保磁力磁性層と、感熱発泡層を備えて
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気記録媒体、特
に、偽造防止のために磁気的に書き換えが不能であり、
媒体の不正な再利用を不可能とする機能を備えた磁気記
録媒体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ヘッドで磁性層に飽和書き込みを行
って磁気情報を付与する方法は極めて簡便な方法である
が、この情報はリード/ライト磁気ヘッドにより消去お
よび書き換えが簡単にでき、カードの変造が容易に出来
てしまうという問題がある。
【0003】このような問題に対処するために、従来よ
り、例えば、プリペイドカード等のカードの偽造防止の
ために、カード上に所定の磁気パターンからなる書き換
え不能な固定情報を予め形成することが行われている。
これは、予め形成された磁気パターンを使用時に読み取
り、所定の磁気出力信号が得られるか否かを判定するこ
とによりカードの真偽を決定しようとするものである。
【0004】磁気的に書き換え不能な固定情報を与える
ための方法として、従来よりシルク印刷等で所定パター
ンの磁気バーコードを形成する方法が広く知られてい
る。また、低キュリー点・高保磁力磁性層を設け、この
ものに書き込んだ情報を常温において固定情報として用
いる方法に関する提案も幾つかなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気的
に消去および書き換えができない固定の磁気情報として
の磁気バーコードは、そのバーコードパターンの形成に
印刷の手法を用いるため、多くのパターンの情報に対応
することができず、カード毎に情報を変えるという要望
には適用が困難である。また、バーコードの凹凸を完全
に隠蔽することが困難であり、隠蔽が不十分な場合には
目視にてバーコードの存在が発見されてしまうことがあ
り得る。
【0006】また、低キュリー点・高保磁力磁性層を設
け、このものに書き込んだ情報を常温において固定情報
として用いる方法では、キュリー点以上の加熱下におい
ては、磁気情報の消去および書き換えが可能であり、加
熱状態で書き換えが可能であるということが知られてし
まえば、情報のセキュリティ性は著しく低下してしま
う。
【0007】このような実状のもとに本発明は創案され
たものであって、その目的は予め付与されている磁気情
報の書き換えおよび消去を実質的に不能とし、しかもこ
の媒体を不正に再利用することを不可能とし、セキュリ
ティ性を従来にも増して向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の磁気記録媒体は、基板の上に、低キ
ュリー点・高保磁力磁性層と、感熱発泡層を備えてなる
ように構成される。
【0009】また、前記低キュリー点・高保磁力磁性層
はキュリー点Tcが200℃以下の磁性粉末を含み、前
記感熱発泡層は、前記低キュリー点・高保磁力磁性層に
含有される磁性粉末のキュリー点Tcよりも低い温度で
発泡して体積膨張を起こす発泡剤を含有してなるように
構成される。
【0010】また、本発明の磁気記録媒体は、前記感熱
発泡層の上にさらに光学インキ層を備えてなるように構
成される。
【0011】前記磁気記録媒体の製造方法であって、該
方法は、低キュリー点・高保磁力磁性層に磁気情報を書
き込んだ後に感熱発泡層を積層するように構成される。
【0012】また、前記低キュリー点・高保磁力磁性層
への磁気情報の書き込みは、低キュリー点・高保磁力磁
性層をキュリー点Tcを超える温度に加熱しながら行う
ように構成される。
【0013】また、前記低キュリー点・高保磁力磁性層
への磁気情報の書き込みは、前記低キュリー点・高保磁
力磁性層に接して硬磁性層を設け、該硬磁性層に予め磁
気情報を書き込んでおき、しかる後、前記低キュリー点
・高保磁力磁性層をキュリー点Tcを超える温度に加熱
することにより、前記硬磁性層に書き込まれた磁気情報
を前記低キュリー点・高保磁力磁性層に転写して行うよ
うに構成される。
【0014】本発明では低キュリー点・高保磁力磁性層
と、感熱発泡層を備えているので、低キュリー点・高保
磁力磁性層の磁気情報を消去あるいは書き換えようとし
て媒体の加熱をすれば感熱発泡層が発泡して、磁気情報
に改竄がおこなれたことが認識される。本発明では、さ
らに光学インキ層を設けることにより、発泡層の削り取
りの痕跡を認識することができ、磁気情報の改竄を有効
に防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。図1は本発明の一例であるカード状
の磁気記録媒体の斜視図を示しており、図2は図1のA
−A断面矢視図を示す図である。
【0016】本発明の磁気記録媒体1は、図1および図
2に示されるように基板10と、この基板10の上に形
成された低キュリー点・高保磁力磁性層20と、感熱発
泡層30を備えている。
【0017】本発明の磁気記録媒体1を構成する基板1
0は、基板として要求される耐熱性、強度、剛性等を考
慮して、ナイロン、セルロースジアセテート、セルロー
ストリアセテート、塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリイミド、
ポリカーボネート等の樹脂、銅、アルミニウム等の金
属、紙、含浸紙等の材料の中から適宜選択した材料の単
独あるいは組み合わせた複合体により構成することがで
きる。また、いわゆる光分解性や生物分解性のプラスチ
ック材質のものを用いてもよい。このような基板10の
厚さは、0.005mm〜5mm程度とすることができ
る。
【0018】低キュリー点・高保磁力磁性層20は、キ
ュリー点Tcが200℃以下、特に、100〜150℃
の磁性粉末を含むように構成することが好ましい。キュ
リー点Tcが200℃を超えると、後述するように低キ
ュリー点・高保磁力磁性層25への磁気書き込みや磁気
転写を行う際に、熱負荷が大きくなり基板10への熱ダ
メージが大きくなるとともに磁気ヘッドによる書き込み
ムラが生じやすくなるという不都合が生じる。
【0019】低キュリー点・高保磁力磁性層20は、こ
のものがものがいわゆる磁性塗料を塗布する方法により
形成される場合には、低キュリー点・高保磁力磁性層2
0の構成材料として、上記のごとく低キュリー点・高保
磁力の特性を示す磁性粉末と樹脂バインダを含有してい
る。低キュリー点・高保磁力の特性を示す磁性粉末材料
としては、常温での保磁力が4000Oe以上の磁性材
料であってかつキュリー点Tcが200℃以下の磁性材
料、例えば、A・On {(Fe1-x-y Crx Zny2
3 }、A・On {(Fe1-x Crx23 }、A・
n {(Fe1-x Alx23 }、A・On {(Fe
1-x Gax23 }、A・On {(Fe1-x-y-z Ga
x Cry Alz23 }、A・On {(Fe1-x-y
x Gay23 }等で表されるようなSrフェライ
トやBaフェライト類(ここで、Aは、SrおよびBa
の中から選ばれた1種または2種を表し、nは、5〜6
を表す);CrO2 ;CrTe等が挙げられる。中で
も、特に、CrO2 やCrTeを用いるのが好ましい。
【0020】上記の磁性粉末が分散される樹脂バインダ
(あるいはインキビヒクル)としては、ブチラール樹
脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂、ウレタン樹
脂、ポリエステル樹脂、セルロース樹脂、アクリル樹
脂、スチレン/マレイン酸共重合体樹脂等が用いられ、
必要に応じてニトリルゴム等のゴム系樹脂あるいはウレ
タンエラストマー等が添加される。また、紫外線硬化型
や電子線硬化型の放射線硬化型樹脂を用いてもよい。紫
外線硬化型の樹脂成分としては、エポキシアクリレー
ト、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレー
ト、ポリエーテルアクリレート、シリコンアクリレー
ト、不飽和ポリエステル等の光重合性オリゴマー;単官
能アクリレート(スチレン、酢酸ビニル等)、多官能ア
クリレート等の光重合性モノマー(反応希釈剤);ベン
ゾイン系、アセトフェノン系、チオキサントン系、パー
オキシド系等の光重合開始剤;アミン系、キノン系等の
光重合開始剤;熱重合禁止剤、無機ないし有機の充填
剤、接着剤付与剤、チクソ付与剤、可塑剤、非反応性ポ
リマー等のその他の添加剤;顔料等の着色剤が挙げられ
る。また、電子線硬化型の樹脂成分としては、上記紫外
線硬化型の樹脂成分から光重合開始剤を除外して調製す
れば良い。さらに、樹脂バインダとして、耐熱性を考慮
して、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルサルホン
等のガラス転移温度(Tg)の高い樹脂、あるいは硬化
反応によりTgが上昇する系を用いることができる。上
記のような樹脂あるいはインキビヒクル中に磁性粒子が
分散されてなる分散物中に、必要に応じて界面活性剤、
シランカップリング剤、可塑剤、ワックス、シリコーン
オイル、カーボン等の顔料を添加してもよい。塗布方法
としてはグラビア法、ロール法、ナイフエッジ法等の公
知の方法が用いられる。
【0021】また、低キュリー点・高保磁力磁性層20
は、上記の塗布方法に限定されることなく、上記の磁性
材料そのものを用いて、真空蒸着法、スパッタリング
法、メッキ法等により形成することもできる。
【0022】このような低キュリー点・高保磁力磁性層
20には、後述するように機能的に固定情報としての磁
気情報が付与される。すなわち、低キュリー点・高保磁
力磁性層20は、常温においては磁気ヘッドによる情報
の消去および書き換えが不可能であり、機能的に固定情
報として用いられるのである。磁気情報の書き込みある
いは消去をするには、キュリー点Tcを超える加熱を要
する。
【0023】具体的に低キュリー点・高保磁力磁性層2
0に所定の磁気情報の書き込みをするには以下の書き込
み方法を用いればよい。
【0024】書き込み方法1 キュリー点Tcを超える温度に加熱しながら、磁気情報
をかき込む。すなわち、低キュリー点・高保磁力磁性層
20をキュリー点Tcを超える温度に加熱しながら、書
き込み用の磁気ヘッドにて低キュリー点・高保磁力磁性
層20に所定のパターンの磁気情報を書き込む。なお、
図2において磁気情報が模式的に点線で表示されてい
る。
【0025】書き込み方法2 磁気情報源となる硬磁性層を別途設けて(硬磁性層は、
常温で記録、消去可能)、熱転写にて磁気情報を形成す
る。すなわち、前記低キュリー点・高保磁力磁性層への
磁気情報の書き込みは、図3に示されるように前記低キ
ュリー点・高保磁力磁性層20に接して別途、硬磁性層
15を設け(接していれば上下いずれでもよいが図3に
は下側に位置する場合が例示されている)、該硬磁性層
15に予め磁気情報を書き込んでおき(図3)、しかる
後、前記低キュリー点・高保磁力磁性層20をキュリー
点Tcを超える温度に加熱することにより、前記硬磁性
層15に書き込まれた磁気情報を前記低キュリー点・高
保磁力磁性層20に転写して書き込む(図4)。この場
合、上下各磁性層15,20おける磁化方向は図4に示
されるように転写時に磁化反転され、上下の層で互いに
磁化反転したパターンの磁気情報が形成される。通常、
磁気転写が行われた後、硬磁性層15に予め書き込まれ
ていたオリジナルの磁気情報は消去される(図5)。な
お、硬磁性層15は、このものがいわゆる磁性塗料を塗
布する方法により形成される場合には、硬磁性層15の
構成材料として、硬磁性を示す磁性粉末(以下、単に
『硬磁性粉末』と称す)と樹脂バインダを含有してい
る。含有される硬磁性粉末としては、例えば、γ−Fe
23 、Co被着γ−Fe23 、Fe34 、Fe、
Fe−Cr、Fe−Co、Co−Cr、Co−Ni、B
aフェライト、Srフェライト、CrO2 等の磁性微粒
子が挙げられる。用いる樹脂バインダやその他の添加成
分は前記低キュリー点・高保磁力磁性層20のところで
述べた通りである。また、上記の磁性材料そのものを用
いて、真空蒸着法、スパッタリング法、メッキ法等によ
り形成することもできる。
【0026】前記低キュリー点・高保磁力磁性層20の
上には、図2に示されるように感熱発泡層30が形成さ
れる。ただし、上記のごとく低キュリー点・高保磁力磁
性層20に所定の磁気情報の書き込みを行ってから、そ
の後に感熱発泡層30を設ける必要がある。前述したよ
うに低キュリー点・高保磁力磁性層20に磁気情報を書
き込み(または、転写)するには加熱操作が必要であ
り、この書き込み(または、転写)のための加熱の際に
感熱発泡層30が発泡してしまうのを防止するためであ
る。なお、転写によって磁気情報を付与する場合には、
図5の状態に示される低キュリー点・高保磁力磁性層2
0の上に感熱発泡層30が形成される。
【0027】感熱発泡層30には、前記低キュリー点・
高保磁力磁性層20に含有される磁性粉末のキュリー点
Tcよりも低い温度で発泡して体積膨張を起こす発泡剤
が含有される。
【0028】発泡剤としては、例えば、高温で分解して
酸素、炭酸ガス、窒素等のガスを発生するジニトロペン
タメチレンテトラミン、ジアゾアミノベンゼン、アゾビ
スイソブチロニトリル、アゾジカルボアミド等の分解型
発泡剤、ブタン、ペンタン等の低沸点液体をポリ塩化ビ
ニリデン、ポリアクリロニトリル等の樹脂でマイクロカ
プセル形態にしたマイクロバルーン等の公知の発泡剤が
いずれも使用できる。さらに、これらのマイクロバルー
ンを予め発泡させた発泡体を発泡剤として用いてもよ
い。このような発泡剤の使用量は、感熱発泡層30の発
泡倍率が例えば、1.5〜20倍程度の範囲になるよう
に設定すればよい。特に好ましい発泡剤は、発泡温度1
00〜200℃の範囲で発泡するものがよい。この発泡
温度が低くなり過ぎると、改竄の目的でなく、真夏の車
中にカードを放置してしまった場合とか、湯の中に過っ
て浸漬させた場合に発泡してしまうという不都合が生じ
得る。発泡温度の上限は、前述した低キュリー点・高保
磁力磁性層20の好適なキュリー点Tcの上限値を配慮
したうえでの値である。
【0029】なお、感熱発泡層30は、通常、上記発泡
剤を樹脂バインダー中に分散させて塗設して形成され
る。樹脂バインダーは、公知の種々のバインダーの中か
ら適宜選定して用いれば良い。
【0030】このような感熱発泡層30を設けることに
よって、本発明の磁気記録媒体には以下のような改竄防
止のための機能が付与される。
【0031】すなわち、変造者が低キュリー点・高保磁
力磁性層20に書き込まれた磁気情報を消去あるいは書
き換えようとして媒体の加熱(Tc以上)を行った場
合、感熱発泡層30が発泡を起こす。この発泡に基づく
体積膨張により、磁気ヘッドに対するスペーシングロス
が増大し、たとえ磁気情報の改竄が行われてたとしても
磁気出力が低下して、通常の初期出力レベルが出なくな
り、このものを変造カードとして排除することができ
る。また、発泡現象によりカードの外観が変化するので
変造の痕跡が目視により容易に判別することができる。
また、カードを人の手を介することなく、例えばリード
/ライト(R/W)等の機械だけで処理するようなシス
テムにおいては、カード表面の反射率を測定すること
で、人の目に変わる判定が可能となる。つまり、光学セ
ンサを用いてカード表面の反射率の変化を検出すれば、
変造カードの排除が可能となる。
【0032】このような感熱発泡層30の上には、図2
に示されるごとく、改竄防止をより確実ならしめるため
に、さらに光学インキ層40を形成させることが好まし
い。光学インキ層40は、赤外線吸収材料や蛍光体材料
等を含有する塗料を塗設することにより形成され、光学
インキ層40の主たる機能は、券種情報等のデータを識
別するとともに、カードに対する変造のための物理的加
工(例えば、上記感熱発泡層30の除去等)の有無を判
定することにある。ここで赤外線吸収材料とは、近赤外
ないし赤外領域に吸収を有する材料を言い、具体的に
は、カーボン、酸化銅、酸化第1鉄、Yb(イッテルビ
ウム)化合物、シニアン系色素、ナフトキノン系色素、
アントラキノン系色素、フタロシアニン系色素、ナフタ
ロシアニン系色素、インドフェノール系色素、Ni−ジ
チオール錯体等が挙げられる。
【0033】また、蛍光体材料とは、太陽光、電灯光、
紫外線などにより刺激されてエネルギーを吸収し、刺激
中にそのエネルギーを光に変えて発光(蛍光)する性質
をもつものをいう。蛍光体材料は通常、粒子として、す
なわち蛍光顔料の形態で用いられる。また、蛍光体材料
には、無機系の蛍光体材料と有機系の蛍光体材料があ
る。
【0034】無機系の蛍光体材料としては、Ca、B
a、Mg、Zn、Cdなどの酸化物、硫化物、ケイ酸
塩、リン酸塩、タングステン酸塩などの結晶を主成分と
し、Mn、Zn、Ag、Cu、Sb、Pbなどの金属元
素もしくはランタノイド類などの希土類元素を活性剤と
して添加して焼成して得られる顔料である。これら無機
系の蛍光体材料の具体的化合物としては、例えば、タン
グステン酸カルシウム、タングステン酸マグネシウム等
の酸化物系、或いは硫化カルシウム・ビスマス、硫化亜
鉛・銀、硫化亜鉛・銅、硫化亜鉛・金・アルミニウム等
の硫化物系、酸化亜鉛・亜鉛、バナジウム酸イットリウ
ム・ユーロピウム、酸化イットリウム・ユーロピウム、
硫酸化イットリウム・ユーロピウム、硫酸化イットリウ
ム・テルビウム、硫酸化ガドリニウム・テルビウム、硫
酸化ランタン・テルビウム、酸臭化ランタン・テルビウ
ム等の酸化物系等の蛍光体材料が挙げられる。
【0035】また、有機系の蛍光体材料としては、ジア
ミノスチルベンジスルホン酸誘導体、イミダゾール誘導
体、クマリン誘導体、トリアゾール、カルバゾール、ピ
リジン、ナフタル酸、イミダゾロン等の誘導体、フロオ
レセイン、エオシン等の色素、アントラセン等のベンゼ
ン環を持つ化合物などが挙げられる。なお、通常は、有
機系の蛍光体材料は、アクリル樹脂、メラミン樹脂等の
透明な合成樹脂に溶解して粉体化して蛍光顔料としたも
のを使用する。
【0036】このような赤外線吸収材料や蛍光体材料等
を含有する光学インキ層40は、平坦な一層として形成
してもよいが、通常は、図2に示されるようにオフセッ
ト印刷法等で所定のパターン状に塗設される。
【0037】このような光学インキ層40を設けること
により、仮に変造者が上記感熱発泡層30を削り取っ
て、発泡によるスペーシングロスの増大を抑えたりある
いは反射率を回復させるといった変造をした場合であっ
ても、光学インキ層40のパターンをセンサでチェック
するというシステムにしておけば、感熱発泡層30の削
り取りによる変造を排除することができる。
【0038】なお、上述してきた本発明において、磁気
転写のためのオリジナルの磁気情報源として用いられる
硬磁性層15は必要に応じて設ければよい。また、本発
明の機能を阻害しない範囲において消去および書き換え
可能な硬磁性層などその他の磁性層が存在していてもよ
い。
【0039】また、低キュリー点・高保磁力磁性層20
に設定される磁気情報は、磁気ヘッドを用いる加熱書き
込みよりは、硬磁性層を用いる熱転写方式で行うこと好
ましい。磁気ヘッドを用いる加熱書き込みでは書き込み
時の温度を均一にするという技術面で、細心の注意を払
う必要があるからである。
【0040】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明
をさらに詳細に説明する。
【0041】(実施例1)まず、最初に低キュリー点・
高保磁力磁性層20、感熱発泡層30および光学インキ
層40を形成するために下記の組成からなる塗料1〜塗
料3を、それぞれ準備した。
【0042】 (低キュリー点・高保磁力磁性層20形成のための磁性塗料1) ・CrO2 磁性粉末(Tc=124℃) … 41重量部 ・ポリウレタン樹脂 … 7重量部 ・トルエン … 25重量部 ・メチルエチルケトン … 25重量部 ・イソシアネート系硬化剤 … 2重量部 (感熱発泡層30形成のための塗料2) ・熱膨張性マイクロカプセル(松本油脂製薬(株)製,F−50) … 23重量部 ・ウレタン樹脂エマルジョン(ハイドランAP70,大日本インキ化学 工業(株)製) … 45重量部 ・イソプロピルアルコール … 30重量部 ・水 … 40重量部 (光学インキ層40形成のための塗料3) ・赤外線吸収材料(テトラ−n−ブチルアンモニウムビス(シス−1, 2−ジフェニル−1,2−エチレンジチオラート)ニッケル錯体 … 20重量部 ・ポリウレタン樹脂 … 5重量部 ・トルエン … 25重量部 ・メチルエチルケトン … 50重量部 次に、被印刷物(基板)としてのポリエチレンテレフタ
レート製のカード(厚み250μm)を準備し、この基
板の上にグラビアコート印刷法で、上記塗料1を塗り、
その後、室温で放置して塗料1を乾燥させて、塗布厚さ
10μmの低キュリー点・高保磁力磁性層20を形成し
た。
【0043】次いで、このものを赤外線ランプを用いて
130℃まで加熱して、書き込み用の磁気ヘッドにて所
定の磁気情報を低キュリー点・高保磁力磁性層20に書
き込み、書き込み完了後、常温まで冷却した。
【0044】このようにして磁気情報を書き込んだ低キ
ュリー点・高保磁力磁性層20の上に、上記塗料2をグ
ラビアコート印刷法で乾燥厚さが5μmになるように塗
設・乾燥して、感熱発泡層30を形成した。なお、感熱
発泡層30の乾燥に際しては、発泡温度を超えないよう
に80℃以下の温度設定で塗膜の乾燥を行った。
【0045】次いで、この感熱発泡層30の上に、上記
塗料3を用いてオフセット印刷法で高さ2μmのバーコ
ードパターンを形成して光学インキ層40とした。
【0046】しかる後、これらの塗布形成物を図1に示
されるようなカード状に打ち抜き、カード状の磁気記録
媒体サンプル1を得た。
【0047】この磁気記録媒体サンプル1をリード/ラ
イト(R/W)ヘッドを用いて読み取ったところ出力A
の磁気波形が得られた。そして、この磁気情報は常温に
おいては、リード/ライト(R/W)ヘッドで消去も書
き換えもできないことが確認された。
【0048】(実施例2)上記実施例1で作製した磁気
記録媒体サンプル1を赤外線ランプを用いて130℃ま
で加熱し、書き込み用の磁気ヘッドで新たな磁気情報を
書き込み、書き込み完了後、常温まで冷却した。このよ
うにして加熱書き込みされた磁気記録媒体サンプル1は
感熱発泡層30が発泡しており表面の光沢が失われてマ
ット調に変化していた。加熱書き込みの前後における磁
気層側の反射率を、それぞれ測定してみたところ、その
値は23%から12%へと変化していた。
【0049】また、この加熱書き込み後の磁気記録媒体
サンプル1をリード/ライト(R/W)ヘッドを用いて
読み取ったところ出力Bの磁気波形が得られた。加熱前
後における出力Aと出力Bの出力比は約1:0.7であ
り、加熱後に出力が約3割低下していた。これは、感熱
発泡層30の発泡により感熱発泡層30の体積が膨張し
てカード厚みが増し(約5μm程度)、これがスペーシ
ングロスを増大させていることが確認できた。
【0050】(実施例3)上記実施例1で作製した磁気
記録媒体サンプル1において、光学センサを用いて光学
インキ層40(赤外吸収インキ)のパターンを読み取っ
たところ、パターンに応じた出力が得られた。次いで、
上記実施例2に準じて加熱書き込みを行い、感熱発泡層
30の発泡により膨張したカード表面を約5μmほどを
削り取った。しかる後、この磁気トラックを上記実施例
1と同一のリード/ライト(R/W)ヘッドを用いて読
み取ったところ実施例1とほぼ同様の出力レベルが得ら
れた。
【0051】しかしながら、このものは表面の約5μm
ほどが削り取られているために、光学インキ層40が消
失しており、光学センサを用いてカード表面を調べたと
ころ、本来存在すべき赤外吸収のパターンを読み取るこ
とができなかった。
【0052】(実施例4)上記実施例1において、基板
10と低キュリー点・高保磁力磁性層20との間に下記
の塗料4を用いて磁気転写のための硬磁性層15(厚さ
10μm)を介在させたサンプルを作製した。
【0053】 (硬磁性層15形成のための塗料4) ・硬磁性粉末(Baフェライト) … 41重量部 ・ポリウレタン樹脂 … 7重量部 ・トルエン … 25重量部 ・メチルエチルケトン … 25重量部 ・イソシアネート系硬化剤 … 2重量部 このサンプルを用い、図3に示されるように書き込み用
磁気ヘッドで磁気情報を硬磁性層15に書き込んだ(こ
の際、常温では低キュリー点・高保磁力磁性層20は、
磁気記録されない)。その後、赤外線ランプを用いて磁
気カードを130℃まで加熱した後、常温まで磁気カー
ドを冷却した。この状態は、図4に示されるように硬磁
性層15および低キュリー点・高保磁力磁性層20に亘
り磁化された状態になっていた。すなわち、磁気カード
をキュリー点Tc以上に加熱することで、予め硬磁性層
15に入れられていた磁気情報が低キュリー点・高保磁
力磁性層20側に転写されていることが確認された。ま
た、各磁性層の磁化パターンは図4に示されるごとく両
層互いに磁化反転したパターンの磁気情報が記録されて
いることが確認された(磁性層20の磁化パターンは磁
性層15の磁気情報のコピーであるので転写時に磁化が
反転する)。その後、硬磁性層15の磁気情報を消去し
(図5)、しかる後、上記実施例1と同じ要領で感熱発
泡層30および光学インキ層40を順次形成して磁気記
録媒体サンプル2を得た。
【0054】この磁気記録媒体サンプル2をリード/ラ
イト(R/W)ヘッドを用いて読み取ったところ出力C
の磁気波形が得られた。そして、この磁気情報は常温に
おいては、リード/ライト(R/W)ヘッドで消去も書
き換えもできないことが確認された。
【0055】さらに、この磁気記録媒体サンプル2を用
いて上記実施例2および実施例3に準じた実験を行った
ところ、上記実施例2および実施例3の結果と同様に、
本発明の効果を示すに十分な結果が得られることが確認
できた。
【0056】(実施例5)上記実施例1において用いた
光学インキ層40形成のための塗料を、下記のように赤
外線吸収材料含有のものから蛍光体材料含有のものに変
えた。
【0057】 (光学インキ層40形成のための塗料5) ・蛍光体材料(Li(Nd0.9 Yb0.1 )P412;励起波長800 nm,発光波長980nm) … 20重量部 ・ポリウレタン樹脂 … 5重量部 ・トルエン … 25重量部 ・メチルエチルケトン … 50重量部 それ以外は、上記実施例1と同様にして本発明の磁気記
録媒体サンプル3を作製した。この磁気記録媒体サンプ
ル3を用いて、上記実施例1〜実施例3に準じた実験を
行ったところ、上記実施例1〜実施例3の結果と同様
に、本発明の効果を示すに十分な結果が得られることが
確認できた。
【0058】
【発明の効果】上記の結果より本発明の効果は明らかで
ある。すなわち、本発明の磁気記録媒体は、基板の上
に、低キュリー点・高保磁力磁性層と、感熱発泡層を備
えて構成されているので、低キュリー点・高保磁力磁性
層に書き込まれた磁気情報を改竄しようとして媒体の加
熱を行えばキュリー点Tc以下の温度で感熱発泡層が発
泡しする。この発泡状態を目視で確認したり、出力レベ
ル、反射率の変動として測定機器で確認することによっ
て変造カードか否かの判断ができ、結果として変造カー
ドを排除することができる。従って、本発明をプリペイ
ドカード等に応用すれば、極めてセキュリティ性の高い
磁気記録媒体となり、カードの偽造防止を図ることがで
きる。
【0059】さらに、感熱発泡層の上に、光学インキ層
を設けることによって、磁気情報の改竄によって生じた
感熱発泡層の発泡部分を削り取ったことがセンサ等で確
認でき、より強固に変造を防止することができる。
【0060】また、本発明の磁気記録媒体は、磁気情報
が低キュリー点・高保磁力磁性層に付与されるので、従
来の磁気バーコード情報に比べて多くのパターンの情報
に対処することが可能であり、カード毎に情報を変える
という要望にも十分適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例であるカード状の磁気記録媒体の
斜視図である。
【図2】図1のA−A断面矢視図であって、本発明の理
解を容易にするために断面状態を模式的かつ簡略に描い
たものである。
【図3】磁気転写のオリジナル磁気情報源を硬磁性層1
5に書き込んだ状態を示す断面図である(なお、磁化の
状態を明記するために断面を示すハッチングは省略して
ある)。
【図4】硬磁性層15および低キュリー点・高保磁力磁
性層20に互いに磁化反転したパターンの磁気情報が記
録された状態を示す断面図である(なお、磁化の状態を
明記するために断面を示すハッチングは省略してあ
る)。
【図5】図4の状態から、硬磁性層15に書き込まれた
磁気情報を消去した状態を示す断面図である(なお、磁
化の状態を明記するために断面を示すハッチングは省略
してある)。
【符号の説明】
10…基板 15…硬磁性層 20…低キュリー点・高保磁力磁性層 30…感熱発泡層 40…光学インキ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 5/84 G11B 5/84 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の上に、低キュリー点・高保磁力磁
    性層と、感熱発泡層を備えてなることを特徴とする磁気
    記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記低キュリー点・高保磁力磁性層はキ
    ュリー点Tcが200℃以下の磁性粉末を含み、 前記感熱発泡層は、前記低キュリー点・高保磁力磁性層
    に含有される磁性粉末のキュリー点Tcよりも低い温度
    で発泡して体積膨張を起こす発泡剤を含有してなる請求
    項1に記載の磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記感熱発泡層の上にさらに光学インキ
    層を有する請求項1または請求項2に記載の磁気記録媒
    体。
  4. 【請求項4】 前記請求項1ないし請求項3に記載され
    た磁気記録媒体の製造方法であって、 該方法は、低キュリー点・高保磁力磁性層に磁気情報を
    書き込んだ後に感熱発泡層を積層することを特徴とする
    磁気記録媒体の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記低キュリー点・高保磁力磁性層への
    磁気情報の書き込みは、低キュリー点・高保磁力磁性層
    をキュリー点Tcを超える温度に加熱しながら行う請求
    項4に記載の磁気記録媒体の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記低キュリー点・高保磁力磁性層への
    磁気情報の書き込みは、前記低キュリー点・高保磁力磁
    性層に接して硬磁性層を設け、該硬磁性層に予め磁気情
    報を書き込んでおき、しかる後、前記低キュリー点・高
    保磁力磁性層をキュリー点Tcを超える温度に加熱する
    ことにより、前記硬磁性層に書き込まれた磁気情報を前
    記低キュリー点・高保磁力磁性層に転写して行う請求項
    4に記載の磁気記録媒体の製造方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018140573A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 カシオ計算機株式会社 熱膨張性シート及び熱膨張性シートの製造方法

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