JPH10146840A - 成形金型のベントホール開閉弁装置 - Google Patents

成形金型のベントホール開閉弁装置

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JPH10146840A
JPH10146840A JP9295643A JP29564397A JPH10146840A JP H10146840 A JPH10146840 A JP H10146840A JP 9295643 A JP9295643 A JP 9295643A JP 29564397 A JP29564397 A JP 29564397A JP H10146840 A JPH10146840 A JP H10146840A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成がシンプルかつ安価に製造しうる開閉弁
装置を提供する。 【解決手段】 開閉弁本体1と、該開閉弁本体1に一体
に形成されかつこの開閉弁本体1を開放させるバネ手段
3とを有し、前記開閉弁本体1がベントホール7を開閉
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加硫ゴム又は他の
成形物を形成するために用いられる成形金型、限定され
ることはないが特にタイヤ成形金型に好適に採用される
成形金型のベントホール開閉弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ等のゴム製品を金型成形する際、
熱せられた金型に接触してタイヤ表面が初期に加熱され
ることにより、該タイヤ表面のゴムの粘性が下がり、金
型の内部圧力の影響の下で、ゴムの部分的な流れが発生
する。
【0003】又、金型には、生タイヤのカーカスと熱せ
られた金型内面との間に滞留する空気を逃がすためのベ
ントホールが設けられ、これにより加硫中のタイヤの表
面のあらゆる部分が金型内面に接触し、金型の細部を完
全に刻印したタイヤが加硫成形される。
【0004】タイヤ成形金型のベントホールは、通常、
金型内面と直角に金型壁部を貫通する小径の孔からな
る。
【0005】近年、最も代表的なベントホールは、金型
壁部を貫通する前記孔に差し込まれたチューブにより形
成されるいわゆる「インサートベント」である。
【0006】又、滞留した空気がベントホールから逃さ
れると、すぐにゴムが該ベントホール内に流れ始める。
しかしながら、ベントホールの直径が小さいため、ゴム
は瞬時に硬化されてベントホールをふさぐ栓となり、金
型をシールする。タイヤの加硫成形が完了すると、タイ
ヤ表面に依然として残っているゴムの栓は、タイヤを脱
型したときに該タイヤとともにベントホールから引き抜
かれる。
【0007】このようなゴムの栓、又は通常呼ばれてい
る「スピューピップ」は、成形されたタイヤの外観を著
しく損ねるため、従来、切り取りにより取り除かれてい
る。しかし、この切り取り作業には多大の労力と時間と
がかかり、タイヤの製造コストを増大させている。
【0008】又、タイヤを脱型するとき、加硫されたス
ピューピップがちぎれてベントホール内に残り、該ベン
トホールをふさぐ場合もあり、かかる際にはふさがれた
ベントホールが直ぐには確認できず、その後の成形工程
でベントホールの機能を果たさないで成形物の品質を低
下させる原因になるという問題点も生じている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような問題点を解
決するために、いわゆる「スピューレスベント」が提案
されており、このスピューレスベントは、空気を逃しな
がらも閉止するように構成され、ゴムのベントホール内
への流れを防止する。
【0010】米国特許第4,492,554号及び米国
特許第4,347,212号は、このようなスピューレ
スベントを例示しており、このベントは、コイルバネに
より常時は開放状態で保持され空気の通過を許容するバ
ルブを具える。このバルブは、その頭部がゴムの流動に
よりコイルバネに逆らって移動し、バルブシートに着座
することによりベントホールを閉止する。
【0011】しかしながら、これらのベントは、少なく
とも4つの分離したコンポーネントの組立体からなり、
それ故、比較的複雑な構成を有し、かつ高価であり、実
用性に乏しく、広く用いられるには至っていない。
【0012】本発明は、かかる問題点を解決するために
案出されたものであって、シンプルな構造の、より安価
なスピューレスベントである成形金型のベントホール開
閉弁装置の提供を目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の内、請求項1記
載の発明は、成形金型のベントホール開閉弁装置であっ
て、開閉弁本体と、該開閉弁本体に一体に形成されかつ
この開閉弁本体を開放させるバネ手段とを有し、前記開
閉弁本体がベントホールを開閉することを特徴とする成
形金型のベントホール開閉弁装置である。
【0014】又、請求項2記載の発明は、ベント基体を
具え、かつこのベント基体は、前記開閉弁本体及びバネ
手段とともに設けられることを特徴とする請求項1記載
の成形金型のベントホール開閉弁装置である。
【0015】又、請求項3記載の発明は、前記バネ手段
が、ヒンジからなることを特徴とする請求項1又は2記
載の成形金型のベントホール開閉弁装置である。
【0016】又、請求項4記載の発明は、前記バネ手段
が、脚状のバネ片からなることを特徴とする請求項1又
は2記載の成形金型のベントホール開閉弁装置である。
【0017】又、請求項5記載の発明は、前記バネ手段
が、有孔の円盤状のバネ板からなることを特徴とする請
求項1又は2記載の成形金型のベントホール開閉弁装置
である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づき説明する。図1(A)、(B)、(C)は、本発
明の成形金型のベントホール開閉弁装置(以下、単に開
閉弁装置という)がインサートベントとして形成された
場合の第1の実施形態を示し、図2(A)、(B)、
(C)は、その第2の実施形態を示し、図3はサイドウ
ォール部分に開閉弁装置を設置したタイヤ成形金型を例
示し、図4(A)、(B)及び図4(C)、(D)は、
夫々開閉弁装置の第3、第4の実施形態を示す。
【0019】図において本発明の開閉弁装置は、開閉弁
本体1と、該開閉弁本体1に一体成形されかつこの開閉
弁本体1を開放させるバネ手段3とを有し、前記開閉弁
本体1がベントホール7を開閉する。
【0020】又、開閉弁装置は、ベント基体2を具え、
かつこのベント基体2は、前記開閉弁本体1及びバネ手
段3とともに設けられる。
【0021】図1(A)、(B)は、夫々本発明の開閉
弁装置の平面図、および縦断面図であり、この開閉弁装
置は、プラスチック材料、特に補強されたナイロン又は
ガラス補強された硫化ポリフェニレン等のエンジニアリ
ング熱プラスチックから形成されることが、型を用いた
通常の射出成形により容易に一体成形しうる観点から好
ましく、本例では、ガラス補強された硫化ポリフェニレ
ンから形成されている。
【0022】前記開閉弁装置は、本例では、直円筒形の
チューブ形状を呈する前記ベント基体2を具える。
【0023】前記ベント基体2には、その上端面4と底
端面8とを継ぐ円柱状の前記ベントホール7が同軸に設
けられるとともに、前記上端面4は、成形金型の成形室
を囲む内面に面一に配設され、かつ前記底端面8は外気
の雰囲気で開口し、これにより、ベントホール7が残留
空気の排出を容易にする通路を形成する。
【0024】図1(B)に示す如く、開閉弁装置は、前
記ベント基体2の上端面4かつベントホール7の上開口
部に位置する前記開閉弁本体1を具える。
【0025】本例では、開閉弁本体1は、下に向かって
径を減じる円錐面からなる着座面5を有する小高さの円
錐台の形状をなし、該着座面5は、ベント基体2の上端
面4の領域内部に形成された円錐面からなる着座面6に
着座して互いにかみ合う形状をなす。
【0026】このように、ベント基体2及び開閉弁本体
1の前記着座面6、5は、相互に補足してかみ合う円錐
面からなり、図1(A)、(C)に示す閉止状態で、開
閉弁本体1の着座面5は、ベント基体2の着座面6に合
致し、ベントホール7の上開口部を確実に閉止してシー
ルする。
【0027】又、開閉弁装置は、前記開閉弁本体1に一
体成形されかつこの開閉弁本体1を開放させる前記バネ
手段3を具える。
【0028】前記バネ手段3は、本例では、前記開閉弁
本体1を前記ベント基体2の上端面4に接続するヒンジ
15からなるとともに、該開閉弁本体1を、前記上端面
4に形成されたヒンジ15を経てベント基体2と一体に
形成している。
【0029】前記ヒンジ15は、型成形され、図1
(B)に示す標準の開放状態で前記開閉弁本体1を保持
する。
【0030】この開放状態において、成形金型内の空気
は、図1(B)の矢印Vで示す如く、前記ベントホール
7を経て外気の雰囲気に逃される。
【0031】空気が逃されると、成形金型内で膨張して
例えばタイヤのゴム材料が前記開閉弁本体1に突き当た
り、その力で開閉弁本体1の前記着座面5を前記ヒンジ
15のバネ力に抗してベント基体2の前記着座面6に着
座させ、両者を相互にかみ合わせる。
【0032】このようにして、図1(C)に示す如く、
開閉弁装置は成形金型から出ようとする成形材料、例え
ばゴムの流れに対して完全にシールされ、成形材料がベ
ントホール7内に浸入するのを確実に防止しうる。
【0033】成形金型による加硫成形が完了した後、タ
イヤを成形金型から取り出すと同時に、前記開閉弁本体
1は前記バネ手段3をなす前記ヒンジ15により、前記
ベント基体2の着座面6から離間し、図1(B)に示す
如く、次の成形作業のために即座にベントホール7が開
口する。
【0034】開閉弁装置の寸法について言及すると、本
実施形態では、ベントホール7を有する円筒形の前記ベ
ント基体2は、外径ODを3mm、高さhを10mm、円筒
形の内部通路、即ち前記ベントホール7の直径IDを
0.75mmとしており、又、開閉弁本体1とベント基体
2の前記上端面4との間のベント基体2長さ方向の最大
離間距離Gを0.5mmとしている。
【0035】このような開閉弁装置は、1回の成形作業
で外観低下のない品質良好なタイヤ等の成形物を効率良
く成形しうるとともに、開閉弁本体1とバネ手段3とベ
ント基体2とを一体成形した簡単な構成であり、安価に
製造しうる。
【0036】なお、前記開閉弁装置には、プラスチック
の他にも、要求される機械的特性を有し、かつ200℃
にも達する必要な作業温度をこえて安定な如何なる工業
材料からも形成することが出来る。
【0037】又、前記バネ手段3により与えられる必要
なバネ力は、材料の弾性と設計寸法との組み合わせによ
り得られ、例えば金属、充てん剤を含む熱可塑性および
熱硬化性材料等を用いたエンジニアリングプラスチック
などの材料を好適に採用しうる。
【0038】図3に、タイヤの成形金型のサイドウォー
ル部分の中央部に図1の開閉弁装置31を「インサート
ベント」として挿入設置した例を示している。
【0039】図2は本発明の第2の実施形態を示し、本
例では、開閉弁本体21を開放するバネ手段3は、該開
閉弁本体21に一体成形された複数の脚状のバネ片23
…からなる。
【0040】図2(A)の開放状態の開閉弁装置の縦断
面図に示す如く、前記バネ片23は、ベント基体22の
ベントホール27をなす内部通路の内壁面に設けられた
1又は複数の溝25に嵌入される。
【0041】図2(C)は図2(A)のA−A’線断面
図であり、本例ではベント基体22の内部に等間隔でか
つ成形金型からの空気を逃がすための通路26を形成し
て配される3枚の前記バネ片23…を示している。
【0042】図2(B)に示す如く、ゴム等の成形材料
が開閉弁本体21を押し込んだ際、前記バネ片23が変
形し、該開閉弁本体21の移動とともに開閉弁装置の前
記ベントホール27上端部を閉止してシールする。
【0043】又、成形金型から成形済みの完成タイヤが
取り出されると、前記バネ片23が復元し、開閉弁本体
21を押し上げ、開閉弁装置の前記ベントホール27を
空気逃げ可能に開放する。
【0044】この第2の実施形態において、前記バネ片
23は、ベント基体22の内壁面に設けられた前記溝2
5に嵌入されるが、このバネ片23をベント基体22と
も一体に形成しても良く、この場合、前記溝25を省略
できる。
【0045】又、前記溝25も、前記バネ片23の数に
合わせる等、複数の溝部分に分割することが出来る。
【0046】又、バネ手段3として、図4(A)、
(B)に示す如く、開閉弁本体51に一体成形された有
孔の円盤状のバネ板41を採用することも出来る。この
バネ板41の1又は複数の孔42は、図4(A)の開閉
弁本体51のB−B’線断面図である図4(B)に示す
ように、該開閉弁本体51の下端から突出するバネ板4
1に設けられる。
【0047】なお、前記孔42は、等間隔を隔てて開閉
弁本体51と同心の円周上に設けられることが、空気を
効率的にかつ確実に逃しうる観点から好ましい。
【0048】又、図4(C)、(D)に示す如く、開閉
弁本体61の下端にバネ手段3をなす円盤状のバネ板4
3を一体成形し、1又は複数の貫通孔44を、図4
(C)の開閉弁本体61のC−C’線断面図である図4
(D)に示すように、開閉弁本体61に貫通させて設け
ても良い。
【0049】以上、説明した実施形態は、金型壁部に穿
孔された穴に挿入される円筒形のベント基体を具えるイ
ンサートタイプの開閉弁装置、すなわちインサートベン
トであるが、本発明は、必ずしもこのタイプの開閉弁装
置に限定されるわけではなく、例えば各実施形態の開閉
弁本体を、成形金型の壁面に設けられた孔の内部に直接
的に、ベント基体を省略して配設しても良い。
【0050】前記バネ片23、バネ板41、43を用い
た実施形態では、前記溝25と同様に成形金型に設けら
れた溝に嵌入して開閉弁本体を成形金型の孔に直接的に
配設することもでき、又、「しまりばめ」等の簡単な構
成で開閉弁本体を成形金型の孔に直接的に配設すること
も出来る。
【0051】なお、第1の実施形態のバネ手段3をなす
ヒンジは、成形金型の面に適当な方法で固定されうる。
【0052】又、開閉弁本体を成形金型に直接的に配す
るどのような形態でも、成形金型に穿設された孔の内縁
プロファイルを、開閉弁本体の着座面の形状に適合する
ように形成することが、良好なシールを得るうえで好ま
しい。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、開閉弁本
体に一体に形成されかつこの開閉弁本体を開放させるバ
ネ手段を有するため、ベントホール内への成形材料、例
えばゴムの流れを防止して該ベントホールがふさがれる
のを確実に回避しながらも、開閉弁本体に一体形成され
たバネ手段を有する簡単な構成で安価に製造しうるとと
も、インサートベントでない開閉弁装置も形成でき、メ
ンテナンスも簡略化しうるなど、タイヤ成形金型に好適
に採用しうる。
【0054】又、請求項2記載の発明によれば、ベント
基体を具え、かつこのベント基体が、前記開閉弁本体及
びバネ手段とともに設けられるため、インサートベント
であても、シンプルな構成で容易かつ安価に形成しう
る。
【0055】又、請求項3記載の発明によれば、前記バ
ネ手段が、ヒンジからなるため、構成簡易かつ安価な自
動開閉式の開閉弁装置を提供しうる。
【0056】又、請求項4記載の発明によれば、前記バ
ネ手段が、脚状のバネ片からなるため、簡単な構成の安
価な開閉弁装置を提供しうるとともに、このバネ手段を
一体に設けた開閉弁本体を直接的に成形金型に配設する
ことにより、構成の簡略化をさらに図りうる。
【0057】又、請求項5記載の発明によれば、前記バ
ネ手段が、有孔の円盤状のバネ板からなるため、空気の
逃し孔を確実に確保しながら、簡単な構成の安価な開閉
弁装置を提供しうるとともに、このバネ手段を一体に設
けた開閉弁本体を直接的に成形金型に配設することによ
り、構成の簡略化をさらに図りうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)、(B)、(C)は、本発明の成形金型
のベントホール開閉弁装置の第1の実施形態を示す平面
図、縦断面図、作用図である。
【図2】(A)、(B)、(C)は、本発明の成形金型
のベントホール開閉弁装置の第2の実施形態を示す縦断
面図、作用図、横断面図である。
【図3】本発明の成形金型のベントホール開閉弁装置が
タイヤ成形金型のサイドウォール部分に配置された例を
示す断面図である。
【図4】(A)、(B)は、本発明の成形金型のベント
ホール開閉弁装置の第3の実施形態を示す縦断面図、横
断面図、(C)、(D)は、本発明の成形金型のベント
ホール開閉弁装置の第4の実施形態を示す縦断面図、横
断面図である。
【符号の説明】
1、21、51、61 開閉弁本体 2、22 ベント基体 3 バネ手段 7、27 ベントホール 23 バネ片 41、43 バネ板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形金型のベントホール開閉弁装置であっ
    て、 開閉弁本体(1)と、該開閉弁本体(1)に一体に形成
    されかつこの開閉弁本体(1)を開放させるバネ手段
    (3)とを有し、前記開閉弁本体(1)がベントホール
    を開閉することを特徴とする成形金型のベントホール開
    閉弁装置。
  2. 【請求項2】ベント基体(2)を具え、かつこのベント
    基体(2)は、前記開閉弁本体(1)及びバネ手段
    (3)とともに設けられることを特徴とする請求項1記
    載の成形金型のベントホール開閉弁装置。
  3. 【請求項3】前記バネ手段(3)は、ヒンジからなるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の成形金型のベント
    ホール開閉弁装置。
  4. 【請求項4】前記バネ手段(3)は、脚状のバネ片から
    なることを特徴とする請求項1又は2記載の成形金型の
    ベントホール開閉弁装置。
  5. 【請求項5】前記バネ手段(3)は、有孔の円盤状のバ
    ネ板からなることを特徴とする請求項1又は2記載の成
    形金型のベントホール開閉弁装置。
JP29564397A 1996-11-15 1997-10-28 成形金型のベントホール開閉弁装置 Expired - Fee Related JP3445732B2 (ja)

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