JPH10146236A - 背もたれおよび座席の調整が連動している、腰掛け用家具部材 - Google Patents
背もたれおよび座席の調整が連動している、腰掛け用家具部材Info
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- JPH10146236A JPH10146236A JP9232365A JP23236597A JPH10146236A JP H10146236 A JPH10146236 A JP H10146236A JP 9232365 A JP9232365 A JP 9232365A JP 23236597 A JP23236597 A JP 23236597A JP H10146236 A JPH10146236 A JP H10146236A
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- A47C1/02—Reclining or easy chairs
- A47C1/031—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
- A47C1/032—Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/0292—Multiple configuration seats, e.g. for spacious vehicles or mini-buses
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 背もたれおよび座席の調整が連動している、
腰掛け用家具部材を提供することである。 【解決手段】 本発明は、支持架台(2)と、支持架台
(2)に調整可能に取り付けられた背もたれ(4)と、
支持架台(2)に調整可能に取り付けられた座席
(5)、ならびに支持架台(2)との関連で背もたれ
(4)および座席(5)の同時的な調整を行うための接
続メカニズム(6)とを備えた、腰掛け用家具部材、と
りわけ背もたれ(4)および座席(5)の調整が連結さ
れた腰掛け用家具部材に関するものである。背もたれ
(4)は、背もたれ(4)の前方および座席(5)の上
方において、背もたれ(4)および座席(5)によって
形成された角度の中に存在する旋回軸を巡る基本的な旋
回運動として、支持架台(2)との関連で後方傾倒およ
び下降の運動を行う。座席(5)は、滑りおよび引き上
げ運動を重ね合わせた形でこれに対応するが、しかし小
さな運動を行い、これによって課題を解決する。
腰掛け用家具部材を提供することである。 【解決手段】 本発明は、支持架台(2)と、支持架台
(2)に調整可能に取り付けられた背もたれ(4)と、
支持架台(2)に調整可能に取り付けられた座席
(5)、ならびに支持架台(2)との関連で背もたれ
(4)および座席(5)の同時的な調整を行うための接
続メカニズム(6)とを備えた、腰掛け用家具部材、と
りわけ背もたれ(4)および座席(5)の調整が連結さ
れた腰掛け用家具部材に関するものである。背もたれ
(4)は、背もたれ(4)の前方および座席(5)の上
方において、背もたれ(4)および座席(5)によって
形成された角度の中に存在する旋回軸を巡る基本的な旋
回運動として、支持架台(2)との関連で後方傾倒およ
び下降の運動を行う。座席(5)は、滑りおよび引き上
げ運動を重ね合わせた形でこれに対応するが、しかし小
さな運動を行い、これによって課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腰掛け用家具部材
または同種のもの、とりわけ背もたれおよび座席の調整
が連動している、詰め物がなされた腰掛け用家具部材に
関する。これは、着席可能なリクライニング用家具、例
えば高さ調整可能な背中部分を備えた、詰め物がなされ
たリクライニングチェアまたはこれに相当する病院用ベ
ッドをも同様に含むものである。とりわけ本発明は、支
持架台と、支持架台に調整可能に取り付けられた背もた
れと、支持架台に調整可能に取り付けられた座席と、背
もたれおよび座席の同時的な調整を達成する、支持架
台、背もたれおよび座席との間の調整メカニズムとを有
する家具部材に関するものであって、当該背もたれが、
最も高い直立の位置、すなわち着席位置から、最も低い
伸張された位置であるリクライニング位置へ、支持架台
に関して相対的に後方傾倒と下降の重ね合わされた運動
を行ない、当該座席が着席位置からリクライニング位置
へと軽い運動、とりわけ滑り運動と引き上げ運動の重ね
合わされた運動、そしてとりわけ配備されているリセッ
トスプリングによってこれが行われる腰掛け用家具部材
である。
または同種のもの、とりわけ背もたれおよび座席の調整
が連動している、詰め物がなされた腰掛け用家具部材に
関する。これは、着席可能なリクライニング用家具、例
えば高さ調整可能な背中部分を備えた、詰め物がなされ
たリクライニングチェアまたはこれに相当する病院用ベ
ッドをも同様に含むものである。とりわけ本発明は、支
持架台と、支持架台に調整可能に取り付けられた背もた
れと、支持架台に調整可能に取り付けられた座席と、背
もたれおよび座席の同時的な調整を達成する、支持架
台、背もたれおよび座席との間の調整メカニズムとを有
する家具部材に関するものであって、当該背もたれが、
最も高い直立の位置、すなわち着席位置から、最も低い
伸張された位置であるリクライニング位置へ、支持架台
に関して相対的に後方傾倒と下降の重ね合わされた運動
を行ない、当該座席が着席位置からリクライニング位置
へと軽い運動、とりわけ滑り運動と引き上げ運動の重ね
合わされた運動、そしてとりわけ配備されているリセッ
トスプリングによってこれが行われる腰掛け用家具部材
である。
【0002】
【従来の技術】先行技術においては、背もたれ調整と座
席調整が連結された、多様で快適な且つまた多様で複雑
な腰掛け用家具部材(肘掛け椅子、詰め物がなされた肘
掛け椅子、安楽椅子、鉄道用および航空機用座席、高さ
調整可能な背部を備えたリクライニング用家具)、とり
わけ詰め物がなされた家具部材が公知である。例えば、
国際特許出願公開第95/25452号公報は、本発明
の概念が適用可能なタイプのリクライニング可能な背も
たれを公開し、且つ一般的に公然と知られている先行技
術の優れた概要を提供している。
席調整が連結された、多様で快適な且つまた多様で複雑
な腰掛け用家具部材(肘掛け椅子、詰め物がなされた肘
掛け椅子、安楽椅子、鉄道用および航空機用座席、高さ
調整可能な背部を備えたリクライニング用家具)、とり
わけ詰め物がなされた家具部材が公知である。例えば、
国際特許出願公開第95/25452号公報は、本発明
の概念が適用可能なタイプのリクライニング可能な背も
たれを公開し、且つ一般的に公然と知られている先行技
術の優れた概要を提供している。
【0003】まず第一に、上記の国際特許出願公開第9
5/25452号公報(図1および2)においては、後
方にリクライニング位置に寄り掛かったときに、背もた
れが後方および下方に傾倒し、他方において座席の後部
末端が下方揺動し、且つ前部末端が上方揺動するよう
に、座席の下に配置された軸を巡って揺動するように支
持フレームに取り付けられた座席と背もたれが角度的に
硬直した単位を形成している。これは、通常はリセット
スプリングの力に抗して行われる。この場合、背もたれ
と座席の調整の角度的に硬直した接続が分裂的であり、
それ故、背もたれと座席の伸張された位置がないのであ
る。加えるに、リクライニング位置において、座席の前
部末端がかなり上方へ動かされるが、これは使用者にと
って特に有益というわけではない。
5/25452号公報(図1および2)においては、後
方にリクライニング位置に寄り掛かったときに、背もた
れが後方および下方に傾倒し、他方において座席の後部
末端が下方揺動し、且つ前部末端が上方揺動するよう
に、座席の下に配置された軸を巡って揺動するように支
持フレームに取り付けられた座席と背もたれが角度的に
硬直した単位を形成している。これは、通常はリセット
スプリングの力に抗して行われる。この場合、背もたれ
と座席の調整の角度的に硬直した接続が分裂的であり、
それ故、背もたれと座席の伸張された位置がないのであ
る。加えるに、リクライニング位置において、座席の前
部末端がかなり上方へ動かされるが、これは使用者にと
って特に有益というわけではない。
【0004】国際特許出願公開第95/25452号公
報(図3および4)において示されている腰掛け用家具
部材の今一つの構造は、支持架台がフレーム状に作られ
ている相対的に共通したものである。背もたれは、座席
の後部末端に対する背もたれの接続点の上方にかなりの
距離で、フレーム状の支持架台の後部に旋回可能に接続
されている。かくて座席の後部末端は、背もたれによっ
て支持架台上に支持されている。前部末端またはその付
近では、座席はわずかに上方への傾斜を有するスライド
ガイド内を案内されており、その結果、座席の前部末端
は前方向に移動するが、着席位置からリクライニング位
置への移行の際に、ほんのわずかに上方へ移動するだけ
である。
報(図3および4)において示されている腰掛け用家具
部材の今一つの構造は、支持架台がフレーム状に作られ
ている相対的に共通したものである。背もたれは、座席
の後部末端に対する背もたれの接続点の上方にかなりの
距離で、フレーム状の支持架台の後部に旋回可能に接続
されている。かくて座席の後部末端は、背もたれによっ
て支持架台上に支持されている。前部末端またはその付
近では、座席はわずかに上方への傾斜を有するスライド
ガイド内を案内されており、その結果、座席の前部末端
は前方向に移動するが、着席位置からリクライニング位
置への移行の際に、ほんのわずかに上方へ移動するだけ
である。
【0005】上記のシステムにおいては、使用者は自己
の体重を移すことによって着席位置とリクライニング位
置との間の異なる位置へ、相対的に容易に且つ余り大き
な力を使わずに移動することが出来る。しかし、一般的
に、特定の好みの位置を維持出来るためには、追加的な
制動手段、或いは均衡を保つためのばね手段を使用する
ことが必要である。
の体重を移すことによって着席位置とリクライニング位
置との間の異なる位置へ、相対的に容易に且つ余り大き
な力を使わずに移動することが出来る。しかし、一般的
に、特定の好みの位置を維持出来るためには、追加的な
制動手段、或いは均衡を保つためのばね手段を使用する
ことが必要である。
【0006】この腰掛け用家具部材の不利益な点は、背
もたれと座席の角度のほぼ頂点における二つの部材の旋
回接続に起因する。二つの部材の接続は、構造的には単
純であるが、二つの部材は一般的には詰め物がなされた
支持部材を持っている。使用者によって使用される詰め
物がなされた支持部材の詰め物がなされた表面は、かく
て幾らか座席の上方または背もたれの前方、従って、背
もたれと座席の間の旋回軸の上方または前方に存在す
る。これは、着席位置からリクライニング位置への移行
の際に、詰め物がなされた支持部がそれぞれ互いに離れ
るという結果をもたらす。すなわち使用者が極めて不快
であると感ずる、いわゆる「シャツをずらす効果」をも
たらす結果になる。
もたれと座席の角度のほぼ頂点における二つの部材の旋
回接続に起因する。二つの部材の接続は、構造的には単
純であるが、二つの部材は一般的には詰め物がなされた
支持部材を持っている。使用者によって使用される詰め
物がなされた支持部材の詰め物がなされた表面は、かく
て幾らか座席の上方または背もたれの前方、従って、背
もたれと座席の間の旋回軸の上方または前方に存在す
る。これは、着席位置からリクライニング位置への移行
の際に、詰め物がなされた支持部がそれぞれ互いに離れ
るという結果をもたらす。すなわち使用者が極めて不快
であると感ずる、いわゆる「シャツをずらす効果」をも
たらす結果になる。
【0007】同様にして上記の旋回接続の結果である今
一つの問題は、着席位置からリクライニング位置への移
行の際に、角度の頂点における骨盤および背中の領域
に、いわゆる「穴」が形成されることである。この
「穴」は、それが大き過ぎるときには困ったことにな
る。何故ならば、骨盤および背中の領域が、リクライニ
ング位置において、もはや適切に支持されないからであ
る。
一つの問題は、着席位置からリクライニング位置への移
行の際に、角度の頂点における骨盤および背中の領域
に、いわゆる「穴」が形成されることである。この
「穴」は、それが大き過ぎるときには困ったことにな
る。何故ならば、骨盤および背中の領域が、リクライニ
ング位置において、もはや適切に支持されないからであ
る。
【0008】最後に、前部末端への座席の取り付けは、
着席位置からリクライニング位置への移行の際に、使用
者の膝の裏に過大な衝撃が生じないように、入念に行わ
なければならない。
着席位置からリクライニング位置への移行の際に、使用
者の膝の裏に過大な衝撃が生じないように、入念に行わ
なければならない。
【0009】先行技術においても、背もたれと座席の間
の後方末端または下方末端に接続メカニズムを備えるこ
とによって、この「シャツをずらす効果」を除去するた
めの試みが、すでになされている。それは、背もたれと
座席の間の、二つの詰め物がなされた支持部の表面が、
着席位置において互いに接触する位置に旋回接続の軸を
置くことである。これは、縁部側でそれぞれのフレーム
から突出し、且つその自由な末端でのみ、旋回軸に互い
に連結されるフラップによって行われる(国際特許出願
公開第95/25452号公報の図5および6参照)。
の後方末端または下方末端に接続メカニズムを備えるこ
とによって、この「シャツをずらす効果」を除去するた
めの試みが、すでになされている。それは、背もたれと
座席の間の、二つの詰め物がなされた支持部の表面が、
着席位置において互いに接触する位置に旋回接続の軸を
置くことである。これは、縁部側でそれぞれのフレーム
から突出し、且つその自由な末端でのみ、旋回軸に互い
に連結されるフラップによって行われる(国際特許出願
公開第95/25452号公報の図5および6参照)。
【0010】この公知の腰掛け用家具部材の分析は、相
対的に伸張されたリクライニング位置が望まれるときに
は、前と同様に「シャツをずらす効果」が認められるこ
とを示している。加えるに、骨盤および背中の領域にお
ける「穴」の寸法は、依然として大きなものである。最
後に、上述の先行技術の実施形態は、座席の前部末端の
大きな持ち上がりが生ずる結果をもたらすものである。
これは、足置き台を備えた座席の場合には受け入れ可能
であると思われるが、一般に折り畳み可能な足置き台を
備えた、目下考慮中の形式の腰掛け用家具部材について
は、妥当するものではない。
対的に伸張されたリクライニング位置が望まれるときに
は、前と同様に「シャツをずらす効果」が認められるこ
とを示している。加えるに、骨盤および背中の領域にお
ける「穴」の寸法は、依然として大きなものである。最
後に、上述の先行技術の実施形態は、座席の前部末端の
大きな持ち上がりが生ずる結果をもたらすものである。
これは、足置き台を備えた座席の場合には受け入れ可能
であると思われるが、一般に折り畳み可能な足置き台を
備えた、目下考慮中の形式の腰掛け用家具部材について
は、妥当するものではない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の課題
は、「シャツをずらす効果」が出来るだけ小さいか、ま
たは完全にこれが取り除かれるように、背もたれと座席
を備えた上記のタイプの腰掛け用家具部材または同様の
ものを具体化し、且つ開発することである。
は、「シャツをずらす効果」が出来るだけ小さいか、ま
たは完全にこれが取り除かれるように、背もたれと座席
を備えた上記のタイプの腰掛け用家具部材または同様の
ものを具体化し、且つ開発することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、背もたれ
およびシートの調整が連動している、支持架台と、支持
架台に調整可能に取り付けられた背もたれと、支持架台
に調整可能に取り付けられた座席と、背もたれおよび座
席の同時的な調整をもたらす、支持架台、背もたれおよ
び座席との間の接続メカニズムとから構成され、当該背
もたれが、最も高い位置、すなわち直立の着席位置から
最も低い伸張された位置、すなわちリクライニング位置
へ、支持架台に対して後方傾倒と下降の相対的に重ね合
わされた運動を行ない、当該座席が着席位置からリクラ
イニング位置へと軽い運動、とりわけ滑りと引き上げの
重ね合わされた運動を行い、リセットスプリングが備え
られ、背もたれと座席との間に形成される角度の範囲内
で背もたれの前方および座席の上方に存在する当該旋回
軸の周囲を基本的に旋回する運動を介して、背もたれが
上記の後部傾倒および下降の運動を行う腰掛け用家具部
材または同様のもの、とりわけ詰め物がなされた家具部
材において達成される。
およびシートの調整が連動している、支持架台と、支持
架台に調整可能に取り付けられた背もたれと、支持架台
に調整可能に取り付けられた座席と、背もたれおよび座
席の同時的な調整をもたらす、支持架台、背もたれおよ
び座席との間の接続メカニズムとから構成され、当該背
もたれが、最も高い位置、すなわち直立の着席位置から
最も低い伸張された位置、すなわちリクライニング位置
へ、支持架台に対して後方傾倒と下降の相対的に重ね合
わされた運動を行ない、当該座席が着席位置からリクラ
イニング位置へと軽い運動、とりわけ滑りと引き上げの
重ね合わされた運動を行い、リセットスプリングが備え
られ、背もたれと座席との間に形成される角度の範囲内
で背もたれの前方および座席の上方に存在する当該旋回
軸の周囲を基本的に旋回する運動を介して、背もたれが
上記の後部傾倒および下降の運動を行う腰掛け用家具部
材または同様のもの、とりわけ詰め物がなされた家具部
材において達成される。
【0013】着席位置においては、使用者個人が正しく
腰掛けているときは、その臀部が常に座席上のほぼ同一
の位置にあることは、この座席家具においては当然のこ
とであるとの分析がなされている。この位置がどこであ
るかは、もちろん異なる影響要素、例えば詰め物がなさ
れた支持部材の高さ、使用者個人の体重、その体格およ
び寸法、および男性であるか女性であるかによって異な
る。しかしながら、たいていの場合は、使用者の身体の
支点は、常に座席の上方の背もたれの前の比較的狭い領
域に存在するものである。
腰掛けているときは、その臀部が常に座席上のほぼ同一
の位置にあることは、この座席家具においては当然のこ
とであるとの分析がなされている。この位置がどこであ
るかは、もちろん異なる影響要素、例えば詰め物がなさ
れた支持部材の高さ、使用者個人の体重、その体格およ
び寸法、および男性であるか女性であるかによって異な
る。しかしながら、たいていの場合は、使用者の身体の
支点は、常に座席の上方の背もたれの前の比較的狭い領
域に存在するものである。
【0014】次いで上記の分析から歩を進めて、使用者
の臀部の支点との関連で、背もたれ上の詰め物がなされ
た支持部の表面における長さの変化が、いかにして着席
位置からリクライニング位置への移行の際に、これを回
避することが出来るかについて分析がなされた。この長
さの変化は、上記の「シャツをずらす効果」の原因であ
る。もちろん使用者は、着席位置からリクライニング位
置への移行の際も着席したままであるが、同人は前後に
スリップしないので、結果として同人がしなければなら
ない努力は、背もたれの詰め物がなされた支持部の表面
上の使用者の背中が、その位置を変えないようにするこ
とである。
の臀部の支点との関連で、背もたれ上の詰め物がなされ
た支持部の表面における長さの変化が、いかにして着席
位置からリクライニング位置への移行の際に、これを回
避することが出来るかについて分析がなされた。この長
さの変化は、上記の「シャツをずらす効果」の原因であ
る。もちろん使用者は、着席位置からリクライニング位
置への移行の際も着席したままであるが、同人は前後に
スリップしないので、結果として同人がしなければなら
ない努力は、背もたれの詰め物がなされた支持部の表面
上の使用者の背中が、その位置を変えないようにするこ
とである。
【0015】更に、背もたれが、後方傾倒および下降の
運動として、背もたれの前方で座席の上方の、背もたれ
と座席の角度の間の範囲内にある旋回軸を巡って基本的
に旋回運動を行うときに、望み通りの結果が得られるこ
とが確かめられた。この旋回軸こそ、まさに背もたれの
旋回運動のための旋回軸であって、先行技術において配
備されている背もたれと座席との間の旋回接続ではない
のである。それは、本発明において特許請求がなされて
いる腰掛け用家具部材には、存在しないのである。
運動として、背もたれの前方で座席の上方の、背もたれ
と座席の角度の間の範囲内にある旋回軸を巡って基本的
に旋回運動を行うときに、望み通りの結果が得られるこ
とが確かめられた。この旋回軸こそ、まさに背もたれの
旋回運動のための旋回軸であって、先行技術において配
備されている背もたれと座席との間の旋回接続ではない
のである。それは、本発明において特許請求がなされて
いる腰掛け用家具部材には、存在しないのである。
【0016】研究結果は、旋回軸は、詰め物がなされた
背もたれの前方において70mmから180mmの間
で、詰め物がなされた座席の上方では50mmから17
0mmの間になければならないことを示している。かく
て、普通の使用者の臀部の支点の位置の領域が得られ、
その結果、旋回点は、望むとおりに普通の使用者のほぼ
臀部の支点に存在することになる。また、たとえ極めて
柔らかな詰め物がなされた支持部のために、場合によっ
ては使用者の身体がかなりに沈み込むことによって、旋
回軸が時折荷重を受けていない部分の平面付近に来るこ
とがあっても、背もたれの旋回軸が、詰め物がなされた
支持部の詰め物がなされた表面の上方または前方の距離
に存在することは重要である。
背もたれの前方において70mmから180mmの間
で、詰め物がなされた座席の上方では50mmから17
0mmの間になければならないことを示している。かく
て、普通の使用者の臀部の支点の位置の領域が得られ、
その結果、旋回点は、望むとおりに普通の使用者のほぼ
臀部の支点に存在することになる。また、たとえ極めて
柔らかな詰め物がなされた支持部のために、場合によっ
ては使用者の身体がかなりに沈み込むことによって、旋
回軸が時折荷重を受けていない部分の平面付近に来るこ
とがあっても、背もたれの旋回軸が、詰め物がなされた
支持部の詰め物がなされた表面の上方または前方の距離
に存在することは重要である。
【0017】本発明の教示するところは、二つの異なる
方法で達成することが出来る。第一の可能性は、背もた
れが旋回軸の高さで支持架台に取り付けられた旋回ジョ
イントに連結されることである。しかし、構造的には、
これは最適な位置ではない。何故ならば、かくて接続点
は、座席の上方および背もたれの前方にある支持架台上
に物理的に形成されなければならないからである。これ
は、当然のことながら、嵩張った支持架台を必要とし、
設計の自由の理由からいっても最適ではない。
方法で達成することが出来る。第一の可能性は、背もた
れが旋回軸の高さで支持架台に取り付けられた旋回ジョ
イントに連結されることである。しかし、構造的には、
これは最適な位置ではない。何故ならば、かくて接続点
は、座席の上方および背もたれの前方にある支持架台上
に物理的に形成されなければならないからである。これ
は、当然のことながら、嵩張った支持架台を必要とし、
設計の自由の理由からいっても最適ではない。
【0018】第二の実施形態は、接続メカニズムが、仮
想的にのみ存在する旋回軸を巡る背もたれの旋回運動を
生じさせる点で最適なものである。接続メカニズムにお
いて、旋回軸が物理的に存在することなしに背もたれの
旋回運動を行わせ、且つ仮想的にのみ存在する旋回軸を
持つために、さまざまな可能性を達成することが出来
る。この場合には、適切に設計された接続ロッドガイド
が、クランクのガイドとして考えられる。
想的にのみ存在する旋回軸を巡る背もたれの旋回運動を
生じさせる点で最適なものである。接続メカニズムにお
いて、旋回軸が物理的に存在することなしに背もたれの
旋回運動を行わせ、且つ仮想的にのみ存在する旋回軸を
持つために、さまざまな可能性を達成することが出来
る。この場合には、適切に設計された接続ロッドガイド
が、クランクのガイドとして考えられる。
【0019】本発明の教示によれば、着席位置からリク
ライニング位置への移行(およびその逆)の際に、使用
者の臀部の支点が、相対的に座席に対して基本的に変化
がないままでいることが考慮されなければならない。し
かしながら、他方においては、本発明の教示によれば、
座席それ自体には、わずかな移動がある。座席の移動が
なければ、使用者によって、連結された背もたれおよび
座席の調整を行う目的で重量を移すことによって、いか
なる力も構造に対して及ぼすことは出来ないことにな
る。座席が、着席位置からリクライニング位置への移行
の際に極めてわずかに位置を変えられたときは、背もた
れのための旋回軸は、局所的に動きがないと考えること
が出来る。もし座席の移動が大きいときは、背もたれの
旋回軸それ自体は、座席の移動に従って移動しなければ
ならない。
ライニング位置への移行(およびその逆)の際に、使用
者の臀部の支点が、相対的に座席に対して基本的に変化
がないままでいることが考慮されなければならない。し
かしながら、他方においては、本発明の教示によれば、
座席それ自体には、わずかな移動がある。座席の移動が
なければ、使用者によって、連結された背もたれおよび
座席の調整を行う目的で重量を移すことによって、いか
なる力も構造に対して及ぼすことは出来ないことにな
る。座席が、着席位置からリクライニング位置への移行
の際に極めてわずかに位置を変えられたときは、背もた
れのための旋回軸は、局所的に動きがないと考えること
が出来る。もし座席の移動が大きいときは、背もたれの
旋回軸それ自体は、座席の移動に従って移動しなければ
ならない。
【0020】調整メカニズムが別個に販売可能な連結補
強材に含まれているという、本発明の更なる教示は、特
に独立した重要性を有するものである。本発明によって
達成することが出来る、これに対応したコンパクトな形
状の調整メカニズムにより、この特別な連結補強材を、
独立に販売可能な部品として実施することが出来ること
は大きな利点である。
強材に含まれているという、本発明の更なる教示は、特
に独立した重要性を有するものである。本発明によって
達成することが出来る、これに対応したコンパクトな形
状の調整メカニズムにより、この特別な連結補強材を、
独立に販売可能な部品として実施することが出来ること
は大きな利点である。
【0021】本発明のこれらおよびその他の目的、特徴
および利点は、図示する目的のためにのみ本発明による
一実施形態を示した添付の図面との関連でなされた下記
の説明からも明らかなとおりである。
および利点は、図示する目的のためにのみ本発明による
一実施形態を示した添付の図面との関連でなされた下記
の説明からも明らかなとおりである。
【0022】
【発明の実施の形態】図面に記載され且つ図1との関連
で概略説明がなされている腰掛け用家具部材または同様
のものは、一般に、且つまた優れた実施形態によれば、
詰め物がなされた家具部材である。しかし、このこと
は、基本的に例えばプラスチックまたは木製の芝生用腰
掛け用家具部材として、詰め物がなされた支持部なしで
これを製造することが出来ないということをも意味する
ものではない。すでに詳述したように、本発明は、最も
一般的な言葉の意味において、腰掛け用家具部材に関す
るものであり、それ故に、位置調整のために調節可能に
連結された座席および背もたれを備えた、いかなる部材
も包含されている。その結果、かかる腰掛け用家具部材
は、例えば肘掛け椅子、詰め物がなされた肘掛け椅子、
安楽椅子、ならびにバス、鉄道および航空機用の座席、
2または3座席用のソファー、および場合によっては高
さの調節可能な背中部分を有する病院用ベッドのよう
に、座ることが可能なリクライニング用家具、またはこ
れに相当する詰め物がなされたリクライニングチェアー
などであるということが出来る。
で概略説明がなされている腰掛け用家具部材または同様
のものは、一般に、且つまた優れた実施形態によれば、
詰め物がなされた家具部材である。しかし、このこと
は、基本的に例えばプラスチックまたは木製の芝生用腰
掛け用家具部材として、詰め物がなされた支持部なしで
これを製造することが出来ないということをも意味する
ものではない。すでに詳述したように、本発明は、最も
一般的な言葉の意味において、腰掛け用家具部材に関す
るものであり、それ故に、位置調整のために調節可能に
連結された座席および背もたれを備えた、いかなる部材
も包含されている。その結果、かかる腰掛け用家具部材
は、例えば肘掛け椅子、詰め物がなされた肘掛け椅子、
安楽椅子、ならびにバス、鉄道および航空機用の座席、
2または3座席用のソファー、および場合によっては高
さの調節可能な背中部分を有する病院用ベッドのよう
に、座ることが可能なリクライニング用家具、またはこ
れに相当する詰め物がなされたリクライニングチェアー
などであるということが出来る。
【0023】図1は、まず第一に、座席用家具部材が床
1上に立つことが出来る支持架台2と、支持架台2の上
の部厚に詰め物がなされた肘掛け3とを備えた、背もた
れおよび座席の調整が連結された腰掛け用家具部材を示
す。従って、背もたれ4および座席5は、調整可能に支
持架台2に取り付けられている。
1上に立つことが出来る支持架台2と、支持架台2の上
の部厚に詰め物がなされた肘掛け3とを備えた、背もた
れおよび座席の調整が連結された腰掛け用家具部材を示
す。従って、背もたれ4および座席5は、調整可能に支
持架台2に取り付けられている。
【0024】図1は、実線により背もたれ4および座席
5の着席位置を示し、他方において、背もたれ4および
座席5のリクライニング位置を破線で示してある。更に
良く理解するためには、異なる位置を示している図2お
よび図5から図8までを参照願いたい。
5の着席位置を示し、他方において、背もたれ4および
座席5のリクライニング位置を破線で示してある。更に
良く理解するためには、異なる位置を示している図2お
よび図5から図8までを参照願いたい。
【0025】第一に、腰掛け用家具部材は、支持架台
2、背もたれ4および座席5の間に調整メカニズム6を
持っており、これが背もたれ4および座席5の同時的な
調整を実施する。
2、背もたれ4および座席5の間に調整メカニズム6を
持っており、これが背もたれ4および座席5の同時的な
調整を実施する。
【0026】背もたれ4は、支持架台2との関連で、最
も高い直立位置、すなわち着席位置から最も低い位置、
すなわちリクライニング位置への、後方傾倒および下降
が重ね合わされた運動を行う。このことは図1に明確に
図示されており、そのの他は先行技術において詳細に記
載されている。
も高い直立位置、すなわち着席位置から最も低い位置、
すなわちリクライニング位置への、後方傾倒および下降
が重ね合わされた運動を行う。このことは図1に明確に
図示されており、そのの他は先行技術において詳細に記
載されている。
【0027】座席5は、図示された優れた実施形態にお
いては、先行技術においても知られているように、滑り
運動と引き上げ運動を重ね合わせて、着席位置からリク
ライニング位置へほんのわずかな運動、とりわけ背もた
れよりもずっとわずかな運動を行う。着席位置からリク
ライニング位置への移行の際の、座席5の引き上げ運動
は、再び直立した状態で座ろうとする試みで使用者の体
重を着席位置へ移すことが、使用者の更に大きな重量に
よって座席5を押し下げることに使用され、場合によっ
てはリセットスプリングによって支持されて、かくて再
び背もたれの位置をただすという結果をもたらす。背も
たれと座席の調整が連結されているこの種の腰掛け用家
具部材においては、座席5のいずれかの移動なしには、
これは全く機能しないことは明らかである。
いては、先行技術においても知られているように、滑り
運動と引き上げ運動を重ね合わせて、着席位置からリク
ライニング位置へほんのわずかな運動、とりわけ背もた
れよりもずっとわずかな運動を行う。着席位置からリク
ライニング位置への移行の際の、座席5の引き上げ運動
は、再び直立した状態で座ろうとする試みで使用者の体
重を着席位置へ移すことが、使用者の更に大きな重量に
よって座席5を押し下げることに使用され、場合によっ
てはリセットスプリングによって支持されて、かくて再
び背もたれの位置をただすという結果をもたらす。背も
たれと座席の調整が連結されているこの種の腰掛け用家
具部材においては、座席5のいずれかの移動なしには、
これは全く機能しないことは明らかである。
【0028】図5から図8までにおいて示されているよ
うに、着席する平均的な個人の身体の臀部の支点7は、
正しく着席が行われたときには、論理的には背もたれ4
の前方および座席5の上方の或る位置に存在する。本明
細書の発明の属する技術分野に関する記載の部分ですで
に説明したように、着席位置からリクライニング位置へ
の移行の際には、座席5との関連では、使用者の臀部の
支点7は、ほんのわずかしか、或いは全く移動しない。
上記のように、本発明の主たる課題は、背もたれ5との
関連で、これに相応する座席の小さな移動を達成するこ
とである。
うに、着席する平均的な個人の身体の臀部の支点7は、
正しく着席が行われたときには、論理的には背もたれ4
の前方および座席5の上方の或る位置に存在する。本明
細書の発明の属する技術分野に関する記載の部分ですで
に説明したように、着席位置からリクライニング位置へ
の移行の際には、座席5との関連では、使用者の臀部の
支点7は、ほんのわずかしか、或いは全く移動しない。
上記のように、本発明の主たる課題は、背もたれ5との
関連で、これに相応する座席の小さな移動を達成するこ
とである。
【0029】この場合には、背もたれ4が、背もたれ4
と座席5によって形成される角度の範囲内で、背もたれ
4の前方および座席5の上方に存在する旋回軸Sを巡っ
て、基本的に旋回運動を、傾倒運動および下降運動とし
て行ように配慮されている。背もたれ4の旋回運動は、
二つの可能な運動方向を示す二重矢印によって示されて
いる。
と座席5によって形成される角度の範囲内で、背もたれ
4の前方および座席5の上方に存在する旋回軸Sを巡っ
て、基本的に旋回運動を、傾倒運動および下降運動とし
て行ように配慮されている。背もたれ4の旋回運動は、
二つの可能な運動方向を示す二重矢印によって示されて
いる。
【0030】この実施形態においては、旋回軸Sは、臀
部支点7と一致する。これは、本発明の概念によれば最
適なものである。しかし、実際には、多くの異なる使用
者が存在するので、臀部支点7の近似的な位置が、旋回
軸Sの位置として使用出来るに過ぎないのである。それ
故に、旋回軸Sは、詰め物がなされた背もたれ4の前方
50mmから180mmの間で、また詰め物がなされた
座席5の上方50mmから170mmの間に定められて
いるのである。
部支点7と一致する。これは、本発明の概念によれば最
適なものである。しかし、実際には、多くの異なる使用
者が存在するので、臀部支点7の近似的な位置が、旋回
軸Sの位置として使用出来るに過ぎないのである。それ
故に、旋回軸Sは、詰め物がなされた背もたれ4の前方
50mmから180mmの間で、また詰め物がなされた
座席5の上方50mmから170mmの間に定められて
いるのである。
【0031】座席5の移動を更に劇的に行うために、旋
回軸Sそれ自体が、座席4の移動に応じて移動すること
も実施可能であることは上述のとおりである。この移動
は、背もたれ4の移動に比較して相対的に小さなもので
あるが、腰掛け用家具部材の運動を最適なものにする。
回軸Sそれ自体が、座席4の移動に応じて移動すること
も実施可能であることは上述のとおりである。この移動
は、背もたれ4の移動に比較して相対的に小さなもので
あるが、腰掛け用家具部材の運動を最適なものにする。
【0032】全体としていうならば、結果は、前述の
「シャツをずらす効果」は、基本的には、もはやこの腰
掛け用家具部材においては発生することはない。同時
に、着席位置からリクライニング位置への移行、および
その逆の移行の際の背もたれ4および座席5の移動する
能力は、大きな力を用いることなしに、極めて容易に可
能である。
「シャツをずらす効果」は、基本的には、もはやこの腰
掛け用家具部材においては発生することはない。同時
に、着席位置からリクライニング位置への移行、および
その逆の移行の際の背もたれ4および座席5の移動する
能力は、大きな力を用いることなしに、極めて容易に可
能である。
【0033】背もたれ4用の旋回軸Sを実現するための
二つの可能性については、本明細書の発明の属する技術
分野の部分において、すでに指摘したとおりである。第
一の可能性については詳細には説明してないが、背もた
れがは、支持架台2に対する旋回軸Sの高さで旋回ジョ
イントに連結されるということは、後者に該当する。こ
の解決法は、構造条件としては簡単であるが、二つの大
きな欠陥がある。まず第一に、本発明の概念を最適化す
るために望ましい座席の移動に応じた旋回軸Sの移動性
を達成することが不可能である。第二に、支持架台2上
の座席5の上方に必ず存在する旋回ジョイントが問題で
ある。この場合には、支持架台2は、好ましくない形
で、腰掛け用家具部材の設計者の設計の自由を制約する
ような寸法を必要とする。
二つの可能性については、本明細書の発明の属する技術
分野の部分において、すでに指摘したとおりである。第
一の可能性については詳細には説明してないが、背もた
れがは、支持架台2に対する旋回軸Sの高さで旋回ジョ
イントに連結されるということは、後者に該当する。こ
の解決法は、構造条件としては簡単であるが、二つの大
きな欠陥がある。まず第一に、本発明の概念を最適化す
るために望ましい座席の移動に応じた旋回軸Sの移動性
を達成することが不可能である。第二に、支持架台2上
の座席5の上方に必ず存在する旋回ジョイントが問題で
ある。この場合には、支持架台2は、好ましくない形
で、腰掛け用家具部材の設計者の設計の自由を制約する
ような寸法を必要とする。
【0034】それ故、この実施形態においては、接続メ
カニズム6が、仮想的にのみ存在する旋回軸Sそれ自体
を巡って背もたれ4の旋回運動を行うことが望ましい。
この仮想的に存在する旋回軸Sは、適切且つ巧妙な接続
メカニズム6の形状によってかなり自由に処理すること
が出来る。
カニズム6が、仮想的にのみ存在する旋回軸Sそれ自体
を巡って背もたれ4の旋回運動を行うことが望ましい。
この仮想的に存在する旋回軸Sは、適切且つ巧妙な接続
メカニズム6の形状によってかなり自由に処理すること
が出来る。
【0035】接続メカニズム6を全く異なる方法で構成
することが出来ることは、上に述べた。一般に、旋回軸
の仮想的な実現をおこなうためには、クランクガイドが
道理に適っている。これは、この場合に行うことが出来
る。他の一群の設計的解決も考えことが出来る。しか
し、図示した実施形態は接続ロッド継ぎ手を実現する。
何故ならば、この場合の接続メカニズム6は、複数の連
結用接続ロッドを持っているからである。
することが出来ることは、上に述べた。一般に、旋回軸
の仮想的な実現をおこなうためには、クランクガイドが
道理に適っている。これは、この場合に行うことが出来
る。他の一群の設計的解決も考えことが出来る。しか
し、図示した実施形態は接続ロッド継ぎ手を実現する。
何故ならば、この場合の接続メカニズム6は、複数の連
結用接続ロッドを持っているからである。
【0036】図2を使用して説明したように、背もたれ
4が、支持架台2上で旋回するために連結されている主
接続レバー10に、二つの背もたれ接続レバー8、9を
介して連結されることが特に望ましい。背もたれ接続レ
バー8、9は、背もたれ4および空間を空けてそこに配
置された接続点4a、4bならびに主接続ロッド10に
空間を空けて配置された接続点10a,10bととも
に、不規則な四角形を形成することがあり得る。しかし
ながら、ここに図示されているものは、背もたれ接続レ
バー8、9が、背もたれ4および主接続ロッド10とと
もに接続レバー平行四辺形を形成するという事実を特徴
としている。図5から図8は、この平行四辺形の形状で
いかなる特別な運動を実現することが出来るかを示して
いる。その他の効果は、異なる接続点の配置によって達
成することが出来る。
4が、支持架台2上で旋回するために連結されている主
接続レバー10に、二つの背もたれ接続レバー8、9を
介して連結されることが特に望ましい。背もたれ接続レ
バー8、9は、背もたれ4および空間を空けてそこに配
置された接続点4a、4bならびに主接続ロッド10に
空間を空けて配置された接続点10a,10bととも
に、不規則な四角形を形成することがあり得る。しかし
ながら、ここに図示されているものは、背もたれ接続レ
バー8、9が、背もたれ4および主接続ロッド10とと
もに接続レバー平行四辺形を形成するという事実を特徴
としている。図5から図8は、この平行四辺形の形状で
いかなる特別な運動を実現することが出来るかを示して
いる。その他の効果は、異なる接続点の配置によって達
成することが出来る。
【0037】更にこの実施形態においては、座席5は、
一方においては支持架台連結点13において支持架台2
に取り付けられた接続レバー、とりわけ主接続レバー1
0に連結されており、他方においては主接続レバー連結
点11から距離を置いて、座席接続レバー12を介して
支持架台2に取り付けられた接続レバー、とりわけ主接
続レバー10に連結されている。とりわけ主接続レバー
10の主接続レバー連結点11と支持架台連結点13と
の間の接続線は、大略座席接続レバー12に平行に延び
るように配慮されている。この特別な形状は、図5から
図8に示してある座席5の運動を発生させ、これによっ
て座席5はほんのわずかだけ引き上げられ、且つ前方に
押されることになる。背もたれ4と座席5の運動の連結
は、主接続レバー10を介して行われるだけでなく、リ
ンク接続レバー14を介して背もたれ接続レバー9に連
結された座席5によっても行われる。リンク接続レバー
14は、使用者個人が座席5の上にどのように座を占め
るかにより、背もたれ4に対する座席5の傾倒した位置
の明確な指定を確立する。
一方においては支持架台連結点13において支持架台2
に取り付けられた接続レバー、とりわけ主接続レバー1
0に連結されており、他方においては主接続レバー連結
点11から距離を置いて、座席接続レバー12を介して
支持架台2に取り付けられた接続レバー、とりわけ主接
続レバー10に連結されている。とりわけ主接続レバー
10の主接続レバー連結点11と支持架台連結点13と
の間の接続線は、大略座席接続レバー12に平行に延び
るように配慮されている。この特別な形状は、図5から
図8に示してある座席5の運動を発生させ、これによっ
て座席5はほんのわずかだけ引き上げられ、且つ前方に
押されることになる。背もたれ4と座席5の運動の連結
は、主接続レバー10を介して行われるだけでなく、リ
ンク接続レバー14を介して背もたれ接続レバー9に連
結された座席5によっても行われる。リンク接続レバー
14は、使用者個人が座席5の上にどのように座を占め
るかにより、背もたれ4に対する座席5の傾倒した位置
の明確な指定を確立する。
【0038】実施形態においては、リンク接続レバー1
4が、主接続レバー連結点11および座席接続レバー連
結点15から距離を置いて座席5に連結されるように配
備されている。図2に示す実施形態は、座席5上のリン
ク接続レバー連結点16が、明らかに主接続レバー連結
点11の上方にあり、且つ座席接続レバー連結点15か
らはかなりの距離を置いて、且つまたその上方に存在す
ることを示している。事実、一つの接続レバー平行四辺
形は、右側背もたれ接続レバー9の下方部分と、主接続
レバー10と、リンク接続レバー14と座席5とから形
成されている。それ故、座席5は二つの連結された接続
レバー平行四辺形を介して背もたれ4に連結されてい
る。
4が、主接続レバー連結点11および座席接続レバー連
結点15から距離を置いて座席5に連結されるように配
備されている。図2に示す実施形態は、座席5上のリン
ク接続レバー連結点16が、明らかに主接続レバー連結
点11の上方にあり、且つ座席接続レバー連結点15か
らはかなりの距離を置いて、且つまたその上方に存在す
ることを示している。事実、一つの接続レバー平行四辺
形は、右側背もたれ接続レバー9の下方部分と、主接続
レバー10と、リンク接続レバー14と座席5とから形
成されている。それ故、座席5は二つの連結された接続
レバー平行四辺形を介して背もたれ4に連結されてい
る。
【0039】図3および図4は、当該実施形態におい
て、力の吸収と伝達のために個々のまたはすべての接続
レバーが二重接続レバーとして形成されていることを示
している。更に、図3および図4は、これらの異なる接
続レバーが、どのようにして異なる面で相称の対として
存在しているかを示すものである。
て、力の吸収と伝達のために個々のまたはすべての接続
レバーが二重接続レバーとして形成されていることを示
している。更に、図3および図4は、これらの異なる接
続レバーが、どのようにして異なる面で相称の対として
存在しているかを示すものである。
【0040】図面は、リセットスプリングを示していな
いが、これは先行技術において知られており、また本発
明において接続メカニズム6に統合されることによっ
て、実施されている。
いが、これは先行技術において知られており、また本発
明において接続メカニズム6に統合されることによっ
て、実施されている。
【0041】とりわけ、ここでは取り付け板として形成
されている支持架台取り付けキャリヤー18に、支持架
台連結点13および17を統合することが望ましい。こ
の取り付け板18は、図3および図4が示すように、二
重板としても形成することが出来る。
されている支持架台取り付けキャリヤー18に、支持架
台連結点13および17を統合することが望ましい。こ
の取り付け板18は、図3および図4が示すように、二
重板としても形成することが出来る。
【0042】支持架台連結点13、17は、互いに近く
まで押されるので、極めて密接に接近させた配置を行う
ことが出来、これが取り付け板18の集中を可能にす
る。
まで押されるので、極めて密接に接近させた配置を行う
ことが出来、これが取り付け板18の集中を可能にす
る。
【0043】図2および図5から図8に明確に示すよう
に、すべての連結点が背もたれ取り付けキャリヤー19
に統合されており、且つ実際の背もたれ4は、取り外し
可能に背もたれ取り付けキャリヤー19に取り付けられ
るように配慮されている。図2は背もたれ取り付けキャ
リヤー19上の背もたれ4用の取り付け孔19aだけを
示し、図5から図8は、これに取り付けられた背もたれ
4を示す。これに相当するものは座席5に適用されてい
る。それ故、すべての座席連結点20aが座席取り付け
キャリヤー20に統合されており、且つ実際の座席5
は、取り外し可能に座席取り付けキャリヤー20に取り
付けられるように配慮されている。
に、すべての連結点が背もたれ取り付けキャリヤー19
に統合されており、且つ実際の背もたれ4は、取り外し
可能に背もたれ取り付けキャリヤー19に取り付けられ
るように配慮されている。図2は背もたれ取り付けキャ
リヤー19上の背もたれ4用の取り付け孔19aだけを
示し、図5から図8は、これに取り付けられた背もたれ
4を示す。これに相当するものは座席5に適用されてい
る。それ故、すべての座席連結点20aが座席取り付け
キャリヤー20に統合されており、且つ実際の座席5
は、取り外し可能に座席取り付けキャリヤー20に取り
付けられるように配慮されている。
【0044】背もたれ取り付けキャリヤー19および座
席取り付けキャリヤー20を実施することは、接続メカ
ニズム6全体が腰掛け用家具部材用の汎用部材として使
用することが出来ること、従って異なる背もたれ4およ
び座席5を備えることが出来るという利点を持ってい
る。図5から図8は、点線により、背もたれ4上および
座席5上の詰め物がなされた支持部21を示す。
席取り付けキャリヤー20を実施することは、接続メカ
ニズム6全体が腰掛け用家具部材用の汎用部材として使
用することが出来ること、従って異なる背もたれ4およ
び座席5を備えることが出来るという利点を持ってい
る。図5から図8は、点線により、背もたれ4上および
座席5上の詰め物がなされた支持部21を示す。
【0045】この実施形態は、革新的な構造の結果とし
て、特にコンパクトな設計が成し遂げられていることを
示すものである。すべての接続レバーおよび連結点が、
背もたれ4および座席5の間の角度の頂点付近に、特に
着席位置において、とりわけ15から40平方cmの領
域上に存在することが達成されている。
て、特にコンパクトな設計が成し遂げられていることを
示すものである。すべての接続レバーおよび連結点が、
背もたれ4および座席5の間の角度の頂点付近に、特に
着席位置において、とりわけ15から40平方cmの領
域上に存在することが達成されている。
【0046】図面は、接続メカニズム6が、背もたれ取
り付けキャリヤー19および座席取り付けキャリヤー2
0だけが移動可能に突出するケーシングによって包囲さ
れることが可能であることは示していない。
り付けキャリヤー19および座席取り付けキャリヤー2
0だけが移動可能に突出するケーシングによって包囲さ
れることが可能であることは示していない。
【0047】接続メカニズム6が統合された設計の特に
重要な点は、この発明性のある腰掛け用家具部材におい
て、支持架台に対する背もたれの接続点が座席に対する
背もたれの接続点の上方ではなく、そのずっと下に置か
れることによって、公知の腰掛け用家具部材に対して、
大きな利点が得られることである。これは、レバーメカ
ニズムを介しても、すなわち更に重ね合わされた背もた
れの傾倒運動を達成するニージョイント接続を介しても
行われる。座席それ自体は、支持架台に対する背もたれ
の接続点からかなりの距離を置いて、支持架台上の座席
の前部末端付近の旋回するように連結されている。この
接続点は、座席の前部末端に近いので、座席部材が着席
位置からリクライニング位置へと移動させられたとき
に、先行技術から公知になっている腰掛け用家具部材の
場合よりも、座席の前部末端は、上がり方が小さいので
ある。
重要な点は、この発明性のある腰掛け用家具部材におい
て、支持架台に対する背もたれの接続点が座席に対する
背もたれの接続点の上方ではなく、そのずっと下に置か
れることによって、公知の腰掛け用家具部材に対して、
大きな利点が得られることである。これは、レバーメカ
ニズムを介しても、すなわち更に重ね合わされた背もた
れの傾倒運動を達成するニージョイント接続を介しても
行われる。座席それ自体は、支持架台に対する背もたれ
の接続点からかなりの距離を置いて、支持架台上の座席
の前部末端付近の旋回するように連結されている。この
接続点は、座席の前部末端に近いので、座席部材が着席
位置からリクライニング位置へと移動させられたとき
に、先行技術から公知になっている腰掛け用家具部材の
場合よりも、座席の前部末端は、上がり方が小さいので
ある。
【0048】最後に図2は、本発明の概念が腰掛け用家
具部材のための連結補強材において実現されており、す
べての支持架台連結点10、17が支持架台取り付けキ
ャリヤー18に統合され、すべての背もたれ連結点が背
もたれ取り付けキャリヤー19に統合され、すべての座
席連結点が座席取り付けキャリヤー20に統合されてい
ることを示している。この連結補強材は、背もたれ取り
付けキャリヤー19および座席取り付けキャリヤー20
のみが移動可能に突出し、且つその他に支持架台2に内
部支持架台取り付けキャリヤー18を取り付けるための
取り付け手段を備えている、上述のケーシングによって
最適にされている。
具部材のための連結補強材において実現されており、す
べての支持架台連結点10、17が支持架台取り付けキ
ャリヤー18に統合され、すべての背もたれ連結点が背
もたれ取り付けキャリヤー19に統合され、すべての座
席連結点が座席取り付けキャリヤー20に統合されてい
ることを示している。この連結補強材は、背もたれ取り
付けキャリヤー19および座席取り付けキャリヤー20
のみが移動可能に突出し、且つその他に支持架台2に内
部支持架台取り付けキャリヤー18を取り付けるための
取り付け手段を備えている、上述のケーシングによって
最適にされている。
【0049】完全さを期すために、通常は支持架台2に
は二つの接続メカニズム6が取り付けられており、間に
背もたれ4と座席5を支えるために、一方は背もたれ4
と座席5の右側に、そして他方はその左側に取り付けら
れていることに注目しなければならない。更に、座席5
の滑り運動および引き上げ運動は、先行技術からも十分
公知になっている滑り移動ガイドによって、或いは接続
レバー移動ガイドによっても、これを達成することが出
来ることに注意しなければならない。本発明に関して一
つの実施形態を示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、当業者に対して公知の数々の変更および修
正を可能にすることは当然である。従って、本発明は、
本明細書に図示され且つ記載された詳細に限定されるも
のでなく、添付されている特許請求の範囲によって取り
込まれているすべての変更および修正をも含むものであ
る。
は二つの接続メカニズム6が取り付けられており、間に
背もたれ4と座席5を支えるために、一方は背もたれ4
と座席5の右側に、そして他方はその左側に取り付けら
れていることに注目しなければならない。更に、座席5
の滑り運動および引き上げ運動は、先行技術からも十分
公知になっている滑り移動ガイドによって、或いは接続
レバー移動ガイドによっても、これを達成することが出
来ることに注意しなければならない。本発明に関して一
つの実施形態を示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、当業者に対して公知の数々の変更および修
正を可能にすることは当然である。従って、本発明は、
本明細書に図示され且つ記載された詳細に限定されるも
のでなく、添付されている特許請求の範囲によって取り
込まれているすべての変更および修正をも含むものであ
る。
【図1】腰掛け用家具部材の極めて概略の側面図であ
り、着席位置は実線で示してあり、リクライニング位置
は破線で示してある。
り、着席位置は実線で示してあり、リクライニング位置
は破線で示してある。
【図2】(図1との関連で)着席位置における拡大され
た形での腰掛け用家具部材の調整メカニズムを示す図で
ある。
た形での腰掛け用家具部材の調整メカニズムを示す図で
ある。
【図3】図2の調整メカニズムの平面図である。
【図4】図2の調整メカニズムの前部正面図、すなわち
図2に置いて左から見た図である。
図2に置いて左から見た図である。
【図5】着席位置において外部支持架台のない、点線で
記載された、詰め物がなされた支持部を備えた腰掛け用
家具部材を示す図である。
記載された、詰め物がなされた支持部を備えた腰掛け用
家具部材を示す図である。
【図6】やや後方に傾倒された着席位置にある、図5の
腰掛け用家具部材を示す図である。
腰掛け用家具部材を示す図である。
【図7】リクライニング位置から少し引き上げられた位
置にある、図5の腰掛け用家具部材を示す図である。
置にある、図5の腰掛け用家具部材を示す図である。
【図8】完全にリクライニング位置にある、図5の腰掛
け用家具部材を示す図である。
け用家具部材を示す図である。
1…床 2…支持架台 3…肘掛け 4…背もたれ 4a…接続点 4b…接続点 5…座席 6…調整メカニズム 7…臀部支点 8…背もたれ接続レバー 9…背もたれ接続レバー 10…主接続ロッド、支持架台連結点 10a…接続点 10b…接続点 11…主接続レバー連結点 12…座席接続レバー 13…支持架台連結点 14…リンク接続レバー 15…座席接続レバー連結点 16…リンク接続レバー連結点 17…支持架台連結点 18…内部支持架台取り付けキャリヤー 19…背もたれ取り付けキャリヤー 19a…取り付け孔 20…座席取り付けキャリヤー 20a…座席連結点 S…旋回軸
Claims (20)
- 【請求項1】 背もたれおよび座席の調整が連動してい
る、支持架台と、支持架台に調整可能に取り付けられた
背もたれと、支持架台に調整可能に取り付けられた座席
と、背もたれおよび座席の同時的な調整をもたらす、支
持架台、背もたれおよび座席との間の接続メカニズムと
から構成され、当該背もたれが、最も高い直立の着席位
置から最も低い伸張されたリクライニング位置へ、支持
架台に関して後方傾倒と下降の相対的に重ね合わされた
運動を行ない、当該座席が着席位置からリクライニング
位置へと軽い運動を行う腰掛け用家具部材であって、旋
回軸が設けられ、背もたれと座席との間に形成される角
度の範囲内で背もたれの前方および座席の上方に存在す
る当該旋回軸の周囲を基本的に旋回する運動として、背
もたれが上記の後方傾倒および下降の運動を行う腰掛け
用家具部材。 - 【請求項2】 旋回軸が、詰め物がなされた背もたれの
前方70ー180mm、そして詰め物がなされたシート
の上方50ー170mmに存在する、請求項1に記載の
腰掛け用家具部材。 - 【請求項3】 旋回軸それ自体が、座席の移動とともに
移動する、請求項1に記載の腰掛け用家具部材。 - 【請求項4】 背もたれが、当該旋回軸の高さに相当す
る高さにある旋回ジョイントによって支持架台に接合さ
れている、請求項1に記載の腰掛け用家具部材。 - 【請求項5】 当該旋回軸が、背もたれの旋回運動をも
たらす接続メカニズムから生ずる仮想的な軸であるよう
な、請求項1に記載の腰掛け用家具部材。 - 【請求項6】 当該接続メカニズムが、複数の接続レバ
ーから成る、請求項5に記載の腰掛け用家具部材。 - 【請求項7】 当該接続レバーが二本の背もたれ接続レ
バーと一本の主接続レバーから成り、背もたれが二本の
当該背もたれ接続レバーによって主接続レバーに結合さ
れおり、且つまた主接続レバーが支持架台に旋回可能に
接続されている、請求項6に記載の腰掛け用家具部材。 - 【請求項8】 背もたれ接続レバーが、背もたれおよび
主接続レバーとともに接続レバー平行四辺形を形成す
る、請求項7に記載の腰掛け用家具部材。 - 【請求項9】 座席が、一方の側では支持架台に取り付
けられた主接続レバーに、そして他方の側では支持架台
に、座席接続レバーを介して主接続レバー連結点から距
離を隔てて結合されている、請求項7に記載の腰掛け用
家具部材。 - 【請求項10】 主接続レバー連結点と主接続レバーの
支持架台連結点との間の接続線が、座席接続レバーに対
してほぼ平行に走っている、請求項9に記載の腰掛け用
家具部材。 - 【請求項11】 座席が、リンク接続レバーを介して背
もたれ接続レバーに結合されている、請求項6に記載の
腰掛け用家具部材。 - 【請求項12】 リンク接続レバーが、主接続レバー連
結点および座席接続レバー連結点から距離をおいて座席
に結合されている、請求項11に記載の腰掛け用家具部
材。 - 【請求項13】 少なくとも上記のレバーの幾つかが、
二重接続レバーである、請求項6に記載の腰掛け用家具
部材。 - 【請求項14】 支持架台が、多数の支持架台連結点を
備えており、且つすべての支持架台連結点が、支持架台
取り付けキャリヤーに統合されている、請求項1に記載
の腰掛け用家具部材。 - 【請求項15】 背もたれ用のすべての連結点が、背も
たれが取り外し可能に取り付けられた背もたれ取り付け
キャリヤーに統合されている、請求項1に記載の掛け用
家具部材。 - 【請求項16】 座席用のすべての連結点が、当該座席
が取り外し可能に取り付けられている座席取り付けキャ
リヤーに統合されている、請求項1に記載の腰掛け用家
具部材。 - 【請求項17】 すべての接続レバーと連結点が、背も
たれと座席との間の角度の頂点の近くに存在する、請求
項1に記載の腰掛け用家具部材。 - 【請求項18】 着席位置において、すべての接続レバ
ーおよび連結点が、約15から40平方センチメートル
の領域内に位置している、請求項17に記載の腰掛け用
家具部材。 - 【請求項19】 旋回軸が、詰め物がなされた背もたれ
の前方70mmから180mmの間で、詰め物がなされ
た座席の上方50mmから170mmの間に存在する、
請求項18に記載の腰掛け用家具部材。 - 【請求項20】 背もたれと座席の調整が連動している
腰掛け用家具部材の背もたれの支持架台と座席との間に
装入するための連結補強材であって、背もたれが、背も
たれと座席との間に形成される角度の範囲内で、背もた
れの前方および座席の上方に存在する旋回軸を巡る基本
的な旋回運動として、支持架台に対して最高の直立位置
から最低の伸張されたリクライニング位置へ、後方傾倒
と下降の相対的に重ね合わされた運動を行い、他方にお
いて座席が着席位置からリクライニング位置へとわずか
な運動を行うように、背もたれと座席の同時的な調整を
もたらすための接続メカニズムと、すべての支持架台連
結点を統合する支持架台取り付けキャリヤーと、すべて
の背もたれ連結点を統合する背もたれ取り付けキャリヤ
ーと、すべての座席連結点を統合する座席取り付けキャ
リヤーとから構成される、連結補強材。
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