JPH10145778A - 画像変換方法及び画像符号化方法 - Google Patents

画像変換方法及び画像符号化方法

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JPH10145778A
JPH10145778A JP29351196A JP29351196A JPH10145778A JP H10145778 A JPH10145778 A JP H10145778A JP 29351196 A JP29351196 A JP 29351196A JP 29351196 A JP29351196 A JP 29351196A JP H10145778 A JPH10145778 A JP H10145778A
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JP29351196A
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Chun Sen Bun
チュン セン ブン
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の8ビットの符号化・復号化方法とその
装置で、12ビットの輝度信号を効率よく圧縮符号化す
ることを目的とする。 【解決手段】 一サンプル当たり12ビットのK×Lサ
ンプルからなる対象画像を、一サンプル当たり8ビット
のサンプルからなる第一画像と、一サンプル当たり8ビ
ットのK/2×L/2サンプルからなる第二画像と第三
画像とに変換する際に、対象画像において所定の位置に
ある一対の12ビットのサンプルを、同じ位置にある第
一画像の一対の8ビットのサンプルと、上述の所定の位
置に対応する位置にある第二画像の一個の8ビットのサ
ンプルとに変換し、上述の所定の位置以外の残り位置に
ある一対の12ビットのサンプルを、残り位置と同じ位
置にある第一画像の一対の8ビットのサンプルと、上述
の残り位置に対応する位置にある第三画像の一個の8ビ
ットのサンプルとに変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル画像を圧
縮符号化する方法とその装置に関するもので、特に輝度
信号のみの画像を変換し、輝度と色差信号用の符号化・
復号化装置で処理する変換方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像を効率よく蓄積もしくは伝
送するには、圧縮符号化する必要がある。デジタル画像
を圧縮符号化するための方法として、JPEGやMPE
Gに代表される離散コサイン変換(DCT)のほかに、
サブバンドやウェアブレット、フラクタルなどの波形符
号化方法がある。また、画像間の冗長な信号を取り除く
には動き補償を用いた画像間予測を行い、差分信号を波
形符号化する。
【0003】従来の技術では、カラーの画像を符号化す
ることを目的としている。MPEGの場合、4:2:0
フォーマットの画像を対象にしている。このフォーマッ
トでは、輝度信号(Y)は一サンプル当たり8ビットの
K×L個のサンプルから構成され、二つの色差信号(C
bとCr)は一サンプル当たり8ビットのK/2×L/
2個のサンプルから構成される。したがって、符号化・
復号化のアルゴリズムや装置もこのようなフォーマット
の画像にあわせて設計されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】監視用のアプリケーシ
ョンや宇宙写真の撮影では、12ビットの輝度信号の画
像を対象にしている。このアプリケーションでは、高画
質の画像が要求されている。ところが、従来の4:2:
0フォーマット対応の符号化・復号化のアルゴリズムや
装置を用いて12ビットの輝度信号を処理するには、1
2ビットから8ビットに変換し、8ビットの輝度信号と
して符号化・復号化しなければならない。12ビットか
ら8ビットに量子化する方法や、12ビットのサンプル
値の最後の4ビットを切り捨てるなどの方法で変換する
と、画質が低下してしまう問題点がある。
【0005】また、12ビットの輝度信号を対応した符
号化・復号化アルゴリズムや装置を設計するには、演算
精度や固定長可変長符号化を再設計しなければならな
い。そのために従来の符号化・復号化装置、特に集積回
路を使用することができなくなる。
【0006】本発明は、従来の符号化・復号化方法とそ
の装置で、12ビットの輝度信号を効率よく圧縮符号化
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像変換方法では、一サンプル当たりN
(N=12)ビットのK×L(K、Lは正の偶数)サン
プルからなる対象画像を、一サンプル当たりM1(M1
=8)ビットのX1×Y1(=K×L)サンプルからな
る第一画像と、一サンプル当たりM2(M2=8)ビッ
トのX2×Y2(=K/2×L/2)サンプルからなる
第二画像と、一サンプル当たりM3(M3=8)ビット
のX3×Y3(=K/2×L/2)サンプルからなる第
三画像とに変換する際に、対象画像において所定の位置
にある複数の対のNビットのサンプルから、上述の所定
の位置と同じ位置にある第一画像の複数の対のM1ビッ
トのサンプルと、上述の所定の位置に対応する位置にあ
る第二画像の複数個のM2ビットのサンプルとに変換
し、また、上述の所定の位置以外の残り位置にある複数
の対のNビットのサンプルから、上述の残り位置と同じ
位置にある第一画像の複数の対のM1ビットのサンプル
と、上述の残り位置に対応する位置にある第三画像の複
数個のM3ビットのサンプルとに変換する。
【0008】本発明による画像の逆変換方法では、一サ
ンプル当たりM1(M1=8)ビットのX1×Y1(=
K×L)サンプルからなる第一画像と、一サンプル当た
りM2(M2=8)ビットのX2×Y2(=K/2×L
/2)サンプルからなる第二画像と、一サンプル当たり
M3(M3=8)ビットのX3×Y3(=K/2×L/
2)サンプルからなる第三画像とを用いて、一サンプル
当たりN(N=12)ビットのK×Lサンプルからなる
対象画像に変換する際に、対象画像において所定の位置
にある複数の対のNビットのサンプルを、上述の所定の
位置と同じ位置にある第一画像の複数の対のM1ビット
のサンプルと、上述の所定の位置に対応する位置にある
第二画像の複数個のM2ビットのサンプルとを用いて生
成し、また、上述の所定の位置以外の残り位置にある複
数の対のNビットのサンプルを、上述の残り位置と同じ
位置にある第一画像の複数の対のM1ビットのサンプル
と、上述の残り位置に対応する位置にある第三画像の複
数個のM3ビットのサンプルとを用いて生成する。
【0009】本発明の画像変換方法を用いた画像符号化
装置では、入力手段に一サンプル当たりNビットのK×
Lサンプルからなる対象画像を入力して、画像変換器に
て、対象画像を1サンプル当たりM1ビットのX1×Y
1サンプルからなる第一画像と、1サンプル当たりM2
ビットのX2×Y2サンプルからなる第二画像と、1サ
ンプル当たりM3ビットのX3×Y3サンプルからなる
第三画像とに変換し、変換画像を生成し、第一加算器に
変換画像と、フレームメモリからの予測画像とを入力
し、差分画像を生成し、符号化器に差分画像を入力し、
所定の方法で圧縮差分画像に圧縮し、復号化器に縮差分
画像を入力し、所定の方法で伸長差分画像に復元し、第
二の加算器に伸長差分画像を入力し、予測画像を加算
し、再生画像を生成し、フレームメモリに格納する。
【0010】本発明の画像の逆変換方法を用いた画像復
号化装置では、入力手段に圧縮符号化データを入力し、
データ解析器にて、圧縮符号化データを分析し、圧縮差
分信号を出力し、復号化器にて、圧縮差分信号を伸長差
分画像に復元し、加算器にて、伸長差分画像と、フレー
ムメモリから取得した予測画像とを加算し、一サンプル
当たりM1ビットのX1×Y1サンプルからなる第一画
像と、一サンプル当たりM2ビットのX2×Y2サンプ
ルからなる第二画像と、一サンプル当たりM3ビットの
X3×Y3サンプルからなる第三画像とからなる再生画
像を生成しフレームメモリに格納し、画像変換器にて、
再生画像を一サンプル当たりNビットのK×Lサンプル
からなる表示画像に変換し出力する。
【0011】
【発明の実態の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図10を用いて説明する。
【0012】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による画像変換方法の模式図を示す。101は対象
画像、102は第一変換画像、103は第二変換画像、
104は第三変換画像である。簡単化するために、対象
画像101と第一変換画像102は4×4サンプルから
なる画像とし、第二変換画像103と第三変換画像10
4は2×2サンプルからなる画像とする。対象画像10
1は12ビットのサンプルA,B,C,D,E,F,
G,H,Q,R,S,T,U,V,W,Zから構成され
る輝度信号の画像(Y成分)である。第一変換画像10
2は8ビットのサンプルAy,By,Cy,Dy,E
y,Fy,Gy,Hy,Qy,Ry,Sy,Ty,U
y,Vy,Wy,Zyから構成され、一般には輝度信号
の画像(Y成分)である。第二変換画像103は8ビッ
トのサンプルAuBu,CuDu,QuRu,SuTu
から構成され、第三変換画像104は8ビットのサンプ
ルEvFv,GvHv,UvVv,WvZvから構成さ
れる。一般的に第二変換画像103と第三変換画像10
4は色差信号の画像であり、UとV成分と呼ばれる。図
1の各シンボルは以下の意味をもつ。すなわち、対象画
像101のサンプルA[12]とB[12]の12ビッ
トのうち、それぞれの8ビットを第一変換画像102の
サンプルAy[8]とBy[8]に変換し、サンプルA
[12]とB[12]の残りの4ビットを第二変換画像
103の8ビットのサンプルAu[4]Bu[4]に変
換する。このように、対象画像101の各サンプルは、
第一変換画像102の各サンプルに対応し、対象画像1
01の第一行と第三行にあるサンプルの残りの4ビット
を対(ペア)にし、第二変換画像103の各サンプルに
変換し、対象画像101の第二行と第四行にあるサンプ
ルの残りの4ビットを対(ペア)にし、第三変換画像1
04の各サンプルに変換する。
【0013】図2は本発明の実施の形態1による画像変
換方法におけるサンプル値の変換方法の一例を示す。2
01はサンプルA[12]の各ビットを示す。a0は最
下位ビットで、a11は最上位ビットを示す。202は
サンプルB[12]の各ビットを示す。この実施の形態
では、Ay[8]のサンプル203はa0,a2,a
3,a5,a6,a8,a9,a11から構成し、By
[8]のサンプル205はb0,b2,b3,b5,b
6,b8,b9,b11で構成される。サンプルA[1
2](201)の残りの4ビットa1,a4,a7,a
10とサンプルB[12](202)の残りの4ビット
b1,b4,b7,b10は、所定の順番、a1,b
1,b4,a4,a7,b7,b10,a10、で並べ
替えて、サンプルAu[4]Bu[4](204)に変
換する。対象画像101の各サンプルの対(ペア)も同
じように第一変換画像と第二もしくは第三変換画像の各
サンプルに変換する。なお、異なる順番で各ビットを並
べ替えてもよい。たとえば、サンプルAu[4]Bu
[4](204)としてa1,b1,a4,b4,a
7,b7,a10,b10に変換してもよい。
【0014】図3は本発明の実施の形態1による画像変
換方法におけるサンプル値の変換方法の別の例を示す。
301はサンプルA[12]の各ビットを示し、302
はサンプルB[12]の各ビットを示す。サンプルAy
[8](303)は、サンプルA[12](301)の
最下位の8ビットで構成される。同様に、サンプルBy
[8](305)は、サンプルB[12](302)の
最下位の8ビットで構成される。サンプルAu[4]B
u[4](304)は、サンプルA[12](301)
とサンプルBy[8](305)の最上位4ビットから
構成される。別の方法として、サンプルAy[8](3
06)は、サンプルA[12](301)の最上位の8
ビットで構成され、サンプルBy[8](308)は、
サンプルB[12](302)の最上位の8ビットで構
成される。サンプルAu[4]Bu[4](307)
は、サンプルA[12](301)とサンプルBy
[8](305)の最下位4ビットから構成される。
【0015】図4は本発明の実施の形態1による画像変
換方法において変換後の第二と第三変換画像の各サンプ
ルの位置を示す模式図である。図1では、対象画像10
1の第一行と第三行にあるサンプルのペアを、第二変換
画像103の各サンプルに変換し、対象画像101の第
二行と第四行にあるサンプルのペアを、第三変換画像1
04の各サンプルに変換した。図4Aでは、第二画像4
01の各サンプルを、対象画像101の上半分にあるサ
ンプルのペアから生成し、第三画像402を対象画像1
01の下半分にあるサンプルのペアから生成する。図4
Bでは、第二画像403の各サンプルを、対象画像10
1の左半分にあるサンプルのペアから生成し、第三画像
404を対象画像101の右半分にあるサンプルのペア
から生成する。図4Cでは、対象画像101の各隣接す
るサンプルのペアを交互に第二と第三変換画像の各サン
プルに変換する。
【0016】図1から図4の用いて、対象画像から第
一、第二と第三の変換画像に変換する方法を説明した。
逆に第一、第二と第三の変換画像から対象画像に変換す
る場合、同図の矢印に示すように逆の変換を行えばよ
い。
【0017】(実施の形態2)図5は本発明の実施の形
態2による画像変換方法の模式図を示す。501は対象
画像、502は第一変換画像、503は第二変換画像、
504は第三変換画像である。簡単化するために、対象
画像501と第一変換画像502は4×4サンプルから
なる画像とし、第二変換画像503と第三変換画像50
4は4×2サンプルからなる画像とする。対象画像50
1は16ビットのサンプルA,B,C,D,E,F,
G,H,Q,R,S,T,U,V,W,Zから構成され
る輝度信号の画像(Y成分)である。第一変換画像50
2は8ビットのサンプルAy,By,Cy,Dy,E
y,Fy,Gy,Hy,Qy,Ry,Sy,Ty,U
y,Vy,Wy,Zyから構成され、一般には輝度信号
の画像(Y成分)である。第二変換画像503は8ビッ
トのサンプルAu,Bu,Eu,Fu,Qu,Ru,U
u,Vuから構成され、第三変換画像504は8ビット
のサンプルCv,Dv,Gv,Hv,Sv,Tv,W
v,Zvから構成される。一般的に第二変換画像503
と第三変換画像504は色差信号の画像であり、UとV
成分と呼ばれる。図5の各シンボルは以下の意味をも
つ。すなわち、対象画像501のサンプルA[16]の
16ビットのうち、8ビットを第一変換画像502のサ
ンプルAy[8]に変換し、残りの8ビットを第二変換
画像503の8ビットのサンプルAu[8]に変換す
る。このように、対象画像501の各サンプルは、第一
変換画像502の各サンプルに対応し、対象画像501
の左半分にあるサンプルの残りの8ビットを第二変換画
像503の各サンプルに変換し、対象画像501の右半
分にあるサンプルの残りの8ビットを第三変換画像50
4の各サンプルに変換する。なお、対象画像501の各
行の奇数番目のサンプルを第二変換画像503に割り当
て、各行の偶数番目のサンプルを第三画像504に割り
当てることも可能である。
【0018】図6は本発明の実施の形態2による画像変
換方法におけるサンプル値の変換方法の一例を示す。6
01はサンプルA[16]の各ビットを示す。サンプル
Ay[8](602)は、サンプルA[16](60
1)の最下位の8ビットで構成され、サンプルAu
[8](603)は、サンプルA[16](601)の
最上位8ビットで構成される。別の方法として、サンプ
ルAy[8](604)は、サンプルA[16](60
1)の最上位の8ビットで構成され、サンプルAu
[8](605)は、サンプルA[16](601)の
最下位8ビットで構成される。また、サンプルAy
[8](606)とサンプルAu[8](607)のよ
うに、サンプルA[16](601)の奇数ビットをサ
ンプルAy[8](606)に割り当てて、偶数ビット
をサンプルAu[8](607)に割り当てる方法も用
いられる。
【0019】図5と図6の用いて、対象画像から第一、
第二と第三の変換画像に変換する方法を説明した。逆に
第一、第二と第三の変換画像から対象画像に変換する場
合、同図の矢印に示すように逆の変換を行えばよい。
【0020】本発明の画像変換方法を画像符号化・復号
化装置に適応した場合の実施の形態について以下に説明
する。
【0021】(実施の形態3)図7は本発明の画像変換
方法を用いた画像符号化装置のブロック図を示し、図7
において701は入力端子、702は第一加算器、70
3は符号化器、704は離散コサイン変換器(DC
T)、705は量子化器、706は出力端子、707は
復号化器、708は逆量子化器、709は逆離散コサイ
ン変換器(IDCT)、710は第二加算器、711は
可変長符号化器(VLC)、712は変換器、713は
フレームメモリ、714は動き検出器、715は動き補
償器である。
【0022】以上のように構成された画像符号化装置に
ついて、以下、その動作を述べる。一サンプル当たりN
ビットのK×Lサンプルからなる対象画像を入力端子7
01に入力する。本実施の形態では、N=12もしくは
16である。対象画像を変換器712に入力し、一サン
プル当たりM1ビットのX1×Y1サンプルからなる第
一画像と、一サンプル当たりM2ビットのX2×Y2サ
ンプルからなる第二画像と、一サンプル当たりM3ビッ
トのX3×Y3サンプルからなる第三画像とに変換し、
変換画像を生成する。本実施の形態では、M1=M2=
M3=8である。N=12の場合、X1=K,Y1=
L,X2=X3=K/2,Y2=Y3=L/2で、N=
16の場合、X1=K,Y1=L,X2=X3=K/
2,Y2=Y3=Lである。N=12とN=16の場合
の画像変換方法は上述した通りである。なお、対象画像
を隣接する複数の小領域に分割し、各領域について画像
変換してもよい。本実施の形態では、対象画像を隣接す
る複数の16×16のブロックに分割する。
【0023】符号化の対象となるブロックをライン72
5を経由し、動き検出器714に入力する。同時にフレ
ームメモリ713に格納してある過去の再生画像(以
下、参照画像と呼ぶ)を動き検出器714に入力し、ブ
ロックマッチングなどの方法で対象ブロックに対し誤差
の最も小さい予測信号を与える動き変位情報(以下、動
きベクトルと呼ぶ)を求めて出力する。この動きベクト
ルを動き補償器715に送り、そこで、参照画像から予
測ブロックを生成する。動きベクトルはまたライン72
8を経由しVLC(711)に送り可変長符号に変換す
る。対象ブロックと予測ブロックとを第一加算器702
に送り差分をとり残差ブロックを生成する。残差ブロッ
クを符号化器703にて、圧縮する。本実施の形態で
は、DCT(704)および量子化器705によって圧
縮される。量子化されたデータをVLC(711)に送
り可変長符号に変換し、動きベクトルを含むその他のサ
イド情報と共に出力端子706に出力する。一方、圧縮
されたデータを復号化器707に送り、伸長する。本実
施の形態では逆量子化器708で逆量子化し、IDCT
(709)で空間領域のデータに伸長する。伸長した残
差ブロックに、ライン727を経由し送られる予測ブロ
ックを加算し、再生ブロックを生成する。この再生ブロ
ックをフレームメモリ713に格納する。なお、離散コ
サイン変換の代わりに、ウェブレット符号化などの波形
符号化を用いてもよい。
【0024】このように、N(=12もしくは16)ビ
ットの画像を変換することにより、従来の8ビット用の
符号化アルゴリズムや装置、符号化に必要な固定長や可
変長テーブルをそのまま使用できる。
【0025】(実施の形態4)図8は図7の画像符号化
装置に記録器729を接続した画像符号化装置である。
VLC(711)によって可変長符号化されたデータを
記録器729を経由し磁気メディア(テープやディス
ク)、光ディスクなどの記録媒体に記録する。
【0026】(実施の形態5)図9は本発明の画像変換
方法を用いた画像復号化装置のブロック図を示し、図9
において901は入力端子、902はデータ解析器、9
03は復号化器、904は逆量子化器、905は逆離散
コサイン変換器(IDCT)、906は加算器、907
は出力端子、908は変換器、909はフレームメモ
リ、910は動き補償器である。
【0027】以上のように構成された画像復号化装置に
ついて、以下、その動作を述べる。圧縮符号化されたデ
ータを入力端子901に入力し、データ解析器902に
てデータを解析する。圧縮された残差ブロックのデータ
をライン912を経由して復号化器903に出力し、動
きベクトルをライン918を経由し動き補償器910に
出力する。復号化器903では、圧縮残差ブロックを伸
長し、伸長残差ブロックに復元する。本実施の形態で
は、逆量子化器904で逆量子化し、逆離散コサイン変
換器IDCT(905)で周波数領域信号を空間領域信
号に変換する。動きベクトルをライン918を経由し動
き補償器910に入力する。動き補償器910では、動
きベクトルをもとに、フレームメモリ909をアクセス
するためのアドレス生成し、フレームメモリ909に格
納される画像から予測ブロックを生成する。生成された
予測ブロックと伸長した残差ブロックを加算器906に
入力し、加算することにより再生ブロックを生成する。
このように再生された画像は一サンプル当たりM1ビッ
トのX1×Y1サンプルからなる第一画像と、一サンプ
ル当たりM2ビットのX2×Y2サンプルからなる第二
画像と、一サンプル当たりM3ビットのX3×Y3サン
プルからなる第三画像とから構成され、フレームメモリ
909に格納する。この再生画像もしくは再生ブロック
を変換器908に入力し、一サンプル当たりNビットの
K×Lサンプルからなる表示画像に逆変換し出力する。
本実施の形態では、M1=M2=M3=8である。N=
12の場合、X1=K,Y1=L,X2=X3=K/
2,Y2=Y3=L/2で、N=16の場合、X1=
K,Y1=L,X2=X3=K/2,Y2=Y3=Lで
ある。画像の逆変換方法として、上述した変換方法が用
いられる。
【0028】このように、N(=12もしくは16)ビ
ットの画像を変換することにより、従来の8ビット用の
復号化アルゴリズムや装置、復号化に必要な固定長や可
変長テーブルをそのまま使用できる。
【0029】(実施の形態6)図10は本発明の別の実
施の形態による画像復号化装置のブロック図を示す。図
9とほとんど同じであるが、図9との違いは、データ解
析器902で受信したデータから、画像の逆変換方法の
情報を解釈し、ライン1001を経由し、変換器908
に伝送するところである。変換器908では、画像の逆
変換方法の情報をもとに、再生画像を表示画像に変換し
出力する。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来の8
ビット画像のための符号化・復号化アルゴリズムと装置
で長いビット長(12ビット)の輝度画像を効率よく符
号化・復号化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による画像変換方法を示
す模式図
【図2】本発明の実施の形態1による画像変換方法にお
けるサンプル値の変換方法の一例を示す模式図
【図3】本発明の実施の形態1による画像変換方法にお
けるサンプル値の変換方法の別の例を示す模式図
【図4】本発明の実施の形態1による画像変換方法にお
いて変換後の各サンプルの位置を示す模式図
【図5】本発明の実施の形態2による画像変換方法を示
す模式図
【図6】本発明の実施の形態2による画像変換方法にお
けるサンプル値の変換方法の一例を示す模式図
【図7】本発明の画像変換方法を用いた画像符号化装置
を示すブロック図
【図8】本発明の画像変換方法を用いた画像符号化装置
を示すブロック図
【図9】本発明の画像変換方法を用いた画像復号化装置
を示すブロック図
【図10】本発明の別の実施の形態による画像復号化装
置を示すブロック図
【符号の説明】
701 入力端子 702 第一加算器 703 符号化器 704 離散コサイン変換器 705 量子化器 706 出力端子 707 復号化器 708 逆量子化器 709 逆離散コサイン変換器 710 第二加算器 711 可変長符号化器 712 変換器 713 フレームメモリ

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1サンプル当たりN(N=12)ビット
    のK×L(K、Lは正の偶数)サンプルからなる対象画
    像を、 1サンプル当たりM1(M1=8)ビットのX1×Y1
    (=K×L)サンプルからなる第一画像と、 1サンプル当たりM2(M2=8)ビットのX2×Y2
    (=K/2×L/2)サンプルからなる第二画像と、 1サンプル当たりM3(M3=8)ビットのX3×Y3
    (=K/2×L/2)サンプルからなる第三画像とに変
    換する方法であって、 前記対象画像において所定の位置にある複数の対のNビ
    ットのサンプルから、前記所定の位置と同じ位置にある
    前記第一画像の複数の対のM1ビットのサンプルと、前
    記所定の位置に対応する位置にある前記第二画像の複数
    個のM2ビットのサンプルとに変換し、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数の対のNビットのサンプルから、前記残り位置
    と同じ位置にある前記第一画像の複数の対のM1ビット
    のサンプルと、前記残り位置に対応する位置にある前記
    第三画像の複数個のM3ビットのサンプルとに変換する
    ことを特徴とする画像変換方法。
  2. 【請求項2】 対象画像において所定の位置にある複数
    の対のNビットのサンプルについて、前記各対のNビッ
    トの第一サンプルと第二サンプルとをビット単位で所定
    の順番で各ビットを並べ替え、前記第一サンプルと第二
    サンプルと同じ位置にある第一画像の一対のM1ビット
    のサンプルと、前記所定の位置に対応する位置にある第
    二画像のM2ビットのサンプルとに変換し、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数の対のNビットのサンプルについて、前記各対
    のNビットの第三サンプルと第四サンプルとをビット単
    位で前記所定の順番で各ビットを並べ替え、前記第三サ
    ンプルと第四サンプルと同じ位置にある前記第一画像の
    一対のM1ビットのサンプルと、前記残り位置に対応す
    る位置にある第三画像のM3ビットのサンプルとに変換
    することを特徴とする請求項1記載の画像変換方法。
  3. 【請求項3】 対象画像において所定の位置にある複数
    の対のNビットのサンプルについて、前記各対のNビッ
    トの第一サンプルと第二サンプルの最初のM1ビット
    を、前記第一サンプルと第二サンプルと同じ位置にある
    第一画像の一対のM1ビットのサンプルに変換し、前記
    第一サンプルの残りの(N−M1)ビットと前記第二サ
    ンプルの残りの(N−M1)ビットとを所定の順番で並
    べ替え、前記所定の位置に対応する位置にある第二画像
    のM2ビットのサンプルに変換し、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数の対のNビットのサンプルについて、前記各対
    のNビットの第三サンプルと第四サンプルの最初のM1
    ビットを、前記第三サンプルと第四サンプルと同じ位置
    にある前記第一画像の一対のM1ビットのサンプルに変
    換し、前記第三サンプルの残りの(N−M1)ビットと
    前記第四サンプルの残りの(N−M1)ビットとを前記
    所定の順番で並べ替え、前記残り位置に対応する位置に
    ある第三画像のM3ビットのサンプルに変換することを
    特徴とする請求項1記載の画像変換方法。
  4. 【請求項4】 対象画像において所定の位置にある複数
    の対のNビットのサンプルについて、前記各対のNビッ
    トの第一サンプルと第二サンプルの最後のM1ビット
    を、前記第一サンプルと第二サンプルと同じ位置にある
    第一画像の一対のM1ビットのサンプルに変換し、前記
    第一サンプルの残りの(N−M1)ビットと前記第二サ
    ンプルの残りの(N−M1)ビットとを所定の順番で並
    べ替え、前記所定の位置に対応する位置にある第二画像
    のM2ビットのサンプルに変換し、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数の対のNビットのサンプルについて、前記各対
    のNビットの第三サンプルと第四サンプルの最後のM1
    ビットを、前記第三サンプルと第四サンプルと同じ位置
    にある前記第一画像の一対のM1ビットのサンプルに変
    換し、前記第三サンプルの残りの(N−M1)ビットと
    前記第四サンプルの残りの(N−M1)ビットとを前記
    所定の順番で並べ替え、前記残り位置に対応する位置に
    ある第三画像のM3ビットのサンプルに変換することを
    特徴とする請求項1記載の画像変換方法。
  5. 【請求項5】 対象画像において所定の位置にある複数
    の対のNビットのサンプルが、前記対象画像における奇
    数番目の走査線上にあるすべての対のNビットのサンプ
    ルであり、前記対象画像において前記所定の位置以外の
    残り位置にある複数の対のNビットのサンプルが、前記
    対象画像における偶数番目の走査線上にあるすべての対
    のNビットのサンプルであることを特徴とする請求項1
    から4のいずれに記載の画像変換方法。
  6. 【請求項6】 1サンプル当たりN(N=16)ビット
    のK×L(K、Lは正の偶数)サンプルからなる対象画
    像を、 1サンプル当たりM1(M1=8)ビットのX1×Y1
    (=K×L)サンプルからなる第一画像と、 1サンプル当たりM2(M2=8)ビットのX2×Y2
    (=K/2×L)サンプルからなる第二画像と、 1サンプル当たりM3(M3=8)ビットのX3×Y3
    (=K/2×L)サンプルからなる第三画像とに変換す
    る方法であって、 前記対象画像において所定の位置にある複数個のNビッ
    トのサンプルから、前記所定の位置と同じ位置にある前
    記第一画像の複数個のM1ビットのサンプルと、前記所
    定の位置に対応する位置にある前記第二画像の複数個の
    M2ビットのサンプルとに変換し、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数個のNビットのサンプルから、前記残り位置と
    同じ位置にある前記第一画像の複数個のM1ビットのサ
    ンプルと、前記残り位置に対応する位置にある前記第三
    画像の複数個のM3ビットのサンプルとに変換すること
    を特徴とする画像変換方法。
  7. 【請求項7】 対象画像において所定の位置にある複数
    個のNビットのサンプルについて、前記各Nビットのサ
    ンプルの最初のM1ビットを、前記所定の位置と同じ位
    置にある第一画像のM1ビットのサンプルに変換し、前
    記Nビットのサンプルの残りの(N−M1)ビットを、
    前記所定の位置に対応する位置にある第二画像のM2ビ
    ットのサンプルに変換し、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数個のNビットのサンプルについて、前記各Nビ
    ットのサンプルの最初のM1ビットを、前記残り位置と
    同じ位置にある前記第一画像のM1ビットのサンプルに
    変換し、前記Nビットのサンプルの残りの(N−M1)
    ビットを、前記残り位置に対応する位置にある第三画像
    のM3ビットのサンプルに変換することを特徴とする請
    求項6記載の画像変換方法。
  8. 【請求項8】 対象画像において所定の位置にある複数
    個のNビットのサンプルについて、前記各Nビットのサ
    ンプルの偶数番目のビットを、前記所定の位置と同じ位
    置にある第一画像のM1ビットのサンプルに変換し、前
    記Nビットのサンプルの奇数番目のビットを、前記所定
    の位置に対応する位置にある第二画像のM2ビットのサ
    ンプルに変換し、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数個のNビットのサンプルについて、前記各Nビ
    ットのサンプルの偶数番目のビットを、前記残り位置と
    同じ位置にある前記第一画像のM1ビットのサンプルに
    変換し、前記Nビットのサンプルの奇数番目のビット
    を、前記残り位置に対応する位置にある第三画像のM3
    ビットのサンプルに変換することを特徴とする請求項6
    記載の画像変換方法。
  9. 【請求項9】 対象画像において所定の位置にある複数
    個のNビットのサンプルが、前記対象画像の右半分にあ
    るすべてのNビットのサンプルであり、前記対象画像に
    おいて前記所定の位置以外の残り位置にある複数の対の
    Nビットのサンプルが、前記対象画像の左半分にあるす
    べてのNビットのサンプルであることを特徴とする請求
    項6から8のいずれかに記載の画像変換方法。
  10. 【請求項10】 対象画像において所定の位置にある複
    数個のNビットのサンプルが、前記対象画像における各
    走査線の偶数番目のすべてのNビットのサンプルであ
    り、前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位
    置にある複数の対のNビットのサンプルが、前記対象画
    像における各走査線の奇数番目すべてのNビットのサン
    プルであることを特徴とする請求項6から8のいずれか
    に記載の画像変換方法。
  11. 【請求項11】 1サンプル当たりM1(M1=8)ビ
    ットのX1×Y1(=K×L)サンプル(K、Lは正の
    偶数)からなる第一画像と、 1サンプル当たりM2(M2=8)ビットのX2×Y2
    (=K/2×L/2)サンプルからなる第二画像と、 1サンプル当たりM3(M3=8)ビットのX3×Y3
    (=K/2×L/2)サンプルからなる第三画像とを用
    いて、 1サンプル当たりN(N=12)ビットのK×Lサンプ
    ルからなる対象画像に変換する方法であって、 前記対象画像において所定の位置にある複数の対のNビ
    ットのサンプルを、前記所定の位置と同じ位置にある前
    記第一画像の複数の対のM1ビットのサンプルと、前記
    所定の位置に対応する位置にある前記第二画像の複数個
    のM2ビットのサンプルとを用いて生成し、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数の対のNビットのサンプルを、前記残り位置と
    同じ位置にある前記第一画像の複数の対のM1ビットの
    サンプルと、前記残り位置に対応する位置にある前記第
    三画像の複数個のM3ビットのサンプルとを用いて生成
    することを特徴とする画像変換方法。
  12. 【請求項12】 対象画像において所定の位置にある複
    数の対のNビットのサンプルについて、前記各対の第一
    サンプルと第二サンプルを生成する際に、前記第一サン
    プルと第二サンプルと同じ位置にある第一画像の一対の
    M1ビットのサンプルの各ビットと、前記所定の位置に
    対応する位置にある第二画像のM2ビットのサンプルの
    各ビットとを所定の順番で並べ替え、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数の対のNビットのサンプルについて、前記各対
    の第三サンプルと第四サンプルを生成する際に、前記第
    三サンプルと第四サンプルと同じ位置にある前記第一画
    像の一対のM1ビットのサンプルの各ビットと、前記残
    り位置に対応する位置にある第三画像のM3ビットのサ
    ンプルの各ビットとを、前記所定の順番で並べ替えるこ
    とを特徴とする請求項11記載の画像変換方法。
  13. 【請求項13】 対象画像において所定の位置にある複
    数の対のNビットのサンプルについて、前記各対のNビ
    ットの第一サンプルと第二サンプルを生成する際に、前
    記第一サンプルと第二サンプルと同じ位置にある第一画
    像の一対のサンプルのM1ビットを前記第一サンプルと
    第二サンプルの最初のM1ビットとし、前記所定の位置
    に対応する位置にある第二画像のサンプルのM2ビット
    を所定の順番で並べ替え、前記第一サンプルの残りの
    (N−M1)ビットと前記第二サンプルの残りの(N−
    M1)ビットとし、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数の対のNビットのサンプルについて、前記各対
    のNビットの第三サンプルと第四サンプルを生成する際
    に、前記第三サンプルと第四サンプルと同じ位置にある
    前記第一画像の一対のサンプルのM1ビットを前記第三
    サンプルと第四サンプルの最初のM1ビットとし、前記
    残り位置に対応する位置にある第三画像のサンプルのM
    3ビットを前記所定の順番で並べ替え、前記第三サンプ
    ルの残りの(N−M1)ビットと前記第四サンプルの残
    りの(N−M1)ビットとすることを特徴とする請求項
    11記載の画像変換方法。
  14. 【請求項14】 対象画像において所定の位置にある複
    数の対のNビットのサンプルについて、前記各対のNビ
    ットの第一サンプルと第二サンプルを生成する際に、前
    記第一サンプルと第二サンプルと同じ位置にある第一画
    像の一対のサンプルのM1ビットを前記第一サンプルと
    第二サンプルの最後のM1ビットとし、前記所定の位置
    に対応する位置にある第二画像のサンプルのM2ビット
    を所定の順番で並べ替え、前記第一サンプルの残りの
    (N−M1)ビットと前記第二サンプルの残りの(N−
    M1)ビットとし、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数の対のNビットのサンプルについて、前記各対
    のNビットの第三サンプルと第四サンプルを生成する際
    に、前記第三サンプルと第四サンプルと同じ位置にある
    前記第一画像の一対のサンプルのM1ビットを前記第三
    サンプルと第四サンプルの最後のM1ビットとし、前記
    残り位置に対応する位置にある第三画像のサンプルのM
    3ビットを前記所定の順番で並べ替え、前記第三サンプ
    ルの残りの(N−M1)ビットと前記第四サンプルの残
    りの(N−M1)ビットとすることを特徴とする請求項
    11記載の画像変換方法。
  15. 【請求項15】 対象画像において所定の位置にある複
    数の対のNビットのサンプルが、前記対象画像における
    奇数番目の走査線上にあるすべての対のNビットのサン
    プルであり、前記対象画像において前記所定の位置以外
    の残り位置にある複数の対のNビットのサンプルが、前
    記対象画像における偶数番目の走査線上にあるすべての
    対のNビットのサンプルであることを特徴とする請求項
    11から14のいずれかに記載の画像変換方法。
  16. 【請求項16】 1サンプル当たりM1(M1=8)ビ
    ットのX1×Y1(=K×L)サンプル(K、Lは正の
    偶数)からなる第一画像と、 1サンプル当たりM2(M2=8)ビットのX2×Y2
    (=K/2×L)サンプルからなる第二画像と、 1サンプル当たりM3(M3=8)ビットのX3×Y3
    (=K/2×L)サンプルからなる第三画像とを用い
    て、 1サンプル当たりN(N=16)ビットのK×Lサンプ
    ルからなる対象画像に変換する方法であって、 前記対象画像において所定の位置にある複数個のNビッ
    トのサンプルを、前記所定の位置と同じ位置にある前記
    第一画像の複数個のM1ビットのサンプルと、前記所定
    の位置に対応する位置にある前記第二画像の複数個のM
    2ビットのサンプルとを用いて生成し、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数個のNビットのサンプルを、前記残り位置と同
    じ位置にある前記第一画像の複数個のM1ビットのサン
    プルと、前記残り位置に対応する位置にある前記第三画
    像の複数個のM3ビットのサンプルとを用いて生成する
    ことを特徴とする画像変換方法。
  17. 【請求項17】 対象画像において所定の位置にある複
    数個のNビットのサンプルについて、前記各Nビットの
    サンプルを生成する際に、前記所定の位置と同じ位置に
    ある第一画像のサンプルのM1ビットを前記Nビットの
    サンプルの最初のM1ビットとし、前記所定の位置に対
    応する位置にある第二画像のサンプルのM2ビットを前
    記Nビットのサンプルの残りの(N−M1)ビットと
    し、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数個のNビットのサンプルについて、前記各Nビ
    ットのサンプルを生成する際に、前記残り位置と同じ位
    置にある前記第一画像のサンプルのM1ビットを前記N
    ビットのサンプルの最初のM1ビットとし、前記残り位
    置に対応する位置にある第三画像のサンプルのM3ビッ
    トを前記Nビットのサンプルの残りの(N−M1)ビッ
    トとすることを特徴とする請求項16記載の画像変換方
    法。
  18. 【請求項18】 対象画像において所定の位置にある複
    数個のNビットのサンプルについて、前記各Nビットの
    サンプルを生成する際に、前記所定の位置と同じ位置に
    ある第一画像のサンプルのM1ビットを前記Nビットの
    サンプルの偶数番目のビットとし、前記所定の位置に対
    応する位置にある第二画像のサンプルのM2ビットを前
    記Nビットのサンプルの奇数番目のビットとし、 前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位置に
    ある複数個のNビットのサンプルについて、前記各Nビ
    ットのサンプルを生成する際に、前記残り位置と同じ位
    置にある前記第一画像のサンプルのM1ビットを前記N
    ビットのサンプルの偶数番目のビットとし、前記残り位
    置に対応する位置にある第三画像のサンプルのM3ビッ
    トを前記Nビットのサンプルの奇数番目のビットとする
    ことを特徴とする請求項16記載の画像変換方法。
  19. 【請求項19】 対象画像において所定の位置にある複
    数個のNビットのサンプルが、前記対象画像の右半分に
    あるすべてのNビットのサンプルであり、前記対象画像
    において前記所定の位置以外の残り位置にある複数の対
    のNビットのサンプルが、前記対象画像の左半分にある
    すべてのNビットのサンプルであることを特徴とする請
    求項16から18のいずれに記載の画像変換方法。
  20. 【請求項20】 対象画像において所定の位置にある複
    数個のNビットのサンプルが、前記対象画像における各
    走査線の偶数番目のすべてのNビットのサンプルであ
    り、前記対象画像において前記所定の位置以外の残り位
    置にある複数の対のNビットのサンプルが、前記対象画
    像における各走査線の奇数番目すべてのNビットのサン
    プルであることを特徴とする請求項16から18のいず
    れかに記載の画像変換方法。
  21. 【請求項21】 1サンプル当たりNビットのK×L
    (K、Lは正の偶数)サンプルからなる対象画像を、 1サンプル当たりM1ビットのX1×Y1(X1、Y1
    は自然数)サンプルからなる第一画像と、 1サンプル当たりM2ビットのX2×Y2(X2、Y2
    は自然数)サンプルからなる第二画像と、 1サンプル当たりM3ビットのX3×Y3(X3、Y3
    は自然数)サンプルからなる第三画像とに変換してか
    ら、前記対象画像を所定の方法で圧縮符号化することを
    特徴とする画像符号化方法。
  22. 【請求項22】 1サンプル当たりNビットのK×Lサ
    ンプルからなる対象画像を、 1サンプル当たりM1ビットのX1×Y1サンプルから
    なる第一画像と、 1サンプル当たりM2ビットのX2×Y2サンプルから
    なる第二画像と、 1サンプル当たりM3ビットのX3×Y3サンプルから
    なる第三画像とに変換してから、前記対象画像を所定の
    方法で圧縮符号化する画像符号化方法であって、請求項
    1から10のいずれに記載の画像変換方法を用いること
    を特徴とする画像符号化方法。
  23. 【請求項23】 入力手段と、画像変換器と、第一加算
    器と、符号化器と、復号化器と、第二加算器と、フレー
    ムメモリとを具備し、 前記入力手段に1サンプル当たりNビットのK×L
    (K、Lは正の偶数)サンプルからなる対象画像を入力
    し、 前記画像変換器にて、前記対象画像を1サンプル当たり
    M1ビットのX1×Y1(X1、Y1は自然数)サンプ
    ルからなる第一画像と、1サンプル当たりM2ビットの
    X2×Y2(X2、Y2は自然数)サンプルからなる第
    二画像と、1サンプル当たりM3ビットのX3×Y3
    (X3、Y3は自然数)サンプルからなる第三画像とに
    変換し、変換画像を生成し、 前記第一加算器に前記変換画像と、前記フレームメモリ
    からの予測画像とを入力し、差分画像を生成し、 前記符号化器に前記差分画像を入力し、所定の方法で圧
    縮差分画像に圧縮し、前記復号化器に前記圧縮差分画像
    を入力し、所定の方法で伸長差分画像に復元し、 前記第二の加算器に前記伸長差分画像を入力し、前記予
    測画像を加算し、再生画像を生成し、前記フレームメモ
    リに格納することを特徴とする画像符号化装置。
  24. 【請求項24】 請求項23の画像符号化装置に、蓄積
    器を加えて、符号化器の出力を記録することを特徴とす
    る画像符号化装置。
  25. 【請求項25】 画像変換器が請求項1から10のいず
    れに記載の方法で対象画像を変換することを特徴とする
    請求項23記載の画像符号化装置。
  26. 【請求項26】 圧縮符号化データを所定する方法で復
    号化し、 1サンプル当たりM1(M1は自然数)ビットのX1×
    Y1(X1、Y1は自然数)サンプルからなる第一再生
    画像と、 1サンプル当たりM2(M2は自然数)ビットのX2×
    Y2(X2、Y2は自然数)サンプルからなる第二再生
    画像と、 1サンプル当たりM3(M3は自然数)ビットのX3×
    Y3(X3、Y3は自然数)サンプルからなる第三再生
    画像とを生成し、 前記第一、第二、第三再生画像を、1サンプル当たりN
    ビットのK×Lサンプルからなる再生対象画像に変換し
    出力することを特徴とする画像復号化方法。
  27. 【請求項27】 圧縮符号化データを所定する方法で復
    号化し、 1サンプル当たりM1ビットのX1×Y1サンプルから
    なる第一再生画像と、 1サンプル当たりM2ビットのX2×Y2サンプルから
    なる第二再生画像と、 1サンプル当たりM3ビットのX3×Y3サンプルから
    なる第三再生画像とを生成し、 請求項11から20のいずれかに記載の画像変換方法
    で、前記第一、第二、第三再生画像を、1サンプル当た
    りNビットのK×Lサンプルからなる再生対象画像に変
    換し出力することを特徴とする画像復号化方法。
  28. 【請求項28】 入力手段と、データ解析器と、復号化
    器と、加算器と、フレームメモリと、画像変換器とを具
    備し、 前記入力手段に圧縮符号化データを入力し、 前記データ解析器にて、前記圧縮符号化データを分析
    し、圧縮差分信号を出力し、 前記復号化器にて、前記圧縮差分信号を伸長差分画像に
    復元し、 前記加算器にて、前記伸長差分画像と、前記フレームメ
    モリから取得した予測画像とを加算し、 1サンプル当たりM1(M1は自然数)ビットのX1×
    Y1(X1、Y1は自然数)サンプルからなる第一画像
    と、 1サンプル当たりM2(M2は自然数)ビットのX2×
    Y2(X2、Y2は自然数)サンプルからなる第二画像
    と、 1サンプル当たりM3(M3は自然数)ビットのX3×
    Y3(X3、Y3は自然数)サンプルからなる第三画像
    とからなる再生画像を生成し前記フレームメモリに格納
    する画像復号化装置であって、 前記画像変換器にて、前記再生画像を1サンプル当たり
    NビットのK×Lサンプルからなる表示画像に変換し出
    力することを特徴とする画像復号化装置。
  29. 【請求項29】 画像変換器が請求項11から20のい
    ずれに記載の画像変換方法で表示画像を生成することを
    特徴とする請求項28記載の画像復号化装置。
  30. 【請求項30】 入力手段と、データ解析器と、復号化
    器と、加算器と、フレームメモリと、画像変換器とを具
    備し、 前記入力手段に圧縮符号化データを入力し、 前記データ解析器にて、前記圧縮符号化データを分析
    し、圧縮差分信号と画像変換の方法のデータを出力し、 前記復号化器にて、前記圧縮差分信号を伸長差分画像に
    復元し、 前記加算器にて、前記伸長差分画像と、前記フレームメ
    モリから取得した予測画像とを加算し、再生画像を生成
    し前記フレームメモリに格納する画像復号化装置であっ
    て、 前記画像変換器にて、前記画像変換の方法のデータを用
    いて、再生画像を表示画像に変換し出力することを特徴
    とする画像復号化装置。
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