JPH10145680A - 高速視覚センサ装置 - Google Patents

高速視覚センサ装置

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JPH10145680A
JPH10145680A JP8296594A JP29659496A JPH10145680A JP H10145680 A JPH10145680 A JP H10145680A JP 8296594 A JP8296594 A JP 8296594A JP 29659496 A JP29659496 A JP 29659496A JP H10145680 A JPH10145680 A JP H10145680A
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晴義 豊田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、高速の画像処理が可能で、安定し
て製造可能な多画素数の高速視覚センサ装置を提供する
ことを課題としている。 【解決手段】 受光素子アレイ11の各列の受光素子1
20に対して1個のA/D変換器210を対応させたA
/D変換器アレイ13と、受光素子120と1対1に対
応する演算素子400からなる演算素子アレイ14とを
備えている。演算素子400は並列処理により画像処理
演算を高速で行うことができる。また、A/D変換器2
10を各列ごとに対応させたため、受光素子アレイ11
と演算素子アレイ13間の伝送路が少なく、両者を分離
して製造・配置でき、集積度を最適化し、多画素化に対
応できると同時に、安定した製造が行える利点がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理機能を備
えた高速視覚センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人間の視覚系では階層的並列処理が行わ
れている。これに対して、従来の工学的視覚センサで
は、情報を効率的に伝送するために走査機構が用いられ
てきた。この走査機構は、並列の配線が難しく、各検出
器からの情報を少ない本数の通信路で伝送するのには適
しているが、その一方で、大量の情報を一本の通信路で
送る必要があるため、1画像全体を伝送する速度は限ら
れる。
【0003】このため、既存の画像取込装置と画像処理
装置502を組み合わせた現状のビジョンシステム、例
えば、図9に示すような、対象物500をテレビカメラ
501で撮影して、画像データを画像処理装置502に
伝送するシステムでは、伝送速度はビデオ信号の制約で
ある1フレームあたり約33ミリ秒が限界で、たとえ高
速の画像処理装置を組み合わせたとしても、この伝送速
度以上の高速での画像処理はできなかった。つまり、こ
の伝送速度が画像処理システム全体のI/Oボトルネッ
クとなっていた。例えば、時速100キロで走行する車
において道路上の危険を検知する画像処理装置を考えた
場合、上記のシステムの限界速度である約33ミリ秒で
は車が1m移動するため、遅すぎて実用にならなかっ
た。
【0004】ところで、FAシステムにおいてロボット
を高速で動作させるためには、高速の画像処理が必要と
される。例えば、視覚センサとアクチュエータの間でフ
ィードバックループを形成するロボットの場合、アクチ
ュエータはミリ秒単位で制御可能であるため、本来はこ
れに対応した画像処理速度が必要になる。ところが、現
状のビジョンシステムでは画像処理速度が上述のビデオ
フレームレートに限られているため、この画像処理速度
に合わせた低速動作しかできず、ロボットの性能を十分
に活かしきれていなかった。
【0005】一方、高速CCDカメラの中には1ミリ秒
程度で画像を撮像できるものもあるが、これらは撮像し
た画像をいったんメモリに貯えて、後から読み出して処
理を行う機構になっているため、画像解析などの用途に
は使えるが、実時間性はほとんどなく、ロボット制御な
どの用途には適用できなかった。
【0006】このような問題を解決するため、画像の取
込部と処理部を一体として取り扱うビジョンチップの研
究が進んでおり、マサチューセッツ工科大学、カリフォ
ルニア工科大学、三菱電機などの研究が知られている。
しかし、これらは主として集積化の容易なアナログの固
定回路を用いており、出力信号の後処理が必要であった
り、画像処理の内容が特定用途に限定されていて汎用性
がないなどの問題点があった。
【0007】これらに対して汎用的な画像処理を行うこ
とができるビジョンチップとしては、特公平7−628
66号の発明が知られている。この発明は、マトリクス
状に配置された受光素子アレイの各受光素子の出力を、
それぞれ1つの対応する演算素子に入力し、並列処理す
るものである(以下従来例1と呼ぶ)。これにより、演
算素子への入力時間、演算時間が短縮され、各種の演算
にも対応できる利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例1の発明では、LSI上に占める演算素子の面積
が、受光素子の面積よりも大きく、LSIに集積できる
トランジスタ数には限界があるため、画素数が多く取れ
ないという欠点があった。
【0009】これを解決するため、この特公平7−62
866号には、受光素子1列に対し、一つの演算素子を
対応させる装置が挙げられている(以下従来例2と呼
ぶ)。また、特開平7−177435号の発明は、受光
素子と演算素子を1次元に配置している(以下従来例3
と呼ぶ)。これらは、演算素子が1次元であるため、演
算時に走査処理が必要になり、それに時間がかかって、
高速処理できないという欠点があった。
【0010】また、特開平7−85260号の発明で
は、1個の演算素子に複数の受光素子を対応させている
(以下従来例4と呼ぶ)。これも演算時間がかかるとい
う欠点があると共に、演算素子と同じ領域に特性の揃っ
た受光素子を作ることが難しく、実用に至っていない。
【0011】そこで、本発明は、高速の画像処理が可能
で、安定して製造可能な多画素数の高速視覚センサ装置
を提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の高速視覚センサ
装置は、複数の受光素子が2次元状に配列された受光素
子アレイと、受光素子アレイの各列に対応して設けら
れ、対応する1列中の受光素子から順次読み出された出
力信号をアナログ・デジタル変換する複数のA/D変換
器を有し、これらの複数のA/D変換器が1次元状に配
列されて構成されるA/D変換器アレイと、受光素子ア
レイの各受光素子と1対1に対応して設けられ、A/D
変換器アレイから転送された対応する受光素子の出力信
号に相当するデジタル信号について所定の演算を行う複
数の演算素子を有し、これらの複数の演算素子を2次元
状に配列して、並列演算処理を行う演算素子アレイと、
受光素子アレイ及びA/D変換器アレイ並びに演算素子
アレイを制御する制御回路とを備える。
【0013】本発明によれば、受光素子と演算素子とが
1対1に対応しているため、画像処理の演算を並列処理
により高速で行うことができる。また、A/D変換器で
各列毎に分割してデータを演算素子に転送するため、こ
の部分の伝送路の本数が少なく、受光素子アレイと演算
器アレイを分離することが容易である。このため、双方
とも高集積化が可能で、画素数を増やすことができる。
また、安定した生産が可能となる。
【0014】また、制御回路は、A/D変換器アレイの
各列から対応する各演算素子へのデータ転送時に平行し
て各列内の演算素子間でのデータ転送及び演算を行い、
全データ転送後に各列間のデータ転送及び演算を行うよ
う、演算素子アレイを制御する。これにより、演算素子
間のデータ転送や演算にようする時間の無駄を省いて、
効率的な処理を行うことができる。
【0015】さらに、A/D変換器は、制御回路から送
出された制御信号により、A/D変換時の階調を可変す
る機構を備えてもよい。これにより、用途に応じて、低
階調でも高速で読み込んだり、低速でも高階調で読み込
むなどの使い分けが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る高速視
覚センサ装置のブロック図である。
【0017】まず、図1により、センサ装置全体の構成
を簡単に説明する。本実施形態の高速視覚センサ装置
は、N1個×N2個の2次元状に配置された受光素子1
20からなる受光素子アレイ11と、受光素子アレイ1
1の1列ごとに対応して受光素子から出力された電荷を
電圧信号に変換するN2個のチャージアンプ221から
なる並列アンプ12と、チャージアンプからの出力信号
をA/D変換するN2個のA/D変換器210からなる
A/D変換器アレイ13と、受光素子120と1対1に
対応するN1個×N2個の演算素子400からなる演算
素子アレイ14と、回路全体に命令信号等を送って制御
する制御回路15及び制御回路15からの信号を各回路
に送るインストラクション/コマンドバス16により構
成されている。
【0018】図2は、装置の構成例を示したものであ
る。受光素子アレイ11と演算素子アレイ14を別々の
基板に形成することで、双方を高集積化することが可能
であり、また、それぞれの装置の特性に合わせた加工工
程を採用できるため、安定した生産が可能となる。
【0019】続いて、各回路の内部構成について説明す
る。図3は、画像取込部の詳細構成を示している。画像
取込部は、光を検出する受光部100(図1に示す受光
素子アレイ11に相当)、受光部100からの出力信号
を処理する信号処理部200(図1に示す並列アンプ1
2及びA/D変換器アレイ13に相当)、受光部100
及び信号処理部200に動作タイミングの指示信号を通
知するタイミング制御部300(図1に示す制御回路1
5の一部に相当)を備えている。
【0020】最初に、図3により、図1の受光素子アレ
イ11に相当する受光部100の構成を説明する。受光
素子120は、入力した光強度に応じて電荷を発生する
光電変換素子130と、光電変換素子130の信号出力
端子に接続され、垂直走査信号Vi(i=1〜N1)に
応じて光電変換素子130に蓄積された電荷を出力する
スイッチ素子140を1組として構成されている。この
受光素子120が第1の方向(以下垂直方向と呼ぶ)に
沿ってN1個配置され、各受光素子120のスイッチ素
子140が電気的に接続されて垂直受光部110を構成
している。そして、この垂直受光部110を垂直方向に
直交する水平方向に沿ってN2個配列することにより受
光部100が構成されている。
【0021】次に、同じく図3により、図1では並列ア
ンプ12及びA/D変換器アレイ13に相当する信号処
理部200の構成を説明する。信号処理部200は、対
応する垂直受光部110j(j=1〜N2)から転送さ
れてきた電荷を個別に取り出して、処理し、この電荷強
度に対応するデジタル信号を出力するA/D変換器21
jをN2個配置して構成されている。A/D変換器2
10jは、チャージアンプ221jを含む積分回路220
jと比較回路230jと容量制御機構240jの3つの回
路から構成される。本実施形態では、チャージアンプ2
21をA/D変換器221に含む回路構成になってい
る。
【0022】このうち、積分回路220jは、垂直受光
部110jからの出力信号を入力として、この入力信号
の電荷を増幅するチャージアンプ221jと、チャージ
アンプ221jの入力端子に一方の端が接続され、出力
端子に他方の端が接続された可変容量部222jと、チ
ャージアンプ221jの入力端子に一方の端が接続さ
れ、出力端子に他方の端が接続されて、リセット信号R
に応じてON、OFF状態となり、積分回路220j
積分、非積分動作を切り替えるスイッチ素子223j
らなる。
【0023】ここで、図4は、この積分回路220の詳
細構成図である。本図は、4ビットつまり16階調の分
解能を持つA/D変換機能を備える積分回路の例であ
り、以下、この回路構成により説明する。可変容量部2
22は、チャージアンプ221の垂直受光部からの出力
信号の入力端子に一方の端子が接続された容量素子C1
〜C4と、容量素子C1〜C4の他方の端子とチャージ
アンプ221の出力端子の間に接続され、容量指示信号
11〜C14に応じて開閉するスイッチ素子SW11〜S
W14と、容量素子C1〜C4とスイッチ素子SW11
〜SW14の間に一方の端子が接続され、他方の端子が
GNDレベルと接続されて、容量指示信号C21〜C24
応じて開閉するスイッチ素子SW21〜SW24により
構成されている。なお、容量素子C1〜C4の電気容量
1〜C4は、 C1=2C2=4C3=8C40=C1+C2+C3+C4 の関係を満たす。ここで、C0は積分回路220で必要
とする最大電気容量であり、受光素子130(図3参
照)の飽和電荷量をQ0、基準電圧をVREFとすると、 C0=Q0/VREF の関係を満たす。
【0024】再び、図3に戻り、A/D変換器210j
の積分回路220j以外の回路を説明する。比較回路2
30jは、積分回路220jから出力された積分信号VS
の値を基準値VREFと比較して、比較結果信号VCを出力
する。容量制御機構240jは、比較結果信号VCの値か
ら積分回路220j内の可変容量部222jに通知する容
量指示信号Cを出力すると共に、容量指示信号Cに相当
するデジタル信号D1を出力する。
【0025】続いて、図3に示すタイミング制御部30
0の構成を説明する。全回路のクロック制御を行う基本
タイミングを発生する基本タイミング部310と、基本
タイミング部310から通知された垂直走査指示に従っ
て、垂直走査信号Viを発生する垂直シフトレジスタ3
20と、リセット指示信号Rを発生する制御信号部34
0により構成されている。
【0026】次に、図5に示すブロック図を用いて、演
算素子アレイ14を構成する演算素子400の構成を説
明する。演算素子400は、A/D変換器210から送
られてきた対応する受光素子120の4近傍の出力信号
に相当するデジタル信号D1を収容する4×8ビットの
ランダムアクセス可能な1ビットシフトのレジスタマト
リックス401と、演算信号をそれぞれ収容するAラッ
チ402、Bラッチ403、及び下位ビットから1ビッ
トずつ順次演算する順次ビットシリアル演算を行う演算
論理ユニット(ALU)404で構成されている。AL
U404にはAND、OR、XOR、ADDの演算機能
が用意されている。演算素子400は、各素子が共通の
制御信号で制御されるSIMD型の並列処理を行う構造
になっている。これにより、1素子あたりのトランジス
タ数を削減し、演算素子アレイ14の集積化を図り、素
子数を増やすことができる。
【0027】次に、図2〜図5により、本実施形態の動
作について説明する。
【0028】まず、リセット信号Rを有為に設定し、図
4に示す可変容量部222のSW11〜SW14を全て
「ON」、SW21〜SW24を全て「OFF」状態に
する。これにより、チャージアンプ221の入力端子と
出力端子間の容量値をC0に設定する。それと同時に、
図3に示す全てのスイッチ素子140を「OFF」状態
とし、垂直走査信号Viをいずれの受光素子120i,j
も選択しない状態に設定する。この状態から、リセット
指示信号Rを非有為に設定し、各積分回路220での積
分動作を開始させる。
【0029】積分動作を開始させると、図3に示すN2
個の各垂直受光部110jにある第1番目の受光素子1
201,jのスイッチ素子140のみを「ON」とする垂
直走査信号V1が出力される。スイッチ素子が「ON」
になると、それまでの受光によって光電変換素子130
に蓄積された電荷Q1は、電流信号として受光部100
から出力される。つまり、光電変換素子の信号を読み出
すことができる。電荷Q1は容量値C0に設定された可変
容量部222に流入する。
【0030】次に、図4により積分回路220内部の動
作を説明する。容量制御機構240(図3参照)は、S
W12〜SW14を開放した後、SW22〜24を閉じ
る。この結果、積分信号VSは、 VS=Q/C1 で示す電圧値として出力される。積分信号VSは、比較
回路230に入力して、基準電圧値VREFと比較され
る。ここで、VSとVREFの差が、分解能の範囲以下、す
なわち±(C4/2)以下の時は、一致したものとみな
し、更なる容量制御は行わず、積分動作を終了する。分
解能の範囲で一致しないときは、更に容量制御を行い、
積分動作を続ける。
【0031】例えば、VS>VREFであれば、容量制御機
構240は、更に、SW22を開放した後に、SW12
を閉じる。この結果、積分信号VSは、 VS=Q/(C1+C2) で示す電圧値となる。この積分信号VSは、後続の比較
回路230(同)に入力して、基準電圧値VREFと比較
される。
【0032】また、VS<VREFであれば、容量制御機構
240は、更に、SW11及びSW22を開放した後
に、SW12及びSW21を閉じる。この結果、積分信
号VSは、 VS=Q/C2 で示す電圧値となる。この積分信号VSは、後続の比較
回路230に送出され、基準電圧値VREFと比較され
る。
【0033】以後、同様にして、積分回路220→比較
回路230→容量制御機構240→積分回路220のフ
ィードバックループによって、積分信号VSが基準電圧
値VR EFと分解能の範囲で一致するまで、比較及び容量
設定(SW11〜SW14及びSW21〜SW24のO
N/OFF制御)を順次繰り返す。積分動作が終了した
時点のSW11〜SW14のON/OFF状態を示す容
量指示信号C11〜C14の値は、電荷Q1の値に対応した
デジタル信号であり、最上位ビット(MSB)の値がC
11、最下位ビット(LSB)の値がC14である。こうし
てA/D変換が行われ、これらの値をデジタル信号D1
として、演算素子アレイ14に出力する。以上述べたよ
うに、この装置では、デジタル信号D1の各ビット値
は、MSB側からLSB側へ1ビットずつ順に定まる。
【0034】第1番目の受光素子1201,jの光電出力
に相当するデジタル信号の送出が終了すると、リセット
信号Rが有為とされ、再び、非有為にして、可変容量部
222jの容量値を初期化した後に、各垂直受光部11
jの第2番目の受光素子1202,jのスイッチ素子14
0のみを「ON」とする垂直走査信号V2を出力し、上
述と同様の動作により、第2番目の受光素子1202,j
の光電出力を読み出し、これに相当するデジタル信号を
送出する。以下、垂直走査信号を切り替えて、全受光素
子120の光電出力を読み出し、相当するデジタル信号
を演算素子アレイ14に出力する。
【0035】次に、演算素子400の動作を図5により
説明する。A/D変換されたデジタル信号は、それぞれ
の受光素子120i,jに対応する演算素子400のレジ
スタマトリックス401に送られる。演算素子400は
それぞれ4近傍接続されているため、インストラクショ
ンで順次隣の演算素子400に信号を送るように命令を
出すことで転送する演算素子400の指定ができる。各
垂直受光部110jの信号は対応する演算素子400に
対して、各列が同時に転送されるため、nビット×N2
回のデータ転送で、全受光素子120の光電出力データ
が全演算素子400に転送されることになる。
【0036】演算素子400内部の演算は、必要があれ
ば、各演算素子400間でそれぞれのレジスタマトリッ
クス401に収容された信号の転送を行った後、演算に
必要な信号をレジスタマトリックス401からAラッチ
402とBラッチ403に読み出し、ALU404で所
定の演算を行い、計算結果はレジスタマトリックス40
1を介して外部回路に出される。演算は全演算素子40
0において同時に並列処理されるため、極めて高速の演
算が可能である。以下に、「エッジ抽出」を例にとり、
画像処理の実行動作を詳細に説明する。
【0037】例に挙げる「エッジ抽出」は画像処理にお
いて最も頻繁に利用される処理である。最も簡単に演算
する場合は、隣接する画素の強度値との差分による2近
傍演算が用いられる。これを数式で表すと、 I’(x,y)=|I(x,y)−I(x−1,y)| となる。ここで(x,y)は素子の位置座標、I(x,
y)は画像強度データの値、I’(x,y)は求めたい
エッジ抽出画像の画像強度データの値である。
【0038】転送から演算終了までの各演算素子400
における演算のフロー図を図6に示す。A/D変換器2
10から演算素子400へのデータ転送の際に、I
(x,y)とI(x−1,y)に相当するデータを各演
算素子400内のレジスタマトリックス401に格納す
る。これにより、A/D変換器アレイ11からのデータ
転送が終了した後の各演算素子400間でのデータ転送
をできる限り省略して、効率的で高速の処理をすること
が可能になる。A/D変換器210から全演算素子40
0へのデータ転送が終了した時点で、レジスタマトリッ
クス401に収容されたI(x,y)とI(x−1,
y)のデータを下位ビットからAラッチ402とBラッ
チ403に読み出し、ALU404により、差分を求め
る演算を行う。この計算結果はいったんレジスタマトリ
ックス401に格納する。差分が求まった後、この差分
値を再びAラッチ402に読み出し、ALU404によ
り、その絶対値を算出し、レジスタマトリックス401
に計算結果を格納し、外部に出力する。以上の計算処理
は全ての演算素子400で同時に並列処理されるため、
非常に高速で演算処理が行われる。
【0039】画像処理でよく用いられるアルゴリズムの
いくつかについて、本実施形態により演算を行った場合
のステップ数、処理時間の例を図7に示す。図7から明
らかなように、本実施形態では、一般的な画像処理(例
えば、平滑化、細線化、コンボリューション、相関、マ
スク処理)演算を完全並列処理により、非常に高速で行
うことができる。したがって、これまでの視覚センサ装
置では、演算処理速度が遅いために制限されていたFA
ロボット制御などの分野への応用が可能になる。
【0040】さらに、本実施形態では、受光素子120
の列毎にデータを転送しているため、列全体のデータを
使用するような画像演算を、転送と同時に行うことで、
より効率的な処理を行うことができる。例えば、図8に
例示する画像の強度の合計値、平均値、重心、最大値・
最小値の検出、などの画像処理演算においては、画像全
体の情報を必要とするため、受光素子120−A/D変
換器210−演算素子400を1対1に対応させた完全
な並列処理システムにおいても、演算素子400間のデ
ータ転送に要する時間が長くなる。しかし、本実施形態
では、データが受光素子120の列毎に転送される構成
になっているため、このデータ転送を利用して演算素子
400間のデータ転送を省略することにより、列全体の
データを利用する処理を効率的に行うことができる。
【0041】例として画像強度の合計値を演算する場合
について、図3、図5を参照して説明する。演算は、1
列分の画像データが全て通過することになるA/D変換
器からの信号を最初に受け取る位置(1,y)の演算素
子400(以下第1の演算素子と呼ぶ)において行う。
まず、全演算素子400のレジスタ401を0にセット
する。そして、位置(x,y)の受光素子120からの
画像強度のデータI(x,y)を対応する位置(x,
y)の演算素子400に転送する際に、このデータを位
置(1,y)にある第1の演算素子400においてレジ
スタ51内のデータと加算して、計算結果により記憶さ
れたデータを置き換える。1列分のデータ転送が終了し
た時点で、各列の第1の演算素子400には、1列分の
画像強度の合計値G(y)が蓄えられている。これを行
方向に加算していけば、画像全体の画像強度の合計値G
を得ることができる。
【0042】実際の画像処理では、図7に示した画像処
理演算と図8に示した列あるいは画像全体のデータを使
用するような演算を組み合わせて使用することが多く、
このような演算では、本実施形態のような部分並列型の
処理システムでも完全並列処理システムとほぼ同等の高
速処理が可能となる。一方、本実施形態では、上述した
ように、画像取込部と画像処理部を分離できるため、そ
れぞれの特性に合わせて製造することが可能で、製作が
容易かつ安定した生産が可能になる。
【0043】本実施形態が目指しているのは、実用的な
高速性と十分な解像度を有する画像処理システムであ
る。解像度の目安としては、FAシステムにおけるロボ
ット制御には、受光素子120を128×128個以上
配列する解像度が必要とされる。従来例1によれば、受
光素子120の配列数を増やすことが難しいため、ここ
まで解像度を上げることは困難だった。本実施形態によ
れば、受光素子アレイ11と演算素子アレイ14を分離
でき、それぞれの集積度を高められるため、この解像度
を十分に実現できる。また、処理速度の目安としては、
ロボットのアクチュエータの速度(1〜10ミリ秒)が
必要である。本実施形態では、この処理速度は、A/D
変換器210におけるA/D変換処理速度によって決ま
るが、以下に述べるように、十分に高速化が可能であ
る。
【0044】ここで、本実施形態での1画素あたりのA
/D変換速度は、1ビットあたり1マイクロ秒となる。
例えば、入力アナログ信号を6ビット(64階調)でデ
ジタル変換する場合には、1列分の128個の受光素子
120の出力信号をデジタル変換するのに必要な時間
は、6マイクロ秒×128=0.768ミリ秒となる。
画像処理については、各受光素子に1対1に対応して演
算素子が配置され、全演算素子で並列処理されるため、
図7に示すように、0.4ミリ秒以下でほとんどの演算
処理が行える。したがって、転送時間を考慮しても、ほ
とんどの画像処理が1ミリ秒以下で行えることになり、
十分な高速性能を有する。一方、従来例2〜4では、複
数の画素の計算を1つの演算素子で行う必要があるた
め、計算処理の時間自体が長くなる。例えば、従来例2
の場合は、最も基本的な画像処理演算である4近傍エッ
ジ検出の場合で、1点あたり7.7マイクロ秒かかる演
算を128回繰り返す必要があり、合計の演算時間だけ
で約1ミリ秒かかる。実際には、受光素子からのデータ
転送時間が必要であるうえに、さらに画像処理で複雑な
演算を必要とすることがあるため、これでは実用的な高
速処理はできない。
【0045】また、前述したように本実施形態のA/D
変換器は、最上位ビットからA/D変換を行う。したが
って、所望のビット数まで変換した時点で、リセット信
号Rを送出し、次の光信号のA/D変換に移ることによ
り、A/D変換の階調を変更することができる。これに
より、より高速で、複雑な処理を行うことが可能とな
る。例えば、移動物体のトラッキングをするような場合
に、物体が高速で移動している場合は、画像を1ビット
の2値レベルで演算処理するように制御すれば、転送時
間は、前述の6ビットの時の6分の1の0.128秒に
短縮され、高速フィードバック制御に適用できる。逆
に、低速で動いている場合には、階調を上げることによ
り、より精度を向上させて、追従することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受光素子と1対1に対応する演算素子を有しているの
で、並列処理により高速の画像処理が可能である。ま
た、A/D変換器を1列ごとに設けているので、A/D
変換器を素子毎に設けている場合に比較して、受光素子
と演算素子間の伝送線の数が少なく、受光素子と演算素
子を別々に製造、配置することが容易にできる。このた
め、両者とも集積度を最適にすることができ、多画素数
の高速視覚センサ装置を容易に製作できる。A/D変換
器を列ごとに設けたため、A/D変換の処理速度によ
り、全体の処理速度が制限を受けるが、FAロボット制
御に十分な画素数といわれる128×128画素の映像
を64階調で処理する場合でも、ほとんどの画像処理が
1ミリ秒以下で終了し、従来にない高速処理が可能であ
る。
【0047】また、A/D変換器から演算素子へのデー
タ転送時に、列内の演算素子間でのデータ転送や演算を
平行して処理できるため、A/D変換器から演算素子へ
のデータ転送後に必要な演算素子間のデータ転送が少な
くなり、処理時間を短縮できる。特に、列全体のデータ
を利用する画像処理演算で、効率的な処理が可能とな
る。
【0048】さらに、A/D変換器の変換階調を可変に
することにより、高速で移動する物体の制御等には、低
階調として、さらに高速で処理し、低速で移動する物体
の制御の際には、転送時間がかかるが、高階調で処理す
るなど、状況に応じた汎用性の高い制御が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るブロック図である。
【図2】図1の実施形態に係る概略構成図である。
【図3】図1の実施形態に係る受光素子アレイ、並列ア
ンプ及びA/D変換器アレイの回路構成図である。
【図4】図1の実施形態に係る積分回路の詳細回路構成
図である。
【図5】図1の実施形態に係る演算素子のブロック図で
ある。
【図6】図5の演算素子の2近傍演算時のフロー図であ
る。
【図7】図5の演算素子の演算時間例を示す図である。
【図8】列全体又は画像全体のデータを必要とする画像
処理の例を示す図である。
【図9】I/Oボトルネックの概念図である。
【符号の説明】
11…受光素子アレイ、12…アンプ、13…A/D変
換器アレイ、14…演算素子アレイ、15…制御回路、
16…インストラクション/コマンドバス、100…受
光部、110…垂直受光部、120…受光素子、130
…光電変換素子、140…スイッチ素子、200…信号
処理部、210…A/D変換器、220…積分回路、2
21…チャージアンプ、222…可変容量部、223…
スイッチ素子、230…比較回路、240…容量制御機
構、300…タイミング制御部、310…基本タイミン
グ部、320…垂直シフトレジスタ、340…制御信号
部、400…演算素子、401…レジスタマトリック
ス、402…Aラッチ、403…Bラッチ、404…A
LU、500…対象物、501…テレビカメラ、502
…画像処理装置、C1〜C4…容量素子、SW11〜S
W14、SW21〜SW24…スイッチ素子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受光素子が2次元状に配列された
    受光素子アレイと、 前記受光素子アレイの各列に対応して設けられ、対応す
    る1列中の受光素子から順次読み出された出力信号をア
    ナログ・デジタル変換する複数のA/D変換器を有し、
    当該複数のA/D変換器が1次元状に配列されて構成さ
    れるA/D変換器アレイと、 前記受光素子アレイの各受光素子と1対1に対応して設
    けられ、前記A/D変換器アレイから転送された対応す
    る受光素子の出力信号に相当するデジタル信号について
    所定の演算を行う複数の演算素子を有し、当該複数の演
    算素子を2次元状に配列して、並列演算処理を行う演算
    素子アレイと、 前記受光素子アレイ及び前記A/D変換器アレイ並びに
    前記演算素子アレイを制御する制御回路と、を備える高
    速視覚センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、前記A/D変換器アレ
    イの各列から対応する各演算素子へのデータ転送時に平
    行して各列内の演算素子間でのデータ転送及び演算を行
    い、全データ転送後に各列間のデータ転送及び演算を行
    うよう、前記演算素子アレイを制御することを特徴とす
    る請求項1記載の高速視覚センサ装置。
  3. 【請求項3】 前記A/D変換器は、前記制御回路から
    送出された制御信号により、A/D変換時の階調を可変
    する機構を備えることを特徴とする請求項1又は2記載
    の高速視覚センサ装置。
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