JPH10145672A - 特殊効果装置 - Google Patents
特殊効果装置Info
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- JPH10145672A JPH10145672A JP8294057A JP29405796A JPH10145672A JP H10145672 A JPH10145672 A JP H10145672A JP 8294057 A JP8294057 A JP 8294057A JP 29405796 A JP29405796 A JP 29405796A JP H10145672 A JPH10145672 A JP H10145672A
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- Studio Circuits (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 読み出しアドレス回路のハードウェアを削減
することを目的とする。 【解決手段】 画像信号をフレームメモリ2に記憶し、
このフレームメモリ2よりこの画像信号を読み出すとき
に画像の拡大、縮小、回転、移動等の変形を行うように
した特殊効果装置において、モニタスクリーンの4隅に
それぞれ対応したフレームメモリ2の座標系の4点AM
(X,Y),BM (X,Y),CM (X,Y),D
M (X,Y)を演算する演算手段5と、このフレームメ
モリ2の座標系の4点AM (X,Y),BM (X,
Y),CM (X,Y),DM (X,Y)の座標値を基に
サンプリングレートで2次元補間する補間手段20〜2
6,30〜36とを設け、この補間手段20〜26,3
0〜36の出力に基づいて、このフレームメモリ2を読
み出す読み出しアドレス信号XM 及びYM を発生するよ
うにしたものである。
することを目的とする。 【解決手段】 画像信号をフレームメモリ2に記憶し、
このフレームメモリ2よりこの画像信号を読み出すとき
に画像の拡大、縮小、回転、移動等の変形を行うように
した特殊効果装置において、モニタスクリーンの4隅に
それぞれ対応したフレームメモリ2の座標系の4点AM
(X,Y),BM (X,Y),CM (X,Y),D
M (X,Y)を演算する演算手段5と、このフレームメ
モリ2の座標系の4点AM (X,Y),BM (X,
Y),CM (X,Y),DM (X,Y)の座標値を基に
サンプリングレートで2次元補間する補間手段20〜2
6,30〜36とを設け、この補間手段20〜26,3
0〜36の出力に基づいて、このフレームメモリ2を読
み出す読み出しアドレス信号XM 及びYM を発生するよ
うにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョン放送信
号等を形成するのち、使用して好適な画像の拡大、縮
小、回転、移動等の変形を行うようにした特殊効果装置
に関する。
号等を形成するのち、使用して好適な画像の拡大、縮
小、回転、移動等の変形を行うようにした特殊効果装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来テレビジョン放送信号等を形成する
のに撮像画像の拡大、縮小、回転、移動等の変形を行っ
て特殊効果を得るようにした特殊効果装置が提案されて
いる。
のに撮像画像の拡大、縮小、回転、移動等の変形を行っ
て特殊効果を得るようにした特殊効果装置が提案されて
いる。
【0003】この従来の特殊効果装置は画像信号をフレ
ームメモリに記憶し、このフレームメモリよりこの画像
信号を読み出すときに画像の拡大、縮小、回転、移動等
の変形を行うようにしたものである。
ームメモリに記憶し、このフレームメモリよりこの画像
信号を読み出すときに画像の拡大、縮小、回転、移動等
の変形を行うようにしたものである。
【0004】従来、このフレームメモリを読み出して画
像信号の画像の拡大、縮小、回転及び移動を施す読み出
しアドレス信号を得るのに次のようにしていた。
像信号の画像の拡大、縮小、回転及び移動を施す読み出
しアドレス信号を得るのに次のようにしていた。
【0005】一般に、フレームメモリに記憶した画像信
号の画像の拡大、縮小、回転及び移動等の変形は4行4
列の変換行列Tで表すことが出来る。即ち移動及び回転
の変換を表す行列をT0 とし、拡大、縮小及び透明変換
を表す行列をP0 とし、映像画面の中心を座標系の中心
と考えたとき、この変換行列は次の通りの4行4列の変
換行列となる。
号の画像の拡大、縮小、回転及び移動等の変形は4行4
列の変換行列Tで表すことが出来る。即ち移動及び回転
の変換を表す行列をT0 とし、拡大、縮小及び透明変換
を表す行列をP0 とし、映像画面の中心を座標系の中心
と考えたとき、この変換行列は次の通りの4行4列の変
換行列となる。
【0006】
【0007】尚、この4行4列の変換行列は回転変換と
拡大、縮小等の違う次元の変換を同じ座標系で表してい
るので4行4列の行列となり一般的には、これを同時座
標と称している。
拡大、縮小等の違う次元の変換を同じ座標系で表してい
るので4行4列の行列となり一般的には、これを同時座
標と称している。
【0008】ここで、 Px =r11P0x+r12P0y+r13P0z Py =r21P0x+r22P0y+r23P0z Pz =r31P0x+r32P0y+r33P0z S=lx P0x+ly P0y+lz P0z+S0 ‥‥‥(2) とおくと、
【0009】 と表すことができる。
【0010】尚、(1)及び(2)式において使用され
ている変換パラメータr11〜r33はXYZ座標の3次元
空間において入力映像を回転させるためのパラメータ、
P0x,P0y及びP0zは入力映像の映像画面上に表示する
際に遠近法を適用して透明変換するためのパースペクテ
ィブ値、lx ,ly 及びlz はX,Y及びZ軸方向に座
標系の原点を平行移動させるためのパラメータ、S0 は
入力映像を拡大又は縮小するためのパラメータ(遠近法
による拡大又は縮小ではない)である。
ている変換パラメータr11〜r33はXYZ座標の3次元
空間において入力映像を回転させるためのパラメータ、
P0x,P0y及びP0zは入力映像の映像画面上に表示する
際に遠近法を適用して透明変換するためのパースペクテ
ィブ値、lx ,ly 及びlz はX,Y及びZ軸方向に座
標系の原点を平行移動させるためのパラメータ、S0 は
入力映像を拡大又は縮小するためのパラメータ(遠近法
による拡大又は縮小ではない)である。
【0011】この場合の読み出しアドレス発生回路にお
いては、(2)式において、遠近法を適用するために用
いられるパースペクティブ値P0x.P0y及びP0zは、 P0x=0,P0y=0,P0z=1/16 ‥‥‥(4) の値が基準値となるような値に設定されており、これに
より、次式 (P0x P0y P0z)=(0 0 1/16) ‥‥‥(5) によって、オペレータの視点がZ座標の−16の位置に
あることを意味している。
いては、(2)式において、遠近法を適用するために用
いられるパースペクティブ値P0x.P0y及びP0zは、 P0x=0,P0y=0,P0z=1/16 ‥‥‥(4) の値が基準値となるような値に設定されており、これに
より、次式 (P0x P0y P0z)=(0 0 1/16) ‥‥‥(5) によって、オペレータの視点がZ座標の−16の位置に
あることを意味している。
【0012】尚、この座標値−16という値は、勝手に
決められた値であって、特に一般的な値ではない。XY
面となるモニタスクリーンの座標をモニタスクリーンの
中心を原点として、X軸上には−4〜+4の座標値が設
定され、Y軸上には、−3から+3の座標値が仮想的に
設定されている。
決められた値であって、特に一般的な値ではない。XY
面となるモニタスクリーンの座標をモニタスクリーンの
中心を原点として、X軸上には−4〜+4の座標値が設
定され、Y軸上には、−3から+3の座標値が仮想的に
設定されている。
【0013】次に(3)式において、フレーム目盛から
読出されるビデオデータ及びモニタスクリーン上に表示
される画像のデータは二次元データであるので、この
(3)式の第3行目及び第3列目のパラメータは二次元
的アドレスを演算する際には必要ない。従って、(3)
式から第3行目及び第3列目のパラメータを除いた変換
行列をT33とする。
読出されるビデオデータ及びモニタスクリーン上に表示
される画像のデータは二次元データであるので、この
(3)式の第3行目及び第3列目のパラメータは二次元
的アドレスを演算する際には必要ない。従って、(3)
式から第3行目及び第3列目のパラメータを除いた変換
行列をT33とする。
【0014】
【0015】この式(6)は、図5に示す如くフレーム
目盛上の二次元的な点(XM ,YM)をモニタスクリー
ン上の点(XS ,YS )に変換するための行列となる。
即ちこの変換行列T33は図5に示す如くフレームメモリ
に記憶された画像信号からモニタスクリーンの画像を得
るための変換式であり、この場合フレームメモリから画
像信号を読み出す際に変換を行うので、このフレームメ
モリから画像信号を読み出すときに行う変換行列は、こ
の変換行列T33の逆変換行列T33 -1になる。
目盛上の二次元的な点(XM ,YM)をモニタスクリー
ン上の点(XS ,YS )に変換するための行列となる。
即ちこの変換行列T33は図5に示す如くフレームメモリ
に記憶された画像信号からモニタスクリーンの画像を得
るための変換式であり、この場合フレームメモリから画
像信号を読み出す際に変換を行うので、このフレームメ
モリから画像信号を読み出すときに行う変換行列は、こ
の変換行列T33の逆変換行列T33 -1になる。
【0016】ここで、フレームメモリ上の2次元空間の
点(XM ,YM )及びモニタスクリーン上の点(XS ,
YS )を3次元のベクトルとして次のように表せる。
点(XM ,YM )及びモニタスクリーン上の点(XS ,
YS )を3次元のベクトルとして次のように表せる。
【0017】 (XM YM )=(xm ym H) (XS YS )=(XS YS 1) ‥‥‥(7)
【0018】このHは、遠近法により変形されたベクト
ルの拡大率又は縮小率を表す値である。
ルの拡大率又は縮小率を表す値である。
【0019】再び上述の式(6),(7)に戻り、フレ
ームメモリ上のベクトル(xm ymH)に対して、変換
行列T33を作用させることによって、モニタスクリーン
上のベクトル(XS YS 1)になるので、モニタスクリ
ーン上のベクトルは (XS YS 1)=(xm ym H)T33 ‥‥‥(8) の式で定義されることになる。
ームメモリ上のベクトル(xm ymH)に対して、変換
行列T33を作用させることによって、モニタスクリーン
上のベクトル(XS YS 1)になるので、モニタスクリ
ーン上のベクトルは (XS YS 1)=(xm ym H)T33 ‥‥‥(8) の式で定義されることになる。
【0020】ところで、空間的画像変換を行う場合に
は、ビデオデータをフレームメモリから読み出す際に3
次元変換をしているので、ラスタスキャンに対応するよ
うにシーケンシャルに供給されるスクリーンアドレスに
対して、フレームメモリ上のアドレスを指定する必要が
ある。
は、ビデオデータをフレームメモリから読み出す際に3
次元変換をしているので、ラスタスキャンに対応するよ
うにシーケンシャルに供給されるスクリーンアドレスに
対して、フレームメモリ上のアドレスを指定する必要が
ある。
【0021】よって図5からも分かるように、式8を変
形すると、 (xm ym H)=(XS YS 1)T33 -1 ‥‥‥(9) となる。
形すると、 (xm ym H)=(XS YS 1)T33 -1 ‥‥‥(9) となる。
【0022】ここで(6)式の変換行列について考え
る。
る。
【0023】
【0024】 とおき、(9)式に(11)式を代入することにより
【0025】 と表すことができ、これを展開すれば
【0026】 (xm ym H)=(b11XS +b12YS +b13 b21XS +b22YS +b23 b31XS +b32YS +b33) ‥‥‥(13) になる。
【0027】従って、 xm =b11XS +b12YS +b13 ym =b21XS +b22YS +b23 H=b31XS +b32YS +b33 ‥‥‥(14) の値が演算される。
【0028】ところでフレームメモリ上のベクトル(x
m ym H)は同次座標系のベクトルであるので、これを
2次元座標系に戻すにはパラメータHで次の如く正規化
すれば良い。
m ym H)は同次座標系のベクトルであるので、これを
2次元座標系に戻すにはパラメータHで次の如く正規化
すれば良い。
【0029】
【0030】モニタスクリーン上のアドレス(XS ,Y
S )がラスタスキャンに応じて指定されると、フレーム
メモリのアドレス信号(XM ,YM )が指定される。よ
って、この2次元の読み出しアドレス信号(XM ,
YM )をフレームメモリに供給することによって、空間
的画像変換の行なわれた2次元ビデオデータを得ること
ができる。次に(11)式について、変換行列式T33 -1
を解く。ここでパラメータa11〜a33は式(10)から
S )がラスタスキャンに応じて指定されると、フレーム
メモリのアドレス信号(XM ,YM )が指定される。よ
って、この2次元の読み出しアドレス信号(XM ,
YM )をフレームメモリに供給することによって、空間
的画像変換の行なわれた2次元ビデオデータを得ること
ができる。次に(11)式について、変換行列式T33 -1
を解く。ここでパラメータa11〜a33は式(10)から
【0031】 a11=r11 a12=r12 a13=Px a21=r21 a22=r22 a23=Py a31=lx a32=ly a33=S
【0032】 となる。
【0033】従って、(14)式から、奥行き上方とし
てのパラメータHは次式によって求められる。
てのパラメータHは次式によって求められる。
【0034】
【0035】
【発明が解決しようとする課題】従来は上述の如くし
て、読み出しアドレス信号XM 及びYM を得ていた。即
ち、従来は読み出しアドレス信号XM 及びYM をモニタ
スクリーンの全画素に対して演算しているので、演算量
が大変多い不都合があり、高速なマイクロコンピュータ
(CPU)を使用する必要があった。
て、読み出しアドレス信号XM 及びYM を得ていた。即
ち、従来は読み出しアドレス信号XM 及びYM をモニタ
スクリーンの全画素に対して演算しているので、演算量
が大変多い不都合があり、高速なマイクロコンピュータ
(CPU)を使用する必要があった。
【0036】本発明は斯る点に鑑み、読み出しアドレス
信号XM 及びYM を得る演算量を少なくするようにする
ことを目的とする。
信号XM 及びYM を得る演算量を少なくするようにする
ことを目的とする。
【0037】
【課題を解決するための手段】本発明特殊効果装置は画
像信号をフレームメモリに記憶し、このフレームメモリ
よりこの画像信号を読み出すときに画像の拡大、縮小、
回転、移動等の変形を行うようにした特殊効果装置にお
いて、モニタスクリーンの4隅の点にそれぞれ対応した
このフレームメモリの座標系の4点を演算する演算手段
と、このフレームメモリの座標系の4点の座標値を基に
サンプリングレートで2次元補間する補間手段とを設
け、この補間手段の出力に基づいて、このフレームメモ
リを読み出す読み出しアドレス信号を発生するようにし
たものである。
像信号をフレームメモリに記憶し、このフレームメモリ
よりこの画像信号を読み出すときに画像の拡大、縮小、
回転、移動等の変形を行うようにした特殊効果装置にお
いて、モニタスクリーンの4隅の点にそれぞれ対応した
このフレームメモリの座標系の4点を演算する演算手段
と、このフレームメモリの座標系の4点の座標値を基に
サンプリングレートで2次元補間する補間手段とを設
け、この補間手段の出力に基づいて、このフレームメモ
リを読み出す読み出しアドレス信号を発生するようにし
たものである。
【0038】本発明によればモニタスクリーンの4隅の
点に対応するフレームメモリの座標系の4点の座標値を
基にしたサンプリングレートで2次元補間し、この2次
元補間値よりフレームメモリの読み出しアドレス信号X
M 及びYM を得ているので、演算量が従来に比し少なく
することができる。
点に対応するフレームメモリの座標系の4点の座標値を
基にしたサンプリングレートで2次元補間し、この2次
元補間値よりフレームメモリの読み出しアドレス信号X
M 及びYM を得ているので、演算量が従来に比し少なく
することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明特殊効
果装置の一実施例につき説明しよう。
果装置の一実施例につき説明しよう。
【0040】図1において、1は撮像画像信号等のビデ
オデータが供給されるビデオデータ入力端子を示し、こ
のビデオデータ入力端子1に供給されるビデオデータを
フレームメモリ2に供給する如くする。
オデータが供給されるビデオデータ入力端子を示し、こ
のビデオデータ入力端子1に供給されるビデオデータを
フレームメモリ2に供給する如くする。
【0041】この図1の特殊効果装置はこのフレームメ
モリ2よりビデオデータを読み出すときにモニタ3のモ
ニタスクリーン3aに得られる画像がフレームメモリ2
に記憶されたビデオデータの画像を拡大、縮小、回転、
移動等の変形したものとなる如くするものである。
モリ2よりビデオデータを読み出すときにモニタ3のモ
ニタスクリーン3aに得られる画像がフレームメモリ2
に記憶されたビデオデータの画像を拡大、縮小、回転、
移動等の変形したものとなる如くするものである。
【0042】また、図1において、4は基準クロック発
生回路を示し、この基準クロック発生回路4はバス6を
介して中央処理ユニット(CPU)5に接続されてお
り、この基準クロック発生回路4はモニタ3のモニタス
クリーン3aの各画素に対応したクロック信号CK、水
平同期信号HD及び垂直同期信号VDを発生し、このク
ロック信号CK、水平同期信号HD及び垂直同期信号V
Dを夫々スクリーンアドレス発生回路7に供給する。
生回路を示し、この基準クロック発生回路4はバス6を
介して中央処理ユニット(CPU)5に接続されてお
り、この基準クロック発生回路4はモニタ3のモニタス
クリーン3aの各画素に対応したクロック信号CK、水
平同期信号HD及び垂直同期信号VDを発生し、このク
ロック信号CK、水平同期信号HD及び垂直同期信号V
Dを夫々スクリーンアドレス発生回路7に供給する。
【0043】このスクリーンアドレス発生回路7はバス
6を介して中央処理ユニット5に接続されており、この
スクリーンアドレス発生回路7はスクリーンアドレス信
号XS 及びYS を、モニタ3のラスタスキャンに対応す
るようにシーケンシャルに発生し、これを読み出しアド
レス発生回路8に供給する。このスクリーンアドレス信
号XS 及びYS とは、モニタスクリーン3aのラスタス
キャンに対応する順序で供給されるアドレス信号であ
る。またこの読み出しアドレス発生回路8はバス6を介
して、中央処理ユニット5に接続されている。
6を介して中央処理ユニット5に接続されており、この
スクリーンアドレス発生回路7はスクリーンアドレス信
号XS 及びYS を、モニタ3のラスタスキャンに対応す
るようにシーケンシャルに発生し、これを読み出しアド
レス発生回路8に供給する。このスクリーンアドレス信
号XS 及びYS とは、モニタスクリーン3aのラスタス
キャンに対応する順序で供給されるアドレス信号であ
る。またこの読み出しアドレス発生回路8はバス6を介
して、中央処理ユニット5に接続されている。
【0044】このスクリーンアドレス信号XS 及びYS
は、読み出しアドレス発生回路8において、変換処理さ
れずにそのまま読み出しアドレス信号XM 及びYM とし
て出力された場合にはフレームメモリ2に記憶されてい
るビデオデータ(画像信号)がそのまま出力され、この
ビデオデータの画像信号がそのままモニタ3のモニタス
クリーン3aに表示される。
は、読み出しアドレス発生回路8において、変換処理さ
れずにそのまま読み出しアドレス信号XM 及びYM とし
て出力された場合にはフレームメモリ2に記憶されてい
るビデオデータ(画像信号)がそのまま出力され、この
ビデオデータの画像信号がそのままモニタ3のモニタス
クリーン3aに表示される。
【0045】これに対してフレームメモリ2に記憶され
ているビデオデータの画像に拡大、縮小、回転及び移動
を施すように3次的な空間的画像変換を実行する場合に
は、オペレータの操作によるコントロールパネル9より
の入力情報に基づいて、読み出しアドレス発生回路8が
標準アドレス信号XS 及びYS と複数の変換パラメータ
とからフレームメモリ2に対する読み出しアドレス信号
XM 及びYM を生成する。この場合コントロールパネル
9よりの入力情報はインターフェイス回路10及びバス
6を介して中央処理ユニット5に供給される。
ているビデオデータの画像に拡大、縮小、回転及び移動
を施すように3次的な空間的画像変換を実行する場合に
は、オペレータの操作によるコントロールパネル9より
の入力情報に基づいて、読み出しアドレス発生回路8が
標準アドレス信号XS 及びYS と複数の変換パラメータ
とからフレームメモリ2に対する読み出しアドレス信号
XM 及びYM を生成する。この場合コントロールパネル
9よりの入力情報はインターフェイス回路10及びバス
6を介して中央処理ユニット5に供給される。
【0046】この生成された2次元の読み出しアドレス
信号XM 及びYM をフレームメモリ2に供給することに
よって、このフレームメモリ2に記憶したビデオデータ
に対し、所定の空間的画像変換が施される。
信号XM 及びYM をフレームメモリ2に供給することに
よって、このフレームメモリ2に記憶したビデオデータ
に対し、所定の空間的画像変換が施される。
【0047】一般に、フレームメモリ2に記憶したビデ
オデータの画像の拡大、縮小、回転及び移動等の変形
は、前述した如く4行4列の変換行列Tで表すことが出
来る。即ち移動及び回転の変換を表す行列をT0 とし、
拡大、縮小及び透視変換を表す行列をP0 とし、モニタ
スクリーン3aの中心を座標系の中心と考えたとき、こ
の変換行列は前述した通りの4行4列の変換行列式
(3)となる。
オデータの画像の拡大、縮小、回転及び移動等の変形
は、前述した如く4行4列の変換行列Tで表すことが出
来る。即ち移動及び回転の変換を表す行列をT0 とし、
拡大、縮小及び透視変換を表す行列をP0 とし、モニタ
スクリーン3aの中心を座標系の中心と考えたとき、こ
の変換行列は前述した通りの4行4列の変換行列式
(3)となる。
【0048】この行列式Tから実際のフレームメモリ2
の読み出しアドレス信号XM 及びYM を生成するため前
述式(15)の各パラメータを求める如くする。
の読み出しアドレス信号XM 及びYM を生成するため前
述式(15)の各パラメータを求める如くする。
【0049】本例においては以下述べる如くして、フレ
ームメモリ2を読み出して、ビデオデータの画像の拡
大、縮小、回転及び移動を施す読み出しアドレス信号X
M 及びYM を得る如くする。
ームメモリ2を読み出して、ビデオデータの画像の拡
大、縮小、回転及び移動を施す読み出しアドレス信号X
M 及びYM を得る如くする。
【0050】本例においては、モニタスクリーン3aの
4隅の点AS ,BS ,CS ,DS に対応するフレームメ
モリ2の座標系の4点の座標値AM (X,Y),B
M (X,Y),CM (X,Y),DM (X,Y)を予め
中央処理ユニット5で図2のフローチャートに従って演
算して求める。
4隅の点AS ,BS ,CS ,DS に対応するフレームメ
モリ2の座標系の4点の座標値AM (X,Y),B
M (X,Y),CM (X,Y),DM (X,Y)を予め
中央処理ユニット5で図2のフローチャートに従って演
算して求める。
【0051】まず、4隅のX方向の座標値AM (X),
BM (X),CM (X),DM (X)を得るときは図2
に示す如くオペレータはモニタ3を見ながらコントロー
ルパネル9を使用して、変形後のモニタスクリーン3a
上の画像の位置と大きさ(Locationx,y,z)及び画
像の拡大、縮小、回転、移動等(Rotationx,y,z)
の希望とする画像の変形を入力する(ステップS1)。
BM (X),CM (X),DM (X)を得るときは図2
に示す如くオペレータはモニタ3を見ながらコントロー
ルパネル9を使用して、変形後のモニタスクリーン3a
上の画像の位置と大きさ(Locationx,y,z)及び画
像の拡大、縮小、回転、移動等(Rotationx,y,z)
の希望とする画像の変形を入力する(ステップS1)。
【0052】次にステップS2に示す如き、式(3)の
T行列より式(15)のパラメータb11−b33を算出す
る。次に図4に示す如き、モニタスクリーン3aの座標
上の4隅の点即ち左上点AS 、右上点BS 、左下点CS
及び右下点DS の座標値AS(X,Y),BS (X,
Y),CS (X,Y)及びDS (X,Y)を式(15)
に代入する(ステップS3)。尚、本実施例は、A
S (X,Y)=AS (0,0),BS (X,Y)=BS
(719,0),CS (X,Y)=CS (0,48
2),DS (X,Y)=DS (719,482)であ
る。
T行列より式(15)のパラメータb11−b33を算出す
る。次に図4に示す如き、モニタスクリーン3aの座標
上の4隅の点即ち左上点AS 、右上点BS 、左下点CS
及び右下点DS の座標値AS(X,Y),BS (X,
Y),CS (X,Y)及びDS (X,Y)を式(15)
に代入する(ステップS3)。尚、本実施例は、A
S (X,Y)=AS (0,0),BS (X,Y)=BS
(719,0),CS (X,Y)=CS (0,48
2),DS (X,Y)=DS (719,482)であ
る。
【0053】この演算結果としてモニタスクリーン3a
上の4点AS ,BS ,CS ,DS に夫々対応するフレー
ムメモリ2の座標系のX方向の座標値AM (X),BM
(X),CM (X)及びDM (X)を得る(ステップS
4)。
上の4点AS ,BS ,CS ,DS に夫々対応するフレー
ムメモリ2の座標系のX方向の座標値AM (X),BM
(X),CM (X)及びDM (X)を得る(ステップS
4)。
【0054】また、この式(15)の演算結果としてモ
ニタスクリーン3a上の4点AS ,BS ,CS ,DS に
夫々対応するフレームメモリ2の座標系のY方向の座標
値AM (Y),BM (Y),CM (Y)及びDM (Y)
を得る(ステップS5)。
ニタスクリーン3a上の4点AS ,BS ,CS ,DS に
夫々対応するフレームメモリ2の座標系のY方向の座標
値AM (Y),BM (Y),CM (Y)及びDM (Y)
を得る(ステップS5)。
【0055】本例においては、このフレームメモリ2の
座標系の4点のX方向の座標値AM(X),B
M (X),CM (X),DM (X)を基に図3Aに示す
如くサンプリングレートで2次元補間をし、フレームメ
モリ2を読み出すX方向の読み出しアドレス信号XM を
得ると共にこの4隅の点のY方向の座標値AM (Y),
BM (Y),CM (Y),DM (Y)を図3Bに示す如
くサンプリングレートで2次元補間をし、フレームメモ
リ2を読み出すY方向の読み出しアドレス信号YM を得
る如くする。
座標系の4点のX方向の座標値AM(X),B
M (X),CM (X),DM (X)を基に図3Aに示す
如くサンプリングレートで2次元補間をし、フレームメ
モリ2を読み出すX方向の読み出しアドレス信号XM を
得ると共にこの4隅の点のY方向の座標値AM (Y),
BM (Y),CM (Y),DM (Y)を図3Bに示す如
くサンプリングレートで2次元補間をし、フレームメモ
リ2を読み出すY方向の読み出しアドレス信号YM を得
る如くする。
【0056】即ち、本例においては、2次元補間を行う
のであるが、この補間係数は水平方向の画素数、又は垂
直方向のライン数を分母として1ステップ毎に増加する
値とする。例えば図4に示す如く、水平方向の画素数が
0〜719であるときは水平方向の補間係数は、1/7
19×画素番号n=n/719であり、垂直方向のライ
ン数が0〜482あるときは、垂直方向の補間係数は、 1/482×ライン番号m=m/482 である。
のであるが、この補間係数は水平方向の画素数、又は垂
直方向のライン数を分母として1ステップ毎に増加する
値とする。例えば図4に示す如く、水平方向の画素数が
0〜719であるときは水平方向の補間係数は、1/7
19×画素番号n=n/719であり、垂直方向のライ
ン数が0〜482あるときは、垂直方向の補間係数は、 1/482×ライン番号m=m/482 である。
【0057】この図3A及びBにおいてはステップS5
及びステップT5が水平方向の補間であり、ステップS
6及びステップT6が垂直方向の補間である。
及びステップT5が水平方向の補間であり、ステップS
6及びステップT6が垂直方向の補間である。
【0058】この水平方向の補間の例を図4を参照して
説明するに次の通りである。 AM BM 間点補間=(BM (X)−AM (X))×n/719+AM (X) CM DM 間点補間=(DM (X)−CM (X))×n/719+CM (X) ここで、nは画素番号(0,1,2‥‥‥719)であ
る。また垂直方向の補間の例を図4を参照して説明する
に次の通りである。 PM 点補間=(CM DM 間点−AM BM 間点)×m/482+AM BM 間点 ここで、mはライン番号(0,1,2‥‥‥482)で
ある。上述補間を画素毎に行う如くする。
説明するに次の通りである。 AM BM 間点補間=(BM (X)−AM (X))×n/719+AM (X) CM DM 間点補間=(DM (X)−CM (X))×n/719+CM (X) ここで、nは画素番号(0,1,2‥‥‥719)であ
る。また垂直方向の補間の例を図4を参照して説明する
に次の通りである。 PM 点補間=(CM DM 間点−AM BM 間点)×m/482+AM BM 間点 ここで、mはライン番号(0,1,2‥‥‥482)で
ある。上述補間を画素毎に行う如くする。
【0059】本例においては、この補間をハードウェア
で行ない、フレームメモリ2の読み出しアドレス信号X
M 及びYM を生成する。本例においては、この読み出し
アドレス信号XM 及びYM を得る読み出しアドレス発生
回路8として図5及び図6に示す如き回路構成とする。
で行ない、フレームメモリ2の読み出しアドレス信号X
M 及びYM を生成する。本例においては、この読み出し
アドレス信号XM 及びYM を得る読み出しアドレス発生
回路8として図5及び図6に示す如き回路構成とする。
【0060】図5は、フレームメモリ2のX方向の読み
出しアドレス信号XM を得る回路であり、図6はフレー
ムメモリ2のY方向の読み出しアドレス信号YM を得る
回路である。
出しアドレス信号XM を得る回路であり、図6はフレー
ムメモリ2のY方向の読み出しアドレス信号YM を得る
回路である。
【0061】図5において、20は水平方向の画素例え
ば図4に示す如く、0〜719をカウントするピクセル
カウンタを示し、このピクセルカウンタ20のカウント
値を変換用ROM21に番地信号として供給する。この
変換用ROM21には水平方向の画素の番地に応じた補
間係数を予め演算して得た値がテーブルとして記憶され
ている。
ば図4に示す如く、0〜719をカウントするピクセル
カウンタを示し、このピクセルカウンタ20のカウント
値を変換用ROM21に番地信号として供給する。この
変換用ROM21には水平方向の画素の番地に応じた補
間係数を予め演算して得た値がテーブルとして記憶され
ている。
【0062】また本例においては、パースペクティブ量
を考慮した補間係数であるパースペクトXをこの変換用
ROM21に供給する如くする。この場合、奥行情報Z
は3次元回転時に定義されるパースペクティブ量により
定義され、このパースペクティブ量はこの特殊効果によ
り画像を回転したときのみ有効であり、このパースペク
ティブ量をこの補間係数値に盛り込むことで非線形な増
分値の発生が可能となる。
を考慮した補間係数であるパースペクトXをこの変換用
ROM21に供給する如くする。この場合、奥行情報Z
は3次元回転時に定義されるパースペクティブ量により
定義され、このパースペクティブ量はこの特殊効果によ
り画像を回転したときのみ有効であり、このパースペク
ティブ量をこの補間係数値に盛り込むことで非線形な増
分値の発生が可能となる。
【0063】この変換用ROM21の出力側に得られる
パースペクティブ量も考慮した補間係数N/719を水
平補間を行うミキサー22及び23に夫々補間係数とし
て供給する。ここで補間係数N/719は N/719=(n/719)P である。Pはパースペクティブ量である。
パースペクティブ量も考慮した補間係数N/719を水
平補間を行うミキサー22及び23に夫々補間係数とし
て供給する。ここで補間係数N/719は N/719=(n/719)P である。Pはパースペクティブ量である。
【0064】このミキサー22にX方向の上述演算によ
り得た座標値AM (X)及びBM (X)を供給すると共
にミキサー23にX方向の座標値CM (X)及びD
M (X)を供給する如くする。
り得た座標値AM (X)及びBM (X)を供給すると共
にミキサー23にX方向の座標値CM (X)及びD
M (X)を供給する如くする。
【0065】このミキサー22の出力側に得られる水平
補間されたAM BM (X)=XM (n,top )(図3A、
ステップS5参照)を垂直補間を行うミキサー24の一
方の入力端子に供給し、またミキサー23の出力側に得
られる水平補間されたCM DM (X)=XM (n,bott
on)(図3A、ステップS5参照)をこのミキサー24の
他方の入力端子に供給する。
補間されたAM BM (X)=XM (n,top )(図3A、
ステップS5参照)を垂直補間を行うミキサー24の一
方の入力端子に供給し、またミキサー23の出力側に得
られる水平補間されたCM DM (X)=XM (n,bott
on)(図3A、ステップS5参照)をこのミキサー24の
他方の入力端子に供給する。
【0066】また、25は垂直方向のライン例えば図4
に示す如く、0〜482をカウントするラインカウンタ
を示し、このラインカウンタ25のカウント値を変換用
ROM26に番地信号として供給する。この変換用RO
M26には垂直方向のラインの番地に応じた補間係数を
予め演算して得た値がテーブルとして記憶されている。
に示す如く、0〜482をカウントするラインカウンタ
を示し、このラインカウンタ25のカウント値を変換用
ROM26に番地信号として供給する。この変換用RO
M26には垂直方向のラインの番地に応じた補間係数を
予め演算して得た値がテーブルとして記憶されている。
【0067】また本例においては、パースペクティブ量
を考慮した補間係数であるパースペクトYをこの変換用
ROM26に供給する如くする。この場合、奥行情報Z
は3次元回転時に定義されるパースペクティブ量により
定義され、このパースペティブ量は、この特殊効果によ
り画像を回転したときのみ有効であり、このパースペク
ティブ量を補間係数値に盛り込むことで非線形な増分値
の発生が可能となる。
を考慮した補間係数であるパースペクトYをこの変換用
ROM26に供給する如くする。この場合、奥行情報Z
は3次元回転時に定義されるパースペクティブ量により
定義され、このパースペティブ量は、この特殊効果によ
り画像を回転したときのみ有効であり、このパースペク
ティブ量を補間係数値に盛り込むことで非線形な増分値
の発生が可能となる。
【0068】この変換用ROM26の出力側に得られる
パースペクティブ量も考慮した補間係数M/482を垂
直補間を行うミキサー24に補間係数として供給する。
ここで補間係数M/482は M/482=(m/482)P である。
パースペクティブ量も考慮した補間係数M/482を垂
直補間を行うミキサー24に補間係数として供給する。
ここで補間係数M/482は M/482=(m/482)P である。
【0069】このミキサー24の出力端子24aに得ら
れる出力信号をX方向の読み出しアドレス信号XM とす
る。
れる出力信号をX方向の読み出しアドレス信号XM とす
る。
【0070】また、図6において30は水平方向の画素
例えば図4に示す如く、0〜719をカウントするピク
セルカウンタを示し、このピクセルカウンタ30のカウ
ント値を変換用ROM31に番地信号として供給する。
この変換用ROM31には水平方向の画素の番地に応じ
た補間係数を予め演算して得た値がテーブルとして記憶
されている。
例えば図4に示す如く、0〜719をカウントするピク
セルカウンタを示し、このピクセルカウンタ30のカウ
ント値を変換用ROM31に番地信号として供給する。
この変換用ROM31には水平方向の画素の番地に応じ
た補間係数を予め演算して得た値がテーブルとして記憶
されている。
【0071】また本例においては、パースペクティブ量
を考慮した補間係数であるパースペクトXをこの変換用
ROM31に供給する如くする。この場合、奥行情報Z
は3次元回転時に定義されるパースペクティブ量により
定義され、このパースペクティブ量はこの特殊効果によ
り画像を回転したときのみ有効であり、このパースペク
ティブ量を、この補間係数値に盛り込むことで非線形な
増分値の発生が可能となる。
を考慮した補間係数であるパースペクトXをこの変換用
ROM31に供給する如くする。この場合、奥行情報Z
は3次元回転時に定義されるパースペクティブ量により
定義され、このパースペクティブ量はこの特殊効果によ
り画像を回転したときのみ有効であり、このパースペク
ティブ量を、この補間係数値に盛り込むことで非線形な
増分値の発生が可能となる。
【0072】この変換用ROM31の出力側に得られる
パースペクティブ量も考慮した補間係数N/719を水
平補間を行うミキサー32及び33に夫々補間係数とし
て供給する。ここで補間係数N/719は N/719=(n/719)P
パースペクティブ量も考慮した補間係数N/719を水
平補間を行うミキサー32及び33に夫々補間係数とし
て供給する。ここで補間係数N/719は N/719=(n/719)P
【0073】このミキサー32にY方向の上述演算によ
り得た座標値AM (Y)及びBM (Y)を供給すると共
にミキサー33にY方向の座標値CM (Y)及びD
M (Y)を供給する如くする。
り得た座標値AM (Y)及びBM (Y)を供給すると共
にミキサー33にY方向の座標値CM (Y)及びD
M (Y)を供給する如くする。
【0074】このミキサー32の出力側に得られる水平
補間されたAM BM (Y)=YM (n,top)(図4B、
ステップT5参照)を垂直補間を行うミキサー34の一
方の入力端子に供給し、また、ミキサー33の出力側に
得られる水平補間されたCMDM (Y)=YM (n,bot
ton)(図3B、ステップT5参照)をこの垂直補間を行
うミキサー34の他方の入力端子に供給する。
補間されたAM BM (Y)=YM (n,top)(図4B、
ステップT5参照)を垂直補間を行うミキサー34の一
方の入力端子に供給し、また、ミキサー33の出力側に
得られる水平補間されたCMDM (Y)=YM (n,bot
ton)(図3B、ステップT5参照)をこの垂直補間を行
うミキサー34の他方の入力端子に供給する。
【0075】また、35は垂直方向のライン例えば図4
に示す如く、0〜482をカウントするラインカウンタ
を示し、このラインカウンタ35のカウント値を変換用
ROM36に番地信号として供給する。この変換用RO
M36には垂直方向のラインの番地に応じた補間係数を
予め演算して得た値がテーブルとして記憶されている。
に示す如く、0〜482をカウントするラインカウンタ
を示し、このラインカウンタ35のカウント値を変換用
ROM36に番地信号として供給する。この変換用RO
M36には垂直方向のラインの番地に応じた補間係数を
予め演算して得た値がテーブルとして記憶されている。
【0076】また、本例においては、パースペクティブ
量を考慮した補間係数であるパースペクトYをこの変換
用ROM36に供給する如くする。この場合、奥行情報
Zは3次元回転時に定義されるパースペクティブ量によ
り定義され、このパースペクティブ量は、この特殊効果
により画像を回転したときのみ有効であり、このパース
ペクティブ量を補間係数値に盛り込むことで非線形な増
分値の発生が可能となる。
量を考慮した補間係数であるパースペクトYをこの変換
用ROM36に供給する如くする。この場合、奥行情報
Zは3次元回転時に定義されるパースペクティブ量によ
り定義され、このパースペクティブ量は、この特殊効果
により画像を回転したときのみ有効であり、このパース
ペクティブ量を補間係数値に盛り込むことで非線形な増
分値の発生が可能となる。
【0077】この変換用ROM36の出力側に得られる
パースペクティブ量も考慮した補間係数M/482を垂
直補間を行うミキサー34に補間係数として供給する。
ここで補間係数M/482は M/482=(m/482)P である。
パースペクティブ量も考慮した補間係数M/482を垂
直補間を行うミキサー34に補間係数として供給する。
ここで補間係数M/482は M/482=(m/482)P である。
【0078】このミキサー34の出力端子34aに得ら
れる出力信号をY方向の読み出しアドレス信号YM とす
る。
れる出力信号をY方向の読み出しアドレス信号YM とす
る。
【0079】本例による読み出しアドレス信号XM 及び
YM を使用してフレームメモリ2を読み出すときは、こ
のフレームメモリ2に記憶したビデオデータの画像の拡
大、縮小、回転及び移動等の変形の良好な特殊効果を得
ることができる。
YM を使用してフレームメモリ2を読み出すときは、こ
のフレームメモリ2に記憶したビデオデータの画像の拡
大、縮小、回転及び移動等の変形の良好な特殊効果を得
ることができる。
【0080】また本例によればモニタスクリーン3aの
4隅の点AS ,BS ,CS ,DS に対応するフレームメ
モリ2の座標系の4点の座標値AM (X,Y),B
M (X,Y),CM (X,Y)及びDM (X,Y)を基
にしてサンプリングレートで2次元補間し、この2次元
補間値よりこのビデオデータを記憶したフレームメモリ
2の読み出しアドレス信号XM 及びYM を得ているの
で、この特殊効果を得る読み出しアドレス信号XM 及び
YM を得るのに演算量が従来に比し少なくなり、高速の
マイクロコンピュータ(CPU)を必要としない利益が
ある。
4隅の点AS ,BS ,CS ,DS に対応するフレームメ
モリ2の座標系の4点の座標値AM (X,Y),B
M (X,Y),CM (X,Y)及びDM (X,Y)を基
にしてサンプリングレートで2次元補間し、この2次元
補間値よりこのビデオデータを記憶したフレームメモリ
2の読み出しアドレス信号XM 及びYM を得ているの
で、この特殊効果を得る読み出しアドレス信号XM 及び
YM を得るのに演算量が従来に比し少なくなり、高速の
マイクロコンピュータ(CPU)を必要としない利益が
ある。
【0081】尚、本発明は上述実施例に限ることなく、
本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が
採り得ることは勿論である。
本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が
採り得ることは勿論である。
【0082】
【発明の効果】本発明によればモニタスクリーンの4隅
の点に対応するフレームメモリの座標系の4点の座標値
AM (X,Y),BM (X,Y),CM (X,Y)及び
DM (X,Y)を基にしてサンプリングレートで2次元
補間し、この2次元補間値よりこのビデオデータを記憶
したフレームメモリの読み出しアドレス信号XM 及びY
M を得ているので、この特殊効果を得る読み出しアドレ
ス信号XM 及びYM を得るのに演算量が従来に比し少な
くなる利益がある。
の点に対応するフレームメモリの座標系の4点の座標値
AM (X,Y),BM (X,Y),CM (X,Y)及び
DM (X,Y)を基にしてサンプリングレートで2次元
補間し、この2次元補間値よりこのビデオデータを記憶
したフレームメモリの読み出しアドレス信号XM 及びY
M を得ているので、この特殊効果を得る読み出しアドレ
ス信号XM 及びYM を得るのに演算量が従来に比し少な
くなる利益がある。
【図1】本発明特殊効果装置の実施例を示す構成図であ
る。
る。
【図2】本発明に依る実施例の説明に供する線図であ
る。
る。
【図3】本発明に依る実施例の説明に供する線図であ
る。
る。
【図4】本発明に依る実施例の説明に供する線図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施例の要部の例を示す構成図であ
る。
る。
【図6】本発明の実施例の要部の例を示す構成図であ
る。
る。
1 ビデオデータ入力端子、2 フレームメモリ、3
モニタ、5 中央処理ユニット、8 読み出しアドレス
発生回路、9 コントロールパネル、20,30 ピク
セルカウンタ、21,26,31,36 変換用RO
M、22,23,24,32,33,34 ミキサー、
25,35 ラインカウンタ
モニタ、5 中央処理ユニット、8 読み出しアドレス
発生回路、9 コントロールパネル、20,30 ピク
セルカウンタ、21,26,31,36 変換用RO
M、22,23,24,32,33,34 ミキサー、
25,35 ラインカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/36 530 G06F 15/64 450F 15/66 350A // G06T 13/00 15/62 340A
Claims (1)
- 【請求項1】 画像信号をフレームメモリに記憶し、該
フレームメモリより前記画像信号を読み出すときに画像
の拡大、縮小、回転、移動等の変形を行うようにした特
殊効果装置において、 モニタスクリーンの4隅の点にそれぞれ対応した前記フ
レームメモリの座標系の4点を演算する演算手段と、 前記フレームメモリの座標系の4点の座標値を基にサン
プリングレートで2次元補間する補間手段とを設け、 前記補間手段の出力に基づいて、 前記フレームメモリを読み出す読み出しアドレス信号を
発生することを特徴とする特殊効果装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8294057A JPH10145672A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 特殊効果装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8294057A JPH10145672A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 特殊効果装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10145672A true JPH10145672A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17802733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8294057A Pending JPH10145672A (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 特殊効果装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10145672A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7274376B2 (en) | 2003-04-04 | 2007-09-25 | Sony Corporation | Special effect device, address signal generating device, address signal generating method and address signal generating program |
-
1996
- 1996-11-06 JP JP8294057A patent/JPH10145672A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7274376B2 (en) | 2003-04-04 | 2007-09-25 | Sony Corporation | Special effect device, address signal generating device, address signal generating method and address signal generating program |
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