JP2990642B2 - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JP2990642B2
JP2990642B2 JP6214103A JP21410394A JP2990642B2 JP 2990642 B2 JP2990642 B2 JP 2990642B2 JP 6214103 A JP6214103 A JP 6214103A JP 21410394 A JP21410394 A JP 21410394A JP 2990642 B2 JP2990642 B2 JP 2990642B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の移動変換処理及
び回転変換処理の演算を行う画像処理方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ゲーム機に使用される画像処
理装置では、背景を表示する複数の背景画(静止画)
に、ゲームに登場するキャラクタを表示する前景画(動
画)を重ね合わせて、ラスタスキャン形モニタの画面上
に表示するようになっている。このような画像処理装置
においては、背景画を左右上下方向に移動させたり回転
させたりするスクロール機能が設けられている。このス
クロール機能によって表示されるスクロール画面は、キ
ャラクタを表示した前景画をスクリーン画面のほぼ中央
に固定し、これに対して背景画を動かすものであるが、
背景画を動かすと言っても、画像処理装置における実際
上の演算では、背景画側は画像処理装置の画像メモリに
格納された仮想的な静止画であり、この画像についての
情報を変換するような演算、すなわち、背景画を動かす
ような処理が行われているわけではない。実際に行われ
る演算のグラフィカルなイメージは、スクリーン画面の
枠及びプレーヤの視点が、画像メモリに格納された背景
画全体の上を自由に動いていくようなものである。な
お、スクリーン画面とは、厳密には移動変換や回転変換
を行う回路毎に設定される仮想画面のことであるが、画
像が表示される画面であるという観点から見れば、ディ
スプレイ装置のモニタ画面と考えてよい。
【0003】また、背景画であるスクロール画面を移
動、及び回転させる演算処理としては、次のような処理
方法がとられている。
【0004】背景画の各ライン毎に始点(左端)の
X,Y座標と水平方向増分△X,△Yとを移動回転の公
式から算出する。
【0005】各ライン毎に始点のX,Y座標に水平方
向増分△X,△Yをドット周期で加算する。
【0006】各画素の位置座標を算出する。
【0007】この位置座標に対応するアドレスを画像
メモリをアクセスして背景画の画像データを生成する。
【0008】具体的には、画面座標算出として、ソフト
ウエアにより各ライン毎にスクロール画面のスタート座
標値と、水平方向座標増分とを求め、それらに基づいて
演算を行っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに背景画をスクロール画面として移動、回転させる場
合、移動や回転にしたがって、各ライン毎に始点のX,
Y座標と水平方向増分△X,△Yをソフトウエアで算出
する必要がある。そのため、CPUは、移動回転のため
の演算に多大のオーバーヘッドを必要とする。その結
果、CPUに対する負荷が増大し、CPUが実行する他
の処理が制限されるという問題がある。
【0010】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みて提案されたものであり、その主たる目的は、CP
Uに対する負荷を増大させることなく、多様な画像表示
を行うことのできる画像処理方法及び装置を提供するこ
とにある。
【0011】更に詳しく本発明の目的を説明する。以下
の説明において、各目的の項番はほぼ請求項の項番に対
応しているが、各請求項の発明はそれぞれに限られた物
ではなく、以下に記載する1乃至複数の目的を達成する
ためになされたものである。
【0012】本発明の第1の目的は、ソフトウエアの負
荷を軽減しつつ多様な画像表示を行うことができる画像
処理方法を提供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は、ソフトウエアの負
荷を軽減しつつ、各ライン毎にパラメータを変更するこ
とのできる画像処理方法を提供することにある。
【0014】本発明の第3の目的は、パラメータを更に
多様に変化させることのできる画像処理方法を提供する
ことにある。
【0015】本発明の第4の目的は、上記第1の目的を
簡単な構成で実現することのできる画像処理装置を提供
することにある。
【0016】本発明の第5の目的は、上記第2の目的を
簡単な構成で実現することのできる画像処理装置を提供
することにある。
【0017】本発明の第6の目的は、上記第3の目的を
簡単な構成で実現することのできる画像処理装置を提供
することにある。
【0018】本発明の第7の目的は、上記第4〜6の目
的をハードウエア的に実現することのできる画像処理装
置を提供することにある。
【0019】本発明の第8の目的は、ハードウエア的に
座標変換処理の演算を行う事により、CPUの負荷を軽
減すると共に、画像を水平方向もしくは垂直方向に拡大
縮小させたり歪ませたりすることのできる画像処理装置
を提供することにある。
【0020】本発明の第9の目的は、係数を種々のパラ
メータに用いることにより、簡単な構成で多様な画像表
示を行うことのできる画像処理装置を提供することにあ
る。
【0021】本発明の第10の目的は、CPUの負荷を
軽減しつつ、スクリーン画面の画面軸回転を行うことの
できる画像処理装置を提供することにある。
【0022】本発明の第11の目的は、画面軸回転を行
う際に、各ライン毎にパラメータを変更することによ
り、多様な画像を表示することのできる画像処理装置を
提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、画像メモリから読み出した画像データに
基づいて映像信号を生成する画像処理方法において、座
標変換処理の演算に用いられる複数のパラメータを予め
計算してパラメータメモリに格納すると共に、1モニタ
画面分の係数を画素ごとに係数メモリに格納しておき、
座標変換後の前記画像データのアドレスを生成する時
に、前記パラメータメモリから1モニタ画面ごとに前記
複数のパラメータを読み出してこれらパラメータに基づ
く座標変換を行って座標変換後のスクリーン画面上の座
標を求め、前記係数メモリから係数を読み出して当該係
数と座標変換後のスクリーン画面上の座標とに基づいて
前記画像データを画面に表示させるための前記画像メモ
リにおける読み出しアドレスを生成することを特徴と
る画像処理方法である。
【0024】また、本発明は、前記パラメータメモリに
格納されたパラメータを1モニタ画面の各ラインごとに
書き換え、前記パラメータメモリから、前記ラインごと
に前記複数のパラメータを読み出すことを特徴としてい
る。
【0025】さらに、本発明は、前記係数メモリに画素
ごとに格納された係数を、前記パラメータメモリから読
み出す複数のパラメータのうち平行移動量を定めるパラ
メータに置き換え、前記演算を行うことを特徴としてい
る。
【0026】さらにまた、本発明は、前記係数メモリに
画素ごとに格納された係数をX座標またはY座標のいず
れか一方のみに適用し、前記演算を行うことを特徴とし
ている。
【0027】また、本発明は、画像メモリから読み出し
た画像データに基づいて映像信号を生成する画像処理装
置において、座標変換処理の演算に用いられる複数のパ
ラメータを予め計算してパラメータメモリに格納すると
共に、1モニタ画面分の係数を画素ごとに係数メモリに
格納しておき、座標変換後の前記画像データのアドレス
を生成する時に、前記パラメータメモリから1モニタ画
面ごとに前記複数のパラメータを読み出してこれらパラ
メータに基づく座標変換を行って座標変換後のスクリー
ン画面上の座標を求め、前記係数メモリから係数を読み
出して当該係数と座標変換後のスクリーン画面上の座標
とに基づいて前記画像データを画面に表示させるための
前記画像メモリにおける読み出しアドレスを生成するア
ドレス生成手段と、備えたことを特徴とする画像処理装
置である。
【0028】ここで、前記CPUは、前記パラメータメ
モリに格納されたパラメータを前記モニタの各ラインご
とに書き換え、前記アドレス生成手段は、前記パラメー
タを前記ライン単位で読み出し、このパラメータに基づ
いて演算を行うことを特徴としている。
【0029】また、前記アドレス生成手段は、前記係数
メモリに格納された係数を、前記パラメータメモリから
読み出す複数のパラメータのうち平行移動量を定めるパ
ラメータに置き換え、前記演算を行うことを特徴として
いる。
【0030】また、前記アドレス生成手段は、前記係数
メモリに格納された係数をX座標またはY座標のいずれ
か一方のみに適用し、前記演算を行うことを特徴として
いる。
【0031】さらに、前記アドレス生成手段は、前記パ
ラメータに基づいてマトリクス演算を行うマトリクス演
算回路と、前記マトリクス演算の結果と前記係数とに基
づいて座標値を算出する積和演算回路と、を有すること
を特徴としている。
【0032】
【0033】
【0034】
【作用】発明によれば、座標変換処理用の演算に用い
られる複数のパラメーターをパラメータメモリに格納
し、1モニタ画面分の係数を画素毎に係数メモリに格納
しておき1モニタ画面につき1回パラメータを読み出
し、このパラメータと係数メモリから読み出す係数とに
基づいて座標変換処理の演算を行うため、演算の際にパ
ラメータ及び係数を計算する必要がない。
【0035】また、本発明によれば、1モニタ画面の各
ライン毎にパラメータを読み出すため、各ラインの画像
データに対してそれぞれ異なる座標変換処理の演算を行
って読み出しアドレスを生成することができる。そのた
め、例えば、ライン単位で歪んだ画像及び揺れる画像等
を表示することが可能となる。
【0036】さらに、本発明によれば、パラメータメモ
リに格納された複数のパラメータのうちの少なくとも1
個のパラメータを、画素毎に設定された係数に置き換え
ることができるため、上記パラメータを画素毎に変更す
ることも可能となり、多様な画像表示を実現することが
できる。
【0037】さらにまた、本発明によれば、CPUによ
って指定される複数のパラメータ及び係数は、予めパラ
メータメモリ及び係数メモリに格納され、アドレス生成
手段によって画面単位でパラメータが読み出されると共
に、係数が読み出され、それらに基づいて座標変換処理
の演算が行われる。このため、座標変換処理の演算の際
にCPUがパラメータ及び係数を指定する必要がなく、
CPUの負荷が軽減される。
【0038】また、本発明によれば、アドレス生成手段
は、1モニタ画面のライン毎にパラメータを読み出すた
め、ライン単位で異なるパラメータに基づく演算を行う
ことができ、歪んだ画像および揺れる画像等を表示する
ことが可能となる。
【0039】また、本発明によれば、アドレス生成手段
は、パラメータメモリから読み出す複数のパラメータの
うちの少なくとも1個のパラメータを、画素毎に設定さ
れた係数に置き換えることができるため、上記パラメー
タを画素毎に変更することが可能となる。
【0040】また、本発明によれば、マトリクス演算回
路及び積和演算回路によりハードウエア的に演算処理を
行うため、CPUの負荷が軽減される。
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【実施例】以下、本発明による画像処理装置の一実施例
について、図面を参照して説明する。
【0046】A.実施例の構成 図1は、本発明による画像処理装置の一実施例を示すブ
ロック図である。同図中、バス14には、システム全体
をコントロールするCPU15、プログラムを格納する
ROM16、前景画の画像処理を行うスプライトエンジ
ン17、及び複数の背景画の画像処理を行うスクロール
エンジン18が接続されている。また、スプライトエン
ジン17には、CPU15からのコマンドデータ及び前
景画の画像データを格納するコマンドRAM19、及び
前景画の画像データを展開するフレームバッファ20が
接続されている。スクロールエンジン18には、背景画
のドット毎の画像データを格納するビデオRAM(以
下、VRAM)21、及びカラーRAM22が接続され
ている。
【0047】<スプライトエンジン17>スプライトエ
ンジン17は、コマンドRAM19からキャラクタ等の
前景画の画像データを選択して読み出し、回転、拡大、
縮小、及び色演算等の処理を行った後、フレームバッフ
ァ20の所定のアドレスに書き込む。また、このスプラ
イトエンジン17は、フレームバッファ20に書き込ん
だ1フレーム分の画像データを順次読み出し、バス14
を介さずに直接スクロールエンジン18に供給する。C
PU15は、ROM16内のプログラムを実行すること
により、スプライトエンジン17にコマンドデータを供
給する。このコマンドデータは、前景画の描画命令を示
すデータ(描画コマンド)であり、スプライトエンジン
17により、コマンドテーブルとしてコマンドRAM1
9に書き込まれる。そして、スプライトエンジン17に
よって読み出され、内部のシステムレジスタに設定され
ることにより実行される。
【0048】<スクロールエンジン18とD/Aコンバ
ータ23> (1)スクロールエンジン18の概要 スクロールエンジン18は、背景画生成部41と表示制
御部42とを有している。背景画生成部41は、VRA
M21から各背景画の画像データを読み出し、1画素単
位に画像データを出力する。また、表示制御部42は、
スプライトエンジン17から供給される前景画の画像デ
ータと、上記背景画の画像データのプライオリティを比
較して、それらのプライオリティに基づいて画像データ
を合成してRGBデータを生成し、水平同期信号に同期
して出力する。そして、このRGBデータはD/Aコン
バータ23に供給される。これにより、D/Aコンバー
タ23は、上記RGBデータをアナログ信号に変換して
映像信号として出力する。この映像信号は図示しないモ
ニタに供給され、TV画面に表示される。
【0049】(2)VRAM21の構成 VRAM21について説明する。VRAM21には、縦
横8×8画素のセルの画像データからなるパターンデー
タが格納されている。更に、上記セルを縦横28×40
セル分敷き詰めて1フレーム分の背景画を構成する場
合、その並べ方に対応してパターンネームデータが格納
されている。このパターンネームデータは、上記パター
ンデータのVRAM21上のアドレスを示す。
【0050】(3)スクロール画面の種類 本実施例には、スクロール画面として背景画BG0及び
BG1があり、これらの背景画は回転スクロール画面と
なることができる。ここでの回転スクロール画面とは、
座標軸(X,Y,Z軸)を回転軸とした回転と、モニタ
画面に垂直な画面軸を回転軸とした回転とを行うスクロ
ール画面のことである。
【0051】(4)回転スクロール画面表示時のスクロ
ール画面、スクリーン画面及び視点の関係 回転スクロール画面を表示する際の、スクロール画面、
スクリーン画面及び視点の関係について、図面を参照し
て説明する。図2に示した状態を初期状態とすると、図
3がスクロール画面に対しスクリーン画面をX軸を中心
にして回転させた「X軸回転」の場合、図4がスクロー
ル画面に対しスクリーン画面をY軸を中心にして回転さ
せた「Y軸回転」の場合、図5がスクロール画面に対し
スクリーン画面をZ軸を中心にして回転させた「Z軸回
転」の場合である。
【0052】(5)移動回転変換式 上述した図2に示す状態から、図3〜図5に示すように
スクリーン画面が動く場合、スクリーン画面上の画像は
図6〜図9に示すような表示となる。図6が図2に、図
7が図3に、図8が図4に、図9が図5に対応する。な
お、図6〜図9の下部に示したものは各図の状態におけ
る回転マトリクスパラメータである。
【0053】続いて、本実施例に用いられる移動回転変
換式について、図10を参照して説明する。この図によ
り、移動回転変換を行ったスクリーン画面(すなわち、
回転スクロール画面の表示画面)は、中心点を基準に視
点及びスクリーン画面を回転変換させ、変換後の視点か
ら変換後のスクリーン画面を通った視線が、固定された
スクロールマップと交差する点を集めたものであること
が分かる。
【0054】図10において、座標変換前の視点(P
x,Py,Pz)を、中心点(Cx,Cy,Cz)を中
心として回転し、更に平行移動して変換後の視点を(X
p,Yp,Zp)とする移動回転とする移動回転変換式
は、次式で与えられる。
【0055】
【数9】 但し、Mx,My,MzはX,Y,Z軸それぞれに対す
る平行移動量、A〜Iは回転マトリクスパラメータであ
る。
【0056】また、座標変換前のスクリーン画面上の点
(Sx,Sy,Sz)を、前記と同様に移動回転させ
て、座標変換後のスクリーン画面上の点を(Xs,Y
s,Zs)とする移動回転変換式は次式で与えられる。
【0057】
【数10】 さらに、変換後の視点から変換後のスクリーン画面上の
点を通り、表示させるスクロール画面上の点(X,Y,
Z)に至る視点は次式で表される。
【0058】
【数11】 ここで,表示させるスクロール画面、すなわちVRAM
21内に格納された背景画はZ=0の平面であることか
ら、表示させるスクロール画面のX,Y座標は次式で表
される。
【0059】 X=k(Xs−Xp)+Xp Y=k(Ys−Yp)+Yp …(4) 但し、k=−Zp/(Zs−Zp) 上記のkは透視変換係数と呼ばれ、(1)式、(2)式
から次のように表される。
【0060】
【数12】 (5)式において、変換前の視点(Px,Py,P
z)、変換前の中心点(Cx,Cy,Cz)、平行移動
量(Mx,My,Mz)及び回転マトリクスパラメータ
G〜Iは、1フレーム内では固定値であるので、kは変
換前のスクリーン画面上の点(Sx,Sy,Sz)の値
に従って変化する。
【0061】また、通常、変換前のスクリーン画面はモ
ニタ画面と同一なので、Sxはモニタ画面の水平方向座
標値であるHカウント値であり、Syはモニタ画面の垂
直方向座標値であるVカウント値であり、Szは0であ
る。このスクリーン画面をスクリーン画面の垂線(画面
軸)で回転させたときのスクリーン画面座標値は、以下
の式で表される。
【0062】
【数13】 a,b,c,d:スクリーン画面の回転マトリクスパラ
メータ Hcnt,Vcnt:HVカウンタ値 Csx,Csy:スクリーン画面の回転中心座標 Msx,Msy,Msz:スクリーン画面の平行移動量 上記(6)式は、以下のように表される。
【0063】 Sx=Xst+△X・Hcnt+△Xst・Vcnt Sy=Yst+△Y・Hcnt+△Yst・Vcnt Sz=Zst …(7) ただし、 Xst=−a・Csx−b・Csy+Csx+Msx Yst=−c・Csx−d・Csy+Csy+Msy Zst=Msz △Xst=b △Yst=d △X=a △Y=c Xst,Yst,Zst:スクリーン画面スタート座標 △Xst,△Yst:スクリーン画面垂直方向座標増分 △X,△Y:スクリーン画面水平方向座標増分 以上のことから、ドット毎の表示座標(X,Y)は、以下の式から求められる 。X=kx(Xsp+dX・Hcnt)+Xp Y=kx(Ysp+dY・Hcnt)+Yp …(8) ただし、 Xsp= A{(Xst+△Xst・Vcnt)−P
x}+B{(Yst+△Yst・Vcnt)−Py}+
C(Zst−Pz) Ysp= D{(Xst+△Xst・Vcnt)−P
x}+E{(Yst+△Yst・Vcnt)−Py}+
F(Zst−Pz) Xp=A(Px−Cx)+B(Py−Cy)+C(Pz
−Cz)+Cx+Mx Yp=D(Px−Cx)+E(Py−Cy)+F(Pz
−Cz)+Cy+My dX=A・△X+B・△Y dY=D・△X+E・△Y (6)背景画生成部41の構成 図11は、背景画生成部41の構成を示すブロック図で
ある。背景画生成部41は、背景画BG0,BG1を生
成するものであり、VRAM21から2フレームそれぞ
れのパターンネームデータを読み出し、この2フレーム
分のパターンネームデータそれぞれでVRAM21から
パターンデータを読み出し、且つ上記パターンデータの
画素を出力することにより2フレーム分の背景画BG
0,BG1の画像データを得ている。
【0064】(6−1)パラメータRAM60 パラメータRAM60には、座標変換処理を行う演算に
用いる回転パラメータがテーブルとして格納される。パ
ラメータRAM60には、端子46を介してCPU15
より、以下の回転パラメータが書き込まれる。
【0065】スクリーン画面スタート座標Xst,Ys
t,Zst スクリーン画面垂直方向座標増分△Xst,△Yst スクリーン画面水平方向座標増分△X,△Y 回転マトリクスパラメータA〜F 視点座標Px,Py,Pz 中心座標Cx,Cy,Cz 平行移動量Mx,My (6−2)マトリクス演算回路66 マトリクス演算回路66は、上記パラメータRAM60
からパラメータを読み出し、それらに基づいてマトリク
ス演算を行う。マトリクス演算回路66は、回転マトリ
クスパラメータA〜F、変換前の視点(Px,Py,P
z)、中心点(Cx,Cy,Cz)、及び平行移動量
(Mx,My,Mz)を、上記(1)式に代入し、変換
後の視点のうちXp,Ypを算出する。これと共に、回
転マトリクスパラメータA〜F、中心点(Cx,Cy,
Cz)、平行移動量(Mx,My)、及びSxとしての
Hカウント値、SyとしてのVカウント値、Szとして
の固定値0を、(2)式に代入し、変換後のスクリーン
画面のうちXs,Ysを算出する。
【0066】(6−3)係数RAM61及び係数RAM
アクセス回路62 また、係数RAM61は、上記パラメータRAMとは別
に、座標変換演算に用いられる回転パラメータが格納さ
れるRAMである。例えば、上記(4)式に示すk、す
なわち透視変換係数が格納される。この係数RAM61
には、端子46を介してCPU15より1画面分の係数
が書き込まれる。この係数は、CPU15によって計算
され、垂直及び水平ブランキング期間などに書き込まれ
る。
【0067】ここで、CPU15から係数RAM61に
書き込まれる1画面分の係数は、上述したように移動回
転変換の種類、すなわちX軸回転、Y軸回転、もしくは
Z軸回転のいずれであるかによって、必要なデータ量が
異なる。係数は、CPU15により必要最小限のデータ
量だけ計算され、端子46を介して係数RAM61に書
き込まれる。そして、CPU15は、アクセス開始時の
スタートアドレスとHカウント値、Vカウント値それぞ
れに基づく2つのアドレス増分を、係数RAMアクセス
回路62に指定する。それにより、係数RAMアクセス
回路62は、係数RAM61にアクセスして各画素の係
数を順次読み出し、後述する積和演算回路65に供給す
る。この係数RAM61へのアクセスは、ライン毎、も
しくはドット毎に行うことができる。
【0068】なお、この係数は、上述した透視変換係数
以外のパラメータとしても使用される。その切り換えの
処理については、後述する。
【0069】(6−4)積和演算回路65 積和演算回路65は、マトリクス演算回路66から供給
されるXp,Yp,Xs,Ysと、係数RAM61から
読み出される係数とにより、水平カウント値に同期して
(4)式の演算を行い、スクロール画面の座標X,Yを
算出する。積和演算回路65で得られた座標X,Yは、
VRAMアクセス回路67に供給される。
【0070】また、スクリーン画面を画面軸回転させる
場合は、積和演算回路65は、スクリーン画面のスター
ト座標(Xst,Yst,Zst)、垂直方向座標増分
(△Xst,△Yst)、及び水平方向座標増分(△
X,△Y)を、上記(7)式に代入し、スクリーン画面
座標値を算出する。
【0071】(6−5)VRAMアクセス回路67 VRAMアクセス回路67は、上記スクロール画面の座
標X,Yを背景画の画素アドレスとしてVRAM21を
アクセスする。座標X,Yそれぞれの下位3ビット(セ
ルの大きさが縦横8ドット×8ドットの場合)がセル内
の画素位置アドレスとなり、その6ビットを除いてアド
レスとしたものがパターンネームアドレスとなる。VR
AMアクセス回路67は、VRAM21からパターンネ
ームデータを読み出し、このパターンネームデータ内の
パターンデータアドレスと画素位置アドレスとでVRA
M21からカラーコードであるパターンデータを読み出
し、このカラーコードと、パターンネームデータ内のプ
ライオリティコードとから画素データを形成して、端子
68から出力する。
【0072】(6−6)水平カウンタ63、垂直カウン
タ64 水平カウンタ63は、内蔵する発振器で発生したドット
パルスをカウントしてHカウント値及び水平同期パルス
を得る。垂直カウンタ64は、上記水平同期パルスをカ
ウントしてVカウント値及び垂直同期パルスを得る。上
記Hカウント値及びVカウント値は、マトリクス演算回
路66及び係数RAMアクセス回路62に供給され、H
カウント値は積和演算回路65に供給される。また、水
平及び垂直同期パルスは、端子69からスプライトエン
ジン17に供給される。なお、背景画生成部41におい
て、水平カウンタ63、垂直カウンタ64、及びVRA
Mアクセス回路67を除いた構成要素は、一体的に形成
された1つの回路ブロック41aとなって構成されてい
る。
【0073】B.実施例の動作 次に、上述した構成による本実施例の画像処理装置の動
作について説明する。
【0074】(1)回転パラメータのライン読み出しモ
ード 上述したように、スクリーン画面の画面軸回転を行う場
合、スクリーン画面の座標値は上記(7)式によって求
められる。この座標演算に用いられる6個の回転パラメ
ータ(Xst,Yst,△Xst,△Yst,△X,△
Y)は、上述したように、図11に示すパラメータRA
M60にテーブルとして格納されている。通常、これら
のパラメータは1画面に1回読み出されて、積和演算回
路65により上記演算が行われる。また、この6個の回
転パラメータを変化させることにより、画像を拡大縮小
回転させることができる。
【0075】図12に、上記パラメータを1画面に1回
読み出して演算を行った場合の具体的な例を示す。同図
において、左側はスクロール画面、右側はTV画面に表
示された画像を示す。スクロール画面上の矢印は、スク
リーン画面の座標イメージを示す。同図(a)は、スク
ロール画面上のキャラクタを表示する通常の場合を示
す。(b)は、スクリーン画面を30°Z軸回転させる
ことにより、キャラクタが左に30゜回転するように表
示する場合を示す。(c)は、スクリーン画面を60゜
Z軸回転させることにより、キャラクタが左に60°回
転するように表示する場合を示す。(d)は、スクリー
ン画面を90゜Z軸回転させることにより、キャラクタ
が左に90゜回転するように表示する場合を示す。
【0076】また、図11において、マトリクス演算回
路66は、上記6個の回転パラメータのうちのスタート
座標(Xst,Yst)と水平方向座標増分(△X,△
Y)との計4個のみをライン毎に読み出す場合がある。
この場合、CPU15は、上記回転パラメータをライン
毎に書き換えると共に、マトリクス演算回路66に対し
上記回転パラメータをライン毎に読み出すよう指定す
る。これによって、マトリクス演算回路により、パラメ
ータRAM66からライン毎にこれらの回転パラメータ
が読み出され、積和演算回路65により、この回転パラ
メータに基づいてライン毎に上記演算が行われる。この
場合の具体的な例を、図13に示す。同図(a)〜
(d)において、各ラインのスクリーン画面スタート座
標(Xst,Yst),…は各々異なっており、水平方
向座標増分(△X,△Y)は全ラインで同一の値となっ
ている。従って、画面毎に、各ラインのスクリーン画面
スタート座標(Xst,Yst)を変化させることによ
り、横方向に揺れるように見える画像が表示される。
【0077】また、図13(b)に示すように、図12
(b)の場合と同様にスクリーン画面を30°Z軸回転
させることにより、キャラクタが揺れながら左に30°
回転するように表示される。また、(c)に示すよう
に、図12(c)の場合と同様にスクリーン画面を60
°Z軸回転させることにより、キャラクタが揺れながら
左に60°回転するように表示される。更に、(d)に
示すように、図12(d)の場合と同様にスクリーン画
面を90°Z軸回転させることにより、キャラクタが揺
れながら左に90°回転するように表示される。
【0078】(2)係数データモード 本実施例では、上述したように、係数RAM61の係数
テーブルに格納された係数を透視変換係数以外の回転パ
ラメータに用いることがある。この係数を何のパラメー
タとして使用するかを示す係数データモードとして、以
下の4つのモードが設定されている。
【0079】モード0:X座標側のk、及びY座標側の
kとして使用する。
【0080】モード1:X座標側のkとして使用する。
【0081】モード2:Y座標側のkとして使用する。
【0082】モード3:回転変換後の視点座標Xpとし
て使用する。
【0083】これら各モードの切り換えについて、図1
4を参照して具体的に説明する。この切り換えは、CP
U15の制御により、ライン毎、及びドット毎のいずれ
によっても行うことができる。図14は、積和演算回路
65の構成を示す図である。同図において、演算回路7
0には、マトリクス演算回路66からXp,Yp,X
s,Ysが供給される。演算回路70は、これらを用い
て(Xs−Xp)及び(Ys−Yp)を求め、(Xs−
Xp)の値をパラメータ設定部75に供給し、Xpをス
イッチ71に供給する。また、演算回路70は、(Ys
−Yp)の値をパラメータ設定部78に供給し、Ypを
スイッチ73に供給する。
【0084】また、係数RAMアクセス回路62は、係
数RAM61から読み出した係数データを、スイッチ7
1、72、73、及び74に供給する。更に、スイッチ
72及び74には、それぞれCPU15によってレジス
タ81及び82に設定されたkの値が供給される。
【0085】上記係数データモードが「モード0」の場
合は、スイッチ71からパラメータ設定部76へは演算
回路70からのXpが出力され、スイッチ73からパラ
メータ設定部79へは演算回路70からのYpが出力さ
れる。一方、スイッチ72及びスイッチ74からパラメ
ータ設定部77及び80へは、係数RAM61からの係
数が出力される。そして、各パラメータ設定部75〜7
7、及び78〜80からの出力が、演算回路83及び8
4に供給される。演算回路83においては、(Xs−X
p),Xp,kに基づき、(4)式のX座標側の演算が
行われる。また、演算回路84においては、(Ys−Y
p),Yp,kに基づき、(4)式のY座標側の演算が
行われる。
【0086】また、上記係数データモードが「モード
1」の場合は、スイッチ71及び73からは「モード
0」の場合と同様、演算回路70からのXp及びYpが
出力される。そして、この「モード1」の時は、スイッ
チ72からは係数RAM61からの係数が出力される
が、スイッチ74からは、レジスタ82に設定されたk
の値が出力される。従って、係数RAM61に格納され
た係数は、X座標側のkにのみ設定される。この場合の
具体的な画像の例を図15(a)に示す。同図に示すよ
うに、例えば、スクロール画面上の元絵OGを、X軸方
向の拡大縮小率を変化させて回転させることができる。
【0087】一方、「モード2」の場合は、スイッチ7
2からはレジスタ81に設定されたkの値が出力され、
スイッチ73から、係数RAM61からの係数が出力さ
れる。従って、係数RAM61に格納された係数は、Y
座標側のkにのみ設定される。この場合の具体的な画像
の例を図15(b)に示す。同図に示すように、例え
ば、元絵OGをY軸方向の拡大縮小率を変化させて回転
させることができる。
【0088】更に、上記係数データモードが「モード
3」の場合は、スイッチ71から係数RAM61に格納
された係数が出力される。すなわち、係数RAM61に
格納された係数は、Xpにのみ設定される。この場合の
具体的な例を図15(c)に示す。同図に示すように、
XpはX軸方向の平行移動量を含んでいるため、元絵O
GのX軸方向の平行移動量のみ変化させて回転させるこ
とができる。
【0089】C.実施例の効果 以上のように、本実施例によれば、CPU15が回転パ
ラメータ及び係数を計算し、パラメータRAM66及び
係数RAM61に格納しておき、マトリクス演算回路6
6及び積和演算回路65が所定のタイミングでそれらを
読み出して演算を行うため、従来のようにCPUが複雑
な演算を全て行う必要がなく、CPU15の負荷が軽減
される。また、上記回転パラメータの読み出しを、画面
のみでなくライン毎にも行うことができるため、この読
み出し方を変えるだけで、ライン単位で回転パラメータ
を変化させることができる。更に、係数RAM61の係
数テーブルに格納した係数を、透視変換係数を始め複数
のパラメータに設定することができるため、簡単な構成
で様々な画像を表示することができる。
【0090】D.その他の実施例 なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
テレビゲーム機以外、すなわち、パーソナルコンピュー
タその他のコンピュータの画像表示装置においても広く
使用可能である。
【0091】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、C
PUに対する負荷を増大させることなく、歪んだ画像、
及び揺れる画像等、多様な画像を表示することができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像処理装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図2】スクロール画面、スクリーン画面、及び視線を
示す斜視図である。
【図3】図2のスクリーン画面をスクロール画面に対し
X軸回転させた斜視図である。
【図4】図2のスクリーン画面をスクロール画面に対し
Y軸回転させた斜視図である。
【図5】図2のスクリーン画面をスクロール画面に対し
Z軸回転させた斜視図である。
【図6】図2に対応したスクリーン画面を示す正面図で
ある。
【図7】図3に対応したスクリーン画面を示す正面図で
ある。
【図8】図4に対応したスクリーン画面を示す正面図で
ある。
【図9】図5に対応したスクリーン画面を示す正面図で
ある。
【図10】移動回転変換式の「パラメータ」及び「係
数」について説明するグラフである。
【図11】背景画生成部41の構成を示すブロック図で
ある。
【図12】回転パラメータを1画面に1回だけ読み出し
た場合のスクロール画面とTV画面とを示す図である。
【図13】回転パラメータをライン毎に読み出した場合
のスクロール画面とTV画面とを示す図である。
【図14】積和演算回路65における係数データモード
の切り換えを説明する図である。
【図15】係数データモードの各モードにおける具体的
な画像例を示す図である。
【符号の説明】
15…CPU 18…スクロールエンジン 21…VRAM 41…背景画生成部 60…パラメータRAM(パラメータメモリ) 61…係数RAM 62…係数RAMアクセス回路 65…積和演算回路(アドレス生成手段) 66…マトリクス演算回路(アドレス生成手段) 67…VRAMアクセス回路 81,82…レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 3/00 - 3/60 G06T 13/00 - 15/70

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像メモリから読み出した画像データに基
    づいて映像信号を生成する画像処理方法において、 座標変換処理の演算に用いられる複数のパラメータを予
    め計算してパラメータメモリに格納すると共に、1モニ
    タ画面分の係数を画素ごとに係数メモリに格納してお
    き、 座標変換後の前記画像データのアドレスを生成する時
    に、前記パラメータメモリから1モニタ画面ごとに前記
    複数のパラメータを読み出してこれらパラメータに基づ
    く座標変換を行って座標変換後のスクリーン画面上の座
    標を求め、前記係数メモリから係数を読み出して当該係
    数と座標変換後のスクリーン画面上の座標とに基づいて
    前記画像データを画面に表示させるための前記画像メモ
    リにおける読み出しアドレスを生成することを特徴とす
    る画像処理方法。
  2. 【請求項2】前記パラメータメモリに格納されたパラメ
    ータを1モニタ画面の各ラインごとに書き換え、前記パ
    ラメータメモリから、前記ラインごとに前記複数のパラ
    メータを読み出すことを特徴とする請求項記載の画像
    処理方法
  3. 【請求項3】前記係数メモリに画素ごとに格納された係
    数を、前記パラメータメモリから読み出す複数のパラメ
    ータのうち平行移動量を定めるパラメータに置き換え、
    前記演算を行うことを特徴とする請求項または請求項
    記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】前記係数メモリに画素ごとに格納された係
    数をX座標またはY座標のいずれか一方のみに適用し、
    前記演算を行うことを特徴とする請求項または請求項
    記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】画像メモリから読み出した画像データに基
    づいて映像信号を生成する画像処理装置において、 座標変換処理の演算に用いられる複数のパラメータを予
    め計算してパラメータメモリに格納すると共に、1モニ
    タ画面分の係数を画素ごとに係数メモリに格納してお
    き、 座標変換後の前記画像データのアドレスを生成する時
    に、前記パラメータメモリから1モニタ画面ごとに前記
    複数のパラメータを読み出してこれらパラメータに基づ
    く座標変換を行って座標変換後のスクリーン画面上の座
    標を求め、前記係数メモリから係数を読み出して当該係
    数と座標変換後のスクリーン画面上の座標とに基づいて
    前記画像データを画面に表示させるための前記画像メモ
    リにおける読み出しアドレスを生成するアドレス生成手
    段と、備えたことを特徴とする画像処理装置
  6. 【請求項6】前記CPUは、 前記パラメータメモリに格納されたパラメータを前記モ
    ニタの各ラインごとに書き換え、前記アドレス生成手段
    は、前記パラメータを前記ライン単位で読み出し、この
    パラメータに基づいて演算を行うことを特徴とする請求
    記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】前記アドレス生成手段は、前記係数メモリ
    に格納された係数を、前記パラメータメモリから読み出
    す複数のパラメータのうち平行移動量を定めるパラメー
    タに置き換え、前記演算を行うことを特徴とする請求項
    または記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】前記アドレス生成手段は、前記係数メモリ
    に格納された係数をX座標またはY座標のいずれか一方
    のみ適用し、前記演算を行うことを特徴とする請求項
    5または6記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】前記アドレス生成手段は、 前記パラメータに基づいてマトリクス演算を行うマトリ
    クス演算回路と、 前記マトリクス演算の結果と前記係数とに基づいて座標
    値を算出する積和演算回路と、を有することを特徴とす
    る請求項5乃至8記載の画像処理装置。
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