JPH10145138A - マルチビームアンテナ - Google Patents

マルチビームアンテナ

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JPH10145138A
JPH10145138A JP30479196A JP30479196A JPH10145138A JP H10145138 A JPH10145138 A JP H10145138A JP 30479196 A JP30479196 A JP 30479196A JP 30479196 A JP30479196 A JP 30479196A JP H10145138 A JPH10145138 A JP H10145138A
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horn
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功治 坂内
Shuji Hagiwara
修二 萩原
Hirobumi Higuchi
博文 樋口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の静止衛星からの電波を受信する際に使用
されるマルチビームアンテナにおいて、各一次放射器間
の配列傾斜角の調整と受信偏波角の調整を簡単に行なう
ことを第1の目的とする。 【解決手段】放射器コンバータ14を回転機構17によ
り回転操作すると、2つの一次放射器15a,15bの
配列傾斜角が大地に水平な0゜〜20゜の範囲で調整さ
れるのと共に、各一次放射器15a,15bの各プロー
ブによる受信偏波角も、予め設定された衛星毎の偏波角
度差を保持したまま〜20゜の範囲で調整されるように
なる。したがって、2つの衛星を受信するための各一次
放射器15a,15bの配列傾斜角及び各一次放射器1
5a,15bにおける受信偏波角を、回転機構17によ
り放射器コンバータ14を回転操作することで、それぞ
れ同時に簡単に調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の静止衛星か
らの電波を受信する際に使用されるマルチビームアンテ
ナに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの静止放送衛星や静止通信衛
星が打ち上げられているが、例えば隣接する2つの衛星
からの電波を、1つのアンテナにより受信して選択的に
利用することのできる必要性が高まっている。
【0003】従来、複数の衛星からの電波を受信するマ
ルチビームアンテナとしては、複数の衛星からの電波を
1枚のパラボラ反射鏡により反射収束させ、収束された
各衛星電波をそれぞれ別々の一次放射器に入射させるよ
うに構成されている。
【0004】前記一次放射器には、ホーン型の一次放射
器が使用され、例えば2つの衛星電波を受信する場合、
2つのホーン型一次放射器は前記パラボラ反射鏡の反射
収束位置にアームにより支持されて設けられるが、地上
から各衛星に対する仰角が異なるだけでなく、この各衛
星毎の仰角の差は、受信地域によっても異なってくるた
め、各受信地域毎に大地に水平な軸に対する各一次放射
器のホーン配列の傾きを調整する必要がある。
【0005】ここで、前記大地に水平な軸に対する各一
次放射器のホーン配列の傾きを傾斜角と称す。また、受
信する衛星の電波が直線偏波である場合、各衛星毎,各
受信地域毎に大地に対する到来電波の傾きが変化するた
め、受信地域毎に各一次放射器における受信偏波角を調
整する必要がある。
【0006】従って、従来の直線偏波のマルチビームア
ンテナの方向調整を行なう場合には、受信地域に応じて
各受信衛星に対する一次放射器ホーンの配列傾斜角及び
各一次放射器における受信偏波角の調整を行なう必要が
あり、その調整機構が複雑になるばかりでなく、調整作
業も煩わしい問題がある。
【0007】また、従来の衛星受信用アンテナにおける
一次放射器ホーンとしては、通常、フレアホーン型の一
次放射器が使用されており、パラボラ反射鏡の口径が、
例えば45cmφと小口径なものであっても、受信対象と
なる隣接衛星間の距離が8゜離角程度離れていれば、各
一次放射器間の配列距離を十分取ることができるので、
各一次放射器のフレアホーンが干渉することなく隣接し
て配列することが可能である。しかしながら、受信対象
となる隣接衛星間の距離が4゜離角と狭離角である場合
には、各一次放射器間の配列距離が約25mm程度と狭く
なり、前記フレアホーン型の一次放射器では、各放射器
ホーンが干渉接触してマルチビームアンテナを構成する
ことが不可能なため、受信したい衛星毎に複数のアンテ
ナを設置しなければならない問題がある。
【0008】さらに、従来のマルチビームアンテナで
は、各一次放射器コンバータからの受信信号ケーブル
を、外付けの切り替え器に接続し、この切り替え器の切
り替え操作により受信したい一方の衛星番組を選択して
いるため、前記外付け切り替え器の購入や配線処理等が
必要になる問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、従来のマル
チビームアンテナでは、各一次放射器間の配列傾斜角を
各々調整する必要があると共に、それぞれの受信偏波角
も各々調整しなければならない問題がある。
【0010】また、従来のマルチビームアンテナでは、
受信衛星間の距離が、例えば4゜離角と狭離角である場
合には、隣接するフレアホーン型一次放射器同士が接触
干渉するため、マルチビームアンテナを構成できない問
題がある。
【0011】さらに、従来のマルチビームアンテナで
は、所望の衛星番組を選択して受信するために、外付け
切り替え器やその配線等が必要になる問題がある。本発
明は前記のような問題に鑑みなされたもので、その第1
の目的は、各一次放射器間の配列傾斜角の調整と受信偏
波角の調整を簡単に行なうことが可能になるマルチビー
ムアンテナを提供することにある。
【0012】また、本発明の第2の目的は、受信衛星間
の距離が、例えば4゜離角と狭離角である場合でも、各
一次放射器ホーン同士が接触干渉すること無く、マルチ
ビームを受信構成することが可能になるマルチビームア
ンテナを提供することにある。
【0013】さらに、本発明の第3の目的は、外付け切
り替え器の設置や配線等を要すること無く、所望の衛星
番組を容易に選択して受信することが可能になるマルチ
ビームアンテナを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の目的を達成するための請求項1に係わるマルチビーム
アンテナは、複数の衛星からの電波を反射して収束する
反射鏡と、この反射鏡により反射収束された複数の衛星
電波がそれぞれ入射される複数のホーン型の一次放射器
と、この複数のホーン型一次放射器が隣接一体化して取
り付けられ、当該各一次放射器に入射受信された衛星信
号を変換増幅するコンバータと、このコンバータに前記
複数の一次放射器が取り付けられた状態で、複数の衛星
の偏波角の差に応じた角度差をもって配置設定された各
一次放射器それぞれのプローブと、前記複数の一次放射
器のホーンが前記反射鏡の反射方向を向くように前記コ
ンバータ本体を支持する放射器支持アームと、この放射
器支持アームと前記コンバータとの間に介在され、前記
複数の一次放射器間の大地に水平な軸に対する配列傾斜
角が変化するように前記コンバータ自体を回転調整する
回転機構とを具備し、前記回転機構により、前記複数の
一次放射器の配列傾斜角及び各放射器それぞれの受信偏
波角を同時に調整することを特徴とする。
【0015】また、本発明の第2の目的を達成するため
の請求項2に係わるマルチビームアンテナは、前記請求
項1に係わるマルチビームアンテナにあって、一次放射
器を、円形導波管開口ホーンとし、そのホーン開口部に
は、誘電体部品を取り付けてなることを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の第3の目的を達成するた
めの請求項3に係わるマルチビームアンテナは、前記請
求項1又は請求項2に係わるマルチビームアンテナにあ
って、前記コンバータの内部に、前記複数の一次放射器
により受信された複数の衛星信号を、外部からの指令に
より選択的に切り替えて出力する受信衛星切り替え手段
を設けたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の実施形態に係わる
マルチビームアンテナの外観構成を示す図であり、同図
(A)は側面図、同図(B)は正面図、同図(C)は上
面図である。
【0018】図1において、11は反射鏡、12はアン
テナ取り付け金具、13は放射器支持アーム、14は放
射器コンバータ、15a,15bはそれぞれ異なる衛星
電波を受信するためのホーン型一次放射器である。
【0019】前記ホーン型の一次放射器15a,15b
は、円形導波管開口ホーンからなり、第1一次放射器1
5aと第2一次放射器15bとは、共に1つの放射器コ
ンバータ14に一体化されて取り付けられる。
【0020】反射鏡11により反射収束された2つの衛
星電波は、それぞれ前記第1一次放射器15aと第2一
次放射器15bとに独立して入射されて各放射器プロー
ブにより結合受信され、放射器コンバータ14の内部に
収容されているコンバータ回路により、電気信号に変換
されて増幅され、出力接栓16a,16bを介してケー
ブルにより受信チューナに導出される。
【0021】図2は前記マルチビームアンテナにおける
一次放射器15a,15b及び放射器コンバータ14の
放射器支持アーム13に対する外観取り付け構成を示す
図であり、同図(A)は一次放射器側正面図、同図
(B)はその右側面図、同図(C)はその背面図であ
る。
【0022】放射器コンバータ14は、放射器支持アー
ム13に対して、回転機構17を介して取り付けられ
る。回転機構17は、放射器コンバータ14を正面から
見た第1一次放射器15aを中心にして、該放射器コン
バータ14の全体を時計方向に一定角度内で回動調整可
能とするための角度表示板17a及びこの角度表示板1
7aの長孔18a及び短孔18bをそれぞれ挿通させて
締め付けられる各固定ねじ19a,19bからなるもの
で、例えば赤道上空約36,000kmの東経124゜と
128゜の狭離角な位置にある2つの衛星からの直線偏
波を、45cmφの小口径の反射鏡11により反射収束さ
せて受信する場合には、放射器コンバータ14における
各一次放射器15a,15bの配列間隔を25mmとし、
第1一次放射器15aに対する第2一次放射器15bと
の配列傾斜角を、大地に対して水平な軸線に対応する角
度0゜から20゜まで回転可能な回転機構17として構
成する。
【0023】また、前記各一次放射器15a,15bの
ホーンカバー部には、誘電体レンズ状カバー20a,2
0bが取り付けられる。図3は前記マルチビームアンテ
ナの放射器コンバータ14に一体化して配列された第
1,第2一次放射器15a,15bの各プローブ21a
1,21a2、21b1,21b2の配置設定角度を放射器コ
ンバータ14の背面側から見て示す図である。
【0024】第1一次放射器15a及び第2一次放射器
15bの配列傾斜角が大地に水平な0゜の設定状態にあ
って、第1一次放射器15aのプローブ21a1,21a2
は、大地に対して水平,垂直な角度に配置設定し、ま
た、第2一次放射器15bのプローブ21b1,21b2
は、第1一次放射器15aのプローブ21a1,21a2に
対しそれぞれ5゜オフセットとして配置設定する。
【0025】ここで、前記第1一次放射器15aと第2
一次放射器15bとの各プローブ21a1,21a2、21
b1,21b2間の配置設定角度差5゜は、一方の衛星から
の偏波角と他方の衛星からの偏波角との角度差に対応し
て設定される。
【0026】すなわち、前記構成のマルチビームアンテ
ナにおける放射器コンバータ14を回転機構17により
回転操作すると、2つの一次放射器15a,15bの配
列傾斜角が大地に水平な0゜〜20゜の範囲で調整され
るのと共に、各一次放射器15a,15bの各プローブ
21a1,21a2、21b1,21b2による受信偏波角も、
その角度差5゜を保持したまま〜20゜の範囲で調整さ
れるようになる。
【0027】したがって、前記構成のマルチビームアン
テナによれば、2つの衛星を受信するための各一次放射
器15a,15bの配列傾斜角及び各一次放射器15
a,15bにおける受信偏波角を、回転機構17により
放射器コンバータ14を回転操作することで、それぞれ
同時に簡単に調整することができるようになる。
【0028】また、前記構成のマルチビームアンテナに
よれば、一次放射器15a,15bとして、円形導波管
開口ホーンを使用しているので、放射器コンバータ14
に対する配列間隔が例えば25mmと狭くても、各ホーン
同士が接触干渉することなく一体化して取り付けること
ができ、例えば各衛星間の距離が4゜離角と狭離角であ
る衛星に対しても、マルチビームアンテナを実現するこ
とができる。
【0029】この場合、前記円形導波管開口ホーンによ
る一次放射器15a,15bのホーンカバー部には、誘
電体レンズ状カバー20a,20bを取り付けているの
で、反射鏡11からの漏れ電力により生じるアンテナ効
率の低下や指向特性でのスピルオーバ劣化等のアンテナ
特性の劣化は防止される。
【0030】なお、前記実施形態では、2つの反射衛星
電波が入射される各一次放射器15a,15bを、1つ
の放射器コンバータ14に対して一体化して配列し取り
付けているので、2つの衛星電波を受信増幅する1つの
コンバータ基板回路内にチューナからの衛星選択信号に
より受信衛星を切り替える切り替え器を内蔵すること
で、外付けの切り替え器等を要さずに、1本のケーブル
出力により2つの衛星番組を選択的に受信できるように
なる。
【0031】図4は前記マルチビームアンテナの円形導
波管開口ホーンによる一次放射器15a,15b内にポ
ーラライザ22を挿入した場合の構成を示す部分断面図
である。
【0032】すなわち、ポーラライザ22を一次放射器
15a,15bの内部に挿入することにより、各一次放
射器15a,15bのプローブ21a1,21a2、21b
1,21b2の角度調整を行なわなくても、任意の角度に
受信偏波角の調整を行なうことができるようになる。
【0033】図5はフレア開口ホーン型の一次放射器2
3を示す側断面図である。図6は円形導波管開口ホーン
型の一次放射器24を示す側断面図である。図7は前記
円形導波管開口ホーン型の一次放射器24のホーンカバ
ー部として使用される誘電体レンズ25の構成を示す図
である。
【0034】図8は前記円形導波管開口ホーン型の一次
放射器24に取り付けられる誘電体ロッド26の構成を
示す図であり、同図(A)はその3面図、同図(B)は
その取り付け状態を示す部分断面図である。
【0035】すなわち、1つの放射器コンバータ14に
一体化隣接して配列する一次放射器として、図5に示す
ようなフレア開口ホーン型の一次放射器23を使用する
と、狭離角な2つの衛星に対応するマルチビームアンテ
ナを構成する場合に、2つの放射器23の配列間隔も狭
くなり接触干渉して取り付け不可能なため、図6に示す
ような円形導波管開口ホーン型の一次放射器24を使用
することで、狭い配列間隔にも接触すること無く、狭離
角な2つの衛星に対応するマルチビームアンテナを構成
することができる。
【0036】この場合、図7に示すような誘電体レンズ
25や図8に示すような誘電体ロッド26を、前記円形
導波管開口ホーン型の一次放射器24に取り付けて構成
することで、高効率の低雑音コンバータとしたマルチビ
ームアンテナを実現することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
るマルチビームアンテナによれば、複数の衛星からの電
波を反射して収束する反射鏡と、この反射鏡により反射
収束された複数の衛星電波がそれぞれ入射される複数の
ホーン型の一次放射器と、この複数のホーン型一次放射
器が隣接一体化して取り付けられ、当該各一次放射器に
入射受信された衛星信号を変換増幅するコンバータと、
このコンバータに前記複数の一次放射器が取り付けられ
た状態で、複数の衛星の偏波角の差に応じた角度差をも
って配置設定された各一次放射器それぞれのプローブ
と、前記複数の一次放射器のホーンが前記反射鏡の反射
方向を向くように前記コンバータ本体を支持する放射器
支持アームと、この放射器支持アームと前記コンバータ
との間に介在され、前記複数の一次放射器間の大地に水
平な軸に対する配列傾斜角が変化するように前記コンバ
ータ自体を回転調整する回転機構とを具備し、前記回転
機構により、前記複数の一次放射器の配列傾斜角及び各
放射器それぞれの受信偏波角を同時に調整するようにし
たので、各一次放射器間の配列傾斜角の調整と受信偏波
角の調整を簡単に行なうことが可能になる。
【0038】また、本発明の請求項2に係わるマルチビ
ームアンテナによれば、一次放射器を、円形導波管開口
ホーンとし、そのホーン開口部には、誘電体部品を取り
付けてなるので、受信衛星間の距離が、例えば4゜離角
と狭離角である場合でも、各一次放射器ホーン同士が接
触干渉すること無く、マルチビームを受信構成すること
が可能になる。
【0039】さらに、本発明の請求項3に係わるマルチ
ビームアンテナによれば、前記コンバータの内部に、前
記複数の一次放射器により受信された複数の衛星信号
を、外部からの指令により選択的に切り替えて出力する
受信衛星切り替え手段を設けてなるので、外付け切り替
え器の設置や配線等を要すること無く、所望の衛星番組
を容易に選択して受信することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わるマルチビームアンテ
ナの外観構成を示す図であり、同図(A)は側面図、同
図(B)は正面図、同図(C)は上面図。
【図2】前記マルチビームアンテナにおける一次放射器
及び放射器コンバータの放射器支持アームに対する外観
取り付け構成を示す図であり、同図(A)は一次放射器
側正面図、同図(B)はその右側面図、同図(C)はそ
の背面図。
【図3】前記マルチビームアンテナの放射器コンバータ
に一体化して配列された第1,第2一次放射器の各プロ
ーブの配置設定角度を放射器コンバータの背面側から見
て示す図。
【図4】前記マルチビームアンテナの円形導波管開口ホ
ーンによる一次放射器内にポーラライザを挿入した場合
の構成を示す部分断面図。
【図5】フレア開口ホーン型の一次放射器を示す側断面
図。
【図6】円形導波管開口ホーン型の一次放射器を示す側
断面図。
【図7】前記円形導波管開口ホーン型の一次放射器のホ
ーンカバー部として使用される誘電体レンズの構成を示
す図。
【図8】前記円形導波管開口ホーン型の一次放射器に取
り付けられる誘電体ロッドの構成を示す図であり、同図
(A)はその3面図、同図(B)はその取り付け状態を
示す部分断面図。
【符号の説明】
11 …パラボラ反射鏡、 13 …放射器支持アーム、 14 …放射器コンバータ、 15a…第1一次放射器、 15b…第2一次放射器、 17 …コンバータ回転機構、 20a,20b…誘電体レンズカバー、 21a1,21a2…第1一次放射器のプローブ、 21b1,21b2…第2一次放射器のプローブ、 22 …ポーラライザ、 23 …フレア開口ホーン型の一次放射器、 24 …円形導波管開口ホーン型の一次放射器、 25 …誘電体レンズ、 26 …誘電体ロッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01Q 21/24 H01Q 21/24 25/00 25/00 (72)発明者 樋口 博文 埼玉県大宮市蓮沼1406番地 八木アンテナ 株式会社大宮工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の衛星からの電波を反射して収束す
    る反射鏡と、 この反射鏡により反射収束された複数の衛星電波がそれ
    ぞれ入射される複数のホーン型の一次放射器と、 この複数のホーン型一次放射器が隣接一体化して取り付
    けられ、当該各一次放射器に入射受信された衛星信号を
    変換増幅するコンバータと、 このコンバータに前記複数の一次放射器が取り付けられ
    た状態で、複数の衛星の偏波角の差に応じた角度差をも
    って配置設定された各一次放射器それぞれのプローブ
    と、 前記複数の一次放射器のホーンが前記反射鏡の反射方向
    を向くように前記コンバータ本体を支持する放射器支持
    アームと、 この放射器支持アームと前記コンバータとの間に介在さ
    れ、前記複数の一次放射器間の大地に水平な軸に対する
    配列傾斜角が変化するように前記コンバータ自体を回転
    調整する回転機構とを具備し、 前記回転機構により、前記複数の一次放射器の配列傾斜
    角及び各放射器それぞれの受信偏波角を同時に調整する
    ことを特徴とするマルチビームアンテナ。
  2. 【請求項2】 一次放射器は、円形導波管開口ホーンで
    あり、そのホーン開口部には、誘電体部品を取り付けて
    なることを特徴とする請求項1に記載のマルチビームア
    ンテナ。
  3. 【請求項3】 さらに、 前記コンバータの内部に、前記複数の一次放射器により
    受信された複数の衛星信号を、外部からの指令により選
    択的に切り替えて出力する受信衛星切り替え手段を設け
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマル
    チビームアンテナ。
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