JPH07226622A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

Info

Publication number
JPH07226622A
JPH07226622A JP3649494A JP3649494A JPH07226622A JP H07226622 A JPH07226622 A JP H07226622A JP 3649494 A JP3649494 A JP 3649494A JP 3649494 A JP3649494 A JP 3649494A JP H07226622 A JPH07226622 A JP H07226622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna device
communication satellites
radio waves
radio
focused
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3649494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Sakai
靖夫 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP3649494A priority Critical patent/JPH07226622A/ja
Publication of JPH07226622A publication Critical patent/JPH07226622A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の電波信号を受信でき、かつ、利得低下
が小さいアンテナ装置を提供することにある。 【構成】 2つの通信衛星からの電波信号を受信可能な
アンテナ装置において、各通信衛星の方向を向く2つの
凹面部16、18を有して各通信衛星からの電波をそれ
ぞれ反射して集束させる反射鏡10と、集束させられた
各電波を捕捉する2つの一次放射器12、14と、を有
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンテナ装置に関し、
特に、複数の電波信号を受信できるアンテナ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の通信衛星からの電波信
号を受信するためのアンテナ装置として、所望の通信衛
星の方向を向くようにアンテナ全体を機械的に操作でき
るものがあるが、このアンテナ装置は、アンテナ全体を
動かす駆動制御装置が必要であるため、機械的構造が複
雑になるものであった。
【0003】一方、一枚の反射鏡に複数の一次放射器を
設けて、複数の通信衛星からの電波信号を各一次放射器
によって受信できるようにしたものであれば、機械的構
造の複雑化は避けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一枚の反射鏡
と複数の一次放射器とを有する従来のアンテナ装置によ
れば、反射鏡の中心軸から大きく傾いた方向から電波が
入射する場合、すなわちビーム偏向が大きい場合には、
単一の一次放射器を有するアンテナ装置に比べて、利得
低下が大きいという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、その目的は、複数の電波信号を受信
でき、かつ、利得低下が小さいアンテナ装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、複数の通信衛星からの電波
信号を受信可能なアンテナ装置において、前記各通信衛
星の方向を向く複数の凹面部を有して各通信衛星からの
電波をそれぞれ反射して集束させる反射鏡と、集束させ
られた各電波を捕捉する複数の一次放射器と、を有する
ことを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明は、複数の通信
衛星からの電波信号を受信可能なアンテナ装置におい
て、前記各通信衛星の方向を向く複数の凹面部を有して
各通信衛星からの電波をそれぞれ反射して集束させる主
反射鏡と、集束させられた各電波を、前記凹面部の非形
成領域における一か所に反射する副反射鏡と、前記副反
射鏡にて反射させられた電波を捕捉する一次放射器と、
を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明においては、複数の凹面部
が設けられており、各凹面部が複数の通信衛星の方向を
向いている。したがって、複数の通信衛星からの電波を
それぞれ反射して集束させることができる。
【0009】こうして集束させられた各電波は、複数の
一次放射器によって捕捉されるので、一のアンテナ装置
で複数の通信衛星からの電波信号を受信することができ
る。
【0010】また、請求項2記載の発明によれば、複数
の凹面部にて集束させられた各通信衛星からの各電波
は、副反射鏡にて一か所に反射されるので、一の一次放
射器によって複数の電波信号を受信できることとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図1は、第一実施例に係るアンテナ装置を
示す概略構成図である。同図において、このアンテナ装
置は、反射鏡10と一次放射器12、14、とを有す
る。
【0013】反射鏡10は、通信衛星からの電波を反射
して集束させる凹面鏡であって、凹面部16と凹面部1
8とがヒンジ10aにて連結される構成となっている。
このように、ヒンジ10aにて連結することで、各凹面
部16、18は、連結角度を変えて、それぞれを異なっ
た通信衛星の方向に向けられるようになっている。した
がって、各凹面部16、18が、それぞれ通信衛星の方
向を向くので、アンテナ利得の低下が小さくなる。
【0014】一次放射器12、14は、反射鏡10の凹
面部16、18にて反射された電波が集束する位置に設
けられ、集束した電波信号を捕捉し所定の周波数に変換
して、信号ケーブルを介して受信機(図示せず)に出力
するようになっている。
【0015】次に、この第一実施例の作用について説明
する。まず、このアンテナ装置を設置するときに、例え
ば凹面部16をBS放送の通信衛星の方向(図中破線A
の方向)に向け、凹面部18をCS放送の通信衛星の方
向(図中破線Bの方向)に向ける。
【0016】そうすると、BS放送の通信衛星からの電
波(図中一点鎖線で示す)は、凹面部16に反射して集
束し、一次放射機12にて捕捉することができる。ま
た、CS放送の通信衛星からの電波(図中二点鎖線で示
す)は、凹面部18に反射して集束し、一次放射機14
にて捕捉することができる。
【0017】こうして、一のアンテナ装置によって、複
数の電波信号を受信することができる。
【0018】次に、本発明の第二実施例について説明す
る。図2は、第二実施例に係るアンテナ装置を示す概略
構成図である。同図において、このアンテナ装置は、主
反射鏡20と、副反射鏡22、24と、一次放射器26
とを有する。
【0019】主反射鏡20は、取付部28の両側に、ヒ
ンジ20aを介して凹面部30、32が取り付けられて
なり、取付部28には一次放射器26が取り付けられて
いる。そして、凹面図30、32にて反射された電波の
集束位置に、副反射鏡22、24が設けられて、集束さ
れた電波を一次放射器26の方向に反射できるようにな
っている。
【0020】次に、この第二実施例の作用について説明
すると、第一実施例と同様に、例えば凹面部30をBS
放送の通信衛星の方向に向け、凹面部32をCS放送の
通信衛星の方向に向けておく。
【0021】そうすると、BS放送の通信衛星からの電
波(図中一点鎖線で示す)は、凹面部16に反射して集
束し、集束させられた電波は副反射鏡22によって一次
放射機26の方向に反射する。また、CS放送の通信衛
星からの電波(図中二点鎖線で示す)は、凹面部32に
反射して集束し、集束させられた電波は副反射鏡24に
よって一次放射機26の方向に反射する。こうして、一
次放射器26は、BS放送の通信衛星からの電波信号お
よびCS放送の通信衛星からの電波信号の両方を捕捉す
ることができる。
【0022】このように、第二実施例によれば、一の一
次放射器を設けるだけで複数の通信衛星からの電波信号
を受信できるので、信号系統のコストを削減することが
できる。
【0023】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
【0024】例えば、上記実施例では、ヒンジによって
凹面部の向きを変えられるようになっているが、これに
限定されるものではなく、各凹面部が固定された構成と
して、一方の凹面部を一方の通信衛星の方向に向けて仰
角を調整すれば、他方の凹面部が他方の通信衛星の方向
を向くようにしてもよい。
【0025】また、上記実施例では凹面部が二つ設けら
れているが、これに限定されるものではなく、三つ以上
の凹面部を設け、三つ以上の通信衛星からの電波信号を
一のアンテナ装置にて受信できるようにしてもよい。
【0026】方向については、前記の通りであるが仰角
の調整については、一次放射器を上下にずらす方法や取
付角度を変える方法によって、容易に行うことができ
る。
【0027】また、図1において、2つの一次放射器1
2、14の中央に取付金具40を用意し、それぞれの一
次放射器12、14が凹面部16、18の中央にセット
できるようにしても良い。さらに、取付金具40に、コ
ンパス42を設けておくことで方向調整が容易にできる
ようにしても良い。あるいは、図2においても同様に、
一次放射器26に取付金具44を設け、コンパス46を
取り付けておいても良い。そして、真南を中心に予め衛
星方向に対する凹面部16、18、30、32の角度を
固定しておくことが、作業を容易にする上で好ましい。
例えば、BSは真南より25度、CS(JCSAT1)
は15度、SCCAは23度の角度に、凹面部を向け
る。
【0028】このように、特に、方向調整が簡単にでき
るため、これまで専門知識を持った人が行ってきた取付
調整を、専門知識を持たない人でも容易に行うことがで
き、取り付け時間の短縮も図ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、各凹面部がそれぞれ所定の通信衛星の方向
を向くので、アンテナ利得の低下を少なくして複数の電
波信号を受信することができる。
【0030】これに加えて、請求項2記載の発明によれ
ば、一の一次放射器によって複数の電波信号を受信でき
るので、信号系統のコストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例に係るアンテナ装置を示す概略構成
図である。
【図2】第二実施例に係るアンテナ装置を示す概略構成
図である。
【符号の説明】
10 反射鏡 12、14、26 一次放射器 16、18、30、32 凹面部 20 主反射鏡 22、24 副反射鏡

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信衛星からの電波信号を受信可
    能なアンテナ装置において、 前記各通信衛星の方向を向く複数の凹面部を有して各通
    信衛星からの電波をそれぞれ反射して集束させる反射鏡
    と、 集束させられた各電波を捕捉する複数の一次放射器と、
    を有することを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 複数の通信衛星からの電波信号を受信可
    能なアンテナ装置において、 前記各通信衛星の方向を向く複数の凹面部を有して各通
    信衛星からの電波をそれぞれ反射して集束させる主反射
    鏡と、 集束させられた各電波を、前記凹面部の非形成領域にお
    ける一か所に反射する副反射鏡と、 前記副反射鏡にて反射させられた電波を捕捉する一次放
    射器と、を有することを特徴とするアンテナ装置。
JP3649494A 1994-02-09 1994-02-09 アンテナ装置 Pending JPH07226622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3649494A JPH07226622A (ja) 1994-02-09 1994-02-09 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3649494A JPH07226622A (ja) 1994-02-09 1994-02-09 アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07226622A true JPH07226622A (ja) 1995-08-22

Family

ID=12471388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3649494A Pending JPH07226622A (ja) 1994-02-09 1994-02-09 アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07226622A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000278034A (ja) * 1999-01-18 2000-10-06 Nippon Antenna Co Ltd ホーンアダプター
KR100356653B1 (ko) * 1998-01-22 2002-10-18 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 멀티 1차 방사기, 다운 컨버터 및 멀티 빔 안테나
JP2018507664A (ja) * 2015-02-24 2018-03-15 フラウンホーファー−ゲゼルシャフト・ツール・フェルデルング・デル・アンゲヴァンテン・フォルシュング・アインゲトラーゲネル・フェライン 集束アンテナを備えた集積型トランシーバ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100356653B1 (ko) * 1998-01-22 2002-10-18 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 멀티 1차 방사기, 다운 컨버터 및 멀티 빔 안테나
JP2000278034A (ja) * 1999-01-18 2000-10-06 Nippon Antenna Co Ltd ホーンアダプター
JP2018507664A (ja) * 2015-02-24 2018-03-15 フラウンホーファー−ゲゼルシャフト・ツール・フェルデルング・デル・アンゲヴァンテン・フォルシュング・アインゲトラーゲネル・フェライン 集束アンテナを備えた集積型トランシーバ
US10312586B2 (en) 2015-02-24 2019-06-04 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. Integrated transceiver with focusing antenna

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6587246B1 (en) Scanning apparatus
JPS6311806B2 (ja)
US4462034A (en) Antenna system with plural horn feeds
JPH10247812A (ja) フィード装置/反射器のデフォーカスおよび反射器のジンバル動作による成形された反射器の軌道上における再構成方法および通信システム
US5434586A (en) Multibeam antenna for receiving satellite waves
JP2018507664A (ja) 集束アンテナを備えた集積型トランシーバ
JPWO2002071539A1 (ja) アンテナ装置
JPH07226622A (ja) アンテナ装置
JPH09252216A (ja) アンテナ及び無線通信システム
JP3190270B2 (ja) マルチビームアンテナ
JP3781074B2 (ja) アンテナ装置
JP3845830B2 (ja) マルチビームアンテナ
JPH073688Y2 (ja) アンテナ装置
JPH0514039A (ja) 衛星用受信アンテナ
JP2882183B2 (ja) アンテナ装置
JP2567920Y2 (ja) デュアルビームアンテナ
JPH0474005A (ja) 反射型アンテナ
JP4275645B2 (ja) ビーム走査反射鏡アンテナ
JP2522094Y2 (ja) オフセットアンテナ装置
JPH0629928A (ja) 光電変換装置
JP3250815B2 (ja) 回転走査型アンテナ装置
JP2643560B2 (ja) マルチビームアンテナ
JPH11317617A (ja) 球面鏡アンテナ装置
JPH1117445A (ja) アンテナ装置およびその調整方法
JP2540979B2 (ja) パラボラアンテナシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302