JPH10145128A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH10145128A
JPH10145128A JP29883996A JP29883996A JPH10145128A JP H10145128 A JPH10145128 A JP H10145128A JP 29883996 A JP29883996 A JP 29883996A JP 29883996 A JP29883996 A JP 29883996A JP H10145128 A JPH10145128 A JP H10145128A
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horizontal stabilizer
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治人 近藤
Takanari Ogawa
隆也 小川
Hideo Kaneda
英郎 金田
Yoshiharu Hoshino
良春 星野
Tetsunori Yamane
哲則 山根
Takao Azuma
隆夫 我妻
Koichi Okubo
孝一 大久保
Takashi Yoneda
喬 米田
Taku Koshiba
卓 小柴
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、簡便にして、高精度なアンテナ指
向制御を実現すると共に、簡便な取扱を実現し得るよう
にすることにある。 【解決手段】取付台10に対してロール軸水平安定台1
2及びピッチ軸水平安定台13を組付け配置して、ピッ
チ軸水平安定台13上にヨー軸水平安定台14を分離自
在に組付け、このヨー軸水平安定台14に高低角駆動部
15及び偏波角駆動部16を積重して組付け配置して、
この偏波角駆動部16にアンテナ反射鏡17を分離自在
に組付け配置するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば衛星通信
用地上移動車両や船舶等の移動体に搭載するのに好適す
るアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のアンテナ装置は、移動
車両に搭載されたシェルタと称する取付体上に設置さ
れ、移動車両とともに運用場所に移動されて衛星放送等
に供される。そして、このようなアンテナ装置は、移動
車両に搭載されるために、移動車両を移動させながら信
号の送受を行う場合、移動車両の振動及び姿勢の影響を
直接的に受ける。このため、移動させながら、衛星との
信号の送受を行う場合には、移動車両の振動及び姿勢を
キャンセルして所望の方向に指向制御される。
【0003】ところが、上記アンテナ装置では、指向制
御する際、道路事情等により、移動車両の振動及び姿勢
が大きく変動したりすると、その指向指差量が非常に大
きくなるために、高精度なアンテナ指向制御が困難とな
るという問題を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来のアンテナ装置では、移動車両の振動及び姿勢変動に
より、指向指差が大きくなるために、指向制御に時間を
費やすという問題を有する。
【0005】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、簡便にして、高精度なアンテナ指向制御を実現し
得、且つ簡便な取扱を実現し得るようにしたアンテナ装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、移動体に取
付配置される取付台と、第1の軸回りに円弧状の第1の
案内ブレードを回動自在に配設して、この第1の案内ブ
レードに前記取付台に支持される第1の案内ローラを移
動自在に係合させた第1の水平安定台と、前記第1の軸
回りと略直交する第2の軸回りに円弧状の第2の案内ブ
レードを回動自在に配設して、この第2の案内ブレード
に対して前記第1の水平安定台の第1の案内ブレードに
支持される第2の案内ローラを移動自在に係合させた第
2の水平安定台と、この第2の水平安定台の第2の案内
ブレードに支持され、前記第1及び第2の軸と略直交す
る第3の軸回りに回転自在に配設される第3の水平安定
台と、この第3の水平安定台に第3の軸上に対応して高
低角駆動部及び偏波角駆動部を介して積重配置されるア
ンテナ反射鏡と、このアンテナ反射鏡に鏡面に対向して
取付配置される給電部と、前記第1乃至第3の軸回りの
角度及び角速度を検出して、前記アンテナ反射鏡で受信
される受信信号に基づいて前記第1乃至第3の軸回りの
離角を検出する離角検出手段と、この離角検出手段で検
出した第1の軸回りの離角情報に基づいて前記第1の水
平安定台の第1の案内ブレードを第1の軸回りに回動付
勢して前記第1の案内ローラを該第1の案内ブレードに
沿って案内し、前記第1の軸回りの離角を制御して該第
1の軸回りを安定に制御する第1の安定台制御手段と、
前記離角検出手段で検出した第2の軸回りの離角情報に
基づいて前記第2の水平安定台の第2の案内ブレードを
第2の軸回りに回動付勢して前記第2の案内ローラを該
第2の案内ブレードに沿って案内し、第2の軸回りの離
角を制御して第2の軸回りを安定に制御する第2の安定
台制御手段と、前記離角検出手段で検出した第3の軸回
りの離角情報に基づいて前記第3の水平安定台を駆動制
御して、第3の軸回りを安定に制御する第3の安定台制
御手段と、前記アンテナ反射鏡で受信される受信信号に
基づいて前記高低角駆動部及び偏波角駆動部を駆動制御
して前記アンテナ反射鏡の高低角方向及び偏波角方向を
制御するアンテナ指向制御手段とを備えてアンテナ装置
を構成した。
【0007】上記構成によれば、取付台は、第1乃至第
3の軸器回りが離角検出手段で検出される各軸回りの離
角に対応して駆動制御されることにより、移動体の振動
及び姿勢に対応して追従されて、アンテナ反射鏡が、そ
の第3の軸回りを指向方向に指向された状態で安定化さ
れ、この安定化状態から高低角駆動部及び偏波角駆動部
により、高低角及び偏波角が指向方向に指向制御され
る。これにより、移動体の振動及び姿勢をキャンセルし
た状態で、アンテナ反射鏡の指向制御が可能となり、移
動体の移動状態における高精度なアンテナ指向制御が可
能となる。
【0008】また、この発明は、第1、第2及び第3の
水平安定台と、高低角駆動部及び偏波角駆動部と、アン
テナ反射鏡とを分離自在に組合わせ配置するように構成
した。
【0009】上記構成によれば、移動体上に構築するア
ンテナ反射鏡の大口径化が図れて高精度なアンテナ性能
を確保することが可能となると共に、移動体の通信場所
への容易な輸送が可能となり、簡便な取扱いが可能とな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1及び図2は
この発明の一実施の形態に係るアンテナ装置を示すもの
で、図1は、ロール軸回りの水平安定台構造を正面から
見た状態を示し、図2は、ピッチ軸回りの水平安定台構
造を正面から見た状態を示す。
【0011】すなわち、取付台10は、移動車両等の移
動体11に搭載される。この取付台10には、ロール軸
に対応してロール軸水平安定台12が配設される。この
ロール軸水平安定台12は、例えば図3に示すようにロ
ーラを2個対向配置した第1の案内ローラ12aが4
組、第1の取付部材12bを介して所定の間隔に取付配
置される。この2組の第1の案内ローラ12a,12a
間には、円弧状の第1の案内ブレード12cがそれぞれ
摺動自在に挟持する如く係合される。そして、この2組
の第1の案内ブレード12c,12cは、第1の結合部
材12dを介して連結される。この第1の案内ブレード
12cと第1の取付部材12bの相互間には、第1のボ
ール螺子駆動部12eが架設する如く配設される。第1
のボール螺子駆動部12eは、矢印方向に伸縮駆動さ
れ、第1の案内ローラ12aと第1の案内ブレード12
cの相互をロール軸回りに回動付勢してロール軸回りを
揺動式に安定化させる。
【0012】また、第1の連結部材12dには、ロール
軸と略直交するピッチ軸に対応してピッチ軸水平安定台
13が配設される。このピッチ軸水平安定台13は、例
えばローラを2個対向配置した第2の案内ローラ13a
が4組、第2の取付部材13bを介して所定の間隔に取
付配置される。この2組の第2の案内ローラ13a,1
3a間には、円弧状の第2の案内ブレード13cがそれ
ぞれ摺動自在に挟持する如く係合される。そして、2組
の第2の案内ブレード13c,13cは、第2の結合部
材13dを介して連結される。この第2の案内ブレード
13cと第2の取付部材13bの相互間には、第2のボ
ール螺子駆動部13eが架設する如く配設される。この
第2のボール螺子駆動部13eは、矢印方向に伸縮駆動
され、第2の案内ローラ13aと第2の案内ブレード1
3cの相互をピッチ軸回りに回動付勢してピッチ軸回り
を揺動式に安定化させる。
【0013】上記第2の結合部材13d上には、ロール
軸及びピッチ軸と略直交するヨー軸に対応してヨー軸水
平安定台14が、例えば螺子取付構造で分離自在に組付
けられる。このヨー軸水平安定台14には、ヨー軸駆動
部14a(図4参照)が内蔵され、第2の結合部材13
dをヨー軸回りに回動付勢されてヨー軸回りを安定化さ
せる。
【0014】また、ヨー軸水平安定台14上には、高低
角(EL)駆動部15が高低角方向に回動自在に積重さ
れて配設され、この高低角駆動部15上には、偏波角
(POL)駆動部16が偏波角方向に回動自在に積重さ
れて配設される。そして、偏波角駆動部16上には、ア
ンテナ反射鏡17(図1及び図2参照)が、例えば螺子
取付構造により分離自在に組付けられる。アンテナ反射
鏡17には、給電部18が例えば分離自在に組付けられ
る。
【0015】上記第1及び第2のボール螺子駆動部12
e,13e、ヨー軸駆動部14、高低角駆動部15及び
偏波角駆動部16には、図4に示すように制御部19が
接続される。制御部19には、操作部20が接続され、
その操作部20の操作に応動して動作制御される。
【0016】また、制御部19には、ロール軸、ピッチ
軸及びヨー軸回りの角度・角速度をそれぞれ検出するジ
ャイロセンサ21a〜21cの出力端が接続される。ジ
ャイロセンサ21a〜21cは、移動体11の振動及び
姿勢に変位する略直交するロール軸、ピッチ軸及びヨー
軸回りの各角度・角速度を検出して、角度・角速度情報
を制御部19に出力する。
【0017】さらに、制御部19には、受信機22、移
動体11に搭載されるGPSセンサ23及び方位センサ
24の出力端が接続される。受信機22は、例えば衛星
からの送信信号を受信して制御部19に出力する。そし
て、GPSセンサ23及び方位センサ24は、GPS衛
星からのGPS情報及び方位情報を取得して制御部19
に出力する。
【0018】上記構成において、先ず操作部20が操作
されると、制御部19がオンされ、ジャイロセンサ21
a,21bからロール軸及びピッチ軸回りの角度・角速
度情報が制御部19に入力される。ここで、制御部19
は、ロール軸回りの角度・角速度情報に基づいてロール
軸回りの駆動信号を生成して第1のボール螺子駆動部1
2eを駆動制御する。ここで、第1のボール螺子駆動部
12eは、第1の案内ブレード12cを取付台10の変
位に対応して第1の案内ローラ12a沿ってロール軸方
向に回動付勢し、ロール軸回りを揺動式に安定化させ
る。
【0019】同時に、制御部19は、ピッチ軸回りの角
度・角速度情報に基づいてピッチ軸回りの駆動信号を生
成して、第2のボール螺子駆動部13eを駆動制御す
る。第2のボール螺子駆動部13eは、第2の案内ブレ
ード13cを取付台10の変位に対応して第2の案内ロ
ーラ13aに沿ってピッチ軸方向に回動付勢し、ピッチ
軸回りを揺動式に安定化させ、ここに、取付台10が、
上記移動体11の振動及び姿勢に連動して変位されて2
軸回りが安定化される。
【0020】また、制御部19には、GPSセンサ23
及び方位センサ24からGPS情報及び方位情報が入力
される。すると、制御部19は、先ず、アンテナ反射鏡
17の高低角及び偏波角を原点に設定し、この原点に設
定した状態からGPS情報及び方位情報に基づいて高低
角駆動信号及び偏波角駆動信号を生成して高低角駆動部
15及び偏波角駆動部16を駆動制御し、アンテナ反射
鏡17の高低角及び偏波角を設定する。
【0021】次に、制御部19は、ヨー軸駆動部14a
を動作制御して、ヨー軸水平安定台14をヨー軸を原点
に設定し、このヨー軸を原点に設定した状態から方位セ
ンサ24からの方位情報及びジャイロセンサ21cによ
るヨー軸回りの角度・角速度に基づいてヨー軸駆動信号
を生成してヨー軸駆動部14aを駆動制御する。ヨー軸
駆動部14aは、ヨー軸水平安定台14を回転駆動して
ヨー軸回りを安定化させる。このヨー軸回りは、アンテ
ナ反射鏡17の方位角に対応される。
【0022】ここで、制御部19は、受信機22で受信
した受信信号に基づいてジャイロセンサ21a〜21c
の各軸回りのドリフト補正を実行しながら、ジャイロセ
ンサ21a〜21cの検出信号に基づいて第1及び第2
のボール螺子駆動部12e,13e、ヨー軸駆動部14
aを駆動制御してロール軸、ピッチ軸及びヨー軸回りを
安定化させる。
【0023】同時に、制御部19は、受信機22からの
受信信号に基づいて高低角情報及び偏波角情報を算出し
て、該高低角情報及び偏波角情報に基づいて高低角駆動
信号及び偏波角駆動信号を生成し、高低角駆動部15及
び偏波角駆動部16に出力する。高低角駆動部15及び
偏波角駆動部16は、入力した高低角駆動信号及び偏波
角駆動信号に基づいて駆動制御され、アンテナ反射鏡1
7を衛星(指向)方向に指向制御する。
【0024】ここで、上記取付台10は、例えば移動体
11に位置決め固定されて搭載されると、該移動体11
の振動及び姿勢と一体となって変位される。ここで、取
付台10は、上述したようにロール軸、ピッチ軸及びヨ
ー軸回りが回動制御され、移動体11の振動及び姿勢に
対応されて安定化される。
【0025】なお、取付台10は、移動体11に対して
位置決め固定することなく、該移動体11に搭載するの
に、固定することなく、単に載置するだけで取付け配置
してもよい。この場合、取付台10は、移動体11の振
動及び姿勢と一体に変位しないこともあるが、上述した
ようにロール軸、ピッチ軸及びヨー軸回りが回動制御さ
れることにより、移動体11の振動及び姿勢と独立して
3軸回りの安定化が行われる。
【0026】このように、上記アンテナ装置は、取付台
10に対してロール軸水平安定台12及びピッチ軸水平
安定台13を組付け配置して、ピッチ軸水平安定台13
上にヨー軸水平安定台14を分離自在に組付け、このヨ
ー軸水平安定台14に高低角駆動部15及び偏波角駆動
部16を積重して組付け配置して、この偏波角駆動部1
6にアンテナ反射鏡17を分離自在に組付け配置するよ
うに構成した。
【0027】これによれば、アンテナ反射鏡17の3軸
回りの安定化と指向制御が独立に行われることにより、
移動体11の振動及び姿勢に対する安定化を図った状態
で、アンテナ反射鏡17の指向制御が行われることによ
り、高精度なアンテナ指向制御が容易に実現される。ま
た、アンテナ反射鏡17の3軸回りの安定化と指向制御
が独立に行われることにより、取付台10を移動体11
に載置するだけでも、高精度な指向制御が可能となり、
その移動体11への容易な組付けが実現されることによ
り、簡便な取扱いが実現される。そして、これによれ
ば、3軸回りの駆動軸をアンテナ反射鏡17を含む被駆
動物の略重心位置と略一致するように設定することが可
能となることにより、移動体11の振動及び姿勢の並進
成分を効果的にキャンセルすることができ、高精度な水
平安定を容易に実現することが可能となる。
【0028】また、これによれば、ロール軸水平安定台
12及びピッチ軸水平安定台13で構成される水平安定
化構造と、ヨー軸水平安定台14、高低角駆動部15及
び偏波角駆動部16で構成される指向制御構造、アンテ
ナ反射鏡17を分離可能に組付け配置することが可能と
なることにより、例えば移動体11の移動時における運
送上の保安基準を満足したうえで、使用時における所望
のアンテナ性能を確保することができる。
【0029】なお、上記実施の形態では、移動体11と
して移動車両に搭載するように構成した場合で説明した
が、これに限ることなく、例えば船舶に搭載するように
構成してもよい。
【0030】また、上記実施の形態では、給電部18を
アンテナ反射鏡17に分離自在に組付け配置するように
構成した場合で説明したが、これに限ることなく、例え
ば給電部18をアンテナ反射鏡17に対して折畳み展開
自在に組付け配置するように構成しても持ち運びを含む
輸送の点で略同様の効果が期待される。
【0031】さらに、上記実施の形態では、第1及び第
2の案内ブレード12c,13cを摺動案内する第1及
び第2の案内ローラ12a,13aを、2個のローラを
用いて第1及び第2の案内ブレード12c,13cを回
動自在に挟装するように構成した場合で説明したが、こ
れに限ることなく、第1及び第2の案内ブレード12
c,13cを摺動案内する案内ローラを、1個のローラ
を用いて構成することも可能である。
【0032】また、上記実施の形態では、センサとし
て、ジャイロセンサ21a〜21c、GPSセンサ2
3、方位センサ24を用いて構成した場合で説明した
が、これに限ることなく、その他のセンサを用いて構成
することが可能である。
【0033】さらに、また、上記実施の形態では、ヨー
軸水平安定台14、アンテナ反射鏡17を分離自在に組
付け配置するのに螺子取付構造を用いて構成した場合で
説明したが、これに限ることなく、各種の分離結合構造
を用いて構成することが可能である。
【0034】そして、上記各安定台12,13,14及
びアンテナ反射鏡17が分離可能であることにより、様
々な運用形態、例えば移動体(車両、船舶)に交換式に
搭載可能となり、運用上の多様化が図れる。
【0035】さらに、分離可能であることにより、短距
離は、人手で輸送ができ、クレーン等を使わなくても組
立・設置・分離が可能である。よって、この発明は上記
実施の形態に限ることなく、その他、この発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論で
ある。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡便にして、高精度なアンテナ指向制御を実現し
得、且つ簡便な取扱を実現し得るようにしたアンテナ装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るアンテナ装置を
示した図。
【図2】図1を異なる方向から見た状態を示した図。
【図3】図1の構成を模式して示した図。
【図4】図1の回路構成を示した図。
【符号の説明】
10…取付台。 11…移動体。 12…ロール軸水平安定台。 12a…第1の案内ローラ。 12b…第1の取付部材。 12c…第1の案内ブレード。 12d…第1の結合部材。 12e…第1のボール螺子駆動部。 13…ピッチ軸水平安定台。 13a…第2の案内ローラ。 13b…第2の取付部材。 13c…第2の案内ブレード。 13d…第2の結合部材。 13e…第2のボール螺子駆動部。 14…ヨー軸水平安定台。 14a…ヨー軸駆動部。 15…高低角駆動部。 16…偏波角駆動部。 17…アンテナ反射鏡。 18…給電部。 19…制御部。 20…操作部。 21a〜21c…ジャイロセンサ。 22…受信機。 23…GPSセンサ。 24…方位センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 391059584 日本プレシジョン株式会社 千葉県習志野市茜浜1丁目8番3号 (72)発明者 近藤 治人 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内 (72)発明者 小川 隆也 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝小向工場内 (72)発明者 金田 英郎 東京都世田谷区砧1丁目10番3号 財団法 人エヌエイチケイエンジニアリングサービ ス内 (72)発明者 星野 良春 東京都世田谷区砧1丁目10番3号 財団法 人エヌエイチケイエンジニアリングサービ ス内 (72)発明者 山根 哲則 東京都世田谷区砧1丁目10番3号 財団法 人エヌエイチケイエンジニアリングサービ ス内 (72)発明者 我妻 隆夫 東京都新宿区百人町1丁目15番18号 石川 島防音工業株式会社内 (72)発明者 大久保 孝一 東京都新宿区百人町1丁目15番18号 石川 島防音工業株式会社内 (72)発明者 米田 喬 千葉県習志野市茜浜1丁目8番3号 日本 プレシジョン株式会社内 (72)発明者 小柴 卓 千葉県習志野市茜浜1丁目8番3号 日本 プレシジョン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に取付配置される取付台と、 第1の軸回りに円弧状の第1の案内ブレードを回動自在
    に配設して、この第1の案内ブレードに前記取付台に支
    持される第1の案内ローラを移動自在に係合させた第1
    の水平安定台と、 前記第1の軸回りと略直交する第2の軸回りに円弧状の
    第2の案内ブレードを回動自在に配設して、この第2の
    案内ブレードに対して前記第1の水平安定台の第1の案
    内ブレードに支持される第2の案内ローラを移動自在に
    係合させた第2の水平安定台と、 この第2の水平安定台の第2の案内ブレードに支持さ
    れ、前記第1及び第2の軸と略直交する第3の軸回りに
    回転自在に配設される第3の水平安定台と、 この第3の水平安定台に第3の軸上に対応して高低角駆
    動部及び偏波角駆動部を介して積重配置されるアンテナ
    反射鏡と、 このアンテナ反射鏡に鏡面に対向して取付配置される給
    電部と、 前記第1乃至第3の軸回りの角度及び角速度を検出し
    て、前記アンテナ反射鏡で受信される受信信号に基づい
    て前記第1乃至第3の軸回りの離角を検出する離角検出
    手段と、 この離角検出手段で検出した第1の軸回りの離角情報に
    基づいて前記第1の水平安定台の第1の案内ブレードを
    第1の軸回りに回動付勢して前記第1の案内ローラを該
    第1の案内ブレードに沿って案内し、前記第1の軸回り
    の離角を制御して該第1の軸回りを安定に制御する第1
    の安定台制御手段と、 前記離角検出手段で検出した第2の軸回りの離角情報に
    基づいて前記第2の水平安定台の第2の案内ブレードを
    第2の軸回りに回動付勢して前記第2の案内ローラを該
    第2の案内ブレードに沿って案内し、第2の軸回りの離
    角を制御して第2の軸回りを安定に制御する第2の安定
    台制御手段と、 前記離角検出手段で検出した第3の軸回りの離角情報に
    基づいて前記第3の水平安定台を駆動制御して、第3の
    軸回りを安定に制御する第3の安定台制御手段と、 前記アンテナ反射鏡で受信される受信信号に基づいて前
    記高低角駆動部及び偏波角駆動部を駆動制御して前記ア
    ンテナ反射鏡の高低角方向及び偏波角方向を制御するア
    ンテナ指向制御手段とを具備したことを特徴とするアン
    テナ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2及び第3の安定台制御手
    段を含む第1、第2及び第3の水平安定台と、高低角駆
    動部及び偏波角駆動部の設置された第3の水平安定台
    と、アンテナ反射鏡とを分離自在に組合わせ配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記給電部は、アンテナ反射鏡に分離自
    在に取付配置されることを特徴とする請求項2記載のア
    ンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記給電部は、アンテナ反射鏡に折畳み
    展開自在に組付けられることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の水平安定台の駆動中
    心は、第3の軸上に位置されることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載のアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 前記第3の軸回りは、アンテナ反射鏡の
    方位角に対応されることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれかに記載のアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の案内ローラは、第1
    及び第2の案内ブレードを回動自在に挟装する複数対の
    ローラで構成されることを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれかに記載のアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 前記取付台は、移動体に対して該移動体
    の振動及び姿勢と無関係に搭載することを特徴とする請
    求項1乃至7のいずれかに記載のアンテナ装置。
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