JPH10144685A - 半導体装置における配線構造及び配線形成方法 - Google Patents

半導体装置における配線構造及び配線形成方法

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JPH10144685A
JPH10144685A JP31713496A JP31713496A JPH10144685A JP H10144685 A JPH10144685 A JP H10144685A JP 31713496 A JP31713496 A JP 31713496A JP 31713496 A JP31713496 A JP 31713496A JP H10144685 A JPH10144685 A JP H10144685A
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layer
insulating layer
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interlayer insulating
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Mitsuru Taguchi
充 田口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体装置において、絶縁層10や層間絶縁層
20からの水分を放出するために絶縁層や層間絶縁層を
加熱したとき、層間絶縁層20に設けられた開口部21
Aの底部において配線14に隆起が生ぜず、配線の14
の信頼性が低下することのない配線構造を提供する。 【解決手段】配線構造は、半導体基板の上に設けられた
絶縁層10に形成された溝部11内に埋め込まれた配線
14の表面に、導電材料から成る被覆層16が形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置におけ
る配線構造及び配線形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】超LSIの高集積化に伴う内部配線の微
細化により、下層配線の上に層間絶縁層を形成した後、
下層配線の上方の層間絶縁層に微細な開口部を形成し、
かかる開口部内を配線材料層で埋め込み、コンタクトホ
ールやビヤホールといった接続孔を形成する技術が重要
となっている。このような微細な開口部内に配線材料層
を埋め込む技術として、ブランケットタングステンCV
D法、あるいは又、アルミニウムやアルミニウム合金、
銅等を配線材料として用いた高温スパッタ法、リフロー
法や高圧リフロー法の検討が進められ、一部では実用化
されている。高温スパッタ法、リフロー法あるいは高圧
リフロー法は、ブランケットタングステンCVD法に比
べてプロセスが簡便であるという利点を有する。特に、
高圧リフロー法は、開口部への配線材料層の非常に高い
埋め込み性が得られる点で有望な技術である。
【0003】一方、近年、配線の微細化及び絶縁層の平
坦化を簡便なプロセスで実現できる方法として、溝配線
技術が検討されている。下層配線を溝配線から構成する
場合、図9の(A)に模式図を示すように、半導体基板
(図示せず)の上に設けられた絶縁層10にRIE法に
て溝部11を形成する。尚、溝部11は、図9あるいは
図10の紙面垂直方向に延びている。そして、かかる溝
部11内を含む絶縁層10上に、例えばTi単層、Ti
N単層あるいはTiN層/Ti層の積層構造から構成さ
れた第1の下地層12を形成する。尚、積層構造の場
合、「/」の前に記載された層が上層側を表す。第1の
下地層12は、配線材料層が流動するための濡れ性改善
層としての機能を有する。また、図において、第1の下
地層12を1層で表した。その後、全面に、高温スパッ
タ法、リフロー法あるいは高圧リフロー法によって、例
えばアルミニウム合金から成る配線材料層13を成膜
し、溝部11内を配線材料層13で埋め込む(図9の
(B)参照)。次いで、絶縁層10上の配線材料層13
及び第1の下地層12をエッチバック法や化学的・機械
的研磨法(CMP法)にて除去する。こうして、半導体
基板の上に設けられた絶縁層10に形成された溝部11
内に埋め込まれた配線(下層配線)14が形成される
(図9の(C)参照)。
【0004】次いで、こうして得られた配線14を含む
絶縁層10の上に層間絶縁層20をCVD法にて成膜す
る。そして、配線14の上方の層間絶縁層20に開口部
21をRIE法にて形成した後(図10の(A)参
照)、開口部21内を含む層間絶縁層20上に、第2の
下地層22をスパッタ法にて成膜する。第2の下地層2
2は、例えば、Ti単層、TiN単層あるいはTiN層
/Ti層の積層構造から構成される。尚、図において
は、第2の下地層22を1層で表した。そして、高温ス
パッタ法、リフロー法あるいは高圧リフロー法によっ
て、例えばアルミニウム合金から成る配線材料層23を
第2の下地層22上に成膜し、開口部21内を配線材料
層23で埋め込み、開口部21内に接続孔24を形成す
る(図10の(B)参照)。次いで、層間絶縁層20上
の配線材料層23及び第2の下地層22をパターニング
し、上層配線を形成する。
【0005】高温スパッタ法においては、例えば400
〜450゜Cに層間絶縁層20を加熱した状態で、例え
ばアルミニウム合金から成る配線材料層23をスパッタ
法にて成膜する。層間絶縁層20の上に堆積した配線材
料層23は、層間絶縁層20が加熱されているが故に、
流動状態となり、開口部21内に流れ込み、開口部21
内が配線材料層23で埋め込まれ、接続孔24が形成さ
れる。第2の下地層22は、配線材料層が流動するため
の濡れ性改善層としての機能を有する。
【0006】リフロー法においては、例えば200゜C
前後に層間絶縁層20を加熱した状態で、例えばアルミ
ニウム合金から成る配線材料層23をスパッタ法にて成
膜する。層間絶縁層20の上に堆積した配線材料層23
は、層間絶縁層20が十分に加熱されていないため、流
動状態とならず、通常、開口部21内には流れ込まない
ため、開口部21の上方の配線材料層23はブリッジ状
となる。配線材料層23の成膜後、例えば400〜45
0゜C前後に層間絶縁層20を加熱すると、層間絶縁層
20上に堆積した配線材料層23は流動状態となり、開
口部21内が配線材料層23で埋め込まれ、接続孔24
が形成される。高圧リフロー法においては、配線材料層
23の成膜後、例えば高圧のアルゴンガス雰囲気中で、
例えば400〜450゜C前後に層間絶縁層20を加熱
する。その結果、層間絶縁層20上に堆積した配線材料
層23は流動状態となり、しかも、雰囲気が高圧である
が故に、開口部21内が配線材料層23で容易に埋め込
まれ、接続孔24が形成される。高圧リフロー法によれ
ば、アスペクト比が4〜5程度の開口部21を配線材料
層23で埋め込むことが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】高温スパッタ法、リフ
ロー法あるいは高圧リフロー法によって開口部21内を
配線材料層23で確実に埋め込むためには、第2の下地
層22を成膜する前に、層間絶縁層20や絶縁層10中
の水分を放出することが重要である。配線材料層23の
成膜中に層間絶縁層20や絶縁層10から水分が放出さ
れると、開口部21内の第2の下地層22の表面に酸化
膜が形成される。その結果、配線材料層23の濡れ性が
低下し、配線材料層23が開口部21に流入し難くな
り、配線材料層23の開口部21内への埋め込み性が劣
化する。
【0008】ところで、層間絶縁層20や絶縁層10中
の水分を放出するために、半導体基板を400〜500
゜Cに加熱すると、配線(下層配線)14に損傷が発生
する場合がある。即ち、図10の(A)に示した構造に
おいて、半導体基板を400〜500゜Cに加熱する
と、例えばアルミニウム合金から成る配線14も加熱さ
れる結果、開口部21の底部に露出した配線14の部分
が隆起し、その反動として、配線14にボイドが発生す
る。この状態を、模式的に図11に示す。尚、図11
は、図10の(A)の構造を別の角度から眺めた図であ
る。このように配線14にボイドが発生すると、配線不
良が生じ、あるいは又、配線14の信頼性が低下する。
【0009】従って、本発明の目的は、半導体装置にお
いて、開口部が設けられた層間絶縁層や絶縁層からの水
分を放出するために層間絶縁層あるいは絶縁層を加熱し
たとき、開口部底部の配線部分に隆起が発生せず、配線
に損傷が生ぜず、配線の信頼性が低下することのない配
線構造及び配線形成方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の半導体装置における配線構造は、半導体基
板の上に設けられた絶縁層に形成された溝部内に埋め込
まれた配線の表面に、導電材料から成る被覆層が形成さ
れていることを特徴とする。
【0011】本発明の半導体装置における配線構造にお
いては、(A)絶縁層及び被覆層の上に形成された層間
絶縁層と、(B)被覆層の上方の層間絶縁層に形成され
た開口部内が配線材料層で埋め込まれて成る、配線と接
続された接続孔と、(C)配線材料層から成り、層間絶
縁層に形成されそして接続孔と接続された上層配線、を
更に備えており、被覆層は、層間絶縁層に開口部を形成
した後の熱処理時、開口部底部の配線の部分が隆起する
ことを防止するために形成されている形態を挙げること
ができる。
【0012】被覆層は、チタン−アルミニウム系合金、
タングステン−アルミニウム系合金、又は銅−アルミニ
ウム系合金から成ることが好ましい。この場合、溝部内
に埋め込まれた配線を構成する材料は、Al(アルミニ
ウム)、Al−Si、Al−Si−Cu、又はAl−G
eであることが望ましい。尚、被覆層を構成する合金
(導電材料)中には、配線を構成するアルミニウム合金
のアルミニウム以外の組成(成分)が含まれてもよい。
【0013】あるいは又、被覆層はタングステンから成
ることが好ましい。この場合、溝部内に埋め込まれた配
線を構成する材料は、Al、Al−Si、Al−Si−
Cu、Al−Ge、Ag、Cu、Cu−Ti、又はCu
−Zrであることが望ましい。
【0014】上記の目的を達成するための本発明の半導
体装置における配線形成方法は、 (イ)半導体基板の上に設けられた絶縁層に溝部を形成
した後、溝部内に配線材料を埋め込み、配線を形成する
工程と、 (ロ)配線の表面に、導電材料から成る被覆層を形成す
る工程、を含むことを特徴とする。
【0015】本発明の半導体装置における配線形成方法
においては、更に、 (ハ)絶縁層及び被覆層の上に層間絶縁層を形成する工
程と、 (ニ)被覆層の上方の層間絶縁層に開口部を形成する工
程と、 (ホ)層間絶縁層上に配線材料層を形成し、開口部内を
配線材料層で埋め込む工程と、 (ヘ)層間絶縁層上の配線材料層をパターニングして、
上層配線を形成する工程、を含む形態を挙げることがで
きる。この場合、工程(ホ)として、 配線材料層が流動化する温度に層間絶縁層を加熱し
た状態で配線材料層をスパッタ法にて成膜する工程から
成る態様(所謂、高温スパッタ法) 配線材料層が流動化しない温度に層間絶縁層を保持
した状態で配線材料層をスパッタ法にて成膜した後、配
線材料層が流動化する温度に層間絶縁層を加熱する工程
から成る態様(所謂、リフロー法) 配線材料層が流動化しない温度に層間絶縁層を保持
した状態で配線材料層をスパッタ法にて成膜した後、高
圧下、配線材料層が流動化する温度に層間絶縁層を加熱
する工程から成る態様(高圧リフロー法) を挙げることができる。
【0016】本発明の半導体装置における配線形成方法
においては、被覆層を、チタン−アルミニウム系合金、
タングステン−アルミニウム系合金、又は銅−アルミニ
ウム系合金から構成することが好ましい。この場合、溝
部内に埋め込まれた配線を構成する材料は、Al、Al
−Si、Al−Si−Cu、又はAl−Geであること
が好ましい。そして、工程(ロ)における被覆層の形成
は、全面に金属膜を成膜した後、この金属膜と配線とを
反応させ、次いで、未反応の金属膜を除去する工程から
構成することができる。被覆層をチタン−アルミニウム
系合金から構成する場合には、金属膜を構成する材料を
チタンとし、被覆層をタングステン−アルミニウム系合
金から構成する場合には、金属膜を構成する材料をタン
グステンとし、被覆層を銅−アルミニウム系合金から構
成する場合には、金属膜を構成する材料を銅とすればよ
い。
【0017】あるいは又、被覆層をタングステンから構
成することができる。この場合、溝部内に埋め込まれた
配線を構成する材料は、Al、Al−Si、Al−Si
−Cu、Al−Ge、Ag、Cu、Cu−Ti、又はC
u−Zrであることが好ましい。そして、工程(ロ)に
おける被覆層の形成は、選択CVD法によって行うこと
ができる。
【0018】絶縁層や層間絶縁層は、SiO2、BPS
G、PSG、BSG、AsSG、PbSG、SbSG、
NSG、SOG、LTO(Low Temperature Oxide、低
温CVD−SiO2)、SiN、SiON等の公知の材
料、あるいはこれらの材料を積層したものを例示するこ
とができる。上層配線や接続孔を形成するための配線材
料層を構成する材料として、例えば、Al、Al−S
i、Al−Si−Cu、Al−Ge、Ag、Cu、Cu
−Ti又はCu−Zrを例示することができる。配線あ
るいは上層配線をスパッタ法にて形成する場合、例え
ば、マグネトロンスパッタ法、直流スパッタ法、直流マ
グネトロンスパッタ法、RFスパッタ法、ECRスパッ
タ法、半導体基板にバイアスを印加するバイアススパッ
タ法にて配線あるいは上層配線を形成することができ
る。
【0019】本発明においては、溝部内に埋め込まれた
配線の表面に導電材料から成る被覆層が形成されている
ので、絶縁層や層間絶縁層からの水分を放出するために
絶縁層や層間絶縁層を加熱したとき、開口部底部の配線
の部分が隆起することを防止できる結果、配線に損傷が
生ぜず、配線の信頼性が低下することがない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、発明の実
施の形態(以下、実施の形態と略称する)に基づき本発
明を説明する。
【0021】(実施の形態1)実施の形態1において
は、溝部11内に埋め込まれた配線14を構成する材料
として、アルミニウム合金(Al−Cu)を用い、チタ
ン−アルミニウム系合金から成る被覆層16を配線14
の表面に形成する。尚、全面に金属膜15を成膜した
後、金属膜15と配線14とを反応させ、次いで、未反
応の金属膜15を除去することによって被覆層16を形
成した。更には、実施の形態1における配線構造を、被
覆層16の上方の層間絶縁層20に形成された接続孔2
4、及び層間絶縁層20に形成された上層配線25を有
する構造とした。尚、接続孔24及び上層配線25の形
成は、所謂高圧リフロー法にて行った。以下、絶縁層1
0等の模式的な一部断面図である図1〜図6を参照し
て、実施の形態1の半導体装置における配線形成方法を
説明する。
【0022】[工程−100]先ず、図示しない半導体
基板上に、例えばBPSGから成る絶縁層10をCVD
法にて成膜し、かかる絶縁層10にRIE法で溝部11
を形成する。溝部11の深さを0.5μm、幅を0.5
μmとした。尚、溝部11は、図1〜図8の紙面垂直方
向に延びている。
【0023】[工程−110]次に、溝部11内に配線
材料層13を埋め込み、配線14を形成する。具体的に
は、先ず、予備加熱処理を行い、絶縁層10から水分を
放出させることが好ましい。予備加熱処理の条件を、以
下の表1に例示する。予備加熱の方式として、例えば、
基板裏面からのガス加熱方式、即ち、半導体基板の裏面
に配置したヒーターブロックを所定の温度(加熱温度)
に加熱し、ヒーターブロックと半導体基板の裏面の間に
ガスを導入することによって半導体基板を加熱する方式
を挙げることができるが、これに限定されず、ランプ加
熱方式等を用いることもできる。
【0024】
【表1】 基板加熱温度:500゜C 加熱時間 :1分間 使用加熱ガス:アルゴンガス ガス圧力 :103Pa
【0025】その後、かかる溝部11内を含む絶縁層1
0上に、TiN層(厚さ50nm)/Ti層(厚さ20
nm)の積層構造から構成された第1の下地層12を、
以下の表2に例示する条件のDCマグネトロンスパッタ
法にて形成する。第1の下地層12は、配線材料層が流
動するための濡れ性改善層としての機能を有する。尚、
図において、第1の下地層12を1層で表した。
【0026】
【表2】Ti層の成膜条件 ターゲット :Ti プロセスガス:アルゴンガス=100sccm 圧力 :0.4Pa 成膜温度 :200゜C DCパワー :6kW TiN層の成膜条件 ターゲット :Ti プロセスガス:窒素ガス/アルゴンガス=70/20sc
cm 圧力 :0.4Pa 成膜温度 :200゜C DCパワー :12kW
【0027】その後、高温スパッタ法、リフロー法ある
いは高圧リフロー法によって、アルミニウム合金から成
り、厚さ1.5μmの配線材料層13を全面に成膜し、
溝部11内を配線材料層13で埋め込む。リフロー法あ
るいは高圧リフロー法におけるDCマグネトロンスパッ
タ条件を、以下の表3に例示する。その後、以下の表4
又は表5に例示する条件にて、配線材料層13が流動化
する温度に絶縁層10を加熱する。これによって、溝部
11の上方の配線材料層13が溝部11内に流入し、あ
るいは押し込まれ、配線14が形成される(図1の
(B)参照)。尚、以上の[工程−110]の一連の操
作は、半導体基板の搬送を含め高真空雰囲気中で行うこ
とが、第1の下地層12の表面に酸化膜が形成されるこ
とを防止する上で好ましい。
【0028】
【表3】 ターゲット :Al−Cu(0.5%) プロセスガス:アルゴンガス=100sccm 圧力 :0.4Pa 成膜温度 :200゜C DCパワー :15kW
【0029】
【表4】(リフロー法) プロセスガス:アルゴンガス 圧力 :103Pa リフロー時間:1分 基板加熱温度:500゜C
【0030】
【表5】(高圧リフロー法) プロセスガス:アルゴンガス 圧力 :70MPa リフロー時間:1分 基板加熱温度:450゜C
【0031】[工程−120]次いで、絶縁層10上の
配線材料層13及び第1の下地層12をエッチバック法
や化学的・機械的研磨法(CMP法)にて除去する。こ
うして、半導体基板の上に設けられた絶縁層10に形成
された溝部11内に埋め込まれたアルミニウム合金から
成る配線(下層配線)14が形成される(図1の(C)
参照)。CMP法の条件を、以下の表6に例示する。
【0032】
【表6】 研磨圧力 :100gf/cm2 回転数 :定盤/研磨ヘッド=30/30rpm 研磨用スラリー :NH4OHベース(フュームドシリカ含有) 研磨用スラリー流量:100cm3/分 温度 :25〜30゜C
【0033】[工程−130]次に、配線14の表面
に、導電材料から成る被覆層16を形成する。実施の形
態1においては、全面に金属膜15を成膜した後、金属
膜15と配線14とを反応させ、次いで、未反応の金属
膜15を除去することによって被覆層16を形成する。
具体的には、表2に例示した条件のDCマグネトロンス
パッタ法にて、厚さ0.1μmのTiから成る金属膜1
5を全面に成膜する(図2の(A)参照)。次に、以下
の表7に例示する加熱条件にて、金属膜15と配線14
とを反応させ、被覆層16を配線14の表面に形成する
(図2の(B)参照)。被覆層16はチタン−アルミニ
ウム系合金から成る。
【0034】
【表7】 加熱雰囲気 :窒素ガス雰囲気 加熱時間 :2分 基板加熱温度:450゜C
【0035】次に、アンモニア過水を用いた表8に例示
するウエットエッチングにより、未反応の金属膜15を
除去する。これによって、図2の(C)に示す構造を得
ることができる。尚、表6に示した条件のCMP法によ
って、未反応の金属膜15を除去してもよい。
【0036】
【表8】 アンモニア過水:NH4OH/H22/H2O=1/2/
1 エッチング温度:50゜C エッチング時間:10分
【0037】[工程−140]次に、絶縁層10及び被
覆層16の上に、例えばSiO2から成り、厚さ1.1
μmの層間絶縁層20をCVD法にて形成する。そし
て、被覆層16の上方の層間絶縁層20に開口部21A
をRIE法にて形成する。尚、実施の形態1において
は、次いで、開口部21Aの上方部分を通る溝部21B
をRIE法にて層間絶縁層20に形成する。尚、溝部2
1Bは、図の紙面垂直方向に延びている。開口部21A
の径を0.3μm、深さを0.6μm、溝部21Bの幅
を0.5μm、深さを0.5μmとした。こうして、図
3に示す構造を得ることができる。
【0038】[工程−150]その後、層間絶縁層20
や絶縁層10中の水分を放出するために、例えばファー
ネス・アニール法にて半導体基板を加熱する。加熱条件
を、以下の表9に例示する。
【0039】
【表9】 加熱雰囲気 :窒素ガス雰囲気 加熱時間 :30分 基板加熱温度:450゜C
【0040】被覆層16が設けられているので、層間絶
縁層20に開口部21Aを形成した後のこの熱処理時、
開口部21Aの底部の配線14の部分が隆起することを
確実に防止することができる結果、配線14にボイドが
発生することを確実に抑制することができる。従って、
配線14の信頼性が低下することはない。
【0041】[工程−160]次に、層間絶縁層20上
に配線材料層23を形成し、開口部21A内及び溝部2
1B内を配線材料層23で埋め込む。この工程は、配線
材料層23が流動化しない温度に層間絶縁層20を保持
した状態で配線材料層23をスパッタ法にて成膜した
後、高圧下、配線材料層23が流動化する温度に層間絶
縁層20を加熱する工程から成る。具体的には、表2に
示した[工程−110]と同様の方法で、開口部21A
内及び溝部21B内を含む層間絶縁層20上にTiN層
/Ti層から構成された第2の下地層22を成膜する。
尚、図においては、第2の下地層22を1層で表した。
その後、表3に示した条件でSi−Cu(0.5%)か
ら成る配線材料層23を層間絶縁層20上に成膜する
(図4参照)。層間絶縁層20の上に堆積した配線材料
層23は、層間絶縁層20が十分に加熱されていないた
め、流動状態とならず、通常、開口部21内には流れ込
まないため、開口部21の上方の配線材料層23はブリ
ッジ状となる。その後、表5に示した条件の高圧リフロ
ー処理を行う。これによって、開口部21A内及び溝部
21B内は配線材料層23で埋め込まれ、開口部21A
内に接続孔24が形成され、溝部21B内に上層配線2
5が形成される(図5参照)。
【0042】[工程−170]その後、層間絶縁層20
上の配線材料層23及び第2の下地層22を、エッチバ
ック法、あるいは又、例えば表6に示したCMP法によ
って除去する(図6参照)。こうして、図示しない半導
体基板の上に設けられた絶縁層10に形成された溝部1
1内に埋め込まれた配線14の表面に、導電材料から成
る被覆層15が形成され、更には、絶縁層10及び被覆
層16の上に形成された層間絶縁層20と、被覆層16
の上方の層間絶縁層20に形成された開口部21A内が
配線材料層23で埋め込まれて成る、配線14と接続さ
れた接続孔24と、配線材料層23から成り、層間絶縁
層20に形成されそして接続孔24と接続された上層配
線25を有する配線構造が形成される。
【0043】(実施の形態2)実施の形態2において
は、リフロー法にて開口部21A内及び溝部21B内を
配線材料層23で埋め込み、接続孔24及び上層配線2
5を形成する。以下、実施の形態2が実施の形態1と相
違する点のみを説明する。
【0044】実施の形態2においては、実施の形態1の
[工程−100]〜[工程−150]と同様の工程を経
て、開口部21A内及び溝部21B内を含む層間絶縁層
20上に第2の下地層22を形成する。次に、実施の形
態2においては、開口部21A内及び溝部21B内を配
線材料層23で埋め込むために、配線材料層23が流動
化しない温度に層間絶縁層20を保持した状態で配線材
料層23を上記の表3に例示した条件のスパッタ法にて
成膜する。その後、表4に例示した条件にて配線材料層
23が流動化する温度に層間絶縁層20を加熱する。そ
の後、実施の形態1の[工程−170]を経て、上層配
線を完成させる。
【0045】(実施の形態3)実施の形態3において
は、高温スパッタ法にて開口部21A内及び溝部21B
内を配線材料層23で埋め込み、接続孔24及び上層配
線25を形成する。以下、実施の形態3が実施の形態1
と相違する点のみを説明する。
【0046】実施の形態3においても、実施の形態1の
[工程−100]〜[工程−150]と同様の工程を経
て、開口部21A内及び溝部21B内を含む層間絶縁層
20上に第2の下地層22を形成する。次に、実施の形
態3においては、開口部21A内及び溝部21B内を配
線材料層23で埋め込むために、配線材料層23が流動
化する温度に層間絶縁層20を加熱した状態で配線材料
層23をスパッタ法にて成膜する。スパッタ条件を、以
下の表10に例示する。その後、実施の形態1の[工程
−170]を経て、上層配線を完成させる。
【0047】
【表10】 ターゲット :Al−Cu(0.5%) プロセスガス:アルゴンガス=100sccm 圧力 :0.4Pa 成膜温度 :500゜C
【0048】(実施の形態4)実施の形態4は実施の形
態1の変形である。実施の形態4が実施の形態1と相違
する点は、被覆層の形成方法にある。実施の形態4にお
いては、被覆層はタングステンから成り、その形成は選
択CVD法による。溝部11内に埋め込まれた配線14
を構成する材料として、アルミニウム合金を用いた。以
下、実施の形態4が実施の形態1と相違する点のみを説
明する。
【0049】実施の形態4においても、実施の形態1の
[工程−100]〜[工程−120]と同様の工程を経
て、半導体基板の上に設けられた絶縁層10に形成され
た溝部11内に埋め込まれた配線14を形成する。その
後、以下の表11に例示する選択CVD法によって、配
線14の表面にタングステンから成り、厚さ0.1μm
の被覆層16Aを形成する(図7参照)。実施の形態4
においては、配線14上に被覆層16Aを選択的に成長
させるので、実施の形態1のように合金化反応プロセス
及び未反応金属膜の除去工程が不要であり、プロセスの
簡素化を図ることができる。
【0050】
【表11】 使用ガス:WF6/SiH4/H2/Ar=10/7/1
000/10sccm 成膜温度:260゜C 圧力 :30Pa
【0051】以降、実施の形態1の[工程−140]〜
[工程−170]を実行することによって、図7に示し
たと同様の配線構造を得ることができる。
【0052】以上、本発明を、発明の実施の形態に基づ
き説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。発明の実施の形態にて説明した配線の構造、各種成
膜条件や数値は例示であり、適宜変更することができ
る。例えば、図8に示すように、半導体基板の上に設け
られた絶縁層10に形成された溝部11内に埋め込まれ
た配線14と、層間絶縁層20の上に形成された上層配
線25とを、層間絶縁層20に設けられた接続孔24に
よって接続する配線構造とすることもできる。尚、この
ような形態の上層配線25も、本発明においては層間絶
縁層に形成された上層配線に包含される。また、配線材
料層23を構成する材料として、アルミニウム合金の代
わりに、例えば銅を用いることもできる。この場合のス
パッタ条件を以下の表12に例示する。
【0053】
【表12】 ターゲット :Cu プロセスガス:Ar=100sccm 圧力 :0.4Pa DCパワー :5kW 成膜温度 :150゜C
【0054】実施の形態1〜実施の形態3において、被
覆層16をチタン−アルミニウム系合金から構成する代
わりに、タングステン−アルミニウム系合金あるいは銅
−アルミニウム系合金から構成することもできる。被覆
層16をタングステン−アルミニウム系合金から構成す
る場合には、[工程−130]において、スパッタ法あ
るいはCVD法、若しくは選択CVD法にてタングステ
ンから成る金属膜を全面に成膜する。そして、加熱処理
を行い、配線14を構成するアルミニウム合金とタング
ステンから成る金属膜を反応させて、タングステン−ア
ルミニウム系合金を形成した後、未反応の金属(タング
ステン)膜を過酸化水素水によるウエットエッチングや
CMP法によって除去する。被覆層16を銅−アルミニ
ウム系合金から構成する場合には、[工程−130]に
おいて、スパッタ法(表12の成膜条件参照)あるいは
CVD法(以下に例示する表13の成膜条件参照。尚、
HFAとは、ヘキサフルオロアセチルアセトネートの略
である)にて銅から成る金属膜を全面に成膜する。そし
て、加熱処理を行い、配線14を構成するアルミニウム
合金と銅から成る金属膜を反応させて、銅−アルミニウ
ム系合金を形成した後、未反応の金属膜(銅)膜を硫酸
又は硝酸によるウエットエッチングやCMP法によって
除去する。
【0055】
【表13】 銅のCVD成膜条件 使用ガス : Cu(HFA)2/H2=10/1000sccm 圧力 : 2.6×103Pa 基板加熱温度: 350゜C パワー : 500W
【0056】
【発明の効果】本発明の半導体装置における配線構造あ
るいは配線形成方法においては、配線の表面に被覆層を
形成するので、絶縁層や層間絶縁層からの水分を放出す
るために絶縁層や層間絶縁層を加熱したとき、層間絶縁
層に設けられた開口部底部の配線の部分が隆起すること
がない。その結果、配線に損傷が生ぜず、配線の信頼性
が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1の半導体装置における配線
形成方法を説明するための絶縁層等の模式的な一部断面
図である。
【図2】図1に引き続き、発明の実施の形態1の半導体
装置における配線形成方法を説明するための絶縁層等の
模式的な一部断面図である。
【図3】図2に引き続き、発明の実施の形態1の半導体
装置における配線形成方法を説明するための絶縁層等の
模式的な一部断面図である。
【図4】図3に引き続き、発明の実施の形態1の半導体
装置における配線形成方法を説明するための絶縁層等の
模式的な一部断面図である。
【図5】図4に引き続き、発明の実施の形態1の半導体
装置における配線形成方法を説明するための絶縁層等の
模式的な一部断面図である。
【図6】図5に引き続き、発明の実施の形態1の半導体
装置における配線形成方法を説明するための絶縁層等の
模式的な一部断面図である。
【図7】発明の実施の形態4の半導体装置における配線
形成方法を説明するための絶縁層等の模式的な一部断面
図である。
【図8】発明の実施の形態1の半導体装置における配線
構造の変形を示す絶縁層等の模式的な一部断面図であ
る。
【図9】従来の半導体装置における配線形成方法を説明
するための絶縁層等の模式的な一部断面図である。
【図10】図9に引き続き、従来の半導体装置における
配線形成方法を説明するための絶縁層等の模式的な一部
断面図である。
【図11】従来の技術における問題点を説明するための
絶縁層等の模式的な一部断面図である。
【符号の説明】
10・・・絶縁層、11・・・溝部、12・・・第1の
下地層、13・・・配線材料層、14・・・配線、15
・・・金属膜、16,16A・・・被覆層、20・・・
層間絶縁層、21,21A・・・開口部、21B・・・
溝部、22・・・第2の下地層、23・・・配線材料
層、24・・・接続孔、25・・・上層配線

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の上に設けられた絶縁層に形成
    された溝部内に埋め込まれた配線の表面に、導電材料か
    ら成る被覆層が形成されていることを特徴とする半導体
    装置における配線構造。
  2. 【請求項2】絶縁層及び被覆層の上に形成された層間絶
    縁層と、 被覆層の上方の層間絶縁層に形成された開口部内が配線
    材料層で埋め込まれて成る、配線と接続された接続孔
    と、 配線材料層から成り、層間絶縁層に形成されそして接続
    孔と接続された上層配線、を更に備えており、 被覆層は、層間絶縁層に開口部を形成した後の熱処理
    時、開口部底部の配線の部分が隆起することを防止する
    ために形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の半導体装置における配線構造。
  3. 【請求項3】被覆層は、チタン−アルミニウム系合金、
    タングステン−アルミニウム系合金、又は銅−アルミニ
    ウム系合金から成ることを特徴とする請求項1に記載の
    半導体装置における配線構造。
  4. 【請求項4】溝部内に埋め込まれた配線を構成する材料
    は、Al、Al−Si、Al−Si−Cu、又はAl−
    Geであることを特徴とする請求項3に記載の半導体装
    置における配線構造。
  5. 【請求項5】被覆層はタングステンから成ることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体装置における配線構造。
  6. 【請求項6】溝部内に埋め込まれた配線を構成する材料
    は、Al、Al−Si、Al−Si−Cu、Al−G
    e、Ag、Cu、Cu−Ti、又はCu−Zrであるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の半導体装置における配
    線構造。
  7. 【請求項7】(イ)半導体基板の上に設けられた絶縁層
    に溝部を形成した後、溝部内に配線材料を埋め込み、配
    線を形成する工程と、 (ロ)配線の表面に、導電材料から成る被覆層を形成す
    る工程、を含むことを特徴とする半導体装置における配
    線形成方法。
  8. 【請求項8】更に、 (ハ)絶縁層及び被覆層の上に層間絶縁層を形成する工
    程と、 (ニ)被覆層の上方の層間絶縁層に開口部を形成する工
    程と、 (ホ)層間絶縁層上に配線材料層を形成し、開口部内を
    配線材料層で埋め込む工程と、 (ヘ)層間絶縁層上の配線材料層をパターニングして、
    上層配線を形成する工程、を含むことを特徴とする請求
    項7に記載の半導体装置における配線形成方法。
  9. 【請求項9】被覆層は、チタン−アルミニウム系合金、
    タングステン−アルミニウム系合金、又は銅−アルミニ
    ウム系合金から成ることを特徴とする請求項7に記載の
    半導体装置における配線形成方法。
  10. 【請求項10】溝部内に埋め込まれた配線を構成する材
    料は、Al、Al−Si、Al−Si−Cu、又はAl
    −Geであることを特徴とする請求項9に記載の半導体
    装置における配線形成方法。
  11. 【請求項11】前記工程(ロ)における被覆層の形成
    は、全面に金属膜を成膜した後、金属膜と配線とを反応
    させ、次いで、未反応の金属膜を除去する工程から成る
    ことを特徴とする請求項10に記載の半導体装置におけ
    る配線形成方法。
  12. 【請求項12】被覆層はタングステンから成ることを特
    徴とする請求項7に記載の半導体装置における配線形成
    方法。
  13. 【請求項13】溝部内に埋め込まれた配線を構成する材
    料は、Al、Al−Si、Al−Si−Cu、Al−G
    e、Ag、Cu、Cu−Ti、又はCu−Zrであるこ
    とを特徴とする請求項12に記載の半導体装置における
    配線形成方法。
  14. 【請求項14】前記工程(ロ)における被覆層の形成
    は、選択CVD法によることを特徴とする請求項13に
    記載の半導体装置における配線形成方法。
  15. 【請求項15】前記工程(ホ)は、配線材料層が流動化
    する温度に層間絶縁層を加熱した状態で配線材料層をス
    パッタ法にて成膜する工程から成ることを特徴とする請
    求項8に記載の半導体装置における配線形成方法。
  16. 【請求項16】前記工程(ホ)は、配線材料層が流動化
    しない温度に層間絶縁層を保持した状態で配線材料層を
    スパッタ法にて成膜した後、配線材料層が流動化する温
    度に層間絶縁層を加熱する工程から成ることを特徴とす
    る請求項8に記載の半導体装置における配線形成方法。
  17. 【請求項17】前記工程(ホ)は、配線材料層が流動化
    しない温度に層間絶縁層を保持した状態で配線材料層を
    スパッタ法にて成膜した後、高圧下、配線材料層が流動
    化する温度に層間絶縁層を加熱する工程から成ることを
    特徴とする請求項8に記載の半導体装置における配線形
    成方法。
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JP2007067324A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Sony Corp 半導体装置の製造方法

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