JPH10144387A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JPH10144387A
JPH10144387A JP29913896A JP29913896A JPH10144387A JP H10144387 A JPH10144387 A JP H10144387A JP 29913896 A JP29913896 A JP 29913896A JP 29913896 A JP29913896 A JP 29913896A JP H10144387 A JPH10144387 A JP H10144387A
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JP
Japan
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cam
groove
lever
arm portion
restricting
Prior art date
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Application number
JP29913896A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Katsuma
孝年 勝真
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カム動作の際にレバーのアーム部が姿勢を斜
めにしつつ拡がるように変位することを防止する。 【解決手段】 レバー20のアーム部22にその回動中
心と同心円弧形の規制溝25を形成し、この規制溝25
とコネクタハウジング10に設けた規制ピン14とを嵌
合させる。カム作用によってカム突起31が支持軸12
側へ傾くと、それに伴ってアーム部22が斜めに姿勢を
変えつつ斜め方向へ変位しようとする。しかし、規制ピ
ン14はカム作用による傾倒力を受けないので、この規
制ピン14と規制溝25との嵌合により、アーム部22
の姿勢の傾きと斜め方向への変位が規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カム作用を利用し
たレバー操作により容易にコネクタハウジング同士の嵌
合を行えるようにしたレバー式コネクタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種のレバー式コネクタとしては図1
4に示すものがある。これは、コネクタハウジング1と
このコネクタハウジング1を跨ぐ形状のレバー2とを備
えてなり、コネクタハウジング1の両側面の支持軸1A
には、レバー2の両端のアーム部2Aが回動自由に支持
されている。また、アーム部2Aの内面にはカム溝2B
が形成され、さらに、相手側コネクタハウジング3には
カム突起3Aが形成されている。
【0003】両コネクタハウジング1,3を少し嵌合し
てカム突起3Aをカム溝2Bの入口に嵌入し、この状態
でレバー2を回動操作すると、カム突起3Aとカム溝2
Bとの係合によりカム作用が発揮され、両コネクタハウ
ジング1,3が互いに引き寄せられて嵌合状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のレバー式コ
ネクタにおいては、カム動作の際に、両コネクタハウジ
ング1,3の間の嵌合抵抗のためにカム突起3Aとカム
溝2Bとの係合部分に過大な応力が生じる。そのため、
図15に鎖線で示すように、カム突起3Aが斜めに変形
してカム溝2Bとの間で滑りを生じ、アーム部2Aが姿
勢を傾けつつ斜め方向へ拡がるように変位し、最後には
カム突起3Aとカム溝2Bが外れてしまう虞がある。
【0005】本願発明は上記事情に鑑みて創案されたも
のであって、カム動作の際にレバーのアーム部が姿勢を
傾けつつ斜め方向へ変位することを防止できるレバー式
コネクタを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジングに、そのコネクタハウジングを跨ぐ形状
のレバーをその両端のアーム部において回動可能に支持
してなり、カム溝とカム突起との係合により前記アーム
部と相手側コネクタハウジングとを連結した状態で前記
レバーを回動操作してカム作用により前記相手側コネク
タハウジングを引き寄せて嵌合するようにしたレバー式
コネクタにおいて、前記カム溝と前記カム突起とのカム
動作時に前記アーム部が前記コネクタハウジングに対し
て姿勢を傾けつつ斜め方向へ変位することを規制する変
位規制手段を設けたところに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記変位規制手段が、前記コネクタハウジングに前
記カム突起と平行に設けた規制ピンと、前記アーム部に
その回動円と同心円弧状に設けられて前記規制ピンと緊
密且つ円周方向の相対移動可能に嵌合される規制溝とか
ら構成されているところに特徴を有する。請求項3の発
明は、請求項2の発明において、前記規制溝が前記アー
ム部の外面に開口して形成され、前記規制ピンには前記
アーム部の外面側に引掛可能なフランジが形成されてい
るところに特徴を有する。
【0008】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、前記規制溝が前記アーム部の外面に開口しない形態
で設けられているところに特徴を有する。請求項5の発
明は、請求項1の発明において、前記変位規制手段が、
前記コネクタハウジングに前記アーム部の回動円と同心
円弧状に設けた規制溝と、前記アーム部に前記カム突起
と平行に設けられて前記規制溝に緊密且つ円周方向の相
対移動可能に嵌合される規制ピンとから構成されている
ところに特徴を有する。
【0009】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
のいずれかの発明において、前記変位規制手段が、カム
動作時における前記カム突起の傾倒方向に対して反対側
となる領域に配されているところに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】
<請求項1>カム溝とカム突起とのカム動作の際に、コ
ネクタハウジング同士の嵌合抵抗のためにカム突起が斜
めに変形し、そのためにアーム部が姿勢を傾けつつ斜め
方向へ変位しようとしても、そのアーム部の変位は変位
規制手段によって規制される。よって、カム突起とカム
溝が外れたりアーム部がコネクタハウジングから外れた
りすることが防止される。
【0011】<請求項2>カム動作時にカム突起には嵌
合抵抗が作用するのに対し、規制ピンと規制溝には嵌合
抵抗による外力は作用しないため、カム突起が斜めに変
位したとしても規制ピンは斜めに変形することはない。
したがって、この規制ピンと規制溝との嵌合により、ア
ーム部が姿勢を傾けつつ斜め方向に変位することを規制
することができる。 <請求項3>規制ピンに設けたフランジがアーム部の外
面側に引っ掛かることにより、アーム部の変位が確実に
防止される。
【0012】<請求項4>規制溝がアーム部の外面に開
口しない形態となっているので、規制溝を設けることに
起因するアーム部の強度低下を防止することができる。 <請求項5>アーム部に規制溝を設けないので、規制溝
を設けるためにアーム部の肉厚を薄くしたり部分的に切
欠したりせずに済む。よって、アーム部の強度低下を回
避することができる。 <請求項6>カム突起が傾倒してアーム部が斜めに変位
しようとするときの変位量は、カム突起の傾倒方向とは
反対側の方が大きくなるのであるが、変位規制手段は、
そのアーム部の変位量が大きくなる側においてその変位
を規制するようになっているので、アーム部の変位規制
効果が高い。
【0013】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>以下、本発明を具体化した実施形態1を
図1乃至図5を参照して説明する。本実施形態のレバー
式コネクタは、合成樹脂製のコネクタハウジング10
と、同じく合成樹脂製のレバー20とからなり、レバー
20の操作によって相手側コネクタハウジング30と嵌
合される。コネクタハウジング10は相手側コネクタハ
ウジング30が嵌入可能なフード部11を有し、フード
部11の両側面には、その中間高さに位置する一対の支
持軸12が外側へ突成されているとともに、支持軸12
と同じ高さにおいて相手側コネクタハウジング30のカ
ム突起31との干渉を回避するための逃がし溝13が形
成されている。
【0014】さらに、フード部12の両側面には、円柱
形をなす一対の規制ピン(本発明の構成要件である変位
規制手段)14が外側へカム突起31と平行に突出する
ように形成されている。この規制ピン14は、側面から
視て図2乃至図4における支持軸12の左下に配されて
いるが、かかる配置は、後述するようにカム作用のため
にカム突起31が傾倒しようとしたときのその傾倒方向
とは反対側の領域内に規制ピン14が位置するように意
図して行ったものである。
【0015】レバー20は、操作部21の両端に板状の
一対のアーム部22を一体に設けてなり、コネクタハウ
ジング10を跨ぐような形状をなしている。一対のアー
ム部22はコネクタハウジング10の両側面に対して僅
かに隙間を空けた状態で平行に対応しているとともに、
このアーム部22に形成した支持孔23が支持軸12に
嵌合されており、これによってレバー20がコネクタハ
ウジング10に回動操作可能に取り付けられている。ま
た、アーム部22の内面にはカム溝24が形成されてお
り、このカム溝24には相手側コネクタハウジング30
のカム突起31が係合されるようになっている。
【0016】かかるアーム部22には、その回動中心で
ある支持軸12と同心の円弧形をなす規制溝(本発明の
構成要件である変位規制手段)25が形成されている。
この規制溝25の幅は、規制ピン14の直径と同じ寸法
であり、且つ規制溝25の全域に亘って一定とされてお
り、この規制溝25に規制ピン14が緊密且つ円周方向
の相対移動を可能に嵌合されている。嵌合状態におい
て、規制ピン14の先端は規制溝25を貫通してアーム
部22よりも外側へ突出されている。また、規制溝25
の周方向の長さは、規制ピン14が嵌合された状態にお
いてレバー20の回動操作がその全領域に亘って妨げら
れないような寸法に設定されている。
【0017】相手側コネクタハウジング30の側面には
一対のカム突起31が形成されている。このカム突起3
1は、両コネクタハウジング10,30の嵌合方向に対
して直角方向に突出しており、上記カム溝24との係合
によってカム作用を発揮するようになっている。次に、
本実施形態の作用について説明する。両コネクタハウジ
ング10,30を嵌合する際には、レバー20を図2に
示す待機状態としてそのカム溝24の入口を相手側コネ
クタハウジング30に向けて開口するようにしておき、
この状態から相手側コネクタハウジング30をフード部
11内に少し嵌入することによってカム突起31をカム
溝24の入口に入り込ませる。次に、レバー20を図2
の時計回り方向へ回動操作してカム突起31とカム溝2
4を係合させると、カム作用により両コネクタハウジン
グ10,30が互いに引き寄せられ、図3に示す状態を
経た後、図4に示すように嵌合完了状態に至る。
【0018】嵌合が行われるあいだ、カム突起31には
両コネクタハウジング10,30の間に生じる嵌合抵抗
により過大な応力が生じ、それによってカム突起31が
支持軸12側へ傾倒するように変形しようとする。も
し、カム突起31が傾倒すると、アーム部22は、支持
軸12側を支点として規制溝25側をコネクタハウジン
グ10から離間させるように姿勢を傾けつつ、傾倒状態
のカム突起31の軸方向(即ち、正規直立姿勢にあるカ
ム突起31の軸方向に対して斜めの方向)へ変位しよう
とする。ところが、カム動作中、規制溝25の形成され
ているアーム部22は規制ピン14の形成されているコ
ネクタハウジング10に対して回動中心を変位させるこ
とがないため、規制ピン14と規制溝25にはカム作用
に起因する応力は発生せず、規制ピン14はカム突起3
1のように傾倒変形することがなく直立状態を保つ。し
たがって、アーム部22が上記のように姿勢を傾けつつ
斜め方向へ変位しようとする動作は、この直立状態に保
たれた規制ピン14と規制溝25との緊密な嵌合によっ
て規制され、アーム部22はコネクタハウジング10の
側面に対して平行で接近した状態に保たれる。これによ
り、カム突起31とカム溝24との係合状態、及び支持
軸12と支持孔23との嵌合状態が保持され、円滑且つ
確実なカム作用が発揮される。
【0019】また、カム突起31が傾倒してアーム部2
2が姿勢を傾けつつ斜めに変位しようとするときの変位
量は、カム突起31の傾倒方向とは反対側(支持軸12
を中心として外周側)の方が大きくなるのであるが、本
実施形態では、規制ピン14と規制溝25がカム突起3
1の傾倒方向とは反対側、即ち変位量が大きくなるとさ
れる側に位置されているので、規制ピンをカム突起の傾
倒方向と同じ側に設けられている場合に比べると、アー
ム部22の変位を規制する効果が高くなっている。
【0020】<実施形態2>次に、本発明を具体化した
実施形態2を図6及び図7を参照して説明する。本実施
形態は、規制ピン14と規制溝25を上記実施形態1と
は異なる構成としたものである。その他の構成について
は上記実施形態1と同じであるため、同じ構成について
は、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略
する。本実施形態2の規制ピン14の先端はアーム部2
2の外面側へ突出しており、その突出端には、同心円形
をなし、アーム部22の外面に外側から引っ掛かるフラ
ンジ15が形成されている。また、規制溝25のうち、
レバー20の嵌合時に必要な回動領域よりもさらに延長
された端部には、溝縁を円弧形に広げることによってフ
ランジ15が通過可能な着脱用開口26が設けられてい
る。この着脱用開口26にフランジ15を通すことによ
り、規制ピン14と規制溝25とを嵌合させることがで
きる。本実施形態3では、規制ピン14に設けたフラン
ジ15がアーム部22の外面側に引っ掛かるようになっ
ているので、アーム部22の変位防止機能の信頼性が高
くなっている。
【0021】<実施形態3>次に、本発明を具体化した
実施形態3を図8を参照して説明する。本実施形態3
は、フランジと着脱用開口を上記実施形態2とは異なる
構成としたものである。その他の構成については上記実
施形態2と同じであるため、同じ構成については、同一
符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。本
実施形態3のフランジ16は、全周に設けるのではな
く、カム動作時にカム突起31(図8には示さない)が
傾倒しようとする方向とは反対方向のみに突出するよう
に設けられている。また、着脱用開口27は、フランジ
16の突出している部分だけを切欠するように設けられ
ている。
【0022】<実施形態4>次に、本発明を具体化した
実施形態4を図9及び図10を参照して説明する。本実
施形態4は、規制溝25を上記実施形態1とは異なる構
成としたものである。その他の構成については上記実施
形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符
号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。上記
実施形態1の規制溝25がアーム部22の外面側に開口
されていたのに対し、本実施形態4では、規制溝25の
アーム部22の外面側が塞がれている。即ち、規制溝2
5の外面側の溝縁同士は、アーム部22の外面側へ突出
するように一体に設けた円弧状の連結部28によって連
結された形態となっている。このように本実施形態4で
は、規制溝25の外面側の溝縁同士を一体に連結してい
るので、アーム部22、特に規制溝25の外周側に沿っ
た細長い円弧状領域における強度低下を招くことがな
く、カム突起31の傾倒変位に起因するアーム部22の
変位を防止する機能の信頼性向上が図られている。
【0023】<実施形態5>次に、本発明を具体化した
実施形態5を図11及び図12を参照して説明する。本
実施形態5は、変位規制手段を上記実施形態1とは異な
る構成としたものである。その他の構成については上記
実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同
一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
上記実施形態1では規制溝25をアーム部22に設ける
とともに規制ピン14をコネクタハウジング10に設け
たが、本実施形態5では、逆にアーム部22に規制ピン
29を内向きに突成するとともに、コネクタハウジング
10に規制溝17を形成した構成となっている。本実施
形態5では、アーム部22に規制溝を設けないので、規
制溝を設けるためにアーム部2を部分的に切欠したり肉
薄にしたりせずに済み、アーム部22の強度低下を回避
することができる。
【0024】<実施形態6>次に、本発明を具体化した
実施形態6を図13を参照して説明する。本実施形態6
は、規制ピンと規制溝を上記実施形態1とは異なる構成
としたものである。その他の構成については上記実施形
態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号
を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。上記実
施形態1の規制ピン14がカム突起31と平行をなして
いたのに対し、本実施形態6の規制ピン18は、カム突
起31が傾動しようとする方向(図13における上方
向)とは反対の方向へ斜めに傾いている。これに合わせ
て規制溝41の内壁面も同じ方向へ傾斜している。この
ように規制ピン18をカム突起31の傾倒方向と逆向き
にに傾斜させたことにより、アーム部22の姿勢の傾き
と斜め方向への変位を規制する効果が高められている。
【0025】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では変位規制手段をレバーの回動領
域の全体に亘って設けたが、本発明によれば、嵌合抵抗
が大きくなってレバーのアーム部が拡開変位するおそれ
のある領域だけに変位規制手段を設けるようにしてもよ
い。
【0026】(2)上記実施形態ではレバーとコネクタ
ハウジングのうちの一方に規制溝を設けるとともに他方
に規制ピンを設けたが、本発明によれば、レバーとコネ
クタハウジングの双方に夫々規制溝と規制ピンを設け、
これらを相手側の規制ピンと規制溝に嵌合させるように
してもよい。 (3)上記実施形態では変位規制手段が規制溝と規制ピ
ンとから構成されている場合について説明したが、本発
明によれば、変位規制手段として、例えば規制ピンと円
弧状の突条とを係合させる構成や、円弧状の規制溝と円
弧状の突条とを係合させる構成や、円弧状の突条同士を
係合させる構成としてもよい。この場合、規制溝、規制
ピン、突条の断面を例えばL字形として引っ掛かりを確
実にする構成としてもよく、このようにすると、アーム
部の斜め拡開変位を防止する機能が向上する。
【0027】(4)上記実施形態では変位規制手段がア
ーム部の回動中心に対してカム溝とカムピンとの係合位
置よりも外周側に設けられているが、本発明によれば、
変位規制手段を内周側に設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の嵌合前の状態をあらわす斜視図
【図2】実施形態1の嵌合前の状態をあらわす側面図
【図3】実施形態1の嵌合途中の状態をあらわす側面図
【図4】実施形態1の嵌合完了状態をあらわす側面図
【図5】実施形態1の部分拡大断面図
【図6】実施形態2の側面図
【図7】実施形態2の部分拡大断面図
【図8】実施形態3の側面図
【図9】実施形態4の側面図
【図10】実施形態4の部分拡大断面図
【図11】実施形態5の側面図
【図12】実施形態5の部分拡大断面図
【図13】実施形態6の部分拡大断面図
【図14】従来例の嵌合前の状態をあらわす斜視図
【図15】従来例の部分拡大断面図
【符号の説明】
10…コネクタハウジング 14…規制ピン(変位規制手段) 15…フランジ 16…フランジ 17,41…規制溝(変位規制手段) 20…レバー 22…アーム部 24…カム溝 25…規制溝(変位規制手段) 29,18…規制ピン(変位規制手段) 30…相手側コネクタハウジング 31…カム突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングに、そのコネクタハ
    ウジングを跨ぐ形状のレバーをその両端のアーム部にお
    いて回動可能に支持してなり、カム溝とカム突起との係
    合により前記アーム部と相手側コネクタハウジングとを
    連結した状態で前記レバーを回動操作してカム作用によ
    り前記相手側コネクタハウジングを引き寄せて嵌合する
    ようにしたレバー式コネクタにおいて、 前記カム溝と前記カム突起とのカム動作時に前記アーム
    部が前記コネクタハウジングに対して姿勢を傾けつつ斜
    め方向へ変位することを規制する変位規制手段を設けた
    ことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記変位規制手段が、前記コネクタハウ
    ジングに前記カム突起と平行に設けた規制ピンと、前記
    アーム部にその回動円と同心円弧状に設けられて前記規
    制ピンと緊密且つ円周方向の相対移動可能に嵌合される
    規制溝とから構成されていることを特徴とする請求項1
    記載のレバー式コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記規制溝が前記アーム部の外面に開口
    して形成され、前記規制ピンには前記アーム部の外面側
    に引掛可能なフランジが形成されていることを特徴とす
    る請求項2記載のレバー式コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記規制溝が前記アーム部の外面に開口
    しない形態で設けられていることを特徴とする請求項2
    記載のレバー式コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記変位規制手段が、前記コネクタハウ
    ジングに前記アーム部の回動円と同心円弧状に設けた規
    制溝と、前記アーム部に前記カム突起と平行に設けられ
    て前記規制溝に緊密且つ円周方向の相対移動可能に嵌合
    される規制ピンとから構成されていることを特徴とする
    請求項1記載のレバー式コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記変位規制手段が、カム動作時におけ
    る前記カム突起の傾倒方向に対して反対側となる領域に
    配されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5の
    いずれかに記載のレバー式コネクタ。
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