JPH10143249A - 制御システムおよび制御システムにおける加速度パターンの設定方法およびパラメータ設定方法 - Google Patents
制御システムおよび制御システムにおける加速度パターンの設定方法およびパラメータ設定方法Info
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- JPH10143249A JPH10143249A JP30451396A JP30451396A JPH10143249A JP H10143249 A JPH10143249 A JP H10143249A JP 30451396 A JP30451396 A JP 30451396A JP 30451396 A JP30451396 A JP 30451396A JP H10143249 A JPH10143249 A JP H10143249A
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Abstract
おいてサーボモータを駆動するための加速度パターンの
設定方法および制御ゲインの係数を設定するためパラメ
ータ設定方法に関し,最適加速度パターン設定,パラメ
ータ設定を容易にすることを目的とする。 【解決手段】 与えられた加速度パターンに従って被制
御物の移動制御をする制御システムにおいて,被制御物
に振動検出手段を備え,加速度パターンを発生し,振動
検出手段の検出した振動の振動値を変数として評価関数
を演算し,加速度パターンを変更して評価値を求め,該
評価値に従って該振動が最小となる最適加速度パターン
を求めて自動設定する構成をもつ。
Description
タ,磁気ディスク装置等の移動機構もしくはロボット等
の移動制御をする制御システムにおいてサーボモータを
駆動するための加速度パターンの設定方法に関するもの
である。
度と加速度の最適パターンは,設計した速度と加速度の
組合せをもとにサーボモータの台形波駆動指令(速度,
加速度のパターンを台形パターンで表す)もしくはある
いはS字加減速駆動指令(加速度のパターンを時間軸に
対して正側と負側の波形状パターン(S字パターン)で
表す)を与えて,サーボモータを駆動し,実際の振動を
計測して振動が少なくなるように速度,加速度の組合せ
を手作業で少しずつ変え,安定して最短時間で駆動でき
る加速度パターンを求めていた(以後,この操作をチュ
ーニングと称する)。また,加速度パターンと別に,サ
ーボモータを高精度に動作させるためには制御ゲインの
調整が必要であるが,従来,この調整は加速度パターン
とは別にステップ入力等により行い,加速度のチューニ
ングとは別の処理で行っていた。
のチューニング方法は,速度,加速度を経験的に与え,
オッシロスコープ等で動作状態を観察しながら調整して
いたので試行錯誤による部分が多く,調整に時間のかか
るものであった。特に,ロボットでは6個のモータにつ
いて一つずつ加速度パターンを調整しなければならない
ので,長期間(1か月程度)を必要とする作業であっ
た。さらに,判断を作業者が下すために調整された結果
にバラツキを生じやすかった。また,設計においては非
線形項を考慮していないため速度軌跡の計算値と実測値
に差がでることがしばしばあり,この理由からも速度,
加速度のチューニングは困難な作業であった。
動するための最適加速度パターンの設定を容易に行うこ
とができる制御システムおよび加速度パターンの設定方
法,さらにそのように設定した最適加速度パターンのも
とに,連続処理で制御ゲインの調整を行うことのできる
パラメータ設定方法を提供することを目的とする。
速度パターンに従って被制御物の移動制御をする制御シ
ステムにおいて,被制御物に振動検出手段を備え,加速
度パターンを発生し,振動検出手段の検出した振動の振
動値を変数として評価関数を演算し,加速度パターンを
変更して評価値を求め,該評価値に従って該振動が最小
となる最適加速度パターンを求めて自動設定するように
した。
図1 (a)は基本構成である。図1において,1は被制御
物である。
ンサであって,被制御物1が受ける振動を測定するもの
である。5は加速度パターン設定手段であって,被制御
物1に生じる振動が最小になるような加速度のパターン
を求めるものである。
が最小になるように,加速度パターンを調整するもので
ある(例えば,図1 (b),図1 (c)等の加速度パターン
の速度,加速度,加加速度,減速度,減減速度等を調整
する)。
2で測定された振動値を変数として評価値を求めるもの
である。8は加速度パターン変更部であって,評価値算
出部7の評価値に従って,速度,加速度を変更するもの
である。
度パターン調整部6の結果に従って,調整された加速度
パターンを発生するものである。11は駆動制御手段で
あって,加速度パターンに従って駆動装置12の駆動制
御を行うものである。
動するものである。図1 (b)は加速度パターンの例であ
り,台形パターンの場合であり,横軸は時間,縦軸は速
度である。
速度で加速し,時刻t1 から時刻t 2 までは定速度(加
速度0)で制御し,時刻t2 から時刻t3 (目標位置)
までは定加速度(定減速度)で制御する加速度パターン
である。
り,S字パターンの場合である。横軸は時間,縦軸は加
速度である。スタート(原点)から時刻t1 までは定加
加速度で制御し,時刻t1 から時刻t2 までは定加速度
で制御し,時刻t2 から時刻t3 までは定減減速度で制
御する。さらに,t3 からt4 までは,加速度0(定速
度)で制御し,時刻t4 からt5 までは定減減速度で制
御し,さらに時刻t5 からt6 までは定減速度で制御し
時刻t6 から時刻t7 (目標値)では,定加加速度で制
御するものである。
加速度パターン発生部9は初期条件で与えられ加速度パ
ターンを発生し,その加速度パターンで被制御物1は動
作しているとする。加速度パターンは,例えば,図1
(b), (c)のようなパターンである。制御装置Aはその
加速度パターンに従って被制御物1を駆動する。被制御
物1は制御装置Aで駆動され,スタート位置から目標位
置に向かって移動するが,移動経路上で振動を生じる。
振動検出手段2はその振動を測定し,評価値算出部7
は,振動値と制御物の現在位置をもとに評価関数を計算
する。評価関数は振動値を変数とするものであって,例
えば,振動数が小さい程,評価値が小さくなるような関
数である(以下,振動数が小さいほど評価値が小さくな
る評価関数を例として説明する)。加速度パターン変更
部8は速度,加速度を変更する。最小評価値は,例え
ば,評価目標値を定め,一定時間(以下整定時間と称す
る)の範囲でその評価目標値に最も近いものを求める。
加速度パターン発生部9は,変更された加速度パターン
を発生する。駆動制御手段11は生成された加速度パタ
ーンに従って駆動装置12の制御量(サンプリング毎の
移動目標値)を生成し,その制御量に従って駆動装置1
2は被制御物1を駆動する。
定手段5は被制御物1の振動が最小となる加速度パター
ンを求める。本発明によれば,従来手作業で行っていた
最適加速度パターンの設定を自動化し,最適な速度・加
速度の組合せを短時間に求めることができる。また,手
作業で最適加速パターンを求める場合には,作業者によ
り,あるいは作業毎に調整結果にバラツキを生じやすい
が,本発明では,計算機により振動が最小になる加速度
パターンを求めるので,調整された結果にバラツキがな
く均一な特性が得られる。さらに,振動が少なく目標位
置に短時間で移動する制御システムを得ることができ
る。
構成であり,被制御物がロボットアームの場合を例とし
て示す。
図2 (a)において,Aは制御装置である。
加速度パターン調整部である。9は加速度パターン発生
部である。
御手段に相当する)。22はサーボモータである(図1
の駆動装置に相当する)。25はロボットアームであっ
て,被制御物である。
ーム25の先端等に取りつけられていて,ロボットアー
ム25の先端部の加速度を検出するものであり,振動を
測定するものである。
サ26の求めた加速度に基づく振動値(ロボットアーム
の先端に生じる加速度)を入力するものである。28は
位置検出部であって,サーボモータの回転数等をエンコ
ードし,ロボットアーム25の位置を判定するものであ
る。
大加速度,加速度パターンの種類等の初期値を入力した
り,あるいは求めた加速度パターン,応答特性等を出力
するものである。
タ制御部の実施例の構成である。33はCPU,34は
RAMである。36は加速度パターン発生プログラムで
ある。37は加速度パターン調整プログラムである。3
8は入出力制御プログラムである。39はモータ制御プ
ログラムである。
関数の例は次のとおりである。 但し,W:重み係数 α(t):加速度センサ出力 ref:目標値もしくは理想的な応答波形(シミュレー
ションにより求める時) X(t):位置の実測値である。
しくは(暫定時間−t)である。 iは各サンプル周期の番号を表す 図2の構成を説明する。
て,各部が動作しているとする。加速度センサ26はロ
ボットアーム25が移動する時に生じる振動の加速度を
検出する。振動値入力部27は加速度センサ26の検出
する加速度を求める。また,位置検出部28はサーボモ
ータの回転数をエンコードしロボットアーム25の移動
量(移動位置)を求める。
25の先端の振動値とその位置のデータを入力する。そ
して,加速度パターン調整部6において,評価値算出部
(図1参照)は,評価値を上記評価関数により求める。
加速度パターン変更部(図1参照)は評価値が最小と判
定されるかどうか判断する。そして,評価値が最小であ
ると判定されない場合には,速度,加速度,あるいは加
加速度等を変更し,加速度パターン発生部9は加速度パ
ターンの変更された加速度パターンを発生する。
ーンに従ってサンプリング毎の目標位置を発生し,サー
ボモータ22を駆動する。サーボモータ22に駆動され
ロボットアーム25が目標位置に向かって移動する。
最小となる加速度パターンを求め,最適加速度パターン
として設定する。図3は本発明の加速度パターン調整部
の実施例である。
段である。6は加速度パターン調整部である。
ームの最終目標値refとロボットアームの先端の位置
X(t),加速度センサの振動値(加速度α(t))を
入力するものである。
efと位置X(t)との差および,,振動値(加速度α
(t))に従って,前述の評価関数により加速度を求め
るものである。
値に基づいて加速度パターンの変更をする必要の有無を
判定し,変更する必要がある場合には速度,加速度,加
加速度等を変更するものである。
構成の動作を説明する。偏差検出手段6’は目標値(r
ef),位置X(t),振動値(加速度α(t))を入
力し,評価値算出部7は前述の評価関数に従って評価値
を求める。
さい程,関数値(評価値)が小さくなる。加速度パター
ン変更部8は評価値をもとに加速度パターンを変更する
必要があるか,あるいはないかを判定する。加速度パタ
ーンの変更を必要とする場合には,加速度パターンを少
し変更し(変更方法については後述する),加速度パタ
ーン発生部9は変更された加速度パターンを発生する。
モータ制御部21は,その加速度パターンに基づいて,
サンプリング毎の移動目標値を求め,サーボモータを駆
動する。
の判定および加速度パターンの変更方法は次のとおりで
ある。まず,評価値の目標値を定めて置く。そして,整
定時間の範囲内で加速度パターンを変更し,評価値の目
標値に一番近い評価値を最小と判断する。あるいは,整
定時間が終了する前に,一定の範囲内で評価値の目標値
に近いものが見つかったら,その評価値を最小と判断す
る。そして,加速度パターンの変更は次のように行う。
合,加速度,最大速度,減速度の次のような組合せを考
える。そして,速度,加速度のパラメータ値を少し増加
もしくは減少させた次のような組合せについて,各加速
度パターンを求め,それぞれのパターンにより被制御物
を駆動する。そして,それぞれの加速度パターンの評価
値を算出する。
る。減速度を増加する。 加速度を増加する。最大速度を減少する。減速度を
増加する。 加速度を減少する。最大速度を増加する。減速度を
減少する。
る。減速度を減少する。 その評価値のうち,評価値が小さい一つもしくは複数の
加速度パターンを求める。そして,その選んだ数点の加
速度パターンについて同様の処理をくり返し,最小の評
価値の加速度パターンを求め,それを最適加速度パター
ンとして設定する。
るとした場合の組合わせであって,それぞれの絶対値が
異なるようにする場合に,8通りの組合せが考えられ,
その中から評価関数を小さくする組合せを一つもしくは
複数選択する。あるいは,パラメータの一つのみを変更
し,他は,変更しないようにして評価関数の変化を判定
するようにしても良い。
ターンの発生方法について説明する。図4は加速度パタ
ーンの例であり,台形パターンを示す。
速度と加速度であり,最大速度(Vmax)と最大加速
度a0 を条件として与える。台形パターンを3つの領域
((1) ,(2) ,(3) )に分割して考える。
である。 (1) 加速段階 一定加速を行い,最大速度(Vmax )に達すると定速度
段階(2) に移行する。但し,位置成分(例えば,ロボッ
トアームの位置)が全工程(開始位置から目標位置ま
で)の1/2に達したら,規定時間定速度を維持したあ
と直ちに減速段階に移行する。
(1) に要した距離になったら,減速段階に移行する。但
し,位置成分(スタートからの移動距離)が全工程の1
/2に達したら直ちに減速段階に移行する(図4 (b)参
照)。
パターンの生成を終了する。但し,パターンの生成は,
離散的な演算であり,最終目標位置に対して誤差を持つ
ことが考えられるので,次に,目標位置調整段階の処理
を行う。
f)近傍(差がε)未満)に達したら,残差をn当分
し,サンプリング毎に加算する。残差がλ未満となった
ら目標位置に到達したとみなし,次の制御安定待ち段階
に移行する。
値と目標位置との偏差(e)を確認し,偏差がλ2 未満
となり,かつそれが一定期間(1サンプリングの間)連
続したら制御が安定したとみなし,制御を完了する。
図5において,V0 は初期速度である。X0 は初期位置
である。Vk はK番目のサンプリングの速度である。V
max は最大速度である。refは最終目標位置である。
Tは開始からの時間である。
成方法について説明する。図6はS字パターンの例であ
る。S字パターンの生成に必要なパラメータのうち,最
大加速度(Amax ),加加速度A’および最大速度V
max はあらかじめ与えておく。
分割して考える。 (1) 加加速段階 一定のレート(加加速度)で加加速を行い,最大加速度
に達すると定加速度段階に移行する。但し,位置成分が
全工程の1/2に達したら,規定時間定速度を維持した
あと直ちに(8) の段階に移行する。移行に先立ち,現状
の加速度を符号反転する。
(V)が最大速度に達する工程のうち(1) に要した加速
期間を除いた値に達したら減減速段階に移行する。但
し,位置成分が全工程の1/2に達したら,規定時間定
速度を維持したあと,直ちに(7) の段階へ移行する。移
行に先立ち,現状の加速度の符号を反転する。
(最大速度)に達すると,減減速段階を終了し,揃速段
階に移行する。但し,位置成分が全工程のうちの1/2
に達したら,規定時間だけ定速度を維持したあと直ちに
(6) の段階へ移行する。移行に先立ち,現状の加速度の
符号を反転する。
する。速度成分が規定の最大速度に達したら定加速度第
二段階へ移行する。
ン(位置=X)が全工程のうち(1) に要した距離を除い
た値に達したら減減速第二段階に移行する。但し,位置
成分が全工程の1/2に達したら,直ちに(6) の段階へ
移行する。
度(−Amax )に達すると,加速度第二段階へ移行す
る。この段階中に位置成分が全工程の1/2に達した
ら,オーバーラン(位置成分の最終値が最終目標値を越
える)は避けられないため,パターンの生成を続行す
る。
(V)が速度ゼロに達する工程のうち(6) に要した減速
期間を除いた値に達したら加加速第二段階に移行する。
この段階中に位置成分が全工程の1/2に達したら,オ
ーバラン(位置成分の最終値が最終目標値を越える)は
避けられないため,パターンの生成を続行する。
揃速度第二段階に移行する。この段階中に位置成分が全
工程の1/2に達したら,オーバラン(位置成分の最終
値が最終目標値を越える)は避けられないため,パター
ンの生成を続行する((9) に移行する)。
がゼロになったら目標位置調整段階に移行する。
ef)近傍(差がε未満)となったら,残差をn等分
し,サンプリング毎に加算する。残差がλ未満となった
ら目標位置に到達したとみなし,制御安定待ち段階へ移
行する。
差(e)を確認し,偏差がλ2 となりかつ,それが一定
期間(1サンプリング)連続したら制御が安定したとみ
なし,制御を完了する。
法をまとめたものである。図9は本発明の制御量演算部
のフローチャートである。 S1 初期値を設定する。初期値は初期パターンの他,
加速度パターンの最大速度,最大加速度,パターンの種
類,制限条件等のチューニングパラメータを与える。
値を読み取る(位置X(t)を求める)。 S3 パターン生成ロジック(図4〜図8において説明
した加速度パターン発生方法)により,加速度パターン
を発生する。
するためのフィードバック制御をする。 S5 加速度センサの出力の電圧(加速度(振動値))
を読み取り,メモリに保持する。
S5を繰り返し,最終目標位置に到達したか判定し,到
達していれば制御を終了する。 S7 前述の評価関数を使用して評価計算をする。
速度(加減速度)等の加速度パラメータを変更した,評
価値を比較し,評価値が減少する条件(パラメータを変
更する条件)を求める(チューニング)。
果)が良好であれば(評価値を最小とする加速度パター
ンが求まる),加速度パターンのチューニングを終了す
る。チューニング結果が良好でなければS10に進む。
を調整し,S2以降の処理を繰り返す。チューニング
は,前述の加速度パターン変更部の加速度パターンの変
更方法に従う(図3の説明参照)。
図10は,複数のモータ(モータ1,モータ2,モータ
3)をロボットアームの先端74の振動が最小になるよ
うに予め定めた一定時間(整定時間)の間に各モータの
加速度パターンを調整するものである。
る。27は振動値入力部である。
るものである。72は関節2であって,モータ2で動作
するものである。73は関節3であって,モータ3で動
作するものである。
はロボットアームの基台である。81は制御装置1であ
って,本発明の加速度パターン設定手段,パターン発生
部,位置検出部,モータ制御部,モータ駆動装置等を含
むものであって(図1参照),関節1(71)のモータ
1の加速度パターンの設定,駆動を行うものである。
2)のモータ2の加速度パターンの設定,駆動を行うも
のである。83は制御装置3であって,関節3(73)
のモータ3の加速度パターンの設定,駆動を行うもので
ある。
1(81)は加速度パターン1を発生し,モータ1を駆
動する。制御装置2(82)は加速度パターン2を発生
し,モータ2を駆動する。制御装置3(83)は加速度
パターン3を発生し,モータ3を駆動する。
2),制御装置3(83)は加速度センサ26の検出し
た振動値を入力する。そして,例えば,制御装置1(8
1)はモータ1の振動値(α(t)),位置X(t)を
入力し,最終目標値(ref)とにより評価関数を計算
して評価値を求め,整定時間の間に加速度センサ26の
検出する振動値を最小にする最適加速度パターン1を求
める。同様に,制御装置2(82),制御装置3(8
3)も加速度パターン1の振動値およびそれぞれの制御
物の位置を入力して評価値を求め,整定時間の間にロボ
ットアームの先端の振動数が最小になるような加速度パ
ターン2,加速度パターン3を求める。
アームの先端74の振動を最小にするように各関節(関
節1,関節2,関節3)を駆動する加速度パターンを求
めることができる。性能のよいロボットアームとするこ
とができる。
明の方法による最適加速度パターンの設定と最適制御ゲ
インの設定を一定の整定時間の間に行うものである(最
適制御ゲインの調整方法の詳細は特開平8−16205
号参照)。
加速度パターン設定手段5,加速度パターン調整部6,
加速度パターン発生部9,サーボモータ22,ロボット
アーム25,振動値入力部27,入出力装置は前述のも
のと同様である。
相当する)であって,加速度パターン発生部9の発生し
た加速度パターンに従ってサーボモータのサンプル毎の
移動目標値を発生してサーボモータ22を駆動するもの
である。そして,制御ゲイン調整部を備えて,サーボモ
ータの応答特性が最善になるように制御ゲインを調整す
るものである。
モータの制御信号を出力ものである。92は制御ゲイン
調整部であって,加速度パターン発生部9の発生した加
速度パターンに従ってサーボモータ22を駆動する場合
の制御量の理論値と実際に駆動して得られる制御量との
差を基にサーボモータの応答特性が最善になるような制
御ゲインを求め,設定するものである。
る場合の理論的な制御量を演算するものである。図11
の構成の動作は後述する。
ある。図12において,92は制御ゲイン調整部であ
る。
(ref)と制御値(位置検出部の検出した位置)との
偏差を検出するものである。120は調整演算部であっ
て,偏差に対して比例,積分,微分の調整演算を行うも
のである。
積分演算部である。120cは微分演算部である。
120の各項の係数を制御するものである。122は応
答特性検出部であって,実際に駆動して得られる制御量
と理論的制御量との差を検出するものである。
計算部93で計算した最適加速度パターンにより駆動し
た場合の理論的制御量と,最適加速度パターンで実際に
駆動して得られる制御量との差に基づいて評価値を算出
するものである。
次の評価関数で偏差を応答特性を評価する。 J=Σ{t2 (Ys(t)−Y(t))}2 +Σ{δ2
(t)2 } ここで,Ys(t)はシュミレーション値であって,最
適加速度パターンにより駆動した場合に得られる理論的
制御量である。
に実際に得られる制御量である。δ2 (t)は重み係数
である。比例演算部の制御ゲインの係数Kp,積分演算
部の制御ゲインの係数Ki,微分演算部の制御ゲインの
係数Kdの各係数を増減する組合せを考え,例えば, Ki増,Ki増,Kd減, Ki増,Ki減,K
d減等の8種類の組合せを考え,それぞれの場合につい
て評価値を求め,評価値の小さい一つもしくは複数の組
合せを求める。そして,その係数についてさらに増減す
る組合せを求めて,評価値を求める処理を繰り返し,整
定時間の範囲で評価値を最小とする係数を求める。そし
て,その係数を最適制御ゲインとして設定する。
図13は,複数のモータにより駆動されるシステムにお
いて,制御物の振動が最小になるように,整定時間の範
囲内で,各モータの最適加速度パターン,最適制御ゲイ
ンを求めるものである。
ある。制御装置1,制御装置2,制御装置3が,それぞ
れアームの先端74の振動が最小になるようにモータ1
(71),モータ2(72),モータ3(73)の加速
度パターンを設定,ぞれぞれのモータを駆動する点は,
図10の場合と同様である。図13では制御装置1(8
1),制御装置2(82),制御装置3(83)がそれ
ぞれに,制御ゲイン調整部を備え,それぞれの最適加速
度パターンのもとに,それぞれのモータの制御ゲインを
最適に設定するものである。
端74の先端の振動が最小になるようにモータ1の速度
パターン1を設定する。制御装置2はアームの先端74
の先端の振動が最小になるようにモータ2の速度パター
ン2を設定する。制御装置3はアームの先端74の振動
が最小になるようにモータ3の速度パターン3を設定す
る。
パターン1でモータ1を駆動した場合の理論的制御量と
実際にパターン1で駆動して得られる制御量との差を基
に評価値を計算し,評価値が最小となる制御ゲインを設
定する。制御ゲイン調整部2(122’)は加速度パタ
ーン2でモータ2を駆動した場合の理論的制御量と実際
にパターン2で駆動して得られる制御量との差を基に評
価値を計算し,評価値が最小となる制御ゲインを設定す
る。制御ゲイン調整部3(123’)は加速度パターン
3でモータ3を駆動した場合の理論的制御量と実際にパ
ターン3で駆動して得られる制御量との差を基に評価値
を計算し,評価値が最小となる制御ゲインを設定する。
動の状態を示すものである。図14 (a)は台形パターン
におけるチューニング前とチューニング後の応答特性の
変化を示すものである。横軸は時間であり,縦軸は位置
である。
いることが示されている。図14 (b)は台形パターンに
より発生する振動の状態を示す。横軸は時間であり,縦
軸は加速度である。図示のように振動しながら目標位置
に到達することを示す。
動の状態を示すものである。図15 (a)はS字パターン
におけるチューニング前とチューニング後の応答特性の
変化を示すものである。横軸は時間であり,縦軸は位置
である。
いることが示されている。図15 (b)はS字パターンに
より発生する振動の状態を示す。横軸は時間であり,縦
軸は加速度である。図示のように振動しながら目標位置
に到達することを示す。
を最小とする最適な速度・加速度の組合せの加速度パタ
ーンを短時間に求めることができる。また,振動が最小
になる加速度パターンを計算機により評価値を計算して
求めるので,調整された結果にバラツキがなく均一な特
性が得られる。そのため,応答特性が高速なロボット等
を容易に得ることができる。
が他のモータの負荷になって駆動するような場合にも,
被制御物の振動を最小にするそれぞれのモータの加速度
パターンを容易に求めることができる。また,求めた加
速度パターンにより駆動した場合の最適制御ゲインも自
動的に求めることができるので,応答特性のすぐれた制
御システムを容易に実現することが可能になる。
る。
施例を示す図である。
る。
る。
る。
ートを示す図である。
示す図である。
を示す図である。
を示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 与えられた加速度パターンに従って被制
御物の移動制御をする制御システムにおいて,被制御物
に振動検出手段を備え,加速度パターンを発生し,振動
検出手段の検出した振動の振動値を変数として評価関数
を演算し,加速度パターンを変更して評価値を求め,該
評価値に従って該振動が最小となる最適加速度パターン
を求めて自動設定することを特徴とする制御システムに
おける加速度パターンの設定方法。 - 【請求項2】 加速度パターンが,横軸を時間,縦軸を
速度とした時に関数の形状が台形パターンであることを
特徴とする請求項1に記載の制御システムにおける加速
度パターンの設定方法。 - 【請求項3】 加速度パターンが,横軸を時間,縦軸を
加速度とした時に関数の形状が時間軸に対して上下する
波形状であることを特徴とする請求項1に記載の制御シ
ステムにおける加速度パターンの設定方法。 - 【請求項4】 被制御物を駆動する任意の駆動装置に対
して他の駆動装置が負荷になる複数の駆動装置とそれぞ
れの駆動装置に加速度パターンを設定する加速度パター
ン設定手段を備え,該振動値が最小になるように各駆動
装置の加速度パターンを決定することを特徴とする請求
項1に記載の制御システムにおける加速度パターンの設
定方法。 - 【請求項5】 与えられた加速度パターンに従って被制
御物の移動制御をする制御システムにおいて,被制御物
に備えられた振動検出手段と,加速度パターンを発生
し,振動検出手段の検出した振動の振動値を変数として
評価関数を演算し,加速度パターンを変更して評価値を
求め,該評価値に従って最適加速度パターンを求めて自
動設定する加速度パターン設定手段と,被制御物の制御
量と該制御量の目標値との偏差を検出する偏差検出手段
と,該偏差に対して比例演算をする比例演算部と積分演
算をする積分演算部と微分演算をする微分演算部を持
ち,該各演算部の演算結果に応じて制御量を決定する駆
動制御手段とを備え,被制御物の振動値が最小になる最
適加速度パターンを求め,該加速度パターンに基づいて
理論的制御量を求め,該理論的制御量と該加速度パター
ンにより実際に生じる制御量との差を求め,該差を変数
として第2の評価関数により第2の評価値を求め,該第
2の評価値算出部の評価値に応じて該差が最小になるよ
うに該各演算部の制御ゲインの最適係数を決定すること
を特徴とする制御システムにおけるパラメータ設定方
法。 - 【請求項6】 任意の駆動装置に対して他の駆動装置が
負荷になる複数の駆動装置を備え,該振動値が最小にな
るように各駆動装置に対する最適加速度パターンを設定
し,それぞれの最適加速度パターンに従ってそれぞれの
駆動装置の最適制御係数を求めて設定することを特徴と
する請求項5に記載の制御システムにおけるパラメータ
設定方法。 - 【請求項7】 被制御物と,被制御物を駆動する駆動装
置と,駆動装置を制御する駆動制御手段と,被制御物に
設けられた振動検出手段と,振動検出手段の検出した振
動値を入力し,振動値が最小になるように被制御物を駆
動する加速度パターンを求めて自動設定する加速度パタ
ーン設定手段とを備え,被制御物の振動値を最小にする
ように自動設定された加速度パターンにより被制御物の
移動制御することを特徴とする制御システム。 - 【請求項8】 該加速度パターン設定手段は,加速度パ
ターンを発生し,振動検出手段の検出した振動の振動値
を変数として評価関数を演算し,加速度パターンを変更
して評価値を求め,該評価値に従って最適加速度パター
ンを求めて自動設定するものであり,被制御物の制御量
と該制御量の目標値との差を検出する偏差検出手段と,
該偏差に対して比例演算をする比例演算部と積分演算を
する積分演算部と微分演算をする微分演算部を持ち,該
各演算部の演算結果に応じて制御量を決定し,駆動装置
を制御する駆動制御手段とを備え,該駆動制御手段は,
該加速度パターン設定手段で求められた加速度パターン
に基づく理論的制御量を求める応答特性計算部と,該理
論的制御量と該加速度パターンに基づいて制御で実際に
生じる制御量との差を求める応答特性検出部と,該差を
変数として第2の評価関数に従って第2の評価値を求め
る評価値算出部と,該第2の評価値に応じて該各演算部
の制御ゲインの最適係数を決定する係数制御部とを備
え,該振動検出手段の振動が最小となる加速度パターン
を求め,該加速度パターンの制御で生じる該差が最小と
なるように該各演算部の制御ゲインを決定することを特
徴とする請求項7に記載の制御システム。
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- 1996-11-15 JP JP30451396A patent/JP3657718B2/ja not_active Expired - Lifetime
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