JPH10142202A - 管内挿型センサ調芯具 - Google Patents

管内挿型センサ調芯具

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JPH10142202A
JPH10142202A JP8300166A JP30016696A JPH10142202A JP H10142202 A JPH10142202 A JP H10142202A JP 8300166 A JP8300166 A JP 8300166A JP 30016696 A JP30016696 A JP 30016696A JP H10142202 A JPH10142202 A JP H10142202A
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Japan
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JP8300166A
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Masaaki Torii
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
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    • GPHYSICS
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    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/26Scanned objects
    • G01N2291/269Various geometry objects
    • G01N2291/2695Bottles, containers

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 調芯性および耐久性の向上を図った管内挿型
センサ調芯具をえる。 【解決手段】 センサホルダの前後端にそれぞれ同軸に
一端が取付けられるフレキシブルシャフト6、同各フレ
キシブルシャフトに移動自在に通されるそれぞれ一対の
リング3、同各一対のリング間に周方向等間隔に配置さ
れ、中央部が径方向に凸形をするとともに同リングの軸
芯を含む平面に対し傾き、両端が上記リング間に取付け
られる複数の弾性ワイヤ1、同各弾性ワイヤの中央部に
取付けられる耐摩耗性の球体2、各一対のリングをそれ
ぞれ対向方向に押すスプリング6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器管等の減
肉や付着金物溶接部に発生するき裂を超音波や渦電流を
利用して管の内側から検査するために使用される管内挿
型センサ調芯具に関する。
【0002】
【従来の技術】流水等により挿入される管内挿型超音波
センサを用いてボイラチューブ等の減肉や付着金物溶接
部のき裂を検査する場合、周知のように超音波センサを
装着したセンサホルダを管内において管軸中心上に保持
することが必須の要件となる。そこで、一般にはセンサ
ホルダの前後に連結したフレキシブルシャフトにストレ
ート篭式の調芯具を装備している。
【0003】図4に従来のセンサ調芯具を示す。超音波
センサ4を持つセンサホルダ5の前後端に同軸にフレキ
シブルチューブ6が取付けられている。各フレキシブル
チューブ6には1対のリング3が通されている。各1対
のリング3間には、図5に示すように周方向等間隔に中
央が径方向に凸形の弾性ワイヤ1の両端が取付けられて
いる。一対のリング3の前または後側にはスプリング7
が同軸に配置され、その前または後側より調整ネジ8で
押えられている。
【0004】なお図4中、10は先端ガイド、11は信
号ケーブル、12はケーブルジョイント、13はセンサ
搬送水兼探傷媒質水である。
【0005】以上において、これらが検査対象の管9内
に挿入されると弾性ワイヤ1の最外周部が管9内面に接
触し、フレキシブルシャフト6、すなわちセンサ4の調
芯作用をする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の調芯具は、
管内に挿入されると弾性ワイヤの最外周部が管内面に接
触して管軸方向に変形するが、図6に示すように円周方
向へは弾性ワイヤが非常に不安定な状態で変形するため
良好な調芯が得られない。さらにこの種の調芯具は変形
後の復元力が重要であり、弾性ワイヤにプラスチックや
ナイロン製のワイヤが使用されるが、これらの素材は、
管の内面との接触部に摩耗が生じるため、著しく耐久性
が悪いという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
【0008】すなわち、管内挿型センサ調芯具として、
センサホルダの前後端にそれぞれ同軸に一端が取付けら
れるフレキシブルシャフトと、同各フレキシブルシャフ
トに移動自在に通されるそれぞれ一対のリングと、同各
一対のリング間に周方向等間隔に配置され、中央部が径
方向に凸形をするとともに同リングの軸芯を含む平面に
対し傾き、両端が上記リング間に取付けられる複数の弾
性ワイヤと、同各弾性ワイヤの中央部に取付けられる耐
摩耗性の球体と、上記各一対のリングをそれぞれ対向方
向に押すスプリング手段とを設ける。
【0009】以上において、検査対象の管内に挿入され
ると、スプリング手段を介して対向方向にリングが押さ
れているので、弾性ワイヤの最外周部の球体は管内面に
接触する。そしてフレキシブルシャフトの偏心の大きさ
に応じて弾性ワイヤは変形する。このとき、最外周部は
径方向と周方向に変形するが、リングの軸芯を含む平面
に対して傾いているので、周方向には、各弾性ワイヤも
傾き方向に変形し、ばらばらな変形、すなわち不安定な
変形が発生しない。したがって強い調芯作用がえられ
る。
【0010】また管内面との接触摺動部は耐摩耗性のよ
い球体なので耐久性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1〜図
3により説明する。
【0012】なお、従来例で説明した部分は、同一の番
号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に
説明する。
【0013】図1にて、センサホルダ5の前後のフレキ
シブルシャフト6には1対のリング3がそれぞれ通され
ている。
【0014】各1対のリング3間には図2と図3に示す
ように、弾性ワイヤ1の両端が取付けられる。弾性ワイ
ヤ1の中央部cは径方向に凸形になっており、かつ軸芯
bを含む平面aに対し傾斜角θ2 の傾き形状になってい
る。すなわち、径方向にふくらんだ、ら線状になってい
る。また端部は軸芯bに対し径方向の傾斜角θ1 で取付
けられている。
【0015】弾性ワイヤ1の最外周部には耐摩耗性の球
体(鋼球)2が取付けられている。リング3の前方およ
び後方にはスプリング7とその調整ネジ8が設けられて
いる。
【0016】以上において、検査対象の管9内に挿入さ
れると、スプリング7を介してリング3が対向方向に押
されているので、弾性ワイヤ1の最外周部の球体2は管
内面に接触する。そしてフレキシブルシャフト6の偏心
の大きさに応じて弾性ワイヤ1は変形する。このとき、
最外周部は径方向と周方向に変形するが、リング3の軸
芯を含む平面aに対して傾いているので、周方向には、
各弾性ワイヤ1も傾き方向に変形し、ばらばらな変形、
すなわち不安定な変形が発生しない。
【0017】したがって、内径が異なる管(異径管)1
でなる熱交換器管等の検査の際には、管9の内径に追従
して鋼球2付きのワイヤ1があたかもカメラの絞り機構
の様に周方向および軸方向に均等に変形する。そのた
め、センサホルダ5は常に管9の中央(軸芯)に保持さ
れ、良好な調芯状態が保たれる。
【0018】また管内面との接触摺動部は耐摩耗性のよ
い球体2なので耐久性が向上する。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
次の効果を奏する。
【0020】一対のリングに弾性ワイヤを取付ける際に
周方向および軸方向とも傾斜角をもたせているので管の
内径に追従して同ワイヤがカメラの絞り機構の様に周方
向および軸方向に均等に変形する。そのため、センサホ
ルダは常に管の中央(軸芯)に保持され、良好な調芯状
態が保たれる。
【0021】管の内面と接触する弾性ワイヤの最外周部
(ワイヤの中心部)に耐摩耗性に優れた球体を取付けて
いるので、弾性ワイヤが摩耗することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の側面図である。
【図2】同一形態のリング部の詳細側面図である。
【図3】同一形態のリング部の詳細正面図である。
【図4】従来例の側面図である。
【図5】同従来例のリング部の側面図である。
【図6】同従来例の作用説明図である。
【符号の説明】
1 弾性ワイヤ 2 球体 3 リング 4 超音波センサ 5 センサホルダ 6 フレキシブルシャフト 7 スプリング 8 調整ネジ 9 管 10 先端ガイド 11 信号ケーブル 12 ケーブルジョイント 13 センサ搬送水兼探傷媒質水

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサホルダの前後端にそれぞれ同軸に
    一端が取付けられるフレキシブルシャフトと、同各フレ
    キシブルシャフトに移動自在に通されるそれぞれ一対の
    リングと、同各一対のリング間に周方向等間隔に配置さ
    れ、中央部が径方向に凸形をするとともに同リングの軸
    芯を含む平面に対し傾き、両端が上記リング間に取付け
    られる複数の弾性ワイヤと、同各弾性ワイヤの中央部に
    取付けられる耐摩耗性の球体と、上記各一対のリングを
    それぞれ対向方向に押すスプリング手段とを備えてなる
    ことを特徴とする管内挿型センサ調芯具。
JP30016696A 1996-11-12 1996-11-12 管内挿型センサ調芯具 Expired - Fee Related JP3389028B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014092516A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 管内挿入水浸式の超音波探傷装置
JP2018136272A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 三菱日立パワーシステムズ株式会社 渦電流探傷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014092516A (ja) * 2012-11-06 2014-05-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 管内挿入水浸式の超音波探傷装置
JP2018136272A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 三菱日立パワーシステムズ株式会社 渦電流探傷装置

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