JPH10142172A - 分析プロファイル上のマーカ表示方法 - Google Patents

分析プロファイル上のマーカ表示方法

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JPH10142172A
JPH10142172A JP8293545A JP29354596A JPH10142172A JP H10142172 A JPH10142172 A JP H10142172A JP 8293545 A JP8293545 A JP 8293545A JP 29354596 A JP29354596 A JP 29354596A JP H10142172 A JPH10142172 A JP H10142172A
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JP
Japan
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Application number
JP8293545A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamada
浩之 山田
Masaki Saito
昌樹 斉藤
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Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 KLMマーカが重なる場合に見やすく表示す
る。 【解決手段】 分析装置1により試料を測定して得られ
た分析プロファイル上に元素名とその位置のマーカを表
示する分析プロファイル上のマーカ表示方法において、
データ処理部24によりマーカ情報記憶部22の情報か
ら表示する複数のマーカが分析プロファイル上で重なる
か否かを判断し、重なる場合に表示回路25により複数
のマーカを分割して表示する。この場合、複数のマーカ
を異なる色や線種で分割して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子プローブマイ
クロアナライザ(EPMA)等の分析装置により試料を
測定して得られた分析プロファイル上に元素名とその位
置のマーカを表示する分析プロファイル上のマーカ表示
方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】X線マ
イクロアナライザ(EPMA)は、試料表面に電子ビー
ム照射し、そこから発生する特性X線を検出して、その
試料中に含まれる元素分析を行うものである。特性X線
は、元素によってK線、L線、M線、さらにKα、K
β、……、1次線、2次線、……等多種に及び、X線マ
イクロアナライザでは、3次線程度の高次X線まで観測
される。これら観測X線のプロファイル上に現れるピー
ク波形は、ある広がりをもっているので、X線同士が重
なって観測されることも多い。元素分析では、元素を指
定して、X線マイクロアナライザにより得られる試料の
特定X線のプロファイル上にその指定した元素の各特性
X線の位置及び元素名をKLMマーカにより表示するこ
とにより、KLMマーカ近傍のピークから指定した元素
が存在するかどうかを確認している。
【0003】図5は従来のKLMマーカの表示例を示す
図である。電子プローブマイクロアナライザ(EPM
A)から収集された特性X線のプロファイルのピークを
観測して元素分析を行う場合、例えば軽元素のBeのよ
うに特性X線がK線だけというものもあるが、重元素に
なると、上記のように複数の線種、次数の特定X線が観
測され、それぞれのX線の存在と、相対的なピークの強
度から、元素分析が行われる。この場合、X線同士が重
なって観測されるとこがあるため、元素分析に際して複
数の元素を指定してそれぞれのKLMマーカをプロファ
イル上に表示させるようにした場合、図5、に示す
ようにそれぞれのX線が近接していなければ問題ない
が、に示すようにプロファイル上でKLMマーカが他
の元素のものと重なると、見にくくなり見間違ったり、
確認ができない等の問題が生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、KLMマーカが重なる場合に見や
すく表示するものである。
【0005】そのために本発明は、分析装置により試料
を測定して得られた分析プロファイル上に元素名とその
位置のマーカを表示する分析プロファイル上のマーカ表
示方法において、表示する複数のマーカが分析プロファ
イル上で重なるか否かを判断し、重なる場合に複数のマ
ーカを分割して表示することを特徴とし、複数のマーカ
を異なる色や線種で分割して表示することを特徴とする
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るマーカ表示
によるプロファイル分析装置の実施の形態を示す図であ
り、1はEPMA、2は分析データ処理装置、3はディ
スプレイ、4はマーカ指定部、21はプロファイル収集
部、22はマーカ情報記憶部、23はプロファイル記憶
部、24はデータ処理部、25は表が回路を示す。
【0007】図1において、EPMA1は、電子銃から
発生した電子線を収束レンズ、対物レンズを通して細く
絞って試料に照射し、その電子線照射部から放射された
特性X線を検出器で検出するX線マイクロアナライザで
ある。分析データ処理装置2は、EPMA1から検出さ
れた特性X線の信号をプロファイルデータとして取り込
み、処理するものであり、プロファイル収集部21、マ
ーカ情報記憶部22、プロファイル記憶部23、データ
処理部24及び表示回路25を備えている。プロファイ
ル収集部21は、EPMA1を制御して特性X線のプロ
ファイルデータを収集するものであり、プロファイル記
憶部23は、その収集したプロファイルデータを格納
し、マーカ情報記憶部22は、KLMマーカに関する情
報を格納するそれぞれハードディスクその他のメモリで
ある。データ処理部24は、プロファイル記憶部23に
格納されたプロファイルデータをディスプレイ3の画面
に表示するための処理を行うと共に、マーカ指定部4に
より指定されたマーカ指定情報に基づきマーカ情報記憶
部22のKLMマーカに関する情報を読み出して重なる
マーカを検出処理等を行うCPUである。表示回路25
は、ディスプレイ3の画面に表示されるプロファイル上
にKLMマーカを表示するための制御を行うものであ
り、近接するX線のKLMマーカを表示する場合には、
マーカを上下に分割して色や線種を変えて見やすいよう
に表示する。
【0008】次に、KLMマーカに関する情報とその表
示の例について具体的に説明する。図2はマーカ情報記
憶部の構成例を示す図、図3は元素の指定に基づくKL
Mマーカの表示処理の流れを説明するための図、図4は
本発明によるKLMマーカの表示例を示す図である。
【0009】マーカ情報記憶部22は、図2(A)に示
すようにFeやCu等の各元素毎の特性X線とそれぞれ
の特性X線に対応するマーカの位置情報としての波長、
さらにはマーカ表示の高さからなるKLMマーカに関す
る情報のテーブルを格納している。また、図2(B)や
(C)に示すように各元素に上記KLMマーカに関する
情報のメモリアドレスを持つ元素テーブルや各特性X線
の表示色等の表示属性を設定したテーブル等を適宜備え
るようにしてもよい。特性X線は、先に述べたようにK
α1 、Kα2 、……、Kβ1 、……、M、……等であ
り、マーカ表示の高さは、基準を100として同じ元素
の中の相対強度に応じて設定されるものである。データ
処理部24は、マーカ指定情報として、マーカ指定部4
により元素が指定されると、この指定された元素につい
てマーカ情報記憶部22に格納された、例えば図2に示
すようなKLMマーカに関する情報のテーブルから、各
特性X線とその波長、高さを読み出して表示回路25に
渡すことにより、X線プロファイル上に指定された元素
に係るKLMマーカを表示する。
【0010】KLMマーカの表示処理では、図3に示す
ようにまず、EPMA1を制御して収集した特性X線の
プロファイルデータによりプロファイルを表示する(ス
テップS11)。このプロファイルを表示すると、表示
したい元素がマーカ指定部4により指定されるので、そ
の指定された元素を表示するマーカの元素として設定
(登録)する(ステップS12)。複数の元素が指定さ
れる場合には、その設定処理を繰り返し実行し、指定終
了の入力により設定終了になると(ステップS13)、
設定した元素によりマーカ情報記憶部22からKLMマ
ーカに関する情報を読み出す(ステップS14)。そし
て、各特性X線の波長を比較することにより、重なるマ
ーカの有無を判断する(ステップS15)。その結果、
近接するX線、つまり重なるマーカが有ったか否かによ
り、重なるマーカが有った場合には、重なるマーカを上
下で分割して表示態様を変え(ステップS16)、重な
るマーカが無かった場合には、そのまま設定した元素の
KLMマーカをプロファイル上に表示する(ステップS
17)。
【0011】このようなKLMマーカの表示処理によ
り、例えば図4に示すように重なるマーカとしてFeと
Cuのマーカがある場合、上にFeのマーカを、下にC
uのマーカを表示する。なお、この場合、上のマーカと
下のマーカを図4(A)に示すように異なる色で表示し
たり、図4(B)に示すように異なる線種で表示する。
また、元素名の表示は、図4(A)に示すようにそれぞ
れのマーカに合わせて任意の位置に移動してもよいし、
図4(B)に示すようにマーカと元素名との対応が明確
になるように矢印などの線を表示してもよい。このよう
にすることにより、マーカが重なっていることをわかり
やすく、また、見間違えないように表示することができ
る。
【0012】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記実施の形態では、電子プローブマイクロアナライザに
より測定された特性X線のプロファイル上にマーカを表
示する例で説明したが、他の分析プロファイル上でマー
カを表示する場合にも同様に適用できることはいうまで
もない。また、2つのマーカが重なる場合について説明
したが、重なるマーカがさらに増える場合にも同様であ
る。さらに、重なるマーカを表示する場合に、高さが同
じ場合には、その高さを上下に等分割し、高さが異なる
場合には、低い方の高さで分割してもよいし、分割した
場合のいずれが軽元素かに応じて上下に配分するように
処理してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数の元素を指定してそのマーカを表示する
場合に、重なるマーカは分割して表示態様を変えて表示
するので、重なるマーカを見やすく表示することができ
る。したがって、プロファイルを見るときの見間違いや
見にくさがなくなり、元素分析がしやすくなり、分析精
度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るマーカ表示によるプロファイル
分析装置の実施の形態を示す図である。
【図2】 マーカ情報記憶部の構成例を示す図である。
【図3】 元素の指定に基づくKLMマーカの表示処理
の流れを説明するための図である。
【図4】 本発明によるKLMマーカの表示例を示す図
である。
【図5】 従来のKLMマーカの表示例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…EPMA、2…分析データ処理装置、3…ディスプ
レイ、4…マーカ指定部、21…プロファイル収集部、
22…マーカ情報記憶部、23…プロファイル記憶部、
24…データ処理部、25…表示回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分析装置により試料を測定して得られた
    分析プロファイル上に元素名とその位置のマーカを表示
    する分析プロファイル上のマーカ表示方法において、表
    示する複数のマーカが分析プロファイル上で重なるか否
    かを判断し、重なる場合に複数のマーカを分割して表示
    することを特徴とする分析プロファイル上のマーカ表示
    方法。
  2. 【請求項2】 複数のマーカを異なる色で分割して表示
    することを特徴とする請求項1記載の分析プロファイル
    上のマーカ表示方法。
  3. 【請求項3】 複数のマーカを異なる線種で分割して表
    示することを特徴とする請求項1記載の分析プロファイ
    ル上のマーカ表示方法。
JP8293545A 1996-11-06 1996-11-06 分析プロファイル上のマーカ表示方法 Pending JPH10142172A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63118644A (ja) * 1986-11-07 1988-05-23 Jeol Ltd 特性x線スペクトルによる元素判定方法
JPH04343051A (ja) * 1991-05-20 1992-11-30 Casio Comput Co Ltd 電子線マイクロアナライザのデータ解析システム
JPH08505700A (ja) * 1992-11-18 1996-06-18 サラセプ インコーポレイテッド 核酸断片の分離法

Patent Citations (3)

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Effective date: 20030924